JPH03164457A - 着色された人工大理石 - Google Patents

着色された人工大理石

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Publication number
JPH03164457A
JPH03164457A JP1304010A JP30401089A JPH03164457A JP H03164457 A JPH03164457 A JP H03164457A JP 1304010 A JP1304010 A JP 1304010A JP 30401089 A JP30401089 A JP 30401089A JP H03164457 A JPH03164457 A JP H03164457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing material
white
chromatic
artificial marble
colored
Prior art date
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Pending
Application number
JP1304010A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Terabe
寺部 聖二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP1304010A priority Critical patent/JPH03164457A/ja
Publication of JPH03164457A publication Critical patent/JPH03164457A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分’!f ] 本発明は着色さj>た人工大理石に係り、特にマトリッ
クス部分の通光性が高く、天然大理石調の深みを有し、
高級感のある人工犬埋石であって、安定かつ所望の色調
に着色された人工大理石社rWJする. [従来の技術] 天然大理石類似の外観を有する人工製品の人工大理石は
既に内外}譬材として実用に供されている.人工大理石
には、マトリックス樹脂の種類によりポリエステル系人
工大理石とアクリル系人工大理石があり、例えばアクリ
ル系樹脂材料(アクリルシロップ)に炭酸カルシウム、
水酸化アルミニウム、珪酸塩化合物等の骨材、重合開始
剤、その他必要に応じて架橋剤、離型剤、反応促進剤等
の添加物を加えて冑られるスラリー状成形材料を成形型
に流し込み成形することにより製造されている(特願昭
59−158188号)。しかして、従来において釦5
着色された人工大埋石を製造する場合には、染料又は顔
料をアクリルシロップに溶解ないし分散させてマトリッ
クス部分を着色させている. [発明が解決しようとする課題] 上記従来の方法では、マトリックス部分のみが着色され
ているために色の深みがなく、特に濃い着色を施した場
合には、マトリックス部分の透光性が失われて、天然犬
埋石調の独特の風合い、高級感が得られないという欠点
があった。
また、顔料のロットプレや、染料、顔料をアクリルシロ
ップに溶解ないし分敗させた際の軽2t誤差等による色
ブレ等により、安定性良く所望の着色を付与することが
困難という欠点もあった。
本発明は上記従来の問題点を解決し、マトリックス部分
は透光性を有し、美麗で高級感のある人工大理石であっ
て、所望の色調を色安定性良く付与することができる着
色された人工大理石を提供することを目的とする. [課題を解決するための手段] 本発明の着色さ4lた人工大理石は、樹脂マトリックス
中に骨材として有色充填材と白色充填材とを含むことを
特徴とする. 以下に本発明を訂細に説明する. 本発明において、有色充填材としては、例えば次の■又
は■等を用いることができる.■ ガラス中に遷移金属
等の発色団となるものを溶かし込み粉砕したもの。
■ 天然又は廃棄用鉱物等で安定した色を有するもの、
例えば、磁鉄鉱、鉱滓等を粉砕したもの. なお、本発明において、有色充填材とは白色ないし無色
でない充填材であって、色彩、色度等に特に制限はない
。また、グレー、黒等の無彩色であっても良い。有伍充
填材は1種を単独で用いても、2種以上を併川して用い
ても良い.有色充填材として、金粉、銀粉を用いた場合
には、キラキラと輝く高級な柄物を得ることができる.
これらの有色充填材は、着色安定性、分散安定性等の面
から平均粒径が10〜t oooμm程度であることが
好ましい. 一方、白色充填制としては、上記有色充填材の発色に影
響を及ぼすことのない白色度の高いものであって、マト
リックス樹脂との屈折率が近く、有色充填材の発色を弱
めることがないように、隠蔽力が弱く、透光刊を高める
ことができるものであれば良く、例えば、合成非晶質珪
酸アルミニウム、水酸化アル主ニクム、ガラスフリット
等を用いるのが好ましい。白色充填材は1 f!を単独
で用いても、2 fl以上を併用して用いても良い。
これらの白色充填材は、透光性の向上、成形性等の面か
ら平均粒径l〜30μmの微粉であることが好ましい. 本発明において、有色充填材及び白色充填材よりなる骨
材の配合量は、マトリックス樹脂材料に対して30〜7
0重量%であることが好ましい.マトリックス樹脂材料
に対する骨材の配合量が30重量%未満では十分な充填
効果が得られず、70重量%を超えると成形性が悪くな
り、物性低下を来すため、いずれの場合も好ましくない
また、有色充填材と白色充填材との配合割合は、有色充
填材100重量部に対して、白色充填材100〜900
重量部とするのが好ましい。
有色充填材1(jofl)量部に対して白色充填材が1
00重量部未満では、白色充填材の割合が少な過ぎて、
天然大理石調の深みや風合いが得られない場合がある.
一方、白色充填材が900重量部を超えると有色充填材
の割合が少な過ぎて、十分な着色が得られない場合があ
る。
本発明の着色された人工大理石において、マトリックス
