JPS59108018A - メラミン−尿素樹脂を製造する方法 - Google Patents
メラミン−尿素樹脂を製造する方法Info
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- JPS59108018A JPS59108018A JP21639682A JP21639682A JPS59108018A JP S59108018 A JPS59108018 A JP S59108018A JP 21639682 A JP21639682 A JP 21639682A JP 21639682 A JP21639682 A JP 21639682A JP S59108018 A JPS59108018 A JP S59108018A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、含浸紙用メラミン−尿素樹脂(以下Mu樹脂
という)の製造方法に関する。さらに詳しくは木工板に
化粧被覆するための含浸紙製造用Mu樹脂であって、含
浸紙を積重ね貯蔵した際に生ずるブロツキングと称され
る含浸紙同志の団結が少ないMu樹脂の製造法に関する
。
という)の製造方法に関する。さらに詳しくは木工板に
化粧被覆するための含浸紙製造用Mu樹脂であって、含
浸紙を積重ね貯蔵した際に生ずるブロツキングと称され
る含浸紙同志の団結が少ないMu樹脂の製造法に関する
。
一般に含浸紙用樹脂としては、メラミン樹脂、Mu樹脂
、尿素樹脂等の、熱硬化可能なアミン樹脂をあけること
ができる。
、尿素樹脂等の、熱硬化可能なアミン樹脂をあけること
ができる。
含浸紙は、原紙にこのようなアミン樹脂を含浸し、乾燥
させて製造する。この含浸紙を木工板、例えはパーテク
ルボード台板の表裏面に組込み、加熱プレスして化粧板
を得ることができる。
させて製造する。この含浸紙を木工板、例えはパーテク
ルボード台板の表裏面に組込み、加熱プレスして化粧板
を得ることができる。
Mu樹脂の場合、メラミンの原料コスト高を廉価である
尿素で補うことができ、化粧表面の低下をメラミンで改
善することができるので広く利用されている。
尿素で補うことができ、化粧表面の低下をメラミンで改
善することができるので広く利用されている。
従来、このようなMu樹脂はメラミン1モルに対して尿
素lモル以下でホルムアルデヒドとアルカリ性で共縮合
させる方法が知られている。
素lモル以下でホルムアルデヒドとアルカリ性で共縮合
させる方法が知られている。
しかしながら、このようなMu樹脂で得られた含浸紙は
高温、高湿度の気候条件下では、含浸紙が吸湿して粘着
性が強くなり短期間に団結して積重ね貯蔵に困難をきた
し、さらにこのような吸湿した含浸紙を使用することに
より化粧表面の品質が低下したりする欠点があった。
高温、高湿度の気候条件下では、含浸紙が吸湿して粘着
性が強くなり短期間に団結して積重ね貯蔵に困難をきた
し、さらにこのような吸湿した含浸紙を使用することに
より化粧表面の品質が低下したりする欠点があった。
一般にメラミン樹脂から得られた含浸紙は吸湿が少なく
団結しにくいものであるが、Mu樹脂は尿素含量が多く
なるにつれて含浸紙の吸湿が大きくなり団結し易くなる
。この理由は、含浸紙に含浸されたMu樹脂中に多量の
低分子量のメチロール尿素が含有されていて、この低分
子量のメチロール尿素が吸湿して団結し易くなると考え
られている。
団結しにくいものであるが、Mu樹脂は尿素含量が多く
なるにつれて含浸紙の吸湿が大きくなり団結し易くなる
。この理由は、含浸紙に含浸されたMu樹脂中に多量の
低分子量のメチロール尿素が含有されていて、この低分
子量のメチロール尿素が吸湿して団結し易くなると考え
られている。
そして含浸紙の団結の程度は、例えば空調ボックス中に
含浸紙を積重ねて一定時間高い相対湿度の条件下に貯蔵
した際、含浸 する温度が高い程吸湿が少なく、 と理解されている。
含浸紙を積重ねて一定時間高い相対湿度の条件下に貯蔵
した際、含浸 する温度が高い程吸湿が少なく、 と理解されている。
かくして、本発明者らはメラミン
度に吸湿が少なくて団結しにくいM
法を確立すること課題として検討し
らかしめメタノールを含有する水溶
とホルムアルデヒドをアンモニア水
で酸性下、低分子量のメチロール尿
るまで縮合妊せ、その後アルカリ性
を加えて共縮合することにより本課題が解決することを
発見し本発明を完成した。
発見し本発明を完成した。
すなわち本発明は、下記a)、b)及びc)に示す各工
程により、メラミン7.0モル、尿素0.8〜1.2モ
ル、メタノール0.7〜1.9モル及びホルムアルデヒ
ドt.O〜520モルの割合でメラミン、尿素、メタノ
ール及びホルムアルデヒドを反応させることを特徴とす
るメラミン−尿素樹脂を製造する方法。
