JPS5936155Y2 - 直流無整流子電動機 - Google Patents

直流無整流子電動機

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JPS5936155Y2
JPS5936155Y2 JP1976063786U JP6378676U JPS5936155Y2 JP S5936155 Y2 JPS5936155 Y2 JP S5936155Y2 JP 1976063786 U JP1976063786 U JP 1976063786U JP 6378676 U JP6378676 U JP 6378676U JP S5936155 Y2 JPS5936155 Y2 JP S5936155Y2
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JP
Japan
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transistor
motor
zero
current
signal
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JP1976063786U
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JPS52153014U (ja
Inventor
勇 早川
信也 大野
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神鋼電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は起動時等の低速時に断続転流を行う直流無整流
子電動機に関し、断続転流領域の拡大を図り電動機の高
速化をめざすと共に断続転流運転時における電動機トル
りの増大を目的とする。
直流無整流子電動機は転流エネルギーの十分でない低速
時にはサイリスタへの供給電力を一旦零としてその間に
転流を行5所謂断続転流がしばしば行われている。
第1図、に直流無整流子電動機の主回路、第2図に制御
回路の各ブロック線図を夫夫示す。
第1図示するように、直流無整流子電動機は3相交流電
力を直流電力に変換する第1のコンバータ10と定電流
用の続流リアクトル1、電動機2に回転起磁力を与える
第2のコンバータ20、位置検出器3速度検出器4から
構成され、第1のコンバータ10のサイリスタ点弧位相
をかえ電動機速度を調整する“α制御“と、第2のコン
バータ20サイリスタの点弧順序を定める“γ制御“に
より運転される。
即ち、第2図に示すように、電動機電圧を調整するα制
御系は、電流マイナループを有するものが一般的であり
、速度調節器5、電流調節器6、移相器7から構成され
、またr制御系は位置検出器3からの位置信号を組合せ
且γ0指令、速度に応じて切替えられる例えば起動時は
γ0は00、中・高速時は6oo、に基づき論理演算す
るγ論理回路8より構成される。
また、本考案に係る断続転流を実現するためのスイッチ
要素は常時閉の9aが速度調節器5と電流調節器6との
間に、常時開の9bが電流調節器60入出力間に夫々挿
入され、スイッチ要素9が作動すると9aが開路され電
流指令が零、9bが閉路し電流調節器6が短絡され移相
器1への入力を零とし第1のコンバータ10のサイリス
タゲートを早急にキックパルス位置に変換し電動機電流
を直ちに回生じている。
11は断連、γ 切替論理回路で、速度検出器4からの
速度信号と電動機電流及び位置信号を入力とし−C,位
置信号とその反転信号を微分しその微分波形に同期して
、即ちサイリスタ転流時に、断指令を出しスイッチ要素
9aを開路9bを閉路し位相器7人力を一旦零とし電動
機電流が回生され零になったのを確認後上記断指令を解
(断連機能と(勿論これは電動機速度が上昇すれば中止
する)、電動機速度に応じてγ0を切替える、例えば速
度が小さい間は転流進み角γ0をOOにしトルり増大を
図り速度が増加すると上記γOを60’IC切替え自然
転流を容易とする、ro切替機能を有する。
本考案はこの断連、γ0切替論理回路を改良し、断続転
流領域の拡大とその間のトルり増大を図るもので、第3
図、第4図の従来例ブロック線図と、その動作波形図に
対比しつつ、本考案を、実施例の第5図、第6図σ)ブ
ロック線図、タイムチャートに基づき具体的に説明する
第3図に於て、12,13.14は位置信号Fl、F2
及びF3とその反転信号Fl、F2.F3の立上り微分
波形の論理和(第4図、イ)を得るための回路、15は
断連指令出力回路で、第4図、イの位置信号Fの切替り
毎に発生するタイミングパルスによりONするトランジ
スタ15as)ランジスタ15aのコレクタより抵抗1
6.17を介して接続されるトランジスタ15b、該ト
ランジスタ15bコレクタ、接地間に挿入される出力抵
抗20.21及び該コレクタとトランジスタ15aベー
ス間に接続される帰還用抵抗18、電流零の信号により
ONL断指令をリセットするリセット用トランジスタ1
5c、その他ベース抵抗19より構成される。
出力抵抗20,21の電位である断連指令は、タイミン
グ・パルスにより、トランジスタ15a、15bがON
すれば、コレクタ電位は上昇し断指令となりかつ帰還用
抵抗18を介し該コレクタ電位がトランジスタ15aの
ベースへ加えられるので、トランジスタ15cがONす
るまでは、断指令の状態を維持する(第4図、口)。
この断指令はスイッチ要素9を作動させ9aを開路、電
流指令を零とし、9bを閉路、電流調節器6人出力を短
絡し移相器70入力を零としサイリスタゲート位相をキ
ックパルス位置にシフトさせ電動機電流を急速に回生さ
せ零とする(第4図、ハ)。
この電動機電流零の信号はコンパレータ22により検知
