JPS58201889A - 炭化水素油留出物の製法 - Google Patents

炭化水素油留出物の製法

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JPS58201889A
JPS58201889A JP58042518A JP4251883A JPS58201889A JP S58201889 A JPS58201889 A JP S58201889A JP 58042518 A JP58042518 A JP 58042518A JP 4251883 A JP4251883 A JP 4251883A JP S58201889 A JPS58201889 A JP S58201889A
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treatment
cracking
fraction
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JP58042518A
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English (en)
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ピ−テル・バルテルド・クウアント
ジヨン・ロバ−ト・ニユ−サム
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/02Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing
    • C10G45/04Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used
    • C10G45/06Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used containing nickel or cobalt metal, or compounds thereof
    • C10G45/08Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds to eliminate hetero atoms without changing the skeleton of the hydrocarbon involved and without cracking into lower boiling hydrocarbons; Hydrofinishing characterised by the catalyst used containing nickel or cobalt metal, or compounds thereof in combination with chromium, molybdenum, or tungsten metals, or compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G2300/00Aspects relating to hydrocarbon processing covered by groups C10G1/00 - C10G99/00
    • C10G2300/10Feedstock materials
    • C10G2300/107Atmospheric residues having a boiling point of at least about 538 °C

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アスファルテン含有炭化水素混合物から炭化
水素油留出物を製造する方法に関するものである。
ガソリン、灯油、ガス油の如き軽質炭化水素留出物の製
造のだめに原油を常圧蒸留する場合には、アスファルト
含有残留物が副生成物として生ずる。以前は、この常圧
残留物すなわち常圧蒸留残留物(これは一般にアスファ
ルトンの他に、かなりの割合(%)の硫黄および金属を
含んでいる)は、燃料油として使用されていた。軽質炭
化水素油留出物の需要が増大し、かつ原油の埋蔵量が段
々減少してきたので、常圧残留物を軽質炭化水素油留出
物に変換させることを目的とする種々の処理方法が提案
されるようになった。たとえば、常圧残留物に熱クラッ
キングを行うことができる。さらに、常圧残留物は、真
空蒸留によシ真空留出物と真空残留物とに分けることが
でき、しかして真空留出物には水素の存在下または不存
在下に熱クラッキングまたは接触クラッキング操作を行
い、真C1,) 空残留物には熱クラッキング操作を行うことができる。
また、真空残留物は溶剤(溶媒)脱アスフアルト操作に
より脱アスファルト油とアスファルト系ビチューメンと
に分けることができ、脱アスファルト油には水素の存在
下または不存在下に熱クラッキングまたは接触クラッキ
ング操作を行い、アスファルトビチューメンには熱クラ
ッキング操作を行うことができる。
熱クラッキング(TC)処理では重質原料を04−炭化
