JP2809581B2 - 揚水発電電動機の制御装置 - Google Patents
揚水発電電動機の制御装置Info
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Description
における揚水始動モード等の揚水発電電動機の制御装置
に関するものである。
について図11を参照しながら説明する。図11は、従
来の揚水発電電動機の制御装置の構成を示す図である。
ある揚水発電電動機、2は揚水発電電動機1に電力を供
給して速度制御(交流励磁)する電力変換器、3は電力
変換器2と送電系統間に接続された入力変圧器である。
また、4は送電系統と揚水発電電動機1の1次側との接
続を入/切するためのしゃ断器、5は揚水発電電動機1
の1次側を短絡する3相短絡器、6は3相短絡器5と揚
水発電電動機1の1次側との接続を入/切するためのし
ゃ断器である。7は揚水発電電動機1のロータの回転速
度を検出する回転速度検出器である。
2の出力電流を検出する電流検出器、11は上記出力電
流をd軸(無効分)、q軸(有効分)電流に変換する3
φ/2φ変換器、12は速度基準信号(ωr*)を発生
する速度基準発生器、13は揚水発電電動機1の始動時
の制御を行うベクトル制御器、14はベクトル制御器1
3の出力ωによりV/Fパターン信号を発生するV/F
パターン発生器、15はd軸電圧基準設定器、16及び
17はベクトル制御時に端子1側、V/F制御時に端子
2側に切替える切替スイッチ、18は2φ/3φ変換
器、19は2φ/3φ変換器18の出力信号(Vu,
Vv,Vw)を入力してPWMパルスを出力するPWMパ
ルス発生器である。
準信号ωr*−回転速度ωr)を演算する減算器、21
は速度コントローラ(SC)、22は(iqref−i
qfb)を演算する減算器、23はq軸電流コントロー
ラ(CCq)である。また、24は磁束基準信号(φ
*)を発生する磁束基準発生器、25は(磁束基準信号
φ*−φfb)を演算する減算器、26は磁束コントロ
ーラ(φC)、27は(idref−idfb)を演算
する減算器、28はd軸電流コントローラ(CCd)で
ある。また、29は回転速度ωrを積分して回転角θr
を得る積分器(1/S)、30は(θ=θr+θs)を
演算する加算器である。また、31はidfbを入力し
てφfbを出力する磁束演算器、32及び33は切替ス
イッチ、34はすべり周波数演算器、35はωsを積分
してθsを得る積分器(1/S)、36は(ω=ωs+
ωr)を演算する加算器である。
制御装置の動作について説明する。揚水発電電動機1を
揚水始動する時は、しゃ断器4を開とし、しゃ断器6を
閉にして3相短絡器5に揚水発電電動機1の1次側回路
を接続して短絡状態とする。このことによって揚水発電
電動機1は2次側回路より見た誘導電動機とすることが
できる。
ωrと、電力変換器2の出力電流を検出する電流検出器
10の出力I2fbを3φ/2φ変換器11により変換
したq軸フィードバック電流(iqfb)及びd軸フィ
ードバック電流(idfb)と、速度基準発生器12に
より発生した速度基準信号ωr*とに基づき、ベクトル
制御器13は電力変換器2をベクトル制御することによ
り揚水発電電動機1を速度制御し加速する。この時、切
替スイッチ16及び17は端子1側となっている。
チ32及び33も端子1側となっており、q軸フィード
バック電流(iqfb)と、磁束演算器31によるd軸
フィードバック電流(idfb)の演算結果であるフィ
ードバック磁束(φfb)とに基づき、すべり周波数演
算器34はすべり周波数ωsを演算する。本ベクトル制
御については既知の方式であり説明を省略する。
制御器13の出力Vqref及びVdrefと、電力変
換器2のインバータ部の周波数を決定するθとに基づ
き、2φ/3φ変換器18によって3相電圧基準信号
(Vu,Vv,Vw)を演算し、その電圧基準信号に従っ
てPWMパルス発生器19によって電力変換器2のイン
バータ部の電力半導体素子のON/OFF信号であるP
WMパルスを発生し、実施している。
rが上昇し、高い励磁電圧が必要となるときには、切替
スイッチ16を端子1側から端子2側に切り替えVqr
efをV/Fパターン発生器14からの値とし、かつ、
切替スイッチ17を端子1側から端子2側に切り替えV
drefをd軸電圧基準(Vdref)設定器15の設
定値とするV/F制御に前述したベクトル制御から切り
替える。
替スイッチ32及び33を端子1側から端子2側に切り
替え、すべり周波数演算器34に用いるq軸電流を速度
コントローラ(SC)21の出力iqrefとし、また
磁束をフィードバック回転速度ωrから磁束基準発生器
(φ*)24によって演算されるφrefとすることに
より、V/F制御、ワンパルスPWM状態で安定したす
べり周波数ωs演算が可能となる。これによって式ω=
ωr+ωsによりV/Fパターン発生器14によってq
軸電圧基準信号を発生する。この時、d軸電圧基準設定
器15のd軸電圧基準Vdrefは零とする。
揚水発電電動機の制御装置では、揚水始動モードにおけ
る揚水始動初期のベクトル制御領域から揚水発電電動機
の回転数の高い領域でのV/F制御に切替える時、及び
揚水始動モードにおける上記V/F制御から揚水運転モ
ード又は発電運転モード制御に切替える時に制御モード
(電圧基準)が不連続に切替わるため、切替時に揚水発
電電動機1にショックを与えるという問題点があった。
また、揚水始動モードから揚水運転モードに切替える
際、揚水発電電動機1の1次側を短絡するためのしゃ断
器6に直流が例えば6秒程度流れ、上記しゃ断器6を解
放できないという問題点があった。
めになされたもので、揚水発電電動機始動時の揚水発電
電動機のフィードバック電流を用いたベクトル制御から
V/F制御に切り替える際、ショックレスに切り替える
ことができる揚水発電電動機の制御装置を得ることを目
的とする。
するためになされたもので、揚水始動モードから揚水運
転モードに切替える際、揚水発電電動機の1次側に流れ
る直流電流を安定に零にすることができる揚水発電電動
