JPS5887196A - 繊維強化熱硬化性樹脂製品の成形に使用する艶消し用薄膜型離型剤 - Google Patents

繊維強化熱硬化性樹脂製品の成形に使用する艶消し用薄膜型離型剤

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JPS5887196A
JPS5887196A JP56185202A JP18520281A JPS5887196A JP S5887196 A JPS5887196 A JP S5887196A JP 56185202 A JP56185202 A JP 56185202A JP 18520281 A JP18520281 A JP 18520281A JP S5887196 A JPS5887196 A JP S5887196A
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JP
Japan
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parting agent
thermosetting resin
fiber
release agent
matte
Prior art date
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Pending
Application number
JP56185202A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yamazaki
政司 山崎
Yutaka Hoshino
裕 星野
Masahiko Sugitani
杉谷 昌彦
Masaaki Yano
正明 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON FUEROO KK
Original Assignee
NIPPON FUEROO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、均一で美しい艶消し表面を有する繊維強化熱
硬化性樹脂製品を能率的に成形することを可能とする薄
膜型離型剤に係るものである。
従来の一般的な繊維強化熱硬化性樹脂製品の成形方法で
は、潤滑剤型(ワックスタイプ〕離型剤と薄膜型(フィ
ルムタイプ)離型剤で処理した成形型に、先づ、美観/
付与及び内部強化層保護の目的で、表面層を形成する着
色樹脂液をハケ又はスプレーで塗布し、その硬化債、そ
の上に、繊維と熱硬化性樹脂によって強化層を構成させ
る。この成形方法で成形さnる表面着色樹脂層は、成形
型表面を反映して光沢があり、たとえ、その表面着色樹
脂液に艶消しの目的で、・ぞラフインワンクス、シリカ
ゲル、あるいは無機室フィラーを増量添加しても、均一
で完全な艷消し表面を得ることはできなかった。従って
、均一で完全な艶消し表面層を有する繊維強化熱硬化性
樹脂製品を得るためには、出来上がった製品を、甥らに
サンディングするか、あるいは、成形型表面を耐水スー
パー等によってわざわざサンディングするという甚々不
合理な方法が採ら九ているのが現状である。しかし、前
者の方法では、特に大形の製品を連続的に生産したい場
合、そのサンディングに多大な時間と人手をかけなけn
ばならず、また後者の方法では、サンディングによって
荒さfllt型表面に、潤滑剤型あるいは渕膜型離型剤
のカスが付着し、しばしば表面形成着色樹脂液塗装時の
ハジキの原因となって、、1だらな艶消し表面を力える
許−りで □なく、気rθの混入や、樹脂液中の溶剤が
大切な型を侵して型寿命を縮める為、連続生産は不可能
であった。
本発明者等は、種々研究を行った結果、均一で美しい完
全艶消し表面を有する繊維強化熱硬化性樹脂製品を能率
的に月つ連続的に成形することが出来る薄膜型離型剤を
完成し友5、 即ち、本発明の離型剤は、■ ポリビニルアルコール等
を主成分とする離型剤溶層に、粒度01〜500μのメ
ルク、水酸化アルミニウム、炭酸カルンウト、クレイ、
珪石、シリカゲル、ガラス等の粉末を加えてなる離型剤
。および■ 前記■の離型剤に烙らに揺変性付与剤とし
て、7リカ、アスベスト、ベントナイト等の微粉末を加
えたものである。
本発明におIfjる、ポリビニルアルコール等を主成分
とする離型剤m液とは、繊維強化熱硬化性樹脂製品に用