水素含有量20重量%未満の生成物に変換させるのであ
るが、この生成物から/またはそれ以上の留出物留分を
所望軽質生成物として分離し、かつ重質留分を副生成物
として分離することができる。TCは、種々のアスファ
ルテン含有炭化水素混合物から炭化水素油の製造のため
に適した処理であることが証明された。
このTC処理を″重質原料の前処理”および/または°
′熱クツキング処理の生成物から分離された重質留分の
後処理″と組合わせて行い、そして後処理された重質留
分の少なくとも一部をTC処理の原料として使用した場
合には、TC処理のみを行う場合に比して一層良好な結
果が得られるかどうかについて今回研究が行われた。こ
の研究結果の評価の際には軽質生成物の収量を最重要視
すべきである。軽質および重質生成物の品質もまだ重要
である。ここに軽質生成物の品質は、有用な軽質燃料油
への加工適性を意味する。軽質生成物の硫黄−およびオ
レフィン含有量が低ければ低いほど、上記適性は一層良
好であるといえる。重質生成物の品質は、燃料油成分と
しての使用適性を意味する。重質生成物の金属−および
硫黄含有量ならびに粘度および密度が低ければ低いほど
、この適性は一層良好であるといえる。TC処理用原料
の前処理として、そしてTC処理生成物の重質留分の後
処理として、下記の処理を行うことが研究された:溶媒
脱アスファル)(DA)処理(アスファルテン含有原料
を処理生成物に変換させ、該生成物から脱アスファルト
油およびアスファルト系ビチーーメンを分離する);接
触水素化処理(I(T ) (77フアルテン含有原料
を、アスファルテン含有量の低下した生成物に変換させ
、しかしてこの生成物から/またはそれ以上の留出物留
分を所望軽質生成物として分離し、かつ重質留分を分離
することができる)。
この研究のときに次の実験を行いその結果を比較した。
すなわち各実験において同量のアスファルテン含有炭化
水素混合物を出発物質として使用し、そして下記の処理
を行うことによって、所定の沸点範囲を有する炭化水素
油留出物および重質副生成物を得る実験を行った。
(a)TCのみ、 (b)TCとDAとの組合わせ、 (c)TCとHFとの組合わせ、 (d)TCと、DAおよびHTの両者との組合わせ。
これらの種々の処理の操作条件はできるだけ同じになる
ようにしだ。これらの実験において得られた炭化水素油
留出物の収量および品質、ならびに重質副生成物の品質
からみて、これらの処理法は次の如くランク付けができ
る。
(9) 炭化水素油留出物の収量からみて:  d)c)b)a
炭化水素油留出物の品質からみて:  c)d)a)b
重質副生成物の品質からみて;   c ) d ) 
a :) b処理法(C)と処理法(d)とでは炭化水
素油留出物の収量にかなシの差があシ、一方、上記の処
理法(C)と処□理法(d)とでは炭化水素油留出物お
よび重質副生成物の品質にはわずかの差しかないから、
TC処理、DA処理およびHTを組合わせて行うことか
らなる処理法が非常に好ましいものといえよう。
この3種の処理を行う順序、およびこの3種の処理の各
々に使用する原料の種類を種々変えることによシ、上記
の処理方法は種々の態様で実施できると考えられるが、
これらの具体例について吟味する。ただしこれらのすべ
ての具体例において、DA処理の生成物から分離された
脱アスフアルト油留分がTC処理の原料成分として使用
される。
各具体例は次の3つのクラスに分類できる。
(1)  最初にアスファルテン含有原料にHTを行い
、これによって生じた生成物から重質留分を分離して、
これにDA処理およびTC処理を組合わ(10) せて行う。
(It)  最初にアスファルテン含有原料にDA処理
を行い、これによって得られた生成物から脱アスフアル
ト油留分およびアスファルト系ビチューメン留分を分離
し、そしてこの両者にTC処理とHTとを組合わせて行
う。
(2)最初にアスファルテン含有原料にTC処理を行い
、かくして得られた生成物から重質留分を分離して、こ
れにHTとDA処理とを組合わせて行う。
上記のクラス(I[Dの処理方法が本発明の主題である
。クラス(1)およびクラス(II)はそれぞれオラン
ダ特許出願第g103;!;乙O号および第g103乙
乙0号の発明の主題である。
本発明方法は、TC処理の生成物から分離された重質留
分をHTの原料まだは原料成分として使用することを包
含する具体例〔クラス(IIIA))と、該重質留分を
DA処理の原料または原料成分として使用することを包
含する具体例〔クラス(IIIB))とに分けることが
できる。クラス(IIIA)に層する具体例では、1(
Tの生成物から分離された重質留分をDA処理の原料と
して使用する。クラス(IB)に層する具体例ではアス
ファルト系ビチューメン留分をHTの原料として使用し
、そしてHTの生成物から分離された重質留分をTC処
理の原料成分および/まだはDA処理の原料成分として
使用する。
したがって本発明は、アスファルテン含有炭化水素混合
物から炭化水素油留出物を製造する方法において、アス
ファルテン含有炭化水素混合物〔流れ/〕に熱クラッキ
ングTC処理を行い、しかしてこの熱クラッキング処理
では7つの原料まだは2つの個別的原料を04−炭化水
