JPS59103806A - 薄板状物品の包装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は例えば集積回路の基板となるシリコンウェハ
ーのような円形の薄板状物品の上下にフィルムを貼り付
け、物品からはみ出Ｃいる上下のフィルムも互に貼着し
こ前記物品を完全に密封する作業を全自動的に行なう装
置に関するものである。

上記のようなシリコンウエノ・−は、円板状で一部に位
置合せ用の直線縁があり、この直線縁を一定の向きに合
せなければならないので、従来では手作業で物品の上下
にフィルムを貼着しＣ１フィルムを一定の大きさに切断
しＣいた。

しかし、このような手作業ではきわめＣ手数がかかり、
フィルムに皺がをり易いなどの問題があった。

この発明は上記のような従来の包装方法の問題を解決す
るため、従来手作業で行なっＣいた作業を全で自動的に
行なえるようにすることを目的とするものである。

すなわち、この発明は、一部を直線状に切除し′Ｃ位置
合せ用の直線縁を設けた円形の薄板状物品を［枚づつ前
方へ送り出す送り出し手段、と、この送り出し手段によ
り送り出されてきた物品の周縁に接触し〔回転し、物品
の直線縁を前向きとしたのち物品の周縁より下方へ下降
しＣ物品が前進するときに逃げるような機構をもつ回転
体を有する位置合せ手段と、この位置合せ手段により位
置合せずみの物品の上下に、接合部を内側にしたｌ］広
の帯状フィルムを貼着するとともに物品の表面におい°
Ｃ１巾広の帯状フィルムを貼着しＣ物品を」二下のフィ
ルム内に完全に密封しつつ前方へ送り出す間欠駆動の上
下一対の貼ａローラと、この貼着ローラを通過した帯状
フィルムの停市中におい°ｃ１物品の外側の部分にパン
チマークなどの識別部を設ける記録手段さ、この記録手
段を通過した帯状フィルムを前後の物品の間においｃ１
横に切断する切断手段とからなるもので、このような構
成船こより物品の位置合せやその上下に対するフィルム
の貼着、貼着したフィルムの一部にパンチマークなどの
識別部を設けること、そのつぎに帯状フィルムを各物品
毎に切断することなどを全自動的に行なうことができる
ものである。

以下にこの発明の詳細を添付図面に示す一実施例に基い
Ｃ説明する。

第を図におい（，１はフレームで、このフレームの後部
寄りには上端から深い凹所２があり、この凹所２内を昇
降する横向きの支持台３を設けＣある。この台３は第３
図のようにフレーム１の側方に設けた支柱４に沿って昇
降し、図示省略しＣある駆動機構により一定ピッチで最
上端から一定の位置まで間欠的に下降したのち、元の高
さまで上昇する作用を行なうものである。

５は前記支持台３の上面に固定した左右一対のガイド板
で、第２図、第３図のようにフレーム１の両側に位置し
Ｃいる。

第を図、第２図の６は左右一対の無端ベルトで、フレー
ム１、凹所２の両側の上下に設けた複数の溝プーリ７．
８にかけたのち、凹所２の前方におけるフレーム１０両
側に設けた溝プーリ９　、１０゜１１にかけＣ１上部の
グーリフ、１１上を矢印方向ニヘルト６が走行するよう
にプーリ１０を適宜の駆動装置により駆動し、支持台３
、ベルト６などで送り出し手段Ａを構成する。

フレーム１の前部上端附近には前記プーリ１１の軸１２
があり、この軸１２に左右一対のレバー１３の中程が揺
動自在ｌこ取付ＣすＣあり、この両レバー１３の内側に
それどれ溝プーリ１４が設けＣある。前記各溝プーリ１
１は第２図のようにそれぞれ２本の溝があり、内側の溝
にベルト６がかかり、外側の溝と前記溝プーリ１４には
左右一対の無端ベルト１５を係合させ、左右のレバー１
３は枠１６で一体に連結し、−りのレバー１３の後側は
フレーム１に取付けたエアシリンダ１７に連結しＣレバ
ー１３を揺動し得るように構成する。