機の制御装置を得ることを目的とする。
る揚水発電電動機の制御装置は、次に掲げる手段を備え
たものである。 〔1〕 揚水発電電動機の回転速度を検出する回転速度
検出器。 〔2〕 電力変換器の出力電流を検出する電流検出器。 〔3〕 速度基準信号を発生する速度基準発生器。 〔4〕 揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、
電流検出器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電
力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記
揚水発電電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁
束基準発生器から発生された磁束基準信号に基づいてす
べり周波数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパ
ターン信号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて
前記電力変換器をV/F制御する制御手段。 そして、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V/
F制御に切り替えるときにはランプ回路によって前記速
度基準信号を徐々に切り替えるものである。
の制御装置は、主要な手段として、揚水始動モードの初
期は前記回転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生
器の出力に基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、
前記揚水始動モードの前記揚水発電電動機の高回転時に
は前記速度基準信号及び磁束基準発生器から発生された
磁束基準信号に基づいてすべり周波数を求め、このすべ
り周波数に従ったV/Fパターン信号及び設定されたd
軸電圧基準信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御
する制御手段を備え、前記制御手段は前記ベクトル制御
から前記V/F制御に切り替えるときにはランプ回路に
よって前記磁束基準信号を徐々に切り替えるものであ
る。
の制御装置は、主要な手段として、揚水始動モードの初
期は前記回転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生
器の出力に基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、
前記揚水始動モードの前記揚水発電電動機の高回転時に
は前記速度基準信号及び磁束基準発生器から発生された
磁束基準信号に基づいてすべり周波数を求め、このすべ
り周波数に従ったV/Fパターン信号及び設定されたd
軸電圧基準信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御
する制御手段を備え、前記制御手段は前記ベクトル制御
から前記V/F制御に切り替えるときにはランプ回路に
よって前記V/Fパターン信号を徐々に切り替えるもの
である。
の制御装置は、主要な手段として、揚水始動モードの初
期は前記回転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生
器の出力に基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、
前記揚水始動モードの前記揚水発電電動機の高回転時に
は前記速度基準信号及び磁束基準発生器から発生された
磁束基準信号に基づいてすべり周波数を求め、このすべ
り周波数に従ったV/Fパターン信号及び設定されたd
軸電圧基準信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御
する制御手段を備え、前記制御手段は前記ベクトル制御
から前記V/F制御に切り替えるときにはランプ回路に
よって前記d軸電圧基準信号を徐々に切り替えるもので
ある。
の制御装置は、主要な手段として、揚水始動モードの初
期は前記回転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生
器の出力に基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、
前記揚水始動モードの前記揚水発電電動機の高回転時に
は前記速度基準信号及び磁束基準発生器から発生された
磁束基準信号に基づいてすべり周波数を求め、このすべ
り周波数に従ったV/Fパターン信号及び設定されたd
軸電圧基準信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御
する制御手段を備え、前記制御手段は前記ベクトル制御
から前記V/F制御に切り替えるときにはリミッタ回路
によって前記速度基準信号を徐々にしぼるものである。
の制御装置は、主要な手段として、揚水始動モードの初
期は前記回転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生
器の出力に基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、
前記揚水始動モードの前記揚水発電電動機の高回転時に
は前記速度基準信号及び磁束基準発生器から発生された
磁束基準信号に基づいてすべり周波数を求め、このすべ
り周波数に従ったV/Fパターン信号及び設定されたd
軸電圧基準信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御
する制御手段を備え、前記制御手段は前記ベクトル制御
から前記V/F制御に切り替えるときにはリミッタ回路
によって前記V/Fパターン信号を徐々にしぼるもので
ある。
の制御装置は、主要な手段として、揚水始動モードの初
期は前記回転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生
