JPS588679B2 - 直流無整流子電動機の制御方法 - Google Patents
直流無整流子電動機の制御方法Info
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- JPS588679B2 JPS588679B2 JP50158079A JP15807975A JPS588679B2 JP S588679 B2 JPS588679 B2 JP S588679B2 JP 50158079 A JP50158079 A JP 50158079A JP 15807975 A JP15807975 A JP 15807975A JP S588679 B2 JPS588679 B2 JP S588679B2
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- motor
- current
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- commutation
- torque
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は起動時等の低速時に断続転流を行う直流無整流
子電動機に於て、上記電流断続法と併用して設定進み角
γoを0°にして起動し、速度の上昇の後は自然転流に
より、またγoを60°に切替えて運転するようにした
制御方法に関し、電動機トルク特性の改善を図ることを
目的とする。
子電動機に於て、上記電流断続法と併用して設定進み角
γoを0°にして起動し、速度の上昇の後は自然転流に
より、またγoを60°に切替えて運転するようにした
制御方法に関し、電動機トルク特性の改善を図ることを
目的とする。
第1図に速度一トルク特性のグラフを示す。
同図において、aはγoを0°としたときの電流断続時
のトルク特性、bは同じく電流断続であるがγoを60
°に切替えた場合のトルク特性、(断続時のトルクは速
度の上昇に伴ない断続周波数が高くなるので図示のよう
に速度と共に減少する)、Cはγoを60°とし自然転
流のトルク限界特性、(低速度になるに従い転流エネル
ギーが減少し許容トルクは低下する)、を夫々表わす。
のトルク特性、bは同じく電流断続であるがγoを60
°に切替えた場合のトルク特性、(断続時のトルクは速
度の上昇に伴ない断続周波数が高くなるので図示のよう
に速度と共に減少する)、Cはγoを60°とし自然転
流のトルク限界特性、(低速度になるに従い転流エネル
ギーが減少し許容トルクは低下する)、を夫々表わす。
すなわち、直流無整流子電動機は大きな起動トルクを得
るため、γoを0°とし且つ電流断続法により起動し、
電動機速度のある程度の上昇後はγoを60°に切替え
また自然転流法によるのであるが、その間の運転過程は
、ro=0°の断続転流からγo=60°の自然転流へ
直接切替えるのは切替えのタイミングによっては同一相
のサイリスタが同時点弧となり転流失敗をきたす場合も
あり、これを避けるため通常次の方法により行ってき九
つまり、まず■γoを0°とし電流断続法により起動し
ある速度まで運転する、図示するa特性のイからロ、■
次にroを60°に切替える。
るため、γoを0°とし且つ電流断続法により起動し、
電動機速度のある程度の上昇後はγoを60°に切替え
また自然転流法によるのであるが、その間の運転過程は
、ro=0°の断続転流からγo=60°の自然転流へ
直接切替えるのは切替えのタイミングによっては同一相
のサイリスタが同時点弧となり転流失敗をきたす場合も
あり、これを避けるため通常次の方法により行ってき九
つまり、まず■γoを0°とし電流断続法により起動し
ある速度まで運転する、図示するa特性のイからロ、■
次にroを60°に切替える。
もちろん切替時には主電流は断であり、r0を60°と
する断続転流によりしばらく運転するb特性のハからニ
まで、■最後に、断続転流から自然転流に切替える、c
特性のホからへ、すなわち、電動機の起動から定格速度
までの最大トルクの推移は図示するように、イ→口→ハ
→ニ→ホ→へ、となりロ〜ホ間で落ち込みが生じ高いト
