JPS591005Y2 - 自動二輪車用フエアリング - Google Patents
自動二輪車用フエアリングInfo
- Publication number
- JPS591005Y2 JPS591005Y2 JP1981005081U JP508181U JPS591005Y2 JP S591005 Y2 JPS591005 Y2 JP S591005Y2 JP 1981005081 U JP1981005081 U JP 1981005081U JP 508181 U JP508181 U JP 508181U JP S591005 Y2 JPS591005 Y2 JP S591005Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- fairing
- engine
- vehicle
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J9/00—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags
- B62J9/10—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags integrated with the cycle
- B62J9/12—Containers specially adapted for cycles, e.g. panniers or saddle bags integrated with the cycle in the fairing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J17/00—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
- B62J17/02—Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front
- B62J17/06—Leg guards
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自動二輪車、特に車体前部およびエンジンの
左右両側部をフェアリングによって被覆した自動二輪車
に関する。
左右両側部をフェアリングによって被覆した自動二輪車
に関する。
一般に、大型自動二輪車においては、その後輪の左右両
側に箱形の特大れを配設し、それらを車体フレームに吊
持させているが、このように各特大れを配設すると、各
特大れに重い荷物を収納したとき車体重心が本来の位置
であるエンジン近傍より後方へ大きく移動するため直進
安定性が損われ、また各特大れによって車体の後部幅が
広げられるため高速走行時車体後方に大きな渦流が発生
し、高速走行性能が損われるおそれがある。
側に箱形の特大れを配設し、それらを車体フレームに吊
持させているが、このように各特大れを配設すると、各
特大れに重い荷物を収納したとき車体重心が本来の位置
であるエンジン近傍より後方へ大きく移動するため直進
安定性が損われ、また各特大れによって車体の後部幅が
広げられるため高速走行時車体後方に大きな渦流が発生
し、高速走行性能が損われるおそれがある。
本考案は上記の点に鑑み提案されたもので、フェアリン
グの、エンジン各側部を覆う部分を、剛性を有する箱状
物入れより構成し、この特大れの外側面を、走行風を車
体後方へ向って整流させる整流面に形成したことによっ
て、前記従来のものの不具合をすべて解消できるように
した構造簡単な自動二輪車を提供することを目的とする
。
グの、エンジン各側部を覆う部分を、剛性を有する箱状
物入れより構成し、この特大れの外側面を、走行風を車
体後方へ向って整流させる整流面に形成したことによっ
て、前記従来のものの不具合をすべて解消できるように
した構造簡単な自動二輪車を提供することを目的とする
。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
第１図は第１実施例を示すもので、１は自動二輪車で、
その車体２の略中央下部にエンジン９が搭載され、また
その車体２の前部はフェアリング３が取付けられる。
第１図は第１実施例を示すもので、１は自動二輪車で、
その車体２の略中央下部にエンジン９が搭載され、また
その車体２の前部はフェアリング３が取付けられる。
フェアリング３は、車体２の前方上部および前部両側方
上部を被覆するように形成されて車体２前部に取付けら
れる剛性の大きいガラス繊維強化樹脂製中間部覆い４と
、その中間部覆い４の前面上部に立設されて運転者の前
面を覆うように形成された透明樹脂製上部覆い５と、前
記中間部覆い４の左右両側部にそれぞれ一体に連接され
た下部覆いとしての箱状物入れ８とより構成されており
、各特大れ８はそれぞれエンジン９の左右両側部を覆う
ように配設される。
上部を被覆するように形成されて車体２前部に取付けら
れる剛性の大きいガラス繊維強化樹脂製中間部覆い４と
、その中間部覆い４の前面上部に立設されて運転者の前
面を覆うように形成された透明樹脂製上部覆い５と、前
記中間部覆い４の左右両側部にそれぞれ一体に連接され
た下部覆いとしての箱状物入れ８とより構成されており
