JPS587736Y2 - 帰還増幅回路 - Google Patents

帰還増幅回路

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JPS587736Y2
JPS587736Y2 JP9801077U JP9801077U JPS587736Y2 JP S587736 Y2 JPS587736 Y2 JP S587736Y2 JP 9801077 U JP9801077 U JP 9801077U JP 9801077 U JP9801077 U JP 9801077U JP S587736 Y2 JPS587736 Y2 JP S587736Y2
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JP
Japan
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feedback
capacitor
circuit
resistor
amplifier
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JP9801077U
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JPS5425014U (ja
Inventor
久志 潟淵
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は構成が簡単でテレビジョン受像機等の垂直偏
向回路に用いて好適する帰還増幅回路に関する。
一般にテレビジョン受像機の垂直偏向回路においては出
力段がB級で且つ消費電力が大きいので帰還回路を使用
する。
この帰還回路では次の帰還を必要とする。
(1) DC(直流)帰還 (2) AC(交流)帰還 (3)5字補正 (4)直線性補正 (1)のDC帰還は増幅器できまるダイナミックレンジ
を出力レベルが越えないようにするために直流出力電圧
を決定する。
(2)のAC帰還は増幅器のプラス人力と比較して垂直
偏向回路の出力電流を決定する。
(3)の5字補正は前記AC帰還路を構成するカップリ
ングコンデンサの両端のパラボラ電圧を更に積分して増
幅器のマイナス入力に供給する。
また、(4)の直線性補正はAC帰還電圧を微分して増
幅器のマイナス入力に供給して、前記(1)乃至(4)
の帰還作用を呈する。
このような帰還回路は従来第1図のように構成されてお
り、差動増幅器Aの出力端に偏向ヨークD−Yが接続さ
れ、この偏向ヨークD−Yの他端はカップリングコンデ
ンサC8、交流帰還抵抗RFを直列に介して接地される
そして偏向ヨークD−YとコンデンサC8との接続点と
前記差動増幅器Aのマイナス入力端(→との間に直流帰
還抵抗R,,R2が直列にして介挿接続され、一方の直
流帰還抵抗R2と並列にバウンス防止用コンテ゛ンサC
1が接続される。
またカップリングコンデンサC8と交流帰還抵抗RFと
の接続点と差動増幅器Aのマイナス入力端との間に直流
帰還抵抗R4と直線性補正コンテ゛ンサC2が並列に介
挿接続され、一方差動増幅器Aのマイナス入力端は直線
性補正抵抗R3と直流カットコンデンサC3を直列に介
して接地される。
このような構成においてDC帰還はR,、R2とR4で
、AC帰還はRFと02で、また5字補正はC8とR,
、R2とC2で、直線性補正はRFとC2とRa、Ca
でそれぞれ行われる。
しかし、このように従来回路は多くの部品を必要とし、
それだけ構成が複雑で高価なものとなる欠点があった。
この考案はこのような点を改善し、部品点数が少く構成
簡単にして必要とする補正を充分に行い得る帰還増幅回
路を提供するものである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第2図に示すように差動増幅器Aの出力端に負荷として
偏向ヨークD−Yが接続され、この偏向ヨークD−Yの
他端と接地間にカップリングコンデンサC8と交流帰還
抵抗Rpが直列に介挿接続される。
そしてこの偏向ヨークD−Yとコンデ゛ンサC8との接
続点と差動増幅器Aのマイナス入力端←)との間に直流
帰還抵抗RA、RBが直列に介挿接続され、一方の直流
帰還抵抗RBと並列にバウンス防止用コンテ゛ンサCA
が接続される。
またカップリングコンデンサC6と直流帰還抵抗RFと
の接続点と差動増幅器Aのマイナス入力端(→との間に
直線性補正コンデンサCBが介挿接続され、また差動増
幅器Aのマイナス入力端(−)は直線性補正抵抗Rcを
介して接地される。
このように構成した帰還増幅回路において、抵抗RA
、 RB 、 RcでDC帰還を行い、積分回路を構成
する抵抗RFとコンデンサCBと抵抗R6で直線性補正
を行い、DC帰還と帰還による直線性補正の両者が行な
われる。
ここで偏向ヨークD−YとカップリングコンデンサC6
との接続点の電圧E2をみると、第1図の従来回路にお
ける電圧E1は で与えられ、一方第2図に示す本考案回路における前記
電圧E2は で与えられる。
尚■1は差動増幅器Aのマイナス入力端←)の電圧であ
る。
この電圧■1を一定とすると、従来回路の直流帰還量で
ある と本考案回路の直流帰還量 を等しくすれば直流帰還量E1とR2とは等しくなり、
DC帰還量を第1図に示す従来の例と等しくなる。
この時AC帰還は交流帰還抵抗RFの端子電圧を直線性
補正コンデンサCBを介して前記差動増幅器Aに帰還す
ることにより行われる。
また3字補正についてみると、3字補正量を第1図の従
来例と等しくするには本考案回路の積分時定数((RA
十RB)/’ RCI) ・CBを従来回路(第1図)
の積分時定数C(R1+R2)/R3/R4)、C2と
等しくなるようにすればよい。
また直線補正量を第1図の場合と等しくするには本考案
回路の微分時定数CB、RCを従来回路(第1図)の微
分時定数C2,(R3/R4)と等しくなるように設定
すればよい。
このように第2図に示す回路各部の定数を設定すること
により、DC帰還、AC帰還、3字補正、直線性補正が
それぞれ正常に行われるようになる。
しかもこの考案の回路では従来回路(第1図)で必要で
あった直流帰還抵抗R4と直流カットコンテ゛ンサC3
を省略することができ回路構成が簡単になり、コストを
軽減することができる。
尚実施例では垂直偏向回路を例にとって説明したがこれ
に限定されるものではない。
以上述べたようにこの考案によればDC帰還、AC帰還
、3字補正、直線性補正の性能を損うことなく回路素子
を少くし構成を簡単にし得る帰還増幅回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の帰還増幅回路を示す結線図、第2図はこ
の考案の一実施例による帰還増幅回路の結線図である。 A・・・・・・増幅器、D−Y・・・・・・偏向ヨーク
、co、CA。 CB・・・・・・コンデンサ、RA、R,、Rc、RF
・・・・・・抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方端に入力信号が供給される差動増幅器の出力端に接
    続される負荷と基準電位間に直列に介在接続した第1の
    コンデンサおよび第1の抵抗と、この第1のコンテ゛ン
    サと負荷との接続点と前記増幅器の他方入力端との間に
    直列に介在接続される第2の抵抗および第2のコンデン
    サと、この第2のコンデンサと並列接続した第3の抵抗
    と、前記第1のコンデンサと第1の抵抗との接続点と前
    記差動増幅器の他方入力端との間に介挿接続される第3
    のコンデンサと、前記差動増幅器の他方入力端と基準電
    位間に接続した第4の抵抗とを具備したことを特徴とす
    る帰還増幅回路。
JP9801077U 1977-07-22 1977-07-22 帰還増幅回路 Expired JPS587736Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5425014U JPS5425014U (ja) 1979-02-19
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