JPH0393820A - 人造大理石 - Google Patents
人造大理石Info
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- JPH0393820A JPH0393820A JP22996589A JP22996589A JPH0393820A JP H0393820 A JPH0393820 A JP H0393820A JP 22996589 A JP22996589 A JP 22996589A JP 22996589 A JP22996589 A JP 22996589A JP H0393820 A JPH0393820 A JP H0393820A
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Landscapes
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は浴槽、洗面台、台所天板などに使用される人造
大理石に関するものである。
大理石に関するものである。
（従来の技術とその問題点）
人造大理石として、半透明の未硬化樹脂液中に■天然石
、金属、その他無機物の粉末を混入したり（特開昭５５
−１２６５６４号、同５９−６６４２６号、同５９−２
３０００７号）、■ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂の
粉砕品を混入することにより石目模様を出す方法により
製造ざれていしかしながら、天然石などの無機物は未硬
化樹脂との撹拌が困難で、比重により沈澱し、模様ムラ
になりやすい。まｔ；、粉砕品は形状が球状となりやす
く、重量が増大する原因となる。他方、熱可塑性樹脂な
どを混入する場合は、石目に見えるように多量混入させ
ると、強度、耐熱性が低下するなど種々の問題がある。
、金属、その他無機物の粉末を混入したり（特開昭５５
−１２６５６４号、同５９−６６４２６号、同５９−２
３０００７号）、■ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂の
粉砕品を混入することにより石目模様を出す方法により
製造ざれていしかしながら、天然石などの無機物は未硬
化樹脂との撹拌が困難で、比重により沈澱し、模様ムラ
になりやすい。まｔ；、粉砕品は形状が球状となりやす
く、重量が増大する原因となる。他方、熱可塑性樹脂な
どを混入する場合は、石目に見えるように多量混入させ
ると、強度、耐熱性が低下するなど種々の問題がある。
（発明が解決しようとする課題）
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、後者の熱可塑性樹
脂混入形式を採用し、その欠点である強度および耐熱性
を低下させることなく、十分な石目模様を現出させるこ
とのできる人造大理石を提供することを課題とする。
脂混入形式を採用し、その欠点である強度および耐熱性
を低下させることなく、十分な石目模様を現出させるこ
とのできる人造大理石を提供することを課題とする。
（課題を解決するｔ；めの手段）
本発明は、母材を不飽和ポリエステル樹脂を使用し、石
目模様材として同系統の飽和ポリエステルフィルムを７
レーク状にして使用すると上記課題を達戊することがで
きることに着目してなされたもので、 透明もしくは半透明の不飽和ポリエステルの未硬化液１
００重量部に厚さ５〜２０μｍのポリエステルフィルム
の０．５〜５ｍｍサイズ着色破砕片５〜１５重量部混合
分散してなることを要旨とする人造大理石にある。
目模様材として同系統の飽和ポリエステルフィルムを７
レーク状にして使用すると上記課題を達戊することがで
きることに着目してなされたもので、 透明もしくは半透明の不飽和ポリエステルの未硬化液１
００重量部に厚さ５〜２０μｍのポリエステルフィルム
の０．５〜５ｍｍサイズ着色破砕片５〜１５重量部混合
分散してなることを要旨とする人造大理石にある。
本発明において、母材として不飽和ポリエステル樹脂を
使用すると、通常支持板として使用される繊維強化層が
不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維を分散させて製造
される関係上、接着性に優れるので好ましい。
使用すると、通常支持板として使用される繊維強化層が
不飽和ポリエステル樹脂にガラス繊維を分散させて製造
される関係上、接着性に優れるので好ましい。
石目模様材は飽和ポリエステル７イルムの破砕片を使用
すると、入手容易であるとともに、他の７イルムに比べ
