JP3065111U - 物品収納具 - Google Patents

物品収納具

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JP3065111U
JP3065111U JP1999004551U JP455199U JP3065111U JP 3065111 U JP3065111 U JP 3065111U JP 1999004551 U JP1999004551 U JP 1999004551U JP 455199 U JP455199 U JP 455199U JP 3065111 U JP3065111 U JP 3065111U
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外喜夫 西田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】鍵などの小物類や調味料入れ類等を簡単に収納
できるとともに、全体が一種の装飾品としても用いられ
る物品収納具。 【解決手段】板状で四辺形状の底枠部2、その奥行き方
向の端部分に位置し、底枠部に固着した背面部材3、底
枠部の横幅方向の両端の部分に位置し、該底枠部に固着
した左右の各側面枠部4、底枠部の上方に位置し、左右
の各側面枠部4、背面部材3の各端部に固着した底枠部
2と同様な上部枠部5、底枠部2、上部枠部5、各側面
枠部に囲まれるような状態で左右に摺動可能に配置した
障子体11、背面部材の左右いずれかの半面部分に固着
配置した鍵13を懸架するためのフック部材12、並び
に背面部材のフック部材12を配置した以外の他の半面
部分に装着した装飾部14とを具備した構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、物品収納具に関し、詳しくは、各種鍵等の小物類や調味料入れ類等 を簡単に収納できるとともに、収納具全体が一種の装飾品としても斬新な効用を 発揮する新規な物品収納具に関する。
【従来の技術】
従来、各種鍵等の小物類は屋内においては、その不使用時、机上等に乱雑に置 かれたままであったりして、室内が乱雑に見える他、使用時に必要な鍵をどこに 置いたか不明であったりして、これを探すのに思いのほか面倒であるような事態 があった。 また、家庭内等における各種の調味料入れ類等においては、これが日常的に使 用される物であることから、その使用後、食卓等の上に乱雑に置かれたままであ ることが多く、室内の清潔感を失わせることにもなっていた。 仮に、これら調味料入れ類等を収納戸棚等に収納する場合においても、これら の収納戸棚類は、一般的に、何らの装飾的な側面が見られない物が多いとともに 、持ち運び不可能で、各種の調味料入れ類を収納した戸棚類を屋内において移動 することはできないものであることから、例えば、日によって家庭内での食事の 場所が変わったりする場合、その都度、各必要な調味料入れ類を個々に持ち運ば なければならず、不便であった。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述した従来の実情に鑑み創作されたものであり、その目的とする ところは、各種鍵等の小物類や調味料入れ類等を簡単に収納できるとともに、収 納具全体を一種の装飾品としても用いることができる新規な物品収納具を提供す ることにある。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の物品収納具は、垂直状に置かれて使用され全体を手軽に移動し て好みの場所に置いてその利便性を享受しながら装飾性を楽しむことができる物 品収納具であり、板状で四辺形状の底枠部と、この底枠部の奥行き方向の一方の 端部分に位置して該底枠部に固着した背面部材と、前記底枠部の横幅方向の両端 の部分に位置して該底枠部に固着した左右の各側面枠部と、前記底枠部の上方に 位置して左右の各側面枠部、背面部材の各端部に固着した底枠部と同様な上部枠 部と、底枠部、上部枠部、各側面枠部に囲まれるような状態で左右に摺動可能に 配置した障子体と、前記背面部材の左右いずれかの半面部分に固着配置した鍵を 懸架するためのフック部材と、前記背面部材のフック部材を配置した以外の他の 半面部分に装着した装飾部とを具備したことを特徴とするものである。 請求項2記載の物品収納具は、請求項1記載の物品収納具における底枠部、背 面部材、側面枠部、上部枠部が、木材、樹脂材、金属材の内のいずれかから選ば れて形成されるものである。 