JPH0417037B2 - - Google Patents

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JPH0417037B2
JPH0417037B2 JP60086260A JP8626085A JPH0417037B2 JP H0417037 B2 JPH0417037 B2 JP H0417037B2 JP 60086260 A JP60086260 A JP 60086260A JP 8626085 A JP8626085 A JP 8626085A JP H0417037 B2 JPH0417037 B2 JP H0417037B2
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signal
control
voltage
frequency
circuit
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Tsutomu Takano
Tadao Shimozu
Satoshi Ibori
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Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/26Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor
    • H02P1/30Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor by progressive increase of frequency of supply to primary circuit of motor
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P2201/00Indexing scheme relating to controlling arrangements characterised by the converter used
    • H02P2201/11Buck converter, i.e. DC-DC step down converter decreasing the voltage between the supply and the inverter driving the motor

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  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、PAM制御方式のインバータ装置に
係り、特に誘導電動機などの交流電動機駆動用イ
ンバータ装置の制御方式に関する。
〔発明の背景〕
インバータ装置によれば、可変周波数、可変電
圧の多相交流電力が容易に得られるため、従来か
ら誘導電動機などの交流電動機の駆動用に広く用
いられている。
ところで、周知のように、このインバータ装置
の交流出力電圧を制御する方式としては、大別し
てPAM制御方式(パルス振幅変調制御方式)と
PWM制御方式(パルス幅変調制御方式)との2
種の方式のものが知られている。
このうち、PAM制御方式では、インバータ主
回路の逆変換部に入力される直流電圧を制御する
ことにより出力交流電圧を制御するようにしたも
ので、逆変換部の主スイツチング素子のスイツチ
ング周波数が交流出力周波数と同じで済むため、
交流出力周波数がかなり高い場合でも適応可能
で、かつ低騒音であるという特長があり、このた
め、比較的大容量の電動機駆動用に広く用いられ
ている。
そこで、このようなPAM制御方式によるイン
バータ制御装置の従来例を第2図によつて説明す
る。
この第2図において、1はインバータの順変換
器、3は同じく逆変換器で、これらはインバータ
装置の主回路を構成するもので、例えば第3図、
又は第4図のように構成されている。なお、これ
らの図において、第3図はチヨツパー素子TCを
用い、チヨツパー制御により直流出力電圧VD
制御し、第4図はサイリスタTHを用い、位相制
御により直流出力電圧VDを制御するようになつ
ているものであり、かつ、これらの図において、
4は交流電動機を表わしている。
第2図に戻り、5は周波数設定器で、その出力
信号aがインバータの出力周波数及び出力電圧を
制御する速度信号となる。6は電圧−周波数変換
器で、速度信号aの電圧に比例した周波数のパル
ス信号bを発生する。7はリングカウンタであ
り、パルス信号bから三相交流信号cを発生す
る。そして、この交流信号cにより逆変換器3の
主回路素子TU〜TZが駆動され、インバータ装
置の出力周波数を制御している。8は直流電圧制
御回路であり、順変換器1を制御して速度信号a
に比例した直流電圧を発生させる。なお、dは順
変換器1に対する制御信号を表わす。
このように、従来のPAM制御方式のインバー
タ装置では、順変換器1の直流出力電圧VDを制
御してインバータ装置から交流電動機4に供給さ
れる交流電力の電圧制御が行なわれ、逆変換器3
でのスイツチングにより交流電力の周波数制御が
行なわれるようになつており、これにより上記し
たような特長が得られるのである。
しかしながら、このPAM制御方式のインバー
タ装置では、逆変換部での主スイツチング素子の
