JPS638549Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638549Y2 JPS638549Y2 JP13912082U JP13912082U JPS638549Y2 JP S638549 Y2 JPS638549 Y2 JP S638549Y2 JP 13912082 U JP13912082 U JP 13912082U JP 13912082 U JP13912082 U JP 13912082U JP S638549 Y2 JPS638549 Y2 JP S638549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- reinforcing member
- vehicle
- frame
- body frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動二輪車等の車輛における荷台
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来より、自動二輪車等の車輛における荷台装
置として、金属パイプを折曲成形したキヤリアを
車体フレームに固定するようにしたものが知られ
ているが、このような金属パイプによる荷台は、
例えば、スクータなどのように金属製車体フレー
ムの外部が合成樹脂製のボデイで覆われる車輛に
適用した場合にボデイとの一体観が得にくく、車
体のデザインに調和させることが難しい。そこ
で、合成樹脂材料によつて荷台部を形成して、ボ
デイと荷台との一体観を高めることが考えられる
が、この場合には、強度上の点から荷台部を支持
する補強金具が必要であり、これら補強金具等の
部品増加によるコストアツプを防止する点から、
荷台構造に工夫が要求される。
置として、金属パイプを折曲成形したキヤリアを
車体フレームに固定するようにしたものが知られ
ているが、このような金属パイプによる荷台は、
例えば、スクータなどのように金属製車体フレー
ムの外部が合成樹脂製のボデイで覆われる車輛に
適用した場合にボデイとの一体観が得にくく、車
体のデザインに調和させることが難しい。そこ
で、合成樹脂材料によつて荷台部を形成して、ボ
デイと荷台との一体観を高めることが考えられる
が、この場合には、強度上の点から荷台部を支持
する補強金具が必要であり、これら補強金具等の
部品増加によるコストアツプを防止する点から、
荷台構造に工夫が要求される。
この考案は上記背景のもとに提案されたもの
で、左右一対のシートフレームの後端を補強部材
で連結して成る金属製車体フレームと、該車体フ
レームを覆う合成樹脂製ボデイとを備える自動二
輪車等の車輛において、シートフレーム後端を覆
う合成樹脂製ボデイとシートフレームの後端を連
結する補強部材とを有効に利用することによつ
て、合成樹脂製ボデイとの一体観が失なわれるこ
とがなく、かつ部品点数を増加させずとも十分の
強度を確保することができる荷台装置を提供する
ことを目的とする。
で、左右一対のシートフレームの後端を補強部材
で連結して成る金属製車体フレームと、該車体フ
レームを覆う合成樹脂製ボデイとを備える自動二
輪車等の車輛において、シートフレーム後端を覆
う合成樹脂製ボデイとシートフレームの後端を連
結する補強部材とを有効に利用することによつ
て、合成樹脂製ボデイとの一体観が失なわれるこ
とがなく、かつ部品点数を増加させずとも十分の
強度を確保することができる荷台装置を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案を第1〜第3図に示す一実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図は、この考案を適用した車輛の側面図を
示している。この車輛は、操向輪となる一輪の前
輪1を備えた前車体2と、駆動輪となる二輪の後
輪3を備えるとともに、これら後輪3の間に駆動
ユニツト4を備えた後車体5とを、連結装置6を
介して左右揺動自在に連結した三輪車タイプのも
ので、7はハンドル、8は合成樹脂製のハンドル
カバー、9はフロントフオーク、10はシート、
11は尾灯ユニツトである。
示している。この車輛は、操向輪となる一輪の前
輪1を備えた前車体2と、駆動輪となる二輪の後
輪3を備えるとともに、これら後輪3の間に駆動
ユニツト4を備えた後車体5とを、連結装置6を
介して左右揺動自在に連結した三輪車タイプのも
ので、7はハンドル、8は合成樹脂製のハンドル
カバー、9はフロントフオーク、10はシート、
11は尾灯ユニツトである。
前記前車体2は、骨格をなす金属製の車体フレ
ーム12を、レツグシールド13、フロントキヤ
リア14、ステツプフロア15、リアカバー16
等で構成された合成樹脂製ボデイ17で覆うよう
にしたもので、車体フレーム12の後部を覆うリ
アカバー16の後部に水平な上面を持つ突出部1
6a,16bを形成して、該突出部16a,16
bによりシート10の後方位置に荷物載置部Aを
得るようにしており、また後車体5は駆動ユニツ