いられる薄膜型離型剤を指すもので、ホIJビニルアル
コールを主成分とする離型剤のほかに、カルボキンメチ
ルセルロース、メチルセルロース、アルギン酸塩1酢酸
セルロース等を主成分とする種々の離型剤がある。
寸た、繊維強化熱硬化性樹脂とは、繊維として、ガラス
繊維、カーボン繊維、炭化ケイ素繊維、有機繊維等を用
い、樹脂として、フェノール樹脂、−エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂等を用いたものである。
粒度01〜500μめタルク、水酸化アルミニウム、炭
酸カルンウム、クレイ、珪石、シリカゲル、ガラス等の
粉末は、艶消し剤として作用するもので、粒度01μ以
下で一1充分な艶消し効果を示さず、また、500μ以
上では、表面の凹凸が激しく、均一な艶消し面が得らn
ない。
シリカ、アスベスト、ベントナイト等の微粉末は、艶消
し用粉末の沈降防止と離型剤の粘度調整の作用をするも
ので、艷消し用粉末に比較して、普通、より微細な粒度
範囲のものを使用し、艶消し粉末のみからなる離型剤に
適当な揺変性を打力し、より好ましい離型剤を提供する
ものである。
代表的なものは、超微粉末シリカである。
なお、こわらの粉末ζ微粉末の使用量は、離型剤の使用
態様によって、粘度、揺変性を考慮して適宜調整可能で
あり、さらに、適当な種類のものを2種以上組合せて使
用することもできる。
本発明の離型剤の使用態様は、離型剤溶gに、粉末、微
粉末をディシルバー等によって分散混合せしめたものを
、スプレーによって、潤滑剤型離型剤で処理きnた成形
型上に均一に塗布する。これを放置乾燥佐、一般の繊維
強化熱硬化性樹脂の成形方法に従い表面形成着色樹脂教
をハケ又はスプレーで塗布し、硬化後その上に、繊維と
熱硬化性樹脂とで積層する。硬化後脱型き九た製品は、
スポンジ等でその表面に付着している艶消し用離型剤を
水洗すれば、均一で美しい完全艶消し表面が得られる。
次に、実施例を示す。
実施例(1) ポリビニルアルコール離型剤(商品名  100j!J
:部離型剤SD、昭和高分子■製) 炭酸カルシウム(平均粒径3〜4μ)    8重量部
実施例(2) ポリビニルアルコール離型剤(商品名  1.00−、
車量部離型剤SD、昭和高分子■製) メルク(平均粒径 6〜8 tt )        
6重量部超微粉末無ホシリカ(商品名アエロジ    
2重量部ル、日本アエロジル■製) 実施例(31 ポリビニルアルコール離型剤(商品名  100重量部
離型剤S、昭和高分子■製) 水酸化アルミニウム(平均粒径3〜   3重量部4μ
) 超微粉末魚ホシリカ(商品名アエロジ    1重量部
ル、日本アエロジル■製〕 実施例(4) 酢酸セルロース離型剤          100重量
部ガラス粉末(平均粒径75〜100μ)   5重量
部湿式法超微粉末シリカ(商品名カブレ   6重量部
ツクス、塩野義製薬■製) 実施例(1)〜(4)を、そ几ぞれ、ディシルバーで3
〜5分攪拌し、艷消し用薄膜型割型剤とした。これを飼
滑剤型離型剤で処理きれた成形型へ、そ汎ぞn1スプレ
ーで400 S’/???”塗布し、室温で約20分放
置乾燥した。次に、ゲルコート(不飽和ポリエステル側
脂表面着色散)を・・ケ又はスプレーで塗装し、硬化後
ガラス繊維と不飽和ポリエステル樹脂で積層した。硬化
後、脱型し、その製品表面をスポンジで水洗したところ
、そのいずれもが均一で美しい艶消し表面層を有してい
た。
代理人 弁理士  佐々木 俊 哲

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリビニルアルコール等を主成分とする離型剤溶液
    に、粒度01〜500μのメルク、水酸化アルミニウム
    、炭酸カルシウム、クレイ、珪石、シリカケ゛ル、ガラ
    ス等の粉末を加えてなる繊維強化熱硬化性樹脂製品の成
    形に使用する艶消し用薄膜型離型剤。 2、 揺変性付与剤として、シリカ、アスベスト、ベン
    トナイト等の微粉末を加えた特許請求の範囲第1項記載
    の離型剤。
JP56185202A 1981-11-20 1981-11-20 繊維強化熱硬化性樹脂製品の成形に使用する艶消し用薄膜型離型剤 Pending JPS5887196A (ja)

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