程により、メラミン7.0モル、尿素0.8〜1.2モ
ル、メタノール0.7〜1.9モル及びホルムアルデヒ
ドt.O〜520モルの割合でメラミン、尿素、メタノ
ール及びホルムアルデヒドを反応させることを特徴とす
るメラミン−尿素樹脂を製造する方法。
a)メタノールを含有するホルムアルデヒド水浴液と尿
素1.0モルに対してホルムアルデヒド3.0−3.0
の割合の尿素及びホルムアルデヒドとを含有する溶液に
、アンモニア水又はアンモニア水とヘキサメチレンテト
ラミンとを添加して該溶液のpHをg.o〜9.0に調
整し、得られた溶液を85℃〜還流下の温度でpHII
.!;〜y.oに降下する迄反応させる工程 b)a)工程で得られた反応液にギ酸を加えて該反応液
のpHを3.g〜3.2に調整し、85℃〜還流下の温
度でさらに1.5〜2.5を続行する工程、次いで、 c)b)工程で得られた反応液にアルカ酸化物又はアル
カリ金属炭酸塩を加 のpHをr.t〜9.5に調整し、次いン又はメラミン
とホルムアルデヒド、 gs℃〜還流下の温度で、該反応液C が34〜1.5倍となる迄反応を続行 をその要旨とするものである。
素1.0モルに対してホルムアルデヒド3.0−3.0
の割合の尿素及びホルムアルデヒドとを含有する溶液に
、アンモニア水又はアンモニア水とヘキサメチレンテト
ラミンとを添加して該溶液のpHをg.o〜9.0に調
整し、得られた溶液を85℃〜還流下の温度でpHII
.!;〜y.oに降下する迄反応させる工程 b)a)工程で得られた反応液にギ酸を加えて該反応液
のpHを3.g〜3.2に調整し、85℃〜還流下の温
度でさらに1.5〜2.5を続行する工程、次いで、 c)b)工程で得られた反応液にアルカ酸化物又はアル
カリ金属炭酸塩を加 のpHをr.t〜9.5に調整し、次いン又はメラミン
とホルムアルデヒド、 gs℃〜還流下の温度で、該反応液C が34〜1.5倍となる迄反応を続行 をその要旨とするものである。
次に本発明を詳細に説明する。
上記a)工程の反応は、メラミン(以下す)と尿素(以
下Uと記す)とホルムアド(以下Fと記す)とを全原料
のうちUとFの一部又は全量を、アンモニア水又モニア
水とへキサメチレンテトラミン(キサミンと記す)の存
在下に、反応液のアルカリ性から酸性に変化するまで反
応でことにより水溶性の低分子量メチロール及びメチレ
ン尿素を生成させるためであるすなわち7〜13重量%
のメタノールをするホルムアルデヒド水溶液にアンモニ
ア水又はアンモニア水とへキサミンを加えてpHg.θ
〜9.0に調整し、Uを加えた後、gs℃〜還流下、好
ましくは還流下の温度でpHがダ.S−グ.Oに降下す
るまで反応させる。この時間は約1〜2時間である。こ
の@u/モルに対してFは3.0〜S.Oモルの範囲が
好ましく、そして例えばU/モルに対してFを3.5モ
ルとした場合は残量のFは、上記C)の工程において加
えてもさしつかえない。
下Uと記す)とホルムアド(以下Fと記す)とを全原料
のうちUとFの一部又は全量を、アンモニア水又モニア
水とへキサメチレンテトラミン(キサミンと記す)の存
在下に、反応液のアルカリ性から酸性に変化するまで反
応でことにより水溶性の低分子量メチロール及びメチレ
ン尿素を生成させるためであるすなわち7〜13重量%
のメタノールをするホルムアルデヒド水溶液にアンモニ
ア水又はアンモニア水とへキサミンを加えてpHg.θ
〜9.0に調整し、Uを加えた後、gs℃〜還流下、好
ましくは還流下の温度でpHがダ.S−グ.Oに降下す
るまで反応させる。この時間は約1〜2時間である。こ
の@u/モルに対してFは3.0〜S.Oモルの範囲が
好ましく、そして例えばU/モルに対してFを3.5モ
ルとした場合は残量のFは、上記C)の工程において加
えてもさしつかえない。
7〜15重量%のメタノールはb)の工程で尿素をメト
キシ化反応を行なわさせるのに必要な量すなわち尿素1
モルに対してメタノールO.S〜八?モルを必要とする
。
キシ化反応を行なわさせるのに必要な量すなわち尿素1
モルに対してメタノールO.S〜八?モルを必要とする
。
上記a)の工程を説明すれば、U1モルに対してFを2
.6モルと低い量でpHが7.3と低い場合には、b)
の工程で酸性反応を行なっている期間中に!−.2.1
!−℃の白濁点が出現し、C)でのメチロールメラミン
との共縮合反応を不可能にする結果となる。
.6モルと低い量でpHが7.3と低い場合には、b)
の工程で酸性反応を行なっている期間中に!−.2.1
!−℃の白濁点が出現し、C)でのメチロールメラミン
との共縮合反応を不可能にする結果となる。
また、U1モルに対してF2.6モルと低い量でpHを
本発明のpH範囲、たとえば8.5sで反応させた場合
は、b)工程で多量のメチロール尿素を残留させること
になる。
