JPS591129B2 - 冷延鋼板の洗浄装置 - Google Patents
冷延鋼板の洗浄装置Info
- Publication number
- JPS591129B2 JPS591129B2 JP9594979A JP9594979A JPS591129B2 JP S591129 B2 JPS591129 B2 JP S591129B2 JP 9594979 A JP9594979 A JP 9594979A JP 9594979 A JP9594979 A JP 9594979A JP S591129 B2 JPS591129 B2 JP S591129B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- nozzle
- rolled steel
- cleaning
- nozzle header
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B45/02—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for lubricating, cooling, or cleaning
- B21B45/0203—Cooling
- B21B45/0209—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants
- B21B45/0215—Cooling devices, e.g. using gaseous coolants using liquid coolants, e.g. for sections, for tubes
- B21B45/0233—Spray nozzles, Nozzle headers; Spray systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、冷延鋼板の製造工程において、電解消浄ライ
ンを省略した鋼板表面に生ずるスマツジの発生を防止す
るための洗浄装置に関する。
ンを省略した鋼板表面に生ずるスマツジの発生を防止す
るための洗浄装置に関する。
冷間圧延工程では、潤滑と冷却のために圧延油を使用す
るが、鋼板に付着している圧延油は焼鈍工程の高漉雰囲
気中で分解し、炭化物としてのスマツジ(汚れ)となつ
て残留する。このスマツジは製品外観やメッキの付着を
悪くするために除去する必要があV)、一般的には焼鈍
工程前にアルカリ性洗浄液を用いたブラッシングおよび
電気分解による清浄ラインを通過させて鋼板表面の圧延
油を除去させるようにしている。しかしながら、清浄工
程は比較的コスト高になるため、通常の冷延過程におい
ては表面品質が厳し〈要求されるものだけを清浄ライン
を通し、それレ外のものは清浄ラインを省略して焼鈍ラ
インヘ直送する方法をとつていた。
るが、鋼板に付着している圧延油は焼鈍工程の高漉雰囲
気中で分解し、炭化物としてのスマツジ(汚れ)となつ
て残留する。このスマツジは製品外観やメッキの付着を
悪くするために除去する必要があV)、一般的には焼鈍
工程前にアルカリ性洗浄液を用いたブラッシングおよび
電気分解による清浄ラインを通過させて鋼板表面の圧延
油を除去させるようにしている。しかしながら、清浄工
程は比較的コスト高になるため、通常の冷延過程におい
ては表面品質が厳し〈要求されるものだけを清浄ライン
を通し、それレ外のものは清浄ラインを省略して焼鈍ラ
インヘ直送する方法をとつていた。
したがつて、直送される鋼板についてはスマツジの発生
を伴い、表面品質の上で問題を残していた。本発明の目
的は、清浄ラインを省略する鋼板におけるスマツジの発
生を効果的に防止する装置を提供し、表面品質上におけ
る従来の問題点に対処させることにある。
を伴い、表面品質の上で問題を残していた。本発明の目
的は、清浄ラインを省略する鋼板におけるスマツジの発
生を効果的に防止する装置を提供し、表面品質上におけ
る従来の問題点に対処させることにある。
本発明の主眼は、冷延後の鋼板表面に洗浄液(アルカリ
性洗浄液や温水等レ下単に洗浄液と呼ぶ)を噴射して該
表面を洗浄したのちに、これらの液体を鋼板表面から除
去して電解消浄ラインに準する洗浄化を行わせることで
あり、特に効果的な洗浄を行わせるために、噴射ノズル
に対して特別な角度をもたせたことに特徴がある。
性洗浄液や温水等レ下単に洗浄液と呼ぶ)を噴射して該
表面を洗浄したのちに、これらの液体を鋼板表面から除
去して電解消浄ラインに準する洗浄化を行わせることで
あり、特に効果的な洗浄を行わせるために、噴射ノズル
に対して特別な角度をもたせたことに特徴がある。
本発明の装置における噴射ノズルは通常、約100に9
/Cdの高い圧力と、1000e/min程度(片面当
υ)の流量によつて洗浄液を噴射させるものであり、第
1図に示すように、冷延タンデム・ミルcの場合最終ス
タンドの入側または入側と出側に同様の形態で設けられ
る。
/Cdの高い圧力と、1000e/min程度(片面当
υ)の流量によつて洗浄液を噴射させるものであり、第
1図に示すように、冷延タンデム・ミルcの場合最終ス
タンドの入側または入側と出側に同様の形態で設けられ
る。
ノズル・ヘッダ1は鋼板sの板幅方向に十分に対応でき
る長さを備えているが、第2図および第3図に示すよう
に、中央の支持腕2を中心として水平方向に任意角度の
