JPS5888813A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトラック巾が磁気へラドコア、の全厚に等しく
かつ極めて小さい磁気ヘッドに関するものである。

高周波情報を稠密記録する装置例えばＶＴＲに使用する
磁気ヘッドはそのトラック巾を極めて小さく（例えば２
０部以下）することが要請されており、一般には耐摩耗
性に秀れたフェライト材を利用して全厚の大きいコアの
作動ギャップ部を所要のトラック巾に々るように絞り込
み対応するようにしている。しかし、コア材をアルモフ
ァス磁性合金とする場合、現在の製造方法では厚さの厚
い該磁性合金を得ることが困難であるので、上記手法を
採用するＫは、該磁性合金の薄帯を有機接着材を介在さ
せて多層に積み重ねてコアの厚み方向に長いコアブロッ
ク半休を作シ、少なくとも一方のコアブロック半休の衝
合面上にトラック巾規定溝及び巻線溝を設けて各衝合面
を接合し、その後所定のコア形状に分断、研磨するよう
Ｋすることが考えられる。しかしながら、一般にこの種
の合金は比較的低温（５００ｔ）−７００℃）に結晶化
温度を有しているため、従来のフェライト材におけるガ
ラスボンディングのような良好な接合材が見出されてお
らずコアブロック半休同志を強固に接合することが困難
であり強度の十分なものが得られない。又、コアブロッ
ク牛体を衝き合わせるとき薄いコア同志を正確に衝き合
わせることが、上下コア間の接着材層の層厚をコ／トσ
−ルすることが困難であるため離しいという欠点がある
。

本発明はトラック巾が磁気ヘッドコアの全厚に等しくか
つ極めて小さい磁気ヘッドに関するもので、磁気へラド
コアを構成する磁気コア半休同志の接合を必要とせず、
これらを該磁気へラドコアを保護する補強板半休の接合
を介して一体化してなる磁気ヘッドを提供しようとする
ものである。

第１図は本発明の磁気ヘッドの１実施例の斜視図を示し
、第２図（ａ）（ｂ）（０）（ａ）（＠）はそれぞれ第
１図の平面図とＢ−、Ｂ％Ｃ−Ｃ’、Ｄ　−Ｄ’及びｍ
−ｍ”断面図を示し、第３図は該磁気ヘッドを構成する
部品の構成斜視図を示してｈる。各図において、１ｌｌ
ｆ組は磁気コア半休、（３１１４１及び＋６）１ｇ１は
それぞれ一対の補強板牛体である。

各磁気コア半休（１）（２）は、Ｆθ、　Ｃｏ、　Ｎｉ
の如き強磁性金属元素と、Ｐ、　　Ｃ，８１，Ｂ等硝子
化元素を含む溶融物を高速回転するローラと接触させ高
速冷却することＫよって得られるアルモファス磁性合金
薄帯を成形して表るものであり、テープ当接面（１ｍ）
　、作動ギャップ構成面（ＩＱ）、該作動ギャップ面の
下端を規制する巻線孔（１ａ）、パックギャップ構成面
Ｑ　ａ）、該バックギャップ構成面内圧形成された２ケ
の接合材充填孔（ｌ・）（ｌｒ）を持っており、更に、
磁気ヘッドの横巾を規症する外側辺（Ｉｇ）並びに皺磁
気ヘッドの高さを規定する外側辺（ｌｈ）を備えている
。各外側辺（Ｉｇ）（比）は内方に向けて段差ｆｆ＋（
１１を持つように構成されている（各磁気コア半休１１
０！ｌは実質的に同一であり、一方の磁気コア半休（１
）にのみ参照図面を付している）〇一対の補強板半休（
３）（４）及び（−）（釦は何れもガラス材あるいはセ
ラｉック材にょシ作られていて、磁気コア半休＋１）の
巻線孔（１（＋）　Ｋ対向する位置に巻線孔（３ａ）　
（４ａ）を有し、また充填孔（１＠）　（１ｆ）に対向
する位置に充填孔（ｓｂ）　（４ｂ）及び（ｓ　ａ）　
（４ｃ）を備えている。この補強板半休（３）（４）の
各巻線孔（３ａ）及び充填孔（４ａ）はいずれも磁気コ
ア半体（１）のものに比べて関口が大きくかつ深さが深
く形成されていて、該補強板半休（３）上にテープ当接
面（１ａ）が面一になるように配置し九とき第３図中一
点鎖１１ｆ＠ｌで区切られるハツチング部分に磁気コア
半休ｆｌ＋が対向しないように成形されている。従って
、該磁気コア半体口）を中間に挾んで一対の補強板半休
１３１１４１を対向させ九とき上記ハツチング部分に空
間を形成するととＫなるが、本発明ではこの空間を利用
してすなわちこの空間内に接合材（至）を充填して磁気
コア半休＋１）を補強板半休＋３１＋４１内に封じ込め
てしまい、もって該磁気コア半体（１）と該補強板半休
（３１（４）の間に接合材を介在させずに両者を一体化
するようにしている。磁気ヘッド半休すなわち、磁気コ
ア半休（１）とこれを中間に挾んで保護する一対の補強
板牛体＋＄１１４）を積み重ねてなるものの接合は、上
記充填孔（ｌ・）　（ｓｂ）　（４ｂ）内及び（１ｆ）
　（３ｃ）　（４ａ）内並びに巻線孔（ｓａ）　（４＆
）の孔壁部に接合材（１１）を充填することによって達
成している。接合材■（川は何れ本フリットガラス（作
業温度が磁気コア材の結晶化温度よりも低いもの）にょ
る溶着で成形されるが、補強板半休として適当なガラス
材を利用すれば、別途フリットガラスを使用しなくても
該補強板半休自身の溶着によって所期の接合を実施する
ことができる。

