JP4571480B2 - 電動モータの制御装置 - Google Patents

電動モータの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4571480B2
JP4571480B2 JP2004320012A JP2004320012A JP4571480B2 JP 4571480 B2 JP4571480 B2 JP 4571480B2 JP 2004320012 A JP2004320012 A JP 2004320012A JP 2004320012 A JP2004320012 A JP 2004320012A JP 4571480 B2 JP4571480 B2 JP 4571480B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
voltage
motor
inverter
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004320012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006136066A (ja
Inventor
志信 落合
圭輔 漆原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004320012A priority Critical patent/JP4571480B2/ja
Priority to US11/257,308 priority patent/US7071639B2/en
Priority to EP05023283A priority patent/EP1655167A1/en
Publication of JP2006136066A publication Critical patent/JP2006136066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4571480B2 publication Critical patent/JP4571480B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/02Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles characterised by the form of the current used in the control circuit
    • B60L15/08Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles characterised by the form of the current used in the control circuit using pulses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

本発明は、発電機及び電動機として動作する電動モータを少なくとも2個備えて、各電動モータを協働して作動させる電動モータの制御装置に関する。
電動モータの出力を制御する方法として、インバータに備えられたスイッチング素子のON/OFF動作により電動モータに対する通電量を変更するいわゆるPWM制御が知られている(例えば特許文献1参照)。
図13は、PWM制御により電動モータの出力を制御するシステムの例であり、駆動源として、エンジン100と第1の電動モータ101及び第2の電動モータ102を備えたハイブリッド車両の構成図である。かかるハイブリッド車両においては、第1の電動モータ101と第2の電動モータ102は電動機及び発電機として動作し、エンジン100と第1の電動モータ1により前輪が駆動され、第2の電動モータ2により後輪が駆動される。
そして、ECU(Electronic Control Unit)107は、第1のインバータ105を構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、モータ1に対する駆動電圧とモータ1の発電電圧を変圧し、また、第2のインバータ106を構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、第2の電動モータ102に対する駆動電圧と第2の電動モータ102の発電電圧を変圧する。
ここで、第2の電動モータ102を電動機として動作させるために、第1の電動モータ101を発電機として動作させて第1の電動モータ101の発電電力とバッテリ103の出力電力を3相インバータ106に供給する場合、ECU107は、第1のインバータ105の出力電圧がバッテリ103の出力電圧と等しくなるように、第1のインバータ105の出力電圧をPWM制御により制御していた。そして、その上で、ECU107は、第2の電動モータ102の目標出力に応じた駆動電圧が第2のインバータ106から出力されるように、第2のインバータ106をPWM制御していた。
そして、このように、第1のインバータ101と第2のインバータ102の双方でPWM制御を行なった場合、各インバータにおけるスイッチング素子のON/OFFに伴う損失が大きくなるという不都合があった。
特許第3244845号公報
本発明は、上記不都合を解消し、発電機及び電動機として動作する電動モータを少なくとも2個備えて、発電機として動作する電動モータの発電電力により電動機として動作する電動モータを駆動するときに生じる電力損失を抑制した電動モータの制御装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、本発明の第1の態様は、電動機及び発電機として動作する少なくとも2個の電動モータと、バッテリと、各電動モータと該バッテリ間に接続されて、電動モータが電動機として動作するときは入力される直流電圧から電動モータの駆動電圧を生成して出力し、電動モータが発電機として動作するときには電動モータの発電電圧を直流電圧に変換して出力するインバータと、電動機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該インバータから該電動機として動作中の電動モータへの駆動電圧を変圧すると共に、発電機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチ素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該発電機として動作中の電動モータの発電電圧を変圧する変圧制御手段とを備えた電動モータの制御装置の改良に関する。
そして、前記バッテリに接続されて、前記バッテリと各インバータ間の入出力電圧を変圧するDC/DCコンバータと、電動機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行うことなく駆動電圧を生成する状態とし、該PAM制御対象モータの目標出力に応じた直流電圧が、該PAM制御対象モータに接続されたインバータに入力されるように、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧を前記変圧制御手段により変圧すると共に、前記DC/DCコンバータの出力電圧を変圧する発電側電圧制御手段と、発電機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行なうことなく直流電圧を出力する状態とし、前記DC/DCコンバータの出力電圧を、電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該電動機として動作する電動モータの目標出力に応じた駆動電圧が生成可能なレベルに変圧すると共に、該電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該目標出力に応じた駆動電圧が生成されるように前記変圧制御手段により変圧を行なう駆動側電圧制御手段と、電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記発電側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第1のトータル電力損失と、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記駆動側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第2のトータル電力損失とを比較して、PAM制御対象モータとして選択する電動モータを決定するPAM制御対象モータ選択手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記発電側電圧制御手段は、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧と、前記DC/DCコンバータの出力電圧とを、PAM制御対象モータとして選択されたモータに対する目標出力に応じて変圧する。そのため、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいては、前記変圧制御手段による変圧を行なわないPAM制御によって目標出力に応じた駆動電圧を生成することができる。これにより、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいて、PWM制御によるスイッチング素子のON/OFFに伴う電力損失が発生することを回避することができ、全てのインバータでPWM制御を行なう場合に比べて、各インバータにおける電力損失の総量を減少させることができる。
