JPS58812B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPS58812B2
JPS58812B2 JP54013795A JP1379579A JPS58812B2 JP S58812 B2 JPS58812 B2 JP S58812B2 JP 54013795 A JP54013795 A JP 54013795A JP 1379579 A JP1379579 A JP 1379579A JP S58812 B2 JPS58812 B2 JP S58812B2
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JP
Japan
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movable iron
iron piece
protrusion
bulge
electromagnetic relay
Prior art date
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Expired
Application number
JP54013795A
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English (en)
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JPS55105926A (en
Inventor
北村秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
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Publication of JPS55105926A publication Critical patent/JPS55105926A/ja
Publication of JPS58812B2 publication Critical patent/JPS58812B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、電磁継電器に関するものである。
一般に、電磁継電器の可動鉄片の基部端縁を、絶縁台に
係止するとともに、当該基部を、固定鉄心の磁極面に当
接して、この可動鉄片の動きを、コ字状枠型カードを介
して、可動接触片に伝達し接点間の開閉を行なうように
した、いわゆるカードリフトオフ方式の電磁継電器など
においては第2図に示すように、可動鉄片1のうなり防
止対策として、鉄心11との当接面に突部15を設けて
当接面を一点接触としていた。
しかし、可動鉄片1の基部に突部15を設けることは、
この突部15を形成する際に生じる塑性変形で第3図に
示すように可動鉄片1の基部端縁9に9aのようなふく
らみ部が生じる。
このために、絶縁台20に係止されている可動鉄片1が
前記ふくらみ部9aによって、上方へ移動したり傾いた
りして電磁継電器の動作特性がバラツクという不具合が
あった。
したがって、上記不具合点を解消するためには、突部形
成作業にともなって生じる前記ふくらみ部9aを切削加
工等によって削除しておけばよい。
このための一つの方法として、たとえば第4図aに示す
ようにまず、鉄板をプレス等により打ち抜き所定形状の
可動鉄片1を形成し、この後当該可動鉄片1の基部を圧
印することによって突部15を形成しく第4図b)、さ
らに、この後前記圧印作業によって生じたふくらみ部9
aを点線に沿ってプレス加工等により削除(第4図C)
することにより、所望の可動鉄片1を得る方法が考えら
れる。
また、他の方法としては、第5図aに示すように一枚の
長尺状の鉄板30を用意し、最初にこの鉄板30の長手
方向に沿って所定の切シ欠き溝12.12,18.18
及び他の切り欠き部40等をプレス等により打ち抜き(
第5図b)、次いで個々の可動鉄片1の基部の中央部に
突部15を圧印等により設け(第5図c)、次いで個々
の可動鉄片1を第5図すに示す点線に沿ってプレス加工
等により切断することにより、第5図dに示すような所
望の可動鉄片1を候る方法が考えられる。
上記した方法によれば、可動鉄片1の基部端縁9からの
ふくらみ部9aを除くことができ、よって、動作特性の
バラツキ等を防止することができる。
しかしながら、前者の方法であれば圧印作業にともなっ
て生じるふくらみ部9aを削除するために最終的にプレ
ス加工等の切削作業を行なわねばならず、作業工程が多
くなるという欠点がある。
また、後者の方法では、ふくらみ部を削除するための工
程が特別必要でなく、工程的には比較的簡単で流れ作業
等にも好ましいが、一枚の長尺物に圧印するので、塑性
変形による内部応力が第5図Cの点線15aに示すよう
に隣の可動鉄片の先端部にも生じ、可動鉄片として使用
した場合この内部応力の影響によジ、吸引力の低下等の
問題が生じてくる。
この発明は上記施情に鑑み提案されるものであり、可動
鉄片を簡単な作業工程で、かつ突部形成時(圧印時)に
よるふくらみ部の影響を除去し、動作特性の安定した電
磁継電器を得ることを目的とする。
すなわち、この発明は、可動鉄片の基部端縁に所定形状
の切シ欠き部を設けたことを特徴とするものである。
よって、この発明によれば、可動鉄片の基部端縁に突部
形成時に発生するふくらみ部の膨出幅よシも幅広の溝幅
を有する切り欠き部を設けるという簡単な構成で、突部
形成時に生じる塑性変形の影響を除去できるので動作特
性が安定した電磁継電器を得ることができる。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図はこの発明の電磁継電器の側面図、第2図は第1
図の可動鉄片の保合関係を示す一部拡大図である。
この電磁継電器は可動鉄片1の動きをコ字状枠型カード
2が常開接点3を先端部にもつ常開接触片4及び常開接
点5をその先端部にもつ常閉接触片6をそれぞれ移動さ
せて、固定接触片7の先端部の固定接点8を開閉するカ
ードリフトオフ方式%式% 可動鉄片1の基部端縁9はスプール10を嵌挿するコ字
状の固定鉄心11を固定する絶縁台20のテーパ面21
に係止している。
また、可動鉄片1の両側には左右対象の位置に切り欠き
溝12゜12が設けられている。
この切り欠き溝12,12には、可動鉄片支持はね13