器の出力に基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、
前記揚水始動モードの前記揚水発電電動機の高回転時に
は前記速度基準信号及び磁束基準発生器から発生された
磁束基準信号に基づいてすべり周波数を求め、このすべ
り周波数に従ったV/Fパターン信号及び設定されたd
軸電圧基準信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御
する制御手段を備え、前記制御手段は前記ベクトル制御
から前記V/F制御に切り替えるときには先に第1のリ
ミッタ回路によって前記速度基準信号を徐々にしぼり、
次に第2のリミッタ回路によって前記V/Fパターン信
号を徐々にしぼるものである。
御装置においては、制御手段により、ベクトル制御から
すべり周波数制御形V/F制御に切り替える時、速度基
準信号(トルク電流)にショックを与えることなく切り
替えることが可能となる。
の制御装置においては、制御手段により、ベクトル制御
からすべり周波数制御形V/F制御に切り替える時、磁
束基準信号にショックを与えることなく切り替えること
が可能となる。
の制御装置においては、制御手段により、ベクトル制御
からすべり周波数制御形V/F制御に切り替える時、V
/Fパターン信号(出力電圧)にショックを与えること
なく切り替えることが可能となる。
の制御装置においては、制御手段により、ベクトル制御
からすべり周波数制御形V/F制御に切り替えるる時、
d軸電圧基準信号(出力電圧)にショックを与えること
なく切り替えることが可能となる。
の制御装置は、制御手段により、揚水始動モードから揚
水運転モードに切り替える時、有効電力分を零にして切
り替えるため安定した切替(Gate OFF) が可能となる。
の制御装置は、制御手段により、揚水始動モードから揚
水運転モードに切り替える時、インバータ電流を安定に
零にすることが可能となる。
の制御装置は、制御手段により、揚水始動モードから揚
水運転モードに切り替える時、インバータq軸電流とd
軸電流を安定にしぼることが可能となり、揚水発電電動
機の1次側に流れる直流電流を安定に零にすることが可
能となる。
て図1を参照しながら説明する。図1は、この発明の実
施例1の構成を示す図であり、揚水発電電動機1〜回転
速度検出器7、電流検出器10〜加算器36は上述した
従来装置のものと同様である。なお、各図中、同一符号
は同一又は相当部分を示す。
揚水発電電動機1に電力を供給する電力変換器、3は電
力変換器2と送電系統間に接続された入力変圧器であ
る。また、4は送電系統と揚水発電電動機1の1次側と
の接続を入/切するためのしゃ断器、5は揚水発電電動
機1の1次側を短絡する3相短絡器、6は3相短絡器5
と揚水発電電動機1の1次側との接続を入/切するため
のしゃ断器である。7は揚水発電電動機1のロータの回
転速度を検出する回転速度検出器である。
の出力電流を検出する電流検出器、11は上記出力電流
をd軸(無効分)、q軸(有効分)電流に変換する3φ
/2φ変換器、12は速度基準信号(ωr*)を発生す
る速度基準発生器、13は揚水発電電動機1の始動時の
制御を行うベクトル制御器、14はベクトル制御器13
の出力ωによりV/Fパターン信号を発生するV/Fパ
ターン発生器、15はd軸電圧基準設定器、16及び1
7はベクトル制御時に端子1側、V/F制御時に端子2
側に切替える切替スイッチ、18は2φ/3φ変換器、
19は2φ/3φ変換器18の出力信号(Vu,Vv,V
w)を入力してPWMパルスを出力するPWMパルス発
生器である。
信号ωr*−回転速度ωr)を演算する減算器、21は
速度コントローラ(SC)、22は(iqref−iq
fb)を演算する減算器、23はq軸電流コントローラ
(CCq)である。また、24は磁束基準信号(φ*)
を発生する磁束基準発生器、25は(磁束基準信号φ*
−φfb)を演算する減算器、26は磁束コントローラ
(φC)、27は(idref−idfb)を演算する
減算器、28はd軸電流コントローラ(CCd)であ
る。また、29は回転速度ωrを積分して回転角θrを
得る積分器(1/S)、30は(θ=θr+θs)を演
算する加算器である。また、31はidfbを入力して
φfbを出力する磁束演算器、32及び33は切替スイ
ッチ、34はすべり周波数演算器、35はωsを積分し
てθsを得る積分器(1/S)、36は(ω=ωs+ω
r)を演算する加算器である。
ーラ21と切替スイッチ33の端子2の間に接続され、
積分要素をもつランプ回路(diq/dt回路)であ
る。
速度検出器は、この実施例1では回転速度検出器7に相
当し、この発明の請求項1に係る電流検出器は、この実
施例1では電流検出器10に相当し、この発明の請求項
1に係る速度基準発生器は、この実施例1では速度基準
発生器12に相当し、この発明の請求項1に係る制御手
段は、この実施例1では3φ/2φ変換器11〜加算器
36、及びランプ回路40から構成されている。
説明する。揚水発電電動機1を揚水始動する時は、しゃ
断器4を開とし、しゃ断器6を閉にして3相短絡器5に
揚水発電電動機1の1次側回路を接続して短絡状態とす
る。このことによって揚水発電電動機1は2次側回路よ
り見た誘導電動機とすることができる。
ωrと、電力変換器2の出力電流を検出する電流検出器
10の出力I2fbを3φ/2φ変換器11により変換
したq軸フィードバック電流(iqfb)及びd軸フィ
ードバック電流(idfb)と、速度基準発生器12に
より発生した速度基準信号ωr*とに基づき、ベクトル
制御器13は電力変換器2をベクトル制御することによ
り揚水発電電動機1を速度制御し加速する。この時、切
替スイッチ16及び17は端子1側となっている。
チ32及び33も端子1側となっており、q軸フィード
バック電流(iqfb)と、磁束演算器31によるd軸
フィードバック電流(idfb)の演算結果であるフィ
ードバック磁束(φfb)とに基づき、すべり周波数演
算器34はすべり周波数ωsを演算する。本ベクトル制