ト4が合成樹脂製のリアボデイ18で覆われてい
る。
ーム12を、レツグシールド13、フロントキヤ
リア14、ステツプフロア15、リアカバー16
等で構成された合成樹脂製ボデイ17で覆うよう
にしたもので、車体フレーム12の後部を覆うリ
アカバー16の後部に水平な上面を持つ突出部1
6a,16bを形成して、該突出部16a,16
bによりシート10の後方位置に荷物載置部Aを
得るようにしており、また後車体5は駆動ユニツ
ト4が合成樹脂製のリアボデイ18で覆われてい
る。
前記車体フレーム12は、第2図に示すように
フロントフオーク9を回転自在に支持するヘツド
パイプ19にダウンフレーム20を溶接し、この
ダウンフレーム20に左右一対をなし、側方に開
放する断面コ字状のシートフレーム21,21を
溶接し、これらのシートフレーム21,21の前
後方向の中間および後端側をそれぞれ補強部材2
2,23で連結して形成したもので、構成部品点
数に関しては、ほぼ従来のものと同一である。し
かし、この車体フレーム12は、シートフレーム
21,21の後端がシート10の後方位置まで延
長されており、また、該シートフレーム21,2
1の後端を相互に連結する補強部材23が前記リ
アカバー16を支持する補強金具を兼ねるよう工
夫されており、これらの点が従来の車体フレーム
と異なつている。
フロントフオーク9を回転自在に支持するヘツド
パイプ19にダウンフレーム20を溶接し、この
ダウンフレーム20に左右一対をなし、側方に開
放する断面コ字状のシートフレーム21,21を
溶接し、これらのシートフレーム21,21の前
後方向の中間および後端側をそれぞれ補強部材2
2,23で連結して形成したもので、構成部品点
数に関しては、ほぼ従来のものと同一である。し
かし、この車体フレーム12は、シートフレーム
21,21の後端がシート10の後方位置まで延
長されており、また、該シートフレーム21,2
1の後端を相互に連結する補強部材23が前記リ
アカバー16を支持する補強金具を兼ねるよう工
夫されており、これらの点が従来の車体フレーム
と異なつている。
前記補強部材23は、金属板にプレス加工を施
して、下部を開放した箱形に成形するとともに、
その上壁23aおよび側壁23bに前記リアカバ
ー16の突出部16a,16bに対応して凸凹を
形成し、かつ側壁の下部にゴムひも等を引つかけ
るフツク23cを接合したもので、前壁23dの
下端から前方に突出した固定用突片23eと上壁
23aとをシートフレーム21にねじ止めするこ
とによつてシートフレーム21へ固定されてい
る。該補強部材23の凸凹のうち、凸部23f,
23gは、それぞれその上面が前記リアカバー1
6の突出部16a,16bの裏面に当接するよう
に突出高さが設定されており、第3図に示すよう
にリアカバー16の突出部16a,16bに密着
して荷物載置部Aの剛性を高める如く機能してお
り、また突出成形によるリブ効果によつて補強部
材23自身の剛性をも高めている。なお、第3図
に示すように、リアカバー16の後部は、補強部
材23の上壁23aを貫通するボルト24を介し
て補強部材23に固定されている。また、シート
フレーム21の最後端には、前記尾灯11を支持
するブラケツト25が取り付けられている。
して、下部を開放した箱形に成形するとともに、
その上壁23aおよび側壁23bに前記リアカバ
ー16の突出部16a,16bに対応して凸凹を
形成し、かつ側壁の下部にゴムひも等を引つかけ
るフツク23cを接合したもので、前壁23dの
下端から前方に突出した固定用突片23eと上壁
23aとをシートフレーム21にねじ止めするこ
とによつてシートフレーム21へ固定されてい
る。該補強部材23の凸凹のうち、凸部23f,
23gは、それぞれその上面が前記リアカバー1
6の突出部16a,16bの裏面に当接するよう
に突出高さが設定されており、第3図に示すよう
にリアカバー16の突出部16a,16bに密着
して荷物載置部Aの剛性を高める如く機能してお
り、また突出成形によるリブ効果によつて補強部
材23自身の剛性をも高めている。なお、第3図
に示すように、リアカバー16の後部は、補強部
材23の上壁23aを貫通するボルト24を介し
て補強部材23に固定されている。また、シート
フレーム21の最後端には、前記尾灯11を支持
するブラケツト25が取り付けられている。
以上説明したように、本考案の荷台装置は、シ
ートを支持する左右一対のシートフレーム21を
連結する金属製補強部材23を有する車体フレー
ム12と、該車体フレーム12を覆う樹脂製ボデ
イ17とを備える自動二輪車等の車輛において、
前記一対のシートフレーム21をシート10の後
方に延出させ、このシートフレーム21の上面に
表面が凸凹状の前記補強部材23を接合させ、該
凸凹に対応する突出部16a,16bを有する樹
脂製ボデイ(リアカバー)16を該補強部材23
の上面に当接させて、該リアカバー16の突出部
16a,16b上に荷物を載置する構成であり、
補強部材23によつてリアカバー16の剛性が高
