JPS587486A - 炭火水素混合物の製法 - Google Patents

炭火水素混合物の製法

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JPS587486A
JPS587486A JP10910382A JP10910382A JPS587486A JP S587486 A JPS587486 A JP S587486A JP 10910382 A JP10910382 A JP 10910382A JP 10910382 A JP10910382 A JP 10910382A JP S587486 A JPS587486 A JP S587486A
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/02Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing
    • C10G45/04Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used
    • C10G45/06Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used containing nickel or cobalt metal, or compounds thereof
    • C10G45/08Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used containing nickel or cobalt metal, or compounds thereof in combination with chromium, molybdenum, or tungsten metals, or compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G2300/00Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
    • C10G2300/10Feedstock materials
    • C10G2300/107Atmospheric residues having a boiling point of at least about 538 °C

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラムスボトム・カーゼン・テスト値(以下r
RCTJと略称する)一aチW、初留点一T1℃の炭火
水累混合物を製造する方法に関するものである。
ガソリンや灯油の如き軽質炭火水素を製造する目的で、
水素の存在下または不存在1において実施される接触ク
ラッキングの如き接触変換操作において、原料(フィー
ドスト,ク)として使用される重質炭化水素混合物の適
性を評価するとき、RCTは重要な・ぐラメーターにな
る。原料のRCTが高くなればなる程、上記の接触変換
操作に使用される触媒の活性低下(脱活性)が一層速や
かに起るようになる。
原油の蒸留の際に得られる残留物、もしくは既述の蒸留
残留物の溶媒脱アスファルト操作(溶媒中でアスファル
ト分を除去する操作)のときに分離されるアスファルト
系ビチューメンや、原油ノ・・イドロ処理生成物の蒸留
のときに得られる残留物の如き残留物型炭化水素、混合
物は、一般に、極端に高いRCTを有し、したがってこ
れは前記の接触変換操作の際の原料として適したもので
はなく、それゆえに該原料として適したものにするには
前処理を行わなくてはならない。残留物型炭化水素のR
CTは、該混合物中に存在するアスファルテンの割合(
チ)に左右される値であるから、このアスファルテン含
有量を減少させることにより該混合物のRCTを低下さ
せることができる。原理上からみて、RCTを低下させ
る方法は2つある。
すなわち、該混合物に溶媒脱アスファルト操作を行うこ
とにより該混合物からアスファルテンの一部が除去でき
る。あるいは、この混合物に接触ハイドロ処理を行うこ
とによりアスファルテンの一部を他のものに変えること
ができる。蒸留残留物のRCTを低下させる場合には、
先ず後者の方法を行うのが好ましい。なぜならば後者の
方法は前者の方法に比して、RCTの低い重質生成物の
生成量が一層大きく、シかも、アスファルト系ビチュー
メンが副生成物として得られる場合には、そ,こから有
用なC5常圧留出物が副生成物として得られるからであ
る。一方、アスファルト系ビチューメンに対して前者の
方法を実施した場合には、所望生成物の生成量が少ない
という事実が見出されたので、アスファルト系ピチュー
メンから、もしくはアスファルト系ピテユーメンと蒸留
残留物との混合物からRCTの低い重質生成物を得るた
めには、後者の方法のみが好適方法である。しかしなが
ら後者の方法にも欠点があり、その欠点とは、不所望の
生成物であるC:留分が生じ、そしてこの生成のために
、該方法における水素消費量のうちのかなシの部分が使
われてしまうことである。
重質炭化水素混合物の接触・・イドロ処理によりRCT
を,2低丁させる操作を行うに当り、RCTを大きく低
下させる目的で前記接触・・イドロ処理をかなり苛酷な
条件のもとで行ったときには、RCT低下率/チ当りの
Ci生成量(記載の簡略化のために、この値を以下では
rGJと略称する)が最初のうちは実質的に一定の或値
(Gc)になっているが、其後にこの値はかなり急激に
増加する。この方法の水素消費量からみて、RCT低下
率がG−ノ×Gcに相当する値を越えないように注意を
払うことが重要である。これは実際上次のことを意味す
る。
重質炭化水素から出発し、これに接触ハイドロ処理のみ
を行って或生成物を得、この生成物に常圧蒸留を行って
常圧蒸留留出物(以下「常圧留出物」と略称する)を分
離した後に初留点=T,℃、RCT=a%Wの油を得る
ことからなる操作を行うことが望ましくない場合が多数
ある。このような場合においても、重質炭化水素混合物
から上記の初留点およびRCTを有する油を得るための
好ましい方法があるのである。この好適な方法について
説明する。前記の接触ハイドロ処理により得られた生成
物に常圧蒸留を行って常圧留出物と、初留点=T℃の常
圧蒸留残留物(以下「常圧残留物」と略称する)とに分
ける。この操作を行う方法は2つある。そのうちの第/
の方法は、溶媒脱アスファルト操作により前記の常圧残
留物から多量のアスファルト系ビチューメンを分離し、
これによって、RCT=a%w(所望値)の脱アスファ
ルトー常圧残留物(すなわち、脱アスファルトされた常
圧残留物)を得ることからなるものそある。一方、第2
の方法は次の如く行われるものである。前記の常圧残留
物に真空蒸留を行って真空留出物(すなわち真空蒸留留
出物)と真空残留物(すなわち真空蒸留残留物)とに分
け、この真空残留物に溶媒脱アスファルト操作を行って
がなり多量のアスファルト系ビチューメンを分離し、こ
れによって、或RCTをも有する脱アスファルトー真空
残留物を得るが、この“或RCT”は、この脱アスファ
ルトー真空残留物に、前・もって分離された真空留出物
を混合したときに、”RCT=a%W(所望値)の油”
が得られるような値である。C一留分とci常4 圧留出物との生成比率のうちで最も好ましい値は、Gが
r/.txGc,1と「!.θ×Gc」との間の値であ
るような条件下で接触ハイドロ処理を行ったときに“初
留点=T1℃、RCTFa%Wの油”とアスファルト系
ビテユーメンとが得られるような値である。この接触ハ
イドロ処理を、rG<,/.3;’XGcJという条件
のもとで実施した場合においてもCiの生成量は少ない
けれども、この条件を組合わせた操作の場合には初留点
=T1℃、RCT=a%Wの油の生成量が不満足な量で
あるという欠点が認められる。G).2.OXGcとい
う条件のもとて前記の接触ハイドロ処理を行った場合に
は、初留点=’l’1℃、RCT=a%wの油が高収率
で得られるが、c″4の生成量も、許容できない程多く
なる。
Gcは、下記の方法で作成したグラフから読取ることが
でき、また、Gが/.tXGcと.2.OXGcとの間
であるときの諸条件もまた該グラフから読堰ることかで
きる。このグラフは次の方法により作成できる。前記の
アスファルテン含有炭化水素混合物に接触・・イドロ処
理を何う実験を、処理条件(苛酷性の度合)を種々変え
て行い、グラフ用紙上に処理条件の値に対してGを!ロ
ットする◇この実験は入空間速度等の/つの・ぐラメー
ターを種種変えて、ただし他の条件は一定に保って行う
後者の条件は、この接触ハイドロ処理を実際に工場で行
うときに用いられる条件と同じものが選ばれる。
したがって本発明は、RCT=aチw1初留点二T1℃
の炭化水素混合物の製造のために、アスファルテ/含有
炭化水素混合物に接触・・イドロ処理を行い、得られた
生成物に蒸留を行って常圧留出物と初留点T1℃の常圧
残留物とに分け、前記の常圧残留物に溶媒脱アスファル
ト操作を行ってそこかC)RCT=a%Wという所望R
CTを有する脱アスファルトー常圧残留物金得るか、ま
たは前記の常圧残留物に最初に蒸留を行って真空留出物
と真空残留物とに分け、この真空残留物に溶媒脱アスフ
ァルト操作を行ってアスファルト系ビチューメンを分離
することにより或RCTを有する脱アスフアルトー真空
残留物を得、しかして前記の“或RCT”は、後者の脱
アスファルトー真空残留物を前記の真空留出物と混合し
たときに、所望RCTであるRCT=a%vの混合物が
得られるような値であり、前記の接触一・イドロ処理は
、RCT低丁率7%当りのC一生成量(G)がII乙3
xGc11と”2,OXGc″4 との範囲内の値〔ここにGeは、この接触ノ・イドロ処
理を、低い苛酷度(severity)条件のもとで行
ったときに得られる実質的に一定の値である〕になるよ
うに実施することを特徴とする、RCT=a%一、初留
点一T1℃の炭化水素混合物を製造する方法に関するも
のである。
炭化水素混合物のRCT測定法について、次の3つの場
合があることに留意されたい。
(.)被検炭化水素混合物の粘度が極端に高く、RCT
がASTM−D−!;2≠の方法によっては測定できな
い場合がある。この場合には、当該混合物のCCT(コ
ンラッドソン・カーデン・・テスト値)をASTM−D
−/.r9の方法で測定し、このCCTから、次式 RCT=0.乙II’7X(CCT)1゜144を用い
てRCTを算出することができる。
(b)被検炭化水素混合物の粘度が或特定の範囲内の値
であって、そのRCTはASTM−Dl2lI−の方法
により測定できるときもあるが、この測定方法により測
定されたRCTは大き<、.XO.O%Wより高い値が
得られることもある。この場合には、上記(a)の場合
と同様にASTM−D−/fタの方法によりCCTを測
定し、このCCTから上記の(a)に記載の式を用いて
RCTを算出するのがよい。
(c)被検炭化水素の粘度が、RCTをASTM−D−
.5’J’の方法によって充分測定できる程度の値であ
り、しかもこの方法によって測定されたRCTが20.