されオン・ディレィ・リレー23を介しサイリスタの転
流に必要・十分な時間遅れの後前記トランジスタ15c
のベースに与えられトランジスタ15cをON(第4図
、二)、断指令をリセットさせる。
この結果、断指令の消失時t3より若干の制御系不感帯
時間経過後t4に再び電動機電流を流し得る状態となる
24は電動機の速度信号を入力とし低速時にO1中・高
速時に1の論理出力を発し、断続転流、自然転流の切替
えを行うコンパレータ、25は同じく、低速時と中・高
速時で転流進み角γ0を切替えるr0切替論理回路を夫
々表わす。
26は断連指令出力回路15の作動を停止させるための
トランジスタで、上記回路15のトランジスタ15aの
ベース電位を零クランプさせ、第4図、イのタイミング
・パルスでもONさせないようにする。
トランジスタ26のベース信号はコンパレータ24の出
力、即ち低速時はO1中・高速時は1、の信号がベース
抵抗28を介して与えられている。
このように、断続転流は第2のコンバータ20のサイリ
スタU、■、・・・・・・Zが転流する位置信号が転流
する位置信号切替時に該第2のコンバータ20への供給
電力を一旦遮断して上記サイリスタU、V・・・・・・
Zの転流を行5ものであるが、たまたまこのサイリスタ
転流時に電動機電流が零であれば電流遮断の断指令をわ
ざわざ発しないまでもサイリスタは転流できるので、本
考案はこの点に鑑み転流時であっても電動機電流が鈴の
場合は制御系をリセットしデッド・タイムを生じせしめ
る断指令をなくしたものである。
即ち、本考案は電動機速度が上昇し転流エネルギーが十
分得られるならば、断続動作を中止するべく断連指令出
力回路150入力を零クランプするトランジスタ26へ
、電動機電流が略零なるとき作動するオン・ディレィ・
リレー23の出力を投入し、断続動作の不要な電動機速
度上昇後と同様転流時であっても電動機電流なる場合は
常にトランジスタ15aの入力を零クランプさせ第4図
、イのタイミング・パルスが断運指令出力回路15に入
力される以前にカットしトランジスタ15bがONする
のを防止し断指令を生じさせないようにしたものである
以下、第5図示する本考案実施例のブロック図、第6図
に示す、ある電動機速度における従来装置の断連指令、
その時の電動機電流と、本考案に係るそれとを比較した
タイムチャートにより、構成、作用・効果を具体的に説
明する。
第5図に示すように、本考案は速度クランプ用のトラン
ジスタ260ベース信号としてコンパレータ24の出力
の他に、オン・ディレィ・リレー23の電流零信号を、
ダイオード・オア27を介して与えたもので、トランジ
スタ26は電動機電流が零であれば必ず導通状態にあり
、従って位置信号のタイピング・パルスが断連指令出力
回路15に入力されようともトランジスタ15aベース
は零クランプされ出力の断指令が生成される余地はない
すなわち、このことは、従来のトランジスタ15cにお
ける、電流零の断指令リセット機能を、トランジスタ2
6で代替することにもなり、トランジスタ15c1ベー
ス抵抗19は省略でき、断指令が出力され電流零となり
、かつ若干のタイムラグの後の短絡等事故を防止するに
充分な時間を経たオン・ディレィ・リレー23出力は、
ダイオード・オア27を介しトランジスタ26のベース
信号として加えられ、トランジスタ15aをONからO
FFへ切替光、トランジスタ15bコレクタ出力の断指
令をリセットする。
第6図のタイムチャートにより、本考案の作用効果を従
来りもσ)と対比し具体的に説明する。
同図において、イは位置信号のタイミング、口及びハは
従来σ)ものの断連指令、電動機電流、二及びホは本案
に係る同じく断連指令、電動機電流を夫夫表わす。
即ち、第4図に示すように電動機が起動後それ程速度上
昇のない初期の段階では位置信号のタイミング時間は電
流制御系の不感帯(デッド・タイム)、制御系の立上り
時間などによる断指令が解かれて後t3電流が流れ得る
状態t4になるまでの時間、に比べ十分長いので電動機
電流はあるタイミング、例えばtlで断指令が出され若
干の減衰時間の後t2零になり、十分な転流時間経過後
t3断指令がリセットされ、このリセット時t3より次
のタイミング・パルスがくるまでには必ず流れ得る状態
となり、該タイミングでの断指令により再び遮断される
のであるが、速度が上昇し第5図示するように上記デッ
ド・タイムT3中に次σ)タイミングパルスがくるよう
になると、言い換えれば同図の断指令リセット時t3か
ら次のタイミングパルスt4 までの時間t2が系のデ
ッドタイムt3より短い場合であり、従来例では上記タ
イミングt4でトランジスタ15a、15bがONLパ
ルス状の断指令(同図、口)が出され、結局系がt4で
リセットされたことになり、該t4からデッドタイムT
3後のt6になって再び電動機に電流が流れることにな
る。
ところが、本考案は前述のように電動機電流が零の間は
断指令を生じないように構成したものであり、断指令が
リセットされたt3よりデッドタイムT3経過後のt5
までは勿論電流零であり先程の第5図、口に示すその間
のタイミングt4時の断指令は生じ得す、このため電動
機電流は上記t3よりテッドタイムT3後のt5で流す
ことができ、同図、ホの暗色部だげ従来のものよりも長
く流すことになり、結局この電動機速度では断指令リセ
ット時t3より次のタイミングt4までのT2秒のむだ
時間をなくすことができ、その分電流を流しトルクを増
大させることができる。
このことを電動機速度、即ち断続転流領域の最大速度の
問題として考えると、例えばデッドタイムT3を5ms
とすれば、純理論的には電動機電流の流れ得る最大
周波数fMは、断続周期Tが全て不感帯の5ms e
c で占められたとすれば、■//T×1/6即ち10
0015X1/6の100/3Hz%従って例えば4p
の同期電動機を用いれば、断続転流域の最大速度は1.
