JPS58108295A - 炭化水素油留出物の製法 - Google Patents

炭化水素油留出物の製法

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JPS58108295A
JPS58108295A JP57216237A JP21623782A JPS58108295A JP S58108295 A JPS58108295 A JP S58108295A JP 57216237 A JP57216237 A JP 57216237A JP 21623782 A JP21623782 A JP 21623782A JP S58108295 A JPS58108295 A JP S58108295A
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G67/00Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one process for refining in the absence of hydrogen only
    • C10G67/02Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one process for refining in the absence of hydrogen only plural serial stages only
    • C10G67/04Treatment of hydrocarbon oils by at least one hydrotreatment process and at least one process for refining in the absence of hydrogen only plural serial stages only including solvent extraction as the refining step in the absence of hydrogen
    • C10G67/0454Solvent desasphalting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G2300/00Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
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    • C10G2300/107Atmospheric residues having a boiling point of at least about 538 °C

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アスファルテン含有炭化水素混合物−から炭
化水素油留出物を製造する方法に関するものである。
ガソリン、灯油およびガス油の如き軽質炭化水素油留出
物の製造のために原油を常圧蒸留する場合には、アスフ
ァルテン含有残留物が副生成物として得られる。以前は
、この常圧蒸留残留物すなわち常圧残留物〔これは一般
に7スフアルテンの他にかなシの量(チ)の硫黄および
金属を含む〕は燃料油として使用されていた。軽質炭化
水素油留出物の需要量が増大し、かつ原油埋蔵量が減少
したために、常圧残留物を炭化水素油留出物に変換させ
ることを目的とする種々の処理方法が提案された。たと
えば常圧残留物に熱分解(クラッキング)操作を行うこ
とができる。また常圧残留物に真空蒸留を行って真空留
出物と真空残留物とに分け、この真空留出物に水素の存
在下または不存在下に熱分解操作または接触分解操作を
行い、一方、真空残留物に熱分解操作を行うことができ
る。また、真空残留物は溶媒脱アスフアルト操作により
脱アスファルト油とアスファルト性ビチューメンとに分
けることもでき、しかしてこの脱アスファルト油には水
素の存在下または不存在下に熱分解操作または接触分解
操作が実施でき、アスファルト性ビチューメンには熱分
解操作が実施できる。
この熱分解(TC)処理は、重質フィードストックを0
4−炭化水素含有量、20重量%未満の生成物に変換さ
せる処理であシ、この生成物から、7種またはそれ以上
の留出物留分(所望軽質生成物)と重質留分(副生成物
)とを分離することができる。
TCは、種々のアス7アルテン含有炭化水素混合物から
炭化水素油留出物を′製造するために適した処理方法で
あることが実際に確認された。
TC処理を、熱分解反応の生成物から分離された重質フ
ィードストック゛の前処理および/または該重質フィー
ドストックの後処理と組合わせ、そして、後処理された
重質留分の少なくとも一部をTC処理用原料として使用
することによシ、TC処理のみを行った場合よシ一層良
い結果が得られるかどうかについて今回研究実験を行っ
た。この実験の結果を評価する際には、軽質生成物の収
