JP3518291B2 - 人造石 - Google Patents

人造石

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JP3518291B2 JP31404597A JP31404597A JP3518291B2 JP 3518291 B2 JP3518291 B2 JP 3518291B2 JP 31404597 A JP31404597 A JP 31404597A JP 31404597 A JP31404597 A JP 31404597A JP 3518291 B2 JP3518291 B2 JP 3518291B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面化粧台やシス
テムキッチンなどの天板、あるいは浴室や浴槽、あるい
建材などとして用いられる人造石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂基材に扁平状の柄材を含
有させて人造石(人造大理石)を形成することが行われ
ている。この人造石は柄材によって御影石調の模様や大
理石調の模様が表現されるものであって、樹脂に柄材を
混入して樹脂成形材料を調製し、この樹脂成形材料を注
型法で所望の形状に成形して製造されている。そして図
4(a)に示すように、扁平状の柄材2が樹脂基材1の
表面に対して略平行に並んだ状態で含有されて上記のよ
うな模様が表現されるのである。尚、5は樹脂基材1の
表面を保護するゲルコート層である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記柄材として
粒径が2.5mm以上の大型のもののみを用いると、図
4(b)のように隣接する柄材の間に大きな隙間が形成
されてしまい、この隙間の部分において成形時の樹脂成
形材料のひけ(樹脂の硬化収縮)により窪み12が生じ
て人造石の表面が凹凸になり、外観が低下するという問
題があった。また柄材として粒径が2.5mm未満の小
型のもののみを用いると、隣接する柄材の間に大きな隙
間が形成されなくなって人造石の表面が凹凸にならない
が、大柄の模様を表現することができないという問題が
あった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、表面が凹凸でなく外観が良好で、しかも大柄の模
様を表現することができる人造石を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の人造石は、樹脂基材1に含有される扁平状の柄材2に
より模様が表現される人造石であって、柄材2として粒
径が2.5〜5mmの大型柄材3と、大型柄材3の粒径
よりも1mm以上小さくて粒径が0.1〜2.5mmの
小型柄材4を用いると共に、樹脂基材1中の樹脂100
重量部に対して大型柄材3を1〜10重量部、小型柄材
4を1〜20重量部それぞれ含有し、上記小型柄材4と
して粒径が1.5〜2.5mmの小型柄材4を0.6〜
8重量部、0.5〜1.5mmの小型柄材4を0.3〜
7重量部、0.1〜0.5mmの小型柄材4を0.1〜
5重量部それぞれ含有して成ることを特徴とするもので
ある。
【0006】また本発明の請求項2に記載の人造石は、
請求項1の構成に加えて、樹脂基材1に成形される樹脂
成形材料6と柄材2の比重差を0.5以下にして成るこ
とを特徴とするものである。
【0007】また本発明の請求項に記載の人造石は、
請求項1又は2の構成に加えて、アスペクト比が10〜
100の柄材2を用いて成ることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。樹脂基材1を構成する樹脂としては、不飽和ポリ
エステル樹脂やエポキシ樹脂やビニルエステル樹脂など
の熱硬化性樹脂を用いることができる。柄材2としては
熱硬化性樹脂などで形成される雲母のような形状を有す
る厚みの薄い薄肉樹脂成形品や天然の雲母などを用いる
ことができるが、その形状は扁平状に形成されている。
粒状(ほぼ球状)の柄材2を用いた場合は、成形の際に
用いる成形型7やゲルコート層5に柄材2がほぼ点接触
となって柄材2が見えにくくなり模様を表現しにくい
が、扁平状の柄材2では成形型7やゲルコート層5にほ
ぼ面接触となって柄材2が見え易くなるために模様が表
現し易くなるのである。