本発明のpH範囲、たとえば8.5sで反応させた場合
は、b)工程で多量のメチロール尿素を残留させること
になる。
また、U1モルに対してFを6モルとし、pH9.0で
反応すれば、得られたM u 樹脂の団結を生じ、さら
に遊離ホルムアルデヒドが高くなる。
反応すれば、得られたM u 樹脂の団結を生じ、さら
に遊離ホルムアルデヒドが高くなる。
なお、a)で本発明以外のアルカリ触媒、例えば水酸化
ナトリウム又は炭酸ナトリウムを使用した場合はpHは
約6.5まで自動的に降下するだけであり、本発明のよ
うにpHII.!− 11.0に降下しない。そして、
b)でギ酸を加えてpH3.3にして反応しても、遊離
ホルムアルデヒドが多く、メチレン化反応が不足のため
吸湿は多く団結する。
ナトリウム又は炭酸ナトリウムを使用した場合はpHは
約6.5まで自動的に降下するだけであり、本発明のよ
うにpHII.!− 11.0に降下しない。そして、
b)でギ酸を加えてpH3.3にして反応しても、遊離
ホルムアルデヒドが多く、メチレン化反応が不足のため
吸湿は多く団結する。
b)工程について説明すれば、a)工程で生成した低分
子量のメチロール尿素を酸性下さらに反応させて所望の
分子量の尿素のメチロール化、メトキシメチロール化お
よびメチレン尿素化を生成させることにある。
子量のメチロール尿素を酸性下さらに反応させて所望の
分子量の尿素のメチロール化、メトキシメチロール化お
よびメチレン尿素化を生成させることにある。
すなわち、ギ酸を加えてpH3.g〜3..2、好まし
くはpH .3.3にて、g5℃〜還流下、好ましくは
還流下の温度で1.5〜2.5時間反応させる。
くはpH .3.3にて、g5℃〜還流下、好ましくは
還流下の温度で1.5〜2.5時間反応させる。
この散性反応により低分子量のメチロール尿素はメタノ
ールによりメトキシ化されメトキシメチロール尿素にな
り、またメチレン化されてメチレン尿素になる。このこ
とは、b)工程の反応後反応物の一部をサンプリングし
、Uに対するFの結合状態を化学分析試験することによ
って明らかにされる。
ールによりメトキシ化されメトキシメチロール尿素にな
り、またメチレン化されてメチレン尿素になる。このこ
とは、b)工程の反応後反応物の一部をサンプリングし
、Uに対するFの結合状態を化学分析試験することによ
って明らかにされる。
b)工程で、反応時間を、本発明外の例えばO.S時間
と短縮すれば、遊離ホルムアルデヒドが多く、メトキシ
化、メチレン化反応が不充分となる。
と短縮すれば、遊離ホルムアルデヒドが多く、メトキシ
化、メチレン化反応が不充分となる。
又、pH4.2では反応時間が約4時間、pH2.8で
は約20分反応するときC)で1.0〜1.5時間で白
濁点が出現することとなる。
は約20分反応するときC)で1.0〜1.5時間で白
濁点が出現することとなる。
c)工程においては、アルカリ性でMとFとを反応させ
メチロールメラミンを生成させつつb)工程で生成した
メチロール尿素、メトキシメチロール尿素およびメチレ
ン尿素と共縮合させ、Mu樹脂溶液中での相溶性を高め
るためである。
メチロールメラミンを生成させつつb)工程で生成した
メチロール尿素、メトキシメチロール尿素およびメチレ
ン尿素と共縮合させ、Mu樹脂溶液中での相溶性を高め
るためである。
すなわち、たとえば水酸化ナトリウム又は炭酸ナトリウ
ムを加えてpHを9.5〜g.sにし、全仕込量に必要
なMと残量のFを加えて85℃〜還流下、好ましくは8
5℃の温度で反応する。
ムを加えてpHを9.5〜g.sにし、全仕込量に必要
なMと残量のFを加えて85℃〜還流下、好ましくは8
5℃の温度で反応する。
メラミンを加えてから約1.0〜1.5時間で5〜25
℃の白濁点が出現する。以後、反応が進行するにしたが
って反応物は水に対して制限された溶解性を示すように
なり、白濁価が3.5〜1.5倍、好ましくは3.0
− 2.0倍の時点で冷却する。
℃の白濁点が出現する。以後、反応が進行するにしたが
って反応物は水に対して制限された溶解性を示すように
なり、白濁価が3.5〜1.5倍、好ましくは3.0
− 2.0倍の時点で冷却する。
なおMの一部、例えばM全仕込量の10重量%を5〜2
0℃の白濁点が出現した時点で加えてもよい。
0℃の白濁点が出現した時点で加えてもよい。
c)で、pH10にすれば反応時間が約3時間、pH8
にすれば約0.5時間で5〜25℃の白濁点が出現する
。この場合、メチロールメラミンとの共縮合が不充分で
Mu樹脂の貯蔵安定性を低下させる。
にすれば約0.5時間で5〜25℃の白濁点が出現する
。この場合、メチロールメラミンとの共縮合が不充分で
Mu樹脂の貯蔵安定性を低下させる。
ここに白濁点とは、約5℃の大量の水に反応物1滴を滴
下し、その水に白濁を生じさせ、次いでこの水の温度を
