JPS6130533Y2 - - Google Patents

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JPS6130533Y2
JPS6130533Y2 JP6557183U JP6557183U JPS6130533Y2 JP S6130533 Y2 JPS6130533 Y2 JP S6130533Y2 JP 6557183 U JP6557183 U JP 6557183U JP 6557183 U JP6557183 U JP 6557183U JP S6130533 Y2 JPS6130533 Y2 JP S6130533Y2
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JP
Japan
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lid
shelf
middle shelf
recess
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JP6557183U
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JPS59171535U (ja
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Publication of JPS6130533Y2 publication Critical patent/JPS6130533Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、食器棚に多く見られるように、下方
収納部とその上面に位置する中棚と前面が中棚の
前端よりも後方に位置する上方収納部とからなる
側面視略〓状の家庭用棚の改良に関する。
この種の家庭用棚は、上方収納部の前面が下方
収納部前面よりも後方にへこんでいるため、部屋
の壁際に設置した際、下方収納部の奥行を大きく
してあつて目につきやすい高さにある部分が後退
し、圧迫感を与えないという利点を有している。
また、中棚の前端側部分は、ほどよい高さにあ
り、しかも、前方だけでなく、上方ならびに左右
両側方が開放空間となつているため、物品の仮置
きに便利であり、本棚等の場合には、花びん等の
置き場所にも使用でき、これらも、この種の家庭
用棚の持つ大きな利点である。
本考案は、これらの利点を損なうことなく、小
物専用の収納機能を追加して、より一層使い易く
することを目的とするものであり、下方収納部と
その上面に位置する中棚と前面が中棚の前端より
も後方に位置する上部収納部とから側面視略〓状
の棚を形成し、前記中棚の上方収納部前面よりも
前方に突出する部分に、上面の開口した凹所とそ
の開口を閉塞する蓋とからなる小物用の収納部を
設けた点に特徴がある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は家庭用棚の一例である食器棚を示す。
この食器棚は、計量米びつ1aとしよう油びんや
大皿、鍋等の収納に適した扉1b′付き収納庫1b
とからなる下方収納部1と、その上面に位置する
中棚2と、前面が中棚2の前端よりも後方に位置
する上方収納部3とによつて側面視略〓状に形成
されている。上方収納部3の前面には、観音開き
式のガラス戸3a,3aが設けられている。中棚
2は2部材でなり、上方収納部3の底面となる部
分2aは塗装鋼板製であり、上方収納部3の前面
よりも前方に突出する部分2bは、合成樹脂で一
体成形されており、化粧材を兼ねるように、適度
の厚みをもたせてある。また、中棚2の部分2a
は部分2bより高くして、ガラス戸3a,3aの
戸当りに構成されている。1a′は透明合成樹脂製
の扉である。その他の構成部材は、殆んどが塗装
鋼板製である。従つて、この食器棚は実質的には
鋼板製である。
中棚2の前述した部分2bには、第2図及び第
3図にその詳細を示す通り、上面の開口した、か
つ、前記部分2bの化粧前板部4の上下幅よりも
浅い凹所5と、その開口を閉塞する蓋6とからな
る小物用の収納部7が設けられている。8は下方
収納部1の両側壁に固着されたフレームであり、
その前面は前記扉1b′の戸当りに構成されてい
る。9……は前記部分2bをフレーム8に固定す
るためのビスであり、フレーム8のビス孔8′に
上方からねじ込まれる。12はガラス戸3a,3
a用の蝶番を取り付けている支柱である。
前記凹所5は平面視において左右に長い矩形状
であり、中央部に設けた補強リブを兼ねる仕切壁
10によつて左右の2室5a,5bに区画されて
いる。凹所5の開口の周囲となる前後2辺及び左
右2辺には、夫々、下段のものほど相互の間隙が
狭くなる2段の段部11a,11bが形成されて
いる。尚、仕切壁10の上面は下方の段部11b
と面一状であるが段部11bより低くしてもよ
く、あるいは仕切壁10を省略したり、上方へ抜
取り自在に構成してもよい。
蓋6は、上方の段部11aにスライド自在に載
置された蓋体6aと、下方の段部11bにスライ
ド自在に載置された蓋体6bとによつて形成さ
れ、これらの蓋体6a,6bは、相互の重なり量
が大になつた開放状態と、相互の重なり量が小
(零でもよい)になつた閉塞状態とにわたつてス
ライド自在であり、両者6a,6bを上方へ取り
外すことができる。蓋体6aの上面は開口周辺部
の上面と面一状に形成され、ガラス戸3a,3a
の揺動開閉の障害にならないように配慮されてい
る。
上記の構成によれば、閉塞状態においては、蓋
6が中棚における前述した部分2bの一部とな
り、物品の仮置きに使用できる。ナイフ、フオー