また、本発明によれば、前記駆動側電圧制御手段は、前記DC/DCコンバータの出力電圧を、電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該電動機として動作する電動モータに対する目標出力に応じた駆動電圧が生成可能なレベルに入力電圧を変圧すると共に、該電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該目標出力に応じた駆動電圧が生成されるように前記変圧制御手段により変圧を行なう。そのため、PAM制御対象モータとして選択された発電機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいては、PWM制御による変圧を行なう必要はなく、前記駆動側電圧制御手段は、PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行なうことなく直流電圧を出力する状態とする。これにより、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいて、PWM制御によるスイッチング素子のON/OFFに伴う電力損失が発生することを回避することができ、全てのインバータでPWM制御を行なう場合に比べて、各インバータにおける電力損失の総量を減少させることができる。
さらに、本発明によれば、前記PAM制御対象モータ選択手段により、電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとした場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む前記第1のトータル電力損失と、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとした場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む前記第2のトータル電力損失とを比較して、PAM制御対象モータとして選択する電動モータが決定される。そのため、各インバータにおける電力損失の総量が最小となるように、PAM制御対象モータとして選択する電動モータを決定することができる。
また、前記第1のトータル電力損失と、前記第2のトータル電力損失には、前記DC/DCコンバータにおける電力損失が含まれることを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記第1のトータル電力損失と前記第2のトータル電力損失に前記DC/DCコンバータにおける電力損失を含めることにより、前記第1のインバータ及び前記第2のインバータと、前記DC/DCコンバータにおけるトータル的な電力損失を比較して、より電力損失が少なくなるようにPAM制御対象モータとして選択する電動モータを決定することができる。
次に、本発明の第2の態様は、電動機及び発電機として動作する少なくとも2個の電動モータと、各電動モータ間に接続されて、電動モータが電動機として動作するときは入力される直流電圧から電動モータの駆動電圧を生成して出力し、電動モータが発電機として動作するときには電動モータの発電電圧を直流電圧に変換して出力するインバータと、電動機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該インバータから該電動機として動作中の電動モータへの駆動電圧を変圧すると共に、発電機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該発電機として動作中の電動モータの発電電圧を変圧する変圧制御手段とを備えた電動モータの制御装置に改良に関する。
そして、電動機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータをPWM制御による変圧を行うことなく駆動電圧を生成する状態とし、該PAM制御対象モータの目標出力に応じた直流電圧が、該PAM制御対象モータに接続されたインバータに入力されるように、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧を前記変圧制御手段により変圧する発電側電圧制御手段と、発電機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行うことなく直流電圧を出力する状態とし、電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該電動機として動作する電動モータの目標出力に応じた駆動電圧が生成されるように、前記変圧制御手段により変圧を行なう駆動側電圧制御手段と、電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記発電側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第1のトータル電力損失と、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記駆動側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第2のトータル電力損失とを比較して、PAM制御対象として選択する電動モータを決定するPAM制御対象モータ選択手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記発電側電圧制御手段は、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧を、PAM制御対象モータとして選択された電動機として動作する電動モータに対する目標出力に応じた直流電圧が、PAM制御対象モータに入力されるように変圧する。そのため、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいては、前記変圧制御手段による変圧を行なわないPAM制御によって目標出力に応じた駆動電圧を生成することができる。これにより、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいて、PWM制御によるスイッチング素子のON/OFFに伴う電力損失が発生することを回避することができ、全てのインバータでPWM制御を行なう場合に比べて、各インバータにおける電力損失の総量を減少させることができる。
また、本発明によれば、前記発電側電圧制御手段は、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧を、PAM制御対象モータとして選択された電動機として動作する電動モータに対する目標出力に応じた直流電圧が、PAM制御対象モータに入力されるように変圧する。そのため、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいては、前記変圧制御手段による変圧を行なわないPAM制御によって目標出力に応じた駆動電圧を生成することができる。これにより、PAM制御対象モータに接続されたインバータにおいて、PWM制御によるスイッチング素子のON/OFFに伴う電力損失が発生することを回避することができ、全てのインバータでPWM制御を行なう場合に比べて、各インバータにおける電力損失の総量を減少させることができる。
