JPH042408Y2 - - Google Patents

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JPH042408Y2
JPH042408Y2 JP4617585U JP4617585U JPH042408Y2 JP H042408 Y2 JPH042408 Y2 JP H042408Y2 JP 4617585 U JP4617585 U JP 4617585U JP 4617585 U JP4617585 U JP 4617585U JP H042408 Y2 JPH042408 Y2 JP H042408Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ビデオデイスクやコンピユータ等
のR/W(読み出し/書き込み)用磁気ギヤツプ
とともにイレーズ(消去)用磁気ギヤツプを有す
るFDD(フロツピー・デイスク・ドライブ)用磁
気ヘツド用のコアブロツク接合体の形成に関する
もので、エレクトロニクス素子のペレツト固着に
利用可能なものである。
従来の技術 一般に、磁気記録装置であるFDD等に賞用さ
れる磁気ヘツドは、例えば特開昭58−23317号公
報や特開昭58−100218号公報に従来技術として紹
介されているように、R/W用コアとイレーズコ
アとを、接着材にて一体化したものが多い。すな
わち、第6図及び第7図の磁気ヘツド18におい
て、19はR/W用ヘツド部、20はイレーズ用
ヘツド部である。R/W用ヘツド19における2
1は3つの第1,第2,第3のコアブロツク2
2,23,24を結合して構成した枠状のコア、
25は第1,第2コアブロツク22,23の接合
部中央に形成したR/W磁気ギヤツプ、26は第
2コアブロツク23に巻回したコイルである。イ
レーズ用ヘツド部20における27は3つの第
1,第2,第3コアブロツク28,29,30を
接合して構成した枠状のコア、31,31は第
1,第2コアブロツク28,29の接合部両側に
形成した2つのイレーズ磁気ギヤツプ、32は第
2コアブロツク29に巻回したコイルである。コ
ア21とコア27は各々の第1コアブロツク2
2,28の背面が、ガラス33,33を介して非
磁性体基板34の両側に挟み付け接合されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記したFDD用磁気ヘツドのコア
は、実際にはコア製作の都合上、第8図に示すよ
うに、第1コアブロツク22にトラツク溝35,
35…を、また第1コアブロツク28にトラツク
溝36,36…を形成しておき、夫々対向する第
2コアブロツク23にトラツク溝35′,35′…
を、第2コアブロツク29にトラツク溝36′,
36′…を設けて、ガラス溶着している。そして
さらに第9図の通り溶着済みのR/W用ヘツド1
9と、非磁性体基板34と、イレーズ用ヘツド部
20とを挟み付け接合するわけである。
したがつて、このFDD用磁気ヘツドコアは、
挟み付け接合前に、R/W用ヘツド19及びイレ
ーズ用ヘツド部20の接着面37及び38を完璧
な平行度を示すようにラツプ研磨する作業が困難
であつた。また各コアの接合を3回繰り返すこと
になり、トラツク溝35,35…と35′,3
5′…,36,36…と36′,36′…とを各々
確実に位置合わせ設定するのが煩雑であつた。
しかも、R/W用ヘツド19とイレーズ用ヘツ
ド部20と非磁性体基板34と接着強度が十分保
証されているとはいえなかつた。この考案は、以
上の問題点を解消する目的で提唱するものであ
る。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記諸問題点を解決するために、
次の手段を採用する。すなわち、R/W用磁気ギ
ヤツプを有し、コア多数個分の母材となる第1の
コアブロツクと、イレーズ用磁気ギヤツプを有
し、コア多数個部の母材となる第2のコアブロツ
クとを、非磁性体基板の両面に接着材にて固着し
たものにおいて、この考案は、第1及び第2のコ
アブロツクか又はそれらのいずれか一方に、非磁
性体基板との対向面と連通しコアブロツクを貫走
するトラツク溝を1乃至数個置きに、選択して設
けるものである。
作 用 この考案は、FDD等の磁気ヘツドのR/W用
ヘツドとイレーズ用ヘツドとを接合する時、少な
くとも2回以下の接着にて行うことが可能であ
る。しかも選択的に設けられたトラツク溝を利用
して精密な予備モールドも可能となる。さらに、
選択的に設けられたトラツク溝が、十分な強度を
保証する鎹の役目を果たすので、強力な接合強度
が得られる。
実施例 第1図は、この考案の一実施例を示すFDD用
磁気ヘツドのコアブロツク構体の斜視図である。
まず1はR/Wヘツド、2はイレーズ用ヘツドで
ある。R/W用ヘツド1における4は、C字型コ
ア5とI字型コア6とを突き合わせ接合した枠状
コアであり、接合部上の7はR/W磁気ギヤツプ
である。さらに8は低融点ガラスの接着材で、図
に示すように、C字型コア5とI字型コア6との
