JPH0571395U - 収納ドア - Google Patents

収納ドア

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Publication number
JPH0571395U
JPH0571395U JP1933092U JP1933092U JPH0571395U JP H0571395 U JPH0571395 U JP H0571395U JP 1933092 U JP1933092 U JP 1933092U JP 1933092 U JP1933092 U JP 1933092U JP H0571395 U JPH0571395 U JP H0571395U
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JP
Japan
Prior art keywords
space
door
storage
present
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP1933092U
Other languages
English (en)
Inventor
国夫 横山
Original Assignee
ケーワイ建設工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ケーワイ建設工業株式会社 filed Critical ケーワイ建設工業株式会社
Priority to JP1933092U priority Critical patent/JPH0571395U/ja
Publication of JPH0571395U publication Critical patent/JPH0571395U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来の住宅用収納設備は、床面、天井、壁面
の空間を利用して収納スペースを拡大するが、壁面が突
出して生活空間を狭める等の問題がある。そこで本考案
は、地下、天井、壁面以外の住宅空間において、既存の
生活空間を狭めることなく物品収納のためのスペースを
拡大することを目的とする。 [構成] 本考案は、室内ドアや浴室ドア等の住宅用一
般ドアを利用し、そのドアパネルに空間をもたせて内部
スペースに棚、フックなどの物品収納手段を設ける。住
宅用ドアは、本来的には人間の通路であって物品の収納
を行える空間ではないが、ドアを支持する壁面には一定
の厚みがある。この若干の壁面肉厚と、ドア上下のスペ
ースを利用すると、総計のスペースは大きな広がりをも
つ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は住宅用ドアに係り、特に住宅空間を有効利用するドア構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
地価の高騰や住宅用地確保の困難性から、住宅やホテル等の室内空間は極めて 狭いスペースに限定される場合が少なくない。このような状況に鑑み、室内スペ ースを有効に利用し、より多くの物品を収納するための手段が従来より各種提案 されている。
【0003】 このような住宅施設内空間の有効利用では、例えば地下空間や天井空間の利用 が知られている。これらの地下利用、天井利用、壁面利用を除くと、一般住宅に おける室内空間の利用としては残るものがなく、この点に関しては従来格別な利 用手段が提案されていない。
【0004】 図6は、このような天井、地下、壁面を除く部分において、住宅スペースの有 効利用を図るものであり、トイレのドア1上部に収納ケース2を設け、該ケース 2を利用して棚3に各種の収納物品4を入れるというものである(実開昭57− 6431号公報)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところでこのトイレ用収納設備は、基本的には人間の使用しない空間の利用で あって、従来から知られていた壁面利用の一種であり、人間が使用しない空間の 利用という点では地下空間や天井空間の利用と異ならない。
【0006】 そこで本考案の目的は、地下、天井、壁面以外の住宅空間において、既存の生 活空間を狭めることなく、物品収納のためのスペースを確保する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成して課題を達成するため本考案に係る収納ドアは、住宅用開閉 ドアであって、対向するドアパネルを離隔構成し、パネル対向空間に物品収納手 段を配した。
【0008】
【作用】
本考案は、室内ドアや浴室ドア等の住宅用一般ドアを利用し、そのドアパネル に空間をもたせて内部スペースに棚、フックなどの物品収納手段を設ける。住宅 用ドアは、本来的には人間の通路であって物品の収納を行える空間ではないが、 ドアを支持する壁面には一定の厚みがある。この若干の壁面肉厚と、ドア上下の スペースを利用すると、総計のスペースは大きな広がりをもつ。
【0009】
【実施例】
図1〜図3は、本考案に係る収納ドアの一例を示すものである。 この収納ドア10は、ドアノブ11を配したドア枠12と、このドア枠12よ り若干奥行寸法をもたせた収納部15とからなる。収納部15は、その内部に複 数段の棚16を設けてあり、収納物品の取り出しを行うため、少なくとも一方面 に開閉扉17を設けてある。
【0010】 ドア枠12や開閉扉17の材質は、適用する場所によって適宜変更するもので あり、例えば子供部屋のような通常の生活空間に取り付ける場合には木製パネル を使用し、浴室に適用する場合には耐水の観点からFRP等の樹脂パネルを使用 する。ドア枠12の厚みは通常のドアと同様、例えば4〜6cm程度である。
【0011】 収納部15は、ドア枠12に対して片側一方に突出させて配設しても構わない が、外観や開閉バランスの点からいえば両方向に均等突出させ、ドア枠12を中 央に位置させるのが望ましい。収納部15の奥行寸法は、極端に大きく設定する ことは出来ない。ドア本来の機能性を損なうからである。奥行寸法は、ドア10 の適用場所や必要となる収納スペースとの相関であるが、一般住宅の場合には略 15cm程度、最大でも20cm以下に抑えて設定する。
【0012】 収納部15は、木製パネルや樹脂パネルを用いてケース状に成形し、その後ド ア枠12に嵌合固定しても良く、或いは最初からドア枠12と一体に成形しても 良い。少なくとも片側面には開口を設けて開閉扉17を配するが、他方の面はケ ース体を構成する固定パネルで構わない。ドア本来の遮断性を保つためであり、 例えばこのドア10をビジネスホテルなどに使用する場合、通路側は完全に遮断 されている必要があるからである。勿論、一般の住宅においては遮断性より機能 性が優先する場合も考えられるので、必要に応じて両方向から収納物品の出し入 れが出来るよう両面に開閉扉を設けても構わない。
