JPS587814B2 - フンシヤナイネンキカンヨウ ノ エンシンチヨウソクキ - Google Patents
フンシヤナイネンキカンヨウ ノ エンシンチヨウソクキInfo
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- JPS587814B2 JPS587814B2 JP48089937A JP8993773A JPS587814B2 JP S587814 B2 JPS587814 B2 JP S587814B2 JP 48089937 A JP48089937 A JP 48089937A JP 8993773 A JP8993773 A JP 8993773A JP S587814 B2 JPS587814 B2 JP S587814B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/06—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by means dependent on pressure of engine working fluid
- F02D1/065—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by means dependent on pressure of engine working fluid of intake of air
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/025—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered by means dependent on engine working temperature
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D1/00—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type
- F02D1/02—Controlling fuel-injection pumps, e.g. of high pressure injection type not restricted to adjustment of injection timing, e.g. varying amount of fuel delivered
- F02D1/08—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance
- F02D1/10—Transmission of control impulse to pump control, e.g. with power drive or power assistance mechanical
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M63/00—Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
- F02M63/02—Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively
- F02M63/0205—Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively for cutting-out pumps or injectors in case of abnormal operation of the engine or the injection apparatus, e.g. over-speed, break-down of fuel pumps or injectors ; for cutting-out pumps for stopping the engine
- F02M63/022—Fuel-injection apparatus having several injectors fed by a common pumping element, or having several pumping elements feeding a common injector; Fuel-injection apparatus having provisions for cutting-out pumps, pumping elements, or injectors; Fuel-injection apparatus having provisions for variably interconnecting pumping elements and injectors alternatively for cutting-out pumps or injectors in case of abnormal operation of the engine or the injection apparatus, e.g. over-speed, break-down of fuel pumps or injectors ; for cutting-out pumps for stopping the engine by acting on fuel control mechanism
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、遠心重りにより回転数に関連して移動可能の
1つの調整部材(調整スリーブ)を有し、この調整部材
がその調整運動を、1つの操作レバーの旋回位置に関連
して調節可能である旋回中心点を有する少くとも1つの
2腕状の中間レバーを介して、噴射ポンプの吐出量を調
節する吐出量調節部材に伝達し、この吐出量調節部材の
運動距離が吐出量増大方向では、機関回転数に関連して
回動可能で1つのカム円板を備えていて最大吐出量を規
定する1つのストツパによって制限されており、このス
トツパがケーシングに固定された1本の軸上に支承され
ており、且つ少くとも1つの連結レバーを介して前記調
整部材と連結されている形式の、噴射内燃機関特にディ
ーゼル機関用の遠心調速機に関する。
1つの調整部材(調整スリーブ)を有し、この調整部材
がその調整運動を、1つの操作レバーの旋回位置に関連
して調節可能である旋回中心点を有する少くとも1つの
2腕状の中間レバーを介して、噴射ポンプの吐出量を調
節する吐出量調節部材に伝達し、この吐出量調節部材の
運動距離が吐出量増大方向では、機関回転数に関連して
回動可能で1つのカム円板を備えていて最大吐出量を規
定する1つのストツパによって制限されており、このス
トツパがケーシングに固定された1本の軸上に支承され
ており、且つ少くとも1つの連結レバーを介して前記調
整部材と連結されている形式の、噴射内燃機関特にディ
ーゼル機関用の遠心調速機に関する。
ディーゼル機関、特に自動車駆動用のディーゼル機関は
大きな回転数範囲内で働く。
大きな回転数範囲内で働く。
これらの機関に取付けられた噴射ポンプは多くの場合調
整器を備え、これらの調整器は回転数調整のほかに、全
負荷運転で調節された燃料最高量をできるだけ大きな回
転数範囲にわたって、機関によって要求され且つ完全燃
焼のため又は特別の用途のためにきめられた吐出量変化
曲線に相応するか又は極めて近似する(整合)ように、
加減するという目的を有する。
整器を備え、これらの調整器は回転数調整のほかに、全
負荷運転で調節された燃料最高量をできるだけ大きな回
転数範囲にわたって、機関によって要求され且つ完全燃
焼のため又は特別の用途のためにきめられた吐出量変化
曲線に相応するか又は極めて近似する(整合)ように、
加減するという目的を有する。
最初に述べた形式の周知の遠心調速機(米国特許第22
74609号明細書参照)は噴射ポンプから吐出される
燃料量を機関の全負荷特性に整合させるために1つの整
合機構を備え、この整合機構は機関回転数に関連して回
動可能であって1つのカム円板を備えている1つのスト
ツパより成り、このストツパは吐出量調節部材即ち噴射
ポンプの調整棒と固く結合されている1つのカム触接部
材と協働する。
74609号明細書参照)は噴射ポンプから吐出される
燃料量を機関の全負荷特性に整合させるために1つの整
合機構を備え、この整合機構は機関回転数に関連して回
動可能であって1つのカム円板を備えている1つのスト
ツパより成り、このストツパは吐出量調節部材即ち噴射
ポンプの調整棒と固く結合されている1つのカム触接部
材と協働する。
ストツパがケーシングに固定された軸上に支承されてい
るので、全負荷燃料量を調整するためにカム触接部材は
吐出量調節部材に対して相対的に調節可能である必要が
ある。
るので、全負荷燃料量を調整するためにカム触接部材は
吐出量調節部材に対して相対的に調節可能である必要が
ある。
この調節は周知の遠心力調速機では調整棒における1つ
の調節ねじによって達成される。
の調節ねじによって達成される。
しかしこの周知の調節は、それが調速機ケーシングの内
部で行なわれ、且つ付加的の運転パラメータ、例えば空
気温度、過給機関における過給圧力、空気圧力及び最近
の機関において必要な他の付加的の制御信号がこの機構
に作用することができず、且つ全負荷量よりも多い量(
始動時増加燃料量)を制御するために制御部材が特別の