スインチングが出力交流の半サイクルごとに行な
われるだけなので、出力交流が矩形波状になつて
波形率が悪く、このため、始動時及び直流制動に
よる停止時での交流電動機の突入電流を抑えるの
が困難であるという問題点がある。特に、インピ
ーダンスの低い交流電動機の場合には、この突入
電流がかなり大きくなり、従つて、従来のPAM
制御方式のインバータ装置では、このような突入
電流を見こしてインバータ装置の容量を増加させ
ておかなければならず、このためコストアツプが
著しいという欠点があつた。
なお、従来からPAM制御方式とPWM制御方
式とを併用したインバータ装置については特公昭
56−162978号公報に開示されている。しかし、こ
の公報の開示では、PAM制御方式のインバータ
装置における交流電動機始動時での突入電流の増
大についての問題を認識していない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、交流電動機の始動に際しての突入電流が充分
に抑えられ、インバータ容量の増加が最小限で済
むようにしたインバータ制御装置を提供するにあ
る。
〔発明の概要〕
この目的を達成するため、本発明は、PAM制
御方式のインバータ装置にPWM制御手段と、第
1と第2のタイマー手段を設け、始動時と直流制
動による停止時に逆変換部の主スイツチング素子
をPWM制御して交流出力を得るようにした点を
特徴とする。
すなわち、PWM制御方式によれば、交流出力
電圧を細かく制御することができ、交流電動機の
始動突入電流の抑圧が可能になる。しかしなが
ら、このPWM制御方式では、主スイツチング素
子の許容スイツチング周波数を高くしなければな
らない。
そこで、本発明では、インバータ装置の出力周
波数が定格運転時よりもかなり低くなつている、
交流電動機の始動時と直流制動による停止時にだ
けPWM制御方式にし、これにより出力電圧の制
御を改善して突入電流を抑えると共に、始動時と
直流制動による停止時以外ではPWM制御を行な
わないようにして主スイツチング素子の許容スイ
ツチング周波数を上げなくても済むようにしたも
のである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明によるインバータ制御装置につい
て、図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で、図において、9
は比較器で、内部に基準電圧をもち、速度信号a
が電圧値が所定値に達しない間は、たとえそれが
有限な値になつても無視し、これによりノイズな
どによる影響を除き、正しく運転指令が行なわれ
たときだけ、運転停止信号eを出力する働きをす
る。
10はPWM制御からPAM制御への切換を制
御する制御回路、11はタイマー回路、12は積
分器、13は比較器、14はゲート回路、15は
PWM制御を行なうための波形合成回路であり、
これらの回路の機能については後述する。
なお、この第1図で、上記した以外の構成要素
については第2図の従来例と同じで主回路につい
ても第3図及び第4図で示したとおりである。
また、第5図は制御回路10の具体的な一実施
例で、ランプ回路16、比較器17、それに不一
致回路18で構成されている。
次に、この実施例の動作を第6図のタイムチヤ
ートによつて説明する。
いま、時刻t0でインバータ装置に速度指令が与
えられたとする。
そうすると、これに応じて周波数設定器5は与
えられた速度指令値に対応する電圧まで上昇して
ゆくランプ電圧からなる速度信号aを発生し始め
る。そして、この信号aの電圧値が比較器9の基
準電圧に達すると、比較器9は運転停止信号eを
立ち上げる(時刻t1)。
一方、速度信号aは電圧−周波数変換器6と直
流電圧制御回路8にも供給されており、従つて、
この時刻t1では、比較器9の基準電圧に対応した
周波数のパルス信号bと直流電圧制御信号dが出
力され、この結果、インバータ主回路の順変換器
1は上記基準電圧に対応した直流電圧VD(例えば
定格出力電圧が200Vの場合にはVD=10V)を発
生し、逆変換器3はこの直流電圧VDを入力とし
て、同じく基準電圧に対応した周波数(例えば定
格周波数を50Hzとした場合には2.5Hz)の三相交
流電力を発生するというPAM制御方式により動
作に入る。
しかしながら、この実施例では、この時刻t1
ら制御回路10で予じめ設定されている期間は、
PWM制御方式による動作が行なわれるようにな
つており、このため、まず、時刻t1で運転停止信
号eが立ち上ると、制御回路10の中のランプ回
路16がランプ信号fを発生し始める。一方、こ
のときには比較器17(第5図)は、まだ出力信
号hを発生していないから、このときには不一致
回路18による周波数固定信号gが運転停止信号
eに応じて立ち上り、これが周波数設定器5に入
力され、その速度信号aの電圧上昇を停止させ
る。なお、この上昇停止期間がPWM制御が行な
われる期間となる。また、このとき、周波数固定
信号gを発生させている理由は、PWM制御が行
なわれている期間中、インバータ装置の出力周波
数が上昇して主スイツチング素子のスイツチング
周波数が高くなり過ぎないようにし、かつ、
PWMからPAMへの切り換りの円滑化を図るた
めである。
ところで、電圧−周波数変換器6のパルス信号
bは積分器12に入力されており、このため、こ
の積分器12からはパルス信号bを積分して得ら