0チWより高くない値である場合には、この場合の測定
値をそのまま当該混合物のRCTとみなすことができる
実際、真空留出物、常圧残留物、脱アスファルトー蒸留
残留物のRCTや、真空留出物と脱アスクァルトー蒸留
残留物との混合物のRCTを測定するときには、多くの
場合において前記(e)に記載の直接測定方法に従って
測定するだけで充分であろう。
真空蒸留物のRCTの測定の場合には前記(C)に記載
の直接測定方法、および前記(b)に記載の間接測定方
法の両者が用いられる。アスファルト系ビチューメンの
RCTの測定の場合には、一般に前記(.)に記載の間
接測定方法のみが有利に利用できるであろう。
本発明方法は、アスファルテン含有量を減少させること
によりRCTを低下させるためのλ段階法である。本方
法の第/段階は、接触ノ・イドロ処理によりアスファル
テンの一部を別のものに変換させることによりアスフ了
ルテ/含有量を低下させることからなる。本方法の第2
段階は、溶媒脱アスファルト操作によりアスファルト含
有量を減少させることからなるものである。アスファル
テン含有炭化水素混合物は一般に有意量(チ)の金属特
にバナノウムおよびニッケルを含有する。このような混
合物に接触処理(たとえば、RCT低下のための本発明
に従った接触ハ・fドロ処理)を行ったときには、これ
らの金属がRCT低下用触媒の上に付着し、該触媒の寿
命を短縮するであろう。この点にかんがみ、パナソウム
士ニッケル含有量が!;Oppmwを越えるアスファル
テン含有炭化水素混合物には、これをRCT低下用触媒
と接触させる前に、脱金属処理を行っておくのが好まし
い。この脱金属処理は、この炭化水素混合物を水素の存
在下に、ンリカklO%Wより多く含有する触媒と接触
させることによ゜り非常に有利に実施できる。
全体がシリカからなる触媒と、水素添加活性を有する/
種またはそれ以上の金属(特にニッケルとパナノウムと
の組合わせ)を担体上に含有してなる触媒′(ただし王
記の担体は実質的にシリカからなるもの,である)筈の
両方の触媒が、この目的のために特に適当である。非常
に適当な脱金属用触媒は、ポロシティ(空隙度)や粒子
径に関する要求条件全みたすオランダ特許出願第730
7317号明細書等に記載の触媒である。本発明方法に
お、いて、接触脱金属処理を水素の存在下に行う場合に
は、この脱金属処理は別個の反応器、で実施できる。し
かし、接触脱金属処理および接触RCT低下処理は同一
条件下に実施できるものでもあるので、この両方の処理
は同一反応器で非常に有利に実施できる。この反応器は
脱金属用触媒床とRCT低下用触媒床とを順次配列して
なるものであってよい。
接触脱金属処理による金属含有量の低下は若干のRCT
低下をも伴うものであることに留意され象い。逆に、接
触RCT低下処理は々干の金属含有量低下を伴うもので
ある。本明細書中に使用された用語rRCTの低下」は
、接触・・イドロ処理によるRCT低下のすべて(すな
わち、接触脱金属処理のときに起るRCT低下をも包含
する)を意味するものである。
接触RCT低下処理のために適当な触媒は、二,ケルと
コバルトからなる群から選択された少なくとも/種の金
属を含一有し、かつその他に、モリブデンおよびタング
ステンからなる群から選択され多 た少なくとも/種の金属を含有し担体を含有し、ただし
この担体゜はアルミナを≠θ%Wより多く含むものであ
るという条件をみたす触媒である。非常に適当なRCT
低下用触媒は、担体としてのアルミナ上に二,ケル/モ
リブデンまたはコバルト/モリブデンなる金属の組合わ
せを含有してなる触媒である。
RCT低下用接触操作は温度30θ−500℃、圧力j
θ−300パール、空間速度0.02−/Og−g.h
1H2/W.料比/00−夕oo’oNtyagにおい
て実施するのが好ましい。特に好ましくは、RCT低下
用接触操作は温度330−≠jO℃、圧力7j−200
バール、空間速度0./−2gg−1.h’・H2/原
料比!;00−.2000Nt/f..9において実施
される。
必要に応じて行われる前記の水累の存在下における脱金
属処理の場合に設けられた種々の条件と同じ条件を、こ
のRCT低下用接触操作のときにも、必要に応じて適宜
設けるのが好ましい。
本発明方法の第/段階におけるRCT低下は、“RCT
低下をもたらすような空間速度″で操作を行うことによ
り達成できる。この空間速度の値は、当該アスファルテ
ン含有炭化水素を用いて接触ハイドロ処理実験を、空間
速度を種々変えて何回も行い、空間速度とRCT低下率
とをグラフ用紙にプロットすることにJ;シ得られたグ
ラフから読聖ることかできる。なお、どれらの実験は、
空間速度のみを種々変え、一方他の条件は、本発明方法
を実際に実施゛するとき′の諸条.件と同様な一定の値
として行われるものであ.る。
本発明方法の第2段階は、第/段階からのハイドロ処理
生成物′の蒸留時に得られた残留物に溶媒脱アスファル
ト操作を行う段階である。この溶媒脱アスファルト操作
を行うべき蒸留残留物は、前記ハイドロ処゛理生成物の
常圧残留物または真空残留物であってよい。前記ハイド
ロ処理生成物の真空残留物をこの目的のために使用する
のが好ましい。この溶媒脱アスファルト操作のために適
当な溶媒は、/分子当り3〜乙個の炭素原子を有するパ
ラフィン系炭化水素たとえばn−ブタンおよびその混合
物(たとえばプロ・ぐンとn−ゾタンとの混合物、およ
びn−ブタンとn−ベンタンとの混合物)である。溶媒
/油比(重量比)は7:/ないし/:/、特にt:/な
いし2:/であることが好ましい。この溶媒脱アスファ
ルト操作は2θ一70θパールの圧力下に行うのが好ま
しい。溶媒としてn−ブタンを使用する場合には、この
溶媒脱アスファルト操作を圧力33−’lタパール、温
度/00−/jθ℃において実施するのが好ましい。
本発明方法の第2段階において、常圧残留物の溶媒脱ア
スファルト操作によりRCTを低下させる場合には、所
望RCTに対応する脱アスファルト温度において溶媒脱
アスファルト操作を行うことにより、所望RCTを有す
る脱アスファルトー常圧残留物が得られる。所望RCT
に対応する脱アスファルト温度は、このよりなRCT/
温度の関係を示したグラフから読取ることができ、しか
してこのグラフは、この常圧残留物を用いて一連の脱ア
スファルト実験を、温度を種々変えて行い、この温度と
脱アスファルトー常圧残留物のRCTとの関係をグラフ
用紙上にプロットすることにより作成できる。
この一連の実験では温度は細々変えるのであるが、他の
条件は一定に保ち、しかしてこれらの条件としては、本
発明方法を実際に実施する場合に設定される条件に等し
いものが選択される。
本発明,方法に第2段階において真空残留物に溶媒脱ア
スファルト操作を行諭、かくして得られた脱アスファル
トー真空残留物に真空留出物(この段階よりも前の段階
で得られたもの)を混合することによ,9RCTを所望
通りに低下させる場合には、前記の脱アスファルトー真
空残留物のRCTおよび量を、次の方法によシ、前記真
空留出物の量およびRCTを基準とした所定の値に調節
すべきである。
所定のRCTVDを有する所定量(Apbw)の真空留
出物(VD)が使用可能セある場合には、この真空留出
物と脱アスファルトー真空残留物(DVR)との混合に
よシ、所定のRCTMを有する混合物を得るために、脱
アスファルトー真空残留物をBpbw製造しなければな
らない。しかしてそのRCTVDRは次式の関係をみた
すものでなければな.らない。
または、別の表現では A(RCTM−RCTvo)=B(RCTovaRCT
M)(2)式(2)において左辺の値は既知であり、ま
た、右辺の−RCTMも既知である。一連の脱アスファ
ルト実験を、前記真空残留物を用いて行い、しかしてこ
れらの実験をたとえば温度を種々変えて行うことにより
、項rB(FLC’TDVR−RCTM)Jの値と使用
温度値との関係を示すグラフが作成で゛きる。本発明方
法の第2段階において脱アスファルト操作を行うときに
使用すべき温度は、このグラフで読取ることができる。
この温度は、項rB(BCTDVB−RCTM)Jが、