、各特大れ８はそれぞれエンジン９の左右両側部を覆う
ように配設される。
前記冬特大れ８は、外側面に開口部を有する扁平な箱状
本体６と、その開口部を開閉する蓋板７とを備え、箱状
本体６の後面１０は、運転者が着座して運転姿勢をとっ
たとき、その両膝を覆い得る幅を有し、各特大れ８が運
転者のレッグシールドを兼ねるようになっている。
本体６と、その開口部を開閉する蓋板７とを備え、箱状
本体６の後面１０は、運転者が着座して運転姿勢をとっ
たとき、その両膝を覆い得る幅を有し、各特大れ８が運
転者のレッグシールドを兼ねるようになっている。
特大れ８の外側面８ａすなわち蓋板７の外表面は、走行
風を車体後方へ向って整流させる平坦な整流面に形成さ
れている。
風を車体後方へ向って整流させる平坦な整流面に形成さ
れている。
各特大れ８の材料としては中間部覆い４と同一のものか
、もしくはそれと少なくとも同程度の剛性を有するもの
が選択される。
、もしくはそれと少なくとも同程度の剛性を有するもの
が選択される。
上記のように各特大れ８をエンジン９の左右両側に配設
すると、前記従来のような特大れの、車体２後部両側へ
の設置を止めて車体２の後部幅を小さくすることができ
るため、高速走行時における車体後方の渦流発生を少な
くすることができる。
すると、前記従来のような特大れの、車体２後部両側へ
の設置を止めて車体２の後部幅を小さくすることができ
るため、高速走行時における車体後方の渦流発生を少な
くすることができる。
しかも各特大れ８が車体２重心近傍に位置するため、そ
れらに荷物を収納したとき車体２重心が上方および後方
へ大きく移動することがなく、走行安定性を高めること
ができる。
れらに荷物を収納したとき車体２重心が上方および後方
へ大きく移動することがなく、走行安定性を高めること
ができる。
また各物入れ８は、それ自身剛性の大きい箱状に形成さ
れていて、各物入れ８に相当するフェアリング３下部の
剛性を高めることができる。
れていて、各物入れ８に相当するフェアリング３下部の
剛性を高めることができる。
第２、第３図は各物入れ８′を中間部覆い４に対して着
脱自在に構成した第２実施例を示すもので、中間部覆い
４の両側部にフレーム状の物入れ取付は用ステー１１を
吊持させ、物入れ８′取付は時には第３図鎖線示のよう
に物入れ８′を斜めにして、その下部側板１３の内側側
縁に沿う長溝１４をステー１１の下片１２に係合し、物
入れ８′を第３図反時計方向に回動させて上部側板１５
の内側側縁の凹部１６をステー１１の上片１７に当接さ
せ、そして上片１７に設けた錠止装置１８により物入れ
「を錠止してステー１１に一体に固縛するものである。
脱自在に構成した第２実施例を示すもので、中間部覆い
４の両側部にフレーム状の物入れ取付は用ステー１１を
吊持させ、物入れ８′取付は時には第３図鎖線示のよう
に物入れ８′を斜めにして、その下部側板１３の内側側
縁に沿う長溝１４をステー１１の下片１２に係合し、物
入れ８′を第３図反時計方向に回動させて上部側板１５
の内側側縁の凹部１６をステー１１の上片１７に当接さ
せ、そして上片１７に設けた錠止装置１８により物入れ
「を錠止してステー１１に一体に固縛するものである。
各物入れ８′をステー１１より取外す場合には錠止装置
１Ｂを解錠し、前記と逆に物入れ８′を第３図鎖線示の
ように時計方向に回動させて、引上げればよい。
１Ｂを解錠し、前記と逆に物入れ８′を第３図鎖線示の
ように時計方向に回動させて、引上げればよい。
このように各物入れ８′を車体２に対して着脱自在に構
成すると、必要に応じて各物入れ８′のみを携帯し得る
ので便利である。
成すると、必要に応じて各物入れ８′のみを携帯し得る
ので便利である。
なお、各物入れ８′をステー１１に取付けた場合に、そ
れらがレッグシールドとしても機能することは前記第１
実施例と同様であり、また第２図中第１図と同一符号は
同一部分を示している。
れらがレッグシールドとしても機能することは前記第１
実施例と同様であり、また第２図中第１図と同一符号は
同一部分を示している。
以上のように本考案によれば、車体２前部およびエンジ
ン９の左右両側部をフェアリング３によって被覆した自
動二輪車において、前記フェアリング３の、エンジン９
各側部を覆う部分を、剛性を有する箱状物入れ８，８′
より構成したので、物入れ８，８′とフェアリング３と
を単一部品化することができ、構造が簡単でコスＩ・を
低減し得ると共に取扱いが容易になる。
ン９の左右両側部をフェアリング３によって被覆した自
動二輪車において、前記フェアリング３の、エンジン９
各側部を覆う部分を、剛性を有する箱状物入れ８，８′
より構成したので、物入れ８，８′とフェアリング３と
を単一部品化することができ、構造が簡単でコスＩ・を
低減し得ると共に取扱いが容易になる。
しかも前記従来のような物入れの、車体２後部両側への
設置を止めて車体２の後部幅を小さくすることができる
ため、高速走行時における車体後方の渦流発生を少なく
することができる。
設置を止めて車体２の後部幅を小さくすることができる
ため、高速走行時における車体後方の渦流発生を少なく
することができる。
しかもまた前記物入れ８，８′は、エンジン９の各側部
を覆う位置にあって、そのエンジン９近傍に通常位置す