徐々に上昇させて、白濁が消失した時の温度をいう。ま
た白濁価とは、反応物1容量部に水を加えて得られた混
合液を20℃にした場合、まさに白濁が生ずるような反
応物と水との容量比倍率(水/反応物)である。
下し、その水に白濁を生じさせ、次いでこの水の温度を
徐々に上昇させて、白濁が消失した時の温度をいう。ま
た白濁価とは、反応物1容量部に水を加えて得られた混
合液を20℃にした場合、まさに白濁が生ずるような反
応物と水との容量比倍率(水/反応物)である。
このようにして製造したMu樹脂のpHは約7.5であ
るが、含浸紙用Mu樹脂の場合pH9.0〜9.5が最
も貯蔵安定性が良いため通常のアルカリ、例えば水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、エタノールアミン、トリ
エチルアミン、コージメチルアミノエタノール及び炭酸
グアニジン等を加えてpH9.0〜q.jに調整してお
いた方がよい。
るが、含浸紙用Mu樹脂の場合pH9.0〜9.5が最
も貯蔵安定性が良いため通常のアルカリ、例えば水酸化
ナトリウム、炭酸ナトリウム、エタノールアミン、トリ
エチルアミン、コージメチルアミノエタノール及び炭酸
グアニジン等を加えてpH9.0〜q.jに調整してお
いた方がよい。
次に、本発明に使用する原料のM及びUの純度について
説明すれば、特に精製品を使用する必要はなく、Fは市
販の37〜50%ホルマリンを使用することができる。
説明すれば、特に精製品を使用する必要はなく、Fは市
販の37〜50%ホルマリンを使用することができる。
また、これらホルマリンに含有されるメタノール、ギ酸
は特に除去する必要はない。メタノールは市販の工業用
でよい。アンモニア水は25%水溶液、ヘキサミンは4
.0%水溶液、ギ酸は20%水溶液、水酸化ナトリウム
は30%水溶液(いずれも重量%)が適当であり、市販
品より調合する。
は特に除去する必要はない。メタノールは市販の工業用
でよい。アンモニア水は25%水溶液、ヘキサミンは4
.0%水溶液、ギ酸は20%水溶液、水酸化ナトリウム
は30%水溶液(いずれも重量%)が適当であり、市販
品より調合する。
さらに本発明によるMu樹脂の製造工程a)、b)、C
)のいずれの工程でも公知の変性剤を加えることができ
る。例えば、エチレングリコールミ水溶性ナイロン、ε
−カプロラクタム、トルエンスルホン酸アミド、チオ尿
素、ジシアンジアミド、蔗糖、スルフアミノ酸ナトリウ
ム等である。これらの変性剤を添加することにより化粧
表面の光沢、熱安定性、緻密性、弾性を改良しより品質
を高めることができる。これら変性剤の添加量は含浸紙
を団結させない程度であり、Mu樹脂中のMとUとFと
の合計量に対して1〜5%の範囲が好ましい。変性剤の
添加時期はc)でのアルカリ性での反応期間中が好まし
い。
)のいずれの工程でも公知の変性剤を加えることができ
る。例えば、エチレングリコールミ水溶性ナイロン、ε
−カプロラクタム、トルエンスルホン酸アミド、チオ尿
素、ジシアンジアミド、蔗糖、スルフアミノ酸ナトリウ
ム等である。これらの変性剤を添加することにより化粧
表面の光沢、熱安定性、緻密性、弾性を改良しより品質
を高めることができる。これら変性剤の添加量は含浸紙
を団結させない程度であり、Mu樹脂中のMとUとFと
の合計量に対して1〜5%の範囲が好ましい。変性剤の
添加時期はc)でのアルカリ性での反応期間中が好まし
い。
さらに、本発明のMu樹脂の使用に際しては、不揮発分
50〜55%で、粘度が40〜50センチポイズ(20
℃)程度が適当である。
50〜55%で、粘度が40〜50センチポイズ(20
℃)程度が適当である。
次に、本発明を実施例によってさらに具体的に説明する
が、本発明は以下に示す実施例によって限定されるもの
ではない。
が、本発明は以下に示す実施例によって限定されるもの
ではない。
なお実施例に%とあるのは重量%を示す。
実施例1
a)工程:
反応器に37.8g%ホルマリン(メタノール6.5%
)1118g(14.1モル)、メタノール7gg及び
2S%アンモニア水53Fを加えるとpH8.θになっ
た。これに、攪拌下に尿素240g(4モル)を加えて
還流温度(90℃)に昇温した。同温度で一時間反応し
たところpHII.2に降下した。
)1118g(14.1モル)、メタノール7gg及び
2S%アンモニア水53Fを加えるとpH8.θになっ
た。これに、攪拌下に尿素240g(4モル)を加えて
還流温度(90℃)に昇温した。同温度で一時間反応し
たところpHII.2に降下した。
b)工程:
a)工程で得られた反応液に、20%ギ酸水溶液3.7
gを加えてpHを3.6に調整し還流温度で2時間反応
させた。この時点での反応物の分析試験結果を表1に示
した。
gを加えてpHを3.6に調整し還流温度で2時間反応