御については既知の方式であり説明を省略する。
制御器13の出力Vqref及びVdrefと、電力変
換器2のインバータ部の周波数を決定するθとに基づ
き、2φ/3φ変換器18によって3相電圧基準
(Vu,Vv,Vw)を演算し、その電圧基準に従ってP
WMパルス発生器19によって電力変換器2のインバー
タ部の電力半導体素子のON/OFF信号であるPWM
パルスを発生し、実施している。
いて、揚水発電電動機1の回転速度が上昇し、高い励磁
電圧が必要となるときには、切替スイッチ16を端子1
側から端子2側に切り替えVqrefをV/Fパターン
発生器14からの値とし、かつ、切替スイッチ17を端
子1側から端子2側に切り替えVdrefをd軸電圧基
準(Vdref)設定器15の設定値とするV/F制御
にベクトル制御から切り替える。
替スイッチ32及び33を端子1側から端子2側に切り
替え、すべり周波数演算器34に用いるq軸電流をラン
プ回路40の出力とし、すなわち、切り替える直前まで
用いていたiqfb値をこのランプ回路40の初期値
(目標値)として切替後に用いるiqref値に合うま
でランプ回路40によってゆるやかに追従させる出力と
し、また磁束を回転速度フィードバックωrから磁束基
準発生器(φ*)24によって演算されるφrefとす
ることにより、V/F制御、ワンパルスPWM状態で安
定したすべり周波数ωs演算が可能となる。これによっ
て式ω=ωr+ωsによりV/Fパターン発生器14に
よってq軸電圧基準を発生する。
御からすべり周波数制御形V/F制御に切り替えるとき
に、切替スイッチ33をダイレクトに端子2側に切り替
える方式としたが、この実施例1は、図1に示すよう
に、従来装置の構成に比べて速度コントローラ(SC)
21と切替スイッチ33の端子2側の間に新たにランプ
回路(diq/dt回路)40を設けたものである。切
り替える直前まで用いていたiqfb値をこのランプ回
路40の初期値として切替後に用いるiqref値に合
うまでランプ回路40によってゆるやかに追従させるこ
とによってショックレスに切り替えることが可能とな
る。
クトル制御からすべり周波数制御形V/F制御に切り替
えるときに、切替スイッチ32をダイレクトに端子2側
に切り替える方式としたが、この実施例2は、図2に示
すように、実施例1の構成に比べて磁束基準発生器(φ
*)24と切替スイッチ32の端子2側の間に新たにラ
ンプ回路(dφ/dt回路)41を設けたものである。
切り替える直前まで用いていた磁束演算器31の出力φ
fb値をこのランプ回路41の初期値として切替後に用
いるφrefに合うまでランプ回路41によってゆるや
かに追従させることによって急な磁束変化を避けショッ
クレスに切り替えることが可能となる。
ベクトル制御からすべり周波数制御形V/F制御に切り
替えるときに、切替スイッチ16ををダイレクトに端子
2側に切り替える方式としたが、この実施例3は、図3
に示すように、実施例2の構成に比べてV/Fパターン
発生器14と切替スイッチ16の端子2側の間にランプ
回路(dV/dt回路)42を設けたものである。切り
替える直前まで用いていたVqref値をこのランプ回
路42の初期値として切替後に用いるV/Fパターン値
に合うまでランプ回路42によってゆるやかに追従させ
ることによって急なq軸電圧変化を避けショックレスに
切り替えることが可能となる。
クトル制御からすべり周波数制御形V/F制御に切り替
えるときに、切替スイッチ17ををダイレクトに端子2
側に切り替える方式としたが、この実施例4は、図4に
示すように、実施例3の構成に比べてd軸電圧基準設定
器15と切替スイッチ17の端子2側の間にランプ回路
(dVd/dt回路)43を設けたものである。切り替
える直前まで用いていたVdref値をこのランプ回路
43の初期値として切替後に用いるd軸電圧基準設定器
15の出力値に合うまでランプ回路43によってゆるや
かに追従させることによって急なd軸電圧変化を避けシ
ョックレスに切り替えることが可能となる。
V/F制御による揚水始動モード運転から、揚水運転モ
ードに切り替えるときに、図6(a)及び(b)に示す
ように、瞬時にiqrefを零(ゼロ)とすることによ
りωs=0として、図6(d)に示すように電力変換器
2をOFFしていた。このため電力変換器2を通過して
いた揚水発電電動機1の駆動エネルギーが瞬時に零とな
り、このエネルギーが、例えば電力変換器2が直流回路
を持ったインバータ/コンバータから構成される電圧形
インバータである場合に、直流電圧Edが図6(c)に
示すように上昇し、しかも揚水発電電動機1の3相短絡
器5によって短絡された1次側回路に、図6(e)に示
すように、直流電流i1がタイミングt3からT時間流れ
続け、しゃ断器6を開とすることができないという問題
点があった。
うに、実施例4の構成に比べて速度コントローラ(S
C)21の出力側に新たにリミッタ回路44を設け、電
力変換器2のOFF前に、図7(a)に示すように、i
qrefを徐々にしぼり、この結果、図7(b)に示す
ように、ωsを徐々に小さくすることにより、トルク分
電流を零とすることが可能となり、図7(c)に示すよ
うに、直流電圧Edの上昇を防ぐことが可能となる。ま
た、電力変換器2のOFF時の上記直流電流i1の通流
期間T及び大きさも、このことによりOFF時励磁電流
分のみが残留しているだけであり小さくすることが可能
となる。
ミッタ回路44によってiqrefを徐々にしぼりトル
ク分電流を零とし、直流電圧Ed等の上昇を防ぐ効果を
持っていたが、励磁電流分を零とすることはできなかっ
た。この実施例6は、図8に示すように、実施例5の構
成に比べてV/Fパターン発生器14の出力側に新たに
リミッタ回路45を設けたものである。
パターン信号をリミッタ回路45によって徐々にしぼり
込むことによって、図9(d)に示すように、電力変換
器2のインバータ電流を完全にしぼり込むことが可能と
なった。また、図9(a)、(b)及び(d)のA(遅
い)及びB(早い)に示すように、V/Fパターン信号