与えられた値rA(RCTM−ELCTVD)Jを有す
るときの温度でおる。この脱アスファルト実験では、変
数である温度は別として、他の諸条件は一定の値に保っ
て操作を行い、しかしてこれらの条件としては、本発明
方法を実際に実゜施するときに設定される諸条件と同じ
ものが選ばれる。
ガソリンや灯油の如き軽質炭化水素留出物の製造のため
に水素の存在下または不存在下に行われる接触変換工程
において原料として使用される重質炭化水素油について
、その原料適性を評価するときには、RCTの他に、金
属含有量もまlた重要なパラメーターとして考慮に入れ
なければならない。
原料の金属含有量が高ければ高い程、上記変換工程にお
いて触媒の活性低下(脱活性)が一層速やか匹起るであ
ろう。一般に残留物型原料混合物は極端に高いRCTを
有し、かつまた、極端に高い金属含有量を有するから、
これは前もって処理しない限り、前記の接触変換工程の
ための”適当な原料”にはなり得ない。本発明方法で得
られる生成物は脱アスファルトー常圧留出物であるか、
または真空留出物と脱アスファルトー真空残留物との混
合物であって、この生成物のRCTは低く、かつ金属含
有量も非常に低い。その主な理由は、溶媒脱,アスファ
ルト操作に供される金属含有留出物が、既に前もって接
触ハイドロ処理を受けたものでちることである。なぜな
らば、このような金属含有残留物に対する溶媒脱アスフ
ァルト操作は、非常に高度の金属除去選択性を示し、す
なわち、この操作のときにかなり犬量の金属が除去され
るからである。
本発明方法において原料として使用できるアスファルテ
ン含有炭化水素混合物の例には次のものがあげられる。
(.)原油(鉱油)の蒸留のときに得られる常圧残留物
、 (b)原油の蒸留の際に得られる真空残留物、(c)前
記の(.)および(b)に記載の残留物の溶媒脱アスフ
ァルト操作のときに分離されたアス7アルト系ビチー−
メン、 (d)原油のハイドロ処理生成物の残留留分の蒸Jλき
に得られる残留物に溶媒脱アスファルト操作を行った際
に分離されたアスファルト系ビチューメン、 (e)前記の(a)’−(d)K記載の重質炭化水素混
合物2種またそれ以上の混合物、 (f)重質原油、 (g)タールサンドから抽出された重質炭化水素混合物
、 (h)熱クラッキング操作のときの残留物、(i)前記
の(a)−(h)に記載あアスフ了ルテンに富む炭化水
素混合物/種またはそれ以上と、アスファルテンが少な
いがまたはアスファルテンを含まない炭化水素混合物(
たとえば潤滑油製造工程で生じた芳香族エキストラクト
、および接触クラッキングの際に得られたサイクル油お
よびスラリー油)との混合物。
本発明方法において原料として使用できるアスファルテ
ン含有炭化水素混合物の好ましい例として、次の乙種の
ものがあげられる。
原料/ 原油の蒸留の際に得られる常圧残留物 ”/.jXGc”および″2.oXGc″にそれぞれ対
応するG値になるまで接触ハイドロ処理を行ったときに
もたらされるRCT低下率はT1に左右される値である
ことが、実験の結果判明した。常圧残留物のRCT(b
%W)と、!20℃より低い沸点を有する常圧残留物の
重量チとの間には、次式(関係式/)で示される関係が
ある。
b−c RCT低下率=−X/00= b ここにCは、ハイドロ処理生成物の常圧残留物(初留点
=T.℃)のRCTである。
原料2 原油の蒸留の際に得られる真空残留物 ″/JXGc”および“.2.OxGc−にそれぞれ対
応する値にq値が達するように行われた接触ハイド′口
処理によりもたらされるRCT低下率はT1に左右され
るものであることが、実験の結果判明した。
この真空残留物のRCT(b%W)と、この真空残留物
の5チw沸点(j%wboilingpoint)(T
5℃)との間には、次式(関係式.2)で示される関係
がある。
ここにCは、ノ・イドロ処理生成物の常圧残留物(初留
点T1℃)のRCTである。
原料3 原油の蒸留残留物に溶媒脱アスファルト操作を行うこと
により分離されたアスファルト系ビチューメン ″/JxGc”および”,2.0.XGc”にそれぞれ
対応する値′にG値が達するように行われた接触ハイド
ロ処理によりもたらされたRCT低下率はT1に左右さ
れる値であることが、実験の結果判明した。このアスフ
ァルト系ビチューメンのRCT(b%w)と、このアス
ファルト系ビチューメンの平均分子量(M)との間には
、次式(関係式3)で示される関係がある。
原料≠ 原油のハイドロ処理生成物の残留留分の蒸留のときに得
られた残留物に溶媒脱アスファルト操作を行ったときに
分離されたアスファルト系ビチューメンと、原油の蒸留
のときに得られた常圧残留物との混合物(ただしこの混
合物は、前記常圧残留物/00pbw当り前記アスファ
ルトビチューメンを3;Opbwより少なく含有してな
るものである)。
”/Jxcc”および”2.0XGc”にそれぞれ対応
する値KG値が達するように行われた接触ハイドロ処理
によりもたらされるRCT低下率は、次の値に左右され
るものであることが実験の結果判明した。
(1)T+ (2)前記常圧残留物のRCT(b%W)(3)j20
℃より低い沸点を有する常圧残留物の割合(fチW) (4)アスファルト系ビチー−メンのRCT(c%W)
(5)原料混合物中のアスファルト系ビチー−メン/常
圧残留物混合比〔この比は、常圧残留物/00pbw当
りのアスファルト系ビチューメンの量(pbw)で表わ
す)(rpbw)。
これらの値の間の関係は次式(関係式ll)で表わすこ
とができる。
原料j 原油のハイドロ処理生成物の残留留分の蒸留のときに得
られた残留物に溶媒脱アスファルト操作を行ったときに
分離されたアスファル斗系ビチューメンと、原油の蒸留
のときに得られた真空残留物との混合物(ただしこの混
合物は、前記真空残留物/00pbw当り前記アスファ
ルトビチューメン′をjOpbwより少なく含有してな
るものである)。
”/.!;’l.Gc’および”2.OXGc’にそれ
ぞれ対応する値KG値が達するように行われた接触ハイ
ドロ処理によりもたらされるRCT低下率は、次の値に
左右されるものであることが実験の結果判明したO (1)T1 (2)前記真空残留物のRCT(b%W)(3)前記真
空残留物の夕%w沸点(Ts℃)(4)アスファルト系
ビチー′−メンのRCT(c%W)(5)原料混合物中
のアスファルト系ビチューメン/真空残留物混合比〔こ
の比は、真空残留物/00pbw当りのアスファルト系
ビチューメンの量(pbw)で表わす〕(rpbw)。
これらの値の間の関係は次式(関係式j)で表わすこと
ができる。
原料乙 原油の蒸留の際に得られた残留物に溶媒脱アスファルト
操作を行うことにより分離されたアスファルト系ビチュ
ーメン(1)と、原油のハイドロ処理生成物の残留留分
の蒸留の際に得られた残留物に溶媒脱アスファルト操作
を行うことにより分離されたアスファルトビチューメン
(It)との混合物〔この混合物は、アスファルトビチ
ューメン(1)/00pbw当りアスファルトビチュー
メン(II)を!;Opbwよシ少なく含有してなるも
のである〕。
′″/.jxGc″および”.2.OxGc”にそれぞ
れ対応する値KG値が達するように行われた接触ハイド
ロ処理によりもたらされるRCT低下率は、次の値に左
右されるものであることが、実際の結果判明した。
(1)T1 (2)アスファルト系ビチューメン(1)のRCT(b
%w)(3)アスファルト系ピチューメン(1)の平均
分子量(M) (4)アスファルト系ビチューメン(II)のRCT(
cチW)(5)原料混合物中のアスファルト系ビチュー
メン(■)/アスファルト系ビチューメン(1)混合比
〔この混合比は、アスファルト系ビチューメン(I)/
OOpbw当シのアスファルト系ビチューメン(It)
の量(pbw)で示す)(rpbw) これらの値の関係は次式(関係式乙)で表わすことがで
きる。
原料乙において原科成分の7つどして使用されたアスフ
ァルト系ビチューメン(!)の平均分子量M1および原
料3として使用されたアスファルト系ピチャーメンの平
均分子量Mは、p.srM−D−3!;92−77試験
法に従って溶媒としてトルエンを使用して測定されたも