【0010】柄材2の扁平の度合いを示すアスペクト比
(粒径/厚み)は10〜100であることが好ましい。
アスペクト比が10未満であれば、柄材2が粒状の場合
と同様の性格を有するようになり、成形の際にかかるモ
ーメントで柄材2が樹脂成形材料6の流れ方向と略平行
になりにくくなる。従って、柄材2が樹脂基材1の表面
やゲルコート層5の表面に略平行とならなくなって柄材
2が見えにくくなり模様が表現しにくくなる恐れがあ
る。一方、アスペクト比が100を超えると、薄くなり
過ぎて強度が低下し、樹脂成形材料6の調製時の攪拌混
合で破壊されたり樹脂基材1の補強効果を発揮させるこ
とができなくなる恐れがある。また柄材2は黒などの所
望の色に着色されていてもよいし、着色されていなくて
もよい。
【0011】さらに柄材2としては粒径が2.5〜5m
mの大型柄材3と、粒径が0.1〜2.5mmの小型柄
材4を用いる。大型柄材3と小型柄材4の粒径は図2に
示すように、平面視で最も長い部分の長さ(図2に矢印
で示す)で表されるものであって、大型柄材3の粒径と
小型柄材4の粒径の差は少なくとも1mm以上となるよ
うに大型柄材3と小型柄材4を選択して使用する。大型
柄材3と小型柄材4の粒径の差が1mm未満であれば、
大型柄材3と小型柄材4の外観上及び機能上の差が少な
くなって本発明の作用効果を奏することができなくなる
恐れがある。尚、大型柄材3と小型柄材4の粒径の差の
上限は大型柄材3と小型柄材4の粒径の範囲から4.9
mmとなる。また小型柄材4としては、粒径が0.1〜
0.05mmのものと、粒径が0.5〜1.5mmのも
のと、粒径が1.5〜2.5mmのものの三種類を併用
し、より小さい粒径の小型柄材4を用いることによっ
て、樹脂基材1中で隣接する大型柄材3の間に小型柄材
4を介在させ易くすることができる。
【0012】そして人造石を製造するにあたっては、ま
ず、樹脂と大型柄材3と小型柄材4及び必要に応じて充
填材、硬化剤、硬化促進剤、離型剤、繊維補強材、着色
剤、安定剤、増粘剤など従来から樹脂成形に用いられる
材料を攪拌混合して樹脂成形材料6を調製する。この
時、樹脂成形材料6の比重と柄材2(大型柄材3と小型
柄材4)の比重の差が0.5以下になるように、樹脂の
種類や柄材2の材料や各材料の配合量などを調製する。
樹脂成形材料6の比重と柄材2の比重の差が0.5を超
えると、樹脂成形材料6中で柄材2が浮上したり沈降し
たりして均一に分散混合することができず、また成形時
においても樹脂がゲル硬化するまでの間(ゲルタイム)
に樹脂成形材料6中で柄材2が浮上したり沈降したりし
て偏り、人造石の特に垂直面(成形時に鉛直方向と平行
な面)の外観や強度が低下する恐れがある。尚、樹脂成
形材料6の比重と柄材2の比重の差は小さい程好ましい
ので、下限は0である。
【0013】また大型柄材3の配合量は樹脂100重量
部に対して1〜10重量部に設定する。大型柄材3の配
合量が1重量部未満であれば、大柄(大粒)の模様を表
現することができなくなって、人造石が御影石調の外観
や大理石調の外観を呈さない恐れがあり、大型柄材3の
配合量が10重量部を超えると、樹脂基材1の表面付近
で大型柄材3の重なり合いが生じやすくなるために、こ
の部分で樹脂成形材料6のひけが生じやすくなり、人造
石の表面が凹凸になる恐れがある。
【0014】また小型柄材4の配合量は樹脂100重量
部に対して1〜20重量部に設定する。小型柄材4の配
合量が1重量部未満であれば、隣接する大型柄材3の間
に充分な量の小型柄材4を介在させることができず、隣
接する大型柄材3の間において成形時の樹脂成形材料6
のひけ(樹脂の硬化収縮)により窪みが生じて人造石の
表面が凹凸になる恐れがあり、小型柄材4の配合量が2
0重量部を超えると、樹脂基材1の表面付近で大型柄材
3の表面側に小型柄材4が存在しやすくなり、この大型
柄材3と小型柄材4の重なり部分で樹脂成形材料6のひ
けが生じて人造石の表面が凹凸になる恐れがある。
【0015】また小型柄材4として粒径が0.1〜0.
05mmのものと、粒径が0.5〜1.5mmのもの
と、粒径が1.5〜2.5mmのものの三種類を併用
し、粒径が0.1〜0.05mmの小型柄材4の配合量
は樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部、粒径が
0.5〜1.5mmの小型柄材4の配合量は樹脂100
重量部に対して0.3〜7重量部、粒径が1.5〜2.