請求項3記載の物品収納具は、前記請求項1記載の物品収納具における装飾部 が、九谷焼等にて形成した焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の 漆塗材の内のいずれかから選ばれて形成されるものである。 請求項1乃至3に記載の各考案によれば、フック部材に各種の鍵類を懸架して 整頓した状態で鍵類を収納できるとともに、その収納後は、障子体を当該鍵類の 収納状態が見えない状態に摺動し、しかも、摺動した後の障子体の中から、例え ば九谷焼等々の焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の漆塗材をも って形成した装飾部が表出することになるので、この物品収納具の全体を一種の 装飾品として用いることができる。 また、この物品収納具はその全体を手軽に移動できるので、これを好みの場所 に置いてその利便性を享受し、装飾性を楽しむことができる。 請求項4記載の物品収納具は、垂直状に置かれて使用され全体を手軽に移動し て好みの場所に置いてその利便性を享受しながら装飾性を楽しむことができる物 品収納具であり、板状で四辺形状の底枠部と、前記底枠部の横幅方向の両端の部 分に位置して該底枠部に固着した左右の各側面枠部と、前記底枠部の上方に位置 して左右の各側面枠部の各端部に固着した底枠部と同様な上部枠部と、前記底枠 部の長さ方向におけるほぼ中心部分に立設され空間部分内を左右に仕切るように 配置した仕切部と、この仕切部により仕切られた左右いずれかの空間部分で、且 つ、底枠部の奥行き方向におけるほぼ中心部分に立設され当該空間部分を前後に 仕切るように配置した仕切部と、底枠部、上部枠部、各側面枠部に囲まれるよう な状態で、且つ、底枠部、上部枠部、各側面枠部の前後の各部分に、夫々左右に 摺動可能に配置した各障子体と、前記仕切部の前後の各面に装着した各装飾部と を具備したことを特徴とするものである。 請求項5記載の物品収納具は、請求項4記載の物品収納具における底枠部、側 面枠部、上部枠部、仕切部、仕切部が、木材、樹脂材、金属材の内のいずれかか ら選ばれて形成されるものである。 請求項6記載の物品収納具は、前記請求項4記載の物品収納具における装飾部 が、九谷焼等にて形成した焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の 漆塗材の内のいずれかから選ばれて形成されるものである。 請求項4乃至6に記載の各考案によれば、底枠部、上部枠部、各側面枠部に囲 まれる空間部分の内、前記仕切部の前後面に装飾部が配置された以外の他の空間 部分に、前後見通しの状態で、この物品収納具の前後いずれの方向からも、調味 料入れ等を収納できるとともに、その収納後は、各障子体を空間部の部分に摺動 して当該調味料入れ等の収納状態が見えない状態に置き、しかも摺動した後の各 障子体の中から、例えば九谷焼等々の焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪 島塗り等の漆塗材をもって形成した装飾部がこの物品収納具の前後いずれの方向 からも表出することになるので、この物品収納具の全体を一種の装飾品として用 いることができる。 また、この物品収納具はその全体を手軽に移動できるので、これを好みの場所 に置いてその利便性を享受し、装飾性を楽しむことができる。
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本考案に係る実施の形態を説明する。 (実施の形態1) 実施の形態1の物品収納具1は、図1乃至図6に示すように、その全体が立体 状、衝立状の薄箱型となっていて、垂直状に置かれて使用するものであり、適当 な肉厚の板状で四辺形状の底枠部2と、この底枠部2の奥行き方向の一方の端部 分に位置して該底枠部2に固着した背面部材3と、前記底枠部2の横幅方向の両 端の部分に位置して該底枠部2に固着した各側面枠部4と、前記底枠部2の上方 に位置して各側面枠部4、背面部材3の各端部に固着した底枠部2と同様な上部 枠部5と、底枠部2、上部枠部5、各側面枠部4に囲まれるような状態で左右に 摺動可能に配置した障子体11と、背面部材3の左右いずれかの半面部分に固着 配置した鍵13を懸架するためのフック部材12と、このフック部材12を配置 した他の半面の背面部材3の部分に装着した例えば九谷焼等々にて形成した焼き 物である装飾部14とを具備している。 