量をみることが最も重要である。また、軽質生成物およ
び重質生成物の品質も重要である。ここに軽質生成物の
品質は、それを処理することによシ有用な軽質燃料油に
変換できる適性を意味する。軽質生成物の硫黄含有量お
よびオレフィン含有量が低ければ低い程、この軽質生成
物の処理適性は一層良好であると考えられる。一方、重
質生成物ではその金属−および硫黄含有量および粘度や
密度が低ければ低い程、この重質生成物の処理適性は一
層良好であると考えられる。TC処理用原料の前処理と
して、かつまたTC生成物の重質留分の後処理として、
下記の処理を行うことの適否が吟味された:溶媒脱アス
ファルト(DA)処理(この処理は、アスファルト含有
原料を処理して処理生成物に変換させ、該生成物から脱
アスフアルト油留分およびアスファルト性ビチューメン
留分を分離することからなる)、および接触ハイドロ処
理(HT)(この処理では、アスファルト含有原料をア
スファルト含有量の一層低い生成物に変換させる操作が
行われ、しかしてその生成物は、7種またはそれ以上の
留出物留分(所望軽質生成物)と重質留分とに分離でき
るものである〕。
この研究において、下記めアス7アルテン含有炭化水素
混合物を同量づつ出発物質として用いて、所定の沸点範
囲を有する炭化水素油留出物および重質副生成物を製造
する実験を行い、その結果を比較した。この実験では下
記の種類の処理操作を行づ−た。
(a)TCのみ、 (b)DAと組合わされたTC。
(c)HTと組合わされたTC。
(d)DAおよびHTの両者と組合わされたTC0種々
の処理条件はできるだけ同じようになるようにした。各
実験において得られる炭化水素油留出物の収量および品
質、および重質副生成物の収量および品質に関し、種々
の実験結果は次の如く整理できた。
炭化水素油留出物の収量   d  )c  )b  
)a炭化水素油の品質      c  )d  )a
’  )b重質副生成物の品質     c  )d 
 )a、−、>b操作(C)および(ロ)の両者の間に
は炭化水素油留出物の収量にかなりの差があシ、一方、
この操作(C’)および(6)の間には炭化水素油留出
物および重質副生成物の品質の差はごく僅かしかなかっ
たことを考慮に入れると、TC処理にDA処理およびH
Tを組合わせてなる処理方法が非常に好ましいというこ
とができよう。、 この3種の処理を行う順序と、この3種の処理の各々の
原料について、種々の具体例が考えられる。すべての具
体例において、DA処理の生成物から分離された脱アス
フアルト油留分を、TC処理の原料または原料成分とし
て使用した。各具体例は次の3種のグループのいずれか
に入れることができる。
1、最初にアスファルト含有原料にHTを行い、かくし
て生じた生成物から重質留分を分離し、これにDA処理
とTC処理の両者を組合わせて処理を行う。
■、最初にアスファルト含有原料にDA処理を行い、こ
れによって得られた生成物から脱アスフアルト油留分と
アスファルト性ビチューメン留分を分離し、この両者に
、TC処理とHTとを組合わせた処理を行う。
■・ 最初にアスクァルテン含有原料にTc処理を行い
、かくして生じた生成物から重質留分を分離し、これに
HTとDA処理とを組合わせた処理を行う。
前記のグループ1に記載の方法が本発明の主題である。
一方、グループ■およびmに記載の方法はそれぞれオラ
ンダ特許出願第ざ10j乙乙0号および第ざ20///
り号の主題である。
しかして本発明方法の種々の具体例は、HTの生成物か
ら分離された重質留分をDA処理用原料として使用する
ことを含む具体例(グループIA)と、該重質留分をT
C用原料成分として使用することを含む具体例(グルー
プIB)とに分けることができる。グルー761Bに属
する具体例では、Tc処理で分離された重質留分がDA
処理用原料として使用される。
したがって本発明は、アスクァルテン含有炭化水素混合
物から炭化水素油留出物を製造する方法において、アス
クァルテン含有炭化水素混合物(流れ/)に接触ハイド
ロ処理(IT)を行い、この処理においてアスクァルテ
ン含有原料をアスクアルテン含有量の減少せる生成物に
変換させ、該生成物から/またはそれ以上の留出物留分
と重質留分(流れ2)とを分離し、流れコに次の2つの
処理すなわち溶媒脱アスフアルト処理(DA)と熱分解
処理(TC)とを組合わせた処理を行い、溶媒脱アスフ
アルト処理(DA)においてはアスクァルテン含有原料
を処理生成物に変換させ、そこから脱アスフアルト油留
分(流れ3)およびアスファルト性ビチューメン留分(
流れ≠)を分離し、熱分解処理(TC)においては7種
の原料または!一種の個別的原料を、C4″炭化水素を
、20重量%よシ少なく含む生成物に変換させ、そこか
ら7種ま、たけそれ以上の留出物留分と重質留分(流れ
りとを分離し、流れ3はTc処理用原料または原料成分
として使用し、流れ認はTc処理用原料成分として使用
しそして流れ汐はDA処理用原料として使用し、または
流れコをDA処理用原料として使用することを特徴とす