例えば電気式、機械式又は油圧式の手段によって解放さ
れる必要があるという欠点を有している。
部で行なわれ、且つ付加的の運転パラメータ、例えば空
気温度、過給機関における過給圧力、空気圧力及び最近
の機関において必要な他の付加的の制御信号がこの機構
に作用することができず、且つ全負荷量よりも多い量(
始動時増加燃料量)を制御するために制御部材が特別の
例えば電気式、機械式又は油圧式の手段によって解放さ
れる必要があるという欠点を有している。
そのため本発明の目的とするところは、最初に述べた形
式の遠心調速機を改良して、前述の欠点が除去されてお
り且つ全負荷量の調節即ちストツパのカム円板に対する
吐出量調節部材の相対的位置が外部から、調速機に影響
を及ぼすことなしに、調節可能であり且つまた付加的の
運転パラメータをカム制御された整合過程に重畳させる
ことができるようにすることにある。
式の遠心調速機を改良して、前述の欠点が除去されてお
り且つ全負荷量の調節即ちストツパのカム円板に対する
吐出量調節部材の相対的位置が外部から、調速機に影響
を及ぼすことなしに、調節可能であり且つまた付加的の
運転パラメータをカム制御された整合過程に重畳させる
ことができるようにすることにある。
この目的は本発明によれば次のようにして解決される、
即ち吐出量調節部材が調整部材にヒンジ結合された中間
レバーとのほかになお、旋回自在に連行される1つのス
トツパレバーともヒンジ結合されており、このストツパ
レバーの調節軸が調速機ケーシング内に旋回可能に支承
された1つの調節部材上に取付けられており、且つ該ス
トッパレバーが1端部に、各回転数に対応された最大吐
出量を制限するためにストツパのカム円板にあたる1つ
のカム触接部材を所持しているようにしたのである。
即ち吐出量調節部材が調整部材にヒンジ結合された中間
レバーとのほかになお、旋回自在に連行される1つのス
トツパレバーともヒンジ結合されており、このストツパ
レバーの調節軸が調速機ケーシング内に旋回可能に支承
された1つの調節部材上に取付けられており、且つ該ス
トッパレバーが1端部に、各回転数に対応された最大吐
出量を制限するためにストツパのカム円板にあたる1つ
のカム触接部材を所持しているようにしたのである。
前記調節部材として、調速機ケーシング内に旋回可能に
支承した1つの制御レバーを用い、この制御レバーの一
方の端部が前記ストツパレバーの回転軸を保持するよう
に構成するならば特に有利である。
支承した1つの制御レバーを用い、この制御レバーの一
方の端部が前記ストツパレバーの回転軸を保持するよう
に構成するならば特に有利である。
旋回可能のストツパの軸として操作レバーのレバー軸を
使用することによって、構造簡単化が生じる。
使用することによって、構造簡単化が生じる。
本発明の有利な実施態様では、調節部材の調節位置が吐
出量増大方向では外部から調節可能の1つのストツパね
じによって固定されており且つ1つの遊び補償ねじが調
節部材をこの位置に保とうとしているようにした。
出量増大方向では外部から調節可能の1つのストツパね
じによって固定されており且つ1つの遊び補償ねじが調
節部材をこの位置に保とうとしているようにした。
これによって遊びのない調節が生じる。
全負荷吐出量特性の修正は付加的の運転パラメータによ
り有利に次のようにして達成可能である、即ち制御レバ
ーが第2のレバー腕を有していてこのレバー腕に少くと
も1つの調節部材が作用していて、この調節部材により
制御レバーの旋回位置が遊び補償ばねの力に抗して調節
可能であり、その際更に調節部材が過給圧力、空気圧力
又は温度のような物理量に関連して機械式又は電子式に
働く修正器によって作動可能であるようにするのである
。
り有利に次のようにして達成可能である、即ち制御レバ
ーが第2のレバー腕を有していてこのレバー腕に少くと
も1つの調節部材が作用していて、この調節部材により
制御レバーの旋回位置が遊び補償ばねの力に抗して調節
可能であり、その際更に調節部材が過給圧力、空気圧力
又は温度のような物理量に関連して機械式又は電子式に
働く修正器によって作動可能であるようにするのである
。
本発明のもう1つの有利な実施態様では、制御部材が電
磁式、空気圧式又は油圧式に働く1つの停止装置によっ
て作動可能であるようにした。
磁式、空気圧式又は油圧式に働く1つの停止装置によっ
て作動可能であるようにした。
これらの停止装置も同じ個所に設置されることができ且
つ有利に、調速機ケーシング内に旋回可能に支承された
制御レバーに作用している。
つ有利に、調速機ケーシング内に旋回可能に支承された
制御レバーに作用している。
本発明のもう1つの実施態様では制御レバーの旋回軸は
外部へ導き出されていて制御レバーと少くとも停止方向
で連結されている1つのレバー軸を有し、このレバー軸
上に1つの停止レバーが取付けられている。
外部へ導き出されていて制御レバーと少くとも停止方向
で連結されている1つのレバー軸を有し、このレバー軸
上に1つの停止レバーが取付けられている。
これにより他の付加的の補助部材を要することなしに調
速機の手動停止が可能である。
速機の手動停止が可能である。
ところで、中間レバーが操作レバーの旋回位置に関連し
て調節可能のレバー腕を有する連結リンクレバーとして
構成されており且つカム円板が全負荷吐出量を規定する
1つのカム部分と段落させられていて始動時増加燃料量
を規定する1つのカム部分とを有しているようにした最
初に述べた形式の遠心調速機において例えば全負荷回転
数にいたるまで始動時過多燃料量を鎖錠すること即ち維
持することを達成するために、更に本発明によれば、旋
回可能のストツパを調整部材に結合している1つの結合
部材(連結レバー)に1つの戻しばねを備えた第1の曳
行部材が係合しており、この第1の曳行部材は回転数の
上昇に伴う調整部材および結合部材の運動方向で戻しば
ねの力に抗して旋回可能であるようにした。
て調節可能のレバー腕を有する連結リンクレバーとして
構成されており且つカム円板が全負荷吐出量を規定する
1つのカム部分と段落させられていて始動時増加燃料量
を規定する1つのカム部分とを有しているようにした最
初に述べた形式の遠心調速機において例えば全負荷回転
数にいたるまで始動時過多燃料量を鎖錠すること即ち維
持することを達成するために、更に本発明によれば、旋
回可能のストツパを調整部材に結合している1つの結合
部材(連結レバー)に1つの戻しばねを備えた第1の曳
行部材が係合しており、この第1の曳行部材は回転数の
上昇に伴う調整部材および結合部材の運動方向で戻しば
ねの力に抗して旋回可能であるようにした。
その際戻しばねが第1の曳行部材を運動距離制限部材に
よって確定されたその休止位置に保とうとしており且つ
この運動距離制限部材が曳行レバー内に固定された1つ
の調節ねじによって調節可能であるようにするのが有利
であって、これによって有利にカム円板の旋回位置は調
整部材の位置に関して調節可能である。
よって確定されたその休止位置に保とうとしており且つ
この運動距離制限部材が曳行レバー内に固定された1つ
の調節ねじによって調節可能であるようにするのが有利
であって、これによって有利にカム円板の旋回位置は調
整部材の位置に関して調節可能である。
連結レバーとしての結合部材がU字形の方向変換レバー
として構成されていてこれが2つの旋回ピンで調速機ケ
ーシング内に支承されており且つその一方の脚部に第1
の曳行部材を且つ他方の脚部に調整部材を中間レバーと
結合していて戻しばねを備えている第2の曳行部材を有
しており、この第2の曳行部材が第1の曳行部材と同じ
方向に作用し且つその戻しばねが第1の曳行部材の戻し
ばねよりも遥かに高い初力を有しているようにするのが
殊に有利である。
として構成されていてこれが2つの旋回ピンで調速機ケ
ーシング内に支承されており且つその一方の脚部に第1
の曳行部材を且つ他方の脚部に調整部材を中間レバーと
結合していて戻しばねを備えている第2の曳行部材を有
しており、この第2の曳行部材が第1の曳行部材と同じ
方向に作用し且つその戻しばねが第1の曳行部材の戻し
ばねよりも遥かに高い初力を有しているようにするのが
殊に有利である。
これによって、吐出量調節部材の運動距離に対する調整
部材運動距離の比の喰違いによって調速機レバー機構の
個々の可動の部材の運動距離差が補償されねばならない
ような場合に、個々の部材の過負荷が防止される。
部材運動距離の比の喰違いによって調速機レバー機構の
個々の可動の部材の運動距離差が補償されねばならない
ような場合に、個々の部材の過負荷が防止される。
更に、場合によって付加的の調節抵抗が発生する際に調
整確実性が高められる。
整確実性が高められる。
両方の曳行部材の曳行レバーが両方の旋回ピン上に支承
されており且つ戻しばねが渦巻ばねてあって、1端部で
は連結レバーの脚部に且つ他端部では曳行レバーに支え
られているようにすることによって、極めて有利な1実
施態様が生じる。
されており且つ戻しばねが渦巻ばねてあって、1端部で
は連結レバーの脚部に且つ他端部では曳行レバーに支え
られているようにすることによって、極めて有利な1実
施態様が生じる。
本発明のもう1つの実施態様では両方の曳行部材と第3
の弾性的に可縮性の曳行部材が協働し、この第3曳行部
材が蓄力部材として吐出量調節部材と中間レバーとの間
へ挿入されており且つその戻しばねが初力を有していて
、この初力が吐出量調節部材の運動抵抗よりも大きく且
つ同時に、回転数が始動範囲を越えて上昇する際、即ち