ルクコンスタント負荷などの場合起動ができなかった。
する断続転流によりしばらく運転するb特性のハからニ
まで、■最後に、断続転流から自然転流に切替える、c
特性のホからへ、すなわち、電動機の起動から定格速度
までの最大トルクの推移は図示するように、イ→口→ハ
→ニ→ホ→へ、となりロ〜ホ間で落ち込みが生じ高いト
ルクコンスタント負荷などの場合起動ができなかった。
本発明は上記に鑑み転流失敗を引起す等のことはなくr
o=0°の断続転流からγo=60°の自然転流へ切替
えトルクの落ち込みをなくし重負荷での起動を容易にし
ようとするものである。
o=0°の断続転流からγo=60°の自然転流へ切替
えトルクの落ち込みをなくし重負荷での起動を容易にし
ようとするものである。
第2図に直流無整流子電動機の主回路を示すが、交流三
相亀源1からのR,S,T各相出力をサイリスタRl,
S1,・・・T2から成る順変換装置互によリ一旦直流
に変換し、その直流電力を続流リアクトルLを介しサイ
リスタU1,Vl・・・W2の逆変換装置6に加え電動
機2の回転子位置に応じてこれらサイリスタUl,Vl
・・・,W2の点弧順序を決め且つ移相制御を行ないト
ルクを発生させるものである。
相亀源1からのR,S,T各相出力をサイリスタRl,
S1,・・・T2から成る順変換装置互によリ一旦直流
に変換し、その直流電力を続流リアクトルLを介しサイ
リスタU1,Vl・・・W2の逆変換装置6に加え電動
機2の回転子位置に応じてこれらサイリスタUl,Vl
・・・,W2の点弧順序を決め且つ移相制御を行ないト
ルクを発生させるものである。
3は回転子位置を検出するための位置検出器、4は速度
検出器を夫々示す。
検出器を夫々示す。
第3図は低速度に断続転流を行なう直流無整流子電動機
制御系の最も一般的な回路図であり、速度制御系は速度
指令器7、速度調節器旦、電流調節器旦などの電流マイ
ナーループを有する普通のものであるが、更にトルク方
向指令器10の端子Fからの正方向トルク指令(零V)
で速度調節器旦出力を電流マイナーループの指令とする
正方向トルク用電子スイッチFXB,同じくトルク方向
指令器10の端子Rからの逆方向トルク指令(零V)で
調節器8の出力を反転させ、(インバータ11による)
、上記マイナループの指令とする逆方向トルク用電子ス
イッチRXB、電流調節器9のコンデンサ9aの電荷放
電用の上記電子スイッチFXA,RXAを備えて成る。
制御系の最も一般的な回路図であり、速度制御系は速度
指令器7、速度調節器旦、電流調節器旦などの電流マイ
ナーループを有する普通のものであるが、更にトルク方
向指令器10の端子Fからの正方向トルク指令(零V)
で速度調節器旦出力を電流マイナーループの指令とする
正方向トルク用電子スイッチFXB,同じくトルク方向
指令器10の端子Rからの逆方向トルク指令(零V)で
調節器8の出力を反転させ、(インバータ11による)
、上記マイナループの指令とする逆方向トルク用電子ス
イッチRXB、電流調節器9のコンデンサ9aの電荷放
電用の上記電子スイッチFXA,RXAを備えて成る。
12は順変換装置5のα信号用移相器である。
トルク方向指令器10は速度調節器旦の出力極性を判別
して、正或いは逆のトルク指令を出し電子スイッチFX
,RXを作動させる。
して、正或いは逆のトルク指令を出し電子スイッチFX
,RXを作動させる。
尚、トルク指令の切替時には若干のむだ時間(数ms)
を設け、つまり正,逆いづれのトルク指令も零とし(指
令器10のF,R端子出力を共に正とし電子スイッチF
XA,RXAを投入し電流調節器9の入出力を短絡する
)電動機トルクを出さないようにする。
を設け、つまり正,逆いづれのトルク指令も零とし(指
令器10のF,R端子出力を共に正とし電子スイッチF
XA,RXAを投入し電流調節器9の入出力を短絡する
)電動機トルクを出さないようにする。
これは移相器12のα信号を一旦キックパルス位置に戻
し回生時の突入電流を防止するためである。
し回生時の突入電流を防止するためである。
13はγ論理回路で位置検出器3からの位置信号F1,
F2,F3を入力として、本発明に係る断連及びγo切
