JPS5891269A - 家庭用小物類の壁内収納方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家庭用小物類を壁面内に収納する方式およびそ
の収納空間の構造に関する。ここに、家庭用小物類とは
、通常の家屋の壁内に収納できる程度の大きさの物品、
例えば傘、履物、洗剤、トイレ用の衛生掃除用器具、医
薬品、ゴルフバッグ等を指称するものとする。

近年、住宅のあり方としてゆとりのある暮し方が求めら
れている反面に、宅地の高騰、建築費の上昇等の理由で
住居のスペースは狭ばめられてゆ〈一方である。本発明
はこれらの住宅事情の改善策の−として提案されたもの
であって、公団、マンション、建売住宅および注文住宅
などの建設に際し、あらかじめこの方式を採用した設計
を行なうことや、既設の住居の改造に際しても採用、施
行することができるものである。

現在、一般家庭における家庭用小物類は普通戸棚類に納
め、この戸棚類を壁面に接して置いているのが実情であ
るが、これらの収納方式は唯でさえ狭い室内を一層狭く
、煩雑にするものである。

従来、建築法として暖炉等を壁内に嵌め込む方式は公知
であるが、本発明による家庭用小物類までも壁内に収納
する方式は何人にもまだ知られていなかった。

一般に、室内において用いる戸棚類の大きさは、高さ２
ｍ以内、奥行０，５ｍ前後で横巾１．８ｍ（１間）以内
のものが大部分であり、この体積は奥行さえ縮少させれ
ば充分に一般住宅の壁内に空間として取り込むことので
きるものである。

他方、家庭用小物類の大きさの一例としては：男物傘類
　　　　　９０ｃＰ！ｉ長 洗剤容器（紙面）　　３’０ｃＩＩｔ高×１５画巾×７
１厚液体用ポリ瓶　　　３２α高Ｘ１６．５傷巾Ｘ９．
５ｃ１ＰＩ厚薬品５００ｇ／容器　２０ｃ１！Ｉ高 薬品人中箱　　　　１０ｃ！ＩＩ高×２０１巾×１ｏ１
奥行洗面用手鏡　　　　３０ＣＭ　Ｘ１６（７）生理用
ナプキン　　１９備　×　７α トイレツトペ一パー１１ｃｍ径×１２ｃＭ巾トイレ用掃
除ブラシ４５ｃＰ！を高×１７１中等であり、これら又
はそれ以上の家庭用小物類はすべて前記した壁内の空間
に収納するに適した物と言うことができる。

なお、本発明が利用される壁としては、通常の土壁のほ
か、断熱材入りやＲ，Ｃ壁であっても差し支えないこと
は勿論である。

本発明の空間を添付図面を参照しつつ説明すれば： 第１図〜第６図に例示するとおり室内の壁の内の間柱２
と間柱２０間に前面（室内に面する面）を除いて上、下
（底）、左、右、および背面の五面を板状物４．４−ｍ
−で囲って形成される所定の大きさの収納室用空間５で
あって、その空間５内に任意の仕切り７および／または
吊り具８を設備したものである。前記収納室５を形成す
る板状物４．４−−−は木製、プラスチック製、あるい
は金属製など何れの材料であってもよく、場合によって
はそれらの異種材料を２種以上組み合せて用いることも
できるが、好ましくは、当該収納室の設置場所における
材質面および外観面（体裁）からの適合性、さらにはそ
の工作性をも考慮して適切なものを゛選択すべきである
。

さらに、本発明による収納室５は上述したようにそれぞ
れ独立した五面の板状物４．４−−一から構成される以
外にも、予じめ、前記素材によシキャビネット様に成形
されたものを壁内に嵌め込むことによっても形成するこ
とができる。

前記収納室５内の仕切シフ、吊り具８等は、被収納物の
種類、大きさ、および数量等によりその材質、形状等任
意のものから選択的に使用されるが、一般的には工作容
易なものが好適である。もちろん、当該収納室５そのも
の＼大きさもその設置場所および被収納物の種類等によ
シその使用目的に合った適当な寸法に設計されるべきこ
とはいうまでもない。

ところで、本発明方式の実施に際しては、前記収納室５
の前面は、図示するように扉６を設け、この部分を開閉
自在にしておくのが好ましいが、本発明にとってこの扉
６は必須のものではない。

なお、扉を設けた場合には、これまた該収納室の設置場
所等を勘案し、例えばインテリアとしての機能、外観を
も考慮してそのデザインにも注意を払うべきであろう。

そして、収納室５の前面は壁面より室内に突出または壁
内に陥没していてもよく、５−また、背面の板状物４は
壁材６と密接させても間を空けてもよく、要するに前後
方向に若干距離の移動自在であることが許される。

本発明は以上詳述したような収納室を利用して実施する
ものであり、いまその使用態様の一例にブラシ１２、洗
剤１３およびその他これらに類する小物類を、それぞれ
収納室５内の仕切り７および吊り具８を利用して収納、
保管するものである。これ以外にも本発明による収納室
内には、当該収納室の設置場所とも関連するが、薬品類
、衛生用品、掃除用具、洋品雑貨、またはスポーツ用品
等いわゆる一般家庭用小物類をそれぞれ必要に応じて機
能的に整理し、保管することができる。

このように本発明方式によれば、従来や＼もすると所か
まわず雑然と置かれ勝ちであった上記小物類が壁内空間
に整然と保管される結果、家庭内の生活空間が拡大され
るだけでなく、それら小物類の取扱いにも便利なものと
なり、同時に家庭内の美観向上にも寄与し得るものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式の実施状況を示す縦断面側面図、第
２図は同平面図、第６図は同じくその正面図である（た
だし、扉を開いた状態を示す）。 １：壁　　　　　　２：柱 ５：壁材　　　　　　　４：板状物 ５：収納室（空間）　　６：扉 ７：仕切り　　　　　　８：吊り具 （特許出願人　中牧　初校） ￥　１図 第３田 、７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １゜建築物の壁内の一部分に前面（室内に面する面）を
   除く天面を板状物で囲った空間を設け、該空間内に任意
   の仕切りおよび／または吊り具を設置し大ことを特徴と
   する家庭用小物類の壁内収納方式。 ２、該板状物が木製、金属製および合成樹脂製よりなる
   群より選ばれた材質である特許請求の範囲第１項記載の
   家庭用小物類の壁内収納方式。 ５、該空間がキャビネット様の成型物を壁内に嵌め込む
   ことによシ形成されたものである特許請求の範囲＃ｇ１
   項および第２項の家庭用小物類の壁内収納方式。 ４、該空間の前面に任意の扉を取り付けてなる特許請求
   の範囲第１項、第２項および第３項記載の家庭用小物類
   の壁内収納方式 ５　該空間の前面が壁面より突出または陥没したもので
   ある特許請求の範囲第１項、第２項、第６項および第４
   項記載の家庭用小物類の壁内収納方式。