中間レバーが吐出量調節部材をストツパによって規定さ
れた位置を越えて動かそうとする際にカム円板の旋回を
妨げないように小さく、その際第1曳行部材の初力がカ
ム円板の摩擦力に打勝つような大きさであるようにする
。
の弾性的に可縮性の曳行部材が協働し、この第3曳行部
材が蓄力部材として吐出量調節部材と中間レバーとの間
へ挿入されており且つその戻しばねが初力を有していて
、この初力が吐出量調節部材の運動抵抗よりも大きく且
つ同時に、回転数が始動範囲を越えて上昇する際、即ち
中間レバーが吐出量調節部材をストツパによって規定さ
れた位置を越えて動かそうとする際にカム円板の旋回を
妨げないように小さく、その際第1曳行部材の初力がカ
ム円板の摩擦力に打勝つような大きさであるようにする
。
これによって整合機構の確実な機能が保証され且つカム
触接機構のできるだけ僅かな磨滅が保証される。
触接機構のできるだけ僅かな磨滅が保証される。
次に添付図面について本発明を詳説する。
内燃機関の噴射ポンプ(図示せず)の駆動軸10(第1
図参照)上に遠心調速機11が取付けており、その旋回
可能に支承された遠心重り12は腕13によって1つの
スラスト軸受16の端面14に作用し、このスライト軸
受は調整部材として役立つ1つの調整スリーブ15の1
つの突起上に支承されており、且つ遠心重り12の調整
力を調整スリーブ15へ伝達する。
図参照)上に遠心調速機11が取付けており、その旋回
可能に支承された遠心重り12は腕13によって1つの
スラスト軸受16の端面14に作用し、このスライト軸
受は調整部材として役立つ1つの調整スリーブ15の1
つの突起上に支承されており、且つ遠心重り12の調整
力を調整スリーブ15へ伝達する。
調整スリーブ15はその1端部で駆動軸10の円筒形ピ
ン17上に支承されており且つ駆動軸10と逆の側のそ
の端部は側方に突出している案内ピン18を備え、これ
らの案内ピンは力伝達レバー21のそれぞれ1つの案内
路19内で案内されている(第3図も参照)。
ン17上に支承されており且つ駆動軸10と逆の側のそ
の端部は側方に突出している案内ピン18を備え、これ
らの案内ピンは力伝達レバー21のそれぞれ1つの案内
路19内で案内されている(第3図も参照)。
力伝達レバー21はほぼU字形又はH字形の横断面を有
し(第4図をも参照)、噴射ポンプに向いているその両
方の脚部22は調整スリーブ15の案内ピン18のため
の案内路19を有している。
し(第4図をも参照)、噴射ポンプに向いているその両
方の脚部22は調整スリーブ15の案内ピン18のため
の案内路19を有している。
駆動軸10及び調整スリーブ15の軸線と同じ高さのと
ころで1つの調節部材23が力伝達レバー21内へねじ
り込まれて且つナット24によってその取付位置に固定
されている。
ころで1つの調節部材23が力伝達レバー21内へねじ
り込まれて且つナット24によってその取付位置に固定
されている。
調節部材23は1つの平坦面26を有し、この平坦面に
最初の部分距離“a”だけ進んだ後に調整スリーブ15
の凸形に湾曲した端面27が接する。
最初の部分距離“a”だけ進んだ後に調整スリーブ15
の凸形に湾曲した端面27が接する。
上記の最初の部分距離aを進む際に調整スリーブ15は
始動又は無負荷運転調整はねとして役立つ板ばね28に
抗して働き、この板ばねの1端部29は力伝達レバー2
1内に支承されており且つ他端部31は調整スリーブ1
5の案内ピン18を押している。
始動又は無負荷運転調整はねとして役立つ板ばね28に
抗して働き、この板ばねの1端部29は力伝達レバー2
1内に支承されており且つ他端部31は調整スリーブ1
5の案内ピン18を押している。
調整スリーブ15に作用する板はね28の初力は調節ね
じ34によって生じさせられ,この調節ねじは力伝達レ
バー21内へねじり込まれていて且つその調節された位
置にナット35によって固定されている。
じ34によって生じさせられ,この調節ねじは力伝達レ
バー21内へねじり込まれていて且つその調節された位
置にナット35によって固定されている。
力伝達レバー21は直線状の2腕レバーであり、このレ
バーはケーシングに固定された旋回中心点として1本の
支承ピン38を有し且つその図示の鉛直の休止位置はケ
ーシングに固定されたストツパ39によって規定されて
おり、このストツバは調速機ケーシング37内へねじり
込まれたストツパねじ41の端面によって形成される。
バーはケーシングに固定された旋回中心点として1本の
支承ピン38を有し且つその図示の鉛直の休止位置はケ
ーシングに固定されたストツパ39によって規定されて
おり、このストツバは調速機ケーシング37内へねじり
込まれたストツパねじ41の端面によって形成される。
力伝達レバー21は支承ピン38を中心として左回り方
向に旋回可能である。
向に旋回可能である。
この旋回運動は、遠心重り12によって調整スリーブ1
5から調節部材23を介して力伝達レバー21へ加えら
れる力が調整はね42による戻し力よりも大きい場合に
おこなわれる。
5から調節部材23を介して力伝達レバー21へ加えら
れる力が調整はね42による戻し力よりも大きい場合に
おこなわれる。
この調整ばね42は引張ばねであって、この引張ばねは
調整部材15の軸線に対してほぼ垂直に配置されており
且つ2つの対応受43,44に掛けられており、その1
方の対応受43はケーシングに固定して且つ他方の対応
受44は最大回転数を調節するために調節移動可能の1
つのアングルレバー45の1方のレバー腕45aに配置
されており、このアングルレバー45は力伝達レバー2
1の両脚部22を貫通している1本の支承ピン46を介
して力伝達レバー21と結合されている。
調整部材15の軸線に対してほぼ垂直に配置されており
且つ2つの対応受43,44に掛けられており、その1
方の対応受43はケーシングに固定して且つ他方の対応
受44は最大回転数を調節するために調節移動可能の1
つのアングルレバー45の1方のレバー腕45aに配置
されており、このアングルレバー45は力伝達レバー2
1の両脚部22を貫通している1本の支承ピン46を介
して力伝達レバー21と結合されている。
1方のレバー腕45aが力伝達レバー21から垂直に突
出しているアングルレバー45の図示の取付位置は調節
ねじ47によって規定され、この調節ねじによって調整
はね42の初力が調節可能であり且つこの調節ねじにア
ングルレバー45の他方のレバー腕45bが接する。
出しているアングルレバー45の図示の取付位置は調節
ねじ47によって規定され、この調節ねじによって調整
はね42の初力が調節可能であり且つこの調節ねじにア
ングルレバー45の他方のレバー腕45bが接する。
調整ばね42の初力は周知のように.調速機が調整もし
くは制限すべき最大回転数を規定する。
くは制限すべき最大回転数を規定する。
調整ばね42の第1の対応受43は支承ピン49内へ削
成された1つのらせん形の溝48によって形成される。
成された1つのらせん形の溝48によって形成される。
支承ピン49は調速機の比例範囲(P範囲)を調節する
ために回動可能である。
ために回動可能である。
なぜなら支承ピン49を回わすと調整ばね42の第1の
対応受43の位置が水平方向に移動し、従って調整ばね
42の作用方向が変わるからである。
対応受43の位置が水平方向に移動し、従って調整ばね
42の作用方向が変わるからである。
これにより周知のように、戻し力として調整スリーブ1
5の調整力に対抗する力伝達レバー21に加えられる力
に関して、ばね42の有効ばね剛さが変化する。
5の調整力に対抗する力伝達レバー21に加えられる力
に関して、ばね42の有効ばね剛さが変化する。
調整ばね28及び42の戻し力に抗して働く調整スリー
ブ15はその調整運動を1つの結合部材として使われる
連結レバー53及び中間レバーとして役立つ1つの連結
リンクレバー54及び1つの蓄力部材55を介して、噴
射ポンプの吐出量調節部材として役立つ1つの調整棒5
6へ伝達する(第2及び3図)。
ブ15はその調整運動を1つの結合部材として使われる
連結レバー53及び中間レバーとして役立つ1つの連結
リンクレバー54及び1つの蓄力部材55を介して、噴
射ポンプの吐出量調節部材として役立つ1つの調整棒5
6へ伝達する(第2及び3図)。
調整スリーブ15とU字形の方向変換湾曲片の形を有す
る(第2図参照)連結レバー53との間の結合は球ヒン
ジ57(第1図をも参照)であり、この球ヒンジはその
1方の部分を調整スリーブ15の1つの支承腕58に取
付けられている。
る(第2図参照)連結レバー53との間の結合は球ヒン
ジ57(第1図をも参照)であり、この球ヒンジはその
1方の部分を調整スリーブ15の1つの支承腕58に取
付けられている。
連結レバー53は2つの旋回ピン59でケーシング3T
内に支承されており(第2図をも参照)且つその1方の
脚部53aに、戻しばね61を備えた第1の曳行部材6
2(その構成及び作用はあとで詳細に説明される)を且
つ他方の脚部53bに、調整部材15を中間レバー54
と結合していて戻しはね63を備えている第2の曳行部
材64を支持している。
内に支承されており(第2図をも参照)且つその1方の
脚部53aに、戻しばね61を備えた第1の曳行部材6
2(その構成及び作用はあとで詳細に説明される)を且
つ他方の脚部53bに、調整部材15を中間レバー54
と結合していて戻しはね63を備えている第2の曳行部
材64を支持している。
この第2の曳行部材64はその最も外方の端部に1つの