る方法に関するものである。
本発明方法に使用される原料はアスクァルテン含有炭化
水素混合物である。炭化水素混合物のアスクアルテン含
有量の測定、およびアスクァルテン含有炭化水素混合物
にI(Tを行った際のアスクアルテン含有量の減少量(
減少率)の測定のときに有利に利用できるパラメーター
は、ラムスゲトン、カーボン、テスト値(RCT)であ
る。炭化水素のアスクアルテン含有量が高ければ高い程
、RCTは一層高くなる。好ましくは、この方法は、3
jO℃よシ高い沸点を有し、’ 320℃を越える沸点
を有しかつ7J重量饅より高いRCTを有する留分”を
3j重量%を越える量で含む炭化水素混合物に適用され
る。このような炭化水素混合物の例には、原油の蒸留の
際の残留物や、頁岩およびタールサンドから得られた重
質炭化水素混合物があげられる。また、重質原油や、炭
化水素の熱分解反応生成物の蒸留残留物、およびアスク
ァルテン含有炭化水素混合物の溶媒腕アスフ7/レト工
程において得られたアスファルト性ビチューメンにも、
本方法が必要に応じて適用できるO本発明方法は、原油
の常圧残留物の真空蒸留の際に生じた残留物を原料とし
て用いて非常に有利に実施できる。原油の常圧残留物が
本発明方法の原料として入手できる場合には、この原料
に真空蒸留を行ってそこから真空留出物を除去し、その
結果得られる真空残留物にITを行うのが釣ましい。分
離された真空留出物は、水素の存在下または不存在下に
熱分解反応または接触分解反応を行うことにより、軽質
炭化水素油留出物に変換できる。前記の分離された真空
留出物は、流れ3と一緒にTc処理用原料成分として使
用するのが非常に有利である。。
本発明は3段階法であって、第7段階でアスクァルテン
含有原料(流れ/)にHTを行ってアスクアルテン含有
量の減少した生成物を生成さ−せ、そこから7種または
それ以上の留出物である留分と重質画分(流れ2)とを
分離する。本方法の第λ段階および第3段階では、流れ
2にDA処理とTc処理とを組合わせて行う。
一般にアスクァルテン含有炭化水素混合物はかなシの量
の金属特にバナジウムおよび二、クルを含む。このよう
な炭化水素混合物に、本発明方法の第1段階の場合のよ
うなアスファルテン含有ft低下のためのHT等の接触
反応操作を行ったときには、これらの金属はHT用触媒
上に付着し、触媒の有効寿命を短縮させる。この点にか
んがみ、パナノウムーニッケル含有量が!; Oppm
Wより多いアスファールテン含有炭化水素混合物は、こ
れをHT用触媒と接触させる前、に脱金属処理を行うの
が好ましい。この脱金属処理は、このアスファルテン含
有炭化水素混合物を水素の存在下にシリカ触媒(シリカ
をgo重量%より多く含むもの)と接触させることによ
シ非常に有利に実施できる。
シリカからなる触媒、および実質的にシリカからなる担
体上に水素添加反応活性化作用を有する金属(特にニッ
ケルとバナジウムとの組合わせが好ましい)を担持させ
てなる触媒の両者が、この目的のために適当である。本
発明方法においてアスファルテン含有炭化水素混合物に
水素の存在下に接触脱金属処理を行う場合には、この接
触脱金属の接触脱金属処理およびアスファルテン含有、
畷低下のためのHTは同一操作条件下に実施できるから
、脱金属反応用触媒床とHT用触媒床とを順次配置した
同一反応器で非常に有利に実施できる。
HT用として適当な触媒は、ニッケルおよびコバルトか
らなる群から選択された少なくとも7種の金属と、モリ
ブデンとタングステンからなる群から選択された少なく
とも7種の金属とを担体上に含有し、しかして該担体が
アルミナをtθ重量%よシ多く含むものであるという条
件をみたす触媒である。非常に適当なHT用触媒は、担
体としてのアルミナ上にニッケル/モリブデンまたはコ
バルト/モリブデンという金属の組合わせを含有してな
る触媒である。好ましくはHTは温度300−500℃
特に330−4’30℃、圧力!σ−300パール特に
73−200パール、空間速度θ、0.2− / Of
、f−’、h−’特にθ” −’ ji’ ” P−’
 ”h−’*H2/原料比/ 00− !;00ONt
、ky−’%に!;OO−,200ONt、kl  に
おいて実施される。必要に応じて水素の存在下に実施さ
れる接触脱金属処理の場合の好適な処理条件は、前記の
アスファルテン含有量低下のためのHTの場合の好適な
処理条件と同様である場合が多い。
HTは、次の条件をみたすC5+留分を含む生成物が得
られるように実施するのが好ましい。
(a)  C5+留分のRCTは原料のRCTの、20
−70%であること。
(b)C5+留分中に存在する沸点3jO℃未満の炭化
水素の割合(重量俤)と、原料中に存在する該炭化水素
の割合との差はせいぜいl/loであること。
接触脱金属処理においては、金属含有量の低下は別とし
て、RCTが若干低下し、かつC5−3!;0℃生成物
が若干量生ずる。同様な現象はHTの場合にもみられ、
すなわちROTの低下は別として、C5−33;0℃の
