JPS589861Y2 - 折りたたみコンテナ− - Google Patents
折りたたみコンテナ−Info
- Publication number
- JPS589861Y2 JPS589861Y2 JP16509877U JP16509877U JPS589861Y2 JP S589861 Y2 JPS589861 Y2 JP S589861Y2 JP 16509877 U JP16509877 U JP 16509877U JP 16509877 U JP16509877 U JP 16509877U JP S589861 Y2 JPS589861 Y2 JP S589861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom plate
- end surface
- folding container
- engagement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は各種の物品を輸送、運搬するため等に用いるコ
ンテナーで特に折りたたみ可能なコンテナーに関するも
のである。
ンテナーで特に折りたたみ可能なコンテナーに関するも
のである。
従来この種の折りたたみコンテナーは、例えば第１図に
て示したように、フレーム１と、底板２と、フレーム１
に取付軸３によって回動し得るように取付けられた上側
板状部分４と底板２に取付軸５によって回動し得るよう
に取付けられた下側板状部分６とから成っていてこれら
の板状部分４及び６が連結部７によって内側に折れ曲が
るように連結されている側板８と、フレーム１に取付軸
９によって回動し得るように取付けられたあおシ板１０
とから構成されていて、側板８を伸ばした状態にした後
にあおり板１０を立てれば組立てられ、逆にあおり板１
０をフレーム１の側に倒した後に側板８を折り曲げれば
折りたた１れるようになっていた。
て示したように、フレーム１と、底板２と、フレーム１
に取付軸３によって回動し得るように取付けられた上側
板状部分４と底板２に取付軸５によって回動し得るよう
に取付けられた下側板状部分６とから成っていてこれら
の板状部分４及び６が連結部７によって内側に折れ曲が
るように連結されている側板８と、フレーム１に取付軸
９によって回動し得るように取付けられたあおシ板１０
とから構成されていて、側板８を伸ばした状態にした後
にあおり板１０を立てれば組立てられ、逆にあおり板１
０をフレーム１の側に倒した後に側板８を折り曲げれば
折りたた１れるようになっていた。
この種の折りたたみコンテナーは第３図に示したように
、あおり板１０の下側端面１０ｂと該端面１０ｂが係合
する底板２の保合面２ａとはいずれも各内側面１０ｃ及
び２ｂに対して単に直角な平面である為、特に矢印りの
方向の力即ちコンテナーの内側へ向う力が加わった場合
に簡単にあおり板１０が底板２から外れてし１うおそれ
があった。
、あおり板１０の下側端面１０ｂと該端面１０ｂが係合
する底板２の保合面２ａとはいずれも各内側面１０ｃ及
び２ｂに対して単に直角な平面である為、特に矢印りの
方向の力即ちコンテナーの内側へ向う力が加わった場合
に簡単にあおり板１０が底板２から外れてし１うおそれ
があった。
そこでこの種の従来の折りたたみコンテナーでは、第２
図に示すようにあおり板１０の下部に一定範囲上下動し
得るピン１１を取付け、あおり板１０を直立させた時に
底板２に形成された小孔２ｂにピン１１が挿入し得るよ
うにして、これによってあおり板１０が底板２から外れ
ないようにしていた。
図に示すようにあおり板１０の下部に一定範囲上下動し
得るピン１１を取付け、あおり板１０を直立させた時に
底板２に形成された小孔２ｂにピン１１が挿入し得るよ
うにして、これによってあおり板１０が底板２から外れ
ないようにしていた。
そのためあおり板１０の構造が複雑になり製造コストが
高くなるという欠点があった。
高くなるという欠点があった。
本考案は上記欠点を除去したもので、あおり板の構造を
ピン等を用いなくとも底板より外れることがないように
した折りたたみコンテナーを提供せんとするものであっ
て、その一実施例について第４図に基づき説明する。
ピン等を用いなくとも底板より外れることがないように
した折りたたみコンテナーを提供せんとするものであっ
て、その一実施例について第４図に基づき説明する。
尚、本実施例は基本的構造が上記従来例と略同−なので
、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
、同一部材には同一符号を付してその説明は省略する。
本実施例ばあおり板１０の下側端面１０ｂ′が第４図に
示したようにあおり板１０の内側面１０ｃに対して鈍角
な面に形成されている。
示したようにあおり板１０の内側面１０ｃに対して鈍角
な面に形成されている。
又あおり板１０の端面１０ｂ′が係合する底板２の係合
面２ ａ’は底板２の内側面２ｂに対して鈍角な面とな
し、コンテナーを組立てるべくあおり板１０を立てた時
あおり板１０の先端は底板２の係合面２ａ’Ｏ先端部に
当たるが、これを圧入すれば第４図に示した係合状態と
なる。
面２ ａ’は底板２の内側面２ｂに対して鈍角な面とな
し、コンテナーを組立てるべくあおり板１０を立てた時
あおり板１０の先端は底板２の係合面２ａ’Ｏ先端部に
当たるが、これを圧入すれば第４図に示した係合状態と
なる。
即ち、この部分が保合ピンと同様の役割りをすることと
なり、あおり板１０は底板２よりみだりに外れることが
ない。
なり、あおり板１０は底板２よりみだりに外れることが
ない。
尚図示する状態においてはあおり板の端面１０ｂ′と底
板２の係合面２ ａ’とは軽く接するようになっている
。
板２の係合面２ ａ’とは軽く接するようになっている
。
又コンテナーを多数積重ねた時、荷重で下側端面１０ｂ
’は係合面２ ａ’と密着するようになるがこの時互に
接する面が傾斜しているので、あおり板１０の下側端面
ば底板２の縁２ｃに押しつげられる方向の滑りを生ずる
ので、あおり板１０がはずれることは全くない。
’は係合面２ ａ’と密着するようになるがこの時互に
接する面が傾斜しているので、あおり板１０の下側端面
ば底板２の縁２ｃに押しつげられる方向の滑りを生ずる