のである。
Gの最高許容値(これは“2.O×Go″の値に対応す
る値である)からみて、原料/一乙に接触ハイドロ処理
を行い、その生成物の蒸留によって、所定の値すなわち
初留点=T1℃、RCT=a%wを有する常圧残留物を
得ることができるかどうかを、前記関係式/一乙により
知ることができる。この関係式からみて上記の最終生成
物の製造が不可能であることが判ったときには、いろい
ろな工程を組合わせて実施することを考えなければなら
ないが、このよ4うな場合において前記関係式は、若干
の工程を組合わせて接触ハイドロ処理等の操作を行うと
きの制限条件を示しており、したがってこの制限範囲内
で、工程の組合わせによる製造操作を最高効率で確実に
実施できるようにRCT低下率を選択すべきである。
原料<’−Jは2種の成分の混合物からなるものである
。これらの混合成分のうちの/つ〔混合成分(■)〕は
、原油の蒸留のときに得られる常圧残留物、原油の蒸留
のときに得られる真空残留物、原油の蒸留のときに得ら
れる残留物に溶媒脱アスファルト操作を行ったときに分
離されたアスファルト系ビチー−メンからなる群から選
択される。他の7つの混合成分〔混合成分(IDEは、
原油のノ・イドロ処理生成物の残留留分の蒸留のときに
得吐れる残留物に溶媒脱アスファルト操作を行ったとき
に分゛離されたアスファ゛ルト系ビチー−メンである。
後者の残留留分の例には次のものがあげられる:原油の
蒸留のときに得られた常圧残留物および真空残留物;こ
れらの残留物に溶媒脱アスファルト操作を行ったときに
分離されたアスファルト系ビチー−メン。原料≠一乙の
いずれかを用いて本発明方法を実施する場合における非
常に好ましい実施態様は、第l段階の原料成分として使
用される混合成分C)が、第2段階における溶媒脱アス
ファルト操作のときに得られたアスファルト系ビチ−一
−メンであるという条件をみたすよう(製造操作を行う
ことである。本方法の第/段階においてアスファルト系
ビチー−メンの再lmを含む操作によシ所望通シにRC
Tを低下させるための操作条件は、次の如くして定める
ことができる。混合成分(1)が使用される唯一の原料
である場合には、この工程の組合わせ(すなわち複合工
程)を確実に最適効率で実施できるようにするために、
接触ノ・イドロ処理において達成すべきRCT低下率の
値を決定するために概述の関係式を用いるのである。こ
の目的のために、混合成分(1)を唯、一の原料として
使用して一連の接触ノ・イドロ処理実験を行い、これに
よって最適空間速度を決定する。この空間速度のもとて
前記複合工程を実施し、所望RCT(=a%w)および
所望初留点(二T1℃)を有する油を製造する。しかし
てごのとき、アスフ了込系ビチー−メン〔すなわちアス
ファルト系ビチューメン(A)〕が副生成物として生ず
る。其次に、混合成分(1)トアスファルト系ビチー−
メン(A)との混合物(混合比=r)を用いたときの該
複合工程操作を確実に最適効率で行うために、接触ノ・
イドロ処理において達成すべきRCT低下率を決定する
ために前記の関係式を用いて計算を行う。この目的のた
めに使用される空間速度の値は、混合成分(1)とアス
ファルト系ビチー−メン(A)との混合物を原料として
使用して一連の接触ノ・イドロ処理実験を行うことによ
り決定できる。この空間速度のもとて前記の複合工程を
実施するととにより、所望RCT(=a%w)および所
望初留点(=T1℃)を有する油が製造でき、かつ副生
成物としてアスファルト系ヒチー−メン〔ア亥ファルト
系ビチューメン(B)〕が得られる。これらの実験を/
回ないし数回繰返して行い、そして、前に行われた一連
の実,験のときに分離されたアスファルト系ビチー−メ
ンを、其次の一連の実験において混合成分(1)のため
の混合成分として使用し(ただし混合比の値は一定の直
rとする)、そしてこれらの実験を、“或−連の実験と
其次の一連の実験においてそれぞれ分離されたアスファ
ルト系ビチューメンが互いに実質的に同一のRCTを有
チるよ、うになったとき”(すなわち定常状態のとき)
がくるまで繰返して行う。これによって、アスファルト
系ビチューメンの再循環を含む本発明方法を実際に実施
するときに使用される空間速度の値が決定できる。
このような定常状態を形成する条件を知るためには、一
般に、このよう々一連の実験を2回または3回繰返すだ
けで充分であろう。
本発明を一層具体的に例示するために、次に実施例を示
す。
例/ 本例では、原油の蒸留の際に得られた2種の常圧残留物
を使用した〔常圧残留物(A)および(B))o常圧残
留物(A)のROTは/0チWであり(ASTM−D−
52≠試験法により測定)、ノ々ナジウム−ニッケル含
有量は70ppmwでおり、520℃より低い沸点のも
のの存在量は!;0%Wであった。
常圧残留物(B)のRCTは/!.乙←であり(AST
M一D−夕2II−試験法により測定)、ノ々ナジウム
−ニッケル含有量はj00ppmwであり、520℃よ
り低い沸点を有するものの存在量は、29.≠%wであ
った。
Gの最高許容値からみて、常圧残留物(A)を出発原料
として用いて接触ノ・イドロ処理のみを行うことにより
ハイドロ処理生成物を作り、そして該生成物に蒸留を行
うことにより、初留点が370℃であり、かつ前記の常
圧残留物(A)のRCTより低いRCTを有する常圧残
留物が得られるかどうかを知るために、次の関係式 −X/00=Fmax b (ここにF’maXは、この関係式の右辺の値の最高値
である)を用いて、b=70、T=370,a=30と
して計算を行った。この結果、製造されるべき常圧残留
物(初留点=370℃)が3.1.%Wより高いRCT
(C)を有するという条件をみたすものである場合には
、上記の製造操作が可能であることが判明した。このこ
とは、たとえば常圧残留物(A)を出発原料として用い
て初留点=370℃、RCT(C):tAタ%Wの常圧
残留物を製造するためには、接触ノ・イ、ドロ処理のみ
を実施するだけで充分であることを意味する。
しかしながら、常圧残留物(A)から初留点=370℃
の、かつRCT=/.towという非常に低いRCTを
有する油を製造すべき場合には、Gの最高許容値からみ
て、接触ハイドロ処理だけでは不充分である。すなわち
この場合Kは接触ハイドロ処理の他に溶媒脱アスファル
ト操作も行うべきである。関係式(1)を次の形 最高RCT低下率””maXおよび 最低RCT低下率”Fmin (ここにFrIIaxおよびFminはそれぞれ、この
関係式の右辺の値の最高値および最低値である)で用い
て、b=tO,T=370,a=夕Oとして計算する。
この計算の結果、この複合工程を最高効率で実施するた
めに、接触ハイドロ処理によるRCT低下率がj44/
一64’./%になるように注意を払う必要があること
が判った。
初留点が370℃であり、RCT(C)がそれぞれ異な
る種々の常圧残留物を製造する目的で73種の実験を行
い、そしてこれらの実験では常圧残留物(A)に接触ハ
イドロ処理を行った。これらの実験は、全容量1z00
mlのλつの固定触媒床を有する容量/000mlの反
応器を用いて行った。第/触媒床はNi/V/Si02
触媒を含有し、しかしてこの触媒はシリカ/00pbw
当シニッケルo.tpbwおよびパナジウム.2.Op
bwを含むものであった。第2触媒床はCo/Mo/A
l205触媒を含有し、しかしてこの触媒はアルミナ/
00pbw当りコパル}4’pbwおヨヒモリブデン/
.2pbwを含むものであった。
Ni/V/Si02触媒とCo/Mo/At205触媒
との重量比は/:3であった。すべての実験は温度39
0℃、圧力/2jパール、H2/油比/000NtA9
において行った。空間速度は各実験毎に種々変えた。こ
れらの実験/−73の実施時間は≠jO時間であった。
実験結果を表Aに示.す。
各実験で用いられた空間速度は表Aに記載されている。
また、達成されたRCT低下率(−×/00)およびそ
れに対応するCi生成率(チ;原料基準)も表Aに記載
されている。実験/一/2は、2つの実験を/組として
行い、しかして各組では、RCT低下率の差異を約/.
