JPS588753Y2 - 耐熱ラベル用粘着シ−ト - Google Patents

耐熱ラベル用粘着シ−ト

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Publication number
JPS588753Y2
JPS588753Y2 JP14046880U JP14046880U JPS588753Y2 JP S588753 Y2 JPS588753 Y2 JP S588753Y2 JP 14046880 U JP14046880 U JP 14046880U JP 14046880 U JP14046880 U JP 14046880U JP S588753 Y2 JPS588753 Y2 JP S588753Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
heat
base material
resistant
adhesive sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP14046880U
Other languages
English (en)
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JPS5765941U (ja
Inventor
加藤信行
木村公一
Original Assignee
加藤 信行
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Filing date
Publication date
Application filed by 加藤 信行 filed Critical 加藤 信行
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Publication of JPS5765941U publication Critical patent/JPS5765941U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 従来約150°C以上の高温に加熱された被着体に貼着
して使用される耐熱ラベルは、使用前はシリコーン系剥
離剤を塗布した剥離基材面に貼り合わされた状態に在り
、これを使用する場合は、ラベル自動発行機や手により
剥離基材面から剥がされて目的の高熱被着体に貼着して
使用されるが、その貼着ラベルの該ゴム系又はアクリル
系粘着剤は、被着体の高熱によりそのゴム又はアクリル
高分子は熔融流失、熱分解し又は炭化してその粘着力は
低下し或は全く消失し、ラベルの粘着状態を維持できず
剥がれてし1う不都合がある。
そこで、前記粘着剤を、ポリシロキサンを主体としたシ
リコーン系粘着剤に代えると200℃〜500℃の高温
域でも良好な粘着性を維持し得ると考えられるが、次の
理由でその耐熱ラベル粘着シートは製造や使用が不適で
実現性がない。
即ちシリコーン系粘着剤を塗布した耐熱ラベル基材を前
記のシリコーン系剥離剤を塗布した剥離基材に貼り合わ
せるときは、そのシリコーン系粘着剤とシリコーン系剥
離剤とは相溶性が良いため該シリコーン系剥離剤面は剥
離剤としてよりはむしろ接合剤として働き、ラベル基材
を強固に剥離基材に強力に固着せしめる働きをする。
従って、そのラベル基材の表面に適当な表示印刷をし、
次でハーフダイカットによりラベル基材のみをラベル形
状にカットした援護ラベルの形以外の不要な部分のラベ
ル基材を該剥離基材面より剥離除去する場合、即ちいわ
ゆる「カス上げ」する場合、前記粘着剤と剥離剤との良
相溶性の関係で、該ラベル基材の不要部分は該剥離剤か
ら剥がすことが困難であり、又このカス上げが仮に終了
して、耐熱ラベル用粘着シートを得たとしても、その使
用に当り、その表面の耐熱ラベルを剥離基材面から粘着
ラベル自動発行機や手により剥離する場合、剥離が困難
で、ラベルが剥離力で破れてし15等のロスを生じ、全
く実用性がない。
本考案は、このような不都合のない、剥離基材かものラ
ベル基材の剥離が良好に出来ると共に高熱被着体に粘着
使用して高熱に耐え長期に亘り良好なラベルの粘着状態
を与える耐熱ラベル用粘着シートを提供スるもので、片
面にシリコーン系粘着剤層2を設けた耐熱ラベル基材1
を、ワックス層4を介して支持基材3に貼り合わせて成
る。
本考案の実施例を添付図面につき説明する。
1は、耐熱性プラスチックフィルム、シート、金属箔、
不燃紙等から成る耐熱ラベル基材を示し、該基材1の片
面、即ち、貼着用面に、ポリシロキサンから戊るシリコ
ーン系粘着剤層2を設ける。
1方プラスチツクフイルム又はシート、ポリエチレンラ
□ネート紙等のワックス用支持基材3を用意し、例えば
その上面に加熱溶融状態のワックスを均一な厚さに塗布
し冷却せしめ、生成したワックス層4面に前記の耐熱ラ
ベル基材1をそのシリコーン系粘着剤層2面で貼り合わ
せ、かくして該支持基材3と耐熱ラベル基材1のシリコ
ーン系粘着剤層2との間にこれらを相互に結着するワッ
クス層4が介在した第1図示の如き本考案耐熱ラベル用
粘着シートAが構成される。
該支持基材3は、その表面を、図示の如く、マット加工
面5に形成することも出来、この場合は、そのマット加