生成および金属含有量の若干の低下が認められる。前記
の条件(、)および(b)は全RCT低下量およびC5
−3!;0℃生成物の全生成量に関するものである(す
なわち、これらの条件は、必要に応じて実施される接触
脱金属処理の際のRCT低下量およびC5−33;0℃
生成物の生成量をも包含するものである)0 本発明方法の第1段階では、アスファルテン含有量が低
下した生成物が得られ、この生成物から7種またはそれ
以上の留出物留分および重質留分(流れ、2)が分離さ
れる。該生成物から分離された留出物留分は常圧留出物
のみであシ得るけれども、この生成物から真空留出物を
分離するのが好ましい。この真空留出物は既述の方法に
よって軽質炭化水素油留出物に変換できる。
本発明方法における第2または第3段階においてDA処
理が行われるが、このDA処理においては、アスファル
テン含有原料を処理生成物に変換させ、この生成物から
脱アスフアルト油留分(流れ3)およびアスファルト性
ビチューメン留分(流れ≠)を分離する操作が行われる
。DA処理のために適当な溶媒の例には次のものがあげ
られる:/分子当シ炭素原子を3−6個含む・母ラフイ
ン系炭化水素、たとえばれ−ブタンおよびその混合物、
たとえばグロノ9ンとn−ブタンとの混合物、およびn
−ブタンとn−°ペンタンとの混合物。溶媒/前型量比
は7:/ないし/:/であることが有オリであシ、lI
−:/ないし/:/であることが特に好ましい。好まし
くはDA処理は圧力、20−700パールのもとで実施
される。溶媒としてn−ブタンを用いた場合には、当該
脱アスフアルト処理は圧力3j−≠jパール、温度/ 
00−7!;0℃において実施するのが好ましい。
本発明方法において第、2または第3段階で行われるT
C処理では、7種の原料または2種の別々の原料をC4
″炭化水素含有量20重量係未満の生成物に変換させ、
この生成物から7種またはそれ以上の留出物留分および
重質留分(流れj)を分離する操作が行われる。TC処
理の実施方法は、TC処理用として入手された原料の品
質に応じて決められる。
TC処理用原料が流れ3の如き比較的低いアスクアルテ
ン含有量を有する7種またはそれ以上の流れである場合
には(この流れは任意的に、本方法実施時に分離された
/′!Mまたはそれ以上の真空留出物と一緒にすること
もできる)、単式分解ユニットでTC処理を行うだけで
充分であろう。得られた生成物から、7種またはそれ以
上の留出物留分および重質留分(流れj)が分離される
。該生成物から分離された留出物留分は常圧留出物のみ
であってもよいが、該生成物から真空蒸留留出物を分離
するのが好ましい。この真空留出物は既述の方法によシ
軽質炭化水素油留出物に変換できる。TC処理用原料が
比較的低いアスクアルテン含有量を有する7種またはそ
れ以上の流れのみからなるものである場合には、この分
解ユニットに分解反応生成物の重質留分を再循環させる
のが好ましい。たとえば、TC処理用原料として流れ3
を使用した場合には酸処理生成物が得られるが、この生
成物の常圧蒸留によ97種またはそれ以上の常圧留出物
が分離され、一方、常圧残留物は該熱分解反応ユニ、ト
に再循環できる。
TC処理用原料が流れ3の如き比較的低い一アスファル
テン含有量を有する7種またはそれ以上の流れ(これは
任意的に、本方法の実施時に分離された7種またはそれ
以上の真空留出物と一緒にして使用してもよい)と、真
空残留物として得られたような流れ2または流れ≠の如
き比較的アスクアルテン含有量の高い流れとの両者から
なるものである場合には、TC処理を、2個の熱分解反
応を有するTC処理装置において行い、この2種の原料
を別々に分解して分解生成物を生成させ、その生成物か
ら7種またはそれ以上の留出物留分と重質留分(流れS
>−とを分離するのが好ましい。
該生成物から分離された留出物留分は常圧留出物のみで
あシ得るけれども、この生成物から真空留出物を分離す
るのが好ましい。単式分解ユニットを有するTC処理装
置を使用する場合と同様に、2個の分解ユニットを有す
るTC処理装置を使用する場合においても、比較的低い
アスクアルテン含有量を有する原料を処理する分解反応
ユニットから出された分解生成物から分離された重質留
分は、この分解反応ユニットに再循環するのが好ましい
。2個の分解反応ユニットを有するTC処理装置を使用
した場合には、比較的アスクアルテン含有量の高い原料
の分解反応を行う7個の分解反応ユニットで得られた生
成物から、所望に応じて低いアスクアルテン含有量を有
する重質留分が分離でき、そしてこれは、比較的アスク
アルテン含有量の低い原料の処理を行うべき分解ユニッ
トのだめの原料成分として使用できる。2個の分解ユニ
ットを有するTC処理装置を使用した場合には、別個の
蒸留ユニットにおいて前記分解生成物の蒸留(常圧蒸留
、および任意的に真空蒸留)を行うことは不必要である
。もし所望ならば、分解生成物およびその留分は、集め
て一緒に蒸留することもできる。
比較的アスファルト分の少ない原料および比較的アスフ