0%wとするときの空間速度の差を調べて、これを表A
に記載した。さらに表Aには、各組の実験においてRC
T低下率/チ当シのC1生成率も記載した。
これらの実験のうちで、実験g,タおよび/3のみが本
発明に従って行われたものである。他の実験は比較対照
実験である。表Aから明らかなように、実験/−2.3
一弘,および!−乙ではGは実費的に一定の値で保たれ
た(Gc)。実験7−gおよびター/OではRCT低下
率はそれぞれ約jグチおよび約乙グチであシ、Gはそれ
ぞれ約AjGcおよび約2.OGcであった。
実験!,//および/3においては、接触ハイドロ処理
生成物に常圧蒸留および真空蒸留を順次行い、次の留分
に分けた:Ci留分、H2S+NH5留分、C5−37
0℃常圧留出物、37042θ℃真空留出物、j20℃
1真空残留物。この真空残留物に脱アスファルト操作を
、n−ブタンを用いて圧力ti−oバール、溶媒/油重
量比3:/において行った。これによって得られた脱ア
スファルトー真空残留物を、それに対応する前記真空留
出物と混合した。これらの実験(このうちで、実験/乙
のみが本発明に従って行われた実験である)の結果を、
表Bに示す。
関係式(1)を次の形 −X/00=Fmax b にして、b=/よ乙、T=370、d=.29.≠とし
て計算を行った結果、接触ノ・イドロ処理を行い、次い
でこの処理生成物を蒸留することによシ、初留点F37
θ℃であシ、かつ常圧残留物(B)のRCTよシ低いR
CTを有する常圧残留物を製造することは、製造すべき
該常圧残留物のRCT(c)を気7%Wよシ高い値に¥
べきであるという条件をみたす限シ、全く可能であるこ
とが判明した。
゛しかしながら、常圧残留物(B)から初留点=370
℃の、かつRCT=.2.夕S−という非常に低いRC
Tを有する油を製造すべき場合には、GO最高許容値か
らみて、接触ハイドロ処理だけでは不充分である。すな
わちこの場合には接触ハイドロ処理の他に溶媒脱アスフ
ァルト操作も行うべきである。関係式(1)を次の形 最高RCT低下率=Frrl,Lxおよび最低RCT低
下率=FrrlIn で用いて、b=/よ乙、T=370、a=2’ZIl−
とじて計算する。この計算の結果、この複合工程を最高
効率で実施するために、接触ハイドロ処理によるRCT
低下率が60.0−70.0%になぎように注意を払う
必要があることが判った。
初留点が370℃であJ、RCTが−!,j%wである
油を常圧残留物(B)から製造する目的で、この常圧残
留物(B)に接触ハイドロ処理を、実験/二/3に記載
の方法と同様な方法に従って同一触媒を用いて行った。
反応条件は少し変え、すなわち温度は3タタ℃、圧力は
/jOパール、空間速度はAO夕?・Jf−1・h−1
、H2/油比は/000Nl/k9であった。RCT低
下率は乙J[であった。接触ハイドロ処理生成物に、既
述の場合と同様に常圧蒸留およ−び真空蒸留を順次行っ
て若干の留分に分けた。得られた5.20℃慣空残留物
に脱アスファルト操作を、n−ブタンを用いて温度//
夕℃、圧力≠θパール、溶媒/油重量比3:/において
行った。
これによって得られた脱アスファルトー真空残留物を、
それに対応する真空留出物と混合した。この実験/7は
本発明に従って行われたものであるが、その結果を次表
に示す。
例2 本例では、互いに相異なる2種の真空残留物を使用した
(i)RCT=1タ%w(ASTM−D−夕.1試験法
によシ測定)、パナジウム−ニッケル含有量=/乙Op
pmWsj9br沸点=soo℃の真空残留物(A)、
(ff)RCT=//%w(ASTM−D−3.241
試験法にょシ測定)、パナジウム−ニッケル含有量=!
θppmw、jチW沸点=J−.20℃の真空残留物(
B)。
真空残留物(A)から、接触ハイドロ処理のみによって
初留点=370℃、RCT=2.j%Wの油を製造する
ことは、Gの最高許容値からみて不可能である。すなわ
ちこの場合には接触ハイドロ処理の他に溶媒脱アスファ
ルト操作も行うべきである。
関係式(1)を次の形 最高RCT低下率=Fmaxおよび 最低RCT低下率”Fmi。
(ここにF’maxおよびFmi。はそれぞれ、この関
係式の右辺の値の最高値および最低値である)で用いて
、b=/タ、T1=370XT5=jOθとして計算す
る。この計算の結果、この複合工程を最高効率で実施す
るために、接触ノ・イドロ処理によるRCT低下率が5
2.0−62.0%になるように注意を払う必要がある
ことが判った。
初留点が370℃であfi、RCT(C)がそれぞれ異
なる種々の常圧残留物を製造する目的で73種の実験を
行い、そしてこれらの実験では真空残留物(A)に接触
ノ・イドロ処理を行った。これらの実験は、実験/一7
3の場合と同様な方法に従って、同゛じ触媒を用いて行
った(2種の触媒の重量比も既述の通りである)。反応
条件は次の通りであった:温度3g!j℃、圧力iso
ノ々−ル、Hv’冫由比/000m,Ag。空間速度は
各実験毎K種々変えた。
これらの実験/I−30の実施時間は500時間であっ
た。実験結果を表Cに示す。
これらの実験のうちで、実験,?3.2乙および30の
みが本発明に従って行われたものである〇他の実験は比
較対照実験である。表Cから明らかなように、実験/と
一/タ,20−2/,および22−23ではGは実質的
に一定の値で保たれた(Gc)。実験2≠−25および
2乙−27ではRCT低下率はそれぞれ約j2%および
約6.2チであり、Gはそれぞれ約/.!i’Gcおよ
び約2.OGcであった。
実験22.2gおよび30においては、接触ノ・イドロ
処理の生成物に常圧蒸留および真空蒸留を順次行い、既
述の如き若干の留分に分けた。真空残留物に脱アスファ
ルト操作を、n−プタンを用ノ いて行った。これによって得られた脱アスファルトー真
空残留物を、それに対応する真空留出物と混合した。こ
れらの実験(このうちで、実験33のみが本発明に従っ
て行われた実験で゛ある)の結果は表Dに示されている
真空残留物(B)から初留点=370℃、RCT=3チ
Wの油を製造すべき場合には、Gの最高許容値からみて
、接触・・イドロ処理だけでは不充分である。すなわち
この場合には接触ノ・イドロ処理の他に溶媒脱アスファ
ルト操作も行わなければならない。関係式(2)を次の
形 最高RCT低下率”F’maxおよび 最低RCT低下率”Fmin で用いて計算を行った結果、この複合工程を最高効率で
実施するために、接触ハイドロ処理による−RCT低下
率が30.6−≠O.乙チになるように注意を払う必要
があることが判った。
初留点が37θ℃であシ、RCTが3.0チWである油
を製造する目的で、真空残留物(B)に接触ノ・イドロ
処理を行った。この実験3≠は、容量乙00dの固定触
媒床を有する容量/000−の反応器を用いて行った。
この触媒は例/記載のCo/Via/A12Q5触媒と
同じものであった。反応条件は次の通シであった:温度
3タθ℃、圧力/26パール、空間速度/,Of−F’
・h−’、H2/’油比/000N麹。
RCT低下率は3よjチであった。この接触ノ・イドロ
処理生成物の真空蒸留のときに得られたj2θ℃“真空
残留物に脱アスファルト操作を、n−ブタンを用いて温
度/27℃、圧力po−J−ル、溶媒/油重量比3:/
において行った。これによって得られた脱アスファルト
ー真空残留物を、370−320℃真空留出物と混合し
た。この実験は本発明に従って行われたものであるが、
その結果を次表に示す。
例3 下記の実験において、2種のアスファルト系ビチー−メ
ンを用いた。
アスファルト系ビチー−メン(A)は、原油の真空残留
物に脱アスファルト操作を、グロノ?7t用いて行った
ときに得られたものであった。これのRCTは.2王≠
チw(ASTM−D−/♂タ試験法K従クて測定された
CCTから計算によって出された値)、平均分子量は/
≠00(ASTM−D−3!;タ.2/77試験法に従
って溶媒としてトルエンを用いて測定)、パナジウム−
ニッケル含有量は,?3;Opprrrwであった。
アスファルト系ビチー−メン(B)は、原油の真空残留
物にn−ブタンを用いて脱アスファルト操作を行ったと
きに得られたものであった。そのRCTFi.’AI.