5mmの小型柄材4の配合量は樹脂100重量部に対し
て0.6〜8重量部にそれぞれ設定し、このことで樹脂
基材1中で隣接する大型柄材3の間に小型柄材4を介在
させ易くなって、樹脂成形材料6のひけをより生じにく
くして人造石の表面が凹凸にならないようにすることが
できる。
【0016】次に上記のように調製された樹脂成形材料
6を注型法により成形して人造石を形成する。つまり、
まず成形型7の雌型8のキャビティ9の成形面にゲルコ
ート層5を形成する。ゲルコート層5は樹脂基材1中の
柄材2が透けて見える程度の透明であって、不飽和ポリ
エステルを主成分とするゲルコートをキャビティ9の成
形面にスプレー等で吹きつけて塗布し、これを硬化させ
ることによって形成されるものであって、この厚みは5
0〜1000μmに設定することができる。次に図3
(a)に示すように、キャビティ9内に樹脂成形材料6
を流し込んでゲルコート層5の表面に供給する。次に図
3(b)に示すように、成形型7の雄型10のコア11
をキャビティ9に挿入して雄型10と雌型8を型締めす
る。このようにして樹脂成形材料6を所望の形状に形成
すると共に型締めした状態で常温〜90℃の加熱を施す
ことによって、樹脂成形材料6の樹脂を硬化させて樹脂
基材1を形成すると共に樹脂基材1の表面にゲルコート
層5を一体化させる。この後、脱型してアフターキュア
ー(加熱)を施すことによって、樹脂基材1の表面にゲ
ルコート層5が形成された図1(a)のような人造石を
形成することができる。
【0017】このようにして製造される人造石では、柄
材2として扁平状のものを用いたので、成形の際に樹脂
成形材料6が成形型7内で流されるときに、柄材2が自
身にかかるモーメントを最小にしようとして流れ方向と
略平行に配向することになり、このために、樹脂基材1
の表面及びゲルコート層5の表面に対して柄材2の表面
が略平行となり、柄材2が見え易くなって大柄の御影調
の模様や大理石の模様を発現させることができるもので
ある。また柄材2として粒径が2.5〜5mmの大型柄
材と、大型柄材の粒径よりも1mm以上小さくて粒径が
0.1〜2.5mmの小型柄材を用い、しかも大型柄材
を1〜10重量部、小型柄材を1〜20重量部それぞれ
含有したので、図1(b)のように、樹脂基材1の表面
付近(ゲルコート層5の近傍)で、小型柄材4が大型柄
材3と直線的に略同じ高さで並ぶように隣接する大型柄
材3の間に介在することになって大型柄材3の間に隙間
が形成されないようにすることができ、小型柄材4で大
型柄材3の間におけるひけを防止して表面が凹凸になら
ないようにすることができる。従って、研磨などの表面
仕上げ処理を行うことなく、表面が平坦で大柄の模様を
有する人造石を形成することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例及び比較例1乃至4)表1に示す配合量(単位
は重量部)で不飽和ポリエステル、充填材(水酸化アル
ミニウム)、柄材2(雲母)、硬化剤を攪拌混合して樹
脂成形材料6を調製した。不飽和ポリエステルとして
は、武田薬品工業(株)製の「ポリマール3502P」
を用いた。充填剤としては、昭和電工(株)製の「ハイ
ジライトH−100」と「ハイジラットH−320」を
用いた。柄材2としては、(株)山口雲母工業社製の雲
母フレーク(アスペクト比が10〜100のもの)を用
い、このうち、粒径が2.5〜5mmのものを大型柄材
3として選別し、粒径が0.1〜2.5mmのものを小
型柄材4として選別してそれぞれ用いた。硬化剤として
は、化薬アクゾ(株)製の「カヤメックA」(メチルエ
チルケトンパーオキサイド)を用いた。
【0019】一方、雌型8のキャビティ9の成形面には
ゲルコートをスプレーで吹きつけて塗布し、これを硬化
させて厚み400μmのゲルコート層5を形成した。こ
の後、雌型8のキャビティ9内に上記の樹脂成形材料6
を流し込んでゲルコート層5の表面に供給した。次に雄
型10のコア11をキャビティ9に挿入して雄型10と
雌型8を型締めし、この状態で60℃、1時間の条件で
加熱を施した。この後、脱型して80℃、2時間の条件
でアフターキュアーを施して大理石調の模様を有する人
造石を形成した。
【0020】このようにして形成された人造石の外観を
目視により評価した。尚、表1中の「表面凹凸」という
項目は、キャビティ9の底面で成形された人造石の表面
部分の凹凸を観察し、略平坦に見えたものを「良好」と
し、凹凸差が明確に見えたものを「不良」とした。た。
また「垂直面柄現出」という項目は、図3(a)(b)
に示すように成形時における雌型8の垂直面13で成形
された人造石の表面部分の柄の現出具合を観察し、柄材
2で模様が明確に現出したものを「良好」とし、模様が
不明確になったものを「不良」とした。また「大柄表
現」という項目は、大型柄材3による大柄模様の現出具
合を観察し、大柄模様が明確に現出したものを「良好」
とし、大柄模様が不明確になったものを「不良」とし
た。結果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかなように、全ての項目で品
質が良好となり商品としての基準(総合評価)に合格し
たが、大型柄材3と小型柄材4が所定の配合量でない比
較例1、2では、ひけが発生して表面が凹凸になって不
良となり、また樹脂成形材料6の比重と大型柄材3及び