素含有量20重量係未満の生成物に変換させ、該生成物
から/またはそれ以上の留出物留分と重質留分〔流れj
〕とを分離し、流れ夕に次の2つの処理を組合わせて行
い、すなわち′接触水素化処理HTと溶剤脱アスフアル
ト処理処理とを組合わせて行い、この接触水素化処理H
Tでは、アスファルテン含有原料をアスファルテン含有
量の減少した生成物に変換させそして該生成物から/ま
たはそれ以上の留出物留分と重質留分〔流れ2〕とを分
離し、前記溶剤膜アスファル)DA処理ではアスファル
ト含有原料を処理生成物に変換させそしてそこから脱ア
スフアルト油留分〔流れ3〕とアスファルト系ビチュー
メン留分〔流れ≠〕とを分離し、流れ3は前記のTC処
理の原料成分として使用し、流れjは下記のいずれかに
使用し、す々わち、■ 流れ夕を前記のHTの原料また
は原料成分として使用し、ただしこの場合には流れ2は
前記のDA処理の原料として使用し、あるいは、■ 流
れ夕を前記ODA処理の原料または原料成分として使用
し、ただしこの場合には流れ≠を前記のI(Tの原料と
して使用し、流れ2を前記のTC処理の原料成分および
/または前記ODA処理の原料成分として使用する ことを特徴とする炭化水素油留出物の製造方法に関する
ものである。
本発明方法に使用される原料はアスファルテン含有炭化
水素混合物である。炭化水素混合物のア(/3) スフアルテン含有量の目安として、かつまた、アスファ
ルテン含有炭化水素混合物にHTを行ったときのアスフ
ァルテン含有量の減少の度合を示す目安として、ラムス
ボトムカーデンテスト値(RCT )が利用できる。炭
化水素混合物のアスファルト含有量が高ければ高いほど
、RCTは一層高くなる。3夕O℃よりも実質的に高い
沸点を有し、混合物全量の3.5′重量%を越えるチの
ものが、3−.20℃よシ上の沸点および75重量1]
高いRCTを有する炭化水素混合物に、本発明方法を実
施するのが好ましい。このような炭化水素混合物の例に
は原油の蒸留のときに得られる残留物、および頁岩やタ
ールサンドから得られる重質炭化水素混合物があげられ
る。もし必要ならば、本方法では次の原料もまだ使用で
きる:重質原油;炭化水素混合物の熱クラッキングの生
成物の蒸留のときに得られる残留物、アスファルテン含
有炭化水素混合物の溶剤脱アスフアルト処理によって得
られるアスファルト系ビチューメン。しかして本発明方
法は、原油の常圧蒸留残留物の真空蒸留のと(/≠) きに得られる残留物の処理のために非常に適した方法で
ある。原油の常圧蒸留の残留物が本発明方法の原料とし
て利用できる場合には、これに真空蒸留を行って留出物
を分離し、この真空蒸留の残留物にTC処理を行うのが
好ましい。前記の真空蒸留で分離された留出物は、水素
の存在下まだは不存在下に熱クラッキングを行うことに
より軽質炭化水素油留出物に変換できる。分離された前
記真空留出物はTC処理の原料成分として、流れ3と一
緒に使用するのが非常に有利である。
本発明方法は3段階法であって、その第1段階ではアス
ファルテン含有原料〔流れ/〕にTC処理を行って04
−炭化水素含有量20重量%未満の生成物を作り、該生
成物から7まだはそれ以上の留出物留分および重質留分
〔流れ夕〕を分離するのである。本方法の第2段階およ
び第3段階では、流れjKDA処理とHTとを組合わせ
て行う。
本発明方法の中で行われるTC処理の原料は、アスファ
ルテン含有量の比較的低い/まだはそれ以上の流れから
なるものであって、その例には流れ3(これは任意的に
、本方法の実施中に分離され九/まだはそれ以上の真空
留出物と一緒に使用できる)があげられる。また、前記
のTC処理の原料として比較的アスファルテンに富む/
またはそれ以上の流れを使用することもでき、その例に
は流れ/があげられる〔これは任意的に、真空残留物と
して得られた流れ)および/または流れ≠と一緒に使用
できる〕。このTC処理は2個のクラッキングユニット
を含む装置で行うのが好ましい。このTC処理では2種
の原料を別々に処理して処理生成物を作シ、該生成物か
ら/またはそれ以上の留出物留分と重質留分〔流れ!〕
とを分離するのが好ましい。該生成物から分離された留
出物留分は常圧留出物のみからなるものであってもよい
が、該生成物から真空留出物もまた分離するのが好まし
い。かくして分離された真空留出物は既述の変換方法に
よって軽質炭化水素留出物に変換できる。TC処理装置
が2個のクラッキングユニットを含むものである場合に
は、アスファルテン含有量の比較的低い原料を処理する
クラッキングユニットで生じた生成物の重質留分は、該
クラッキングユニットに再循環するのが好ましい。さら
にまた、TC処理装置が2個のクラッキングユニットを
有するものである場合には、比較的アスファルテンに富
む原料のクラッキングを行うクラッキングユニットで得
られた生成物から、任意的に、アスファルテン含有量の
比較的低い重質留分が分離でき、そしてこの重質留分は
、アスファルテン含有量の比較的低い原料を処理するク
ラッキングユニットのための原料成分として使用できる
さらにまた、TC処理装置が2つのクラッキングユニッ
トを有するものである場合には、クラッキングの生成物