旋回調整ができるようになつており、常態としては、む
しろ板幅方向に直交させず、一定の角度α(30〜45
度が好ましい)を保つて固定されるようになつている。
したがつて、ヘッダ1の嵌合部11は、洗浄液の供給路
を兼ねる支持腕2に対して回転自在.かつ水密連結にさ
れ.角度設定後にねじ21等によつて固定されるように
なつている。ヘツダ1には.当然ノズルを設けるが.本
発明のノズルに}いては.スポツト状の噴射をするパイ
プノズルを多数設けるものではなく.ヘツダ1にそつて
長く連続したスリツト状のノズル12を設け.これによ
つて噴射液体が広幅の滝状に間断な〈噴射できるように
してある。
る長さを備えているが、第2図および第3図に示すよう
に、中央の支持腕2を中心として水平方向に任意角度の
旋回調整ができるようになつており、常態としては、む
しろ板幅方向に直交させず、一定の角度α(30〜45
度が好ましい)を保つて固定されるようになつている。
したがつて、ヘッダ1の嵌合部11は、洗浄液の供給路
を兼ねる支持腕2に対して回転自在.かつ水密連結にさ
れ.角度設定後にねじ21等によつて固定されるように
なつている。ヘツダ1には.当然ノズルを設けるが.本
発明のノズルに}いては.スポツト状の噴射をするパイ
プノズルを多数設けるものではなく.ヘツダ1にそつて
長く連続したスリツト状のノズル12を設け.これによ
つて噴射液体が広幅の滝状に間断な〈噴射できるように
してある。
また.ノズル12は.第5図に示すように.ヘツダ1の
円周方向にそつて2箇所に設けてもよく.いずれも鋼板
sの流れ方向に対して一定角度β(15〜45板が好ま
しい)を保つて噴射できるようにしてある。この噴射角
度を15〜45度にしたのは.15度?下では鋼板の汚
れを水流にて洗浄する効果が小さく45度リ上では鋼板
の汚れを飛ばす水流の鋼板面上への衝突流圧が小さくな
るので好まし〈ない。したがつて.噴射角を15〜45
度とした。ノズル・ヘツダ1の両端には6隔板13を水
密遊嵌に配して噴射液体の漏出を防いでいる。隔板13
は.第4図にも示すように,ノズル12を含むノズル・
ヘツダ1全体の横断面方向に係合する形状になされ.し
かも調整ハンドル14の操作によつてヘツダ1内を滑動
移動して位置調整ができるようになつている。したがつ
て.鋼板sの板幅に対応して噴射幅を設定できる。隔板
13に替えてカバをヘツダ1の端部外周に滑動自在に係
合させて.ノズル12の噴射幅を調節してもよい。
円周方向にそつて2箇所に設けてもよく.いずれも鋼板
sの流れ方向に対して一定角度β(15〜45板が好ま
しい)を保つて噴射できるようにしてある。この噴射角
度を15〜45度にしたのは.15度?下では鋼板の汚
れを水流にて洗浄する効果が小さく45度リ上では鋼板
の汚れを飛ばす水流の鋼板面上への衝突流圧が小さくな
るので好まし〈ない。したがつて.噴射角を15〜45
度とした。ノズル・ヘツダ1の両端には6隔板13を水
密遊嵌に配して噴射液体の漏出を防いでいる。隔板13
は.第4図にも示すように,ノズル12を含むノズル・
ヘツダ1全体の横断面方向に係合する形状になされ.し
かも調整ハンドル14の操作によつてヘツダ1内を滑動
移動して位置調整ができるようになつている。したがつ
て.鋼板sの板幅に対応して噴射幅を設定できる。隔板
13に替えてカバをヘツダ1の端部外周に滑動自在に係
合させて.ノズル12の噴射幅を調節してもよい。
本発明装置にあ・けるノズル・ヘツダ1の旋回角度αは
,鋼板のラインス・ビードや汚れの具合によつて任意に
調節することが可能であるが.通常45て程度が適当で
あV).また.ノズル12に設ける角βは15〜45V
が適当である。
,鋼板のラインス・ビードや汚れの具合によつて任意に
調節することが可能であるが.通常45て程度が適当で
あV).また.ノズル12に設ける角βは15〜45V
が適当である。
本装置に訃いては.鋼板sの移送方向に逆つて噴射され
るスプレaによつて.まず汚れを浮上させたのち.移送
方向にそつて噴射されるスプレbによつて洗浄される。
るスプレaによつて.まず汚れを浮上させたのち.移送
方向にそつて噴射されるスプレbによつて洗浄される。
このとき噴射液は鋼板上へスポツト状に噴射されず切れ
目のない帯状で鋼板の全幅方向へー様に噴射される。さ
らに.噴射の幅は隔板13によつて鋼板幅に合わせて調
整される。本発明によれば.ノズル配列の効果によつて
洗浄効果が著し〈高められるので.清浄工程を省略した
鋼板について.スマツジの発生を十分に防止でき.焼鈍
工程へ直送する鋼板の表面品質を大幅に向上させうると
ともVc.従来.清浄ラインを省略できなかつた種類の
鋼板についても省略することが可能となり.従来の冷圧
量に対する清浄比50(f)を30%程度にまで引下げ
ることが可能となつた。
目のない帯状で鋼板の全幅方向へー様に噴射される。さ
らに.噴射の幅は隔板13によつて鋼板幅に合わせて調
整される。本発明によれば.ノズル配列の効果によつて
洗浄効果が著し〈高められるので.清浄工程を省略した
鋼板について.スマツジの発生を十分に防止でき.焼鈍
工程へ直送する鋼板の表面品質を大幅に向上させうると
ともVc.従来.清浄ラインを省略できなかつた種類の
鋼板についても省略することが可能となり.従来の冷圧
量に対する清浄比50(f)を30%程度にまで引下げ
ることが可能となつた。
また.噴射した清浄液はノズル配列の効果によつて自動