の曲げ部14が嵌合し、可動鉄片1をその両端から前記
絶縁台20のテーパ面21に均等に押しつけている。
また、可動鉄片1の基部には突部15が設けられ、この
突部15は固定鉄心11の下方部の磁極面17に点接触
している。
さらに、可動鉄片1の基部端縁9には後述するように切
り欠き部50(第6図参照)が設けられている。
なお、絶縁台20のテーパ面21は、可動鉄片1の回動
による基部端縁9の動きを円滑に行ない得るようにテー
パ状に形成しである。
可動鉄片1の上方の両側に設けた切り欠き溝18.18
はコ字状カード2を嵌合係止する切り欠き溝である。
19は可動鉄片1の復帰ばね、21はスプール10に巻
回されたコイル、22はコイル端子、23はくまとりコ
イルである。
つぎに、この発明による可動鉄片の製造工程を第6図に
もとづいて説明する。
第6図aに示すように、一枚の長尺状の鉄板30を用意
し、最初にこの鉄板30の長手方向に沿って所定の切り
欠き溝12,12,18.18及び切り欠き部50をプ
レス等により打ち抜き(第6図b)、次いで個々の可動
鉄片1を第6図すの点線に沿ってプレス加工等により切
断することにより、第6図Cに示すような所望の可動鉄
片1を得る。
この続当該可動鉄片1の基部を圧印等によって突部15
を形成する(第6図d)。
この際、ふくらみ部9bが生じるが、基部端縁9よりふ
くらみ寸法より幅広の切り欠き部50を設けであるので
、当該ふくらみ部9bは端縁より突出することはない。
このため、この可動鉄片1を用いて電磁継電器を組み立
てても、可動鉄片1の基部端縁9がテーパ面21に安定
に当接し、傾いたりしないので、動作特性が安定な電磁
継電器を得ることができる。
また、直流継電器に用いる可動鉄片1はうなりの影響を
考慮する必要がなく、したがって前記突部15は不要で
あるので、第6図Cの形状の可動鉄片1をそのまま直流
継電器の可動鉄片として用いることができる。
このため、製造工程を共用できるという効果もある。
なお、上記工程においては、可動鉄片を個々に切断して
から、突部形成作業を行なっているが、必ずしもこれに
限るものでなく、第6図すに示すように各々切シ欠き溝
12,12,18,1B。
40.40及び切り欠き部50等を設けた後に、突部1
5を形成し、この後側々の可動鉄片1を切断するように
してもよい。
このようにしても既に切り欠き部50が設けられている
ので、他の可動鉄片の先端部に内部応力が生じないので
所望の可動鉄片を得ることができる。
この発明によれば、突部形成時に発生するふくらみ部の
膨出幅よりも幅広の溝幅を有する切欠き部を突部形成前
に基部端縁に設けたので突部形成時は所定の力で突部を
形成するに際して、基部端縁からふくらみ部が突出する
ことなく突部形成が行なえ、その結果、可動鉄片と絶縁
台との係止部分にガタつきの発生を防止でき動作特性が
安定するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電磁継電器の側面図、第2図は
第1図の可動鉄片の係合関係を示す一部拡大図、第3図
aは従来の可動鉄片の平面図、第3図すは第3図aのA
、A線断面図、第4図、第5図は従来の可動鉄片の製造
工程を示す平面図、第6図はこの発明の可動鉄片の製造
工程を示す平面図である。 1・・・・・・可動鉄片、2・・・・・・カード、9・
・・・・・基部端縁、10・・・・・・スプール、11
・・・・・・固定鉄心、13・・・・・・可動鉄片支持
ばね、15・・・・・・突部、20・・・・・・絶縁台
、21・・・・・・テーパ面、30・・・・・・鉄板、
50・・・・・・切り欠き部、12.18・・・・・・
切り欠き溝、9a・・・・・・ふくらみ部、9b・・・
・・・ふくらみ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1可動鉄片の基部端縁を絶縁台に係止するとともに、前
    記可動鉄片の基部中央に突部を設け、この突部を固定鉄
    心の磁極面に当接してなる電磁継電器において、前記突
    部に隣接する前記基部端縁に前記突部形成時に発生する
    ふくらみ部の膨出幅よりも幅広の溝幅を有する切欠き部
    を突部形成前に設けたことを特徴とする電磁継電器。
JP54013795A 1979-02-07 1979-02-07 電磁継電器 Expired JPS58812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54013795A JPS58812B2 (ja) 1979-02-07 1979-02-07 電磁継電器

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JP54013795A JPS58812B2 (ja) 1979-02-07 1979-02-07 電磁継電器

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JPS55105926A JPS55105926A (en) 1980-08-14
JPS58812B2 true JPS58812B2 (ja) 1983-01-08

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ID=11843176

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JP54013795A Expired JPS58812B2 (ja) 1979-02-07 1979-02-07 電磁継電器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4798115B2 (ja) * 2007-10-26 2011-10-19 パナソニック電工株式会社 電磁継電器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4222112Y1 (ja) * 1965-11-30 1967-12-18
JPS4944193U (ja) * 1972-07-19 1974-04-18

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JPS4222112Y1 (ja) * 1965-11-30 1967-12-18
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