ピン65を有し、このピンに連結リンクレバー54がヒ
ンジ結合されている。
ピン65を有し、このピンに連結リンクレバー54がヒ
ンジ結合されている。
連結リンクレバー54は1つの案内スリット66(第3
図)を有し、この案内スリット内へ1つの連結レバー6
8の案内ピン67が掛合しており、この連結レバー68
は調速機ケーシング37内に支承された軸69と固く結
合されている。
図)を有し、この案内スリット内へ1つの連結レバー6
8の案内ピン67が掛合しており、この連結レバー68
は調速機ケーシング37内に支承された軸69と固く結
合されている。
この軸69上でケーシング37の外部に1つの操作レバ
ー71(第2図)が取付けられており、この操作レバー
によって軸69ひいては連結レバー68は旋回可能であ
り、その際調整棒56の位置と同時に2腕状の連結リン
クレバー54のレバー伝達比も周知のように変化する。
ー71(第2図)が取付けられており、この操作レバー
によって軸69ひいては連結レバー68は旋回可能であ
り、その際調整棒56の位置と同時に2腕状の連結リン
クレバー54のレバー伝達比も周知のように変化する。
連結リンクレバー54と蓄力部材55は結合ピン72に
よって互いに結合されており、且つ1端部にケーシング
37の外部で操作レバーγ1を所持している軸69(第
2図参照)は他端部に1つのストツパレバー73を備え
、このストツパレバーは、操作レバー71ひいては連結
レバー68の旋回距離を、周知であるために図示されて
いない相応するストッパと協働して制限するために役立
つ。
よって互いに結合されており、且つ1端部にケーシング
37の外部で操作レバーγ1を所持している軸69(第
2図参照)は他端部に1つのストツパレバー73を備え
、このストツパレバーは、操作レバー71ひいては連結
レバー68の旋回距離を、周知であるために図示されて
いない相応するストッパと協働して制限するために役立
つ。
両方のレバー71及び73は自明なように調速機の同じ
側に設けておくこともできる。
側に設けておくこともできる。
調整棒56の調速機側の端部に1つの接合板75が取付
けてあり、この接合板に1本のピン76(第4図参照)
を介して蓄力部材55ひいては中間レバー54がヒンジ
結合されている。
けてあり、この接合板に1本のピン76(第4図参照)
を介して蓄力部材55ひいては中間レバー54がヒンジ
結合されている。
調整棒56の接合板75は、調整部材15によって作動
可能の連結リンクレバー54とのほかになおに旋回自在
に連行される1つのストツパレバ−77とヒンジ結合さ
れており、このストツパレバー77の旋回軸78はケー
シング37内で2つの支承ピン85上に旋回可能に支承
された1つの調節部材として使われる制御レバー81の
1つのレバー腕79上に取付けられている。
可能の連結リンクレバー54とのほかになおに旋回自在
に連行される1つのストツパレバ−77とヒンジ結合さ
れており、このストツパレバー77の旋回軸78はケー
シング37内で2つの支承ピン85上に旋回可能に支承
された1つの調節部材として使われる制御レバー81の
1つのレバー腕79上に取付けられている。
ストツパレバー77は1端部77aに1つのカム触接部
材82を所持し、このカム触接部材は各回転数に対応さ
れた最大吐出量を制限するために、ストツパ84のカム
円板83にあたりもしくはこのカム円板83と協働する
。
材82を所持し、このカム触接部材は各回転数に対応さ
れた最大吐出量を制限するために、ストツパ84のカム
円板83にあたりもしくはこのカム円板83と協働する
。
ストソパレバー77の他端部77bはスリット77cを
有し、このスリット内へ接合板75に取付けられたピン
74が掛合していて且つ調整棒56の運動の際にストツ
パレバ−77を連行する。
有し、このスリット内へ接合板75に取付けられたピン
74が掛合していて且つ調整棒56の運動の際にストツ
パレバ−77を連行する。
ストツパ84はほぼスリーブ状の形状を有し、操作レバ
ー71のレバー軸69上に支承されており且つ機関回転
数に関連して旋回可能である。
ー71のレバー軸69上に支承されており且つ機関回転
数に関連して旋回可能である。
ストツパ84の回転数に関連しての旋回は調整スリーブ
15により、そのスリーブ運動距離が球ヒンジ57を介
して連結レバー53へ且つその脚部53aから第1の曳
行部材62を介してストツパ84の連行部材86へ伝達
されるこさにより、制御される。
15により、そのスリーブ運動距離が球ヒンジ57を介
して連結レバー53へ且つその脚部53aから第1の曳
行部材62を介してストツパ84の連行部材86へ伝達
されるこさにより、制御される。
第1の曳行部材62(第2図および第2a図参照)は1
つの曳行レバー87を有していて、との曳行レバー87
は1つのピン88を介してストツパ84の連行部材86
に係合しており、連結レバー53の脚部53aは回転数
の上昇の際調整スリーブ15から連結レバー53へ伝達
される運動方向(第2a図で見て時計回り)で戻しばね
61の力に抗して旋回可能である。
つの曳行レバー87を有していて、との曳行レバー87
は1つのピン88を介してストツパ84の連行部材86
に係合しており、連結レバー53の脚部53aは回転数
の上昇の際調整スリーブ15から連結レバー53へ伝達
される運動方向(第2a図で見て時計回り)で戻しばね
61の力に抗して旋回可能である。
戻しばね61は第1の曳行部材62を距離制限部材89
によってきめられたその休止位置に保とうとしており(
第2a図参照)、その際この距離制限部材89は曳行レ
バー8γ内に位置を固定された調節ねじ91によって調
節可能である。
によってきめられたその休止位置に保とうとしており(
第2a図参照)、その際この距離制限部材89は曳行レ
バー8γ内に位置を固定された調節ねじ91によって調
節可能である。
この調節ねじ91は、調整部材15の一定位置に対応さ
れたストツパ84もしくはカム円板83の旋回位置の調
節又は修正をおこなうことを可能にする。
れたストツパ84もしくはカム円板83の旋回位置の調
節又は修正をおこなうことを可能にする。
第8図の斜視図から明瞭に判るように、カム円板83は
全負荷吐出量を規定する1つのカム部分92及び始動時
増加燃料量を規定する段落させられた1つのカム部分9
3を有している。
全負荷吐出量を規定する1つのカム部分92及び始動時
増加燃料量を規定する段落させられた1つのカム部分9
3を有している。
両方の部分92と93の間の段状の移り目は1つの段落
部94によって形成され、この段落部は機関の始動過程
の際に、ストツパレバーT7のカム触接部材82が段落
部94のかたわらを通過旋回し且つカム部分93の範囲
に位置するときに、始動鎖錠機構として役立ち、即ち調
速機がその調速開始回数に達して調整棒56が連結リン
クレバー54によってストップ(第3図の矢印D)の方
向に動かされるまで、始動時増加燃料量が維持される。
部94によって形成され、この段落部は機関の始動過程
の際に、ストツパレバーT7のカム触接部材82が段落
部94のかたわらを通過旋回し且つカム部分93の範囲
に位置するときに、始動鎖錠機構として役立ち、即ち調
速機がその調速開始回数に達して調整棒56が連結リン
クレバー54によってストップ(第3図の矢印D)の方
向に動かされるまで、始動時増加燃料量が維持される。
この調速過程中調整部材15がストツパ84及びそのカ
ム円板83を引続き回わそうとしているので、第1の曳
行部材62が働いて且つストツパ84の停止にもかかわ
らず調整部材15及び連結レバー53の引続く運動を可
能にする。
ム円板83を引続き回わそうとしているので、第1の曳
行部材62が働いて且つストツパ84の停止にもかかわ
らず調整部材15及び連結レバー53の引続く運動を可
能にする。
その際連行部材86及び曳行レバー87のピン88も停
止し、且つ戻しはね61は初緊縮される。
止し、且つ戻しはね61は初緊縮される。
しかし調速機が調整棒56をストップ方向で全負荷吐出
量に相応する位置の下へ後退させ、その際ストツパレバ
ー77のカム触接部材82がカム円板84の部分から段
落部94に沿って滑動して少くとも第8図に符号82′
で示されている鎖線位置へ運動すると直ちに、曳行部材
62が弛緩し且つストツパ84ひいではカム円板83を
例えば符号83′を付された鎖線で示された第2の位置
へ動かす。
量に相応する位置の下へ後退させ、その際ストツパレバ
ー77のカム触接部材82がカム円板84の部分から段
落部94に沿って滑動して少くとも第8図に符号82′
で示されている鎖線位置へ運動すると直ちに、曳行部材
62が弛緩し且つストツパ84ひいではカム円板83を
例えば符号83′を付された鎖線で示された第2の位置
へ動かす。
この位置でカム触接部材82はカム円板83の部分92
と協働する。
と協働する。
第1の曳行部材62の初力Pv1は戻しばね61の形状
および組付け位置によってきまるが、この初力pv1の
大きさは、カム円板83の特に部分92における摩擦力
、つまりカム触接部材82の圧着による力を上回ってス
トツパ84を調整部材15によって回動させることがで
きるような大きさである。
および組付け位置によってきまるが、この初力pv1の
大きさは、カム円板83の特に部分92における摩擦力
、つまりカム触接部材82の圧着による力を上回ってス
トツパ84を調整部材15によって回動させることがで
きるような大きさである。
他面においてこの初力Pvlは、カム円板83の段落部
