JPS589137A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS589137A
JPS589137A JP10844381A JP10844381A JPS589137A JP S589137 A JPS589137 A JP S589137A JP 10844381 A JP10844381 A JP 10844381A JP 10844381 A JP10844381 A JP 10844381A JP S589137 A JPS589137 A JP S589137A
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高田 駿
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン化銀粒子の表面感度を改良したハロゲ
ン化銀写真感光材料に関するもので、更に詳しくはへロ
グン化銀粒子内部が積層構造を有し、該ハロゲン化銀粒
子の表面が効率的に化学増感された乳剤を有するハロゲ
ン化銀写真感光材料に関するものである。
近年、ハロゲン化銀写真感光材料は現像処理安定性、す
なわち現像処理におけるランニング安定性、あるいは現
像所毎に若干条件の異なる現俸処理においても安定した
処理特性が得られるようにハロゲン化銀粒子は微粒子高
感度で、かつ粒状性の良いものが求められてきた。
例えば特公昭50−3697.8号ズは変換法で作られ
た写真乳剤が示され、特開昭52−18309号では部
分的変換法で作られた写真乳剤が示され、特開昭49−
106321号ではpAg を周期的に変化させて作ら
れた写真乳剤が示されている。
ところが、ある程度粒状性の良いそれらの乳剤は、比較
的高い粒子内部感度を持ち、ミースおよびジェームス共
著「ザ・セオリーテオブ・フォトグラフィック・プロセ
ス」第3版161頁に示されているよう九通常の化学増
感、例えばイオク増感、還元増感、重金属増感では高い
表面感度が得られにくい。また無理に高い表面感度を得
ようとするとカブリの発生や軟調な階調を得る結果とな
ってしまうような問題点があった。
また従来、積層構造を有するハロゲン化銀粒子を用いた
ハロゲン化銀写真感光材料は特開昭50−8524号に
記載されているように、その粒子内部の感度の高さから
内部潜像型乳剤として直接ポジ用ハロゲン化銀乳剤とし
ての用途が示されており、これらの、乳剤粒子は優れた
粒状性を有するが表面感度を持たせようとすると上述し
たような諸問題が発生するのであった。
また、近年写真業界においては現像処理の迅速化が望ま
れ、現像性が早く、かつ高温処理においてもカブリの発
生の少ない乳剤を有するハロゲン化銀写真感光材料が要
求されφようkなっ九。
本発明の目的は、粒子サイズの小さな粒状性の優れたハ
ロゲン化銀粒子を含有する八日グン化銀写真感光材料に
おいて、高感度、硬調、そしてカブリの少ない乳剤を有
するハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
さらに第2の目的として、製造安定性の良い乳剤を有す
るハロゲン化銀写真感光材料を提供することにある。
すなわち、製品ロット間に写真特性のバラツキが少ない
感光材料ならば使用者は製品ロフト毎に使用条件を変え
る必要もなくなり、効率的に製品を使える。
もう一つの目的として、ハロゲン化銀写真感光材料の表
面または裏面から圧力が加わると発生する部分的な減感
(今後圧力減感と呼ぶ)の発生の少−ないハロゲン化銀
写真感光材料を提供することにある。
さらにもう−?の目的として、迅速現像処理においても
カブリの発生の少なかハロゲン化銀写真感光材料を提供
することにある。
これら上記の目的は次の様にして達成される事を見い出
した。
すなわち、ハロゲン化銀粒子が少なくとも2種の層を有
し、第一の層は少なくとも20 mo1%の塩化銀を含
有しており、第一の層に隣接する第二の層は、第一の層
よりもlQmo’1%以上少ない量以上化銀を含有して
おり、−かつ該ハロゲン化銀粒子の最外層が少なくとも
5Off:01%の臭化銀を含有し、ま1ト・ロゲン化
銀粒子はθ〜5 mo1%の沃化銀を含有するものであ
り、さらに該ハロゲン化銀粒子表面が、該・・ログン化
銀粒子中のハロゲン化銀im○1に対してIQ mob
%以下の微粒子塩化銀およびQ、Ql mo1%以下の
