JPS594534Y2 - 支点形電磁継電器 - Google Patents
支点形電磁継電器Info
- Publication number
- JPS594534Y2 JPS594534Y2 JP9797679U JP9797679U JPS594534Y2 JP S594534 Y2 JPS594534 Y2 JP S594534Y2 JP 9797679 U JP9797679 U JP 9797679U JP 9797679 U JP9797679 U JP 9797679U JP S594534 Y2 JPS594534 Y2 JP S594534Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- iron piece
- yoke
- insulating plate
- electromagnetic relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁石の励磁によって継鉄の突起部に遊嵌した
可動鉄片がその一端を支点として回転動作し、かつこれ
に可動絶縁板を介して係止せしめた可動接触片が応動す
る支点形電磁継電器の改良に関するものである。
可動鉄片がその一端を支点として回転動作し、かつこれ
に可動絶縁板を介して係止せしめた可動接触片が応動す
る支点形電磁継電器の改良に関するものである。
従来の支点形電磁継電器を第1図及び第2図により説明
する。
する。
1は継鉄で一端に突起2と支持面3を設け、かつ他端に
固定端子台4をねじ5で係止しである。
固定端子台4をねじ5で係止しである。
6は巻枠であり該巻枠6に励磁巻線7を巻回しである。
8は鉄心で前記巻枠6に挿通後継鉄41に固定しである
。
。
9は可動鉄片である。
該可動鉄片9はスリット状遊嵌部10を有し、前記継鉄
1の突起部2に遊嵌すると共に支持面3を支点として回
転自在に支持しである。
1の突起部2に遊嵌すると共に支持面3を支点として回
転自在に支持しである。
11は前記継鉄1と可動鉄片9に張設した復帰用ばねで
ある。
ある。
12は可動絶縁台であり、可動絶縁板13と共に可動鉄
片9に係止しである。
片9に係止しである。
14は可動絶縁台12に係止した可動接触片であり、1
5は前記可動接触片14の先端部14Aに固着した可動
接点である。
5は前記可動接触片14の先端部14Aに固着した可動
接点である。
16.17は固定端子台4に係止した端子であり、18
は前記端子16に固着した常時開接点であり、19は前
記端子17に固着した常時閉接点である。
は前記端子16に固着した常時開接点であり、19は前
記端子17に固着した常時閉接点である。
20は固定端子台4に係止した端子であす、21は前記
端子20と可動接触片14の根元部14Bに接続したフ
レキシブルリード線である。
端子20と可動接触片14の根元部14Bに接続したフ
レキシブルリード線である。
かかる構造の支点形電磁継電器において励磁巻線7に通
電すると鉄心8、継鉄1及び可動鉄片9とで磁気回路が
構成され、可動鉄片9が復帰用ばね11の張力に抗して
鉄心8に吸引されて可動接点15が常時閉接点19から
離れて常時開接点18に接触する。
電すると鉄心8、継鉄1及び可動鉄片9とで磁気回路が
構成され、可動鉄片9が復帰用ばね11の張力に抗して
鉄心8に吸引されて可動接点15が常時閉接点19から
離れて常時開接点18に接触する。
このときフレキシブルリード線21も応動することは周
知の通りである。
知の通りである。
次に励磁巻線7の通電を断つ可動鉄片9が復帰用ばね1
1の張力作用により、鉄心8から離れると同時に可動接
点15が常時開接点18から離れて常時閉接点19に接
触する。
1の張力作用により、鉄心8から離れると同時に可動接
点15が常時開接点18から離れて常時閉接点19に接
触する。
上述の構造、動作の支点形電磁継電器において、可動絶
縁板13は可動接触片14と可動鉄片9及び継鉄1との
絶縁距離をとるため、突起2をおおって設けられる。
縁板13は可動接触片14と可動鉄片9及び継鉄1との
絶縁距離をとるため、突起2をおおって設けられる。
かかる構造の電磁継電器においては、可動絶縁板13が
突起2に当接しているため、可動絶縁板13を介して突
起2より可動鉄片9を押し上げる力が作用し、可動鉄片
9の支持面3への当接力が減少し、衝撃に対して弱くな
るという欠点があった。
突起2に当接しているため、可動絶縁板13を介して突
起2より可動鉄片9を押し上げる力が作用し、可動鉄片
9の支持面3への当接力が減少し、衝撃に対して弱くな
るという欠点があった。
また、突起2と可動絶縁板13との摩擦力等により、可
動鉄片9の動作が妨げられ、電磁継電器の動作特性が不
安定になるという欠点があった。
動鉄片9の動作が妨げられ、電磁継電器の動作特性が不
安定になるという欠点があった。
かかる不具合に対して可動絶縁板13を曲げ部13Aに
おいて鈍角に折り曲げて可動絶縁板13と突起2か゛当
接することを防ぐことが考えられているが一般に可動絶
縁板13には熱可塑性樹脂が用いられているため、かか
る構造においては巻線7、可動接触片14、接点15,
