JPS6040015Y2 - 広帯域増幅回路 - Google Patents
広帯域増幅回路Info
- Publication number
- JPS6040015Y2 JPS6040015Y2 JP2181079U JP2181079U JPS6040015Y2 JP S6040015 Y2 JPS6040015 Y2 JP S6040015Y2 JP 2181079 U JP2181079 U JP 2181079U JP 2181079 U JP2181079 U JP 2181079U JP S6040015 Y2 JPS6040015 Y2 JP S6040015Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplification stage
- resistor
- capacitor
- transistor
- amplifier circuit
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばオシロスコープの偏向増幅器などに使用
される広帯域増幅回路の改良に関するものである。
される広帯域増幅回路の改良に関するものである。
第1図に一例として従来のオシロスコープの垂直軸増幅
器の回路図を示す。
器の回路図を示す。
同図において、1,2は入力端子、TRI、2は第1の
増幅段Aを構成する1対のトランジスタ、TR3,4は
第2の増幅段Bを構成する・トランジスタで各々電圧負
帰還路である抵抗R1、コンデンサC1および抵抗R1
′、コンデンサC1′を含む。
増幅段Aを構成する1対のトランジスタ、TR3,4は
第2の増幅段Bを構成する・トランジスタで各々電圧負
帰還路である抵抗R1、コンデンサC1および抵抗R1
′、コンデンサC1′を含む。
3.4は出力端子で図示しないブラウン管の偏向電極に
接続される。
接続される。
5.6は第2の増幅段Bの入力点であり、この段の出力
電圧e。
電圧e。
は、入力点5,6における信号電流をis抵抗R1とコ
ンデンサC1の並列インピーダンスを(コンデンサC1
にはトランジスタTR3のコレクタベース容量を含むも
のとして)Zlとすれば eof−is X Zl となる。
ンデンサC1の並列インピーダンスを(コンデンサC1
にはトランジスタTR3のコレクタベース容量を含むも
のとして)Zlとすれば eof−is X Zl となる。
並列インピーダンス4は極周波数:2rrCIR1より
高い周波数域においては近似的に周波数に反比例して小
さくなる。
高い周波数域においては近似的に周波数に反比例して小
さくなる。
一方、信号電流Isの最大値1 smaxはトランジス
タTRlおよびTR2のバイアスエミッタ電流によって
決まるはS゛一定値である。
タTRlおよびTR2のバイアスエミッタ電流によって
決まるはS゛一定値である。
このため、この回路の最大出力電圧e。
maxは高周波域においては周波数に反比例して小さく
なる欠点があった。
なる欠点があった。
また、上記の影響を小さくするためには負帰還抵抗R1
を小さくする必要があるが、この場合消費電力が増大す
る欠点があった。
を小さくする必要があるが、この場合消費電力が増大す
る欠点があった。
また、別の解決法である負帰還コンデンサc1を小さく
する方法は増幅器の安定度を悪化させる欠点があった。
する方法は増幅器の安定度を悪化させる欠点があった。
本考案はこれらの欠点を除去するために、第1の増幅段
と第2の増幅段を周波数依存性のある分流回路を介して
結合するようにしたものである。
と第2の増幅段を周波数依存性のある分流回路を介して
結合するようにしたものである。
第2図は本考案の実施例であって、R2,C2とR2’
、C2’はそれぞれ抵抗およびコンデンサ、R3,R3
’は抵抗、十E3は電源であり、その他の部分は第1図
と同じでトランジスタ■1,2は第1の増幅段Aを構威
し、トランジスタTR3t 4、抵抗R1,1’、コ
ンデンサCI。
、C2’はそれぞれ抵抗およびコンデンサ、R3,R3
’は抵抗、十E3は電源であり、その他の部分は第1図
と同じでトランジスタ■1,2は第1の増幅段Aを構威
し、トランジスタTR3t 4、抵抗R1,1’、コ
ンデンサCI。
1′は第2の増幅段を構成する。
トランジスタTRI、2の出力電流は、直流から低周波
域においては抵抗R3,R3’によって電源十E3に分
流されるために、第2の増幅段Bの入力電流を第1図と
同じにするときのトランジスタTRI、2のバイアス電
流となる。
域においては抵抗R3,R3’によって電源十E3に分
流されるために、第2の増幅段Bの入力電流を第1図と
同じにするときのトランジスタTRI、2のバイアス電
流となる。
従ってトランジスタTRI、TR2の最大出力電流は第
1図より大きな値とすることができる。
1図より大きな値とすることができる。
また、高周波域においてはコンデンサC2,C2’によ
ってトランジスタTRI、2の出力電流の内、第2の増
幅段Bに加えられる信号電流分が増大する。