さらに、本発明によれば、前記PAM制御対象モータ選択手段により、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとした場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む前記第1のトータル電力損失と、電動機として動作する電動モータをPAM制御対象とした場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む前記第2のトータル電力損失とを比較して、PAM制御対象モータとして選択する電動モータが決定される。そのため、各インバータにおける電力損失の総量が最小となるように、PAM制御対象モータとして選択する電動モータを決定することができる。
また、上記第1の態様及び第2の態様において、前記PAM制御対象モータ選択手段は、前記第1のトータル電力損失と前記第2のトータル損失を比較した結果、前記第1のトータル電力損失が前記第2のトータル損失よりも大きいときは、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記駆動側電圧制御手段による変圧制御を行い、前記第2のトータル電力損失が前記第1のトータル電力損失よりも大きいときには、電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記発電側電圧制御手段による変圧制御を行うことを特徴とする。
本発明の実施の形態について、図1〜図12を参照して説明する。図1は本発明の電動モータの制御装置が備えられたハイブリッド車両の構成図、図2は第1の実施の形態における電動モータの制御装置のブロック図、図3,図4は第1の実施の形態における変圧制御の態様を示したグラフ、図5〜図7は第1の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャート、図8は第2の実施の形態における電動モータの制御装置のブロック図、図9,図10は第2の実施の形態における変圧制御の態様を示したグラフ、図11〜図12は第2の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャートである。
図1を参照して、ハイブリッド車両1には、前輪2を駆動するためのエンジン5と第1の電動モータ6が備えられ、エンジン5と第1の電動モータ6の出力はトランスミッション4を介して前輪に伝達される。また、ハイブリッド車両1には、後輪10を駆動するための第2の電動モータ12が備えられ、第1の電動モータ6と第2の電動モータ12は、電動機及び発電機として動作する。
そして、第1のPDU(Power Drive Unit)19に備えられた3相のインバータにより、第1の電動モータ6に対する駆動電圧が生成されると共に第1の電動モータ6の発電電力が回収される。また、第2のPDU20に備えられた3相のインバータにより、第2の電動モータ12に対する駆動電圧が生成されると共に第2の電動モータ12の発電電力が回収される。さらに、ハイブリッド車両1には、ハイブリッド車両1の全体的な作動を制御するECU(Electronic Control Unit)22と、バッテリ21が備えられている。
以下、電動モータ6を発電機として動作させると共に、電動モータ12を電動機として動作させる場合における本発明の電動モータの制御装置の第1の実施の形態と第2の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]図2を参照して、第1の実施の形態においては、第1の電動モータ6、第2の電動モータ12、第1のインバータ30、第2のインバータ31、バッテリ21、DC/DCコンバータ32、及びECU22により本発明の電動モータの制御装置が構成される。そして、バッテリ21がDC/DCコンバータ32を介して第1のインバータ30と第2のインバータ31に接続され、ECU22から出力される制御信号によって、第1のインバータ30、第2のインバータ31、及びDC/DCコンバータ32の作動が制御される。
第1のインバータ30は、電動モータ6が電動機として動作するときは、DC/DCコンバータ32又は第2のインバータ31から入力される直流電圧から3相の駆動電圧を生成して第1の電動モータ6に出力する。また、第1のインバータ30は、第1の電動モータ6が発電機として動作するときには、第1の電動モータ6から入力される3相の発電電圧を直流電圧に変換して、DC/DCコンバータ32及び第2のインバータ31に出力する。また、第1のインバータ30を構成するスイッチング素子(図示しない)のON/OFFによるPWM制御によって、第1の電動モータ6に対する駆動電圧と、DC/DCコンバータ32及び第2のインバータ31に対する出力電圧が変圧される。
同様に、第2のインバータ31は、第2の電動モータ12が電動機として動作するときは、DC/DCコンバータ32又は第1のインバータ30から入力される直流電圧から3相の駆動電圧を生成して第2の電動モータ12に出力する。また、第2のインバータ31は、第2の電動モータ12が発電機として動作するときには、第2の電動モータ12から入力される3相の発電電圧を直流電圧に変換して、DC/DCコンバータ32及び第1のインバータ30に出力する。また、第2のインバータ31を構成するスイッチング素子(図示しない)のON/OFFによるPWM制御によって、第2の電動モータ12に対する駆動電圧と、DC/DCコンバータ32及び第1のインバータ30に対する出力電圧が変圧される。
次に、ECU22には、変圧制御手段50、発電側電圧制御手段51、駆動側電圧制御手段52、及びPAM制御対象モータ選択手段53が備えられている。
変圧制御手段50は、第1のインバータ30及び第2のインバータ31におけるPWM制御のDuty(所定周期におけるスイッチング素子のON期間の割合)を変更して、第1のインバータ30及び第2のインバータ31から出力される駆動電圧を変圧し、また、第1のインバータ30及び第2のインバータ31から出力される直流電圧を変圧する。
発電側電圧制御手段51は、第1の電動モータ6を発電機として動作させ、第2の電動モータ12を電動機として動作させるときに、第1のインバータ30により第1の電動モータ6の発電電圧をPWM制御により変圧すると共に、DC/DCコンバータ32によりバッテリ21の出力電圧を変圧し、これにより第2のインバータ31により第2の電動モータ12に対する駆動電圧をPAM制御により変更する「制御パターン1」を実行する。
「制御パターン1」を実行した場合、第2のインバータ31においては、PWM制御に伴うスイッチング素子のON/OFFによる電力損失が生じない。そのため、第1のインバータ30と第2のインバータ31の双方においてPWM制御を行う場合に比べて、第1のインバータ30と第2のインバータ31における電力損失の総量を減少させることができる。なお、「制御パターン1」においては、第2の電動モータ12が本発明の「PAM制御対象モータ」となる。
具体的には、発電側電圧制御手段51は、第2のインバータ31を、PWM制御による変圧処理を行うことなく駆動電圧を生成するPAM制御状態とする。そして、第2のインバータ31に、第2の電動モータ12に対する目標出力に応じた駆動電圧が生成されるレベルの直流電圧が入力されるように、発電側電圧制御手段51は、DC/DCコンバータ32の出力電圧を制御すると共に、第1のインバータ30の出力電圧をPWM制御により制御する。
図3(a),図3(b)は、このように「制御パターン1」を実行したときの第2のモータ12の要求電圧VMOT2(目標出力に対応した電圧)と、第1のモータ6の発電電圧VPAM1と、バッテリ21の出力電圧Vbattとの関係を示したグラフである。
図3(a)は第2のモータ12の要求電圧VMOT2が第1のモータ6の発電電圧VPAM1よりも高い場合であり、Ex11は「VPAM1<VMOT2<Vbatt」、Ex12は「VPAM1<Vbatt<VMOT2」、Ex13は「Vbatt<VPAM1<VMOT2」の状態を示している。
Ex11においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第2のモータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第1のインバータ30により第2のモータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されている。