る車体２重心に近いから、その物入れ８，８′に重量物
を収納しても車体２重心が上方および後方へ大きく移動
することがなく、車体２の走行安定性を高めることがで
きる。
を覆う位置にあって、そのエンジン９近傍に通常位置す
る車体２重心に近いから、その物入れ８，８′に重量物
を収納しても車体２重心が上方および後方へ大きく移動
することがなく、車体２の走行安定性を高めることがで
きる。
しかもまた前記物入れ８，８′は、それ自身剛性を有す
る箱状に形成されていて、該物入れ８，８′に相当する
フェアリング３下部に十分な剛性を保有させることがで
きるから、そのフェアリング３下部は他物との衝突によ
るも破損、変形することが殆どない。
る箱状に形成されていて、該物入れ８，８′に相当する
フェアリング３下部に十分な剛性を保有させることがで
きるから、そのフェアリング３下部は他物との衝突によ
るも破損、変形することが殆どない。
しかもまた前記物入れ８，８′は左右方向に一定の幅を
有してい′ることから、運転者の両膝を覆い得るレッグ
シールドにも兼用でき、専用のレッグシールドを設ける
必要がないため構造を一層簡単化することができる。
有してい′ることから、運転者の両膝を覆い得るレッグ
シールドにも兼用でき、専用のレッグシールドを設ける
必要がないため構造を一層簡単化することができる。
また前記物入れ８，８′の外側面８ａを、走行風を車体
２後方へ向って整流させる整流面に形成したので、その
整流面に沿って走行風を後方へ整流案内することができ
、従って前述の、車体２後部幅を小さくできる効果と相
俟って、車体２両側に沿う走行風の流動をきわめてスム
ーズに行なわせることができる。
２後方へ向って整流させる整流面に形成したので、その
整流面に沿って走行風を後方へ整流案内することができ
、従って前述の、車体２後部幅を小さくできる効果と相
俟って、車体２両側に沿う走行風の流動をきわめてスム
ーズに行なわせることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は第１実施
例の斜視図、第２図は第２実施例の斜視図、第３図は、
第２図ＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。 １・・中動二輪車、２・・・車体、３・・・フェアリン
グ、８．８′・・・物入れ、８ａ・・・外側面、９・・
・エンジン。
例の斜視図、第２図は第２実施例の斜視図、第３図は、
第２図ＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。 １・・中動二輪車、２・・・車体、３・・・フェアリン
グ、８．８′・・・物入れ、８ａ・・・外側面、９・・
・エンジン。
Claims (1)
- 車体２前部およびエンジン９の左右両側部をフェアリン
グ３によって被覆した自動二輪車において、前記フェア
リング３の、エンジン９各側部を覆う部分を、剛性を有
する箱状物入れ８，８′より構成し、この特大れ８，８
′の外側面８ａを、走行風を車体２後方へ向って整流さ
せる整流面に形成したことを特徴とする自動二輪車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981005081U JPS591005Y2 (ja) | 1981-01-17 | 1981-01-17 | 自動二輪車用フエアリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981005081U JPS591005Y2 (ja) | 1981-01-17 | 1981-01-17 | 自動二輪車用フエアリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57118989U JPS57118989U (ja) | 1982-07-23 |
| JPS591005Y2 true JPS591005Y2 (ja) | 1984-01-12 |
Family
ID=29803469
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981005081U Expired JPS591005Y2 (ja) | 1981-01-17 | 1981-01-17 | 自動二輪車用フエアリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591005Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2809700A3 (fr) * | 2000-06-02 | 2001-12-07 | Joel Touvron | Dispositif moto cycle pour securiser le transport de charge |
-
1981
- 1981-01-17 JP JP1981005081U patent/JPS591005Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57118989U (ja) | 1982-07-23 |
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