させた。この時点での反応物の分析試験結果を表1に示
した。
c)工程:
b)工程で得られた反応液に、37.3ホルマリン(メ
タノール6.5%)351g(4.4モル)及び.25
%炭酸ナトリウム水溶液7.6gを加えてpH g.g
に調整した後、メラミン5jll9(L’7モル)を加
えて85℃で反応した。メラミン添加後1時間で15℃
の白濁点が出現した。さらに30分反応したところ白濁
価3.0倍に到達したので室温に冷却した。
タノール6.5%)351g(4.4モル)及び.25
%炭酸ナトリウム水溶液7.6gを加えてpH g.g
に調整した後、メラミン5jll9(L’7モル)を加
えて85℃で反応した。メラミン添加後1時間で15℃
の白濁点が出現した。さらに30分反応したところ白濁
価3.0倍に到達したので室温に冷却した。
この樹脂のpHは7.5であったので25%炭酸ナトリ
ウム水溶液1.5gを加えてpH9.0に調整した後、
エチレングリコール23gを加えた。得られた反応液は
、粘度が41.0cp/20℃であり、不揮発分が50
.5%であった。
ウム水溶液1.5gを加えてpH9.0に調整した後、
エチレングリコール23gを加えた。得られた反応液は
、粘度が41.0cp/20℃であり、不揮発分が50
.5%であった。
実施例2
a)工程:
反応器に37.8%ホルマリン(メタノール6.5%)
1471g(18.5モル)、メタノール87g及び2
5%アンモニア水53g、40係ヘキサミン水溶液61
gを加えるとpH805になった。これに攪拌下に尿素
2170g(4モル)を加えて還流温度に昇温した。同
温度で1時間反応したところpH11.0に降下した。
1471g(18.5モル)、メタノール87g及び2
5%アンモニア水53g、40係ヘキサミン水溶液61
gを加えるとpH805になった。これに攪拌下に尿素
2170g(4モル)を加えて還流温度に昇温した。同
温度で1時間反応したところpH11.0に降下した。
b)工程:
a)工程で得られた反応液に20%ギ酸水浴液tt.g
gを加えてpHを3.Aに調整し、還流温度で2時間反
応させた。この時点での反応物の分析試験結果を表1に
示した。引続いて、c)工程: b)工程で得られた反応液に30%水酸化ナトリウム水
溶液2.7g及び25%炭酸ナトリウム水溶液5.6g
を加えてpH9.0に調整した後、メラミン554g(
4.4モル)を加えて85℃で反応した。メラミン添加
後1.5時間で20℃の白濁点が出現したので、この時
点でチオ尿素16gを加えた。さらに同温度で0.5時
間反応したところ白濁価2倍になったので室温に冷却し
た。
gを加えてpHを3.Aに調整し、還流温度で2時間反
応させた。この時点での反応物の分析試験結果を表1に
示した。引続いて、c)工程: b)工程で得られた反応液に30%水酸化ナトリウム水
溶液2.7g及び25%炭酸ナトリウム水溶液5.6g
を加えてpH9.0に調整した後、メラミン554g(
4.4モル)を加えて85℃で反応した。メラミン添加
後1.5時間で20℃の白濁点が出現したので、この時
点でチオ尿素16gを加えた。さらに同温度で0.5時
間反応したところ白濁価2倍になったので室温に冷却し
た。
この樹脂のpHは7.8であったので50%トリエタノ
ールアミン水溶液3.5gを加えてpH9.0に調整し
た。得られた反応液は粘度が48gcp/20℃であり
不揮発分が53.0%であった。
ールアミン水溶液3.5gを加えてpH9.0に調整し
た。得られた反応液は粘度が48gcp/20℃であり
不揮発分が53.0%であった。
実施例3
a)工程:
反応器に37.8g%ホルマリン(メタノール6.5%
)1676g(21.1モル)、メタノール730g、
25%アンモニア水78gを加えるとpH8.2になっ
た。これに攪拌下に、尿素315g(5.3モル)を加
えて還流温度に昇温した。同温度で1時間反応したとこ
ろpH4.2に降下した。
)1676g(21.1モル)、メタノール730g、
25%アンモニア水78gを加えるとpH8.2になっ
た。これに攪拌下に、尿素315g(5.3モル)を加
えて還流温度に昇温した。同温度で1時間反応したとこ
ろpH4.2に降下した。
b)工程:
a)工程で得られた反応液に.20%ギ酸水溶液5g加
えてpH3.11に調整しgs℃で2.5時間反応させ
た。この時点での反応物の分析試験結果を表1に示した
。
えてpH3.11に調整しgs℃で2.5時間反応させ
た。この時点での反応物の分析試験結果を表1に示した
。
c)工程:
b)工程で得られた反応液に、30%水酸化ナトリウム
水浴液.2.7.9及び25%炭酸ナトリウム水溶液.
t.6IIを加えてpH9.2に調整した後、メラミン
500g(4.0モル)を加えて還流温度で反応した。
水浴液.2.7.9及び25%炭酸ナトリウム水溶液.