94における所望の始動時鎖錠が過度に長く引き続く程
大きくすべきではない。
94における所望の始動時鎖錠が過度に長く引き続く程
大きくすべきではない。
というのは、調整部材15によってストツパレパー77
のカム触接部材82をカム円板83の段落部94によっ
て設定される始動段階から転位させる必要があるからで
ある。
のカム触接部材82をカム円板83の段落部94によっ
て設定される始動段階から転位させる必要があるからで
ある。
第2の曳行部材64の戻しばね63は第1の曳行部材8
2の戻しばね61よりも遥かに高い初力を有する必要が
ある、それというのは第2の曳行部材64が第1の曳行
部材62さ同じ方向に作用し且つ過度に軟かい戻しばね
63は調整棒56が動きがたい場合に第2の曳行部材6
4の逃避を招くことになるからである。
2の戻しばね61よりも遥かに高い初力を有する必要が
ある、それというのは第2の曳行部材64が第1の曳行
部材62さ同じ方向に作用し且つ過度に軟かい戻しばね
63は調整棒56が動きがたい場合に第2の曳行部材6
4の逃避を招くことになるからである。
このことは安全上の理由から許容できない、それという
のは調速機の調整運動があらゆる場合に保証されていな
ければならないからである。
のは調速機の調整運動があらゆる場合に保証されていな
ければならないからである。
他の運転条件では、例えば機関ブレーキによって操作レ
バーひいては内方の調速機部材が既にそのストップ位置
にあり且つ調速機が例えば押しずらし運転で調整をおこ
なわんとする場合、第2の曳行部材64は、戻しばね6
3が初緊縮されることにより、調整部材15及び連結レ
バー53の調整運動を可能にする。
バーひいては内方の調速機部材が既にそのストップ位置
にあり且つ調速機が例えば押しずらし運転で調整をおこ
なわんとする場合、第2の曳行部材64は、戻しばね6
3が初緊縮されることにより、調整部材15及び連結レ
バー53の調整運動を可能にする。
この手段により調速機内部部材の過負荷が避けられる。
第1の曳行部材62の曳行レバー61及び第2の曳行部
材64の曳行レバー95はそれぞれ連結レバー53の両
方の旋回ピン59の1方上に支承されており、且つ渦巻
ばねとして構成されたその戻しばね61及び63は1端
部で連結レバー53の脚部53a及び53bに且つ他端
部で曳行レバー87及び95に支えられている。
材64の曳行レバー95はそれぞれ連結レバー53の両
方の旋回ピン59の1方上に支承されており、且つ渦巻
ばねとして構成されたその戻しばね61及び63は1端
部で連結レバー53の脚部53a及び53bに且つ他端
部で曳行レバー87及び95に支えられている。
以下に更に説明される調速機作用をあらゆる運転条件で
保証するために、両方の曳行部材62及び64と、調整
棒56と連結リンクレバー54との間に挿入された蓄力
部材55が第3の弾性的に可縮性の曳行部材として協働
する。
保証するために、両方の曳行部材62及び64と、調整
棒56と連結リンクレバー54との間に挿入された蓄力
部材55が第3の弾性的に可縮性の曳行部材として協働
する。
1つの戻しばねが符号96で示されており且つ初力Pv
3を有し、この初力Pv3は一面において第4図に示さ
れているように両方のピン72,76が最大の相互間隔
を呈する出発位置において調整棒56の運動抵抗を克服
できるような大きさでなければならない。
3を有し、この初力Pv3は一面において第4図に示さ
れているように両方のピン72,76が最大の相互間隔
を呈する出発位置において調整棒56の運動抵抗を克服
できるような大きさでなければならない。
また、他面においてこの初力Pv3は、第1の曳行部材
62の戻しばね61と同様に、始動範囲を上回って回転
数が上昇する際のストツパ84の回動を妨げる程太きく
すべきではない。
62の戻しばね61と同様に、始動範囲を上回って回転
数が上昇する際のストツパ84の回動を妨げる程太きく
すべきではない。
制御レバー81はストツパレバーTT用の旋回軸T8を
有していて、例えば停止レバー110によってか又は1
つの調節部材101(第8図参照)によって支承ピン8
5を中心として旋回させることができ、その旋回によっ
てストツパレバー17の旋回軸78の位置、ひいてはス
トツパ84のカム円板83に対応する調整棒56の位置
を規定する。
有していて、例えば停止レバー110によってか又は1
つの調節部材101(第8図参照)によって支承ピン8
5を中心として旋回させることができ、その旋回によっ
てストツパレバー17の旋回軸78の位置、ひいてはス
トツパ84のカム円板83に対応する調整棒56の位置
を規定する。
制御レバー81のこの旋回位置は吐出量増大方向で、外
部から調節可能で1つの頭部97aを備えている1つの
ストツパねじ97によって固定されており、且つ1つの
遊び補償ばね98は制御レバー81に取付けられた1つ
のピン80を頭部97aに向って押し、これによって制
御レバー81をこの位置に保つ。
部から調節可能で1つの頭部97aを備えている1つの
ストツパねじ97によって固定されており、且つ1つの
遊び補償ばね98は制御レバー81に取付けられた1つ
のピン80を頭部97aに向って押し、これによって制
御レバー81をこの位置に保つ。
カバー99は調速機ケーシング37の噴射ポンプと逆の
側の端面を閉じており且つその除去後に、ほぼ水平のす
べての調速機調節部材を手で操作することを可能にする
。
側の端面を閉じており且つその除去後に、ほぼ水平のす
べての調速機調節部材を手で操作することを可能にする
。
第2のカバー99aはケーシング37の前部を閉鎖する
。
。
第5及び6図に示した第2及び第3の実施例では制御レ
バー81は第2の水平のレバー腕100(第8図をも参
照)を有し、このレバー腕に1つの調節部材101が作
用し、この調節部材により遊び補償ばね98の力に抗し
て制御レバー81の旋回位置が調節可能である。
バー81は第2の水平のレバー腕100(第8図をも参
照)を有し、このレバー腕に1つの調節部材101が作
用し、この調節部材により遊び補償ばね98の力に抗し
て制御レバー81の旋回位置が調節可能である。
第5図に示した第2実施例では調節部材101は機関の
過給圧力によって作動させられる修正器102の1部分
であって、この修正器102では自体周知のように1つ
の室103内へ導入される機関過給圧力が調節部材10
1をばね104の力に抗して調節する。
過給圧力によって作動させられる修正器102の1部分
であって、この修正器102では自体周知のように1つ
の室103内へ導入される機関過給圧力が調節部材10
1をばね104の力に抗して調節する。
室103と、ばね104を取囲んでいて外気と結合され
ている室105とは、1つの気密なダイヤフラム106
によって分離されている。
ている室105とは、1つの気密なダイヤフラム106
によって分離されている。
第5図に示されていて過給圧力に関連して働く修正器1
02によるほかに、調節部材101は別の物理量に関連
したもう1つの修正器によっても作動させられることが
できる。
02によるほかに、調節部材101は別の物理量に関連
したもう1つの修正器によっても作動させられることが
できる。
このような修正器は例えば自体周知のように、空気圧力
又は何らかの測定すべき温度に関連して運動距離変化を
生じさせ且つこれによって調節部材101に作用する調
節部材を備えていることができる。
又は何らかの測定すべき温度に関連して運動距離変化を
生じさせ且つこれによって調節部材101に作用する調
節部材を備えていることができる。
第6図に示した第3実施例では調節部材101′は電磁
式に働く停止装置によって作動可能である。
式に働く停止装置によって作動可能である。
停止装置107は主として、周知であるために図示され
ていない1つの押圧磁石108より成り、この押圧磁石
は1つの制御信号を得ると調節部材101′を下方へ動
かし且つこれによってレバー腕100を介して制御レバ
ー81を左回り方向に且つ遊び補償はね98の力に抗し
て旋回させる。
ていない1つの押圧磁石108より成り、この押圧磁石
は1つの制御信号を得ると調節部材101′を下方へ動
かし且つこれによってレバー腕100を介して制御レバ
ー81を左回り方向に且つ遊び補償はね98の力に抗し
て旋回させる。
この停止装置101は非常停止のために役立ち且つまた
自体周知のように空気圧又は油圧によって作動させられ
ることもできる。
自体周知のように空気圧又は油圧によって作動させられ
ることもできる。
第γ図の部分断面図は手動式停止装置(第8図をも参照
)を有する本発明による調速機の第4実施例を示す。
)を有する本発明による調速機の第4実施例を示す。
両方の支承ピン85,85′によって形成された制御レ
バー81の旋回軸は片側に、外部へ導き出されていて制
御レバー81と停止方向で連結されている1つのレバー
軸109を有し、このレバー軸上に停止レバー110が
取付けられている。
バー81の旋回軸は片側に、外部へ導き出されていて制
御レバー81と停止方向で連結されている1つのレバー
軸109を有し、このレバー軸上に停止レバー110が
取付けられている。
調速機ケーシング37の内部で且つ制御レバー81に隣
接してレバー軸109上に1つの曳行レバー111が相
対的に回動不可能に取付けられており、この曳行レバー
は停止レバー110の操作の際にピン112を介して制
御レバー81の鉛直に図示されているレバー腕79を押