の蒸留(もし必要ならば、常圧蒸留および真空蒸留の両
者)を別々の蒸留ユニットで行うことは必ずしも必要で
はない。もし所望ならば、クラッキングの生成物または
その留分を集めて、−緒に蒸留することもできる。
アスファルテン含有量の比較的低い原料と比較的高い原
料との両者のTC処理は、温度グ0O−s−2s’c、
空間速度0.07−3に’;l(新鮮な原料)(/7) /l(クラッキング反応器の容量)7分において実施す
るのが好ましい。
本発明方法の第2段階まだは第3段階はHTを行うこと
であって、とのHTによりアスファルテン含有原料をア
スファルテン含有量の一層低い生成物に変換させ、そし
てこの生成物から/″!、たけそれ以上の留出物留分お
よび重質留分〔流れ)〕を分離するのである。
一般にアスファルテン含有炭化水素混合物はかなりの割
合(%)の金属(特にバナジウムおよびニッケル)を含
有する。とのような炭化水素混合物に接触処理を行った
場合には、たとえば、本発明方法の場合のようにアスフ
ァルテン含有量を低下させるだめのHTを行った場合に
は、とのHTの実施時にこれらの金属が使用触媒上に付
着してその有効寿命を短かくする。この点からみて、3
0 ppmwよりも高い”バナジウム−ニッケル含有量
”を有するアスファルテン含有炭化水素混合物は、これ
をHTにおいて触媒と接触させる前に脱金属処理を行う
のが好ましい。この脱金属処理は、(/ど) 前記アスファルテン含有炭化水素混合物を水素の存在下
に、シリカ含有量がgO重重量上りも高い触媒と接触さ
せることによって実施するのが非常に好ましい。完全に
シリカからなる触媒と、実質的にシリカからなる担体の
上に水素化(水添)活性を有する7種またはそれ以上の
金属(特にニッケルおよび・々ナジウム)を配置してな
る触媒との両者が、この目的のために適描である。
本発明方法の中でアスファルテン含有原料に接触脱金属
処理を水素の存在下に実施する場合には、この脱金属処
理は別個の反応器で実施できる。しかしながら、この接
触脱金属処理およびアスファルテンを減少させるための
HTは同一条件下に実施できるから、このλつの処理は
、脱金属触媒床とHT用触媒床とを順次配列してなる同
一反応器で行うのが非常に有利である。
HT用として適した触媒は、ニッケルおよびコバルトか
らなる群から選択された少なくとも7種の金属と、モリ
ブデンおよびタングステンからなる群から選択された少
なくとも7種の金属とを、アルミナをto重量%よシも
多く含有する担体上に担持した状態で含有する触媒であ
る。I(T用として非常に有利に使用できる触媒は、担
体としてのアルミナ上にニッケル/モリブデンまたはコ
バルト/モリブデンの金属の組合わせを担持した状態で
含有する触媒である。)(Tは温度300−500℃、
特に3jO−≠jθ℃、圧力jO−300パール、特に
7j−200パール、空間速度0.02−101!・g
−1・h−1、特に0.7−)9−1!−1・h−1、
H2/原料比/θ0−3;000 NL、kg−11特
に5OO−200θNt、kflにおいて実施するのが
好ましい。
必要に応じて水素の存在下に行われる接触脱金属処理の
ときの処理条件の好適範囲は、アスファルテン含有量の
低下のだやのHTの場合の処理条件の前記好適範囲と一
般に同じである。
HTは、次の条件に合うC5+留分を含む生成物が得ら
れるような方法で実施するのが好ましい。
(a)  Cs十留分のRCTは原料のRCTの20−
70係に相当する値であること、および (b)  Cs+留分中に存在する沸点3jO℃未満の
炭化水素の割合(%)と、原料中に存在する該炭化水素
の割合(%)との差は、せいぜい1.10であること。
前記の接触脱金属処理では、金属含有量の低下は別とし
て、RCTが若干低下し、かつ、C5−3jO℃生成物
が若干量生成することに注目されたい。これに似た現象
はHTにおいても認められ、すなわちRCTの減少およ
びC5−3!; 0℃生成物の生成は別として、金属含
有量の若干の低下が認められる。前記の条件(、)およ
び(b)は、RCTの全低下量およびC5−3!; 0
℃生成物の全生成量について述べたものである(すなわ
ち、接触脱金属処理も行われたときには、この処理のと
きのRCTの低下量およびCs”’ 330℃生成物の
生成量をも含む全量である)。
HTにより、アスファルテン含有量の減少した生成物が
生じ、そしてこの生成物から/または留出物留分および
重質留分〔流れ)〕を分離するのである。上記生成物か
ら分離された留出物留分に常圧蒸留のみを行ってもよい
が、上記生成物から(λ/) 真空留出物をも分離するのが好ましい。この真空留出物
は既述の変換方法によって軽質炭化水素油留出物に変換
できる。
本発明方法の第2または第3段階ではDA処理を行い、
この処理によってアスファルテン含有原料を処理生成物
に変換させ、該生成物から脱アスフアルト油留分〔流れ
3〕およびアスファルト系ビチューメン留分〔流れ≠〕
を分離する。DA処理の実施のときに有利に使用できる
溶媒は、/分子当り炭素原子を3−A個有するパラフィ
ン系炭化水素(たとえばn−ブタン)、およびその混合
物たとえばグロパンとn−ブタンとの混合物、およびn