れた三角波信号iが出力されている。そこで、こ
の三角波信号iを比較器13に入力し、ランプ信
号fと比較してランプ信号fが三角波信号iより
もレベルが大になつているときに出力を発生させ
ると、三角波信号iをPWM制御の搬送波とする
パルス幅信号jが得られる。そして、このパルス
幅信号jのパルス幅はランプ信号fの電圧レベル
に比例したものとなる。
このパルス幅信号jは周知の波形合成回路15
に入力され、リングカウンタ7から出力されてい
る三相交流信号cに合成されてPWM制御信号k
になり、逆変換器3を駆動してPWM制御方式に
よる制御を行なう。
ここで、このパルス幅信号jについてみると、
この信号のパルス幅は時刻t1からランプ信号fの
レベルが上昇してゆくにつれ、ゼロから順次増加
してゆき、最終的には無限大になる。
従つて、この実施例によれば、時刻t0で速度指
令が与えられたあと、時刻t1からランプ信号fの
レベルが上昇してゆくにつれ、逆変換器3から交
流電動機4に与えられている交流電力は、周波数
が一定の、例えば2.5Hzのままで電圧がPWM制御
されてゼロから所定の早さで上昇してゆくことに
なり、交流電動機4に突入電流をほとんど生じさ
せることなく、始動を行なわせることができる。
一方、このようにしてランプ信号fのレベルが
上昇してゆくと、やがてそのレベルが比較器17
に設定してある比較レベルに達し、これにより出
力信号hがハイレベルに立ち上る。この時刻をt2
とする。そうすると、この時刻t2で不一致回路1
8の出力である周波数固定信号gはローレベルに
立ち下る。
この結果、時刻t2以降は再び周波数設定器5に
よる速度信号aが所定の時定数で上昇を開始し、
PAM制御方式の動作によりインバータ装置の交
流出力の周波数と電圧が速度指令に対応した値に
向つて上昇してゆく制御が得られることになる。
なお、このことから明らかなように、制御回路
10のランプ回路16と比較器17、それに不一
致回路18は、第6図における時刻t1からt2まで
の第1の所定の期間Tを定める第1のタイマー手
段として機能することになる。
そして、このとき、ランプ信号fのレベルが三
角波信号iのレベルを超すときと、比較器17の
比較レベルを超すときとが同じになるようにして
おけば、第6図でPWM制御が行なわれている期
間と周波数固定信号gがハイになつている期間T
とを一致させことができ、PWM制御からPAM
制御への移行を切れ目なくスムースに行なわせる
ことができる。
また、この期間Tは、交流電動機4の始動特性
に合わせて所定値に定めてやればよく、そのため
にはランプ回路16によるランプ信号fの上昇特
性を所定の状態に設定してやればよい。
ところで、この実施例では、PWM制御を利用
して交流電動機4を停止させるときに発電制動が
与えられ、停止時間の短縮が得られるようになつ
ており、そのためにタイマー回路11が設けてあ
る。
そこで、以下、この停止時での動作を第7図の
タイムチヤートと共に説明する。
いま、インバータ装置への速度指令がゼロにな
つたとすると、その時点から速度信号aは減少し
てゆく。そして、この信号aが比較器9の基準電
圧以下になると運転停止信号eが立ち下がる(第
7図の信号eの矢印部)。この信号eの変化によ
り制御回路10は直ちにリセツトされ、ランプ信
号fはローレベルに落ちる。同時に、同じく信号
eの立ち下りによりタイマー回路11が動作を開
始する。なお、このタイマー回路11は直流制動
制御を行なう働きをするもので、信号eの立ち下
りエツジによりタイマーカウントを開始し、一定
時間経過後リセツトされる。そして、タイマー回
路11の出力のうち、信号lは、周波数設定器5
から出力される速度信号aの固定と、リングカウ
ンタ7の停止の2つの役割をもつた信号であり、
もう一つの信号mは、直流制動時に比較器13か
らパルス信号jを発生させるための信号である。
こうしてタイマー回路11から信号lが発生す
ると、速度信号aが始動時と同一レベルに固定さ
れる。なお、これは、直流電圧制御信号dと搬送
波となる三角波信号iを簡単に得る為であり、こ
れに代えて、タイマー回路11から直接、電圧−
周波数変換器6と直流電圧制御回路8に信号を与
える事によつても同等の動作となるが、ここで
は、回路簡略化の為この様な方法を取つた。
一方、この信号lはNANDゲート回路14に
も供給され、これまでパルス信号bと同じ信号と
なつていたゲート回路14の出力信号nをハイレ
ベルに固定し、これによりパルス信号bはリング
カウンタ7に伝送されなくなり、従つて、リング
カウンタ7は出力信号nがハイレベルになつた瞬
間の状態で保持される。この保持状態は三相交流
信号cのBU、BV、BWの3つの内の1つと、
BX、BY、BZの3つの内の1つをONとしたま
まの状態となつている。つまり、逆変換器3の主
スイツチング素子の上側のTU、TV、TWのど
れか1つの素子と、下側のTX、TY、TZのどれ
かの1つの素子をONした状態となる。そして、
この時には、始動時と同じ電圧指令が直流電圧制
御回路8に入力されている為、インバータ装置の
出力端子U、V、Wのいずれか1つの相間に直流
電圧が発生し、直流制動作用が得られるが、この
ままでは、逆変換器3の主スイツチング素子は
ONしたままの状態なので、交流電動機4に過大
な直流電流が流れ、逆変換器主素子及び、交流電
動機4が過熱して危険な状態となる。そこで、