0%w(ASTM−D−/J’タ試験法に従って測定さ
れたOCTから計算によシ出された値)、平均分子量は
20QO(ASTM−D−♂392/77試験法に従っ
て、溶媒としてトルエンを用いて測定)、ノ々ナジウム
−ニッケル含有量は4L20ppmwであった。
アスファルト系ピチー−メン(A)から初留点=・37
0℃、FtCT=3.0チWの油を製造すべき場合には
、Gの最高許容値からみて、接触ハイドロ処理だけでは
不充分である。すなわちこの場合には接触ハイドロ処理
の他K溶媒脱アスファルト操作も行うべきである。関係
式(3)を次の形最高RCT低下率””F’maxおよ
び最低RCT低下率”Fmin で用いて、計算の結果、この複合工程を最高効率で実施
するために、接触ハイドロ処理によるRCT低下率がj
/.0−7/.+%になるように注意を払う必要がある
ことが判った。
初留点が370℃であ!)、RCT(C)がそれぞれ異
なる種々の常圧残留物を製造する目的で/3種の実験を
行い、そしてこれらの実験ではブスフアルト系ピチュー
メン(A)に接触ハイドロ処理を行った。これらの実験
は、実験i−i3の場合と同,様な方法に従って行った
。ただし、Ni/V/Si02触媒とCo/Mo/Al
203触媒との重量比は/:.2であった。反応条件は
次の通シであクた:温度lAOO℃、圧力l≠jパール
、H2/’油比/000N!!./kfl。空間速度は
各実験毎に種々変えた。これらの実験3ターlI−乙の
実施時間は≠jO時間であった。実験結果を表Eに示す
これらの実験のうちで、実験II−2,≠3および≠7
のみが本発明に従って行われたものである。
他の実験は比較対照実験である。表Eがら明らかナヨウ
ニ、実験3ター3乙,37−3Ir,おLび3ターl/
−OではGは実質的に一定の値で保たれた−(Gc)−
実験’l/−’/−2および4t3−11’lではRC
T低下率はそれぞれ約j/チおよび約,4/%であシ、
Gはそれぞれ約/.タGCおよび約.2.0GCであっ
た。
実験3タ,4ttおよび4t7においては、綺触ハイド
ロ処理の生成物に常圧蒸留および真空蒸留を順次行い、
若干の留分に分けた。320℃1真空残留物K脱アス〜
ファルト操作を、n−ブタンを用いて行った。これによ
って得られた脱アスファルトー真空残留物を、それに対
応する370−6.20℃真空留出物と混合した。これ
らの実験(このうちで、実験jOのみが本発明に従って
行われた実験である)の結果は、表Fに示されている。
アスファルト系ビチューメン(B)から初留点=370
℃、RCT=lAOチWの油を製造すべき場合には、G
O最高許容値からみて、接触ノ・イドロ処理だけでは不
充分である。すなわちこの場合には接触ハイドロ処理の
他に溶媒脱アスファルト操作も行うべきである。関係式
(3)を次の形最高Re誉低下率=F’maxおよび 最低RCT低下率=Fmin で用いて計算の結果、この複合工程を最高効率で実施す
るために、接触ノ・イドロ処理によるPCT低下率が夕
乙、/一乙乙.jチになるように注意を払う必要がある
ことが判った。
初留点が370℃であり、RCT(C)がlAOチWで
ある油を製造する目的で、アスファルト系ビチューメン
(B)に接触ノ・イドロ処理を行った。この実験は、実
験/−/3の場合と同様な方法に従って行った。ただし
、Ni7’V/SiO2触媒とCo/Mo/Al203
触媒との重量比は/:lであった。反応条件は次の通シ
であった:温度390℃、圧力ljOパール、空間速度
O.弘iy−r’・h−1、H2/油比/000NZA
9。RCT低下aハA/.0%テhッタ。接触ハイドロ
処理生成物に真空蒸留を行い、得られた!20℃“真空
残留物に脱アスファルト操作を、n−ブタンを用いて温
度/20℃、圧力≠0パール、溶媒/油重量比3:/に
おいて行った。これによって得られた脱アスファルトー
真空残留物を、それに対応する370−.!;20℃真
空留出物と混合した。この実験は本発明に従って行われ
たものであるが、その結果を次表に示す。
例弘 本例では、常圧残留物(A)/00pbwとアスファル
ト系ビチューメン(B)/jpbwとを混合することに
より得られた混合物(AB)を使用した。
常圧残留物(A)ノRCTは7fkであ!)(ASTM
−D−j,24’試験法によシ測定)、パナジウム−ニ
ッケル含有量は93ppmwであり、520℃より低い
沸点を有するものの存在量はj’0%wであった。アス
ファルト系ビチューメン(B)のRCTは3jTowで
あり(ASTM−D−/lrタ試験法によシ測定された
CCTから算出された値)、・クナジウム−ニッケル含
有量は//Oppmvであった。アスファルト系ピチー
−メン(B)は、ハイドロ処理された鉱油系真空残留物
の蒸留の際に得られた真空残留物に、n−ブタンを用い
て溶媒脱アスファルト操作を行うことによシ得られたも
のであった。
混合物(AB)から、初留点=370℃、RCT=/.
j%Wの油を製造するためには、GO最高許容値からみ
て接触ノ・イドロ処理のみでは不充分である。
すなわちこの場合には接触ハイドロ処理の他に溶媒脱ア
スファルト操作も行うべきである。関係式(4)を次の
形 最高RCT低下率”Fmax1および 最低RCT低下率”Fmi。
で用いて、b=z.r、c=3夕、r=/夕、T,=3
70、f=30として計算した結果、この複合工程を最
高効率で実施するために、接触ノ・イドロ処理によるR
CT低下率が3tA乙一グ乙.2チになるように注意を
払う必要があることが判った。
混合物(AB)から初留点が370℃でありRCT(ω
がそれぞれ異なる種々の常圧残留物を製造する目的で/
l種の実験を行った。これらの実験では、既述の実験/
I−30の場合と類似の方法に従って混合物(AB)に
接触ノ・イドロ処理を行った。ただLNi/V/Sio
2触媒j::Co/MQ/Al20s触媒ト(D重i比
は/;2.夕であった。反応条件は次の通シであった:
温度3♂夕℃、圧力isoバール、H2/’油比/00
0NZA9。空間速度は各実験毎に種々変えた。
これらの実験j2一62の実施時間はII−.23時間
であった。実験結果を表Gに示す。
これらの実験のうちで、実験37,夕♂および6ノのみ
が本発明に従って行われたものである。
他の実験は比較対照実験゜である。表Gから明らかな゛
ようK1実験!2−夕3およびj≠−jjではGは実質
的に一定の値で保たれた(Gc)。実験jA−37およ
びsg−syではRCT低下率はそれぞれ約3jチおよ
び約≠7チであシ、Gはそれぞれ1約/.txac’お
よび1約2.0XGc”であった。
実験夕4L,乙Oおよびtノにおいては、接触ノ・イド
ロ処理生成物に常圧蒸留および真空蒸留を順次行って若
干の留分に分けた。5.20℃1真空残留物に、標準条
件のもとでn−ゾタンを用いて脱アスファルト操作を行
った。これらの実験(このうちで実験6jのみが本発明
に従って行われたものである)の結果を表Hに示す。
さらに、次の実験(実験乙乙一乙ざ)も行った。,これ
らの実験では、初留点=37θ℃、RCT=/.3%w
の油を製造する操作を行った。すなわち、これらの実験
では、3種の残留物型原料(フィードストック)に接触
ハイドロ処理を、既述の実験/一l3の場合と同様な方
法に従って同一反応条件下に、かつ2種の触媒の重量比
も同一にして行った。この接触ハイドロ処理の生成物を
、既述の実験l≠,/夕および/乙の場合と同様な方法
に従ってさらに処理した。
実験A& この実験に使用された原料は常圧残留物(C)であった
。常圧残留物(C)は原油の蒸留のときに得られたもの
であクて、そのRCTは/θ%vであり(ASTM−D
−t.2!試験法に従っで測定)、パナジウム−二,ケ
ル含有量は7(7ppmwであF)、j−20℃よシ低
い沸点を有するものの存在量はsoekWであった。関
係式(4)を次の形 最高RCT低下率”FmaX%および 最低RC.T低下率=F’min で用いて計算を行った結果、この複合工穆を最高効率で
実施するために、接触ハイドロ処理にょるRCT低下率
が!44/一乙4/.lチKなるように注意を払う必要
があることが判った。この実験6乙における接触ハイド
ロ処理の際の空間速度はo.soy−・iF−・hであ
シ、達成されたRCT低下率はj9チであった。この実
験乙乙Kおける溶媒脱アスファルト操作では、RCT=
44/%Wのアスファルト系ビチェーメン(D)が分離
された。
実験乙7 この実験に使用された原料は、常圧残留物(C)/00
pbwと、実験AAにおいて得られたアスファルト系ビ
チューメン(I))/.2pbwとを混合することによ
う得られた混合物(CD)であった。関係式(4)を次
の形、 最高RCT低下率=F,。、および 最低RCT低下率一Fml。
で用いて計算を行った結果、この複合工程を最高効率で
実施するために、接触ハイドロ処理KよるRCT低下率
が3乙.j−≠77優になるように注意を払う必要があ
ることが判った。この実験乙7における接触ハイドロ処
理の際の空間速度は0.’l3?・f’・h−1であシ
、達成されたROT低下率は鴨./チであった。この実
験における溶媒脱アスファルト操作では、RCT=3タ
%wのアスファルト系ビチー−メy(E)が分離された
実験2g この実験に使用された原料は、常圧残留物(C)/00
pbwと、実験乙7において得られたアスファルト系ビ