−ブタンとn−ペンタンとの混合物である。
適切な溶媒/前型量比は7:/ないし/:/、特にり:
/ないし/:/である。DA処理は2θ−100バール
の範囲内の圧力下に行うのが好ましい。n−ブタンを溶
媒として使用した場合には、この脱アスフアルト処理は
圧力3 t −4I−3バール、温度100−/!;0
℃において実施するのが好ましい。
(22) 既述の如く、クラス(@に層する本発明方法には)つの
態様があり、その7つは流れjをHTの原料または原料
成分として使用することを含むものであり〔クラス(■
A〕、他の7つは流れjをDA処理の原料または原料成
分として使用することを含むものである〔クラス(II
IB))。クラス(I[IA)に層する具体例では、流
れノをDA処理の原料として使用する。クラス(I[l
B ’)に層する具体例では、流れ≠をHTの原料とし
て使用し、流れノをTA処理の原料成分および/または
DA処理の原料成分として使用する。
クラス(IIIA)に層する種々の具体例を第1図記載
の装置で実施できる。これらの添附図面には種々の流れ
、留分および反応帯域が3桁の番号で示されており、し
かして万位の数字は図面番号を表わす。たとえば真空残
留物302は第3図記載の真空残留物ノを意味する。第
7図記載の装置は、TC帯域10乙、HT帯域107お
よびDA帯域10fを順次配列したものである。アスフ
ァルテン含有炭化水素混合物10/にTC処理を行い、
このクラッキングの生成物を7以上の留出物留分109
と残留物留分10jとに分ける。流れ10jにHTを行
い、その水素化処理生成物を/またはそれ以上の留出物
留分/10と残留物留分102とに分ける。流れ701
にDA処理を行い、その生成物を脱アスファルト油10
3とアスファルト系ビチューメン104tとに分ける。
。流れ103はTC処理の原料成分として使用する。し
かしてこの具体例(IIIA/)では、流れIO’lに
は其後の処理を行わない。第1図の装置では、上記具体
例(IIIA/)の他に、さらに次の3種の具体例も実
施できる。
IIIA2・・・流れ1oti−の少なくとも一部をT
C処理の原料成分“とじて使用する。
■A3・・・流れ10グの少なくとも一部をHTの原料
成分として使用する。
InAl1−・・・流れ10II−の一部を)(C処理
の原料成分およびHTの原料成分として使用す る。
クラス(IIIB)に層する種々の具体例は第■図記載
の装置で実施できる。第■図の装置はTC帯域20乙、
DA帯域207およびHT帯域ノOgを順次配列してな
るものである。アスファルテン含有炭化水素混合物20
/にTC処理を行い、このクラッキングの生成物を/ま
たはそれ以上の留出物留分20りと残留物留分20jと
に分ける。
流れ、2osにDA処理を行い、その生成物を脱アスフ
ァルト油203とアスファルト系ビチーーメン20≠と
に分ける。流れ20’lにHTを行い、その水素化処理
生成物を/まだはそれ以上の留出物留分210と残留物
留分ノ02とに分ける。流れ203はTC処理の原料と
して使用する。流れ、202はTC処理の原料成分とし
て使用しく具体例111B/)、あるいはDA処理の原
料成分として使用しく具体例111に2)、あるいはT
C処理およびDA処理の両者のための原料成分として使
用する(具体例I[lB3)。
原料流(、0/ )をできるだけ完全に、すなわち最高
の変換率をもって炭化水素油留出物に変換することを目
的とする種々の具体例では、この場合の諸()j) 工程における重質流のいずれかから、いわゆるブリード
流(bleed stream )を分離するのが好ま
しい。
この操作方法によシ、前記工程の実施中における不所望
の重質流の蓄積が回避できる。
本発明に従ってアスファルテン含有炭化水素混合物から
炭化水素油留出物を製造する方法の3種の具体例のフロ
ーダイヤグラムすなわちプロセスダイヤグラムについて
、第■図および第■図の参照下に一層詳細に説明する。
プロセスダイヤグラム(フローダイヤグラム)A〔具体
例(lllA2 )に基くもの〕(第■図参照)この場
合の操作は、TC帯域、HT帯域およびDA帯域3/l
lf:lllit次配置してなる装置で実施される。T
C帯域は熱クラッキングユニット30乙、常圧蒸留ユニ
ット307、第2熱クラツキングユニツト30g、第2
常圧蒸留ユニツト3θりおよび真空蒸留ユニット310
を有する。HT帯域は接触水素化処理ユニット3//、
第3常圧蒸留ユニツト37ノおよび第λ真空蒸留ユニッ
ト3/3を有する。アスファルト含有炭化水素混合物3
0/(。2乙) をアスファルト系ビチーーメン流3/jと混合し、この
混合物に熱クラッキング処理を行う。熱クラッキングの
生成物3/Aに常圧蒸留を行って、ガス留分3/7と常
圧留出物3/gと常圧残留物3/りとに分ける。常圧残
留物3/’?を常圧残留物3ノ0と混合し、この混合物
32/に真空蒸留を行って、真空留出物32ノと真空残
留物30jとに分ける。真空残留物30jを水素323
と一緒にして接触水素化処理を行う。水素化処理生成物
32≠に常圧蒸留を行って、ガス留分3.2 !;と常
圧留出物32乙と常圧残留物327とに分ける。
常圧残留物327に真空蒸留を行って、真空留出物3.