して且つこの制御レバーを遊び補償はね98の力に抗し
て回わして、これによってストツパレバー77及び接合
板75を介して調整棒が矢印Dの方向に、即ちストップ
方向に動かされる。
接してレバー軸109上に1つの曳行レバー111が相
対的に回動不可能に取付けられており、この曳行レバー
は停止レバー110の操作の際にピン112を介して制
御レバー81の鉛直に図示されているレバー腕79を押
して且つこの制御レバーを遊び補償はね98の力に抗し
て回わして、これによってストツパレバー77及び接合
板75を介して調整棒が矢印Dの方向に、即ちストップ
方向に動かされる。
第8図の斜視図はストツパ84のカム円板83と協働す
る重要な調速機部材の協働関係を示し、その際やはり接
合板75及び調整棒と連結されている連結リンクレバー
54及びその所属の結合部材並びに連結レバー53の脚
部53bと結合された第2の曳行部材64は図面を見易
くするために省略された。
る重要な調速機部材の協働関係を示し、その際やはり接
合板75及び調整棒と連結されている連結リンクレバー
54及びその所属の結合部材並びに連結レバー53の脚
部53bと結合された第2の曳行部材64は図面を見易
くするために省略された。
第8図のこの図示状態は殊に本発明による調速機の作用
形式の以下の説明を理解し易くするために役立つ。
形式の以下の説明を理解し易くするために役立つ。
鎖線で暗示されているに過ぎない制御レバー81の第2
のレバー腕100及び調節部材101、並びに曳行レバ
ー111とピン112とを有する停止レバー110を関
係させることによって、この図は第1〜4図に示した第
1実施例についてだけでなく、第5〜7図に示した他の
実施例についてもあてはまる。
のレバー腕100及び調節部材101、並びに曳行レバ
ー111とピン112とを有する停止レバー110を関
係させることによって、この図は第1〜4図に示した第
1実施例についてだけでなく、第5〜7図に示した他の
実施例についてもあてはまる。
第1〜4及び8図に示した本発明による調速機の第1実
施例は次のように働く。
施例は次のように働く。
調速機の可動部材は休止位置で示されており、操作レバ
ー71ひいてはまた連結レバー68並びに遠心重り12
から調整棒56までのすべての他の部材はそれらのスト
ップ位置にある。
ー71ひいてはまた連結レバー68並びに遠心重り12
から調整棒56までのすべての他の部材はそれらのスト
ップ位置にある。
内燃機関を始動する際に操作レバー71ひいては連結レ
バー68(第3図参照)は矢印Bの方向で旋回させるこ
とによって全負荷位置へ、正確に言うと調整すべき最大
回転数のための位置へ移され且つその際に調整棒56は
連結リンクレバー54により蓄力部材55を介して矢印
Cの方向に始動位置へ移動させられる。
バー68(第3図参照)は矢印Bの方向で旋回させるこ
とによって全負荷位置へ、正確に言うと調整すべき最大
回転数のための位置へ移され且つその際に調整棒56は
連結リンクレバー54により蓄力部材55を介して矢印
Cの方向に始動位置へ移動させられる。
その際接合板75はピン74(第2及び4図参照)を介
してストツパレバー77を連行し、このストツパレバー
のカム触接部材82は第1,3及び8図に示した位置か
らカム円板83の段落部94に沿って旋回して、カム円
板83のカム部分93にあたる位置に達する(図示せず
)。
してストツパレバー77を連行し、このストツパレバー
のカム触接部材82は第1,3及び8図に示した位置か
らカム円板83の段落部94に沿って旋回して、カム円
板83のカム部分93にあたる位置に達する(図示せず
)。
調整棒56の運動距離が図示されていない別の周知のス
トツパによって制限される場合には、カム触接部材82
はそのちょっと前に停止することもできる。
トツパによって制限される場合には、カム触接部材82
はそのちょっと前に停止することもできる。
調整棒56のこの始動位置で噴射ポンプは内燃機関に、
全負荷燃料量を超過し且つ機関の始動を容易にする燃料
量を供給する。
全負荷燃料量を超過し且つ機関の始動を容易にする燃料
量を供給する。
機関が回転し始め、且つ操作レバー71が例えば全負荷
位置に保たれる場合、回転数は引続き上昇し且つ遠心重
り12は図示の内方位置から遠心力の作用で外方へ旋回
する。
位置に保たれる場合、回転数は引続き上昇し且つ遠心重
り12は図示の内方位置から遠心力の作用で外方へ旋回
する。
その際遠心重り12はその腕13でスラスト軸受16を
介して調整スリーブ15を押し、この調整スリーブは板
はね28(第1図参照)の力に抗して移動して、結局端
面27で力伝達レバー21内へねじり込まれている調節
部材23の平坦面26に接する。
介して調整スリーブ15を押し、この調整スリーブは板
はね28(第1図参照)の力に抗して移動して、結局端
面27で力伝達レバー21内へねじり込まれている調節
部材23の平坦面26に接する。
始動過程の最初の数秒中に既に通過される部分距離aの
スリーブ15のこの運動の際に、球ヒンジ57を有する
支承腕58は同じ距離だけ運動し且つ調整棒56をヒン
ジ結合されている伝達部材53,54及び55を介して
矢印Dの方向で始動位置から全員荷位置へ或いは更にス
トップ位置へ引っぱろうとする。
スリーブ15のこの運動の際に、球ヒンジ57を有する
支承腕58は同じ距離だけ運動し且つ調整棒56をヒン
ジ結合されている伝達部材53,54及び55を介して
矢印Dの方向で始動位置から全員荷位置へ或いは更にス
トップ位置へ引っぱろうとする。
スリーブのこの運動中に、やはり連結レバー53と結合
されている第1の曳行部材(第2,2a及び8図)はス
トツパ84を右回り方向で回わそうとする。
されている第1の曳行部材(第2,2a及び8図)はス
トツパ84を右回り方向で回わそうとする。
しかしカム円板83の段落部94はこれを阻止し、結局
カム触接部材82が第8図に鎖線で示した位置82′に
達するにいたる。
カム触接部材82が第8図に鎖線で示した位置82′に
達するにいたる。
この位置は、調節されていて且つ操作レバー71であら
かじめ選ばれた回転数が達成されるか又は僅かだけ超過
されるときに始めて達成される。
かじめ選ばれた回転数が達成されるか又は僅かだけ超過
されるときに始めて達成される。
その際スリーブ15は部分距離aを超えて部分距離bだ
け更に運動しており、その際力伝達部材21は上昇する
スリーブ力により左回り方向に回動してそのストツパ3
9から離れている。
け更に運動しており、その際力伝達部材21は上昇する
スリーブ力により左回り方向に回動してそのストツパ3
9から離れている。
カム触接部材82が第8図に鎖線で示されている位置8
2′を占めると直ちに、カム円板83は符号83′で示
されている旋回位置へ引続き回動することができる。
2′を占めると直ちに、カム円板83は符号83′で示
されている旋回位置へ引続き回動することができる。
全負荷回転数に達するか又はそれを僅かだけ超過するま
で、曳行部材62は既に前に説明したように初緊縮され
る。
で、曳行部材62は既に前に説明したように初緊縮され
る。
この第1の曳行部材62の初力PvHiカム触接部材8
2とカム円板83のカム部分92との間の摩擦に打勝つ
が、しかし始動過程中に段落部94とカム触接部材82
との間に許容し得ない高い圧着力を発生しないように、
設計されている。
2とカム円板83のカム部分92との間の摩擦に打勝つ
が、しかし始動過程中に段落部94とカム触接部材82
との間に許容し得ない高い圧着力を発生しないように、
設計されている。
全負荷運転時には所属のスリーブ位置に相応してストツ
パ84もしくはカム円板83のその都度の旋回位置が変
化し、カム触接部材82と接するカム部分92は各回転
数に相応する調整棒56の位置ひいては所属の燃料最高
量を規定する。
パ84もしくはカム円板83のその都度の旋回位置が変
化し、カム触接部材82と接するカム部分92は各回転
数に相応する調整棒56の位置ひいては所属の燃料最高
量を規定する。
カム部分92の形状を適当にきめることにより、周知の
ようにあらゆる任意の吐出量変化曲線を実現することが
できる。
ようにあらゆる任意の吐出量変化曲線を実現することが
できる。
機関の部分負荷時に、調節されている最大の回転数が超
過される(これはスリーブ運動距離がa+bよりも大き
いことを意味する)場合には、力伝達レバー21は更に
左回り方向に運動し且つスリーブ15は伝達部材53,
54,55及び調整棒56を次のような位置へ移す、即
ち該位置で噴射ポンプの燃料量が減らされて結局機関か
ら取出される出力に等しくなって且つ回転数が比例範囲
内に維持されるか、或いは結局燃料吐出が完全に停止さ
せられる。
過される(これはスリーブ運動距離がa+bよりも大き
いことを意味する)場合には、力伝達レバー21は更に
左回り方向に運動し且つスリーブ15は伝達部材53,
54,55及び調整棒56を次のような位置へ移す、即
ち該位置で噴射ポンプの燃料量が減らされて結局機関か
ら取出される出力に等しくなって且つ回転数が比例範囲
内に維持されるか、或いは結局燃料吐出が完全に停止さ
せられる。
調整棒56は、全負荷運転中、燃料供給量を機関から要
求されてカム円板83のカム部分92によって規定され
る、各回転数に応じた最大燃料量に合わせるために、最
大回転数に対応したその全負荷位置から第8図中の矢印
Dの方向即ち吐出量減少方向へ、又は矢印Cの方向即ち
吐出量増大方向へ種種の移動量にわたって調整移動する