t.6IIを加えてpH9.2に調整した後、メラミン
500g(4.0モル)を加えて還流温度で反応した。
メラミン添加後1.5時間で15℃の白濁点が出現した
。この時点でさらにメラミン54g(0.4モル)ε−
カプロラクタム40gを加えて85℃で反応した。同温
度で45分反応したところ白濁価2.5倍になったので
減圧下室温に冷却した。
。この時点でさらにメラミン54g(0.4モル)ε−
カプロラクタム40gを加えて85℃で反応した。同温
度で45分反応したところ白濁価2.5倍になったので
減圧下室温に冷却した。
この際、メタノールと水を150g留去したので新たに
水150gを加えた。
水150gを加えた。
この樹脂のpHは7.5であったので30%水酸化ナト
リウム水溶液7.2gを加えてpH9.2に調整した。
リウム水溶液7.2gを加えてpH9.2に調整した。
得られた反応液は、粘度が’l−3.Ocp/.20℃
であり、不揮発分がSO.S%であった。
であり、不揮発分がSO.S%であった。
比較例1
■
a)反応器37.g%ホルマリン(メタノール1.5−
%)g;l!r9(/0.弘モル゛)、メタノーhAO
F/,.2&%アンモニア水.3AIl,110%ヘキ
サミン水溶液41gを加えるとpHg.!rになった。
%)g;l!r9(/0.弘モル゛)、メタノーhAO
F/,.2&%アンモニア水.3AIl,110%ヘキ
サミン水溶液41gを加えるとpHg.!rになった。
これに攪拌下尿素.2’+Ofi+(11.0;Zモル
)を加えて還流温度に昇温した。同温度で1.5時間反
応したところpH1..2に降下した。
)を加えて還流温度に昇温した。同温度で1.5時間反
応したところpH1..2に降下した。
続いて、
b)20%ギ酸3.5gを加えpH3.5に調整し、還
流温度で2時間反応させた。この時点の反応物の分析試
験結果を表1に示した。引続いて、 c)37.8%ホルマリン(メタノール6.5%)64
6(8.1モル)、25%炭酸ナトリウム水溶液8.5
gを加えてp8.6に調整した後、メラミン554g(
4.4モル)を加えて85℃で反応した。メラミンを加
え後1時間で20℃の白濁点が出現した。さらに20分
反応したところ白濁価3.0倍になったので室温に冷却
した。
流温度で2時間反応させた。この時点の反応物の分析試
験結果を表1に示した。引続いて、 c)37.8%ホルマリン(メタノール6.5%)64
6(8.1モル)、25%炭酸ナトリウム水溶液8.5
gを加えてp8.6に調整した後、メラミン554g(
4.4モル)を加えて85℃で反応した。メラミンを加
え後1時間で20℃の白濁点が出現した。さらに20分
反応したところ白濁価3.0倍になったので室温に冷却
した。
この樹脂のpHは7.gであったので25%炭酸ナトリ
ウム1.2gを加えてpH9.1に調整した。得られた
反応液は、粘度が42.5cp/20℃であり、不揮発
分が51.0%であった。
ウム1.2gを加えてpH9.1に調整した。得られた
反応液は、粘度が42.5cp/20℃であり、不揮発
分が51.0%であった。
比較例2
a)c)は実施例2と同様に反応した。ただしc)はp
H3.6で0.5時間反応させた。この時点での反応物
の分析試験結果を表1に示す。
H3.6で0.5時間反応させた。この時点での反応物
の分析試験結果を表1に示す。
この樹脂のpHll−ipH7.gであったので50%
トリエタノールアミン水溶液3.soを加えてpH9.
0に調整した。粘度3gcp/.20℃、不揮発分30
.3%であった。
トリエタノールアミン水溶液3.soを加えてpH9.