のしぼり込みの速さを変えることにより、直流電圧Ed
の上昇の度合やインバータ電流の変動の大きさも調整す
ることが可能となる。
リミッタ回路44及び45によってトルク分電流と励磁
電流分を同時にしぼり込むため、図9(b)及び(d)
に示すように、直流電圧Ed等の大きな上昇、インバー
タ電流の大きな変動等が生じた。このため、この実施例
7は、図10に示すように、実施例5と実施例6の動作
を組み合わせ、第1にリミッタ回路44によってiqr
efを徐々にしぼり込み、トルク分電流を零とする。こ
のときωs=0となるためω=ωr+ωsよりω=ωr
となり、ωが小さくなるので、図10(f)に示すよう
に、3相短絡器5によって短絡された揚水発電電動機1
の1次側回路の直流電流i1がタイミングt1〜t2の期
間で多少小さくなる。
にリミッタ回路45によってV/Fパターン信号を徐々
にしぼり、励磁電流分を零とする。このため、図10
(d)に示すように、直流電圧Edの上昇やインバータ
電流の大きな変動を生じず、また、揚水発電電動機1の
1次側回路に流れる直流電流i1を発生せずに(最小
に)電力変換器2のOFFをすることが可能となり、し
ゃ断器6を確実に解放することが可能となった。
機の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機
の回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の
出力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生
する速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回
転速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に
基づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始
動モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度
基準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信
号に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に
従ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準
信号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記
V/F制御に切り替えるときにはランプ回路によって前
記速度基準信号を徐々に切り替えるので、ベクトル制御
からV/F制御に切り替える際にショックレスに速度基
準信号(q軸電流)に関する制御を行うことができると
いう効果を奏する。
の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機の
回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の出
力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生す
る速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回転
速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に基
づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動
モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度基
準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信号
に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に従
ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準信
号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V
/F制御に切り替えるときにはランプ回路によって前記
磁束基準信号を徐々に切り替えるので、ベクトル制御か
らV/F制御に切り替える際にショックレスに磁束基準
信号(磁束演算)に関する制御を行うことができるとい
う効果を奏する。
の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機の
回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の出
力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生す
る速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回転
速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に基
づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動
モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度基
準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信号
に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に従
ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準信
号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V
/F制御に切り替えるときにはランプ回路によって前記