、耐熱性に優れ（ちなみに、飽和ポリエステルが融点２
５４゜Ｃであるのに対し、ポリエチレンが１２５〜１３
５℃、塩ビ７５〜１０５℃である）、その上、母材との
なじみがよいからである。しかもフィルムであると、重
量当たりの面積が大であるから、少量で石目効果が大き
く、上記母材とのなじみがよいこととの相乗効果により
強度および耐熱性が低下することはない。
すると、入手容易であるとともに、他の７イルムに比べ
、耐熱性に優れ（ちなみに、飽和ポリエステルが融点２
５４゜Ｃであるのに対し、ポリエチレンが１２５〜１３
５℃、塩ビ７５〜１０５℃である）、その上、母材との
なじみがよいからである。しかもフィルムであると、重
量当たりの面積が大であるから、少量で石目効果が大き
く、上記母材とのなじみがよいこととの相乗効果により
強度および耐熱性が低下することはない。
上記フイルムの厚みは５〜２０μｍが適当である。
厚み５μｍ未満では着色、破砕などの取り扱いに不都合
である一方、２０μｍを越えると面積当たりの重量が増
加し過ぎて好ましくないからである。また、破砕片のサ
イズは石目効果上０．５〜５ｍｍ程度が好ましい。０
． ５ ｍｍ未満では石目調の外観が得られず、５ｍｍ
を越えると、均一分散が困難となり、不自然な外観とな
るからである。
である一方、２０μｍを越えると面積当たりの重量が増
加し過ぎて好ましくないからである。また、破砕片のサ
イズは石目効果上０．５〜５ｍｍ程度が好ましい。０
． ５ ｍｍ未満では石目調の外観が得られず、５ｍｍ
を越えると、均一分散が困難となり、不自然な外観とな
るからである。
上記フイルムの破砕片は顔料、例えばカーボンブラック
（黒）、ベンガラ（赤）、チタン（白）その他有機顔料
を例えば、真空蒸着させることにより自由に着色するこ
とができる。
（黒）、ベンガラ（赤）、チタン（白）その他有機顔料
を例えば、真空蒸着させることにより自由に着色するこ
とができる。
不飽和ポリエステル樹脂に対する飽和ポリエステルフィ
ルムの充填量は不飽和ポリエステル樹脂の未硬化液ｌ０
０重量部に対し５〜１５重量部が適当である。配合量は
７イルム破砕片のサイズにもよるが、５ｍｍ程度の大き
いものでも５重量部未満では石目の見栄えが良くない一
方、０ ． ５ ｍｍ程度の小さいものでも１５重量部
を越えると強度が低下し、またコスト高の原因となるか
らである。
ルムの充填量は不飽和ポリエステル樹脂の未硬化液ｌ０
０重量部に対し５〜１５重量部が適当である。配合量は
７イルム破砕片のサイズにもよるが、５ｍｍ程度の大き
いものでも５重量部未満では石目の見栄えが良くない一
方、０ ． ５ ｍｍ程度の小さいものでも１５重量部
を越えると強度が低下し、またコスト高の原因となるか
らである。
本発明に係る人造大理石を製造するにあたっては、所定
形状の金型、例えば雄型ｌの型面にゲルコート層３を形
戊する一方、上記雄型に対応する雌型２の型面にガラス
繊維強化プラスチック層４を形威し、両型を型合わせし
、そのキャビティＣに着色した飽和ポリエステルフィル
ム５を所定量混合した不飽和ポリエステル樹脂未硬化液
６を注型する方法を使用するのが一般的である。
形状の金型、例えば雄型ｌの型面にゲルコート層３を形
戊する一方、上記雄型に対応する雌型２の型面にガラス
繊維強化プラスチック層４を形威し、両型を型合わせし
、そのキャビティＣに着色した飽和ポリエステルフィル
ム５を所定量混合した不飽和ポリエステル樹脂未硬化液
６を注型する方法を使用するのが一般的である。
以下、本発明を実施例に基づき、詳細に説明することに
する。
する。
（実施例ｌ）
配合例
材料 重量部 備考
不飽和ポリエステル樹脂 １００ 屈折率約１．５５
ガラスフリット １８０ 同上１．５４〜１
．５５カットファイバー（グラス）４径ｌＯμｍ長さ０
． １５ｍｍ石目フレーク５ｍｍサイズ ７厚み１
２μｍ顔料着色（飽和ポリエステルフィルム）比重約１
．１０サンヨー化戊（株） 硬化剤（パーカドックス１６） ｌ 製
造紫外線吸収剤（チヌピン） ｌ カップリング剤（ＫＢＭ５０３） １上記配合組戊
物を調整し、第１図に示す構戊の浴槽をｖｇ２図に示す
注型方法により製造し、下記第１表に示す試験を行った
。
ガラスフリット １８０ 同上１．５４〜１
．５５カットファイバー（グラス）４径ｌＯμｍ長さ０
． １５ｍｍ石目フレーク５ｍｍサイズ ７厚み１
２μｍ顔料着色（飽和ポリエステルフィルム）比重約１
．１０サンヨー化戊（株） 硬化剤（パーカドックス１６） ｌ 製
造紫外線吸収剤（チヌピン） ｌ カップリング剤（ＫＢＭ５０３） １上記配合組戊