不安定硫黄の共存下で化学増感されてφる・・ロゲン化
銀粒子を含有する乳剤層を少なくとも一層支持体上に有
するハロゲン化銀写真感光材料により達成される事を見
い出した。
本発明のこれらの第一の層、第二の層のハロゲン化銀粒
子中の位置関係に限定はなく、例えば二層である場合は
、第一の層、第二の層どちらがハロゲン化銀粒子の内部
側にあっても良く、どちらかの層が粒子核形成してもよ
いし、また、どちらかが最外層であっても良い。
本発明の他の層は実質的に塩化銀または臭化銀またはそ
れらの混合物から成る実質的に沃化銀を含まない塩臭化
銀が望ましいが、必要に応じて該へログ/化銀粒子の5
モル%以下の沃化銀を含有しても良い。
ζこで本発明の好ましい/′−ログン化銀粒子の積層構
造の例を示すと、臭化銀画モル%以上含有する核に塩化
銀ωモル%以上含有する第二層を積層し、かつその外側
に最外層として臭化銀圓モル%以上を含有する層を設け
た3層構成をもクツ10グン化銀粒子、あるいは塩化調
印モル%以上含有する核に臭化銀(資)モル%以上含有
する最外層を設けた2層構成をもつハロゲン化銀粒子等
が挙げられる。本発明の・・ログン化銀粒子を構成する
核および積層する層の厚さは自由にその厚さを選べるが
特に好ましくは核の大きさとしては、該・・ログン化銀
粒子の粒径の10〜50%、最外層の厚さについては該
ハロゲン化銀粒子粒径、ID20%以上の厚さが望まし
い。
本発明の・・ログン化銀粒子の形成方法は、主としてP
Agコンドロールド−ダブルジェット法が望ましいが、
もちろん通常のダブルジェット法または顔混、逆混、変
換法あるいは酸性法、中性法、アンモニア法等いかなる
手段を用いてもかまわないが、粒状性を良くするために
も特にダブルジェット法が好ましい。
また、必要ならばチオエーテル等のハロゲン化銀溶剤ま
たはメルカプト基含有化合物や増感色素のような晶癖コ
ントロール剤を用いても良い。
本発明の・・ログ/化銀粒子形成時には必要ならばイリ
ジウム、ロジウムのような白金板元素を含有させても良
い。
本発明のハロゲン化銀粒子は、どのような形状のもの−
c6ってもよく正六面体、正八面体、正十四面体やその
混合させた形でも良い。
不発明の・・ログ/化銀粒子の平均粒径は目的に応じて
0.2〜2μ程度の大きさが好ましく、特に好ましくは
0.3〜1μの大きさでおる。平均粒径とは、個々のハ
ロゲン化銀粒子の投影面積に相当する円の直径の平均値
で測定法は、例えば[写真工学の基礎−銀塩写真蝙」(
日本写真学会編、昭である。
こうして得られる謂ゆる積層構造をもつ内部潜像m ハ
ロゲン化銀粒子の表面感度を増加し、かつカプリの近い
硬調な写真特性を得るためには、前記粒子のハロゲン化
銀1!no11[対してIQ mob%以下の微粒子塩
化銀およびQ、Ql mo1%以下の不安定硫黄の共存
下で化学熟成を行なう。
本発明の微粒子塩化銀の量は、該ハロゲン化銀1m0I
K対してO−5〜5 m01%が好ましく、微粒子塩化
銀の大きさは0.01〜0.2μ が好ましい。
そして、この微粒子塩化銀は、物理熟成水洗後から化学
熟成の終了時までの何時添加されても良い。
微粒子塩化銀の添加の方法は、塩化銀の形でも良く、あ
るいは塩素イオン添加後、銀イオ/を添加しても良いし
、おるいは銀イオン浣加後、塩素イオンを添加しても良
い。また、水洗後の塩素イオンを利用して銀イオンだけ
を添加してもかまわないが、塩素イオン社、銀イオンと
等モル以上存在名せ墨壷が好ましい。
本発明の不安定硫黄を含有する硫黄増感剤としては、米
国特許第1,574,944号等に開示されているチオ
尿素、アクリルイソシアネート、シスチン、アルカリ、
金属チオシアネート、アルカリ土類金属チオシアネート
、アンモニワムチオシアネート、アルカリ金属チオサル
フェート、アンモニウムチオサルフェート等があるがこ
れらに限定されるものではなく、特にはチオ硫酸ソーダ
(〕1イボ)が好ましい。物に好ましい不安定硫黄の量
はハロゲン化銀1 モtv 尚り0.001〜0.00
5 m01%である。硫黄増感剤は物理熟成時から化学
熟成終了時までの間何時添加されても良い。また、硫黄
増感剤は、#粒子塩化銀添加前後あるいは同時に添刀口
されてもよいが、実質的な化学熟成は微粒子塩化銀と不
安定硫黄の共存下で進行する。tた、必賛ならば金増感
あるいは還元増感を組み合せてもかまわない。
このようガ微粒子塩化銀共存下に化学熟成する方法は、