められるから、従来の車体フレームと同等の部品
点数でもつて多くの荷物を載せうる十分の強度を
確保することができ、かつ、合成樹脂製ボデイと
の一体観が失なわれず、ボデイのデザインを有効
に活かすことができる。また補強部材23は凸凹
を形成することによつてリブ効果が生じ、剛性が
高くなるから、肉厚の薄い金属板を使用して高い
強度を出すことができ、軽量化を計ることができ
る等、種々の優れた効果が生じる。
ートを支持する左右一対のシートフレーム21を
連結する金属製補強部材23を有する車体フレー
ム12と、該車体フレーム12を覆う樹脂製ボデ
イ17とを備える自動二輪車等の車輛において、
前記一対のシートフレーム21をシート10の後
方に延出させ、このシートフレーム21の上面に
表面が凸凹状の前記補強部材23を接合させ、該
凸凹に対応する突出部16a,16bを有する樹
脂製ボデイ(リアカバー)16を該補強部材23
の上面に当接させて、該リアカバー16の突出部
16a,16b上に荷物を載置する構成であり、
補強部材23によつてリアカバー16の剛性が高
められるから、従来の車体フレームと同等の部品
点数でもつて多くの荷物を載せうる十分の強度を
確保することができ、かつ、合成樹脂製ボデイと
の一体観が失なわれず、ボデイのデザインを有効
に活かすことができる。また補強部材23は凸凹
を形成することによつてリブ効果が生じ、剛性が
高くなるから、肉厚の薄い金属板を使用して高い
強度を出すことができ、軽量化を計ることができ
る等、種々の優れた効果が生じる。
第1図は本考案を適用した車輛の側面図、第2
図は第1図の要部の分解斜視図、第3図は第2図
の−線に沿う断面図である。 10……シート、12……車体フレーム、16
……リアカバー、16a,16b……突出部、1
7……合成樹脂製ボデイ、21……シートフレー
ム、23……補強部材、23a……上壁、23b
……側壁、23f,23g……凸部。
図は第1図の要部の分解斜視図、第3図は第2図
の−線に沿う断面図である。 10……シート、12……車体フレーム、16
……リアカバー、16a,16b……突出部、1
7……合成樹脂製ボデイ、21……シートフレー
ム、23……補強部材、23a……上壁、23b
……側壁、23f,23g……凸部。
Claims (1)
- シートを支持する左右一対のシートフレームを
連結する金属製補強部材を有する車体フレーム
と、該車体フレームを覆う樹脂製ボデイとを備え
る自動二輪車等の車輛において、前記一対のシー
トフレームをシートの後方に延出させた上面に、
表面が凸凹状の前記補強部材を接合させ、該凸凹
に対応する突出部を有する前記ボデイを該補強部
材の上面に当接させて成る、自動二輪車等の車輛
における荷台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13912082U JPS5942770U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 自動二輪車等の車輌における荷台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13912082U JPS5942770U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 自動二輪車等の車輌における荷台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5942770U JPS5942770U (ja) | 1984-03-21 |
JPS638549Y2 true JPS638549Y2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=30311921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13912082U Granted JPS5942770U (ja) | 1982-09-14 | 1982-09-14 | 自動二輪車等の車輌における荷台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5942770U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2542197B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1996-10-09 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車の荷物載置装置 |
-
1982
- 1982-09-14 JP JP13912082U patent/JPS5942770U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5942770U (ja) | 1984-03-21 |
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