JPH0413858Y2 - - Google Patents

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JPH0413858Y2
JPH0413858Y2 JP1985003896U JP389685U JPH0413858Y2 JP H0413858 Y2 JPH0413858 Y2 JP H0413858Y2 JP 1985003896 U JP1985003896 U JP 1985003896U JP 389685 U JP389685 U JP 389685U JP H0413858 Y2 JPH0413858 Y2 JP H0413858Y2
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collector
transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、FMラジオ受信機の局部発振回路と
周波数混合回路との間に挿入される局部発振バツ
フア増幅回路の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 受信されたRF(ラジオ周波)信号をRF増幅回
路で増幅し、周波数混合回路で局部発振回路の出
力信号と混合してIF(中間周波)信号を発生する
FMチユーナが公知である。しかして、その様な
FMチユーナにおいては、RF増幅回路の出力信
号が局部発振回路に悪影響を及ぼすのを防止する
為、例えば1983年7月に発行された「集積回路技
術資料 東芝音響用リニアIC」第312頁に記載さ
れたTA7358Pの回路ブロツク図に示される如く、
局部発振回路と周波数混合回路との間に局部発振
バツフア回路を挿入している。前記局部発振バツ
フア増幅回路は、第2図に示す如く、差動接続さ
れた第1及び第2トランジスタ1及び2を有し、
第1トランジスタ1のベースが局部発振回路3の
出力端に接続され、前記第1及び第2トランジス
タ1及び2のコレクタがダブルエンド型に周波数
混合回路の入力端に接続されている。尚、周波
数混合回路は、第2図図示の如く、ダブル差動
型に構成されており、第1差動部を構成するト
ランジスタ6のベースにRF増幅回路7の出力信
号が印加され、第2及び第3差動増幅部及び
を構成するトランジスタ10乃至13のベースに
局部発振バツフア増幅回路14の出力信号が印加
され、前記トランジスタ10乃至13のコレクタ
が中間周波トランス(IFT)15に接続され、IF
信号が導出される様に成されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、第2図の如く構成にすると、局
部発振バツフア増幅回路14が周波数混合回路
の直流バイアス電圧を定める役割も有しているの
で、局部発振回路3から前記局部発振バツフア増
幅回路14に局部発振信号が注入されると、それ
に応じて第1及び第2トランジスタ1及び2のベ
ース電圧のバランスがくずれ、前記第1及び第2
トランジスタ1及び2のコレクタ電圧のバランス
もくずれる。その為、周波数混合回路のバラン
スもくずれ、前記周波数混合回路の出力端に局
部発振信号が漏れたり、前記周波数混合回路
IF妨害比の低下を招くという欠点があつた。
第2図の回路構成において、局部発振バツフア
増幅回路14の出力端と、周波数混合回路の入
力端との間に結合コンデンサを介挿し、周波数混
合回路の第2及び第3差動部8及び9のバラン
スをとる為のバイアス回路を別途に設ければ、局
部発振バツフア増幅回路14のバランスのくずれ
が周波数混合回路に伝達されないので、前記欠
点が解消される。
ところで、大容量のコンデンサをIC(集積回
路)内に作成することは、現在の技術においては
困難であり、前記局部発振バツフア増幅回路と前
記周波数混合回路との間に介挿入される結合コン
デンサをIC化する場合は、必然的に小容量にせ
ざるを得ず、前記結合コンデンサを小容量にする
と局部発振信号の注入レベルが低下する。また、
コンデンサをIC化すると、サブストレートとの
間に寄生容量が発生し、これも前記局部発振信号
の注入レベルの低下の原因となる。そして、前記
局部発振信号の注入レベルが低下すると、局部発
振信号レベルの変化が周波数混合回路の利得に影
響を与え易くなり、温度特性の悪化、特に高温時
の周波数混合回路の利得低下を招き好ましくな
い。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、局
部発振回路と周波数混合回路との間に介挿される
局部発振バツフア増幅回路を、ダブルエンド型と
する為、一対の出力端子を設け、該一対の出力端
子の直流電圧を一致させる為直流帰還回路を設け
た点を特徴とする。
(ホ) 作用 本考案に依れば、局部発振バツフア増幅回路と
周波数混合回路とを直結出来、前記周波数混合回