例えば米国特許第3,804,629号、あるいは特開
昭51−1166号等に示されているのだが、−特に積
層構造を有する・・ログ5ン化銀粒子に適用す′ること
により、積層構造を有する・・ログ/化銀粒子の欠点で
ある低表面感度、軟調、かつ圧力減感が大きいといった
大きな問題点が、解決され。
該ハロゲン化銀粒子の特長である粒状性を生かすことが
出来るのであ゛る。これらのことは、前述の特許では推
測できない大きな効果であり、更に詳しく説明する。
即ち、積層構造を有する・10ゲン化銀粒子は、そのt
子内部に相境界面(phase ’bounday )
を有し、その面は電子トラップとなり易い1.そのため
に積層構造を有する・・ログ/化銀粒子から成る写真乳
剤の圧力減感は大きく、また表面感度も低いといった問
題点が、この・・ログ/化銀粒子を微粒子塩化銀共存下
に硫黄増感することにより、−挙に解決され平均粒径の
小さい粒状性の優れた写真乳剤が得られるのである。
本発明の・−ロゲン化銀乳剤は比較的硬調なネガポジタ
イプの写真感光材料に適用される12例えばカラープリ
ント用ペーパー1、黒白プリント用ベーパー複写用感光
材料、印刷製版用感光材料等に主として用いられる。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤層は、以下に示す
ようなへログン化銀写真感光材料一般に用いられる化合
物を含有しても良い。増感色素としては1例えば特公昭
43−10773号、米国特杵第3,511,664号
、同第3,694,217号等にFi14されているシ
アニン色素、メロシアニン色素、カルボシアニン色素等
のシアニン色素類を1種あるいは2種以上組み合せて用
いることができる。
また、増感色素は本発明の化学熟成助力1ら終了後まで
何時加えられてもよい。
安定剤、カプリ抑制剤として、例えば米国特許第2,4
44,607号、同第2,716,062号、同第3,
512,982号、同第3,342,596号、独11
特許第1,189,380号、同第2,058,626
号、同第211,841号の各明細書、特公昭43−4
133号、同39−2825号、特開昭50−2262
6号、同50−25218号、+453−133954
号の谷公報などに記載の安定剤、カプリ抑制剤を用いる
方法を適用してもよく、%に好ましい化合物としては、
5.6−ドリメチレンー7−ヒドロキシー8−トリアゾ
ロ(l、5二g)ピリミジン、5゜6−チトラメチレン
ー7−ヒドロキシーs−トリアゾロ(1,5−8)ピリ
ミジン、5−メチル−7−ヒドロキシ−8)リアゾロ(
1,5−8)ピリミジン、7−ヒドロキシ−8−)リア
ゾロ(1,5−a)ピリミジン、没食子酸エステル(例
えば没食子酸イソアミル、没食子酸ドデシル、没食子酸
プロピル、没食子酸ナトリウムなど)、ノルカフタン類
(例えば1−フェニル−5−,71A/カプトテトラゾ
ール、2−メルカプトベンツチアゾールなど)、ベンツ
トリアシ −フロムペンツトリアゾール、4−メチルベンツトリア
ゾールなど)、ベンツイミダゾール類(例ライミダゾー
ルなど)等が挙 げられる。
フチン、コロイド状アルブ ミン、寒天、アラビアゴム、アルギン酸或いは加水分解
されたセル゛ローズアセテート、アクリルアミド、イミ
ド化ポリアミド、ポリビニールアルコール、加水分解さ
れ九ポリビニールアセテート、たとえば英国特許第52
3,611号、独国特許第2.255,711号、同第
2,046,682号、米国特許第3,341,332
号の各明細書などに記載の水溶性ポリマー等を剛いてさ
しつかえない。またゼラチン誘導体としては、例えば米
国特許第2゜614.928号、同IN2,525,7
53号明細書に記載の如きフェニルカルバミルゼラチン
、アシル化ゼラチン、フタル化ゼラチン或いは米国特許
第2、.548,520号、同!2,331,767号
の6明la1に記載のアクリル酸スチレン、アクリル酸
エステル、メタアクリル酸、メタアクリル酸エンチル等
のエチレン基を持った重合可能な単量体をゼラチンにダ
ラント重合したものなどがあり、これらの親水性コロイ
ドはハロゲン化銀を含有している層或いVi金含有てい
ない1例えばフィルタ一層、保遷層、中間層等の補助層
中に使用され為。
硬膜剤として、例えばビニルスルホン系、シアヌールク
ロライド系、アクリロイル系、エチレンイミン系等の有