的に洗浄面の外へ流れ落ちるので.絞りロールを設ける
必要がなく,したがつて狭小な部分に設ける噴射手段と
しても極めて有効である。
的に洗浄面の外へ流れ落ちるので.絞りロールを設ける
必要がなく,したがつて狭小な部分に設ける噴射手段と
しても極めて有効である。
第1図は本発明による噴射ノズルの配置形態を示す説明
図。 第2図は本発明のノズルの上面図。第3図は本発明のノ
ズルの一部断面による正面図。第4図は第3図の−線に
よつて得た断面図。第5図は第3図のV−V線によつて
得た断面図。1:ノズル・ヘツダ.12:ノズル.13
:隔板.2:支持腕.s:鋼板.c:冷延タンデム・ミ
ル。
図。 第2図は本発明のノズルの上面図。第3図は本発明のノ
ズルの一部断面による正面図。第4図は第3図の−線に
よつて得た断面図。第5図は第3図のV−V線によつて
得た断面図。1:ノズル・ヘツダ.12:ノズル.13
:隔板.2:支持腕.s:鋼板.c:冷延タンデム・ミ
ル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷間圧延機最終スタンドの入側または出側に設けら
れ鋼板の表裏面に洗浄液を高圧噴射する機能を有する冷
延鋼板の洗浄装置において、材料鋼板の板幅方向に対応
させるように支持腕に吊垂支持され該支持部を中心とし
て水平旋回方向に角度調整自在のノズル・ヘッダと、前
記ノズル・ヘッダの長手方向にそつて設けたスリット状
ノズルと、ノズル・ヘッダの両端に遊嵌され噴射液体の
噴射幅を調節可能に設けた隔壁とから成る構成を特徴と
する冷延鋼板の洗浄装置。 2 ノズル・ヘッダの円周方向に洗浄液の噴射角を鋼板
に対して15〜45度の角度に2箇のノズルを設けたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9594979A JPS591129B2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | 冷延鋼板の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9594979A JPS591129B2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | 冷延鋼板の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5619923A JPS5619923A (en) | 1981-02-25 |
JPS591129B2 true JPS591129B2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=14151501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9594979A Expired JPS591129B2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | 冷延鋼板の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591129B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3146657A1 (de) * | 1981-11-25 | 1983-06-01 | SMS Schloemann-Siemag AG, 4000 Düsseldorf | Vorrichtung zum kuehlen von flachem walzgut |
DE3150946C2 (de) * | 1981-12-23 | 1985-01-10 | Woma-Apparatebau Wolfgang Maasberg & Co Gmbh, 4100 Duisburg | Vorrichtung zum Entzundern eines Stahlstranges |
JP3317477B2 (ja) * | 1996-09-27 | 2002-08-26 | 本田技研工業株式会社 | ブランク材洗浄ブース及びブランク材洗浄装置 |
WO2000000058A1 (en) * | 1998-06-30 | 2000-01-06 | Kao Corporation | Container provided with applicator |
CN102189128B (zh) * | 2010-03-19 | 2013-04-24 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种上喷层流冷却装置 |
CN102189131B (zh) * | 2010-03-19 | 2013-07-17 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种下喷层流冷却装置 |
-
1979
- 1979-07-27 JP JP9594979A patent/JPS591129B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5619923A (en) | 1981-02-25 |
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