第４図の位置合せ手段りにおいｃ１１８は前記一方のレ
バー１３の下方においｃ１フレーム１の一側に軸１９に
より中程を揺動自在に取付けたレバーで、その前端にモ
ータなどの駆動装置２ｏにより縦軸の回りに回転する溝
プーリ２１を設け、レバー１８の前部から前記レバー１
３の前部寄り下方に向けＣ設けた取付台２２には第２図
、第５図のように３本の回転棒２３．２４．２５を設け
、これら各棒の下端の溝プーリと前記溝プーリ２１に無
端ベルト２６を係合させＣ１回転棒２３．２４゜２５が
第５図矢印のように回転するように構成し、中央の回転
棒２４を若干前寄りにしＣおく。

また、前記レバー１８は図示省略しＣあるエアシリンダ
により上下に揺動させ得るようにする。

前記フレーム１はこの発明の装置全体を支える機台４１
上にあり、この機台４１の側方には垂直の機箱２７があ
る。

この機箱２７には第［図のように揺動板２日の前端を軸
２９により揺動自在に取付け、その後端をバネ３０）こ
より下方に引き、この揺動板２８の中程にゴム製の貼着
目−２３１を回動自在に取付ける。また、ローラ３１の
軸と同軸に取付けた揺動片３２の前端には押えローラ３
３を取付け、この揺動片３２の後端はバネ３４により上
方へ引く。

前記揺動板２８は機箱２７内にあり、ローラ３１゜３３
および揺動片３２は機箱２７の外側にあるから機箱２７
の側壁にはローラ３１の軸が子分の遊隙を存しＣ貫通す
る開口を設ける。

第を図、第２図の７４ｉｊｎ機台４１上に固定した支持
板でこの支持板７４と機箱２７間に前記貼着ローラ３１
の下となるゴム製の貼着ローラ３５と、押えローラ３３
の下となる受ローラ３６を取付け′Ｃある。

また、図示省略しＣあるが、第を図の貼着ｏ　−２３１
の上方のリールから、片面に粘着剤を有する帯状フィル
ム３７が供給され、このフィルム３７がガイドローラ３
８を経Ｃ粘着層が下向きとなるように貼着ローラ３１の
後方から下側へと供給され′Ｃいる。

さらに、第［図の貼着ローラ３５の下方には図示省略し
Ｃあるリールがあり、このリールから引出した帯状フィ
ルム３９がガイドローラ４０を経Ｃ粘着層を上にしＣロ
ーラ３５の後方から上方へ向かう。

上記の構成において、第を図、第２図、第３図のように
多数の円板状物品Ｂを積上げたマガジンＭをガイド板５
上に載せると最下部の物品Ｂが溝プーリ７に巻かれたベ
ルト６に接触し、このベルト６により最下部の物品Ｂが
前部へ送り出され、はぼ水平となつＣいるベルト１５上
へ送り出される。このとき３本の回転棒２３．２４．２
５の上端は第４図のようにベルト１５の上方に出′Ｃい
るからベルト１５上を移動しＣきた物品Ｂの外周が棒２
３，２４．２５の外周に接する。物品Ｂの弧状の縁の場
合は全Ｃの棒２３，２４．２５が物品Ｂに接するが、物
品Ｂは２本の棒２４．２５の方向に回される。こうしＣ
物品Ｂが回り、その直線縁ａが棒２３，２４．２５の部
分へくると棒２４は第７図のように直線縁１から離れる
ので物品Ｂは直線縁ａを前向きとじで停止する。