樹脂はポリエステル系であってもアクリル系であっても
良いが、アクリル系マトリックスでは前記骨材とのより
大きな結合力が得られることから、特に好ましい. アクリル系人工人埋石の場合、本発明の人工大理石は例
えば次のようにして製造することができる. まず、メチルメタアクリレートのプレボリマー及びモノ
マーを含むアクリルシロップに重合開始剤を加え、これ
を溶解させた後に前記骨材を加える.そして、必要に応
じて架橋剤、離型剤、反応促進剤等の添加物を加えてミ
キサー等で混合し、更に該混合物を真空脱気してスラリ
ー状成形材料を得る.次に、該スラリー状成形材料をガ
ラス型、FRP型、金型等の通常の成形型に流し込み、
加熱硬化させる。加熱条件は、加熱温度を室温〜80℃
の範囲とし、加熱時間は0.5〜30時間とする. なお、重合開始剤としては、ペンゾイルバーオキサイド
、メチルエチルケトンバーオキサイド等の過酸化物系重
合開始剤を用いることができ、成形材料の調製にあたり
、重合開始剤の混合割合は、用脂材料に対してo.oi
〜1.0重量%とするのが好ましい。
硬化により得られた成形体は、常法に従って脱型し、必
要に応じて研磨等の後処理を施した後、製品とされる。
なお、本発明においては、有色充填材により着色を得る
ものであるため、アクリルシロップに別途顔料、染料等
を配合する必要はないが、更に顔料、染料等を配合して
も良いことは言うまでもない。
[作用] 本発明の着色された人工大理石は、染料、顔料によりマ
トリックス部分が着色されたものではなく、充填材によ
り着色されたものである。このため、マトリックス部分
は高い透光性を有するため、天然大理石調の深み、風合
いを備え、高級感に優れるものである。このようにマト
リックス部分は透光性であるため、濃色の着色を施して
も、即ち濃色の有色充填材を配合した場合でも、天然大
埋石調の風合い、深みが損なわれることがない。
しかも、有色充填材は計量誤差が顔料添加の場合に比べ
てはるかに少なく配合することが可能で、色ブレ等を起
こすこともないため、常に所望の色調を安定性良く得る
ことができる。
[実施例] 以下に実施例を革げて木発明をより具体的に説明する. 実施例1〜5 下記樹脂材料、・円材及び重合開始剤を第1表に示す配
合で混合し、これを真空脱気してスラリー状成形材料を
調製した.得られた成形材料を、成形型に流し込み、6
0℃にて硬化成形させた。
硬化成形には4口、5間を要した。
樹脂材料=粘度500cpのアクリルボリマー有色充填
材A=コバルトにより発色させたガラスフリット (V均粒径30μm) )l   B =磁鉄鉱 (平均粒径20μm) H   C =銀を蒸着したガラスフレーク(平均粒径
500μm) 白色充填材I=:Il品質合成ケイ酸アルミニウム(平
均粒径15μm) II   ll =水酸化アルミニウム(平均粒径17
μm) 重合開始剤=ベンゾイルパーオキサイド得られた成形体
について、外観(着色)を観察し、結果を第1表に示し
た。なお、いずれの戒形体もマトリックス部分は透光性
で、天然大理石調の深み、風合いをイ]する高級感のあ
る美麗なもの弔 1 表 [発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の着色された人工大理石によ
れば、天然大理石調の深み、風合いを有する人工大理石
であって、所望の色調C、色安定性良く着色された、装
飾性に優れ、高級感の高い人工大理石が提供される.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂マトリックス中に骨材として有色充填材と白
    色充填材とを含むことを特徴とする着色された人工大理
    石。
JP1304010A 1989-11-22 1989-11-22 着色された人工大理石 Pending JPH03164457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1304010A JPH03164457A (ja) 1989-11-22 1989-11-22 着色された人工大理石

Applications Claiming Priority (1)

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JP1304010A JPH03164457A (ja) 1989-11-22 1989-11-22 着色された人工大理石

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Publication Number Publication Date
JPH03164457A true JPH03164457A (ja) 1991-07-16

Family

ID=17927979

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JP1304010A Pending JPH03164457A (ja) 1989-11-22 1989-11-22 着色された人工大理石

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JP (1) JPH03164457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07256766A (ja) * 1994-03-24 1995-10-09 Itaya Seisakusho:Kk 樹脂成形品及びその製造方法
JP2020158370A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 クリナップ株式会社 樹脂部材およびシステムキッチン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07256766A (ja) * 1994-03-24 1995-10-09 Itaya Seisakusho:Kk 樹脂成形品及びその製造方法
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