16.17、フレキシブルリード線21などの発熱によ
り高温に熱せられたりフレキシブルリード線21により
押えられて、可動絶縁板13の曲げ部13Aの角が広が
り可動絶縁板13と突起2が当接するおそれがあった。
おいて鈍角に折り曲げて可動絶縁板13と突起2か゛当
接することを防ぐことが考えられているが一般に可動絶
縁板13には熱可塑性樹脂が用いられているため、かか
る構造においては巻線7、可動接触片14、接点15,
16.17、フレキシブルリード線21などの発熱によ
り高温に熱せられたりフレキシブルリード線21により
押えられて、可動絶縁板13の曲げ部13Aの角が広が
り可動絶縁板13と突起2が当接するおそれがあった。
本考案はかかる欠点に基づいてなされたものである。
すなわち、電磁石の励磁によって継鉄に遊嵌した可動鉄
片がその一端を支点として回転動作し、かつ前記可動鉄
片に可動絶縁板を介して係止した可動接触片が応動する
支点形電磁継電器に於いて、前記可動鉄片の継鉄との遊
嵌部の近辺に突起部を形成し、可動絶縁板に当接するこ
とにより、上記欠点を解消せんとしたものである。
片がその一端を支点として回転動作し、かつ前記可動鉄
片に可動絶縁板を介して係止した可動接触片が応動する
支点形電磁継電器に於いて、前記可動鉄片の継鉄との遊
嵌部の近辺に突起部を形成し、可動絶縁板に当接するこ
とにより、上記欠点を解消せんとしたものである。
以下本考案の詳細を第3図及び第4図に示す一実施例に
より説明する。
より説明する。
図において同一符号は同一物を示す。従来と異なる点は
、L字状曲げによる突起部22を可動鉄片9の両側に設
けたことである。
、L字状曲げによる突起部22を可動鉄片9の両側に設
けたことである。
すなわち、可動鉄片9の両側にL字状曲げによる突起部
22を設け、かかる突起部22により可動絶縁板13を
支持することにより、可動絶縁板13が継鉄1の突起2
に当接しないようにしなことである。
22を設け、かかる突起部22により可動絶縁板13を
支持することにより、可動絶縁板13が継鉄1の突起2
に当接しないようにしなことである。
かかる構造の支点形電磁継電器において励磁巻線7に通
電すると鉄心8、継鉄1及び可動鉄片9とで磁気回路が
構成され可動鉄片9が復帰用ばね11の張力に抗して鉄
心8に吸引されて可動接点15が常時閉接点19から離
れ、常時開接点18に接触する。
電すると鉄心8、継鉄1及び可動鉄片9とで磁気回路が
構成され可動鉄片9が復帰用ばね11の張力に抗して鉄
心8に吸引されて可動接点15が常時閉接点19から離
れ、常時開接点18に接触する。
通電を断つとこれと逆の動作により可動接点15が常時
開接点18から離れて常閉接点19に接触する。
開接点18から離れて常閉接点19に接触する。
このときフレキシブルリード線21も応動することは従
来と全く同じである。
来と全く同じである。
かかる構造、動作の接点形電磁継電器においてフレキシ
ブルリード線21が可動絶縁板13に当接しても、前記
可動絶縁板13は可動鉄片9に設けた突起部22により
支持されているため、継鉄1の突起2に当接することは
なく、可動鉄片9の動作は円滑に行なわれる。
ブルリード線21が可動絶縁板13に当接しても、前記
可動絶縁板13は可動鉄片9に設けた突起部22により
支持されているため、継鉄1の突起2に当接することは
なく、可動鉄片9の動作は円滑に行なわれる。
また、可動接触片14やフレキシブルリード線21等の
発熱により、可動絶縁板13の曲げ部13Aが広がろう
としても、突起部22より妨げられるため、可動絶縁板
13が継鉄1の突起2に当接することはなく、経時的に
も極めて安定した構造である。
発熱により、可動絶縁板13の曲げ部13Aが広がろう
としても、突起部22より妨げられるため、可動絶縁板
13が継鉄1の突起2に当接することはなく、経時的に
も極めて安定した構造である。
第5図及び第6図は他の実施例である。
突起部として突き出し23をスリット状の遊嵌部10の
近辺に設けると、可動鉄片9、可動絶縁13、可動絶縁
台12及び継鉄1の形状に合せて最も効果的な位置に突
起部を設けることができる。
近辺に設けると、可動鉄片9、可動絶縁13、可動絶縁
台12及び継鉄1の形状に合せて最も効果的な位置に突
起部を設けることができる。
また、突起部としてL字状曲げ部24を可動鉄片9の継
鉄1との遊嵌用のスリット状の遊嵌部10の近辺の一端
に設けることにより、可動鉄片9の板取りを変えずにす
む。
鉄1との遊嵌用のスリット状の遊嵌部10の近辺の一端
に設けることにより、可動鉄片9の板取りを変えずにす
む。
これらの加工はプレス加工により容易に行なうことがで
きる。
きる。
以上のように、本考案は加工が容易で効果が大きく極め
て実用的なものである。
て実用的なものである。
第1図は従来の支点形電磁継電器の正面図、第2図は従
来の電磁継電器の要部説明正面図、第3図は本考案の一
実施例を示す要部説明正面図、第4図は第3図の可動鉄
片斜視図、第5図及び第6図は他の実施例を示す可動鉄
片斜視図である。 1・・・・・・継鉄、2・・・・・・突起、9・・・・
・・可動鉄片、10・・・・・・スリット状の遊嵌部、