物品Ｂが棒２３．２５に当つ“Ｃ停止した頃タイマーな
どの信号によりエアシリンダ１７が働き、レバー１３が
動き、ベルト１５が若干前下りとなり、同時にレバー１
日の駆動シリンダも働いＣ取付台２２を下げ、各回転棒
２３．２４．２５を下げてその上端をベルト１５より下
げるから、物品Ｂはベルト１５に沿つＣ画工りに前進し
、その前部の直線縁ａを第４図の鎖線のようにローラ３
５の外周のフィルム３９に接触させ“Ｃ位置合せを確実
にしたのち、ローラ３５の回転に伴つＣ１フィルム３９
上に乗った物品Ｂが上部のフィルム３７とともにローラ
３１の下部に進入し、上下のローラ３１，３５により上
下のフィルム３７．３９が物品Ｂの上下に貼着する。フ
ィルム３７．３９の巾は物品Ｂの径より大きく、かつ、
上下のローラ３７．３９はゴムのような柔軟な弾性体バ
ネ３０により圧着されＣいるから、上下のフィルム３７
゜３９は物品Ｂに密着するとともに物品Ｂの外側の部分
でも互に密着しご物品Ｂを完全に密封する。

こうしＣ１物品Ｂを密封しＣ２枚が一体となったフィル
ム３７．３９はつぎのパンチ手段Ｐｉこ進入しＣいく。

このパンチ手段Ｐは機台４１上に固定したパンチ台４３
と、このパンチ台４３に対しＣ昇降する昇降台４４と、
この昇降台４４を駆動するエアシリンダなどの駆動装置
４５からなっている。

パンチ台４３と駆動装置４５間には４本の支柱４５′を
固定し′Ｃ昇降台４４がこの支柱４５′に沿って昇降す
るようにし、パンチ台４３上には昇降台４４の下面の両
側に固定した複数のパンチ４６が嵌入するパンチ孔を有
する受板４７を設ける。また、この受板４７上にはパン
チ４６が貫通する多数の孔を有する押え板４８を設け、
パンチ４６が貫通したのちフィルム３７．３９がパンチ
４６とともに上昇することを防止する。この押え板４８
は支柱４５に対しＣ昇降自在とし、昇降台４４と押え板
４８とをバネを介し°Ｃ連結しＣ１昇降台４４が下降し
たとき押え板４８がバネを介しＣフィルム３７．３９の
両側を受板４７上へ押え付けたのちパンチマークをあけ
、ついで昇降台４４を上昇させると押え板４８がフィル
ム３７．３９から離れ、ついでパンチ４６がフィルム３
７．３９から抜けるようにしＣある。

こうし〔、第２図、第１０図のように両側にパンチマー
ク４９を設けたフィルム３７，３９ｔｄ−）ぎの切断手
段Ｃに向かう。

この切断手段Ｃは第［図、第２図、第８図、第９図のよ
うに機箱２７に固定した水平の支持台５０の上側に設け
た溝５１内に固定した固定刃５２とエアシリンダ５３で
昇降する可動刃５４から成り固定刃５２の上縁の刃先５
５は水平であるが、可動刃５４の下縁の刃先５６は浅い
山形としＣフィルム３７．３９の両側から切り込むよう
にしＣある。

また、前記シリンダ５３は機箱２７に固定した支持枠５
７上に固定され、この支持枠５７とその下部の支持枠５
８間に固定した左右一対の支柱５９に昇降自在昏こ取付
けた昇降枠６０に前記シリンダ５３のピストン杆を連結
し、昇降枠６０および支持枠５８にそれぞれ昇降自在に
はめた左右一対のガイド棒６１の下端には固定刃５２上
に圧着する押え枠６２を固定し、ガイド棒６１の上端に
は支持板６３を固定し、支持枠５８と昇降枠６０間にお
いで、ガイド棒６１に押バネ６４を取付ける。

また、昇降枠６０の前部内に揺動枠６５の上端を横軸６
６により取付け、この揺動枠６５に前記可動刃５４を固
定踵昇降枠６０の前部に固定した受枠６７と揺動枠６５
間に押）（ネ６８を取付け〔可動刃５４を固定刃５２に
押し付け、可動刃５４の両端に、固定刃５２の前側に摺
動自在に接触する下向きのガイド片６９を設ける。