機硬膜剤あるいはりpムミ雪ワバン、カリミ1クバン等
の無機硬膜剤を1種または2橿以上組み合せて使用する
ことができる。
界面活性剤の例としてはサポニン、ドデシルペンごンス
ルホン酸ナトリワム塩、ンジワムスルホサクシネートを
始め、特開1@49−46733号、同4 G−10,
7,22号、1川50−16525号に麟げられ九もの
を使用できる。
本発明をカラー印画紙に通力する場合には、カブ2−と
して種々、のものを用いることができ、例えばイエロー
カプラーとして開鎖ケトメチレン型カプラーを用いるこ
とかで−きるし、マゼンタカプラー七してはビラゾロン
系、ピラゾロトリアゾール系、ピラゾリノベンツイミダ
ゾール系、インダシロン系などの化合物を用いることが
できる。また−、シアンカプラーとしてはフェノ〜〃系
、ナフトール系などの化合物を用いることができる。こ
れらのカブ2−は4当量型カプラーであっても2当量型
カブ2−であってもよい。さらにこの場合の写真乳剤は
、カラードマゼンタ−カプラー、カラードシアンカプラ
ー、或いはDIRカプラー、BARカブ2−、ワイスカ
ープラー、コンビ譚ナイングカプ2−などが使用されて
も′よい。さらに紫外線吸収剤として、例えばベンゾ)
 IJアゾール類化合物、チアゾリドン類化合物、アク
リロニトリル類化合物、ベンゾフェノ7類化合物などを
使用してもよく、その他必要に応じて帯電防止剤、螢光
増白剤、酸化防止剤、スティン防止剤等を用いることが
できる。
本発明のハログア化銀カラー写真乳剤は、必要に応じて
前記の如き種々の写真用添加剤を含有させた後、必要に
応じて下引層、中間層等を介して酢酸セルロース、硝酸
セルロース、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタ
レートあるいはポリスチレン等の合成樹脂フィルム、バ
ライタ紙、ポリエチレン被覆紙、ガラス板等の支持体に
塗設することにより、ハロゲン化銀カラー写真感光材料
を得る。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、通常の白黒現像
あるいはカラー現イ象される。
カラー現像の有用な発色現像主薬としては、芳香族第一
級アミン化合物1例えばN、N−ジエチル−p 7zニ
レンジアミン、N−エチル−N−ヒドロキシエチルノξ
ラフーエニレAジアム・ミン、4−(N−エチル−N−
ヒドロキシエチル)アミノ−2−メチルアニリン、4−
N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル)ア
ミノ−2−メチルアニリン、4−(N、N−ジエチル)
アミノ−2−メチルアニリン、4−(N−エチル−N−
メトキシエチル)アミノ−2−メチルアニリンおよびこ
れらの硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、p−1ルエンスルホ
ン酸塩等が挙けられる。
発色現像後社漂白定着が行なわれる。好ましい現像銀の
漂白剤としては有機酸多価金属塩で、−例として有機酸
第二鉄塩が挙けられる。その具体例としては、ニトリロ
トリ酢酸、ジエチレントリアミ゛ンペンタ酢醸、エチレ
ングリコールビス(アミノエチルエーテル)テトラ酢酸
、ジアミノプロパノールテトラ酢酸、N−(2−Jドロ
キシエール)エチレンジアミントリ酢酸、エチルイミノ
ジプロピオン酸、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸、
エチレンジアミンテトラ酢酸等の鉄塩が有る。
また、特開昭49−107737号に示されるポリカル
ボン酸鉄塩、たとえばシェフ酸、マロン酸、コハク酸、
タルタル酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン1ゼ、サリチル
酸等の鉄塩を用いて覗よい。多価金属としては上記の第
二鉄塩の他に第二銅塩、第二コバルト塩を用いてもよい
。さらに目的によっては、塩化第二鉄、硫酸第二鉄等の
無機多価金属塩を用いてもよい。また、定着剤としては
、従来より公知のチオ硫酸塩、チオシアン酸塩等、また
、特開昭48−101934号に記載されている臭化カ
リワム、臭化アンモニワ゛ム、沃化ナトリウム等の水溶
性アルカリ金楓塩またLアンモニワムの臭化物、あるい
は沃化物を含有させることもできる。
また、発色現像、標目定着KI!jlみ合わせて、前硬