13・・・・・・可動絶縁板、14・・・・・・可動接
触片、22・・・・・・L字状突起部、23・・・・・
・突き出し、24・・・・・・L字状突起部。
来の電磁継電器の要部説明正面図、第3図は本考案の一
実施例を示す要部説明正面図、第4図は第3図の可動鉄
片斜視図、第5図及び第6図は他の実施例を示す可動鉄
片斜視図である。 1・・・・・・継鉄、2・・・・・・突起、9・・・・
・・可動鉄片、10・・・・・・スリット状の遊嵌部、
13・・・・・・可動絶縁板、14・・・・・・可動接
触片、22・・・・・・L字状突起部、23・・・・・
・突き出し、24・・・・・・L字状突起部。
Claims (1)
- 1.電磁石の励磁によって継鉄に遊嵌した可動鉄片がそ
の一端を支点として回転動作し、かつ前記可動鉄片に可
動絶縁板を介して係止した可動接触片が応動する支点形
電磁継電器に於いて、前記可動鉄片の継鉄との遊嵌部の
近辺に突起部を形威し、該突起部を可動絶縁板に当接し
、かつ該可動絶縁板を押し上げたことを特徴とする支点
形電極継電器。 2、可動鉄片の両側をL字状に曲げた実用新案登録請求
の範囲第1項記載の支点形電磁継電器。 3、可動鉄片の継鉄との遊嵌部の近辺の一端をL字状に
曲げた実用新案登録請求の範囲第1項記載の支点形電磁
継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9797679U JPS594534Y2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 支点形電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9797679U JPS594534Y2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 支点形電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5617648U JPS5617648U (ja) | 1981-02-16 |
JPS594534Y2 true JPS594534Y2 (ja) | 1984-02-09 |
Family
ID=29330757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9797679U Expired JPS594534Y2 (ja) | 1979-07-18 | 1979-07-18 | 支点形電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594534Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-07-18 JP JP9797679U patent/JPS594534Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5617648U (ja) | 1981-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07254340A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2007273289A (ja) | 電磁継電器 | |
US4423399A (en) | Electromagnetic contactor | |
US3727157A (en) | Electric control device | |
JPS594534Y2 (ja) | 支点形電磁継電器 | |
EP0173353A2 (en) | Electromagnetic relay with linearly moving armature assembly | |
US2284621A (en) | Electromagnetic relay | |
JPH0525151Y2 (ja) | ||
US4514711A (en) | AC Drive electromagnetic relay | |
US1543722A (en) | Circuit controller | |
US2246183A (en) | Electric switch | |
JPS5816605B2 (ja) | 電磁石装置 | |
JP2518797Y2 (ja) | リレー | |
JPS6344932Y2 (ja) | ||
JPH0129707Y2 (ja) | ||
JP2539734Y2 (ja) | 電磁継電器 | |
JPS63292540A (ja) | 電磁気的なリレー | |
JPH04315727A (ja) | 電磁継電器 | |
JP2782634B2 (ja) | 電磁継電器 | |
JP2580919Y2 (ja) | 電磁継電器 | |
JPH0134270Y2 (ja) | ||
JP2782226B2 (ja) | 電気機器 | |
GB1148278A (en) | An electromagnetic relay | |
JPH041695Y2 (ja) | ||
JPH0127551Y2 (ja) |