Ex12及びEx13においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第2のモータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第1のインバータ30により第2のモータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されている。
また、図3(b)は第2のモータ12の要求電圧VMOT2が第1のモータ6の発電電圧VPAM1よりも低い場合に、「制御パターン1」を実行した場合を示しており、Ex21は「VMOT2<VPAM1<Vbatt」、Ex22は「VMOT2<Vbatt<VPAM1」、Ex23は「Vbatt<VMOT2<VPAM1」の状態を示している。
Ex21及びEx22においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第1のインバータ30により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されている。
Ex23においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1がインバータ30により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されている。
次に、駆動側電圧制御手段52は、第1の電動モータ6を発電機として動作させ、第2の電動モータ12を電動機として動作させるときに、第1のインバータ30において第1の電動モータ6の発電電圧を整流した直流電圧をPWM制御による変圧を行なうことなくそのまま出力すると共に、バッテリ21の出力電圧をDC/DCコンバータ32により変圧し、第2のインバータ31によりPWM制御による変圧を行なって第2の電動モータ12に対する駆動電圧を生成する「制御パターン2」を実行する。
「制御パターン2」を実行した場合、第1のインバータ30においては、PWM制御に伴うスイッチング素子のON/OFFによる電力損失が生じない。そのため、第1のインバータ30と第2のインバータ31の双方においてPWM制御を行なう場合に比べて、第1のインバータ30と第2のインバータ31における電力損失の総量を減少させることができる。なお、「制御パターン2」においては、第1の電動モータ6が本発明の「PAM制御対象モータ」となる。
具体的には、駆動側電圧制御手段52は、第1のインバータ30を、PWM制御による変圧処理を行うことなく第1の電動モータ6の発電電圧を整流した直流電圧をそのまま出力するPAM制御状態とする。そして、第2のインバータ31に、第2の電動モータ12に対する目標出力に応じた駆動電圧の生成が可能なレベルの直流電圧が入力されるように、駆動側電圧制御手段52は、DC/DCコンバータ32の出力電圧を制御すると共に、第2のインバータ31から出力される駆動電圧をPWM制御により制御する。
図4(a),図4(b)は、このように「制御パターン2」を実行したときの第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2(目標出力に対応した電圧)と、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1と、バッテリ21の出力電圧Vbattとの関係を示したグラフである。
図4(a)は第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2が第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1よりも高い場合であり、Ex31は「VPAM1<VMOT2<Vbatt」、Ex32は「VPAM1<Vbatt<VMOT2」、Ex33は「Vbatt<VPAM1<VMOT2」の状態を示している。
Ex31及びEx32においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1まで降圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第2のインバータ31により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されている。
Ex33においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第1のモータ6の発電電圧VPAM1まで昇圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第2のインバータ31により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されている。
また、図4(b)は第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2が第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1よりも低い場合に、「制御パターン2」を実行した場合を示しており、Ex41は「VMOT2<VPAM1<Vbatt」、Ex42は「VMOT2<Vbatt<VPAM1」、Ex43は「Vbatt<VMOT2<VPAM1」の状態を示している。
Ex41においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1まで降圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第2のインバータ31により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧される。
Ex42及びEx43においては、バッテリ21の出力電圧VbattがDC/DCコンバータ32により第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1まで昇圧されると共に、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第2のインバータ31により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されている。
次に、PAM制御対象モータ選択手段53は、上記「制御パターン1」及び「制御パターン2」と、第1のインバータ30と第2のインバータ31の双方においてPWM制御を行なう「制御パターン3」のいずれを実行するかを、トータル的な電力損失を推定して決定する。以下、図5〜図7に示したフローチャートに従って、PAM制御対象モータ選択手段53による制御パターンの選択手順を説明する。
PAM制御対象モータ選択手段53は、先ず、図5のSTEP1で、バッテリ21から出力可能な電力Pbattを決定する。そして、続くSTEP2で、ハイブリッド車両の運転状態に応じてモータ12の目標出力PMOT2を決定する。
次のSTEP3で、PAM制御対象モータ選択手段53は、図示したPMOT2,N2/υP21 MAPに、電動モータ12の目標出力PMOT2と電動モータ12の回転数N2を適用して、第2のインバータ31のPWM制御を行った場合の効率υP21を算出する。また、図示したPMOT2,N2/υP22 MAPに、電動モータ12の目標出力PMOT2と電動モータ12の回転数N2を適用して、第2のインバータ31のPAM制御を行なった場合の効率υP22を推定する。
続くSTEP4で、PAM制御対象モータ選択手段53は、第1の電動モータ6の目標出力PMOT1を以下の式(1)により算出する。
PMOT1 = PMOT2 − Pbatt ・・・・・(1)
但し、PMOT2:第2の電動モータの目標出力、Pbatt:バッテリの出力電力。
そして、STEP5で、PAM制御対象モータ選択手段53は、図示したPMOT1,N1/υP11 MAPに、第1の電動モータ6の目標出力PMOT1と第1の電動モータ6の回転数N1を適用して、第1のインバータ30のPWM制御を行った場合の効率υP11を算出する。また、図示したPMOT1,N1/υP12 MAPに、第1の電動モータ6の目標出力PMOT1と第1の電動モータ6の回転数N1を適用して、第1のインバータ30のPAM制御を行なった場合の効率υP12を算出する。
続く図6のSTEP6で、PAM制御対象モータ選択手段53は、図示したN1/VPAM1 MAPに、第1の電動モータ6の回転数N1を適用して、第1のインバータ30のPAM制御における最適制御電圧VPAM1を算出する。また、STEP7で、PAM制御対象モータ選択手段53は、図示したN2/VPAM2 MAPに、第2の電動モータ12の回転数N2を適用して、第2のインバータ31のPAM制御における最適制御電圧VPAM2を算出する。