本実施の形態での物品収納具1は、縦サイズ15cm、横サイズ32cm、厚 さ6cmに形成され、その全体を簡易に移動可能なように構成している。 前記底枠部2、背面部材3、側面枠部4、上部枠部5は、本実施の形態では夫 々木材を用いて形成しているが、樹脂材、金属材をもってこれを形成しても良い 。 前記障子体11は、底枠部2と上部枠部5とに上下対向して設けた敷居15の 間に配置されて左右に摺動可能となっている。この障子体11は、背面部材3の 半面のサイズの一枚物に形成している。この障子体11の骨部17は、本実施の 形態では木材を用いて形成しているが、樹脂材、金属材をもってこれを形成して も良い。 図7は、図1乃至図6に示す前記障子体11とは異なる障子体21をもって構 成した物品収納具1である。障子体21以外の各部は図1乃至図6に示す前記障 子体11と同じである。図7に示す障子体21は、前記障子体11における骨部 17と障子紙に代替して、細幅の長尺状の各竹材22を左右に密に連続して配設 したものである。竹材22に代替して木材を使用しても良い。 前記装飾部14は、背面部材3に接着等の手段で固着しても良く、また、必要 に応じて装飾部14の種類を取り換え可能なように背面部材3に設けた着脱自在 な懸架部材(図示せず)をもって装着するように構成しても良い。装飾部14は 、前述したように例えば九谷焼等々にて形成した焼き物である場合の他、例えば 加賀友禅等の織物地等の布材、例えば輪島塗り等の漆塗材をもって当該装飾部1 4を形成しても良い。 前記障子体11は、骨部17に通常の障子紙を貼付して形成する他、和紙、或 いは例えば加賀友禅等の織物地等の布材、更には例えば輪島塗り等の漆塗材等を 骨部17に貼り付けて障子体11を形成しても良い。 このように構成した物品収納具1によれば、フック部材12に各種の鍵13類 を懸架して整頓した状態で鍵類を収納できるとともに、その収納後は、障子体1 1を当該鍵13類の収納状態が見えない状態に摺動し、しかも、摺動した後の障 子体11の中から、例えば九谷焼等々の焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、 輪島塗り等の漆塗材をもって形成した装飾部14が表出することになるので、こ の物品収納具1の全体を一種の装飾品として用いることができる。 また、この物品収納具1はその全体を手軽に移動できるので、これを好みの場 所に置いてその利便性を享受し、装飾性を楽しむことができる。 (実施の形態2) 実施の形態1の物品収納具1Aは、図8乃至図13に示すように、その全体が 立体状、衝立状の箱型となっていて、垂直状に置かれて使用するものであり、適 当な肉厚の板状で四辺形状の底枠部2Aと、前記底枠部2Aの横幅方向の両端の 部分に位置して該底枠部2Aに固着した各側面枠部4Aと、前記底枠部2Aの上 方に位置して各側面枠部4Aの各端部に固着した底枠部2Aと同様な上部枠部5 Aと、前記底枠部2Aの長さ方向におけるほぼ中心部分に立設され衝立状の箱型 の空間内を左右に仕切るように配置した図12等に示す仕切部6と、この仕切部 6により仕切られた左右いずれかの空間部分で、且つ、底枠部2Aの幅方向(奥 行き部)におけるほぼ中心部分に立設され当該空間部分を前後に仕切るように配 置した図12等に示す仕切部7と、底枠部2A、上部枠部5A、各側面枠部4A に囲まれるような状態で、且つ、底枠部2A、上部枠部5A、各側面枠部4Aの 前後の各部分に、夫々左右に摺動可能に配置した各障子体11Aと、前記仕切部 7の前後の各面に装着した例えば九谷焼等々にて形成した焼き物である装飾部1 4Aとを具備している。 本実施の形態に係る物品収納具1Aは、縦サイズ15cm、横サイズ32cm 、厚さ15cmに形成され、その全体を簡易に移動可能なように構成している。 前記底枠部2A、背面部材3A、側面枠部4A、上部枠部5A、仕切部6、仕 切部7は、前述した実施の形態1の場合と同様に、本実施の形態では夫々木材を 用いて形成しているが、樹脂材、金属材をもってこれを形成しても良い。 前記各障子体11Aは、底枠部2Aと上部枠部5Aとの前後部分に夫々上下対 向して設けた各敷居15Aの間に配置されて左右に摺動可能となっている。この 障子体11Aは、前述した実施の形態1の場合と同様に、底枠部2A、上部枠部 5A、各側面枠部4Aに囲まれる空間部分の左右半分のサイズの一枚物に形成し ている。