膜、中和、水洗、安定iの各処理を施すこともできる。
また、本発明のハロゲン化銀写真乳剤は一般に適当な支
持体に塗布乾燥されてハロゲン化銀写真感光材料が製造
されるが、この時用いられる支持体として社紙、ガラス
、セルローズアセテート、セルロースナイトレート、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリスチレン等の支持体、あ
るいは例えば紙とポリオレフィン(ポリエチレン、ポリ
プロピレン等)とのラミネート体等の2m以上の基質の
貼り合わせ体等が用いられる。そしてこの支持体は、ハ
ロゲン化銀乳剤に対する接着性を改良するために一般的
に種々の表面改良処理が行なわれ、例えば電子衝撃処理
等の表面処理あるいは下引層を設ける下引処理が行なわ
れたものが用いられる。
この、支持、体上にハロゲン化銀写真乳剤を塗布乾燥す
るには通常知られてしる塗布方法、例えば浸漬塗布、ロ
ーラー塗布、ビード塗布、カーテンフロー塗布等の方法
で塗布し、次いで乾燥される。
以下実施例により本発明を具体的に説明するが本発明が
これらに限定されるものではない。
〔実施例 1〕 乳剤yi4艮方法 表−1 表−1に示したようにω℃において扁(1)液を攪拌し
ながら、ム(1)、(1)液とpAg7.2になるよう
にコントロールしながら混合し、その後A (ITJ 
、 (Vl液をこの浪合液にPAg 8になるようにコ
ントロールしながら添加し、温度を40℃に下げ、硫酸
マグネ得られたハロゲン化銀乳剤(Alおよび(B)は
、平均粒径が0.4 μmの十四面体粒子でちり、それ
ぞれの粒度分布をとると、その半値巾は、乳剤(AIで
は0.1271m であり、乳剤(Blでは0.36 
pmであり、大巾に粒状性が向上した事が認められた。
次に、それぞれ下記の条件にて謁℃で化学熟成後カプリ
防止剤、2−ヒドロキシテトラザインデン、下記緑色色
素(a)をハロゲン化銀1モル当り2.5 X 10−
モル用いて増感させ、ジブチルフタレートに溶解した下
記マゼンタカプラー(tl) t ” 0グン化銀1モ
ル当り2 X 10−”七へ硬膜剤ビス(ビニルスルホ
ニルメチル)エーテル、 以上全添加後、塗布銀量が4
 ”F / (Lm” KなるようKRCペーパー(樹
脂扉エベーノクー)に塗布乾燥した。
マゼンタカプラー(1)) 1 試料はKS’−7型感光針(小西六写真工業KK製)に
Uv−フィルター、グリーンフィルター、光学ウェッジ
を通して0.5秒間露光を行ない下記発色現像液にて3
2.8℃ 3分(資)秒処理をし、次に一下記漂白定着
液にて1分美秒処理後水洗乾燥し試料とした。
発色現像液組成 rN−エチル−N−β−メタンスルホン涼白定着液組成 各試料に形成されたマゼンタ色1g画[11度ヲpDA
−60gデンシトメーター(小西六写真工業KK製)て
光学濃度を測定した結果を表−2に示す。
表−2 積層構造を有する乳剤(4)は微粒子塩化銀および不安
定硫*(チオ硫酸ナトリクム)の共存下で化学熟成する
と高感度、硬調化できる(試料A3.4)。
一方案質的に積層構造を有さない乳剤(IIは微粒子塩
化銀および不安定硫黄共存下で増感しても。
その効果が小さい。なお、ここで7は特性曲線の傾きを
表わし、ζ・階調度の示標である。
〔実施例 2〕 乳剤調整方法 表−3 ω℃において(1)液を攪拌しながら(1)液に(1)
、(幻額をPAg Bになるようコントロールしながら
添加し、そo 後(IVI、(Vl−#をPAg ’8
 K e ル!うK ニア ン)ロールしながら添加し
、にバIr、cJ、) (■)を添加、次いで((資)
、n喉をpAg 9になるようにコントロールしながら
添加後温度を菊℃に下げ硫酸マグネシウムを用いてフロ
キエレーシ四ノ、水洗しゼラチン液(的中で再分散させ
た。
得られた乳剤(C)、のンの平均粒径は0.8 μmで
晶癖は8面体に近く、粒度分布も狭かやた。これらの乳
剤はF記条件で5℃化学熟成後カプリ防止剤2−ヒドロ
キシ−テトラザインデン、下記増感色素(C1ヲハロゲ
ン化銀1モルfi92.5 X 10 ’ モルジブチ
ル7タレートに添加した下記イエローカプラー (d)
 ヲハロゲン化fi11モル当り 2 x 10−1 
 モル、硬膜剤ビス(ビニルスルホンメチルエーテル)
ヲ添加後塗布銀量4q、/aかになるようK RCペー
パーに塗布・乾燥した。・試料は実施例1と同様KUV
フィルター、プルーフイルター光襖を通して0.5秒露