チー−メン(E)/2pbwとを混合することによシ得
られた混合物(CF)であった。関係式(4)を茨の形
、 最高RC’l”低下率=Fmax%および最低RcT低
下率=Fmi。
で用いて計算を行った結果・、この複合工程を最高効率
で実施するために、接触ハイドロ処理によるRCT低下
率が37/→..!i’.JLsになるように注意を払
う必要があることが判った6この実験6gにおける接触
ハイドロ処理の際の空間速度は0.弘3t−f=・b−
1であシ、達成されたRCT低下率はII2,7%であ
った。この実験における溶媒脱アスファルト操作では、
RCT=−jタ%wのアスファルト系ビテユーメン(F
)が分離された。アスファルト系ビチューメン(F)の
RCTはアスファルト系ビチューメン(E)のRCTと
等しいので、このアスファルトビチー−メンの再循環時
には、このゾロセスがその定常状態(stationa
rystate)に達した。実験乙乙一乙gの結果を表
■に示す。
例夕 本例では、真空残留物(A)/00pbwとアスファル
ト系ビチー−メン(B)3opbwとを混合することに
よシ得られた混合物(AB)を使用した。真空残留物(
A)のRCTは/タ%wであ,!)(ASTM−D−夕
2グ試験法により測定)、パナゾウム−ニッケル含有量
は/gOppmwであり、s,!ocよシ低い沸点を有
するものの存在量はjチwであった。アスファルト系ビ
チューメン(B)のRCTは3!;%wであシ(AST
M−D一/どタ試験法に工り測定されたCCTがら算出
された値)、パナノウム士ニッケル含有量は//Opp
mwであった。アスファルト系ビチューメン(B)は、
ハイドロ処理された鉱油系真空残留物の蒸留の際に得ら
れた真空残留物に、n−ブタンを用いて溶媒脱アスファ
ルト操作を行ったときに得られたものであった。
混合物(AB)から、初留点=370℃、RCT=2、
jチwの油を製造するためには、Gの最高許容値からみ
て接触ハイドロ処理のみでは不充分である。
すなわちこの場合には接触ハイドロ処理の他に溶媒脱ア
スファルト操作も行うべきである。関係式(5)を次の
形 最高RCT低下率”Fmax%オヨび 最低RCT低下率=Fmin で用いて計算した結果、この複合工程を最高効率で実施
するために、接触ハイドロ処理にょるRCT低下率が3
4’.0−4’7.0%になるように注意を払う必要が
あることが判った。
混合物(AB)から、初留点が370℃でありRCT(
C)がそれぞれ異なる種々の常圧残留物を製造する目的
で/l種の実験を行った。これらの実験では、既述の実
験/−73の場合と類似の方法に従って混合物(AB)
に接触ハイドロ処理を行った。
ただしNi/V/SiOz触媒とCo/Mo/Al20
3触媒との重量比は/:2であった。反応条件は次の通
りであった:撫度3♂O℃、圧力/70パール、H2/
油比/000NIA9。空間速度は各実験毎に種種変え
た。これらの実験6ター7タの実施時間は≠00時間で
あった。実験結果を表Jに示す。
各実験で用いられた空間速度は表Aに記載されている。
また、達成されたRCT低下率b−c (コrX/00)およびそれに対応するc″4生成率(
チ;原料基準)も該表′に記載されている。実験1.9
−71は、2つの実験を/組として行い、しかして各組
では、RCT低下率(G)の差異を約/.0%wとする
ときの空間速度の差を調べて、これを該表に記載した。
さらに該表には、各組の実験においてRCT低下率(G
)/%当りの07生成率も記載した。
これらの実験のうちで、実験74’、73−および7タ
のみが本発明に従って行われたものである。
他の実験は比較対照実験である。表Jから明らかなよう
に、実験乙7−70および7/−72ではGは実質的に
一定の値で保たれた(Ge)。実験73−7≠および7
夕−7乙ではRCT低下率はそれぞれ約3≠チおよび約
lI−7%であり、Gはそれぞれ“約/.夕×Gc″お
よび1約.2.OXGc’でhった。
実験7/、77および7タにおいては、接触ノ・イドロ
処理生成物に、既述の実験/≠、ljおよび/Aの場合
と同様な方法によシさらに処理を行った。これらの実験
(このうちで実験r2のみが本発明に従って行われたも
のである)の結果を表Kに示す。
例2 3種の実験(実験♂3一ど夕)を行った。この実験の目
的は初留点=370℃、RCT=2.!;%wの油を製
造すること、および、生じたアスファルト系ビチー−メ
ンを接触・・イドロ処理工程に再循環できるかどうかを
実際に確めてみることであった。これらの実験では、3
種の残留物型原料(フィードストック)江接触・・イド
ロ処理を、既述の実験/I−30の場合と同様な方法に
従って同一反応器において同一反応条件下に行った。こ
の接触ハイドロ処理生成物は、既述の実験/≠、/夕お
よび/乙の場合と同様な方法に従ってさらに処理した− 実験g3 この実験に使用された原料は、例j記載の真空残留物(
A)であった。関係式(5)を用いて計算を行った結果
、この複合工程を最高効率で実施ナるために、接触ノ・
イドロ処理によるRCT低下率が52−6.2俤になる
ように注意を払う必要があることが判った。この実験g
3における接触/%イドロ処理の際の空間速度は0.3
09・y−+・h−+であり、達成されたRCT低下率
は夕7チであった。この実験♂3における溶媒脱アスフ
ァルト操作では、RCT二3乙%wのアスファルト系ビ
チー−メン(C)が分離された。
実験♂≠ この実験に使用された原料は、真空残留物(A)/00
pbvrと、実験?3に,おいて得られたアスファルト
系ビチー−メン(c).2opbwとを混合することに
より得られた混合物(AC’)であった。関係式(5)
を用いて計算を行った結果、この複合工程を最高効率で
実施するために、接触・・イドロ処理にヨルRCT低下
率が3lr.4t−KO.’A%Vcなるように注意を
払う必要があることが判った。この実験g≠における接
触ハイドロ処理の際の空間速度は0.29g・g−1・
h−1であり、達成されたRCT低下率は≠jチであっ
た。この実験における溶媒脱アスファルト操作では、.
RCT−35’%wのアスファルト系ビチー−メン(D
)が分離された。
実験とよ, この実験に使用された原料は、真空残留物(A)/θO
pbWと、実験g≠において得られたアスファルト系ビ
チー−メン(D)20pbwとを混合することにより得
られた混合物(AD)であった。関係式(5)を用いて
計算を行った結果、この複合工程を最高効率で実施する
ために、接触ノ・イドロ処理によるRCT低下率が3′
7と−≠9.gになるように注意を払う必要があること
が判った。この実験gjにおける接触・・イドロ処理の
際の空間速度は0.1i−i−’・h−1であり、達成
されたRCT低下率はlIVチであった。アスファルト
系ビチー−メン(D)のRCTはアスファルト系ビチー
−メン(D)のRCTに等しいから、このアスファルト
ビチューメンの再循環時に、このプロセスは定常状態に
達した。
実験lr34!;の結果を表しに示す。
例7 本例では、アスファルト系ビチューメン(A)/00p
bwトアスファルト系ビチー−メン(B)3jpbwと
を混合することにより得られた重質混合物(AH)を使
用した。アスファルトビチー−メン(A)は、鉱油の真
空残留物にグロパンを用いて溶媒脱アスファルト操作を
行った際に得られたものであって、そのp.crF!.
23;3%Wであり(ASTM−D−/.!i’タ試験
法によね測定されたCCTから算出された値)、パナジ
ウム−ニッケル含有量は2夕Oppmwであり、平均分
子量はl≠00であった。アスファルト系ビチューメン
(B)のRCTは≠04wであり(ASTM−D−/♂
タ試験法により測定されたCCTから算出された値)、
パナノウム士ニッケル合有量は/.2夕ppmwであっ
た。これは、ノ・イドロ処理アスファルト系ビチー−メ
ン(これ社鉱油の真空残留物に溶媒脱アスファルト操作
を行ったときに得られたものであった)の蒸留のときに
得られた真空残留物に、n−ブタンを用いて溶媒脱アス
ファルト操作を行ったときに得られたものであった。
混合物(AB)から初留点=37θ℃、RCT=3.0
%vtの油を製造すべき場合には、Gの最高許容値から
みて、接触・・イドロ処理だけでは不充分である。すな
わちこの場合には接触ハイドロ処理の他に溶媒脱アスフ
ァルト操作も行うべきである。
関係式(6)を用いて計算した結果、この複合工程を最
高効率で実施するために、接触ノ・イドロ処理によるR
CT低下率が36.7−3;0.7%になるように注意
を払う必要があることが判った。
残留物型原料混合物(AB)から、初留点が370Cで
ありRCT(c)がそれぞれ異なる種々の常圧残留物を
製造゛する目的で//種の実験を行った。これらの実験
では既述の実験igL3oの場合と類似の方法に従って
混合物(AB)に接触・・イドロ処理を行−pだ。ただ
しNt/V/St02触媒とCo/Mcy’Al205
触媒との重量比は/:.2であった。他の反応条件はす
べて同じであった。これらの実験r乙一76の実施時間
゛は≠30時間であった。実験結果を表Mに示す。
これらの実験のうちで、実験タ/、タ2および9乙のみ
が本発明に従って行われたものである。
他の実験は比較対照実験である。表Mから明らかなよう
に、実験g乙一g7および♂I−1タではGは実質的に
一定の値で保たれた(Ge)。実験タo−yiおよび?
