JPS62158938A - 分離形空気調和機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は分離形空気調和機の制御回路構成に関する。

従来の技術 従来、分離形空気調和機の制御回路構成は種々提案され
ている。

従来、分離形空気調和機において、ディアイス装置を室
外ユニットに配する構成が主流であったが、近年、制御
の合理化、高機能化を目ざして、室内ユニット側の情報
のみでディアイス動作を完結させる制御が出現している
。

発明が解決しようとする問題点 分離形空気調和機に於て、暖房過負荷運転に対する冷凍
サイクル保護方法として、室外ファンモータを停止して
、室外の吸熱量を押える制御が主流であるが、室外ファ
ンモータを停止すると、低３　・＼− 圧圧力が急激に下降し、室外側熱交換器に着霜すること
により、着霜量が少いのに、ディアイス動作に入ってし
まうことがあった。この防護策としては、過負荷保護動
作時には、動作温度を下げるなどしてディアイス動作に
入りにくくする必要がある。

また、室内ユニット側にディアイス制御機能を持たぜる
場合、ディアイス終了検出を行うためには、室外ユニッ
ト側のディアイス終了判定として除霜サイクル即ち、冷
房サイクルの高圧圧力を検出することが最適であるが、
代替手段として室内ユニットにおいて、主として圧縮機
電流を測定し、ディアイス終了を判定する方法が用いら
れている。

しかし、例えば圧縮機のみ三相電源を受電する形態の空
気調和機では室内ユニット側で電流値によるディアイス
終了判定を行うことは不可能である。

本発明は、過負荷検出及びティアイス終了検出を室外ユ
ニットの圧力スイッチにより行い、室内及び室外ユニッ
トの接続ケーブルを４芯に押え、圧力スイッチ動作状況
を室内ユニットのマイクロコンピュータに入力し、より
理想的な空調制御を行うことを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、圧縮機制御線Ａ
と、室外圧力スイッチ動作検知線Ｂと、四方弁制御線Ｃ
と、共通電源線りの合計４線からなる室内外接続ケーブ
ルを有し、室外機側には前記圧縮機制御線Ａ及び室外圧
力スイッチ動作検知線Ｂ間に室外ファンモータリレー１
４のコイルを、前記室外圧力スイッチ動作検知線Ｂ及び
共通電源線りには、冷房時高圧圧力を検出する圧力スイ
ッチ８と、暖房時高圧圧力を検出する圧力スイッチ９の
それぞれ高圧時閉側端子及び共通端子とを並列に接続し
、前記四方弁制御線Ｃ及び共通電源線り間には四方弁４
及び室外ファンモータ用リレー１５のコイルを並列に接
続し、更に前記圧縮機制御線Ａには、前記室外ファンモ
ータ用リレー１４゜１５の接点の並列接続の一端を接続
し、他端より室外ファンモータ７及び圧力スイッチ９の
低圧時５へ−１ 閉側接点をそれぞれ直列に接続し、また前記圧縮機制御
線Ａ及び共通電源線り間には圧縮機部５を接続する構成
としている。

作　　　用 上記手段において、圧縮機制御線Ａには室内側ユニット
より圧縮機を開閉する信号、四方弁制御線Ｃには暖房運
転時、冷凍サイクルを暖房サイクルとするための四方弁
を開閉する信号が出ている。

また室外圧力スイッチ動作検知線Ｂには室外ユニットよ
り室内ユニットに向かって、室外圧力スイッチの動作信
号が送られる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図を用いて説明する。

第２図は冷凍サイクル図である。

同図において、１は室内側熱交換器、２は圧力を遮断す
るキャピラリチューブ、３は室外側熱交換器、４は冷房
及び暖房サイクルを切換える四方弁、５は圧縮機、６は
室内ファンモータ、７は室外ファンモータ、８は冷房時
高圧部に設けられた６　ぺ−７゛ 第１の圧力スイッチ、９は暖房時高圧部に設けられた第
２の圧力スイッチ、である。第１図中、冷媒の流れ方向
を矢印にて示している。