【0013】 棚16は、断面形状略L字状である。背面の固定パネル15b側は、当該固定 パネル15bが物品の動きを抑えて落下を防止するが、開閉扉17側は物品の落 下を防止するため前面立上部16fを設ける。この実施例では側面にも立上部1 6sを設けてあるが、必要に応じ省略しても構わない。
【0014】 従って、かかる収納ドア10を例えば浴室ドアに配した場合、着替えの衣類や 新しいタオルなどを収納部15に入れておき、入浴後は着替えた洗濯物を棚16 に入れ、後刻まとめて洗濯にまわすなど、多用な空間利用が可能となる。子供部 屋に取り付けた場合は、部屋を散らかすさまざまな小物をまとめて整頓しておく ことが出来る。
【0015】 この収納ドア10は、従来の壁面利用に比べて突出容積が少なく、室内空間を 圧迫しない。一般にドアを取り付ける部分の壁面は通常25〜10cm程度の厚 みをもっているため、仮にドアの厚みを15cm程度に設定してもドアの突出は なく、視覚的にも違和感はないからである。
【0016】 また、物品収納に伴う重量の増加も、ドアの機能性を損なわない。高級木材を 使用したドアや特殊ガラスを使用したドアなど、建築用ドアに重量感のあるもの を使用することは少なくなく、開閉操作性は専らドア取り付け部分のヒンジの品 質機能によるからである。
【0017】 図4は、本考案に係る収納ドアの他の実施例を示すものである。 この収納ドア20は、ドア本体中央を突出させて成形した収納部21を備え、 この収納部21の内部上方に、ハンガ−用のバ−22およびフック(図示せず) を設け、下方に棚24を設けてなる。これは特に特にビジネスホテルなど、狭い スペースを利用してコートやスーツなどを収納し、若干の小物を収納する際の利 用に供するものである。
【0018】 既に述べたように、ドア取付部の壁面厚は25cm程度はある。かかる収納ド アによれば、ビジネスホテルのように室内スペースの高効率利用が要求される箇 所にあって、凹部となっているドア取付部の無駄な空間を使用できるため、壁面 に突出させる従来の収納スペースを削減でき、室内空間の圧迫感をより軽減する ことが可能となる。
【0019】 図5は、本考案に係る収納ドアの第三の実施例を示すものである。 この収納ドア30は、一般住宅におけるランドリルームのような特殊な部分に 適用するもので、収納部31を画成する両側壁面を金属または樹脂のメッシュパ ネル32とし、収納部31内に洗濯物を入れ、乾燥させる目的のドアである。収 納部31内には、複数段にフックやバー34を設ける。
【0020】 かかる構成によれば、メッシュパネル32による良好な通風性によりフック3 3やバー34に吊るした洗濯物がよく乾く。一般室内に洗濯物を持ち込まなくて も良いから、生活空間の快適性を維持できる。
【0021】 尚、本考案に係る収納ドアは、人間が通行する、室内空間を仕切るドアのいず れかの箇所に配するもので、住宅内ドアの全てに適用するものではない。浴室、 子供部屋、ランドリルームなど適当な箇所に配設するだけで十分なスペース確保 となる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る収納ドアは、住宅用一般ドアを利用し、その ドアパネルに空間をもたせたから、本来的には人間の通路であって物品の収納を 行える空間ではない空間において、大きな収納スペースを確保できる。つまり、 地下、天井、壁面以外の住宅空間において、既存の生活空間を狭めることなく、 物品収納のためのスペースを確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る収納ドアの一例を示す斜視図であ
る。
【図2】本考案に係る収納ドアの一例を示す側面図であ
る。
【図3】本考案に係る収納ドアの一例を示す平面図であ
る。
【図4】本考案に係る収納ドアの他の実施例を示す斜視
図である。
【図5】本考案に係る収納ドアの第三の実施例を示す斜
視図である。
【図6】従来の収納ドアを示す図である。
【符号の説明】
10,20,30 収納ドア 11 ドアノブ 12 ドア枠 15,21,31 収納部 16 棚 17 開閉扉 22,34 バー 23 フック 32 メッシュパネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 住宅用開閉ドアであって、対向するドアパネルを離隔構
    成し、パネル対向空間に物品収納手段を配したことを特
    徴とする収納ドア。
JP1933092U 1992-02-28 1992-02-28 収納ドア Pending JPH0571395U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1933092U JPH0571395U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 収納ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1933092U JPH0571395U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 収納ドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0571395U true JPH0571395U (ja) 1993-09-28

Family

ID=11996404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1933092U Pending JPH0571395U (ja) 1992-02-28 1992-02-28 収納ドア

Country Status (1)

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JP (1) JPH0571395U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220102674A (ko) * 2021-01-13 2022-07-21 (주)디자인파크개발 캐비넷형 빌트인 홈 트레이닝 장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017894B2 (ja) * 1980-05-07 1985-05-07 財団法人三重県農業開発公社 排水暗渠形成機に於ける暗渠勾配の自動設定機構
JPH067581U (ja) * 1992-02-03 1994-02-01 荘一郎 西澤 カーペットの取付具

Patent Citations (2)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980317