工面5によりワックス層4との結着が向上して後述する
ワックス層4内での破壊割れよる粘着ラベル基材1の支
持基材5かもの剥離を一層容易且つ確実にし得る。
6は、ラベル基材1の表面に塗布形成された印刷インキ
用アンカーコート剤層を示し、これによりラベル基材1
の表面に印刷インキが施されたとき、その密着性を向上
せしめるようにした。
この本考案耐熱ラベル用粘着シートAをラベル加工し耐
熱ラベル粘着シートにとする場合、常法の如く、シール
印刷機でそのラベル基材1表面に印刷し、次でラベル基
材側のみを任意のラベル形状にカットal’L、剥離基
材側はカットしないノ1−フグイカット処理を処した後
、そのラベル形状以外の不要部分1aを該支持基材3よ
り剥離するいわゆる「カス上げ」を行なうときは、該ワ
ックス層4の内部の凝集力は、その両側面のシリコーン
系粘着剤層2面及び該支持基材3面との結着力に比し弱
いため第3図に明示の如く、該ワックス層4内に凝集破
壊が起きて不規則[2分割4a、4aされ、該ラベル用
基材1の不要部分1aの剥離除去が第3図示の如くでき
、多数のラベル1b(印刷面は図示しない)が支持基材
3上に残された耐熱ラベル粘着シートXが得られる。
而してこのシート製品にかもその表面の1bを剥離し被
着体へ粘着しそのラベル表示機能のために使用するが、
そのラベル1bの支持基材3かもの剥離は、前記と同様
の理由でワックス層5で割れて容易になし得られる。
剥離は、ラベル自動発行機や手により連続的に又は適時
行なわれる。
その剥離した2ベル1bを200℃〜500°C程度に
加熱された被着体Bに強く圧着せしめる。
然るときは、該ワックスの大部分はその高熱で熔融焼失
等により、ラベルの外部へ排除され、第4図示の如く、
該ラベル1bのシリコーン系粘着剤層2は表面に露出し
て被着体8面に接着するのでその優れた耐熱性により該
ラベル1bを被着体8面に長期に亘り良好な粘着状態を
維持せしめることが出来る。
而してこの目的のためにはワックスは目的とする高熱被
着体の熱により熔融又は焼失等するものを選択すること
が好筐しい。
例えば市販のパラフィンワックス135°Fや同145
°F等を使用する。
ワックス層4の厚さは2〜lOμの範囲が好ましい。
l力シリコーン系粘着剤層2の厚さは、比較的肉厚で、
一般に20〜40μの範囲が好ましい。
このように本考案によるときは、耐熱ラベル基材1の片
面に耐熱性粘着剤層2を施すと共にワックス層4を介し
て支持基材3に1体に貼り合わせた耐熱ラベル用粘着シ
ートを構成上たので、これによるラベル粘着シートの製
造を可能にし且つ使用に於て高熱被着体BITへ貼着し
たラベル1bはその耐熱性粘着剤2のためその粘着力は
熱劣化又は炭化せずに、良好なラベルの貼着状態を長期
に亘り維持できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例の1部の断筒図、第2図は剥
離状態の1部の断面図、第3図はラベル加工時の斜面図
、第4図は使用状態の断面図を示す。 1・・・・・・耐熱ラベル基材、2・・・・・・シリコ
ーン系粘着剤層、3・・・・・・支持基材、4・・・・
・・ワックス層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片面にシリコーン系粘着剤層2を設けた耐熱ラベル基材
    1を、ワックス層4を介して支持基材3に貼り合わせて
    成る耐熱ラベル用粘着シート。
JP14046880U 1980-10-03 1980-10-03 耐熱ラベル用粘着シ−ト Expired JPS588753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14046880U JPS588753Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 耐熱ラベル用粘着シ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14046880U JPS588753Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 耐熱ラベル用粘着シ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5765941U JPS5765941U (ja) 1982-04-20
JPS588753Y2 true JPS588753Y2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=29500377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14046880U Expired JPS588753Y2 (ja) 1980-10-03 1980-10-03 耐熱ラベル用粘着シ−ト

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Publication number Publication date
JPS5765941U (ja) 1982-04-20

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