また、支持台５０の後すにはその上面が固定刃５２の上
面と同一面となる倒立り形のガイド台７０を設け、その
後ガに上下一対のゴムなどからなる引取りローラ７１を
設けＣ矢印方向に駆動する。

切断手段は上記の構成であるから、ノクンチマーク４９
を設けたフィルム３７．３９が引取りローラ７１で挾ま
れＣガイド台７０上を経Ｃ上昇位置の押え枠６２と可動
刃５４の下方を通過し、前後の物品Ｂの中間部が刃先５
５上にきたことを何等かの手段で検知すると、貼着ロー
ラ３５、受ローラ３６、引取りａ−ラフ１が市り、同時
にシリンダ５３が働き、昇降枠６０が下降し、まず押え
枠６２がフィルム３７．３９を固定刃５２上（こ押し付
けＣ固定し、ついで可動刃５４の刃先５６がフィルム３
７．３９に切り込み、これを切断しＣ第１０図のように
、物品Ｂを上下のフィルムにより挾み、周囲を密封した
包装品７２が得られる。

この発明は上記のように送り出し手段により［枚づつ送
られ〔くる円形の薄板状の物品の直線縁を一定方向に向
ける位置合せ手段全有し、これにより一定の向きにした
物品の上下に帯状フィルムを貼着し、貼着後、フィルム
の所望の位置に各物品毎にパンチ孔のような識別部を設
け、その後、各物品毎にフィルムを切断する操作を全自
動的に行なうものであるから、従来の人手による包装の
ｈ法に比較しＣきわめて能率がよく、しかも物品の上下
に対するフィルムの貼着も、軟質で弾性を有する貼着ロ
ーラにより行なうので、皺が寄るようなことがなく物品
とフィルム間の空気も完全に除去されＣ清潔な包装が行
なえるなどの効果がある。

なお、実施例は識別刷部としごパンチ孔を設けＣいるが
、その他に光の遮断又は通光マーク、数字の捺印、バー
コードの印刷、などの任意の識別部を設けるようにする
こともできる。

【図面の簡単な説明】

第を図はこの発明の包装装置の側面図、第２図は同上の
横断平面図、第３図は物品送り出し手段の拡大縦断後面
図、第４図は位置合せ手段の拡大縦断側面図、第５図は
同上の要部を示す拡大平面図、第６図、第７図は同上の
作用を示す平面図、第８図は切断手段の拡大側面図、第
９図は同上の拡大正面図、第１０図はフィルムと物品の
挟着切断順序を示す斜視図である。 ２３．２４．２５・・・回転棒、３１．３５・・・貼着
ローラ、３７．３９・・・帯状フィルム、４９・・・パ
ンチマーク、Ａ・・・送り出し手段、Ｂ・・・物品、Ｃ
・・・切断手段、Ｄ・・・位置合せ手段、Ｐ・・・パン
チ手段、ａ・・・直線縁。 特許串願人　　　日東電気工業株式会社同　　代理人　
　　鎌　　１）　文　　ニ第５図 第。１　　　　　　第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一部を直線状に切除して位置合せ用の直線縁を設けた円
   形の薄板状物品を１枚づつ前方へ送り出す送り出し手段
   と、この送り出し手段ｌこより送り出されＣきた物品の
   周縁に接触しご回転し、物品の直線縁を前向きとしたの
   ち、物品の周縁より下方に下降しＣ物品が前進するとき
   に逃げるような機構をもつ回転体を有する位置合せ手段
   と、この位置合せ手段により位置合せずみの物品の上下
   に、接着面を内側にした巾広の帯状フィルムを貼着する
   とともに物品の表面においで１巾広の帯状フィルムを貼
   着して物品を上下のフィルム内に完全に密封しつつ前方
   へ送り出す間欠駆動の上下一対の貼着ローラと、この貼
   着ローラを通過した帯状フィルムの停止中においＣ１物
   器の外側の部分にパンチマークなどの識別部を設ける記
   録手段と、この記録手段を通過した帯状フィルムを前後
   の物品の間において、横に切断する切断手段とからなる
   薄板状物品の包装装置。