路の直流バイアスを前記局部発振バツフア増幅回
路から供給することが出来るので、IC化に適し
た局部発振バツフア増幅回路を提供出来る。
(ヘ) 実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す回路図で、
16は局部発振回路、17はRF増幅回路、18
は差動型の局部発振バツフア増幅回路、及び19
は前記RF増幅回路17の出力信号と前記局部発
振バツフア増幅回路18の出力信号とを混合し、
IFトランス20にIF信号を出力する周波数混合
回路である。しかして、局部発振バツフア増幅回
18は、ベースに局部発振回路16からの局部
発振信号が印加される第1トランジスタ21と、
該第1トランジスタ21と差動接続された第2ト
ランジスタ22と、電源(+Vcc1)と前記第1ト
ランジスタ21のコレクタとの間にコレクタ・エ
ミツタ路が介挿された第1制御トランジスタ23
と、該第1制御トランジスタ23のエミツタと前
記第1トランジスタ21のコレクタとの間に挿入
された第1負荷抵抗24と、電源(+Vcc1)と前
記第2トランジスタ22のコレクタとの間にコレ
クタ・エミツタ路が介挿された第2制御トランジ
スタ25と、該第2制御トランジスタ25のエミ
ツタと前記第2トランジスタ22のコレクタとの
間に挿入された第2負荷抵抗26と、前記第1及
び第2トランジスタ21及び22のコレクタ電圧
を比較し、その差に応じた電圧をローバスフイル
タ27を介して前記第1制御トランジスタ23の
ベースに帰還する比較回路28とによつて構成さ
れている。また、周波数混合回路19は、第1乃
至第3差動増幅部29乃至31から成るダブル差
動型の構成を有し、前記第1差動増幅部29を構
成する一方のトランジスタ32のベースにRF増
幅回路17からのRF信号が印加され、前記第2
及び第3差動増幅部30及び31を構成するトラ
ンジスタ33乃至36のベースが前記局部発振バ
ツフア増幅回路18の一対の出力端子37及び3
8に図示の如く接続されている。
いま、局部発振回路16からの局部発振信号が
第1トランジスタ21のベースに印加されていな
いとすれば、直流電源39により第1及び第2ト
ランジスタ21及び22のベースが等しい値にバ
イアスされ、前記第1及び第2トランジスタ21
及び22のコレクタ電圧も等しい値になる。その
為、比較回路28の両入力が一致し、第1及び第
2制御トランジスタ23及び25のベース電圧及
びエミツタ電圧も等しい値になつている。また、
周波数混合回路29の第2及び第3差動部30
31を構成するトランジスタ33乃至36のベ
ース電圧も等しい値になつている。
この状態で局部発振回路16から第1トランジ
スタ21のベースに局部発振信号を印加すると、
前記局部発振信号が高周波数の為、浮遊容量や入
力容量等の影響で局部発振信号が検波され、第1
及び第2トランジスタ21及び22の直流バラン
スがくずれ、第1トランジスタ21のコレクタ電
圧が第2トランジスタ22のコレクタ電圧よりも
低くなる。その為、比較回路28の両入力端子間
に電位差が生じ、前記比較回路28の出力端に正
の電圧が発生する。前記正の電圧は、ローパスフ
イルタ27を通して第1制御トランジスタ23の
ベースに印加されるので、該第1制御トランジス
タ23のエミツタ電圧が上昇し、前記第1及び第
2トランジスタ21及び22のコレクタ電圧の変
化を補償する。その結果、局部発振バツフア増幅
回路18の出力端子37及び38に得られる直流
電圧は常に等しくなり、周波数混合回路19の直
流バイアスの変動が抑止される。
第3図は、本考案の別の実施例を示すもので、
比較回路28の出力信号をローパスフイルタ27
を介して第1制御レトランジスタ23のベースに
印加するとともに、前記比較回路28の反転出力
を第2制御トランジスタ25のベースに印加する
様にした点が第1図と異る。尚、第3図におい
て、第1図と同一の回路素子には同一の図番を付
し、説明を省略する。しかして、第3図に示す如
く、第1及び第2制御トランジスタ23及び25
を同時に、かつ互いに逆方向に制御すれば、制御
範囲の拡大を計ることが出来、局部発振回路16
から入力端子40に印加される局部発振信号のレ
ベルが比較的大で、第1及び第2トランジスタ2
1及び22のコレクタ直流電圧が大きく変化した
場合でも十分に制御することが出来る。
第4図は、第3図の具体回路例を示すもので、
第3図の比較回路28を差動接続された第3及び
第4トランジスタ41及び42で構成した点、前
記第3トランジスタ41のベースを第1ベース抵
抗43を介して第1トランジスタ21のコレクタ
に、前記第4トランジスタ42のベースを第2ベ
ース抵抗44を介して第2トランジスタ22のコ
レクタにそれぞれ接続した点、前記第3トランジ
スタ41のコレクタを第1制御トランジスタ23
のベースに、前記第4トランジスタ42のコレク
タを第2制御トランジスタ25のベースにそれぞ