0に調整した。粘度3gcp/.20℃、不揮発分30
.3%であった。
比較例3
a)反応器に3q.g%ホルマリン(メタノール6.5
%)1471g(/g.A;モル)、メタノールg7g
、30%水酸化ナトリウム1.7gを加えるとpHg8
.5になった。これに攪拌下尿素240g(4モル)を
加えて還流温度に昇温した。同温度で1時間反応したと
ころpH6.5に降下した。続いて、 b).20%ギ酸4.6gを加えてpH.3.6に調整
し、還流温度で2時間反応させた。この時点での反応物
の分析試験結果を表1に示した。
%)1471g(/g.A;モル)、メタノールg7g
、30%水酸化ナトリウム1.7gを加えるとpHg8
.5になった。これに攪拌下尿素240g(4モル)を
加えて還流温度に昇温した。同温度で1時間反応したと
ころpH6.5に降下した。続いて、 b).20%ギ酸4.6gを加えてpH.3.6に調整
し、還流温度で2時間反応させた。この時点での反応物
の分析試験結果を表1に示した。
引続いて、
c)30%水酸化ナトリウム水溶液2.7g、25%炭
酸ナトリウム水浴液5.6gを加えてpH9.0に調整
した後、メラミン554g(4.4モル)を加えて還流
温度で反応した。
酸ナトリウム水浴液5.6gを加えてpH9.0に調整
した後、メラミン554g(4.4モル)を加えて還流
温度で反応した。
メラミンを加えた後1.5時間で.25℃の白濁点が出
現した。さらに同温度で.20分反応させたところ白濁
価2.3倍になったので室温に冷却した。
現した。さらに同温度で.20分反応させたところ白濁
価2.3倍になったので室温に冷却した。
この樹脂のpHは7.8であったので50%トリエタノ
ールアミン水溶液.3.3gを加えてpH9..2に調
整した。粘度グ0.Ocp/2 0℃、不揮発分!;3
.4%であった。
ールアミン水溶液.3.3gを加えてpH9..2に調
整した。粘度グ0.Ocp/2 0℃、不揮発分!;3
.4%であった。
参考例
反応器に37.8%ホルマリン/グ.2 / g( /
7.9モル)、メタノール/’13&、エチレングリ
コール75g及び水300gを加えて、30%水酸化ナ
トリウム2.7gを加えたところpH 9.0になった
。これに攪拌下メラミン883g(7.0モル)を加え
還流温度(93℃)に昇温した。
7.9モル)、メタノール/’13&、エチレングリ
コール75g及び水300gを加えて、30%水酸化ナ
トリウム2.7gを加えたところpH 9.0になった
。これに攪拌下メラミン883g(7.0モル)を加え
還流温度(93℃)に昇温した。
同温度で2時間15分反応したところ23℃の白濁点が
出現したのでメラミン95g(0.75モル)を加えた
。さらに同温度で40分反応したところ白濁価1.2倍
になったので室温に冷却した。
出現したのでメラミン95g(0.75モル)を加えた
。さらに同温度で40分反応したところ白濁価1.2倍
になったので室温に冷却した。
この樹脂のpHは9.2であった。粘度42.0cp/
:20℃、不揮発分53.3%であった。
:20℃、不揮発分53.3%であった。
実施例1〜3、比較例1〜3、参考例で得られたMu樹
脂の、b)での反応物分析試験、含浸紙の団結試験、化
粧表面の品質試験及び該樹脂の貯蔵安定性試験を下記の
ように行なった。これらの結果を表1に示した。
脂の、b)での反応物分析試験、含浸紙の団結試験、化
粧表面の品質試験及び該樹脂の貯蔵安定性試験を下記の
ように行なった。これらの結果を表1に示した。
1)b)終了後のUに対するFの結合形態の化学分析試
験化学分析法は次の方法である。
験化学分析法は次の方法である。
遊離F(an,o)塩化アンモニウム法メチロール態F
(−0H20H)ヨード法メトキシ態F (−0H20
CH, )クロム酸酸化法メチレン態F(−1:in2
−,−OH,−0−OR2)リン酸分解法2)含浸紙の
製造 樹脂1 Kgに硬化剤として25%パラトルエンスルホ
ン酸水溶液10〜15g鉱物油系の市販離型剤2g及び
ポリオキシエテレンノニルフェノールエーテル系の市販
浸透剤2gを加えて混合し含浸樹脂液とした。この樹脂
溶液に顔料を施した80g/m2の白色含浸原紙に含浸
させ、125℃で乾燥して含浸紙を得た。含浸紙は20
0g/m2で揮発分5〜6%であった。揮発分は160
℃で5分間乾燥させたときの重量損失である。
(−0H20H)ヨード法メトキシ態F (−0H20
CH, )クロム酸酸化法メチレン態F(−1:in2
−,−OH,−0−OR2)リン酸分解法2)含浸紙の
製造 樹脂1 Kgに硬化剤として25%パラトルエンスルホ
ン酸水溶液10〜15g鉱物油系の市販離型剤2g及び
ポリオキシエテレンノニルフェノールエーテル系の市販
浸透剤2gを加えて混合し含浸樹脂液とした。この樹脂
溶液に顔料を施した80g/m2の白色含浸原紙に含浸
させ、125℃で乾燥して含浸紙を得た。含浸紙は20
0g/m2で揮発分5〜6%であった。揮発分は160
℃で5分間乾燥させたときの重量損失である。
3)含浸紙の団結試験
このようにして得た含浸紙を、5×5cmに切断し、2
0枚積重ねて空調ボックスに入れ相対湿度80%にて2
4時間放置する。積重ねた含浸紙は20g/cm2の圧
力を受けている。
0枚積重ねて空調ボックスに入れ相対湿度80%にて2
4時間放置する。積重ねた含浸紙は20g/cm2の圧
力を受けている。
そして積重ねた含浸紙の粘着がまさに起り、含浸紙同志
が団結する温度を測定した。
が団結する温度を測定した。
4)化粧板の製造
上記で製造した含浸紙を厚さ15mmのパーテクルボー
ド台板の表裏に被覆加工して化粧板を製造した。すなわ
ち、アスベストクッション入り梨肌研摩仕上げのアルミ
板をコール板としたホットプレスで160℃、20Kg
/d,3分間加熱プレスした。加熱プレス後の戻し冷却
プレスは行なわなかった。
ド台板の表裏に被覆加工して化粧板を製造した。すなわ
ち、アスベストクッション入り梨肌研摩仕上げのアルミ
板をコール板としたホットプレスで160℃、20Kg
/d,3分間加熱プレスした。加熱プレス後の戻し冷却
プレスは行なわなかった。
5)化粧表面の品質試験
イ.外観:化粧表面の均一性、光沢度を肉眼で判定した
。