また、次のSTEP8で、PAM制御対象モータ選択手段53は、図示したV/υvr MAPに、第1の電動モータ6の最適制御電圧VPAM1と、第2の電動モータ12の最適制御電圧VPAM2と、バッテリ21の出力電圧Vbattとを適用して、各電圧におけるDC/DCコンバータ32の効率υvr1、υvr2、υvr3を算出する。
そして、続く図7のSTEP9で、PAM制御対象モータ選択手段53は、以下の式(2)により、「制御パターン1」における第1のインバータ30と第2のインバータ31における電力損失Ploss1を算出する。
Ploss1 = PMOT1×υP12 + PMOT2×υP21 ・・・・・(2)
同様にして、PAM制御対象モータ選択手段53は、STEP10で、以下の式(3)により、「制御パターン2」における第1のインバータ30と第2のインバータ31における電力損失Ploss2を算出する。また、PAM制御対象モータ選択手段53は、STEP11で、以下の式(4)により、「制御パターン3」における第1のインバータ30と第2のインバータ31の電力損失Ploss3を算出する。
Ploss2 = PMOT1×υP11 + PMOT2×υP22 ・・・・・(3)
Ploss3 = PMOT1×υP11 + PMOT2×υP21 ・・・・・(4)
さらに、次のSTEP12で、PAM制御対象モータ選択手段53は、以下の式(5)〜式(7)により、第1の電動モータ6の最適制御電圧VPAM1と、第2の電動モータ12の最適制御電圧VPAM2と、バッテリ21の出力電圧PbattにおけるDC/DCコンバータ32の電力損失Plossvr1,Plossvr2,Plossvr3を算出する。
Plossvr1 = Pbatt×υvr1 ・・・・・(5)
Plossvr2 = Pbatt×υvr2 ・・・・・(6)
Plossvr3 = Pbatt×υvr3 ・・・・・(7)
そして、STEP13で、PAM制御対象モータ選択手段53は、以下の式(8)〜式(10)により、「制御パターン1」を実行した場合のトータル損失Plossttl1(本発明の第1のトータル電力損失に相当する)、「制御パターン2」を実行した場合のトータル損失Plossttl2(本発明の第2のトータル電力損失に相当する)、「制御パターン3」を実行した場合のトータル損失Plossttl3を算出する。
Plossttl1 = Ploss1 + Plossvr1 ・・・・・(8)
Plossttl2 = Ploss2 + Plossvr2 ・・・・・(9)
Plossttl3 = Ploss3 + Plossvr3 ・・・・・(10)
次のSTEP14で、PAM制御対象モータ選択手段53は、Plossttl1,Plossttl2,Plossttl3を比較してトータル損失が最も小さくなる制御パターンを選択し、選択した制御パターンに応じてPAM制御の対象とする電動モータ(PAM制御対象モータ)を決定する。
なお、本第1の実施の形態では、DC/DCコンバータ32における電力損失Plossvr1,Plossvr2,Plossvr3を含めて、トータル的な電力損失を算出したが、DC/DCコンバータ32における電力損失を含めずにトータル的な電力損失を算出する場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
[第2の実施の形態]図8を参照して、第2の実施の形態においては、第1の電動モータ6、第2の電動モータ12、第1のインバータ30、第2のインバータ31、及びECU22により本発明の電動モータの制御装置が構成される。そして、第1のインバータ30と第2のインバータ31が接続され、ECU22から出力される制御信号によって、第1のインバータ30と第2のインバータ31の作動が制御される。なお、図3に示した第1の実施の形態における制御ブロック図と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態における発電側電圧制御手段60は、第1の電動モータ6を発電機として動作させ、第2の電動モータ12を電動機として動作させるときに、第1のインバータ30により第1の電動モータ6の発電電圧をPWM制御により変圧し、これにより第2のインバータ31により第2の電動モータ12に対する駆動電圧をPAM制御により変更する「制御パターン1」を実行する。
「制御パターン1」を実行した場合、第2のインバータ31においては、PWM制御に伴うスイッチング素子のON/OFFによる電力損失が生じない。そのため、第1のインバータ30と第2のインバータ31における電力損失の総量を減少させることができる。なお、「制御パターン1」においては、第2の電動モータ12が本発明の「PAM制御対象モータ」となる。
具体的には、発電側電圧制御手段60は、第2のインバータ31を、PWM制御による変圧処理を行うことなく駆動電圧を生成するPAM制御状態とする。そして、第2のインバータ31に、第2の電動モータ12に対する目標出力に応じた駆動電圧が生成されるレベルの直流電圧が入力されるように、発電側電圧制御手段60は、第1のインバータ30の出力電圧をPWM制御により制御する。
図9(a),図9(b)は、このように「制御パターン1」を実行したときの第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2(目標出力に対応した電圧)と、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1の関係を示したグラフである。
図9(a)は第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2が第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1よりも高い場合(VPAM1<VMOT2)であり、Ex51,Ex52,Ex53において、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第1のインバータ30により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されている。
また、図9(b)は第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2が第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1よりも低い場合(VPAM1>VMOT2)であり、Ex61,Ex62,Ex63において、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第1のインバータ30により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されている。
次に、第2の実施の形態の駆動側電圧制御手段61は、第1の電動モータ6を発電機として動作させ、第2の電動モータ12を電動機として動作させるときに、第1のインバータ30において第1の電動モータ6の発電電圧を整流した直流電圧をPWM制御による変圧を行なうことなくそのまま出力すると共に、第2のインバータ31によりPWM制御による変圧を行なって第2の電動モータ12に対する駆動電圧を生成する「制御パターン2」を実行する。
「制御パターン2」を実行した場合、第1のインバータにおいては、PWM制御に伴うスイッチング素子のON/OFFによる電力損失が生じない。そのため、第1のインバータ30と第2のインバータ31の双方においてPWM制御を行なう場合に比べて、第1のインバータ30と第2のインバータ31における電力損失の総量を減少させることができる。なお、「制御パターン2」においては、第1の電動モータ6が本発明の「PAM制御対象モータ」となる。
具体的には、駆動側電圧制御手段61は、第1のインバータ30を、PWM制御による変圧処理を行うことなく第1の電動モータ6の発電電圧を整流した直流電圧をそのまま出力する状態とする。そして、駆動側電圧制御手段61は、第2の電動モータ12に目標出力に応じた駆動電圧が供給されるように、第2のインバータ31から出力される駆動電圧をPWM制御により制御する。
図10(a),図10(b)は、このように「制御パターン2」を実行したときの第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2(目標出力に応じた電圧)と、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1の関係を示したグラフである。