光を行なった。
露光試料は実施例1と同様に処理、デンシトメーター測
定した結蕪を表−4に示す。
増感色素 (C)− イエローカプラー((11 表  −4 米圧力減感は試料の乳剤面を0.1ミリの針で針圧51
.2011をかけて引っ掻いた後、露光処理した。
ここで、圧力減感の評価は0が201荷重でも圧力減感
がみとめられないもの、Δが20.9荷重で圧力減感が
みとめられるもの、Xが51!荷重で圧力減感がみセめ
られるもの 積層構造を有する・・ログン化銀乳剤(C)は、−粒子
塩化銀 不、安定硫黄(チオ硫酸ソーダ)の存在下で高
感度硬調で、かつ圧力減感が大巾に中善された。(試料
JI613,14)− 〔実施例 3〕 ω℃において(1) Wを濠拌しながら(1)沿に(副
極を3分かけて添加後、次いで(璽)額を3分かけて、
とれに添加し、lO分間攪拌後@液を7分かけて鑑加後
、次いで(Vl液を7分かけて添加し、加分間攪拌後温
度を40℃に下け、硫酸マグネシクムを用いてフロキ具
レージ1ン水洗し、ゼラチンm (VlJ中で再分散さ
せた。
得られた乳剤(El、Cド)は下記条件に増感色素(実
施例2と同じ化合物2.5 X IF’モル)の共存下
にて下記条件で5℃化学熟成後、カプリ防止剤2−ヒド
ロキシテトラザインデン、イエコーカプラー(実施例2
と同じ化合物を2×1llr1モル)、硬膜剤ビス(ビ
ニルスルホンメチルエーテルを添加後塗布銀量が4 ”
9 / (1m になるようにRCペーパー! に塗布乾燥した。
試料鉱実施例2と同様に露光、処理、テンシトメーター
測定をし、その結果表−6に示す。
表  −6 積層構造を有するハロゲン化銀乳剤(E)は、不安定硫
黄だけの存在下で化学熟成しても低感度、軟調(試料A
I9 、2o)であるが、微粒子塩化銀、不、安定硫黄
の両者の共存下で化学熟成することにより大巾に高感度
、硬調化ができた。(試料扁21,22)一方案質的に
積層構造を有さない・・ログン化銀乳剤(F)は、その
効果がない。
代理人 桑 原 義 美 手続補正書 昭和聞年10月7日 特許庁長官 島 1)春 樹殿 l、事件の表示 昭和圀年特許願第 108443  号2、発明の名称 3 補正をする者 事件との関係 特許出顆人 住 所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 称
 (127)小、西六写真工業株式会社5、補正命令の
日付 自  発 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、 補正の内容 発明の詳細な説明を次の如く補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 へログ/化銀粒子が少なくとも2種の層を有し。 第一の層は少なくとも2)、m01%の塩化銀を含有し
    てお9、第一の層に隣接する第二の層は第一の層よりも
    IQ rpo1%以上少ない量の塩化銀を含有しており
    、かつ該・・ログン化銀粒子の最外層は少なくとも5Q
    mo1%の臭化銀を含有し、また該・10ゲ/化銀粒子
    は該・・ロゲン化銀粒子のO〜5 mo1%の沃化銀を
    含有するものであって、さらに該ハロゲン化銀粒子表面
    が、該・・ログン化銀粒子中の・・ロケン化銀1 mu
    lに対して19m01%以下の微粒子塩化銀およびQ、
    Ql mo1%以下の不安定硫黄の共存下で化学増感さ
    れてなるノ・ログン化銀粒子を含有する乳剤層を少なく
    とも一層支持体上に有するI)ロケン化銀写真感光材料
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029203A (ja) * 1983-07-28 1985-02-14 Hitachi Choko Kk ラフイングエンドミル
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JPH01121848A (ja) * 1987-11-06 1989-05-15 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真乳剤およびそれを用いた多層写真感光材料

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