小型柄材4の比重の差が0.5以上あるために、大型柄
材3及び小型柄材4が沈んで垂直面柄現出が低下して不
良となった。また柄材2として小型柄材4のみを用いた
比較例3では大柄表現が不良となり、柄材2として大型
柄材3のみを用いた比較例4ではひけが生じて表面が凹
凸になり不良となった。従って、比較例1乃至4は商品
としての価値が低くて不合格となった。
【0023】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、樹脂基材に含有される扁平状の柄材により模様
が表現される人造石であって、柄材として粒径が2.5
〜5mmの大型柄材と、大型柄材の粒径よりも1mm以
上小さくて粒径が0.1〜2.5mmの小型柄材を用い
ると共に、樹脂基材中の樹脂100重量部に対して大型
柄材を1〜10重量部、小型柄材を1〜20重量部それ
ぞれ含有したので、隣接する大型柄材の間に小型柄材が
介在することになって大型柄材の間に隙間が形成にくく
することができ、小型柄材で大型柄材の間におけるひけ
を防止して表面が凹凸にならないようにすることができ
て外観を良好にすることができるものであり、しかも大
型柄材によって大柄の模様を表現することができるもの
である。
【0024】また、粒径が1.5〜2.5mmの小型柄
材を0.6〜8重量部、0.5〜1.5mmの小型柄材
を0.3〜7重量部、0.1〜0.5mmの小型柄材を
0.1〜5重量部それぞれ含有したので、より小さい粒
径の小型柄材を用いることによって、隣接する大型柄材
の間に小型柄材が介在し易くなって大型柄材の間に隙間
が形成されないようにすることができ、小型柄材で大型
柄材の間におけるひけを防止して表面が凹凸にならない
ようにすることができて外観を良好にすることができる
ものである。
【0025】また本発明の請求項に記載の発明は、樹
脂基材に成形される樹脂成形材料と柄材の比重差を0.
5以下にしたので、樹脂成形材料中で柄材を略均一に分
散させることができ、柄材の偏在による外観の低下を防
止することができるものである。また、樹脂基材の表面
にゲルコート層を設けることによって、樹脂基材の表面
をゲルコート層で保護することができ、外観の低下を防
止することができるものである。
【0026】また本発明の請求項に記載の発明は、ア
スペクト比が10〜100の柄材を用いたので、成形時
に柄材が樹脂基材の表面やゲルコート層の表面に略平行
となって柄材が見え易くなり、模様の表現を確実に行う
ことができるものであり、しかも柄材による樹脂基材の
補強効果を発揮させることができるものである。また、
材として薄肉樹脂成形品及び雲母から選ばれる少なく
とも一つを用いることによって、柄材による樹脂基材の
補強効果を発揮させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態の一例を示す一部
の断面図、(b)は(a)の一部を拡大した断面図であ
る。
【図2】同上の柄材を示す平面図である。
【図3】(a)(b)は同上の製造方法を示す断面図で
ある。
【図4】(a)は従来例の一例を示す一部の断面図、
(b)は(a)の一部を拡大した断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂基材 2 柄材 3 大型柄材 4 小型柄材 5 ゲルコート層 6 樹脂成形材料
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // C04B 111:54 C04B 111:54 (72)発明者 内田 一茂 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−183807(JP,A) 特開 平5−229860(JP,A) 特開 平9−188556(JP,A) 特公 昭63−19340(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C94B 2/00 - 32/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂基材に含有される扁平状の柄材によ
    り模様が表現される人造石であって、柄材として粒径が
    2.5〜5mmの大型柄材と、大型柄材の粒径よりも1
    mm以上小さくて粒径が0.1〜2.5mmの小型柄材
    を用いると共に、樹脂基材中の樹脂100重量部に対し
    て大型柄材を1〜10重量部、小型柄材を1〜20重量
    部それぞれ含有し、上記小型柄材として粒径が1.5〜
    2.5mmの小型柄材を0.6〜8重量部、0.5〜
    1.5mmの小型柄材を0.3〜7重量部、0.1〜
    0.5mmの小型柄材を0.1〜5重量部それぞれ含有
    て成ることを特徴とする人造石。
  2. 【請求項2】 樹脂基材に成形される樹脂成形材料と柄
    材の比重差を0.5以下にして成ることを特徴とする請
    求項1に記載の人造石。
  3. 【請求項3】 アスペクト比が10〜100の柄材を用
    て成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の人造
    石。
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