図10(a)は第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2が第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1よりも高い例(VPAM1<VMOT2)であり、Ex71,Ex72,Ex73において、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第2のインバータ31により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで昇圧されている。
また、図10(b)は第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2が第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1よりも低い例(VMOT2<VPAM1)であり、Ex81,Ex82,Ex83において、第1の電動モータ6の発電電圧VPAM1が第2のインバータ31により第2の電動モータ12の要求電圧VMOT2まで降圧されている。
次に、第2の実施の形態におけるPAM制御対象モータ選択手段62は、上記「制御パターン1」と「制御パターン2」のいずれを実行するかを、トータル的な電力損失を推定して決定する。以下、図11〜図12に示したフローチャートに従って、PAM制御対象モータ選択手段62による制御パターンの選択手順を説明する。
PAM制御対象モータ選択手段62は、先ず、図11のSTEP50で、第2の電動モータ12の目標出力PMOT2を決定する。そして、STEP51により、上記第1の実施の形態における図5のSTEP3と同様に、第2のインバータ31のPWM制御を行なった場合の効率υP21と、第2のインバータ31のPAM制御を行なった場合の効率υP22を算出する。
また、STEP52〜STEP53で、PAM制御対象モータ選択手段62は、上記第1の実施の形態における図5のSTEP4〜STEP5と同様に、第1のインバータ30のPWM制御を行なった場合の効率υP11と、第1のインバータ30のPAM制御を行なった場合の効率υP12を算出する。
また、図12のSTEP54〜STEP55により、PAM制御対象モータ選択手段62は、上記第1の実施の形態における図6のSTEP6〜STEP7と同様に、第1のインバータ30のPAM制御における最適制御電圧VPAM1と、第2のインバータ31のPAM制御における最適制御電圧VPAM2を算出する。
そして、PAM制御対象モータ選択手段62は、続くSTEP56で、上記式(2)により、「制御パターン1」における第1のインバータ30と第2のインバータ31のトータル的な電力損失Ploss1(本発明の第1のトータル電力損失に相当する)を算出する。また、STEP7で、上記式(3)により「制御パターン2」における第1のインバータ30と第2のインバータ31のトータル的な電力損失Ploss2(本発明の第2のトータル電力損失に相当する)を算出する。
そして、次のSTEP58で、PAM制御対象モータ選択手段62は、Ploss1とPloss2を比較してトータル的な電力損失が少ない方の制御パターンを選択し、選択した制御パターンに応じてPAM制御の対象とする電動モータ(PAM制御対象モータ)を決定する。
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態においては、本発明の電動モータの制御装置をハイブリッド車両に備えた構成について説明したが、本発明の実施形態はこれに限られず、発電機及び電動機として動作する2以上の電動モータを協働して作動させる構成であれば、本発明の適用が可能である。
例えば、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態は、前輪を駆動する電動モータと後輪を駆動する電動モータを備えた車両におけるものであるが、前輪を駆動する電動モータを2個備えた車両に対しても本発明を適用することができる。
本発明の電動モータの制御装置が備えられたハイブリッド車両の構成図。 第1の実施の形態における電動モータの制御装置のブロック。 第1の実施の形態における変圧制御の態様を示したグラフ。 第1の実施の形態における変圧制御の態様を示したグラフ。 第1の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャート。 第1の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャート。 第1の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャート。 第2の実施の形態における電動モータの制御装置のブロック図。 第2の実施の形態における変圧制御の態様を示したグラフ。 第2の実施の形態における変圧制御の態様を示したグラフ。 第2の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャート。 第2の実施の形態における制御パターンの選択手順を示したフローチャート。 従来の電動モータの制御装置のブロック図。
符号の説明
1…ハイブリッド車両、5…エンジン、6…第1の電動モータ、12…第2の電動モータ、19…第1のPDU、20…第2のPDU、21…バッテリ、22…ECU、30…第1のインバータ、31…第2のインバータ、32…DC/DCコンバータ、50…変圧制御手段、51…(第1の実施の形態の)発電側電圧制御手段、52…(第1の実施の形態の)駆動側電圧制御手段、53…(第1の実施の形態の)PAM制御対象モータ選択手段、60…(第2の実施の形態の)発電側電圧制御手段、61…(第2の実施の形態の)駆動側電圧制御手段、62…PAM制御対象モータ選択手段

Claims (4)

  1. 電動機及び発電機として動作する少なくとも2個の電動モータと、バッテリと、各電動モータと該バッテリ間に接続されて、電動モータが電動機として動作するときは入力される直流電圧から電動モータの駆動電圧を生成して出力し、電動モータが発電機として動作するときには電動モータの発電電圧を直流電圧に変換して出力するインバータと、
    電動機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該インバータから該電動機として動作中の電動モータへの駆動電圧を変圧すると共に、発電機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該発電機として動作中の電動モータの発電電圧を変圧する変圧制御手段とを備えた電動モータの制御装置において、
    前記バッテリに接続されて、前記バッテリと各インバータ間の入出力電圧を変圧するDC/DCコンバータと、
    電動機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行うことなく駆動電圧を生成する状態とし、該PAM制御対象モータの目標出力に応じた直流電圧が、該PAM制御対象モータに接続されたインバータに入力されるように、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧を前記変圧制御手段により変圧すると共に、前記DC/DCコンバータの出力電圧を変圧する発電側電圧制御手段と
    発電機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行なうことなく直流電圧を出力する状態とし、前記DC/DCコンバータの出力電圧を、電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該電動機として動作する電動モータの目標出力に応じた駆動電圧が生成可能なレベルに変圧すると共に、該電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該目標出力に応じた駆動電圧が生成されるように前記変圧制御手段により変圧を行なう駆動側電圧制御手段と、
