JPH0433836A - 表面スエード調艶消面を有するf.r.p成形品及びその製造法 - Google Patents

表面スエード調艶消面を有するf.r.p成形品及びその製造法

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JPH0433836A
JPH0433836A JP2140233A JP14023390A JPH0433836A JP H0433836 A JPH0433836 A JP H0433836A JP 2140233 A JP2140233 A JP 2140233A JP 14023390 A JP14023390 A JP 14023390A JP H0433836 A JPH0433836 A JP H0433836A
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JP
Japan
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matting agent
mold
gel coat
coat layer
suede
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Pending
Application number
JP2140233A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuyoshi Shudo
首藤 温美
Kazumasa Maekawa
前川 一誠
Norihiko Shibata
憲彦 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、表面スェード調艶消面を有するF’、R,P
成形品及びその製造法に関する。
(従来技術) 従来よりp、a、pd形品の製造法は、用途、形状によ
っても異なるが、中でも数少ない生産には安価なF、R
,P型を用いたハンドレイアップ法が賞用されている。
ハンドレイアップ法の中でも表面艶消模様を有する成形
品の製造法として、特公昭63−15137号公報が提
案されている。即ち、第3図及び第4図に示すように、
ポリビニルアルコール等の水溶液中に艶消剤粒子を分散
させて離型剤を作る工程と、前記工程により作られた離
型剤をFFLP型の型側ゲルコート層の表面に塗布し乾
燥させて表面に微畑な凹凸を有する離型被膜を形成する
工程と、前記離型被膜の表面にゲルコートを塗布して製
品側ゲルコート層を形成し硬化後そのとにガラスマット
・クロスを積層して製品側ガラスマット・クロスを形成
する工程と、FFLP型からFRP製品を脱型する工程
とを包含し、離型剤を一定の性状に保持することにより
一定の艶消状態の表面を有するFRP菱品を得ることを
特徴とするものである。
(発明が解決しようとする課題) 前記、従来例のポリビニルアルコール等の水溶液中に艶
消剤粒子7を分散させた離型剤6を使用する方法は、社
団法人強化プラスチック協会発行「F、R,p成形技能
テキスト」(昭和57年3月31日発行)に示されてい
るように、離型剤6を木綿、ガーゼ、スポンジ等の吸水
性のよい材料にしみこませて型面1を軽く塗布すること
が開示されている。したがって、作業か手作業で煩雑に
なり、まして2度塗りすると成形品に色むらが生じると
ともに艶消削粒子即ち、酸化珪素、酸化マグネシウム等
の粒子はポリビニルアルコール等の水溶液中に沈降しや
すく常に煩雑な撹拌作業が伴なうという欠点がある。
また、上記の塗布作業の他にスプレーガンで吹付する方
法もあるが、オーバースプレーとなると、ポリビニルア
ルコール等が乾燥するまで型の傾斜部に垂れが生じ、成
形品表面に島消削粒子の色むらを生じさせる欠点がある
本発明はL記欠点に鑑みてなさnたものであり、作業が
容易で色むらのない表・■スエード調艶消面を有するF
、R,P成形品及びその製造法を提供することを目的と
したものである。
(課題を解決するための手段) 第1定明の表面スェード調艶消面を有するF’、  F
L、  P成形品の製造法は、離フ処理を施した型表面
に、ポリビニルアルコール等の水溶液に短繊維を混入さ
せた艶消剤をスプレーガンで吹付ける工程、元消削が硬
化後艶消剤上にゲルコート層を形成する工程、ゲルコー
ト層が硬化後ゲルコート層りに不飽和ポリエステル樹脂
にガラス繊維基材を混入させたバックアップ層を形成す
る工程、バックアップ層が硬化後脱型し表面の艶消剤を
除去する工程とからなることを特徴とするものである。
本発明に用いられる1消剤は、ポリビニルアルコール(
昭和高分子製・商品名リゴラック5)100部に水を1
0部入れ撹拌する。撹拌されたポリビニルアルコール水
溶液に短繊維であるガラスカットファイバー(富士ファ
イバー製・FEss−015−0413)10部を入れ
、更に撹拌しガラスカットファイバーをポリビニルアル
コール水溶液に均一に分散させたものである。
ポリビニルアルコールに水を混合する割合は、水109
6前後がポリビニルアルコールの垂れ、流れが少なく好
ましい。また、ポリビニルアルコールに水10%而後面
入された水溶液にガラスカットファイバー1096程度
の混入が、スェード調に仕りげるために好ましく、この
範囲を越えるとスプレーガンがつまりポリビニルアルコ
ール水溶液との分散比が異なって均一なスェード調の艶
消模様が得にくくなる。
本発明に用いられるガラスカットファイバーは、フィラ
メント径が約10μm、長さ平均005mm、アスペク
ト比(長さ/直径)10〜50からなるもので粒子と異
なり、仕上がりがスェード調の模様に近く見栄えが好ま
しい。そして、アスペクト比か小さくなると粒子状にな
り、この粒子状のガラスパウダーを使用するとスプレー