ので、あおり板１０がはずれることは全くない。
更に荷重によりあおり板１０がたわむ場合、矢印方向に
たわむので、第２図に示すような側板８に爪４ｆを有し
あおり板１０にこれと嵌合する凹部１０ａを有する構造
のコンテナーの場合には、この爪４ｆによってあおり板
１０の矢印方向への移動やたわみが阻止され、したがっ
てあおり板１０は常にほぼ真直に立った状態にあり、こ
のため荷重に対する強度が従来のものに比し犬となる。
たわむので、第２図に示すような側板８に爪４ｆを有し
あおり板１０にこれと嵌合する凹部１０ａを有する構造
のコンテナーの場合には、この爪４ｆによってあおり板
１０の矢印方向への移動やたわみが阻止され、したがっ
てあおり板１０は常にほぼ真直に立った状態にあり、こ
のため荷重に対する強度が従来のものに比し犬となる。
第５図は本考案の他の実施例であおり板１０の下側端面
１０ｂ“は上記実施例と同様に内側面１０ｃに対し鈍角
であると共に新たに突出部１０ ｂ’が形成されている
。
１０ｂ“は上記実施例と同様に内側面１０ｃに対し鈍角
であると共に新たに突出部１０ ｂ’が形成されている
。
又底板２の係合面２ａ“は内側面２ｂに対し鋭角である
と共に新たに上記突出部１０ｂ＃に相対する凹部２ａ′
″が形成されている。
と共に新たに上記突出部１０ｂ＃に相対する凹部２ａ′
″が形成されている。
この実施例ではあおり板１０の下側端面と底板２の係合
面との係合作用が一層強化される。
面との係合作用が一層強化される。
以上のように本考案による折りたたみコンテナーは極め
て簡単な構造でしかもあおり板の底板に対する係合作用
が強く、更に荷重が加わった場合はその力が係合作用を
一層強める方向にあおり板に作用するので、あおり板が
底板より外れることがない。
て簡単な構造でしかもあおり板の底板に対する係合作用
が強く、更に荷重が加わった場合はその力が係合作用を
一層強める方向にあおり板に作用するので、あおり板が
底板より外れることがない。
尚あおり板の下側端面の形状等は実施例のものに限るこ
となく、あおり板の端面と底板の保合面とがコンテナー
の内側では高い位置で又外側では低い位置にて接するも
のであれば良い。
となく、あおり板の端面と底板の保合面とがコンテナー
の内側では高い位置で又外側では低い位置にて接するも
のであれば良い。
第１図は従来の折りたたみコンテナーの折りたたむ途中
の状態を示す斜視図、第２図は上記従来例を組立てる直
前の状態を示す一部拡大斜視図、第３図は上記従来例の
あおり板と底板との係合状態を示す垂直断面図、第４図
は本考案による折りたたみコンテナーの一実施例のあお
り板と底板との係合状態を示す垂直断面図、第５図は本
考案による折りたたみコンテナーの他の実施例のあおり
板と底板との係合状態を示す垂直断面図である。 １・・・・・・フレーム、２・・・・・・底板、２ａ′
、２ａ“・・・・・・底板の係合面、２ｂ・・・・・・
底板の内側面、１０・・・・・・あおり板、１０ｂ’、
１０ｂ“・・・・・・あおり板の下側端面、１０ｃ・・
・・・・あおり板の内側面。
の状態を示す斜視図、第２図は上記従来例を組立てる直
前の状態を示す一部拡大斜視図、第３図は上記従来例の
あおり板と底板との係合状態を示す垂直断面図、第４図
は本考案による折りたたみコンテナーの一実施例のあお
り板と底板との係合状態を示す垂直断面図、第５図は本
考案による折りたたみコンテナーの他の実施例のあおり
板と底板との係合状態を示す垂直断面図である。 １・・・・・・フレーム、２・・・・・・底板、２ａ′
、２ａ“・・・・・・底板の係合面、２ｂ・・・・・・
底板の内側面、１０・・・・・・あおり板、１０ｂ’、
１０ｂ“・・・・・・あおり板の下側端面、１０ｃ・・
・・・・あおり板の内側面。
Claims (1)
- フレームと、底板と、前記フレーム及び前記底板に対し
て夫々回動し得るように取付けられ且つ連結部にて内側
へ折れ曲がるように連結された二枚の板状部分からなる
側板と、前記フレームに対して回動し得るように取付け
られたあおり板とから構成された折りたたみコンテナー
において、前記あおり板の下側端面を該あおり板の内側
面に対して鈍角な面に形成し、前記下側端面が係合する
前記底板の係合面を前記下側端面に接するように構成し
たことを特徴とする折りたたみコンテナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16509877U JPS589861Y2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | 折りたたみコンテナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16509877U JPS589861Y2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | 折りたたみコンテナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5490333U JPS5490333U (ja) | 1979-06-26 |
| JPS589861Y2 true JPS589861Y2 (ja) | 1983-02-23 |
Family
ID=29163199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16509877U Expired JPS589861Y2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | 折りたたみコンテナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589861Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-08 JP JP16509877U patent/JPS589861Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5490333U (ja) | 1979-06-26 |
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