ので、この移動量の差を補償するために調整棒56と連
結リンクレバー54との間の結合部内へ蓄力部材55が
挿入されている。
求されてカム円板83のカム部分92によって規定され
る、各回転数に応じた最大燃料量に合わせるために、最
大回転数に対応したその全負荷位置から第8図中の矢印
Dの方向即ち吐出量減少方向へ、又は矢印Cの方向即ち
吐出量増大方向へ種種の移動量にわたって調整移動する
ので、この移動量の差を補償するために調整棒56と連
結リンクレバー54との間の結合部内へ蓄力部材55が
挿入されている。
この蓄力部材55の戻しばね96の初力Pv3は既に前
に説明したように調整棒56の運動抵抗よりも大きく且
つ同時に、カム円板83の回動を妨げないように小さい
。
に説明したように調整棒56の運動抵抗よりも大きく且
つ同時に、カム円板83の回動を妨げないように小さい
。
極めて簡単且つ効果的にカム部分92に対応された調整
棒56の位置を調節し得るようにするために、ストツパ
レバ−77の旋回軸78は制御レバー81のレバー腕7
9にヒンジ結合されている。
棒56の位置を調節し得るようにするために、ストツパ
レバ−77の旋回軸78は制御レバー81のレバー腕7
9にヒンジ結合されている。
外部から手の届くストツパねじ97により制御レバー8
1の位置を調節することができ、且つ旋回軸78の位置
と一緒に、カム円板83に対応され・る調整棒56の位
置も変化する。
1の位置を調節することができ、且つ旋回軸78の位置
と一緒に、カム円板83に対応され・る調整棒56の位
置も変化する。
遊び補償ばね98により制御レバー81のピン80は常
にストツパねじ97の頭部97aと遊びなしに接触して
いる状態に保たれる。
にストツパねじ97の頭部97aと遊びなしに接触して
いる状態に保たれる。
過給圧力に関連した修正器102を有する第2実施例は
図示位置では無圧であり、即ち機関の吸気管内にあって
且つ同時に室103内で修正器102のダイヤフラム1
06に作用する空気圧力はばね104によって調節部材
101へ加えられる圧力よりも小さい。
図示位置では無圧であり、即ち機関の吸気管内にあって
且つ同時に室103内で修正器102のダイヤフラム1
06に作用する空気圧力はばね104によって調節部材
101へ加えられる圧力よりも小さい。
そのためばね104によって負荷されている調節部材1
01は制御レバー81をレバー腕100によって図示の
出発位置に保ち、この出発位置ではピン80とストツパ
ねじ9γの頭部97aとの間に間隔Cがある。
01は制御レバー81をレバー腕100によって図示の
出発位置に保ち、この出発位置ではピン80とストツパ
ねじ9γの頭部97aとの間に間隔Cがある。
この間隔Cは最大過給圧力の際に許容される矢印C(第
3図)の方向での調整棒56の運動距離、即ち過給機関
の際に噴射すべき最大燃料量を規定する。
3図)の方向での調整棒56の運動距離、即ち過給機関
の際に噴射すべき最大燃料量を規定する。
第6図に示した第3実施例では停止装置101は、相応
する制御信号によって磁石108が作動させられる場合
に働く。
する制御信号によって磁石108が作動させられる場合
に働く。
このことは例えば安全上の理由から電流遮断時におこな
われることができる。
われることができる。
この場合調節部材101′は制御レバー81のレバー腕
100を押し且つピン80は遊び補償ばね98の力に抗
してストツパねじ97の頭部97aから離れ且つ制御レ
バー81はその旋回軸85を中心として矢印Eの方向に
旋回する。
100を押し且つピン80は遊び補償ばね98の力に抗
してストツパねじ97の頭部97aから離れ且つ制御レ
バー81はその旋回軸85を中心として矢印Eの方向に
旋回する。
その際ストツパレバー77の旋回軸T8を介し且つピン
74を介して接合板75ひいては調整棒56はストップ
方向(第3図の矢印Dの方向)に移動させられ、噴射ポ
ンプの吐出が停止させられる。
74を介して接合板75ひいては調整棒56はストップ
方向(第3図の矢印Dの方向)に移動させられ、噴射ポ
ンプの吐出が停止させられる。
第γ図に示した第4実施例では停止は停止レバー110
を介しておこなわれることができ、この停止レバーは曳
行レバー111及びそのピン112を介して制御レバー
81のレバー腕79に掛合していて、この停止レバーも
第6図について説明され且つまた第8図からも判るよう
に矢印Eの方向に旋回させられる。
を介しておこなわれることができ、この停止レバーは曳
行レバー111及びそのピン112を介して制御レバー
81のレバー腕79に掛合していて、この停止レバーも
第6図について説明され且つまた第8図からも判るよう
に矢印Eの方向に旋回させられる。
これにより調整棒56は矢印Dの方向に動かされ且つ噴
射ポンプ9燃料吐出が減らされるか又は終了させられる
。
射ポンプ9燃料吐出が減らされるか又は終了させられる
。
添付図面は本発明による遠心調速機の4実施例を示すも
ので、第1図は第1実施例の第2図の■−■線による縦
断面図、第2図は第1図の■一■線による横断面図、第
2a図は第2図中の矢印Aの方向で見た第1の曳行部材
の正面図、第3図は第2図の■−■線による縦断面図、
第4図は第2図のTV−IV線による断面図、第5図は
第2実施例の、第2図の■一v線による縦断面図、第6
図は第3実施例の、第5図同様の部分断面図、第7図は
第4実施例の、第2図同様の部分断面図、第8図は釣合
機構と協働する重要な調速機部材の斜視図である。 ところで図示された主要部と符号の対応関係は次の通り
である・;10・・・・・・噴射ポンプ駆動軸、11・
・・・・・遠心調速機、12・・・・・・遠心重り、1
5・・・・・・調整スリーブ(調整部材)、37・・・
・・・調速機ケーシング、54・・・・・・中間レバー
、56・・・・・・吐出量調節部材、71・・・・・・
操作レバー、77・・・・・・ストツパレバー、78・
・・・・・旋回軸、79・・・・・・レバー腕、81・
・・・・・制御レバー、82・・・・・・カム触接部材
、83・・・・・・カム円板、84・・・・・・ストツ
パ。
ので、第1図は第1実施例の第2図の■−■線による縦
断面図、第2図は第1図の■一■線による横断面図、第
2a図は第2図中の矢印Aの方向で見た第1の曳行部材
の正面図、第3図は第2図の■−■線による縦断面図、
第4図は第2図のTV−IV線による断面図、第5図は
第2実施例の、第2図の■一v線による縦断面図、第6
図は第3実施例の、第5図同様の部分断面図、第7図は
第4実施例の、第2図同様の部分断面図、第8図は釣合
機構と協働する重要な調速機部材の斜視図である。 ところで図示された主要部と符号の対応関係は次の通り
である・;10・・・・・・噴射ポンプ駆動軸、11・
・・・・・遠心調速機、12・・・・・・遠心重り、1
5・・・・・・調整スリーブ(調整部材)、37・・・
・・・調速機ケーシング、54・・・・・・中間レバー
、56・・・・・・吐出量調節部材、71・・・・・・
操作レバー、77・・・・・・ストツパレバー、78・
・・・・・旋回軸、79・・・・・・レバー腕、81・
・・・・・制御レバー、82・・・・・・カム触接部材
、83・・・・・・カム円板、84・・・・・・ストツ
パ。
Claims (1)
- 1 遠心重りにより回転数に関連して移動可能の1つの
調整部材(調整スリーブ)を有し、この調整部材がその
調整運動を、1つの操作レバーの施回位置に関連して調
節可能である施回中心点を有する少くとも1つの2腕状
の中間レバーを介して、噴射ポンプの吐出量を調節する
吐出量調節部材に伝達し、この吐出量調節部材の運動距
離が吐出量増大方向では、機関回転数に関連して回動可
能で1つのカム円板を備えていて最大吐出量を規定する
1つのストツパによって制限されており、このストツパ
がケーシングに固定された1本の軸上に支承されており
且つ少くとも1つの連結レバーを介して前記調整部材と
連結されている形式の、噴射内燃機関特にディーゼル機
関用の遠心調速機において、吐出量調節部材56が調整
部材15にヒンジ結合された中間レバー54とのほかに
なお旋回自在に連行される1つのストツパレバー77と
もヒンジ結合されており、このストツパレバーの旋回軸
78が調速機ケーシング37内に調節可能に支承された
1つの調節部材上に取付けられてiり、かつ該ストツパ
レバーが1端部77aに、各回転数に対応する最大吐出
量を制限するためにストツパ84のカム円板83にあた
る1つのカム触接部材82を所持していることを特徴と
する、噴射内燃機関用,の遠心調速機。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2239372A DE2239372A1 (de) | 1972-08-10 | 1972-08-10 | Fliehkraftdrehzahlregler fuer einspritzbrennkraftmaschinen |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS4945225A JPS4945225A (ja) | 1974-04-30 |
JPS587814B2 true JPS587814B2 (ja) | 1983-02-12 |
Family