れ接続した点、前記第3及び第4トランジスタ4
1及び42のコレクタ間に交流信号除去用のコン
デンサ45を接続した点を特徴とする。第3図の
如き回路構成とすれば、第1及び第2ベース抵抗
43及び44の存在とコンデンサ45の存在とに
より交流信号の除去を行い得るので、第1及び第
2トランジスタ21及び22のコレクタ直流電圧
のみを第1及び第2制御トランジスタ23及び2
5のベースに電圧帰還させることが出来る。尚、
局部発振信号が高周波数(5〇MHz〜120MHz)
である為、第1及び第2ベース抵抗43及び44
を高抵抗値にすることにより、第3及び第4トラ
ンジスタ41及び42の入力端における前記局部
発振信号の十分なる減衰を行うことが出来る。ま
た、前記第3及び第4トランジスタ41及び42
のコレクタ抵抗46及び47の値を高く(数KΩ
以上)することにより、前記第3及び第4トラン
ジスタ41及び42から成る差動増幅部のカツト
オフ周波数を局部発振信号の周波数より低くする
ことが出来、高周波成分の帰還利得を小さくする
ことが出来る。その結果、コンデンサ45の容量
を小(数pF)とすることが出来、もしくは前記
コンデンサ45を省略することが出来る。ちなみ
に、本考案の考案者の実験に依れば、前記コンデ
ンサ45を10pF以下にすることが出来、IC化が
十分可能になつた。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、ダブルエン
ド型の局部発振バツフア増幅回路の両出力端子の
直流電圧を常に等しく保ことが出来、後段の周波
数混合回路との直結を行い得るという利点が得ら
れる。それ故、本考案に依れば、直結による利
点、すなわち周波数混合回路への十分なる局部発
信信号の注入レベルの確保、温度特性の向上等の
利点が得られる。更に、第4図に示す如き回路構
成とすれば、直流帰還を行う回路のコンデンサの
省略、あるいはその小型化が計れるので、特に
IC化に適した局部発振バツレフア増幅回路を提
供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来の局部発振バツフア回路を示す回路
図、第3図は本考案の別の実施例を示す回路図、
及び第4図は第3図の具体回路例を示す回路図で
ある。 主な図番の説明、16……局部発振回路、18
……局部発振バツフア増幅回路、19……周波数
混合回路、21,22……第1、第2トランジス
タ、23,25……第1、第2制御トランジス
タ、28……比較回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 局部発振回路の出力端子と周波数混合回路の入
    力端子との間に挿入される局部発振バツフア増幅
    回路であつて、前記局部発振回路の出力信号が印
    加される入力端子と、エミツタが共通接続され、
    一方のベースに前記入力端子が接続される一対の
    トランジスタと、該一対のトランジスタの一方の
    コレクタと電源端子との間に接続される第1制御
    トランジスタ及び第1抵抗と、前記一対のトラン
    ジスタの他方のコレクタと電源端子との間に接続
    される第2制御トランジスタ及び第2抵抗と、前
    記一対のトランジスタのコレクタ電圧を比較して
    比較出力を発生する比較回路と、該比較回路の出
    力信号を少なくとも前記第1制御トランジスタの
    ベースに印加する手段と、前記一対のトランジス
    タのコレクタに接続され、前記周波数混合回路に
    ダブルエンド型の出力信号を印加する一対の出力
    端子とからなり、前記一対のトランジスタのコレ
    クタ電圧を前記第1制御トランジスタのベースに
    負帰還することによつて、オフセツトの発生を防
    止したことを特徴とする局部発振バツフア増幅回
    路。
JP1985003896U 1985-01-16 1985-01-16 Expired JPH0413858Y2 (ja)

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JPS61121042U JPS61121042U (ja) 1986-07-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152135A (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 受信機

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60152135A (ja) * 1984-01-20 1985-08-10 Hitachi Micro Comput Eng Ltd 受信機

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