ク、スプーン等の小物は前記収納部7の凹所5に
整理して収納することができる。凹所5には蓋6
があるため、収納された小物がほこりをかぶる虞
れがなく、衛生的である。
また、小物用収納部7を、中棚2の上方収納部
3より前方に突出した部分2bに設けてあるた
め、高さが適当であり、しかも、前方だけでな
く、上方が開放空間となつているため、小物の出
し入れが極めて容易である。
殊に、蓋6は単に段部11a,11bに載置さ
れているだけであるから、製造組付けが容易であ
るばかりでなく、凹所5内の清掃あるいは仕切壁
10が省略又は抜取り可能に構成されている場合
における長尺物の出し入れ等に際しては、蓋が容
易に取り外すことができるので大変便利である。
さらに、凹所5の深さを化粧前板部4の上下幅
よりも浅くしてあるため、従来デツドスペースと
なつていた部分が、小物用収納部7として利用さ
れることになり、下方収納部1の実質的な広さを
狭めないで済む。
また、小物収納用の引出しを別に設ける必要が
なく、経済的でもある。例えば、中棚2の下方に
引出しを設ける場合、引出し本体とそのガイドレ
ールやその取付け手間が直ちにコストアツプの要
因になり、さらにかかる設計は下部収納空間の有
効量を著しく減少せしめるが、この実施例では、
化粧材を兼ねる合成樹脂製の前記部分2bに凹所
5を形成するため、一体成形が可能であり、これ
によるコストへの影響が殆んどなく、従来品と略
同等な費用で製造できるのである。
第4図乃至第6図は各々別の実施例を示す。第
4図の実施例は蓋6を左右方向の枢支軸芯周りで
揺動開閉自在に構成した点に特徴があり、第5図
の実施例は、蓋6を前後方向の枢支軸芯周りで揺
動開閉自在な一対の蓋体6a,6bによつて構成
した点に特徴がある。第6図は、蓋6を前方へ抜
取り可能に構成した点に特徴がある。この構成に
よれば、蓋6上に仮置きした物品を載せたまま
で、凹所5を開けることができ蓋6をおぼんとし
て利用するともできる。
以上のように、本考案は、中棚の上方収納部前
面よりも前方に突出した部分に凹所と蓋からなる
小物収納部を設けたので、冒頭に述べた利点の全
てを確保できる上に、次の如き効果が得られるの
である。
小物を収納するための引出しが不要である。
また、引出しを設けた場合でも、小物の中棚の
小物専用の収納部に収納するため、引出しの中
が整理され、収納物品をさがし出すのに手間と
ることがない。
小物用収納部は高さが適当であり、しかも、
前方だけでなく、上方が開放空間となつている
ため、小物の出し入れが容易である。
小物収納部には蓋があるため、衛生的である
と共に、蓋上への物品の仮置きが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は要部の分解斜視図、第3図は要部の縦断側面
図、第4図乃至第6図は各々別の実施例を示す斜
視図である。 1……下方収納部、2……中棚、2a,2b…
…部分、3……上方収納部、5……凹所、6……
蓋、7……小物用の収納部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方収納部とその上面に位置する中棚と前面が
    中棚の前端よりも後方に位置する上方収納部とか
    ら側面視略〓状の棚を形成し、前記中棚の上方収
    納部前面よりも前方に突出する部分に、上面の開
    口した凹所と開口を閉塞する蓋とからなる小物用
    の収納部を設けたことを特徴とする家庭用棚。
JP6557183U 1983-04-30 1983-04-30 家庭用棚 Granted JPS59171535U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6557183U JPS59171535U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 家庭用棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6557183U JPS59171535U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 家庭用棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171535U JPS59171535U (ja) 1984-11-16
JPS6130533Y2 true JPS6130533Y2 (ja) 1986-09-06

Family

ID=30195772

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JP6557183U Granted JPS59171535U (ja) 1983-04-30 1983-04-30 家庭用棚

Country Status (1)

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JP (1) JPS59171535U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0324096Y2 (ja) * 1986-04-14 1991-05-27
JP7025810B1 (ja) * 2021-07-09 2022-02-25 株式会社豊明 収容ボックス、及び収容ボックスの扉構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59171535U (ja) 1984-11-16

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