2gと真空残留物302とに分ける。真空残留物30ノ
に溶剤脱アスフアルト処理を行って脱アスファルト油3
03とアスファルト系ビチューメン3011−とに分け
る。脱アスファルト油303に熱クラッキング処理を行
う。熱クラッキングの生成物3λりに常圧蒸留を行って
、ガス留分330と常圧留出物33/と常圧残留物32
0とに分ける。ガス留分3/7および330を一緒にし
て混合物33ノを作る。常圧留出物3/gおよび33/
を一緒にして混合物333を作る。アスファルト系ビチ
ューメン30’lを2つの流れ3/jおよび33グに分
ける。
プロセスダイヤグラムB〔具体例(IA3)に基〈もの
〕(第■図参照) この場合の操作は、アスファルト系ビチューメン3/j
を、流れ30/の代シに流れ303と混合することを除
いて、フローダイヤグラムAの場合と同じ装置を用いて
、かつ実質的に同じ操作方法に従って実施されるもので
ある。
プロセスダイヤグラムC〔具体例(I[IB、2)に基
〈もの〕(第■図参照) この場合の操作は、TC帯域、DA帯域≠//およびH
T帯域を順次配置してなる装置で実施される。TC帯域
は熱クラッキングユニット4to乙、常圧蒸留ユニット
1l−07、第2熱クラツキングユニツト≠Og1第λ
常圧蒸留ユニットll−07および真空蒸留ユニット≠
10を有する。HT帯域は接触水素化処理ユニット≠/
ノ、第3常圧蒸留ユニツト≠73および第2真空蒸留ユ
ニツト≠/4’を有する。アスファルテン含有炭化水素
混合物≠0/に熱クラッキングを行い、熱クラッキング
の生成物≠/jに常圧蒸留を行って、ガス留分≠/乙と
常圧留出物’l/7と常圧残留物4t/gとに分ける。
常圧残留物≠/gを常圧残留物≠/りと混合し、この混
合物’120に真空蒸留を行って真空留出物グ2/と真
空残留物≠05とに分ける。真空残留物≠Ojを真空残
留物≠02と混合し、この混合物≠22に溶剤脱アスフ
アルト処理を行って脱アスファルト油≠03とアスファ
ルト系ビチューメンti−all−とに分ける。アスフ
ァルト系ビチューメン≠Otを2つの流れ1I−23お
よび≠24/−に分ける。流れ4’、24’を水素≠2
夕と一緒にして接触水素化処理を行う。水素化処理生成
物112乙に常圧蒸留を行って、ガス留分4/27と常
圧留出物112gと常圧残留物’l−29とに分ける。
常圧残留物≠29に真空蒸留を行って真空留出物≠30
と真空残留物1I−02とに分ける。脱アスファルト油
≠03に熱クラッキングを行う。熱クラッキングの生成
物II3/に常圧蒸留を行って、ガス留分()9) ≠3ノと常圧留出物≠33と常圧残留物弘/りとに分け
る。ガス留分II−/乙およびガス留分≠32を一緒に
して混合物≠32を作る。常圧留出物1l−77および
常圧留出物’1−33を一緒にして混合物≠35を作る
本発明はまた、本発明方法に使用される装置をも提供す
るものであシ、シかしてこの装置の例には添附図面第1
図−第■図に示されたものがあげられる。
本発明を一層具体的に例示するために、次に実施例を示
す。
本発明方法に従ってこれらの実施例に使用された出発混
合物は、原油の常圧蒸留残留物に真空蒸留を行った際に
残留物として得られた2種のアスファルテン含有炭化水
素混合物であった。この両者の真空残留物の沸点は実質
的に3−.200よりも高く、RCTはそれぞれ20.
2重量%および10.7重量%であった。操作はフロー
ダイヤグラムA−Cに従って行った。各帯域の操作条件
は次の通りであった。
(30) すべてのフローダイヤグラムにおいて、接触水素化処理
ユニットはノつの反応器を有し、第1反応器にはシリカ
/ 00 pbw (重量部)当りニッケル0.J−p
bwおよびバナジウム、1.Q pbwを含んでなるN
i / V / 5i02触媒を充填し、第2反応器に
はアルミナ/ 00 pbw当りコバルト41 pbw
およびモリブデン/ 2 pbwを含んでなるCo /
 Mo / At203触媒を充填した。これらの触媒
は/:4’の容量比で使用した。HTは水素圧/jθバ
ール、空間速度(両方の反応器で測定) 0.3 kg
 (原料)ll(触媒)7時、H2/原料比/θ00 
Nt/’に9において実施し、しかして第7反応器内の
温度はll−10℃であり、第2反応器内の温度は3g
5℃であった。
すべてのフローダイヤグラムにおいてDA処理は、n−
ブタンを溶媒として使用して温度//夕℃、圧力≠θパ
ール、溶媒/前型量比3:/という条件下に実施した。
すべてのフローダイヤグラムにおいて、TC処理は2つ
のクラッキングコイル(管状炉)の中で圧力−20バー
ル、空間速度0. + kg(新鮮な原料)ll(クラ
ッキングコイルの容積)7分において行い、しかして第
1クラツキングコイルの温度はtKO℃であり、第1ク
ラツキングコイルの温度は4t9!;℃であった(これ
らの温度はクラッキングコイルの出口で測定された値で
ある)。
例/ この実施例に記載の操作はプロセスダイヤグラムAに従
って第3図記載の装置を用いて実施された。
RCT = 20.2重量%の真空残留物30/  1
100pbを処理することにより種々の流れが生じたが
、その生成量を下記に示す。
/ / g、Opbw  流れ30/と流れ3/3との
混合物(この混合物のRCTは、23.3重量%) り3.乙 ZJ  3.!;O’C+常圧残留物3/り
102、K 〃 混合物32/ /9.3  #  3!;0−!;20℃真空留出物3
1λg3.3  #  !;20℃1真空残留物30夕
(RCT=30J重量%)〔生成物321/L中 のC5+留分のRCTは/左≠重量係〕/ 、2.7 