PWM制御機能を利用してパルス信号を発生さ
せ、直流電流の抑制を行なう。前述の様にタイマ
ー回路11が動作しているときには電圧−周波数
変換器6は始動時と同じ周波数のパルス信号bを
出力しているので、積分器12からは始動時と同
じ周波数の三角波信号iが得られている。従つて
比較器13に対して適当な電圧レベルの信号mを
与えてやれば、始動時のPWM制御と同じ原理で
インバータ出力にパルス信号が発生し、これによ
り交流電動機4に流れる直流電流の大きさを適当
な値に制御することができる。これが直流制動の
動作である。
ここでタイマー回路11は、第6図における第
1の期間Tを定める第1のタイマー手段との対比
において、第2のタイマー手段を構成し、第7図
におけるタイマー時間Tm、つまり第2の所定の
時間Tmを設定する働きをするものとなる。
なおこのタイマー回路11によるタイマー時間
Tmは、任意に設定できるものとしたが、交流電
動機4の回転が停止したことを検出し、速度信号
eが立ち下つたときから交流電動機4が停止する
までの時間をタイマー時間Tmとなるようにして
もよい。また、信号mの電圧レベルをインバータ
装置の出力電流により自動設定する事も可能であ
る。なお、タイマー回路11のタイマーカウント
が終了すると信号l、mは解除され、停止状態に
戻る。
従つて、この実施例によれば、交流電動機を停
止制御したときの空転時間を充分に短縮させるこ
とができるから、作業の待ち時間が短くて済み、
かつ安全性の向上も期待できる。
なお、以上の実施例では、電圧−周波数変換器
6から出力されるパルス信号bを積分して搬送波
用の三角波信号iを得るようになつており、これ
により構成の簡略化が得られているが、別に独立
したパルス発生器を設け、これの出力を積分器1
2に入力するようにしてもよく、或いは別に三角
波発生器を用いるようにしてもよい。
また、上記実施例では、切換回路10による
PWM制御時間Tの設定が、ランプ信号fを用い
たタイマ制御によつて行なわれているが、この時
間Tの終了時点を交流電動機4に流れる電流が所
定値にまで収斂したときによつて定めるようにし
てもよい。
さらに、上記実施例では、直流制動を単相で行
なつているが、多相で行なうようにしてもよい。
PWM制御方式についても同様で、上記実施例
のように等パルス幅制御方式に限らず、不等パル
ス幅制御方式として実施してもよいのはいうまで
もない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、PAM
制御方式のインバータ装置で交流電動機を駆動し
たときでの、始動時及び直流制動による停止時で
の突入電流を充分に抑圧することができるから、
従来技術の欠点を除き、PAM制御方式インバー
タの優位性が発揮される高周波域でのインバータ
容量選定が、交流電動機の始動特性の知識がなく
ても、交流電動機の定格出力で行なえる様になり
汎用性を高めた。さらに組み合わせ交流電動機の
適用範囲が広くなり高周波インバータの市場拡大
が期待できる。
さらに、従来のPAM制御回路にPWM制御回
路を加える事により、本発明によれば、従来にな
い始動特性と、制動特性が得られるようになりか
なりの性能向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインバータ制御装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図はインバータ制
御装置の従来例を示すブロツク図、第3図及び第
4図はそれぞれインバータ装置の主回路の一例を
示す回路図、第5図は切換回路の一実施例を示す
回路図、第6図及び第7図はそれぞれ動作説明用
のタイムチヤートである。 1……順変換器、3……逆変換器、4……交流
電動機、5……周波数設定器、6……電圧−周波
数変換器、7……リングカウンタ、8……直流電
圧制御回路、9……比較器、10……制御回路、
11……タイマー回路、12……積分器、13…
…比較器、14……ゲート回路、15……波形合
成回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 順変換部と逆変換部からなる主回路と、この
    主回路から交流電力が供給される交流電動機とを
    備え、上記順変換部の制御により上記交流電力の
    電圧制御を行ない、上記逆変換部の制御により上
    記交流電力の周波数制御を行なうPAM制御方式
    の交流電動機駆動用インバータ装置において、上
    記逆変換部のスイツチング素子をPWM制御して
    上記交流電力の電圧制御を行なうPWM制御手段
    と、上記交流電動機に対する始動制御の開始時点
    から第1の所定時間が経過するまで計時動作を行
    なう第1のタイマー手段と、上記交流電動機に対
    する直流制動による停止制御の開始時点から第2
    の所定時間が経過するまで計時動作を行なう第2
    のタイマー手段とを設け、これら第1と第2のタ
    イマー手段が計時動作中、上記PWM制御手段を
    動作させるように構成したことを特徴とするイン
    バータ装置。
JP60086260A 1985-04-24 1985-04-24 インバ−タ制御装置 Granted JPS61247292A (ja)

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