物を調整し、第１図に示す構戊の浴槽をｖｇ２図に示す
注型方法により製造し、下記第１表に示す試験を行った
。
第２図（イ）に示すように、雌型６の内面空所６ｌ、６
ｌにＡＢＳ樹脂製脚部２をセットし、不飽和ポリエステ
ル樹脂をガラスマットとともに、ハンド・レイ・アップ
法にて積層して厚さ１〜２ｍｍの裏面層１０を形或する
。他方、第２図（口）に示すように、別途用意した雄型
７の表面に、ビスフェノール系ポリエステル樹脂のゲル
コートを塗布して厚さ０．３〜０．５ｍｍのクリヤーゲ
ルコート層ｌ２を形或して硬化させる。
ｌにＡＢＳ樹脂製脚部２をセットし、不飽和ポリエステ
ル樹脂をガラスマットとともに、ハンド・レイ・アップ
法にて積層して厚さ１〜２ｍｍの裏面層１０を形或する
。他方、第２図（口）に示すように、別途用意した雄型
７の表面に、ビスフェノール系ポリエステル樹脂のゲル
コートを塗布して厚さ０．３〜０．５ｍｍのクリヤーゲ
ルコート層ｌ２を形或して硬化させる。
その後、第２図（ハ）に示すように、雌型６と雄型７と
を重ね合わせ、裏面層ｌＯとクリヤーゲルコート層ｌ２
との間の空所に上記組戊の不飽和ポリエステル樹脂混合
物をバスタブの排水孔を形或する注入口７ｌから注入し
、硬化させてレジンコンクリート層ｌ３を形成する。
を重ね合わせ、裏面層ｌＯとクリヤーゲルコート層ｌ２
との間の空所に上記組戊の不飽和ポリエステル樹脂混合
物をバスタブの排水孔を形或する注入口７ｌから注入し
、硬化させてレジンコンクリート層ｌ３を形成する。
全体が硬化した後、型開きして第２図（二）に示すバス
タブｌを取り出す。
タブｌを取り出す。
（実施例２）
石目フレークとして２ｍｍサイズのものを８重量部添加
混合する以外は実施例ｌと同様にして第ｌ図に示す構造
の浴槽を製造した。
混合する以外は実施例ｌと同様にして第ｌ図に示す構造
の浴槽を製造した。
（実施例３）
石目フレークとして１ｍｍサイズのものを９重量部添加
混合する以外は実施例ｌと同様にして第１図に示す構造
の浴槽を製造した。
混合する以外は実施例ｌと同様にして第１図に示す構造
の浴槽を製造した。
（比較例ｌ）
石目フレークのものを混合しない以外は実施例１と同様
にして第１図に示す構造の浴槽を製造した。その試験結
果を第１表に示す。
にして第１図に示す構造の浴槽を製造した。その試験結
果を第１表に示す。
（比較例２）
石目フレークに代え、不飽和ポリエステル硬化物の粉砕
物１０重量部を混合する以外は実施例ｌと同様にして第
１図に示す構造の浴槽を製造した。
物１０重量部を混合する以外は実施例ｌと同様にして第
１図に示す構造の浴槽を製造した。
その試験結果を第ｌ表に示す。
実施例ｌのものは比較例ｌの無添加のものよりやや物性
は落ちるが、比較例２の不飽和ポリエステル硬化物の粉
砕物混合の場合より優れた結果が得られることがわかる
。
は落ちるが、比較例２の不飽和ポリエステル硬化物の粉
砕物混合の場合より優れた結果が得られることがわかる
。
なお、不飽和ポリエステルの硬化物粉砕物に代え、ポリ
プロピレンおよび無機物粉を混入した場合は比較例２よ
り物性がさらに悪くなることが見い出されている。
プロピレンおよび無機物粉を混入した場合は比較例２よ
り物性がさらに悪くなることが見い出されている。
（発明の効果）
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、透明も
しくは半透明の不飽和ポリエステルの未硬化液１００重
量部に厚さ５〜２０μｍのポリエステル７イルムの０．
５〜５ｍｍサイズ着色破砕片（石目フレーク）５〜１５
重量部混合分散して人造大理石を構或するので、沈降す
ることなく均一に分散混合が可能で、少量で大きな石目
効果を発揮させることができる。また、少量でかつ母材
とのなじみがよいので、充填剤混入による強度低下およ
び耐熱、耐煮沸性を最小限度に抑制することができる。
しくは半透明の不飽和ポリエステルの未硬化液１００重
量部に厚さ５〜２０μｍのポリエステル７イルムの０．
５〜５ｍｍサイズ着色破砕片（石目フレーク）５〜１５
重量部混合分散して人造大理石を構或するので、沈降す
ることなく均一に分散混合が可能で、少量で大きな石目
効果を発揮させることができる。また、少量でかつ母材
とのなじみがよいので、充填剤混入による強度低下およ
び耐熱、耐煮沸性を最小限度に抑制することができる。
第ｌ図は本発明に係る人造大理石が浴槽に使用される場
合の断面構或図、第２図（イ）〜（二）はその製造工程
を示す断面説明図である。 １，２・・・・・・金型、３・・・・・・ゲルコート層
４・・・・・・繊維強化プラスチック層５・・・・・・