本発明になる磁気ヘッドは以上説明したように磁気コア
半休を補強板半休で封じ込めて一体化するようにしてお
りまたこの一体化による磁気ヘッド牛体の一組を接合材
充填孔並びに巻線孔の孔壁部忙充填せる接合材によって
一体化するようにしているので、結合材の溶着は補強板
半体間ですなわち中間に磁気コア半休を介在させずに奥
行され接合強度を十分に大きくすることができる。

次に本発明になる磁気ヘッドの製造方法について概略説
明する。第４図亀に示す如く補強板半休例えばｒｊ）（
＊）　Ｋ　＆る非磁性ウニへ町１１の間に磁気コア半休
（１）Ｋなる磁性体ウェハ翰を挿入し、適当なフリット
材で溶着する。ここで磁性体ウェハ＠はｆＸ５図の部分
拡大図で示す様に一枚のウェハからホトエツチングで複
数の磁気コア半休をその一部が連なるように打抜いて形
成したものであり、例えば２０■×３０■のア毫ルファ
ス磁性合金製リボンでは１００〜２００個の補強板半休
が成形される。

また、フリット材はその作業温度がアモルファス磁性合
金の結晶化温度以下であるもので、非磁性ウェハ（転）
飢を強固に固定しうるものが使われるが、非磁性クエハ
が適当なガラス材で構成されている場合、このフリット
材を省略することができる。

次に、この接合溶着の終ったコアブロック日（第４図ｂ
）について、破線ムーム“に洛って分断して第４図Ｑの
ブロック半休り４を切り出し、該ブロック半休の衝合面
（２４ｍ）上に巻線溝（社）及び結合材充てん溝翰（財
）を設け（第４図ｄ）、さらに該衝合面を鏡面に研磨し
、作動ギャップ及びバックギャップの一部にギャップ長
を規定するためのスペーサ（図示省略）を付着する。次
いで、−組のブロック半休を第４図・に示す如く衝き合
わせ、巻層溝（至）の一部及び充てん溝（ホ）（財）内
に充てんしたフリットガラス（至）で一体化し１次いで
破線Ｂ−ＢＫ沿つてこの一体化したブロックをスライシ
ングして、さらにスライシングされたチップのテープ当
接面をいわゆるＲ付は研磨して第１図に示す磁気ヘッド
を製造する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ヘッドの斜視図、第２図＆＋１３
ｇ６ｇ６Ｈ・は第１図の磁気ヘッドの平面図、Ｂ　−Ｂ
、　　Ｃ−Ｃ，Ｄ−Ｄ’及びト４断面図、第３図は該磁
気ヘッドの半分を分解して示す斜視図である。 第４図ＩＬ、　ｂｌ　Ｃ９ａ＋・は核磁気ヘッドの製造
手順を示す工程図である。第５図は磁性体ウニ／１の部
分拡大斜視図である。 主な図書の説明 （１）・・・磁気コア半休、（３）（４）・・・一対の
補強板半休、（Ｉｇ）　（１ｈ）・・・外側辺。 第９図 阜３図 第４図 ゐ　　ム 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気コア半休と、該磁気コア半休を中間に挾んで
   保鰻する一対の補強板半休とを積み重ねてなる磁気ヘッ
   ド半休の一組を、各磁気コア半休の衝合面が対向するよ
   うに衝合してなる磁気ヘッドにおいて、前記磁気コア半
   休は、テープ当接面側を除く外側辺並びに巻線孔周辺に
   おいて前記一対の補強板半休の内方に位置する如く構成
   され、骸構成により形成される前記一対の補強板半体間
   の空間内に接合材を充填してなる磁気ヘッド。 （創　前記磁気コア半休及び前記一対の補強板半休はそ
   のバッタギャップ構成面上に磁路に交差する方向にそれ
   ぞれ貫通する条溝で前者の条溝を後者のものに比べて深
   く形成してなるものを備えており、かつ、これら条溝内
   に接合材を充填してなる特許請求の範囲第１１）項記載
   の磁気ヘッド。