ァルト分の多い原料の両者のTC処理は、温度≠00−
!;2j℃、空間速度0.0 / −、!t kg(新
鮮な原料)/l(分解反応器の容積)7分において行う
のが好ましい。
既述の如く本発明においてグループIに属する種々の具
体例は、グループIA(流れ−をDA処理用原料として
使用する具体例)とグルー、761B(流れノをTC処
理用原料成分として使用する具体例)とに分類できる。
グループIBに属する種種の具体例は、流れSをDA処
理用原料として使用するものである。
グループIAに属する種々の具体例の略式管系図を第1
図に示す。種々の流れ、留分および反応帯域は3桁の数
字で示し、そのうちの最初の数字(百位の数字)は当該
図面番号と同じ数字である。
たとえば「真空蒸留残留物302」は第3図記載の「既
述の流れJ」を意味する。第1図について説明するに、
種々の操作は、IT帯域10乙、DA帯域107および
TC帯域10gを順次配置した装置において行われる。
アス7アルテン含有炭化水素混合物10/にHT処理を
行い、得られたハイドロ処理生成物を7種またはそれ以
上の留出物留分10りと残留物留分10.2とに分ける
流れ102にDA処理を行い、その生成物を脱アスファ
ルト油103とアスファルト性ビチューメン10II−
とに分ける。流れ103にTC処理を行い、その分解生
成物を7種またはそれ以上の留出物留分/10と残留物
留分10オとに分ける。′この具体例IA/では流れ1
0グおよび103にそれ以上の処理は行わないけれども
、この具体例の他に、第1図は次の7つの具体例が実施
できることを示している。
112・・・流れ10グの少なくとも一部をHT処理用
原料成分として使用する。流れ10jはそれ以上処理し
ない。
IAJ・・・流れ104Lの少なくとも一部をTC処理
用原料成分として使用する。流れ10jはそれ以上処理
しない。
IAIIL・・・渾れ/θグの少なくとも一部をHT用
原料成分として使用する。流れ103はそれ以上処理し
ない。
IAJ−IA7・・・これらの具体例はそれぞれ1υ−
IA4’に対応するものであるが、流れ103をHT用
原料成分として使用する点が異なっている。
IA♂・・・流れ10jの少なくとも一部t−HT用原
料成分として使用する。流れ10≠はそれ以−上処理し
ない。
グループInに属する具体例は第、2「に示される装置
で実施できる。この図面に例示されているように、この
場合の操作はHT帯域、20乙、TC帯域、207およ
びDA帯域、20gを有する装置を用いて実施される。
流れλ02に、T C処理を行い、その分解生成物を7
種またはそれ以上留出物留分と残留物留分20にとに分
ける。流れ、20jtにDA処理を行い、その生成物を
脱アスファルト油、203とアスファルト性ビチー二メ
ン、20≠とに分ける。流れ203はTC処理用原料成
分として使用する。この具体例IB/では、流れ、20
≠をそれ以上処理しないが、第2図は別の具体例IB、
2をも示しておシ、しかして具体例IB2は、流れ20
11の少なくとも一部をHT処理用原料成分として使用
することを包含するものである。
流れ、20/をできるだけ完全に炭化水素油留出物に変
換することを目的とする具体例では、この方法の重質流
の7つからいわゆるブリード流(bleed stre
am )を分離するのが好ましい。こうすることによっ
て、本方法実施時の不所望の重質成分の蓄積を防止でき
る。
本発明方法によってアスファルテン含有炭化水素混合物
から炭化水素油留出物を製造する際の3種のフローダイ
ヤグラム(第■図−第v図)について説明する。
フローダイヤグラムA これは具体例IAjを基礎とするものであって、これに
使用される装置は第■図に示されている。
この場合の操作は次の如く構成された装置を用いて実施
される。すなわちこの装置には接触・・イドロ処理のだ
めの処理ユニット3θ乙、常圧蒸留ユニット307およ
び真空蒸留ユニット30gから構成されたHT帯域、な
らびにDA帯域30gおよびTC帯域309が順次配列
されている。TC帯域305;lは熱分解ユニット31
0、第二常圧蒸留ユニット3//および第二真空蒸留ユ
ニット3/2を含む。アスファルテン含有炭化水素混合
物30/を再循環流3/3と混合し得られた混合物に水
素3/jの存在下に接触ノ・イドロ処理を行う。ハイド
ロ処理生成物3/乙は常圧蒸留によシガス留分3/7、
常圧留出物37♂および常圧残留物3/9に分ける。常
圧残留物3/りは真空蒸留によシ真空留出物320と真
空残留物302とに分ける。真空残留物30ノは溶媒脱
アスフアルト処理によシ脱アスファルト油303とアス
ファルト性ビチューメン30’lとに分ける。脱アスフ
ァルト油303は常圧残留物32/と混合し、この混合
物32.2に熱分解処理を行う。アスファルト性ビチュ
〜メン30≠は2つの部分3,23および32I/Lに
分け、部分3.24tは真空残留物3ojと混合して再
循環流3/3を形成させる。熱分解生成物3コjは常圧