第１の圧力スイッチ８は冷房時高圧圧力がＰ、　　−（
約１０ｋｑ／ｃＡ）を越えると閉となる接点を有してお
り、ディアイス終了検知の役割を持っている。

また第２の圧力スイッチ９は暖房時高圧圧力がＰ２　（
約２５ｋｔｉ／ｃａ）を越えると反転する接点を有して
おり、暖房過負荷検知及び室外ファンモータ７の停止の
役割を持っている。

第１図は電気回路図である。ここで１０はコントローラ
、１１は室内ファンモータ用リレー、１２は圧縮機用リ
レー、１３は四方弁用リレー、１４．１５はそれぞれ第
１、第２の室外ファンモータ用リレー、１６はフォトカ
プラである。Ａは圧縮機制御線、Ｂは室外圧力スイッチ
動作検知線、Ｃは四方弁制御線、Ｄは共通電源線を示し
、同図の如く接続されている。

第１の室外ファンモータ用リレー１４は冷房時に圧力ス
イッチ８がＯＮとなるので通常は通電さ７　・ れている。また第２の室外ファンモータ用リレー１５は
四方弁と並列に接続されており、暖房運転時は通常ＯＮ
となっている。圧縮機部５は、圧縮機電源が３相の場合
は三相用リレーを介して接続されることになる。

次に動作を説明する。

冷房運転開始時、コントローラ１０により室内ファンモ
ータ用リレー１１、圧縮機用リレー１２がＯＮとなり、
室内ファンモータ６、圧縮機部５がＯＮとなり冷房運転
が開始される。このとき四方弁４、第２の室外ファンモ
ータ用リレー１５は通電されない。また第２の圧力スイ
ッチ９は冷房時低圧側に設置されているので全く動作し
ない。

第１の圧力スイッチ８は、通常冷房運転時において、冷
凍サイクルのバランス圧力が、５〜１２ｋｔｉ　／　ｃ
ｉであるので、スタート時よりＯＮ１またはスタート後
１０秒程度でＯＮとなり、冷房運転に支障はない。この
とき室外圧力スイッチ動作検知線Ｂを通してコントロー
ラ１０に入力されるが、コントローラ１０はこの場合側
の処理も行わない。

第１の圧力スイッチ８がＯＮとなると、第１の室外ファ
ンモータ用リレー１４がＯＮとなり、室外ファンモータ
７が回転動作となり、以後冷房運転を継続する。

次に暖房運転について説明する。

通常暖房運転の場合は第１の圧力スイッチ８は暖房時低
圧となり、動作しない。また第２の圧力スイッチ９も動
作しない。一方室内ユニットの室内ファンモータ用リレ
ー１１、圧縮機用リレー１２、四方弁用リレー１３はＯ
Ｎとなり、室内ファンモータ６、圧縮機部５、四方弁４
、第２の室外ファンモータ用リレー１５かＯＮとなる。

従って室外ファンモータ７もＯＮとなり暖房運転を行う
。

次に暖房過負荷運転になって高圧圧力が２２以上になる
と、上記暖房運転の状態から第２の圧力スイッチ９が反
転する。このとき室外ファンモータ７が停止となり、室
外圧力スイッチ動作検知線Ｂを通してコントローラ１０
に第２の圧力スイッチ９の動作が入力される。コントロ
ーラ１０はこ９　ぺ−７゛ の入力を受けて、ディアイス動作の条件の変更を行う。

そして室外ファンモータ７が停止することにより、高圧
圧力が低下し、暖房過負荷状態が回避され、高圧圧力が
一定の値まで低下すると通常暖房に戻ることになる。

次にディアイス運転について説明する。

通常暖房または暖房過負荷運転の状態で、コントローラ
１０が室外熱交換器３の着霜を検知すると、室内ファン
モータ６、四方弁４を停止とする。

このとき第２の室外ファンモータ用リレー１５もＯＦＦ
となり、室外ファンモータ７も停止となる。

つまり冷房サイクルで圧縮機部５のみ運転のディアイス
運転となる。

この状態で運転を継続すると、室外熱交換器３は高圧側
となっており、着霜した氷が融解する。

氷が完全に融けると高圧が更に上昇し、一定圧力Ｐ１　
（約ｋｇ　／　ｃｉ　）に達すると第１の圧力スイッチ
８がＯＮとなる。その結果、室外圧力スイッチ動作検知
線Ｂを通じてコントローラ１ｏはディアイス終了を検知
し、室内ファンモータ６、四方弁４１０　ベー、゛ を再びＯＮとして、暖房運転に復帰する。