この障子体11Aの骨部17Aは、本実施の形態では木材を用いて形成 しているが、樹脂材、金属材をもってこれを形成しても良い。 なお、前述した実施の形態1の場合と同様に、前記各障子体11Aにおける骨 部17Aと障子紙に代替して、細幅の長尺状に形成した各竹材又は各木材を左右 に密に連続して配設して各障子体11Aを構成しても良い。また、前記各障子体 11Aは、骨部17Aに通常の障子紙を貼付して形成する他、和紙、或いは例え ば加賀友禅等の織物地等の布材、更には例えば輪島塗り等の漆塗材等を骨部17 Aに貼り付けて各障子体11Aを形成しても良い。 前記装飾部14Aは、仕切部7の前後面に接着等の手段で固着しても良く、ま た、必要に応じて装飾部14Aの種類を取り換え可能なように仕切部7の前後面 に設けた着脱自在な懸架部材(図示せず)をもって装着するように構成しても良 い。装飾部14Aは、前述した実施の形態1の場合と同様に、九谷焼等々にて形 成した焼き物である場合の他、例えば加賀友禅等の織物地等の布材、例えば輪島 塗り等の漆塗材をもって当該装飾部14Aを形成しても良い。 このように構成した物品収納具1Aによれば、底枠部2A、上部枠部5A、各 側面枠部4Aに囲まれる空間部分の内、前記仕切部7の前後面に装飾部14Aが 配置された以外の他の空間部分31に、前後見通しの状態で、この物品収納具1 Aの前後いずれの方向からも、調味料入れ41等を収納できるとともに、その収 納後は、各障子体11Aを空間部分31の部分に摺動して当該調味料入れ41等 の収納状態が見えない状態に置き、しかも、摺動した後の各障子体11Aの中か ら、例えば九谷焼等々の焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の漆 塗材をもって形成した装飾部14Aがこの物品収納具1Aの前後いずれの方向か らも表出することになるので、この物品収納具1Aの全体を一種の装飾品として 用いることができる。 また、この物品収納具1Aはその全体を手軽に移動できるので、これを好みの 場所に置いてその利便性を享受し、装飾性を楽しむことができる。
【考案の効果】
請求項1乃至3に記載の各考案によれば、フック部材に各種の鍵類を懸架して 整頓した状態で鍵類を収納できるとともに、その収納後は、障子体を当該鍵類の 収納状態が見えない状態に摺動し、しかも、摺動した後の障子体の中から、例え ば九谷焼等々の焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の漆塗材をも って形成した装飾部が表出することになるので、この物品収納具の全体を一種の 装飾品として用いることができ、また、この物品収納具はその全体を手軽に移動 できるので、これを好みの場所に置いてその利便性を享受し、装飾性を楽しむこ とができる物品収納具を提供できる。 請求項4乃至6に記載の各考案によれば、底枠部、上部枠部、各側面枠部に囲 まれる空間部分の内、前記仕切部の前後面に装飾部が配置された以外の他の空間 部分に、前後見通しの状態で、この物品収納具の前後いずれの方向からも、調味 料入れ等を収納できるとともに、その収納後は、各障子体を空間部の部分に摺動 して当該調味料入れ等の収納状態が見えない状態に置き、しかも摺動した後の各 障子体の中から、例えば九谷焼等々の焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪 島塗り等の漆塗材をもって形成した装飾部がこの物品収納具の前後いずれの方向 からも表出することになるので、この物品収納具の全体を一種の装飾品として用 いることができ、また、この物品収納具はその全体を手軽に移動できるので、こ れを好みの場所に置いてその利便性を享受し、装飾性を楽しむことができる物品 収納具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る物品収納具1の正面
図である。
【図2】本考案の実施の形態に係る物品収納具1の平面
図である。
【図3】本考案の実施の形態に係る物品収納具1の側面
図である。
【図4】本考案の実施の形態に係る物品収納具1の障子
体11を摺動した状態の正面図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図1のB−B線断面図である。
【図7】本考案の実施の形態に係る物品収納具1の障子