。
ロ,酸試験:O..2規定塩酸の表面に対する24時間
での作用度を判定した。
での作用度を判定した。
ハ.耐熱性=D工N!;.3’79qによる70℃、二
0時間加熱で亀裂が生じたかどうかを判定した。
0時間加熱で亀裂が生じたかどうかを判定した。
ニ、耐水性:DIN5..??9qによる水蒸気試験結
果を判定した。
果を判定した。
ホ.汚染性:黒色靴墨を塗布した後拭取り密封度を判定
した。
した。
イ〜ホの判定は/〜tのスケールで、1は極めて良好、
かつ乙は完全に不良を示す。
かつ乙は完全に不良を示す。
6)貯蔵安定性試験
樹脂を15−25℃の室温に貯蔵し、白濁又は粘度が1
.2倍に上昇するまでの日数を測定した。
.2倍に上昇するまでの日数を測定した。
表1の結果から、本発明のUに対するFの結合形態はメ
テロール態Fが10%以下と少なく、メトキシ態Fが約
10%及びメチレン態Fが約30〜35%と多いことが
判明した。この場合、本発明のMu樹脂より得た含浸紙
の団結する温度が35℃とメラミン樹脂と同等の高い温
度を示した。
テロール態Fが10%以下と少なく、メトキシ態Fが約
10%及びメチレン態Fが約30〜35%と多いことが
判明した。この場合、本発明のMu樹脂より得た含浸紙
の団結する温度が35℃とメラミン樹脂と同等の高い温
度を示した。
これに対して本発明以外の場合、メチロール態Fが約1
8〜34%と多く、メトキシ態Fが約7%及びメチレン
態Fが約77〜27%と少なかった。この場合含浸紙の
団結する温度は20〜25℃と低かった。
8〜34%と多く、メトキシ態Fが約7%及びメチレン
態Fが約77〜27%と少なかった。この場合含浸紙の
団結する温度は20〜25℃と低かった。
また表1の化粧板の表面品質評価は、一般にスケール2
以下であれば、表面被覆に適当とされており、本発明に
より得られた化粧板の品質はこれを満足することも確め
られた。
以下であれば、表面被覆に適当とされており、本発明に
より得られた化粧板の品質はこれを満足することも確め
られた。
さらにMu樹脂の貯蔵安定性も12日以上であり工業的
実施に支障はきたさないものである。
実施に支障はきたさないものである。
Claims (1)
- (1)下記a)、b)及びC)に示す各工程により、メ
ラミン7.0モル、尿素O.g〜1.2モル、メタノー
ル0.7〜1.9モル及びホルムアルデヒド4.0〜5
.0モルの割合でメラミン、尿素、メタノール及びホル
ムアルデヒドを反応させることを特徴とするメラミン−
尿素樹脂を製造する方法。 a)メタノールを含有するホルムアルデヒド水溶液と尿
素1.0モルに対してホルムアルデヒド3.0〜5.0
の割合の尿素及びホルムアルデヒドとを含有する溶液に
、アンモニア水又はアンモニア水とヘキサメチレンテト
ラミンとを添加して該溶液のpHを8.0〜9.0に調
整し、得られた溶液を85℃〜還流下の温度でpHII
.!; − 11.0に降下する迄反応させる工程 b)a)工程で得られた反応液にギ酸を加えて該反応液
のpHを3.g〜3,2に調整し、85℃〜還流下の温
度でさらに75〜2.5時間反応を続行する工程、次い
で、 c)b)工程で得られた反応液にアルカリ金属水酸化物
又はアルカリ金属炭酸塩を加えて該液のpHをg.s〜
9.&に調整し、次いでメラミン又はメラミンとホルム
アルデヒドとを加え、85℃〜還流下の温度で、該反応
液の白濁価が3.3−/.5倍となる迄反応を続行する
工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21639682A JPS59108018A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | メラミン−尿素樹脂を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21639682A JPS59108018A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | メラミン−尿素樹脂を製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108018A true JPS59108018A (ja) | 1984-06-22 |
Family
ID=16687901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21639682A Pending JPS59108018A (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | メラミン−尿素樹脂を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1093143C (zh) * | 1999-07-06 | 2002-10-23 | 广东榕泰实业股份有限公司 | 高聚氨基复合物 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948191A (ja) * | 1971-09-28 | 1974-05-10 | ||
JPS4963784A (ja) * | 1972-10-23 | 1974-06-20 |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP21639682A patent/JPS59108018A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948191A (ja) * | 1971-09-28 | 1974-05-10 | ||
JPS4963784A (ja) * | 1972-10-23 | 1974-06-20 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1093143C (zh) * | 1999-07-06 | 2002-10-23 | 广东榕泰实业股份有限公司 | 高聚氨基复合物 |
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