V/Fパターン信号を徐々に切り替えるので、ベクトル
制御からV/F制御に切り替える際にショックレスにV
/Fパターン信号に関する制御を行うことができるとい
う効果を奏する。
の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機の
回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の出
力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生す
る速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回転
速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に基
づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動
モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度基
準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信号
に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に従
ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準信
号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V
/F制御に切り替えるときにはランプ回路によって前記
d軸電圧基準信号を徐々に切り替えるので、ベクトル制
御からV/F制御に切り替える際にショックレスにd軸
電圧基準信号に関する制御を行うことができるという効
果を奏する。
の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機の
回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の出
力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生す
る速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回転
速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に基
づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動
モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度基
準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信号
に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に従
ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準信
号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V
/F制御に切り替えるときにはリミッタ回路によって前
記速度基準信号を徐々にしぼるので、揚水始動モードか
ら揚水運転モードに切り替える時、電力変換器の停止の
際、速度基準信号(有効分電流(トルク分電流))を零
にして電力変換器を安定にOFFできるという効果を奏
する。
の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機の
回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の出
力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生す
る速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回転
速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に基
づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動
モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度基
準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信号
に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に従
ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準信
号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V
/F制御に切り替えるときにはリミッタ回路によって前
記V/Fパターン信号を徐々にしぼるので、揚水始動モ
ードから揚水運転モードに切り替える時、電力変換器の
停止の際、トルク分電流及び励磁電流分を零とすること
ができ、電力変換器を安定にOFFできるという効果を
奏する。
の制御装置は、以上説明したとおり、揚水発電電動機の
回転速度を検出する回転速度検出器と、電力変換器の出
力電流を検出する電流検出器と、速度基準信号を発生す
る速度基準発生器と、揚水始動モードの初期は前記回転
速度検出器、電流検出器及び速度基準発生器の出力に基
づいて前記電力変換器をベクトル制御し、前記揚水始動
モードの前記揚水発電電動機の高回転時には前記速度基
準信号及び磁束基準発生器から発生された磁束基準信号
に基づいてすべり周波数を求め、このすべり周波数に従
ったV/Fパターン信号及び設定されたd軸電圧基準信
号に基づいて前記電力変換器をV/F制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は前記ベクトル制御から前記V