ってトランジスタTRI、2の出力電流の内、第2の増
幅段Bに加えられる信号電流分が増大する。
このため同じ定数の第2の増幅段Bであっても、従来よ
りも本考案の方が高周波域においてより大きな最大出力
電圧が得られる。
りも本考案の方が高周波域においてより大きな最大出力
電圧が得られる。
以上の説明では抵抗R3,R3’は直接電源に接続され
ていたが、抵抗R3とR3’の接続点と十E3間に別の
抵抗があってもよい。
ていたが、抵抗R3とR3’の接続点と十E3間に別の
抵抗があってもよい。
また、上述の抵抗R3,R3’及び別の抵抗のY形接続
の代りに、等価的なΔ(デルタ)接続であってもよい。
の代りに、等価的なΔ(デルタ)接続であってもよい。
さらに、抵抗R1、コンデンサC1より戊る並列回路と
、抵抗2コンデンサC2より成る並列回路の時定数を等
しくすれば周波数特性の平坦度が向上する。
、抵抗2コンデンサC2より成る並列回路の時定数を等
しくすれば周波数特性の平坦度が向上する。
以上説明したごとく本考案によれば消費電力の大きな増
加をまねく出力段の負帰還抵抗を小さくすることなく、
また負帰還の安定性を損い易い負帰還コンデンサを小さ
くすることなく簡単な回路の付加で高周波域の最大振幅
を増大させることができ、特にオシロスコープの偏向増
幅器の終段に応用すれば効果が大きい。
加をまねく出力段の負帰還抵抗を小さくすることなく、
また負帰還の安定性を損い易い負帰還コンデンサを小さ
くすることなく簡単な回路の付加で高周波域の最大振幅
を増大させることができ、特にオシロスコープの偏向増
幅器の終段に応用すれば効果が大きい。
第1図は従来のオシロスコープの垂直軸増幅器の一例を
示す回路図、第2図は本考案のオシロスコープの垂直軸
増幅器における一実施例を示す回路図である。 1.2・・・・・・入力端子、3,4・・・・・・出力
地子、5.6・・・・・・第2の増幅段の入力端子、T
R1〜4・・・・・・トランジスタ、R1,R1’、R
2,R2’。 R3,R3’・・・・・・抵抗、CI、CI’、C2,
C2′・・・・・・コンデンサ。
示す回路図、第2図は本考案のオシロスコープの垂直軸
増幅器における一実施例を示す回路図である。 1.2・・・・・・入力端子、3,4・・・・・・出力
地子、5.6・・・・・・第2の増幅段の入力端子、T
R1〜4・・・・・・トランジスタ、R1,R1’、R
2,R2’。 R3,R3’・・・・・・抵抗、CI、CI’、C2,
C2′・・・・・・コンデンサ。
Claims (2)
- (1)差動接続の1対のトランジスタを含む第1の増幅
段と、第1の抵抗とコンデンサの並列回路による電圧負
帰還路を有する差動接続のl対のトランジスタを含む第
2の増幅段と、前記第1の増幅段の各トランジスタのコ
レクタと前記第2の増幅段の各入力端子間に接続された
第2の抵抗とコンデンサより成る並列回路と、前記第1
の増幅段のトランジスタのコレクタト一定電位点との間
に接続された第3の抵抗より成る広帯域増幅回路。 - (2)前記第1と第2の抵抗とコンデンサの並列回路の
時定数を等しくした第1項記載の広帯域増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2181079U JPS6040015Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 | 広帯域増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2181079U JPS6040015Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 | 広帯域増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55124909U JPS55124909U (ja) | 1980-09-04 |
JPS6040015Y2 true JPS6040015Y2 (ja) | 1985-12-02 |
Family
ID=28855390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2181079U Expired JPS6040015Y2 (ja) | 1979-02-23 | 1979-02-23 | 広帯域増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040015Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-23 JP JP2181079U patent/JPS6040015Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55124909U (ja) | 1980-09-04 |
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