体11を変更した状態の正面図である。
【図8】本考案の実施の形態に係る異なる物品収納具1
Aの正面図である。
【図9】本考案の実施の形態に係る異なる物品収納具1
Aの平面図である。
【図10】本考案の実施の形態に係る異なる物品収納具
1Aの側面図である。
【図11】本考案の実施の形態に係る異なる物品収納具
1Aの障子体11Aを摺動した状態の正面図である。
【図12】図8のX−X線断面図である。
【図13】図8のY−Y線断面図である。
【符号の説明】
1 物品収納具 1A 物品収納具 2 底枠部 2A 底枠部 3 背面部材 4 側面枠部 4A 側面枠部 5 上部枠部 5A 上部枠部 6 仕切部 7 仕切部 11 障子体 11A 障子体 13 鍵 12 フック部材 14 装飾部 14A 装飾部 15 敷居 15A 敷居 17 骨部 17A 骨部 21 障子体 22 竹材 31 空間部分 41 調味料入れ

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直状に置かれて使用され全体を手軽に移
    動して好みの場所に置いてその利便性を享受しながら装
    飾性を楽しむことができる物品収納具であり、 板状で四辺形状の底枠部2と、この底枠部2の奥行き方
    向の一方の端部分に位置して該底枠部2に固着した背面
    部材3と、前記底枠部2の横幅方向の両端の部分に位置
    して該底枠部2に固着した左右の各側面枠部4と、前記
    底枠部2の上方に位置して左右の各側面枠部4、背面部
    材3の各端部に固着した底枠部2と同様な上部枠部5
    と、底枠部2、上部枠部5、各側面枠部4に囲まれるよ
    うな状態で左右に摺動可能に配置した障子体11と、前
    記背面部材3の左右いずれかの半面部分に固着配置した
    鍵13を懸架するためのフック部材12と、前記背面部
    材3のフック部材12を配置した以外の他の半面部分に
    装着した装飾部14とを具備したことを特徴とする物品
    収納具。
  2. 【請求項2】前記底枠部2、背面部材3、側面枠部4、
    上部枠部5は、木材、樹脂材、金属材の内のいずれかか
    ら選ばれて形成されるものである請求項1記載の物品収
    納具。
  3. 【請求項3】前記装飾部14は、九谷焼等にて形成した
    焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の漆
    塗材の内のいずれかから選ばれて形成されるものである
    請求項1記載の物品収納具。
  4. 【請求項4】垂直状に置かれて使用され全体を手軽に移
    動して好みの場所に置いてその利便性を享受しながら装
    飾性を楽しむことができる物品収納具であり、 板状で四辺形状の底枠部2Aと、前記底枠部2Aの横幅
    方向の両端の部分に位置して該底枠部2Aに固着した左
    右の各側面枠部4Aと、前記底枠部2Aの上方に位置し
    て左右の各側面枠部4Aの各端部に固着した底枠部2A
    と同様な上部枠部5Aと、前記底枠部2Aの長さ方向に
    おけるほぼ中心部分に立設され空間部分内を左右に仕切
    るように配置した仕切部6と、この仕切部6により仕切
    られた左右いずれかの空間部分で、且つ、底枠部2Aの
    奥行き方向におけるほぼ中心部分に立設され当該空間部
    分を前後に仕切るように配置した仕切部7と、底枠部2
    A、上部枠部5A、各側面枠部4Aに囲まれるような状
    態で、且つ、底枠部2A、上部枠部5A、各側面枠部4
    Aの前後の各部分に、夫々左右に摺動可能に配置した各
    障子体11Aと、前記仕切部7の前後の各面に装着した
    各装飾部14Aとを具備したことを特徴とする物品収納
    具。
  5. 【請求項5】前記底枠部2、側面枠部4、上部枠部5、
    仕切部6、仕切部7は、木材、樹脂材、金属材の内のい
    ずれかから選ばれて形成されるものである請求項4記載
    の物品収納具。
  6. 【請求項6】前記装飾部14Aは、九谷焼等にて形成し
    た焼き物、加賀友禅等の織物地等の布材、輪島塗り等の
    漆塗材の内のいずれかから選ばれて形成されるものであ
    る請求項4記載の物品収納具。
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