ID=5853232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP48089937A Expired JPS587814B2 (ja) | 1972-08-10 | 1973-08-10 | フンシヤナイネンキカンヨウ ノ エンシンチヨウソクキ |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3884205A (ja) |
JP (1) | JPS587814B2 (ja) |
AT (1) | AT326420B (ja) |
BR (1) | BR7306107D0 (ja) |
DE (1) | DE2239372A1 (ja) |
FR (1) | FR2195751B1 (ja) |
GB (1) | GB1374220A (ja) |
IT (1) | IT992894B (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1469119A (en) * | 1973-04-06 | 1977-03-30 | Cav Ltd | Fuel injection pumping apparatus |
US3974814A (en) * | 1974-01-23 | 1976-08-17 | Robert Bosch G.M.B.H. | Speed regulator for fuel injection pumps |
JPS5441852Y2 (ja) * | 1974-08-01 | 1979-12-06 | ||
DE2526148C2 (de) * | 1975-06-12 | 1983-08-25 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Regeleinrichtung für die Kraftstoffzufuhr von Einspritzbrennkraftmaschinen |
JPS5351949Y2 (ja) * | 1975-11-05 | 1978-12-12 | ||
JPS5842587Y2 (ja) * | 1976-08-04 | 1983-09-27 | 株式会社ボッシュオートモーティブ システム | 内燃機関の調速装置 |
JPS5350335U (ja) * | 1976-10-02 | 1978-04-27 | ||
JPS5374630A (en) * | 1976-12-16 | 1978-07-03 | Nippon Denso Co Ltd | Centrifugal transmission of internal combustion engine |
GB1594461A (en) * | 1977-02-05 | 1981-07-30 | Cav Ltd | Fuel injection pumping apparatus |
DE3301416A1 (de) * | 1983-01-18 | 1984-07-19 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Drehzahlregler einer kraftstoffeinspritzpumpe |
US4531492A (en) * | 1984-03-27 | 1985-07-30 | Caterpillar Tractor Co. | Fuel injection timing and governor control apparatus |
JPS6155138U (ja) * | 1984-05-02 | 1986-04-14 | ||
US4656980A (en) * | 1984-07-11 | 1987-04-14 | Diesel Kiki Co., Ltd. | Centrifugal governor for internal combustion engines |
JPS61132730A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-20 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | 燃料噴射ポンプのガバナ |
JPH0692744B2 (ja) * | 1985-09-10 | 1994-11-16 | 株式会社ゼクセル | ガバナの始動増量機構 |
GB9517815D0 (en) * | 1995-09-01 | 1995-11-01 | Lucas Ind Plc | Governor arrangement |
JP6073768B2 (ja) | 2013-09-30 | 2017-02-01 | ヤンマー株式会社 | 燃料噴射ポンプ |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3311102A (en) * | 1964-11-10 | 1967-03-28 | Bosch Arma Corp | Excess fuel starting device for fuel injection engines |
US3485228A (en) * | 1968-03-14 | 1969-12-23 | Caterpillar Tractor Co | Governor override for engine starting |
DE1900675C3 (de) * | 1969-01-08 | 1975-06-12 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Fliehkraftregler zur Drehzahlregelung von Einspritzbrennkraftmaschinen |
GB1328805A (en) * | 1970-01-06 | 1973-09-05 | Lucas Industries Ltd | Fuel control apparatus for an engine fuel injection system |
US3664319A (en) * | 1970-01-27 | 1972-05-23 | Lucas Industries Ltd | Internal combustion engine gasoline injection system |
DE2003927A1 (de) * | 1970-01-29 | 1971-08-12 | Bosch Gmbh Robert | Regeleinrichtung fuer das Kraftstoffluftgemisch bei mit Fremdzuendung arbeitenden Einspritzbrennkraftmaschinen |
AT301267B (de) * | 1970-01-30 | 1972-08-25 | Friedmann & Maier Ag | Fliehkraft-Verstellregler für Einspritzpumpen |
US3640259A (en) * | 1970-06-12 | 1972-02-08 | Alfa Romeo Spa | Regulator for gasoline injection pumps |
US3707144A (en) * | 1971-07-01 | 1972-12-26 | Ambac Ind | Fuel control device for fuel injection pump governors |
-
1972
- 1972-08-10 DE DE2239372A patent/DE2239372A1/de active Pending
-
1973
- 1973-08-08 AT AT696373A patent/AT326420B/de not_active IP Right Cessation
- 1973-08-09 IT IT27737/73A patent/IT992894B/it active
- 1973-08-09 BR BR6107/73A patent/BR7306107D0/pt unknown
- 1973-08-09 GB GB3788073A patent/GB1374220A/en not_active Expired
- 1973-08-10 JP JP48089937A patent/JPS587814B2/ja not_active Expired
- 1973-08-10 FR FR7329386A patent/FR2195751B1/fr not_active Expired
- 1973-08-10 US US387501A patent/US3884205A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2195751A1 (ja) | 1974-03-08 |
JPS4945225A (ja) | 1974-04-30 |
FR2195751B1 (ja) | 1976-11-19 |
AT326420B (de) | 1975-12-10 |
GB1374220A (en) | 1974-11-20 |
BR7306107D0 (pt) | 1974-07-11 |
IT992894B (it) | 1975-09-30 |
US3884205A (en) | 1975-05-20 |
DE2239372A1 (de) | 1974-02-28 |
ATA696373A (de) | 1975-02-15 |
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