蒸留によシガス留分3ノ乙、常圧留出物3.!7および
常圧残留物3.2gに分ける。常圧残留物32gは2つ
の部分32/および329に分け、部分32りは真空蒸
留にょシ真空留出物330と真空残留物303とに分け
る。
フローダイヤグラムB この操作態様は具体例IA乙を基礎としたものである。
この操作に使用される装置は第■図に示されている。こ
の図に示された装置は、接触ハイドロ処理ユニット≠θ
乙、常圧蒸留ユニット≠07および真空蒸留ユニットq
o了を有するHT帯域、ならびにDA帯域11.0りお
よびTC帯域を有するものであって、しかして該TC帯
域は熱分解ユニット!10、第二常圧蒸留ユニ、トlI
−//、第二熱分解ユニノトグ/2、第三常圧蒸留ユニ
ット≠73および第2真空蒸留ユニツト弘/llから構
成される。アスファルテン含有炭化水素混合物≠07を
真空残留物弘/jと混合し、この混合物≠/乙に水素1
I−77の存在下に接触ハイドロ処理を行う。・・イド
ロ処理生成物’IIgを常圧蒸留によシガス留分≠/り
、常圧留出物p、2oおよび常圧残留物≠27に分ける
。常圧残留物4t2ノは真空蒸留により真空留出物11
..2ノと真空残留物≠0.2とに分ける。真空残留物
≠0.2は溶媒脱アスフアルト処理により脱アスファル
ト油≠03とアスファルト性4to≠とに分ける。脱ア
スファルト油11t03を常圧残留物グ、23と混合し
、この混合物t2≠を第2熱分解ユニ、トにおいて生成
物4t、l!jに変換させ、生成物1723を常圧蒸留
によりガス留分1.t2乙、常圧留出物11t、27お
よび常圧残留物ll2gに分ける。常圧残留物4t、l
!fは2つの部分≠23と≠27とに分ける。アスファ
ルト性ビチューメン≠0グは第1熱分解ユニットで処理
し、その生成物≠30を常圧蒸留によりガス留分’I−
3/、常圧留出物’l−3,2および常圧残留物≠33
に分ける。ガス留分11.2乙およびガス留分グ3/は
一緒にして混合物≠3≠とする。2つの常圧留出物≠2
7および≠32を一緒にして混合物≠3!i′にする。
さらに、2つの常圧残留物1l−27および≠33を一
緒にして混合物≠3乙とし、これに真空蒸留を行って真
空留出物’l−37と真空残留物≠05とに分ける。真
空残留物≠Ojは2つの部分1113およびグ3gに分
ける。
フローダイヤグラムに の操作態様は前記具体例IBλを基礎とするものである
。使用される装置は第7図に示されている。この装置は
、接触ノ・イドロ処理ユニット!;O1y、常圧蒸留ユ
ニットおよび真空蒸留ユニッx;ogから構成されたH
T帯域と、熱分解ユニット3;0り、第2常圧蒸留ユニ
ット!;10、第2熱分解ユニットj//、第3常圧蒸
留ユニ、トj7.2および第2真空蒸留ユニット!;/
3から構成されたTC帯域と、DA帯域j/≠とを順次
配列してなるものであって、種々の操作はこの装置にお
いて実施される。すなわち、アスファルテン含有炭化水
素混合物50/をアスファルト性ビチューメンj/jと
混合し、この混合物j/乙に水素j/7の存在下に接触
ハイドロ処理を行う。ハイドロ処理生成物37gは常圧
蒸留によシガス留分j/9、常圧留出物5.20および
常圧残留物j2/に分ける。常圧残留物j、2/は真空
蒸留により真空留出物jツノおよび真空残留物j02に
分ける。真空残留物!θノは熱分解処理によシその生成
物j23に変換させ、該生成物!、!3は常圧蒸留によ
シガス留分j、2F、常圧留出物!;、2jおよび常圧
残留物321.に分ける。常圧残留物j、2乙を常圧残
留物5.27と混合し、この混合物52gを真空蒸留に
より真空留出物j!りと真空残留物303とに分ける。
真空残留物303は溶課税アスファルト処理によシ脱ア
スファルト油j03とアスファルト性ビチューメン!0
IJtとに分ける。脱アスファルト油j03を常圧残留
物j30と混合し、この混合物j3/に熱分解処理を行
って生成物、!;、3.2を生成させ、この生成物j3
2を常圧蒸留によシガス留分j33、常圧留出物53≠
および常圧残留物j3jに分ける。常圧残留物夕3jは
2つの部分j、27およびj30に分ける。コつのガス
留分j、21Iとj33とを混合して混合物j3乙を形
成させる。2つの常圧留出物j2I/Lとj3≠とを混
合して混合物j37を形成させる。アスファルト性ビチ
ューメンjOII−を!つの部分j/jおよび53gに
分ける。
第1図−第V図に例示されているような装置、すなわち
本発明方法の実施のために使用される装置もまた、本発
明の範囲内に入るものである。
本発明を一層具体的に例示するために、次に実施例を示
す。       、 実施例 この実施例において、本発明方法に従って使用された出
発物質は、中東原油の常圧蒸留残留物に真空蒸留を行っ
た際に得られた3種のアスファルテン含有炭化水素混合
物であった。この3種のへ空残留物はすべて520℃よ
シ上の沸点を有し、そのRCTはそれぞれ/ど6g重量
%、/!J重歇チおよび/7.7重量%であった。操作
はフローダイヤグラムA−Cに従って行った。種々の帯