替論理回路20からのro指令により転流進み角γを設
定するものであり、所謂γ信号を出すための回路である
。
F2,F3を入力として、本発明に係る断連及びγo切
替論理回路20からのro指令により転流進み角γを設
定するものであり、所謂γ信号を出すための回路である
。
断連及びγo切替調理回路20は位置信号Fl,F2,
F3、速度信号Nf,電流信号Ifを受け上記γo指令
と電子スイッチFX,RXを制御し断続転流、自然転流
のいずれかに切替える断連指令(断の場合は+V1連で
は零V)を出す回路であり、断連指令側の出力はダイオ
ート16及び17を介し電子スイッチFX及びRXを夫
々励磁するべく接続され且つダイオード16及び17は
トルク方向指令器10の出力側ダイオード14及び15
と夫々オア回路を構成している。
F3、速度信号Nf,電流信号Ifを受け上記γo指令
と電子スイッチFX,RXを制御し断続転流、自然転流
のいずれかに切替える断連指令(断の場合は+V1連で
は零V)を出す回路であり、断連指令側の出力はダイオ
ート16及び17を介し電子スイッチFX及びRXを夫
々励磁するべく接続され且つダイオード16及び17は
トルク方向指令器10の出力側ダイオード14及び15
と夫々オア回路を構成している。
第4図は断連及びγo切替回路20の詳細回路図、第5
図はその動作を説明するためのタイムチャートである。
図はその動作を説明するためのタイムチャートである。
これら図面において、60は位置信号F1及びその反転
信号F1の立上り微分波形を得る回路であり、インバー
タ23微分器21,24、ダイオード22,25を図示
のように接続して構成される。
信号F1の立上り微分波形を得る回路であり、インバー
タ23微分器21,24、ダイオード22,25を図示
のように接続して構成される。
Uは同じく位置信号F2とF2、62は位置信号F3と
F3の各立上り微分波形用回路であり、インバータ28
,33、微分器26,29,31,34、ダイオード2
7,30,32,35から構成される。
F3の各立上り微分波形用回路であり、インバータ28
,33、微分器26,29,31,34、ダイオード2
7,30,32,35から構成される。
従って、これら回路60〜62出力側のA点波形は、第
5,図イに示すが、位置信号の切替わり時、即ち、各サ
イリスタU1,V1,・・・・・・W2いずれかの転流
時に立上る。
5,図イに示すが、位置信号の切替わり時、即ち、各サ
イリスタU1,V1,・・・・・・W2いずれかの転流
時に立上る。
36は電動機速度の低速度域とその他速度を判別するた
めのコンパレータで、低速度域では−V1その他では+
V1である。
めのコンパレータで、低速度域では−V1その他では+
V1である。
37はフリップフロップで先のA点波形をクロックパル
スとして、コンパレータ36の出力が+V1の時、その
出力は+V1、vlの時は零Vになるものとする。
スとして、コンパレータ36の出力が+V1の時、その
出力は+V1、vlの時は零Vになるものとする。
43は断続転流の際、電動機電流Ifが回生され略零と
なるのを検出するためのコンパレータ、42はコンパレ
ータ43からの検知信号にタイムラグT1を持たせるた
めのオン・デイレイ・リレー、52はフリップフロツプ
37の+V1出力を時間T2だけ遅らせてトランジスタ
38へ加えるためのオン・デイレイ・リレー、53はγ
oの切替時に同一相のサイリスタの同時点弧を防ぐため
位置信号の切替時より時間T3だけ遅くしてγo指令を
出すようにしたオン・オフ・デイレイ・リレーである。
なるのを検出するためのコンパレータ、42はコンパレ
ータ43からの検知信号にタイムラグT1を持たせるた
めのオン・デイレイ・リレー、52はフリップフロツプ
37の+V1出力を時間T2だけ遅らせてトランジスタ
38へ加えるためのオン・デイレイ・リレー、53はγ
oの切替時に同一相のサイリスタの同時点弧を防ぐため
位置信号の切替時より時間T3だけ遅くしてγo指令を
出すようにしたオン・オフ・デイレイ・リレーである。
(Aは位置信号Fの微分波形(A点波形)、速度信号N
f(フリツプフロツプ37の出力)、電流信号Ifを受