2−93ではRCT低下率はそれぞれ約37%および約
jlチであり、Gはそれぞれ“約/.!SXGe”およ
び“約2.OXGc”であった。
実験どタ、タ≠およびタ6においては、接触)Sイドロ
処理生成物に、既述の実験71,t、/5および/乙の
場合と同様に、さらに処理を行った。これらの実験(こ
のうちで実験ワタのみが本発明に従って行われたもので
ある)の結果を表Nに示す。
例♂ 2種の実験を行った。この実験の目的は初留点=370
℃、RCT=3.0%Wの油を製造すること、および、
生じたアスファルト系ビチー−メンを接触ハイドロ処理
工程に再循環できるかどうかを実際に確かめてみること
であった。これらの実験では、2種の残留物型原料(フ
ィードスト,ク)に接触ハイドロ処理を、全容量乙QQ
mlの2つの固定触媒床を有する容量7000mlの反
応器を用いて行った。この触媒床は、既述の例/の場合
と同じNi/v/8102触媒およびCo/Mo/At
205触媒から構成されたものであった。ただしこれら
の触媒の重量比は/:2であった。反応条件は次の通り
であった:温度≠00℃、圧力/弘!パール、H2/油
比7000Nl/kg。この接触ハイドロ処理の生成物
を、既述の実験/弘、/夕およびl乙の場合と同様な方
法に従ってさらに処理した。
実験/00 この実験に使用された原料は、例7記載のアJファルト
系ピチー−メン(A)であった。関係式(6)を用いて
計算を行った結果、この複合工程を最高効率で実施する
ために、接触ハイドロ処理にょるRCT低下率がjAO
−乙/.4Z%になるように注意を払う必要があること
が判った。この実験/00における接触ハイドロ処理の
際の空間速度は0.22i−g−hであり、達成された
RCT低下率は夕乙チであった。。この実験/00にお
ける溶媒脱アスファルト操作では、RCT=36%wの
アスファルト系ビチー−メン(C)が分離された。
実験/0/ この実験に使用された原料は、アスファルト系ビチュー
メ7(A)/00pbwと、実験iooにおいて得られ
たアスファルト系ピチェーメ:y(C)2tpbwとを
混合することにより得られた混合物(AC)であった。
関係式(6)を用いて計算を行った結果、この複合工程
を最高効率で実施するために、接触ハイド口処理による
RCT低下率が≠i.o−sIAoチになるように注意
を払う必要があることが判った。この実験/0/におけ
る接触ハイドロ処理の際の空間速度は0.2/11−9
’・h−1であシ、達成されたRCT低下率は’175
%であった。この実験に゛おける溶媒脱アスファルト操
作では、RCT=3乙%wのアスファルト系ビチー−メ
ン(D)が分離された。
アスファルト系ビチェーメン(D)のRCTはアスファ
ルト系ビチューメン(C)のRCTに等しいから、この
アスファルト系ビチューメンの再循環により、このプロ
セスはその定常状態に達した。実験/00および/0/
の結果を表Oに示す。
例タ 常圧残留物(A)!;3pbwと真空残留物(B)30
pbwとアスファルト系ビチューメン(C)/3pbw
とを混合することによって得られた重質混合物(ABC
)を使用した。常圧残留物(A)は原油の蒸留の際に得
られたものであって、そのRCTはIO%Wであ!)(
ASTM−D−ムU試験法により測定)、ノぐナジウム
−ニッケル含有量は7θppmwであり、j2θ℃より
低い沸点を有するものの存在量はjO%wであった。嘉
空残留物(B)は原油の蒸留の際に得られたものであっ
て、そのRCTは一〇.z%Wであり(ASTM−D−
/♂タ試験法により測定されたCCTから算出された値
)、バナジウム−ニッケル含有量は/70ppmvであ
り、j%W沸点はSOO℃であった。アスファルト系ビ
チューメン(C)は鉱油系真空残留物に、プロパンを用
いて脱アスファルト操作を行った際に得られたものであ
って、そのRCTは2よllt%w(ASTM−D−/
ざタ試験法により測定されたOCTから算出された値)
、平均分子量は/%θであり(,ASTM−D−339
2−77試験法に従って、溶媒としてトルエンを用いて
測定)、バナジウム+ニッケル含有量は2!i0ppm
wであった。
混合物(ABC)のRCTは/t.j%w1パナジウム
十ニノケル含有量は/27ppmw,3;2θ℃より低
い沸点を有するものの存在量は29!;%wであった。
初留点が370℃でありRCT(C)がそれぞれ異なる
種々の常圧残留物を製造する目的で/j種の実験を行っ
た。これらの実験では、既述の実験ノー473の場合と
類似の方法に従って、混合物(ABC)に接触ハイドロ
処理を行った。ただしNi/’V/Si02触媒とCo
/Mo/Al205触媒との重量比は/:2であった。
反応条件は次の通シであった:温度lIoo℃、圧力/
1,0バール、H2/油比/!r00Nl/ky。空間
蓮度は各実験毎に種々変えた。これらの実験10.2−
//乙の実施時間は.23θ時間であった。実験結果を
表Pに示す。
これらの実験/02−//乙のうちで、実験///./
/.2および//乙のみが本発明に従って行われたもの
である。他の実験は比較対照実験である。表Pから明ら
かなように、実験//0−///および//2−//3
ではRCT低下率はそれぞれ約乙θチおよび約70チで
あフ、Gはそれぞれ約/IGcおよび約2.θGcであ
った。′実験//Aにおいて得られた接触ハイドロ処理
生成物に、既述の方法に従って常圧蒸留および真空蒸留
ならびに溶媒脱アスファルト操作を順次行って若干の留
分に分けた。この実験の結果を次表に示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)RCT−−a%W、初留点=T,℃の炭化水素混
    合物の製造方法において、アスファルテン含有炭化水累
    混合物に、そのRCTを低下させるために接触ハイドロ
    処理を行い、得られた生成物に蒸留を行って常圧留出物
    と初留点T1℃の常圧残留物と杉に分け、前記の常圧残
    留物に溶媒脱アスファルト操作を行ってそこからRCT
    =a%wという所望RCTを有する脱アスファルトー常
    圧残留物を得るか、または、前記の常圧残留物に最初に
    蒸留を行って真空留出物と真空残留物とに分け、この真
    空残留物に溶媒脱アスファルト操作を行ってそこからア
    スファルト系ビチューメンを分離することにより或RC
    Tを有する脱アスファルトー真空残留物を得、しかして
    前記の′゛或RCT”は、後者の脱アスファルトー真墾
    残留物を前記の真空留出物と混合したときに、所望RC
    TであるRCT=a%wの混合物が得られるような値で
    あり、前記接触ハイド口処理は、RCT低下率/%当り
    のCj生成lit(G)が”/.!;XGc”l”2.
    0×Gc”との範囲内の値になるように実施すること金
    特命とする方法。
  2. (2)特許請求の範囲第/項記載の方法において、RC
    T低下のために行われる接触・・イドロ処理に使用され
    る触媒が、ニノケルとコバルトからなる群から選択され
    た少なくとも/種の金属を含有し、かつまた、モリブデ
    ンとタングステンからなる群から選択された少なくとも
    /種の金属も含有し、これらの金属は担体上に担持され
    ており、しかしてこの担体はアルミナを≠θ%Wよりも
    多く含有−するものであること全特徴とする方法。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の方法において、RC
    T低下のために行われる接触一・イドロ処理に使用され
    る触媒が、担体としてのアルミナ上にニッケルーモリブ
    デンまたはコバルトーモリブデンという金属の組合せを
    含んでなるものであることを特徴とする方法。
  4. (4)特許請求の範囲,第2項または第3項に記載の方
    法において、アスファルテン含有炭化水X?li合物の
    パナノウム−ニッケル含有量がjOppmwよりも高い
    値であり、この混合物を、接触・・イドロ処理のときに
    !種の触媒と順次接触させ、第/触媒は、シリカをgO
    %Wより多く含有する脱金属用触媒であり、第ノ触媒は
    特許請求の範囲第2項または第3項に記載のRCT低下
    用触媒であることを特徴とする方法。
  5. (5)特許請求の範囲第≠項記載の方法において、脱金
    属用触媒が、担体としてのシリカの上にニソケルーバナ
    ノウムという金属の組合わせを含んでなるものであるこ
    とを特徴とする方法。
  6. (6)%許請求の範囲第/項一第j項のいずれかに記載
    の方法において、接触・・イドロ処理を温度300−3
    ;00℃、圧力!;0−300パール、空間速度0.0
    2−/Og−g−’.h−’、H2/原料比/00ない
    し!;000NtA4において行うことを特徴とする方
    法。
  7. (7)特許請求の範囲第乙項記載の方法において、接触
    ・・イドロ処理を温度3!;0−’73;0℃、圧力7
    j−ノ00パール、空間速度o.i−.2g−g・.h
    1H2/原料比夕oo−xoθ?NtA9において行う
    ことを%徴とする方法。
  8. (8)特許請求の範囲第/項一第7項のいずれかに記載
    の方法において、・・イドロ処理生成物から得られた真
    空残留物に溶媒脱アスフ7)レト操作を行うことを特徴
    と,する方法。
  9. (9)特許請求の範囲第/項一第g項のいずれかに記載
    の方法において、浴媒脱アスフ7/レト操作を、、溶媒
    としてn−ブタンを使用して圧力3j−≠5バール、温
    g/00−/!;0℃において行うことを特徴とする方
    法。 (10特許請求の範囲第/項一第7項のいずれかに記載
    の方法において、原油(鉱油)を・・イド口処理したと
    きに併られた残留物(残留フラクション)に溶媒脱アス
    ファルト操作を行った際に分離されたアスファルト系ビ
    チューメンを、本方法の第/段階において原料に混合す
    る混合成分として使用し、ただしこのアスファルト系ピ
    チューメンは、本方法の第2工程に行われた溶媒脱アス
    ファルト操作により得られたものであることを特徴とす
    る方法。 l.Iη特許請求の範囲弟/項記載の方法に従って、ガ
    ソリンや灯油の如き軽質−炭化水累留出物を製造するた
    めに水素の存在下または不存在下に実施される接触クラ
    ッキングの如き接触変換操作において原料として使用す
    るに適した炭化水素混合物を製造するに当り、この炭化
    水素混合物が明細書本文中特に実施例中に実質的に記載
    された方法により製造されることを特徴とする方法。 (自)特許請求の範囲第//項記載の方法に従って製造
    された炭化水素混合物。
JP57109103A 1981-06-25 1982-06-24 炭化水素混合物の製法 Expired - Lifetime JPH0631334B2 (ja)

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