pbw  C5−3!; 0℃常圧留出物32乙乙ざ、
gN3!;0℃十常圧残留物3,2722鷹 #  3
!;0−!;、20℃真空留出物32g≠乙尾 #  
!;20℃十真空残留物302/i1.tr   脱ア
スファルト油303.21.0 1   アスファルト
系ヒチーーメン30≠2、.5′、lI−〃C5−35
θ℃常圧留出物3339.2  #  ’、3!;0℃
十常圧残留物320/g、ON  流れ3/j 、 10.0〃  流れ334を 例! この実施例め操作はプロセスダイヤグラムBに従って第
■図記載の装置を用いて実施された。
RCT = 、20.2重量%の真空残留物30/ 1
0100pbス、、2pbw  3 !; 0℃士常圧
残留物3/99g、タ 〃 混合物3,2/ /lf、ll  〃3!;0−32θ℃真空留出物32
2(33) 10.3pbw  320℃十真空残留物30j10/
、θ 〃 流れ303と流れ3/jとの混合物(この混
合物のRCTは37.2重量%)RC’l’ = /よ
乙重量係のC5+留分を含む生成物3−211−/乙、
♂pbw  C’、5−33; 0℃常圧留出物32乙
7i2  #  3!;0℃十常圧残留物327L灯 
−3!;0−320℃真空留出物32g!;2.7  
#  夕20℃十真空残留物30221)、タ l 脱
アスファルト油3θ323U  〃  アスファルト系
ビチューメン30≠2’1.7  #  C5−3!;
0℃常圧留出物333/乙、7p3!;0℃十常圧残留
物3.20ノθJ−1流れ3/j 左3 〃 流れ33≠ 例3 この実施例の操作はフローダイヤグラムCに従って第■
図記載の装置を用いて実施された。
RCT = / 0. /重量%の真空残留物410 
/ / 00pbvtから下記の量の種々の流れが生じ
た。
f/、7pbvt  3〃0℃1常圧残留物グ/g(3
t) /、21/−,3pbw  混合物7.202星タ #
  3!;0−3ノθ℃真空留出物≠279よ≠ 〃 
520℃十真空残留物≠Oj//g、2 〃 混合物1
に 乙g、乙 l 脱アスファルト油1l−03≠Z乙 〃
  アスファルト系ビチューメンpoII−g、ノ 〃
 流れ≠23 グ/、4tN   流れ4’、!≠(RcT=3g、乙
重量係)RCT=2/、、2重量%の05+留分を含む
生成物≠ノ乙左りpbw  C5−3,!;0℃常圧留
出物11130、タ 〃 3!0℃十常圧残留物41.
29′1/  #   33;0−!;20℃真空留出
物≠30.22.g  #  !;20℃十真空残留物
≠023’l/  #  C5−3!;θ℃常圧留出物
4t3.f4t2.l、  #  330℃十常圧残留
物!l/9
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の具体例に使用される装置の略式管
系図である。第■図は別の具体例に使用される装置の略
式管系図である。第■図はさらに別の具体例に使用され
る装置の管系図である。第■図はさ、ら゛に別の具体例
に使用される装置の管系図である。 10乙−T C帯域; / 07−HT帯域:101?
・・・DA帯域;2θ乙・・・TC帯域;2o7・・・
DA帯域;20g・・・HT帯域;3o乙・・・熱クラ
ッキングユニツ) ;307・・・常圧蒸留ユニット’
、30g・・・第コ熱りラッキンダユニット;3o5;
l・・・第2常圧蒸留ユニツ) ;310・・・真空蒸
留ユニット;3//・・・接触水素化処理ユニット;3
/2・・・第3常圧蒸留ユニツ) :3/3・・・第2
真空蒸留ユニット;3/41・・・DA帯域;Il、o
乙・・・熱クラッキングユニット、l/lO7・・・常
圧蒸留ユニット”、qog・・・第コ熱りラッキングユ
ニッ十;グoり・・・第2常圧蒸留ユニット;≠70・
・・真空蒸留ユニット;≠//・・・DA帯域;4’/
2・・・接触水素化処理ユニット;II/3・・・第3
常圧蒸留ユニッl−:4’/4’・・・第2真空蒸留ユ
ニツト。 代理人の氏名  川原1)−穂 FIG、II 手続補正書(方式) 昭和sg年7月1日 特許庁長官  若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 特願昭5g−グ2!;/If号 2、発明の名称 炭化水素油留出物の製法 3、補正をする者 ビラントラーン 30 4、代 理 人 郵便番号    105 5、補正命令の  日付 昭和Sに年6月g日6、補正
により増加する発明の数 7、補正の対象   図面の簡単な説明の欄及び図面飢
補正の内容   別紙の通り 9、添附書類の目録   図 面(第1〜ψ図)   
 1通補正の内容 先に提出せる11図面の簡単な説明の欄を次のように訂
正する。 第35頁17行目の「第1図」を「第1図」に、同頁l
ざ行目の「第■図」を「第2図」に、同頁/q行目の「
第■図」を「第3図」に、同頁20行目から第36頁/
行目にかけての、「第■図」を「第4図」にそれぞれ訂
正する。 以  上 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  アスファルテン含有炭化水素混合物から炭化
    水素油留出物を製造する方法において、アスファルテン
    含有炭化水素混合物〔流れ(1)〕に熱クりッキング(
    TC)処理を行い、しかしてこの熱クラッキング処理で
    は7つの原料またはλつの個別的原料をC4−炭化水素
    含有量20重量係未満の生成物に変換させ、該生成物か
    ら/またはそれ以上の留出物留分と重質留分〔流れ(イ
    )〕とを分離し、流れ((1)に次の2つの処理を組合