け断・連の指令を出す断連指令器で、A点のパルス波形
によりONされるトランジスタ39、トランジスタ39
のコレクタ側に抵抗44,45を介しそのベースが接続
されるトランジスタ40、トランジスタ40のコレクタ
と接地間に接続される抵抗46.48、該コレクタの電
位を零とし、断指令+V1から連指令(零V)へ切替え
るためのトランジスタ41とベース抵抗49、トランジ
スタ40のコレクタ電位である断・連指令のうちの断指
令を位置信号の切替わり時より一定:時間持続するため
の正帰還抵抗4T及び眠動機が設定の低速度を越えた場
合断続転流をやめ自然転流に切替えるためトランジスタ
39のベース電位を零Vにクランプするためのトランジ
スタ38、から構成される。
f(フリツプフロツプ37の出力)、電流信号Ifを受
け断・連の指令を出す断連指令器で、A点のパルス波形
によりONされるトランジスタ39、トランジスタ39
のコレクタ側に抵抗44,45を介しそのベースが接続
されるトランジスタ40、トランジスタ40のコレクタ
と接地間に接続される抵抗46.48、該コレクタの電
位を零とし、断指令+V1から連指令(零V)へ切替え
るためのトランジスタ41とベース抵抗49、トランジ
スタ40のコレクタ電位である断・連指令のうちの断指
令を位置信号の切替わり時より一定:時間持続するため
の正帰還抵抗4T及び眠動機が設定の低速度を越えた場
合断続転流をやめ自然転流に切替えるためトランジスタ
39のベース電位を零Vにクランプするためのトランジ
スタ38、から構成される。
第5図において、イがA点の微分波形を、ロはトランジ
スタ40のコレクタ電位波形で+V1を断指令、零Vを
連指令としている。
スタ40のコレクタ電位波形で+V1を断指令、零Vを
連指令としている。
ハは電動機電流信号Ifで断指令が出て電子スイッチF
X,RXが共にONされると電流マイナループの指令が
零、電流調節器9の入出力が短絡され移相器12の入力
は零となりα信号はキックパルス位置におかれ電動機電
流は急速に回生され零となる。
X,RXが共にONされると電流マイナループの指令が
零、電流調節器9の入出力が短絡され移相器12の入力
は零となりα信号はキックパルス位置におかれ電動機電
流は急速に回生され零となる。
ニはトランジスタ41のON,OFFを表わす波形で電
流Ifが零になった後T1秒後ONとなる。
流Ifが零になった後T1秒後ONとなる。
ホはコンパレータ36の出力波形で時刻t2に於て電動
機速度が設定速度に達し−V1から+V1に切替わり、
更に時刻t6にて+V1からーV1に切替わる様子を示
している。
機速度が設定速度に達し−V1から+V1に切替わり、
更に時刻t6にて+V1からーV1に切替わる様子を示
している。
へはフリツブフロツプ37の出力波形でコンパレータ3
6の出力が−■の時零V,+V1の時は+V1となり且
つA点のパルスをクロツク入力としているのでその切替
えは図示するようにクロックパルスt3まで遅れること
になる。
6の出力が−■の時零V,+V1の時は+V1となり且
つA点のパルスをクロツク入力としているのでその切替
えは図示するようにクロックパルスt3まで遅れること
になる。
トはトランジスタ38のON,OFFを示す図で、速度
が上昇しフロツプフリツプ37が正側に切替わりオン・
デイレイ・リレー52がタイムラグT2の後ONとなり
、トランジスタ39をアースにクランブ、従ってトラン
ジスタ40はOFFでコレクタ電位は零Vのままであり
断連指令は連を維持する。
が上昇しフロツプフリツプ37が正側に切替わりオン・
デイレイ・リレー52がタイムラグT2の後ONとなり
、トランジスタ39をアースにクランブ、従ってトラン
ジスタ40はOFFでコレクタ電位は零Vのままであり
断連指令は連を維持する。
次に電動機速度が低下し時刻t6に至りコンパレータ3
6が負出力に切替わるとトランジスタ38のベース電位
が抵抗50、ダイオード54を介して引かれトランジス
タ38はOFFとなる。
6が負出力に切替わるとトランジスタ38のベース電位
が抵抗50、ダイオード54を介して引かれトランジス
タ38はOFFとなる。