    電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記発電側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第1のトータル電力損失と、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記駆動側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第2のトータル電力損失とを比較して、PAM制御対象モータとして選択する電動モータを決定するPAM制御対象モータ選択手段と
    を備えたことを特徴とする電動モータの制御装置。
  2. 前記第1のトータル電力損失と、前記第2のトータル電力損失には、前記DC/DCコンバータにおける電力損失が含まれることを特徴とする請求項記載の電動モータの制御装置。
  3. 電動機及び発電機として動作する少なくとも2個の電動モータと、各電動モータ間に接続されて、電動モータが電動機として動作するときは入力される直流電圧から電動モータの駆動電圧を生成して出力し、電動モータが発電機として動作するときには電動モータの発電電圧を直流電圧に変換して出力するインバータと、
    電動機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該インバータから該電動機として動作中の電動モータへの駆動電圧を変圧すると共に、発電機として動作中の電動モータに接続されたインバータを構成するスイッチング素子のON/OFF動作によるPWM制御を行なって、該発電機として動作中の電動モータの発電電圧を変圧する変圧制御手段とを備えた電動モータの制御装置において、
    電動機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータをPWM制御による変圧を行うことなく駆動電圧を生成する状態とし、該PAM制御対象モータの目標出力に応じた直流電圧が、該PAM制御対象モータに接続されたインバータに入力されるように、発電機として動作する電動モータに接続されたインバータの出力電圧を前記変圧制御手段により変圧する発電側電圧制御手段と、
    発電機として動作する電動モータのうちの少なくとも1個をPAM制御対象モータとして選択し、該PAM制御対象モータに接続されたインバータを前記変圧制御手段による変圧を行うことなく直流電圧を出力する状態とし、電動機として動作する電動モータに接続されたインバータにおいて、該電動機として動作する電動モータの目標出力に応じた駆動電圧が生成されるように、前記変圧制御手段により変圧を行なう駆動側電圧制御手段と、
    電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記発電側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第1のトータル電力損失と、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記駆動側電圧制御手段による変圧制御を行なった場合の各インバータにおける電力損失の総量を含む第2のトータル電力損失とを比較して、PAM制御対象として選択する電動モータを決定するPAM制御対象モータ選択手段と
    を備えたことを特徴とする電動モータの制御装置。
  4. 前記PAM制御対象モータ選択手段は、前記第1のトータル電力損失と前記第2のトータル損失を比較した結果、前記第1のトータル電力損失が前記第2のトータル損失よりも大きいときは、発電機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記駆動側電圧制御手段による変圧制御を行い、前記第2のトータル電力損失が前記第1のトータル電力損失よりも大きいときには、電動機として動作する電動モータをPAM制御対象モータとして前記発電側電圧制御手段による変圧制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の電動モータの制御装置。
JP2004320012A 2004-11-04 2004-11-04 電動モータの制御装置 Expired - Fee Related JP4571480B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320012A JP4571480B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 電動モータの制御装置
US11/257,308 US7071639B2 (en) 2004-11-04 2005-10-25 Electric motor control apparatus
EP05023283A EP1655167A1 (en) 2004-11-04 2005-10-25 Electric motor control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004320012A JP4571480B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 電動モータの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006136066A JP2006136066A (ja) 2006-05-25
JP4571480B2 true JP4571480B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=35432644

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004320012A Expired - Fee Related JP4571480B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 電動モータの制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7071639B2 (ja)
EP (1) EP1655167A1 (ja)
JP (1) JP4571480B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11296639B2 (en) 2016-01-18 2022-04-05 Lsis Co., Ltd. Inverter

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4295734B2 (ja) * 2005-02-25 2009-07-15 三菱重工業株式会社 バッテリー駆動車両及びその制御方法
JP5109290B2 (ja) * 2006-05-30 2012-12-26 トヨタ自動車株式会社 電動機駆動制御システムおよびその制御方法
JP4879657B2 (ja) * 2006-05-31 2012-02-22 本田技研工業株式会社 電動機の制御装置
JP4637136B2 (ja) 2007-05-23 2011-02-23 本田技研工業株式会社 動力装置
JP4858597B2 (ja) * 2008-11-28 2012-01-18 株式会社デンソー 回転機の制御装置及びその製造方法
CN103650330B (zh) * 2011-06-30 2017-08-25 丰田自动车株式会社 电动机驱动装置、具备该电动机驱动装置的车辆以及电动机驱动装置的控制方法
US9356543B2 (en) * 2012-05-11 2016-05-31 Honda Motor Co., Ltd. Power source control apparatus for rotating electrical machine
JP2017070079A (ja) 2015-09-29 2017-04-06 ルネサスエレクトロニクス株式会社 モータ駆動方法、バッテリパックおよび半導体装置
KR102614137B1 (ko) 2018-04-13 2023-12-14 현대자동차주식회사 차량용 인버터 시스템 및 그 제어방법
KR102588932B1 (ko) * 2018-04-18 2023-10-16 현대자동차주식회사 차량용 인버터 시스템
KR20200020363A (ko) 2018-08-17 2020-02-26 현대자동차주식회사 차량용 인버터 시스템
KR102659245B1 (ko) 2018-11-02 2024-04-22 현대자동차주식회사 차량용 인버터 시스템
US11224923B2 (en) 2019-01-28 2022-01-18 C. & E. Fein Gmbh Tool holder for a machine tool