    わせて行い、すなわち接触水素化処理(HT)と溶剤脱
    アスファルト(DA)処理とを組合わせて行い、この接
    触水素化処理(HT)では、アスファルテン含有原料を
    アスフ了ルチン含有量の減少した生成物に変換させそし
    て該生成物から/またはそれ以上の留出物留分と重質留
    分〔流れし)〕とを分離し、前記溶剤膜アスファル)(
    DA)処理ではアスファルテン含有原料を処理生成物に
    変換させそしてそこから脱アスフアルト油留分〔流れ(
    3)〕とアスファルト系ビチューメン留分〔流れ(ロ)
    〕とを分離し、流れ(3)は前記のTC処理の原料成分
    として使用し、流れ(イ)は下記のいずれかに使用し、
    すなわち、■ 流れけ)を前記の)(Tの原料または原
    料成分として使用し、ただしこの場合には流れ2は前記
    のDA処理の原料として使用し、あるいは、■ 流れ(
    イ)を前記ODA処理の原料または原料成分として使用
    し、ただしこの場合には流れ(ロ)を前記のHTの原料
    として使用し、流れ(財)を前記のTC処理の原料成分
    および/または前記ODA処理の原料成分として使用す
    る ことを特徴とする炭化水素油留出物の製造方法。 (2)流れけ)をHTの原料または原料成分として使用
    し、流れ(ロ)の少なくとも一部をTC処理の原料成分
    および/または)(Tの原料成分として使用する特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 (3)使用される流れ(1)が、3jO℃よりも実質的
    に高い沸点を有し、その35重量%を越えるチのものが
    520℃よりも高い沸点を有し、かつ75重量%よシも
    大きいRCTを有する炭化水素混合物であって、しかし
    て該混合物は、原油の常圧蒸留残留物の真空蒸留のとき
    に得られる残留物の如きものである特許請求の範囲第1
    項まだは第2項に記載の方法。 (4)  流れ(ハ、C2)および<S>のうちの/ま
    だはそれ以上の流れから分離された/またはそれ以上の
    真空留出物を、流れ(3)と共にTC処理の原料成分と
    して使用する特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか
    に記載の方法。 (5)原料のアスファルト含有量を低下させるためにH
    Tにおいて触媒を使用し、しかして該触媒は、ニッケル
    およびコバルトからなる群から選択された少なくとも7
    種の金属を含有し、かつまた、モリブデンおよびタング
    ステンからなる群から選択された少なくとも7種の金属
    をも含有し、そしてこれらの金属は、アルミナを≠0重
    量%よシ多く含有する担体に担持させた1ものである特
    許請求の範囲第1項〜第j項のいずれかに記載の方法。 (6)接触水素化処理を温度3jO−≠jO℃、圧カフ
    j−ノOOバール、空間速度0./ −,2g−flh
    −’、H2/原料比!; 00−.2000 Nt、に
    9−’において実施する特許請求の範囲第1項〜第!項
    のいずれかに記載の方法。 (7)次の条件。 (a)  Cs十留分のRCTが原料のRCTの20−
    70%の値であること、および (b)  Cs十留分中に含まれる°”330℃よりも
    高い沸点の炭化水素の量(重量%)″と、原料中に含ま
    れる該炭化水素の量(重量%)との差がせいぜい4to
    であること という条件をみたすC5+留分を含有する生成物が得ら
    れるような処理方法でHTを実施することを包含する特
    許請求の範囲第1項〜第乙項のいずれかに記載の方法。 (8)n−ブタンを溶媒として使用して圧力3j−4t
    jパール、温度/ 00− / 3;0℃においてり。 処理を実施♀る特許請求の範囲第7項〜第7項のいずれ
    かに記載の方法。 (9)使用されるクラッキング装置がλつのクラッキン
    グユニットを有し、比較的低いアスファルト含有量を有
    しそして流れC3)を構成する原料を、本方法実施中に
    分離された7種またはそれ以上の真空留出物と一緒に、
    または−緒にせずに一方のクラッキングユニットに入れ
    てクラッキングし、比較的アスファルトンに富みそして
    流れ(1)を構成する原料を、流れ(2)tだは流れ例
    )の少なくとも一部と一緒に、または−緒にせずに他方
    のクラッキングユニットにおいてクラッキングすること
    を包含する特許請求の範囲第1項〜第g項のいずれかに
    記載の方法。 00  流れ(3)の熱クラッキングにおいて、このク
    ラッキングの生成物の重質留分を、流れ(3)のクラッ
    キングを行っているクラッキングユニットに再循環する
    特許請求の範囲第1項〜第り項のいずれかに記載の方法
    。 ◇])  TC処理を温度≠oo−sxs℃、空間速度
    0.’0 / −jkg (新鮮な原料)/l(クラッ
    キング反応器の容積)7分において実施する特許請求の
    範囲第1項〜第70項のいずれかに記載の方法。 (3)
JP58042518A 1982-03-18 1983-03-16 炭化水素油留出物の製法 Pending JPS58201889A (ja)

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