中にかたまりとなって分散し均一性が乏しくなる。又、
ポリビニルアルコール水溶液の流れが大きくなり、たれ
現象を生じゃすくなる。
本発明に用いられるスプレーガンは、ノズル口径1.5
 wmのものが好ましく、艶消剤を型表面に施した離型
剤苗に白濁な感になるまで均一に吹付ける。
第2発明の表面スェード1亮清面を有するF、R,P成
形品は、離や処理を施した型表面にポリビニルアルコー
ル等の水溶液に短繊維を混入させた艶消剤をスプレーガ
ンで吹付け、艶消剤が硬化後艶消剤上にゲルコート層を
形成するとともにゲルコート層上に不飽和ポリエステル
樹脂にガラス繊維基材を混入させたバックアップ層を形
成し、硬化後脱型し表面の艶消剤を除去し成形品のゲル
コート表面に艶消剤を転写させたことを特徴とするもの
である。
(実施例) 本発明の実施例を第1図及び第2図に基づき以下説明す
る。
F、R,Pの合成樹脂によって形成した型1表面に離型
剤2としての液状ワックスをスポンジ等で均一に塗布し
乾燥させろうそして、ポリビニルアルコール100部に
対し水10部を入れ撹拌し、さらにフィラメント径10
μm、長す0.5mmの短繊維であるガラスカットファ
イバー10部を混入させた冷消削3をノズル口径1.5
 m+nのスプレーガンでワックス2上に吹付ける。
吹付けてゆくうちに表面が段々と白濁した時点で吹付を
中止する。そして、艶消剤3を乾燥させるとポリビニル
アルコール水溶液中の水分が蒸発し艶消剤全体の厚さが
蒸発した水分だけ薄くなり艶消剤のガラスカットファイ
バーがポリビニルアルコールの表面に露出して網目状の
凹凸模様が形成される。即ち、このガラスカットファイ
バーを混入した事により、ポリビニルアルコールのゲル
化を促進させる効果が生じるとともにガラスファイバー
が網目状に散らばっていることも手伝ってポリビニルア
ルコールのたれを少なくしている。更に、ポリビニルア
ルコールの本分はガラスカットファイバーの表面からの
発散を早める効果も手伝って、ポリビニルアルコールの
硬化を早めるものである。
そして、艶消剤の網目状に分散したガラスカットファイ
バー6kにポリエステル樹脂からなるゲルコート層4を
スプレーガンで吹付けて硬化させる。さらに、ガラス繊
維に不飽和ポリエステル樹脂を含浸させたバックアップ
層5を複数枚積層し、気泡等をローラーで脱泡する。硬
化後、ヤより脱ゼし艶消剤3を水洗すると、所望のF−
R,P成形品のスェード調の表面模様が得られる。
(発明の効果) 本発明はhzs成よりなるので、成形時の艶消剤の型垂
れが少なく容易に作業ができるとともに色むらのない表
面スエード調艶消面を有するF、  R,P成形品及び
その製造法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の艶消剤を型上に塗布して成形した時の
部分断面図、第2図は本発明により得られた成形品の部
分断面部、第3図は従来の実施例を示す部分断面図、第
4図は第3図により得られた成形品の部分断面図である
つ符  号  の  説  明 1・・・型        2・・・離型剤3・・・艶
消剤      4・・・ゲルコート層5・・・バック
アップ層   6・・・ガラスカットファイバー7・−
・離型剤      8・・・艶消側粒子゛・こテ 第1図 第2図 第4図 手続補正書(−j5よ、 平成3年5月λ5日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、離型処理を施した型表面に、ポリビニルアルコール
    等の水溶液に短繊維を混入させた艶消剤をスプレーガン
    で吹付ける工程、艶消剤が硬化後艶消剤上にゲルコート
    層を形成する工程、ゲルコート層が硬化後ゲルコート層
    上に不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維基材を混入さ
    せたバックアップ層を形成する工程、バックアップ層が
    硬化後脱型し表面の艶消剤を除去する工程とからなるこ
    とを特徴とする表面スエード調艶消面を有するF、R、
    P成形品の製造法。 2、離型処理を施した型表面にポリビニルアルコール等
    の水溶液に短繊維を混入させた艶消剤をスプレーガンで
    吹付け、艶消剤が硬化後艶消剤上にゲルコート層を形成
    するとともにゲルコート層上に不飽和ポリエステル樹脂
    にガラス繊維基材を混入させたバックアップ層を形成し
    、硬化後脱型し表面の艶消剤を除去し成形品のゲルコー
    ト表面に艶消剤を転写させたことを特徴とする表面スエ
    ード調艶消面を有するF、R、P成形品。 3、短繊維が、ガラスカットファイバーであることを特
    徴とする請求項1、2記載の表面スエード調艶消面を有
    するF、R、P成形品及びその製造法。
JP2140233A 1990-05-30 1990-05-30 表面スエード調艶消面を有するf.r.p成形品及びその製造法 Pending JPH0433836A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6815688B2 (en) * 2002-01-09 2004-11-09 Conrad W. Schneiker Devices for guiding and manipulating electron beams
EP1791997A2 (en) * 2004-08-31 2007-06-06 OBERMEYER, Henry K High strength joining system for fiber reinforced composites

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