CN114070133B (zh) * 2020-08-04 2023-09-15 美的威灵电机技术(上海)有限公司 驱动装置、控制方法、电器设备和存储介质
JP7517652B2 (ja) * 2020-11-24 2024-07-17 株式会社エフ・シー・シー 電動車両

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105563A (ja) * 1992-09-21 1994-04-15 Hitachi Ltd 電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機
JPH09149685A (ja) * 1995-11-20 1997-06-06 Seiko Epson Corp モータ駆動装置
JPH1189283A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Hitachi Ltd 電動機制御装置およびそれを用いるエアコンディショナー
JP3244845B2 (ja) * 1992-06-23 2002-01-07 東芝トランスポートエンジニアリング株式会社 Pwmインバータの制御方法およびそれを使用する制御装置
JP2002051566A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Toyota Central Res & Dev Lab Inc インバータ制御装置およびインバータの制御方法
JP2003033071A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Nissan Motor Co Ltd モータ制御装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61247292A (ja) 1985-04-24 1986-11-04 Hitachi Ltd インバ−タ制御装置
JPH03244845A (ja) 1990-02-20 1991-10-31 Tokico Ltd 油圧緩衝器
US5436540A (en) * 1994-05-16 1995-07-25 General Electric Company Protection circuit for a gate turn-off device in an electrical braking system for an electric traction motor vehicle
WO1997040428A1 (en) * 1996-04-22 1997-10-30 Weld Tooling Corporation Unified modular system of drives and controls for mobile robotic applications
DE69725069D1 (de) * 1996-07-16 2003-10-30 Hitachi Ltd Stromversorgungseinrichtung für eine Klima-Anlage
JP3341826B2 (ja) * 1998-08-31 2002-11-05 株式会社日立製作所 Pwm/pam制御形モータ制御装置及びそれを用いた空調機及びモータの制御方法
JP2001314095A (ja) * 2001-03-23 2001-11-09 Hitachi Ltd 電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3244845B2 (ja) * 1992-06-23 2002-01-07 東芝トランスポートエンジニアリング株式会社 Pwmインバータの制御方法およびそれを使用する制御装置
JPH06105563A (ja) * 1992-09-21 1994-04-15 Hitachi Ltd 電動機駆動装置及びこれを用いた空気調和機
JPH09149685A (ja) * 1995-11-20 1997-06-06 Seiko Epson Corp モータ駆動装置
JPH1189283A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Hitachi Ltd 電動機制御装置およびそれを用いるエアコンディショナー
JP2002051566A (ja) * 2000-08-03 2002-02-15 Toyota Central Res & Dev Lab Inc インバータ制御装置およびインバータの制御方法
JP2003033071A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Nissan Motor Co Ltd モータ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11296639B2 (en) 2016-01-18 2022-04-05 Lsis Co., Ltd. Inverter

Also Published As

Publication number Publication date
US7071639B2 (en) 2006-07-04
US20060091835A1 (en) 2006-05-04
EP1655167A1 (en) 2006-05-10
JP2006136066A (ja) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7071639B2 (en) Electric motor control apparatus
US7595600B2 (en) Method and system for torque control in permanent magnet machines
JP4591320B2 (ja) モータ制御装置
JP4623065B2 (ja) 電圧変換装置および電圧変換方法
JP3969165B2 (ja) 電圧変換装置、電圧変換方法、電圧変換の制御をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
RU2391767C2 (ru) Устройство и способ регулирования системы привода от электродвигателя
JP3200346B2 (ja) 電動車両の制御装置
US7459874B2 (en) System and method for controlling electric drive systems
US7304444B2 (en) Battery vehicle and method of controlling the same
JP4623003B2 (ja) モータ駆動装置
JP4001120B2 (ja) 電圧変換装置
WO2007139126A1 (ja) 電動機駆動制御システムおよびその制御方法
JP2015140052A (ja) ハイブリッド車両
JP2021052442A (ja) インバータ制御装置
EP3272603B1 (en) Control device and control method for hybrid vehicle
JP4842011B2 (ja) 電動機の制御装置
JP2011101554A (ja) コンバータの制御装置
JP2005348510A (ja) 負荷駆動装置
JP3800012B2 (ja) シリーズハイブリッド電気自動車用発電機の制御方式
JPH0923508A (ja) 電動車両の制御装置
JP5115202B2 (ja) モータ駆動装置
KR20120061670A (ko) 모터 제어장치 및 방법
GB2576480A (en) Control system and method
US11345243B2 (en) Method for operating an electrical circuit, electrical circuit and motor vehicle
JP2004159422A (ja) 車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100812

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140820

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees