JPH028024Y2 - - Google Patents

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JPH028024Y2
JPH028024Y2 JP11125782U JP11125782U JPH028024Y2 JP H028024 Y2 JPH028024 Y2 JP H028024Y2 JP 11125782 U JP11125782 U JP 11125782U JP 11125782 U JP11125782 U JP 11125782U JP H028024 Y2 JPH028024 Y2 JP H028024Y2
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plate
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JP11125782U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 (産業上の利用分野) 本考案は家具並びに建築施工業界に利用される
使用上に便利な収納壁に係る。
(従来の技術) 従来一般家屋に、建築物と一体形の収納壁があ
る。
この収納壁は建築物に於ける躯体の壁に押入れ
形の収容部を設けて、その収容部の開口縁に折畳
み式の扉とか、区画した収容部毎に蝶着し、且つ
内部に前向きに開口する棚部を設けた構成のもの
か、或いは前記収容部を上下に区画して下部の区
画部に抽斗を中間と上部に扉を蝶着して中間に洋
服入れを、上部に天袋を形成した洋服入れとか整
理タンス等を種々組み合わせるユニツト化構成の
ものが存した。
(考案が解決しようとする問題点) しかし前記従来の収納壁は、内部を縦仕切り板
や棚板等で区画してあるに過ぎなく、又棚板はそ
の出し入れ口が前向きに開口されている為、震災
時等に於て扉が開き、前向きの棚部より収容物が
そのまま飛び出て極めて危険を伴うものであり、
又前記収容部内の空間部を合理的に利用されてい
ない等の問題点を有した。
本考案は前記した従来の問題点を解消するため
になされたもので、建築物を構成する壁部に押入
れ形収容部を設けて、この押入れ形収容部内に移
動自在の可動収容棚を配置し、更にこの可動収容
棚に扉を蝶着して、この扉により可動収容棚の建
て付け用の空間部を閉塞して、震災時に於ける収
容物の飛び出しを防止する収納壁の提供を目的と
してものである。
ロ 考案の構成 (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案に係る収納壁
は、間隔を隔てた柱2,3に側板4,5を取付け
て、その側板4,5に背板6を張設し、更に之等
の上下に天板7と床板8とを取付けた押入れ形収
容部1を形成すると共に、その天板7と床板8に
はレール22,23,24を設け、又押入れ形収
容部1の内部に、前板11と後板12の上下に上
板13と下板14とを取付け且つ前板11と後板
12との内側に複数枚の側板15を設け、又上板
13と下板14とは走行輪19,20,21を設
けた可動収容棚10を、前記前板11巾寸法と略
同じ寸法の間隙巾とした移動用の空間部25を残
して左右方向へ移動自在に設けると共に、可動収
容棚10に、収容物の出し入れ口を左右方向に開
けた棚部18,18を備え、且つ可動収容棚10
の前板11一側に、この前板11の丈寸法と巾寸
法と略同寸の大きさとした扉26を蝶着し、該扉
26と前板11との表面に装飾面部Aを備えた構
成である。
(作用) 本考案に係る収納壁を建築物へ設置する場合
は、実施例に示すように先ず建築物の壁部に、間
隔隔てた柱2,3と側板4,5・背板6及び天板
8とにより箱形の押入れ形収容部1を組立て、更
にこの押入れ形収容部1内に、左右方向に物品1
6の出入れ口を有する棚部18,18付きの可動
収容棚10を、これの前板11巾寸法と略同じ寸
法の間隙巾を残した左右方向へ移動自在に嵌めな
がら、この可動収容棚10に設けた走行輪19,
20,21を押入れ形収容部1の天板7と床板8
とのレール22、23、24へ転動自在に嵌め
て、可動収容棚10を押入れ形収容部1の収容内
部9に於て正面に対し左右方向へ移動自在として
から、可動収容棚10の前板11の一端に扉26
を回動自在に蝶27着するもので、通常時は前記
可動収容棚10を収容内部9の一側へ寄せ、更に
この寄せによつて形成される押入れ形収容部1の
開口部を可動収容棚10の扉26により閉塞す
る。
更に又前記可動収容棚10より物品16の出し
入れを行なう場合は、扉26を開けて可動収容棚
10の棚部18,18へ、その左右方向より物品
16を出し入れするもので、その際可動収容棚1
0を左右方向へ所望に移動して左右の出入れ口よ
り棚部18,18へ物品16を出し入れするもの
である。
(実施例) 実施例 1 次ぎに本考案に係る収納壁の実施例1を図面第
1図乃第4図に基づいて説明する。
図中1は建築物に設けた押入れ形収容部で、間
隔を隔てた柱2,3に側板4,5を取付け、更に
この側板4,5に背板6を張設し、且つ之等の上
下に天板7と床板8とを取付けて押入れ形とし、
内部に後記する可動収容棚の収容内部9を形成し
てある。
10は前記押入れ形収容部1の収容内部9へ摺
動自在に収めた可動収容棚で、前板11と後板1
2の上下に上板13と下板14とを取付け、且つ
前板11と後板12との内側に所定間隔を隔て上
下方向に複数の棚板15と、この棚板15間及び
上下両板13,14間に装着位置を変へて収容す
る物品16の書籍に於ける大小版に応じて容積を
変える縦仕切り板17とを取付けて、左右の移動
方向に物品16の出入れ口を有する棚部18,1
8を設けてある。
19,20,21は前記可動収容棚10の上板
13と下板14とに設けた走行輪で、戸車状のも
のを使用し夫々押入れ形収容部1に於ける収容内
部9の天板7と床板8に内面長手方向に添つて取
付けたレール22,23,24へ嵌めて収容内部
9に於て可動収容棚10を左右方向へ移動自在と
する。
25は押入れ形収容部1の収容内部9に形成し
た可動収容棚10の移動用の空間部で、可動収容
棚10を建て付けたとき、該可動収容棚10の1
本分の間隙寸法として可動収容棚10の左右方向
の移動を可能とする。
26は可動収容棚10の前板11一側に蝶27
着した扉で、前記前板11の丈寸法と巾寸法と略
同寸の大きさとし、可動収容棚10を一側へ寄
せ、更にこの扉26を展開して収容内部9の開口