チはオン・オフ・デイレイ・リレー53の出力である。
γo指令で零Vの時r。
はO°+V1でγ。は60°で、その切替えは位置信号
切替時よりタイムラグT3を持たせている。
切替時よりタイムラグT3を持たせている。
以上第4図、第5図に示す回路構成及びその動作波形に
ついて説明したが、次に電動機の起動から定常速度に、
定常速度から停止に至るまでの各動作について説明する
。
ついて説明したが、次に電動機の起動から定常速度に、
定常速度から停止に至るまでの各動作について説明する
。
起動時は速度信号Nfは0でありコンパレータ36の出
力は−V1、フリップフロップ37の出力は零V、従っ
てトランジスタ38はOFF、リレー53の出力も零V
、すなわちγo指定は0°となっている。
力は−V1、フリップフロップ37の出力は零V、従っ
てトランジスタ38はOFF、リレー53の出力も零V
、すなわちγo指定は0°となっている。
この状態で電動機が回転し始めると位置信号Fが生成さ
れ微分回路0〜62を介して位置信号の切替わる毎に立
上りパルス波形、第5図イ、を得る。
れ微分回路0〜62を介して位置信号の切替わる毎に立
上りパルス波形、第5図イ、を得る。
このA点に上記のパルスが生じると(ts時)、トラン
ジスタ39はON(トランジスタ38はOFFのままで
あるので)、従ってトランジスタ40はON、コレクタ
電位は+V1となり、断連指令は連から断に切替わる。
ジスタ39はON(トランジスタ38はOFFのままで
あるので)、従ってトランジスタ40はON、コレクタ
電位は+V1となり、断連指令は連から断に切替わる。
この断指令は電動機電流Ifが零になったT1秒間続く
。
。
(第5図、ロ)これはコンパーレータ43とオン・デイ
レイ・リレー42、トランジスタ41の作用による。
レイ・リレー42、トランジスタ41の作用による。
この断指令の間は電子スイッチFX,RX共に励磁され
るので、電流マイナルーブの電流指令は零となり、また
電流調節器旦の入出力端が短絡され、コンデンサ9a電
荷が急波電される。
るので、電流マイナルーブの電流指令は零となり、また
電流調節器旦の入出力端が短絡され、コンデンサ9a電
荷が急波電される。
この結果移相器12の入力は直ちに零になり、その出力
はキックパルス位置にシフトされるので電動機電流If
は急速に回生され零となる。
はキックパルス位置にシフトされるので電動機電流If
は急速に回生され零となる。
電流零になった後T1秒後にトランジスタ41がONし
断指令から連指令に切替わり電動機電流は再び速度調節
器8の飽和出力である電流制限値一杯まで増大し、電動
機はトルクを発生し加速される。
断指令から連指令に切替わり電動機電流は再び速度調節
器8の飽和出力である電流制限値一杯まで増大し、電動
機はトルクを発生し加速される。
このように電動機はγ。
を0°とし断・連をくり返す断続転流により起動・加速
される。
される。
電動機速度が上昇し定格回転数の約10%速度に達した
とき(第1図のト、第5図のt2時)、コンパレータ3
6が−V1より+V1に切替わり、位置信号切替時のt
3にクロックパルス(第5図,イ)がフリツプフロツプ
37に入力されその出力が0よリ+V1に切替わる。
とき(第1図のト、第5図のt2時)、コンパレータ3
6が−V1より+V1に切替わり、位置信号切替時のt
3にクロックパルス(第5図,イ)がフリツプフロツプ
37に入力されその出力が0よリ+V1に切替わる。
一方断・連の指令はクロツクパルスがトランジスタ39
に入るので先に述べたのと同様断指令となり電動機電流
は零になる。
に入るので先に述べたのと同様断指令となり電動機電流
は零になる。
この電動機電流が零若しくは減少中に、γ0を0°から
60°に切替える。
60°に切替える。
すなわちリレー53よりフリツプフロツプ31出力切替
時t3よりタイムラグT8を持たせt4時点にて0Vよ
り+V1へと切替えている。
時t3よりタイムラグT8を持たせt4時点にて0Vよ
り+V1へと切替えている。
なおγoの切替えは電流減少中の間であってもよく、こ
れはサイリスタの短絡事故がおきても回生中でありサイ
リスタを破壊せしめるエネルギーは有しないためである