000 rpm となる。
これに比べ本考案であれば上記デッドタイムは考慮せず
ともよく、サイリスタのターンオフが次の次のタイミン
グパルス2回目の位置信号までの間に完了すれば直流短
絡などの不都合を生じることはないのテ、結局電流減衰
時間T4とサイリスタターンオフタイムT1との和の半
分より内に次のタイミングパルスが来なげればよく、例
えば減衰時間T4を2ms〜ターンオフタイムT1を3
ms とすれば、最大周波数fMは、T4にT を加え
たものの半分即ち(2+3)/2の2.5m5ec
を周期Tとして、1000/2.5X1/6の2oo/
3Hz となり、4pの周期電動機であれば、最大速
度は2.000rpmと計算でき、従来例と比較して2
倍の速度まで断続転流方式で運転できることになる。
このように、本考案は断連指令出力回路の入力を零クラ
ンプし速度上昇後断続転流から自然転流へと切替えるた
めのトランジスタへ、電流零なるとき作動するリレー出
力をダイオード・オアを介して投入するという簡単な構
成により電流零なる場合は断指令を発し得ないようにし
たものであり、上記のように制御系のデッドタイムを考
慮しなくてよく断続転流運転における電動機トルクの増
大及び断続転流の速度上限の上昇に多大の貢献を果すと
いう優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は直流無整流子電動機の主回路、第2図は制御回
路の各ブロック線図、第3図は従来の断連指令切替論理
回路のブロック線図、第4図はその動作波形図、第5図
は本考案実施例のブロック線図、第6図はその動作説明
のためのタイムチャートである。 11・・・・・・断連、γO切替論理回路、22・・曲
電流零検知コンパレータ、23・・曲オン・ディレィリ
レー、24・・曲断続、自然転流切替用速度検出コンパ
レータ、26・・間トランジスタ、27・・間ダイオー
ド・オア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 始動時等の低速時に断続方式により転流を行う直流無整
    流子電動機にあって、速度信号と電動機電流信号及び位
    置信号を入力とし、位置信号の立上り、立下りタイミン
    グで電流断指令を出力し位相器入力を一旦零とし、電動
    機電流が回生され零になったのを確認の後、上記断指令
    を解き、かつ電動機速度の=定値以上であれば上記断指
    令の生成を禁止する断連指令切替論理回路、を、位置信
    号の立上り・立下りタイミングのパルス信号によりON
    するトランジスタ15a、)ランジスタ15aのコレク
    タより抵抗16.17を介して接続されるトランジスタ
    15bs)ランジスタ15bのコレクタ、接地間に挿入
    される断連指令用の出力抵抗20,21、出力抵抗20
    .21の接続箇所とトランジスタ15aベース間に挿入
    される帰還用抵抗18、電動機速度信号を入力とし低速
    時にO1中、高速時に1の論理出力を発するコンパレー
    タ24、コンパレータ24の論理出力とオンディレィリ
    レー23の電動機電流零信号とのオアをとるダイオード
    ・オア27、ダイオード・オア27の出力により0NL
    )ランジスタ15aベース、接地間に挿入されるリセッ
    ト用クランプ用のトランジスタ26、より構成したこと
    を特徴とする直流無整流子電動機。
JP1976063786U 1976-05-17 1976-05-17 直流無整流子電動機 Expired JPS5936155Y2 (ja)

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JPS52153014U JPS52153014U (ja) 1977-11-19
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