部を閉塞すると共に、先端を柱3へ当接して可動
収容棚10の妄動を防止する。
Aは前記扉26により収容内部9を閉塞したと
き形成する装飾面部で、可動収容棚10の前板1
1と扉26とにより一枚のパネル状に形成し壁を
構成する。
以上この実施例による収納壁を組立てて使用す
る場合は、建築物を構成する壁部に押入れ形収容
部1を形成し、更にこの押入れ形収容部1の収容
内部9に可動収容棚10を収めて、これの走行輪
19,20,21を収容内部9の敷いたレール2
2,23,24へ転動自在に嵌めると共に、この
可動収容棚10の前板11の一端に扉26を取り
付けて、収納壁を使用しないとき可動収容棚10
を一側へ寄せ、更にこれの扉26を展開して収容
内部9に於ける移動用の空間部25の開口部を閉
じるもので、又可動収容棚10へ書籍からなる物
品16を出し入れする場合は、前記扉26を開け
て移動方向に開口する可動収容棚10の棚部1
8,18へそのまま物品16を出し入れするもの
である。
実施例 2 次ぎに本考案の実施例2.を第5図に基づいて説
明すると、この実施例による収納壁は可動収容棚
10′の前板11′と扉26′の表面とに化粧板2
8,28を取替え自在に取付けたものを示し、前
記前板11′と扉26′の表面隅部にだぼ孔29,
29を、又化粧板28,28にだぼ30,30を
設けてこの化粧板28,28を取替え自在に取り
付けて、化粧面部A′の模様替えを可能とするも
のである。
実施例 3 更に第6図及び第7図により実施例3.を説明す
ると、この実施例によるものは前記押入れ形収容
部1a内に3本の可動収容棚10a,10b,1
0cを左右方向へ移動自在に配置したものを示
し、押入れ形収容部1aの収容内部9aに、可動
収容棚10a,10b,10cを建て付けたとき
可動収容棚10a一本分の移動用の空間部25a
を設け、更に可動収容棚10aの前板11aに扉
26aを蝶27a着して、可動収容棚10a,1
0b,10cへ物品を出し入れしない場合、扉2
6aにより前記空間部26aの開口部を閉塞する
もので、このとき扉26aと各可動収容棚10
a,10b,10cの前板11a,11b,11
cにより装飾を施した大形の装飾面部A″を形成
するものである。
又物品の出し入れに際しては、前記実施例1.及
び2.のものと同様に操作して、その出し入れを行
なうものである。
ハ 考案の効果 本考案に係る収納壁は前記のように構成されて
いるから、これを使用した場合、 可動収容棚の棚部はこれの移動方向即ち左右方
向に物品の出し入れ口を設けられ、又押入れ形収
容部の開口部を閉塞する扉を設けてある為、収容
する物品への塵埃の付着を防止する。
震災時に於ても可動収容棚は前板と後板とによ
り物品の前方への飛び出しを防止するので、収容
内部の左右方向に於ては飛び出しがあつても、特
に押入れ形収容部の前方に居ても極めて安全性は
高い。
可動収容棚の前板と扉の前面とにより室内装飾
に合う装飾面部を得ることが出来て外観的にも体
裁良好となる。
等の特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本考案に係る収納壁の実施例1.を
示す一部を破断した正面図、第2図は仝上横断平
面図、第3図は仝上縦断側面図、第4図は仝上扉
を開けた状態の斜視図、第5図は実施例2.の説明
図、第6図は実施例3.の一部を破断した正面図、
第7図は仝上横断平面図である。 尚図中1は押入れ形収容部、2,3は柱、4,
5は側板、6は背板、7は天板、8は床板、10
は可動収容棚、11は前板、12は後板、13は
上板、14は下板、15は棚板、18,18は棚
部、25は空間部、26,26は扉、Aは装飾面
部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間隔を隔てた柱に側板を取付け、該側板に背板
    を張設し、且つ之等の上下に天板と底板とを取付
    けた押入れ形収容部を形成し、該押入れ形収容部
    の収容内部に、前板と後板の上下に上板と下板と
    を取付け且つ前板と後板との内側に複数枚の棚板
    を設けた可動収容棚を、前記前板巾寸法と略同じ
    寸法の間隙巾とした移動用の空間部を残して左右
    方向へ移動自在に設けると共に、可動収容棚に、
    収納物の出入れ口を左右方向に開け棚部を備え、
    且つ可動収容棚の前板一側に、前記押入れ形収容
    部に於ける移動用空間部の開口部を閉塞し得る寸
    法の扉を蝶着し、該閉扉と可動収容棚の前板の表
    面とには内装面部を備えたことを特徴とする収納
    壁。
JP11125782U 1982-07-22 1982-07-22 収納壁 Granted JPS5915754U (ja)

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JP11125782U JPS5915754U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 収納壁

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JP11125782U JPS5915754U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 収納壁

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JPS5915754U JPS5915754U (ja) 1984-01-31
JPH028024Y2 true JPH028024Y2 (ja) 1990-02-26

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JP11125782U Granted JPS5915754U (ja) 1982-07-22 1982-07-22 収納壁

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JP6203570B2 (ja) * 2013-08-09 2017-09-27 株式会社長谷工コーポレーション ウォークインクロゼット

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JPS5915754U (ja) 1984-01-31

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