石目フレーク ６・・・・・・不飽和ポリエステル
合の断面構或図、第２図（イ）〜（二）はその製造工程
を示す断面説明図である。 １，２・・・・・・金型、３・・・・・・ゲルコート層
４・・・・・・繊維強化プラスチック層５・・・・・・
石目フレーク ６・・・・・・不飽和ポリエステル
Claims (1)
- １、透明もしくは半透明の不飽和ポリエステルの未硬化
液１００重量部に厚さ５〜２０μｍのポリエステルフィ
ルムの０．５〜５ｍｍサイズ着色破砕片５〜１５重量部
混合分散してなることを特徴とする人造大理石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229965A JP2604861B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 人造大理石およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1229965A JP2604861B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 人造大理石およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393820A true JPH0393820A (ja) | 1991-04-18 |
| JP2604861B2 JP2604861B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=16900481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1229965A Expired - Fee Related JP2604861B2 (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | 人造大理石およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2604861B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995015353A1 (en) * | 1993-12-03 | 1995-06-08 | John Gould | Colourants, coloured articles and methods of making them |
| EP0748818A2 (de) * | 1995-06-14 | 1996-12-18 | Röhm Gmbh | Hochgefüllte Kunststoffe mit Glitzereffekt |
| KR100409084B1 (ko) * | 2001-05-21 | 2003-12-11 | 주식회사 엘지화학 | 조립식 욕실벽체용 인조대리석 패널 및 그 제조방법 |
| EP1836142A1 (en) * | 2004-12-13 | 2007-09-26 | Cheil Industries Inc. | Artificial marble containing three-dimensional transparent marble chip and method for preparing the same |
| JP2010209312A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-09-24 | Bekku Kk | 透明着色粒子 |
| CN111016038A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-17 | 舒勇 | 一种彩色滴塑皮带的制作方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59108036A (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-22 | Takeda Chem Ind Ltd | シ−トモ−ルデイングコンパウンド |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP1229965A patent/JP2604861B2/ja not_active Expired - Fee Related
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