突き合わせ接合面上部に形成されたトラツク溝
9,9,…及び9′,9′,…に溜め込まれてい
る。ここでI字型コア6のトラツク溝9′,9′,
…は、第2図にて明らかなように、低融点ガラス
8を、接合面側の広域平坦凹部10と同時に、ガ
ラスモールドできるように、それらの溝底部が凹
部10と完全に連通する貫走溝加工する。そして
このI字型コア6斜視図中に一点鎖線11で示す
平面は、ガラスモールド完了後切断形成する突き
合わせ接合面である。よつて突き合わせ接合面1
1とトラツク溝9′,9′,…とは、第3図に示す
ように、低融点ガラス8によつて、破線12で表
す格子状連繁部にて接続している。
つぎに、イレーズヘツド2は、R/Wヘツド1
とトラツク溝設定が異なる他は、大略類似構造で
あり、C字型コア13とI字型コア14とからな
る枠状コア15を有している。I字型コア14の
中央トラツク溝16′,16′…は、第4図に示す
ように、R/Wヘツド1のトラツク溝9′,9′,
…と同様に、それらの溝底部が凹部17と完全に
連通する貫走溝に加工されている。尚、一点鎖線
20で示す平面は、突き合わせ接合面である。そ
して端部トラツク溝18′,18′,…、C字型コ
ア13の中央トラツク溝16,16,…及び端部
トラツク溝18,18,…は、従来と同程度の深
さである。また19,19,…はイレーズ磁気ギ
ヤツプである。さらに、21は、R/Wヘツド1
とイレーズヘツド2とを両側から挟み付け接合さ
せるセラミツクや結晶化ガラス等の非磁性体基板
である。
以上説明したコアブロツク構体は、第1図に二
点鎖線21で示す曲面に研磨して後、第5図の通
りスライス幅寸法Sの厚さにスライスして、磁気
ヘツドコアとなる。このコアブロツク構体は、I
字型コア6及び14のサブアセンブリ状態を示し
た第2図及び第4図のものを、突き合わせ接合面
11及び20で切断した後、他のC字型コア5及
び13さらに非磁性体基板とともに挟み付けして
おき加熱することにより、低融点ガラス8にて接
合一体化できる。この時、トラツク溝9′,9′,
…及び中央トラツク溝16′,16′,…の底部の
低融点ガラス8,8,…は、格子状に配設した鎹
の役目をするので、極めて強力な強度で接合でき
るのである。
考案の効果 この考案を実施すれば、コアを接合する工程
は、R/Wヘツドとイレーズヘツドのいずれかを
先に非磁性体基板に接合するか、又は両者と非磁
性体基板を同時に挟み付けすることにより、接合
工数低減が図れる。しかも個々のコアブロツクを
接合前処理(サブアセンブリ)する際に、接合突
き合わせ面は単に平坦に切断し、トラツク溝は鎹
形成の為に単に深く切削するだけでよく、加工処
理が容易であつて、かつ接着強度が十分となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すコアブロ
ツク構体の斜視図、第2図〜第4図は、そのコア
ブロツクのサブアセブリ工程を示す斜視図、第5
図は、個々の磁気ヘツドコアにスライスした状態
を示す平面図、第6図は、従来の磁気ヘツドコア
の斜視図、第7図はその平面図、第8図及び第9
図はそのサブアセンブリ工程を示す各コアブロツ
クの斜視図である。 1……第1のコアブロツク(R/Wヘツド)、
2……第2のコアブロツク(イレーズヘツド)、
7……R/W磁気ギヤツプ、8……接着材、19
……イレーズ磁気ギヤツプ、9′,16′…トラツ
ク溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 R/W磁気ギヤツプを有し、コア多数個分の母
    材となる第1のコアブロツクと、イレーズ磁気ギ
    ヤツプを有し、コア多数個分の母材となる第2の
    コアブロツクとを、非磁性体基板の両面に接着材
    にて固着したものにおいて、 前記第1のコアブロツク及び/又は第2のコア
    ブロツクに、非磁性体基板との対向面と連通し、
    コアブロツクを貫走するトラツク溝を選択して設
    けたことを特徴とする磁気ヘツドのコアブロツク
    構体。
JP4617585U 1985-03-28 1985-03-28 Expired JPH042408Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4617585U JPH042408Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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JP4617585U JPH042408Y2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS61163314U JPS61163314U (ja) 1986-10-09
JPH042408Y2 true JPH042408Y2 (ja) 1992-01-28

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