。
れはサイリスタの短絡事故がおきても回生中でありサイ
リスタを破壊せしめるエネルギーは有しないためである
。
また上記t3より時間T2を経てトランジスタ38へ入
力が加えられt5、トランジスタ38はオンされトラン
ジスタ39のベース入力が零Vにクランプされる。
力が加えられt5、トランジスタ38はオンされトラン
ジスタ39のベース入力が零Vにクランプされる。
この結果γoが6θ°に切替わった後はA点のクロック
パルスは生成されず断・連指令を連、トランジスタ40
のコレクタ電位を零V、に維持する。
パルスは生成されず断・連指令を連、トランジスタ40
のコレクタ電位を零V、に維持する。
(図示のt9,t10,t11の位置信号切替時でのパ
ルスはなし)すなわち、時点t5以降はγoが60°の
自然転流にて連転することとなる。
ルスはなし)すなわち、時点t5以降はγoが60°の
自然転流にて連転することとなる。
なお、トランジスタ38を点弧する時期は電動機電流が
零になった時より次の位置信号切替点t5の間にあれば
よく上記時間幅T2はかなり自由に選ぶことができる。
零になった時より次の位置信号切替点t5の間にあれば
よく上記時間幅T2はかなり自由に選ぶことができる。
上記のように電動機はγo=0°の断続転流により起動
され、その後速度が上昇し例えば第1図示するようにγ
oが0°の断続転流のトルク特性aとγ0が60°の自
然転流限界トルク特性Cとの交点トの速度に達したなら
ばγoを60°に切替えかつ自然転流にて運転するもの
であり、電動機トルク;速度特性は同図のイ,ロ,ト,
ホ及びへに沿って推移し、起動から定常速度までトルク
の落込みはあまり見られず図示例のように全速度範囲に
わたって100%以上のトルクを出すこともできる。
され、その後速度が上昇し例えば第1図示するようにγ
oが0°の断続転流のトルク特性aとγ0が60°の自
然転流限界トルク特性Cとの交点トの速度に達したなら
ばγoを60°に切替えかつ自然転流にて運転するもの
であり、電動機トルク;速度特性は同図のイ,ロ,ト,
ホ及びへに沿って推移し、起動から定常速度までトルク
の落込みはあまり見られず図示例のように全速度範囲に
わたって100%以上のトルクを出すこともできる。
最後に、電動機を停止させるときの動作を説明するが、
起動の時の逆であり、まずコンバレータ36の出力が+
V1より−V1に切替えられ、その結果トランジスタ3
8はベースが負にバイアスされOFFとなり、次のクロ
ックパルスで断・連指令を断に切替えるべく準備される
。
起動の時の逆であり、まずコンバレータ36の出力が+
V1より−V1に切替えられ、その結果トランジスタ3
8はベースが負にバイアスされOFFとなり、次のクロ
ックパルスで断・連指令を断に切替えるべく準備される
。
フリツプフロツブ37の出力は先のクロツクパルスt7
で0Vに切替えられ、更にT3秒後のt8に於てγo指
令が60°から0°となり、またこのt7時点で断指令
を出し電機子電流を回生じて零としこれにより逆変換側
サイリスタU1,■1,・・・・・・W2の転流を行な
う。
で0Vに切替えられ、更にT3秒後のt8に於てγo指
令が60°から0°となり、またこのt7時点で断指令
を出し電機子電流を回生じて零としこれにより逆変換側
サイリスタU1,■1,・・・・・・W2の転流を行な
う。
つまり、起動時と同様、roを0°に、かつ断続転流に
切替え停止させようとするものである。
切替え停止させようとするものである。
以上述べたように本発明は断続の指令及び設定進み角γ
oの各切替タイミングを工夫することにより起動から定
格値までの全速度範囲にわたり高いトルクを出すことが
できハイレベルのコンスタントトルク負荷における運転
も容易であるという優れた特長を有する。
oの各切替タイミングを工夫することにより起動から定
格値までの全速度範囲にわたり高いトルクを出すことが
できハイレベルのコンスタントトルク負荷における運転
も容易であるという優れた特長を有する。
第1図は直流無整流子電動機の一般的な速度一トルク特
性図、第2図は直流無整流子電動機の主回路図、第3図
は低速時に断続転流を行う直流無整流子電動機の制御回