域は下記の条件のもとで使用した。
すなわち、これらのすべてのフローダイヤグラムにおい
て、接触ノ・イドロ処理ユニットは2つの反応器を有し
、そして第1反応器には、シリカ/ 00 pbw (
重量部)当Dニッケル0.!; pbwおよびバナジウ
ム、2.0 pbwを含有するNi/V/SiO2触媒
を充填し、第2反応器にはアルミナ/ 00 pbw当
ジコバルト≠pbwおよびモリブデン/ 、2 pbw
を含むCo / Mo / Al 205触媒を充填し
た。この粋−触・・イドロ処理は水素圧/jOパール、
空間速度(両反応器における測定値)OJP(原料)/
l(触:11 媒)7時、H2/原料比100ONt/に9、平均温度
弘70℃(第1反応器)、3♂j℃(第2反応器)にお
いて実施した。
すべての前記フローダイヤグラムにおいて、TC処理は
7個または2個のクラッキングコイルの中で圧力、20
パール、空間速度0・111(新鮮な原料)/l(クラ
ッキングコイルの容積)7分において行った。
DA処理およびTC処理の詳細な条件は次表に示す。
(以 下 余 白) 実施例番号     /   λ   370−ダイヤ
グラム     ABC A 溶媒/前型量比    3”、/   、3:/   
、2:/温  度(C)        //、!; 
  //!;   //♂C 分解ユニットの数    /22 μリー鴫骨−□÷−− 例  / RCT/♂、♂重量%の520℃1真空残留物30/、
/ 00 pbwから下記量の種々の流れが生じた。
/330−3pb  RCT23.ざ重量%の混合物(
3/4’) 。
RCTlo−≠重量%のC5+留分を含む生成物C3/
乙)。
/7.II  C5−330℃常圧留出物(37ど)。
10乙、0〃 3!;0℃1常圧残留物(3/り)。
3/、y z  3to−sx’o℃真空留出物(32
の。
7≠、3# 520℃1真空残留物(302)。
!;3J#  脱アスファルト油<303)。
、20.1 l  アスファルト性ビチューメンC30
’l)。
乙、Qz  部分(3,23)。
/l′、ざ1 部分(32≠)。
20.01  C5−3!;0℃常圧留出物(3j7)
乙、01 部分C3,23)。
/41’、♂g 部分(32≠)。
20.0 #  C5−330℃常圧留出物(J、27
)。
30、/ #  3!;Qc+常圧残留物(3,27)
/4’、乙1 3!;0−!;20℃真空留出物C33
0’)。
/1.!;I  320℃“真空残留物(30!;)。
30.3 #  再循1環流(3/3 )・例2 RCT/≠、5重量%の!;、20℃1真空残留物Il
O/ 。
/ 00 pbwから下記量の種々の流れが、生じた。
/、2八、2pbw  RCT/り、5重量%の混合物
(4’/乙)。
RCTり、7重量%のC5+留分を含む生成物(グ/ざ
)。
7g−71C5−330℃常圧留出物(グ、20)。
り乙、01 3!;0℃1常圧残留物(I12/ ) 
2g−7z  3!;0−3;20℃真空留出物(グ2
0)。
乙7.21 3.20℃1真空残留物(4’O,?)。
≠乙、2〃 脱アスファルト油(牧υ)。
、2/、7 #  アスファルト性ビチューメン(lI
−04/、)120、.21  C5−3jj−0℃常
圧留出物(≠3よ)。
II−≠、31 3!;0℃“常圧残留物(グ3乙)。
/≠、乙1 330−320℃真空留出物C’137)
22.71  !;20℃1真空残留物(奴υ)。
IJ 1  部分(≠3g)。
、2/・、21 部分(11t/j)・例  3 RCT/7.7重量%の520℃“真空残留物soi。
10θpbwから、下記量の種々の流れが生じた。
/23’−3pbw  RCT、2/−ざ重量%の混合
物U/乙)。
RCTり1g重量%のC5+留分を含む生成物(j/♂
)。
/♂、りI  C5−33θ℃常圧留出物U20)。
タタJl  3!;0℃ 常圧残留物0.2/)。
2ど、4’l 33;0−3.20℃真空留出物(上記
)。
7/、≠#  3.?0℃ 真空残留物(jo、2)。
7!;、、2Lf  330℃“常圧残留物(j2勺。
/≠、7 #  330−3.20℃真空留出物By)
:乙0.!;I  3.20℃1真空残留物C!;03
)。
、B、、2 #  脱アスファルト油C!;03)。
3!;、3 #  アスファルト性ビチューメン(j0
4’)。
71.71  C5−3!;0℃常圧留出物(j37)
2!;、3 #  部分(3/3)。
10.01  部分(33g)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の/具体例に使用される装置の管系図で
あシ、第2図は別の具体例に使用される装置の管系図で
あシ、第3図−第5図の各々は、さらに別の具体例に使
用される装置の管系図である。 10乙・・・HT帯域;107・・・DA帯域;10ざ
・・・TC帯域;20乙・・・HT帯域;207・・・
TC帯域;、20g・・・DA帯域;30乙、<to乙
、so乙・・・接触へイドロ処理ユニット”、307.