ここでコントローラ１０は、暖房運転時の室外圧力スイ
ッチいずれかのＯＮは過負荷と判定し、ディアイス運転
中はディアイス復帰と判定することにしている。

次に第３図に電子制御ブロック図を示す。

第３図はコントローラ１０の一部を示しており、図中１
６は圧力スイッチ動作入力を行うフォトカプラ、１７は
マイクロコンピュータ、１８は室内熱交換器１の温度を
検出するセンサである。マイクロコンピュータ１７はセ
ンサ１８及び内部タイマなどによりディアイス動作、復
帰などの処理を行っている。

次に第４図のフローチャートによりマイクロコンピュー
タ１７の暖房動作を説明する。

暖房運転において、まずディアイス条件が確立している
かどうかを判定し、ディアイスでなければ高圧圧力を判
定する。圧力がすっとＰ２以下であればセンサ１８及び
内部タイマなどの設定を通常ディアイス条件にセットす
る。また過負荷運転を１回でも越えていれば、センサ１
８及び内部タイマなどの設定を過負荷ディアイス条件に
セットする。

次にディアイス条件が確立すると、室内ファンモータ用
リレー１１、四方弁用リレー１３をＯＦＦとし、ディア
イス運転に入る。ディアイス運転に入ると、第１の圧力
スイッチ８の状態を判定する。

第１の圧力スイッチ８の検出する圧力がＰ２以下であれ
ばディアイス運転を継続し、２２以上となって第１の圧
力スイッチ８が反転すると、ディアイス終了を検知し、
室内ファンモータ用リレー１１、四方弁用リレー１３を
再びＯＮとし、暖房運転を再開する。

発明の効果 本発明によれば、室内側ユニットにディアイス処理機能
を持たせた分離形空気調和機に於て、室内外接続ケーブ
ルを４芯に押えながら、ディアイス処理に過負荷補正を
加えることができ、正確なディアイス復帰を行うことが
できる。特に圧縮機を三相で分離駆動するシステムに於
ては、コンパクトな回路構成で、合理的な制御を行うこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

′　第１図は本発明の一実施例を示す空気調和機の電気
回路図、第２図は同空気調和機の冷凍サイクル図、第３
図は同空気調和機の電子制御ブロック図、第４図は同空
気調和機におけるマイクロコンピュータの暖房動作を説
明するフローチャートである。 ８　・・・第１の圧力スイッチ、９・・・・・・第２の
圧力スイッチ、１０・・・・コントローラ、１１・・・
・・・室内ファンモータ用リレー、１２・・・・・・圧
縮機用リレー、１３・・・・・四方弁用リレー、１４・
・・・・・第１の室外ファンモータ用リレー、１５・・
・・・・第２の室外ファンモータ用リレー、Ａ・・・・
・圧縮機制御線、Ｂ・・・・・室外圧力スイッチ動作検
知線、Ｃ・・・・・・四方弁制御線、Ｄ・・・・・・共
通電源線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 圧縮機制御線と、室外圧力スイッチ動作検知線と、四方
   弁制御線及び共通電源線の合計４線からなる室内外接続
   ケーブルを有し、室外機側には、前記圧縮機制御線及び
   室外圧力スイッチ動作検知線間に第１の室外ファンモー
   タ用リレーのコイルを接続し、さらに前記室外圧力スイ
   ッチ動作検知線及び共通電源線には冷房時高圧圧力を検
   出する第１の圧力スイッチと、暖房時高圧圧力を検知す
   る第２の圧力スイッチのそれぞれ高圧時閉側端子及び共
   通端子とを並列に配し、前記四方弁制御線及び共通電源
   線間には四方弁及び第２の室外ファンモータ用リレーの
   コイルを並列に接続し、更に前記圧縮機制御線には前記
   第１、第２の室外ファンモータ用リレーの接点の並列接
   続の一端を接続し、他端より室外ファンモータ及び第２
   の圧力スイッチの低圧時閉側接点をそれぞれ直列に接続
   し、また前記圧縮制御線及び共通電源線間には圧縮機部
   を接続する構成とした分離形空気調和機の制御装置。