路図、第4図は第3図示する制御回路のうちの断連及び
ro切替論理回路の詳細図、第5図は第4図示する回路
の動作を説明するためのタイムチャートである。 20・・・・・・断連及びγo切替論理回路、36・・
・・,・・コンパレータ、37・・・・・・フリップフ
ロッフ、52・・・・・・オン・デイレイ・リレー、5
3・・・・・・オン・オフ・デイレイ・リレー、63・
・・・・・断連指令器、FX・RX・・・・・・電子ス
イッチ。
性図、第2図は直流無整流子電動機の主回路図、第3図
は低速時に断続転流を行う直流無整流子電動機の制御回
路図、第4図は第3図示する制御回路のうちの断連及び
ro切替論理回路の詳細図、第5図は第4図示する回路
の動作を説明するためのタイムチャートである。 20・・・・・・断連及びγo切替論理回路、36・・
・・,・・コンパレータ、37・・・・・・フリップフ
ロッフ、52・・・・・・オン・デイレイ・リレー、5
3・・・・・・オン・オフ・デイレイ・リレー、63・
・・・・・断連指令器、FX・RX・・・・・・電子ス
イッチ。
Claims (1)
- 1 起動時等の低速度時に、電動機電流の断続により転
流を行う直流無整流子電動機において、電動機速度が上
昇し上記低速度の領域から通常速度域へ切換わるに際し
、電流断続転流の電流断の区間で電動機電流の急減途中
または零の間において、設定進み角γoをO°から60
°へ切替え、かつこの電流断の区間が終了して後、次の
位置信号が到達するまでの間に、断続転流から自然転流
の切替えを行うとともに、他方電動機速度が下降し通常
速度域から低速度領域へ切換わるに際しては、直ちに自
然転流から断続転流への切替えを行い、かつ、次の位置
信号が到達し電流断続転流の電流断の区間で電動機電流
の急減途中または零の間において、設定進み角γoを6
0°から0°へ切替えるようにしたことを特徴とする直
流無整流子電動機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50158079A JPS588679B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | 直流無整流子電動機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50158079A JPS588679B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | 直流無整流子電動機の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5280416A JPS5280416A (en) | 1977-07-06 |
JPS588679B2 true JPS588679B2 (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=15663825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50158079A Expired JPS588679B2 (ja) | 1975-12-26 | 1975-12-26 | 直流無整流子電動機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588679B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58136993U (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-14 | 神鋼電機株式会社 | 直流無整流子電動機 |
-
1975
- 1975-12-26 JP JP50158079A patent/JPS588679B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5280416A (en) | 1977-07-06 |
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