≠07゜j07・・・常圧蒸留ユニット”、30g、≠
Og。 50♂・・・真空蒸留ユニット;30り、11t0り・
・・DA帯域”、310.≠IO・・・熱分解ユニット
;3//、4t//・・・第2常圧蒸留ユニツト”、3
/、2・・・第2真空蒸留ユニット;μ/2・・・第2
熱分解ユニット;lI/3・・・第3常圧蒸留ユニット
;≠/4’。 ・・・第2真空蒸留ユニツ) ”、!;0り・・・熱分
解ユニット;!;10・・・第2常圧蒸留ユニツ)”、
37k・・第!熱分解ユニッ);j/、2・・・第3常
圧蒸留ユニット’、!;/3・・・第2真空蒸留ユニ、
 ) :!;/≠・・・DA帯域。 代理人の氏名  川原1)−穂

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アスファルテン含有炭化水素混合物から炭化水素
    油留出物を製造する方法において、アスファルテン含有
    炭化水素混合物(流れ/)に接触ノ・イドロ処理(HT
    ’)を行い、この処理においてアスファルテン含有原料
    をアスファルテ/含有量の減少せる生成物に変換させ、
    該生成物から/″!たけそれ以上の留出物留分と重質留
    分(流れ2)とを分離し、流れノに次の2つの処理すな
    わち溶媒脱アスフアルト処理(DA)と熱分解処理(T
    C)とを組合わせた処理を行い、溶媒脱アスフアルト処
    理(DA)においてはアスファルテン含有原料を処理生
    成物に変換させ、そこから脱アスフアルト油留分(流れ
    3)およびアスファルト性ビチューメン留分(流れグ)
    を分離し、熱分解処理(TC)においては7種の原料ま
    たは2種の個別的原料を、C4−炭化水素を、20重量
    %よシ少なく含む生成物に変換させ、そこから7種また
    はそれ以上の留出物留分と重質留分(流れりとを分離し
    、流れ3はTCC処理用用原料たは原料成分として使用
    し、流れ認はTC処理用原料成分として使用しそして流
    れjはDA処理用原料として使用し、または流れ−をD
    A処理用原料として使用することを特徴とする方法。
  2. (2)流れ2をDA処理用原料として使用し、流れ≠の
    少なくとも一部をHT処理用原料成分、および/または
    TC処理用原料成分として使用し、および/lたは流れ
    夕の少なくとも一部をHT用原料成分として使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)流れ2をTC処理用原料成分として使用し、流れ
    弘の少なくとも一部をHT用原料成分として使用するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)使用される流れ/が実質的に3jθ℃より上の沸
    点を有する炭化水素混合物であシ、ただしその3j重量
    %より多い部分はま20℃よシ^い沸点と、7・5重量
    %よシ高いRCTを有するものである(その例には、原
    油の常圧蒸留の際の残留物を真空蒸留したときに得られ
    る残留物があげられる)ことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項−第3項のいずれかに記載の方法。
  5. (5)  流れ/1.2およびjのうちの7種またはそ
    れ以上の流れから分離された7種またはそれ以上の真空
    留出物を、流れ3と共にTC処理用原料成分として使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項−第弘項の
    いずれかに記載の方法。
  6. (6)原料のアスファル7ン含有量を減少させるためH
    Tにおいて触媒を使用し、この触媒は、ニッケルとコバ
    ルトからなる群から選択された少なくとも7種の金属と
    、モリブデンとタングステンからなる群から選択された
    少なくとも7種の金属とを担体上に担持させてなるもの
    であシ、しかしてこの担体はアルミナを<i−o重量%
    よシ多く含むものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項−第5項のいずれかに記載の方法。
  7. (7)HTを温度330−≠jθ℃、圧カフj−,20
    0パール、空間速度0./ −2fI−・y−1・時−
    1,112/原料比j 00−200ON1 、kg−
    ’において実施することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項−第6項のいずれかに記載の方法。
  8. (8)次の条件: (a)  C5+留分のRCTは原料のRCTの、20
    −70%であること、および (b)  c5+留分中に存在する330℃より高い沸
    点を有する炭化水素の量(重量%)と、原料中に存在す
    る該炭化水素の量(重i%)との差がせいぜい弘0であ
    ること をみたすC5+留分を含有する生成物が得られ暮ような
    処理方法でHTを実施することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項−第7項のいずれかに記載の方法。 (9ン  溶媒としてn−ブタンを使用して圧力3j−
    ≠jパール、温度100−730℃においてDA処理を
    行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項−第g項の
    いずれかに記載の方法。 QOTC処理用原料が流れ3(もし所望ならば、これは
    、この方法の実施中に分離された7種またはそれ以上の
    真空留出物と一緒に使用できる)と、流れ2または゛流
    れ弘の少なくとも一部”とから構成されたものである場
    合には、TC処理を、2つの分解反応ユニットを有する
    処理装置において行い、そして前記の2種類の原料に別
    々に分解反応操作を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項−第り項のいずれかに記載の方法。 0や 流れ3のTCのときに、分解生成物の重質留分を
    、流れ30分解反応ユニットに再循環させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項−第1O項のいずれかに記
    載の方法。 α’J  TC処理を温度弘00−!;23℃、空間速
    度0.0 / −,5−kl? (新鮮な原料)/l(
    分解反応器の容積)7分において実施することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項−第1/項のいずれかに記載
    の方法。
JP57216237A 1981-12-10 1982-12-08 炭化水素油留出物の製法 Granted JPS58108295A (ja)

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