/F制御に切り替えるときには先に第1のリミッタ回路
によって前記速度基準信号を徐々にしぼり、次に第2の
リミッタ回路によって前記V/Fパターン信号を徐々に
しぼるので、揚水始動モードから揚水運転モードに切り
替える時、まず先にトルク分電流を零とし、次に励磁電
流分を零にすることが可能となり電力変換器を安定にO
FFできるという効果を奏する。
ャートである。
ャートである。
ャートである。
チャートである。
す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きにはランプ回路によって前記速度基準信号を徐々に切
り替えることを特徴とする揚水発電電動機の制御装置。 - 【請求項2】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きにはランプ回路によって前記磁束基準信号を徐々に切
り替えることを特徴とする揚水発電電動機の制御装置。 - 【請求項3】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きにはランプ回路によって前記V/Fパターン信号を徐
々に切り替えることを特徴とする揚水発電電動機の制御
装置。 - 【請求項4】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きにはランプ回路によって前記d軸電圧基準信号を徐々
に切り替えることを特徴とする揚水発電電動機の制御装
置。 - 【請求項5】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きにはリミッタ回路によって前記速度基準信号を徐々に
しぼることを特徴とする揚水発電電動機の制御装置。 - 【請求項6】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きにはリミッタ回路によって前記V/Fパターン信号を
徐々にしぼることを特徴とする揚水発電電動機の制御装
置。 - 【請求項7】 揚水発電電動機の回転速度を検出する回
転速度検出器、電力変換器の出力電流を検出する電流検
出器、速度基準信号を発生する速度基準発生器、並びに
揚水始動モードの初期は前記回転速度検出器、電流検出
器及び速度基準発生器の出力に基づいて前記電力変換器
をベクトル制御し、前記揚水始動モードの前記揚水発電
電動機の高回転時には前記速度基準信号及び磁束基準発
生器から発生された磁束基準信号に基づいてすべり周波
数を求め、このすべり周波数に従ったV/Fパターン信
号及び設定されたd軸電圧基準信号に基づいて前記電力
変換器をV/F制御する制御手段を備え、前記制御手段
は前記ベクトル制御から前記V/F制御に切り替えると
きには先に第1のリミッタ回路によって前記速度基準信
号を徐々にしぼり、次に第2のリミッタ回路によって前
記V/Fパターン信号を徐々にしぼることを特徴とする
揚水発電電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5298509A JP2809581B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 揚水発電電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5298509A JP2809581B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 揚水発電電動機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07154999A JPH07154999A (ja) | 1995-06-16 |
JP2809581B2 true JP2809581B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=17860642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5298509A Expired - Lifetime JP2809581B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 揚水発電電動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2809581B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HU0700371D0 (en) * | 2007-05-25 | 2007-07-30 | Vidatech Kft | Apparatus for generating electrical energy using fluid kinetic energy of vivers |
RU2477562C1 (ru) * | 2011-09-02 | 2013-03-10 | Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Мордовский государственный университет им. Н.П. Огарева" | Устройство для управления двигателем двойного питания |
CN114294151B (zh) * | 2021-12-09 | 2022-10-04 | 武汉大学 | 一种用于无级变速抽水蓄能电站的调速器与变流器的联合调控系统和方法 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5298509A patent/JP2809581B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07154999A (ja) | 1995-06-16 |
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