JPS5862786A - 金銭出納システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は銀行等の窓口業務に使用される金銭出納システ
ムの改良に関し、特には各種金銭取引情報を登録処理す
る金銭出納装置と、各取引登録で発生した払出し金額に
対応する紙幣、硬貨等の貨幣を払出す貨幣払出装置とを
電気的に接続した金銭出納システムの改良に関するもの
である。

従来、銀行等の窓口業務に用いられている、特に払出し
業務のための金銭出納システムは第１図に示す様な構成
になっている。即ち、第１図においてＩは金銭出納装置
、■は貨幣払出装置であり、両者はラインＬを介して電
気的に接続されている。

上記金銭出納装置工において、１は科目キー等のファン
クションキ一群であり、出金キーａ、払出指示キーＴを
含んでいる。２は該ファンクションキ一群１のキー判別
手段、３は中央演算処理装置（ＣＰＵ）、４は数値情報
入力手段、５はキーエンコーダ、６は金種キー、７はア
ドレスカウンタ、８は各種データを記憶する一次メモリ
であり、金種メモリエリアｂ及び取引合計メモリエリア
Ｃを有している。９は上記メモリ８の入出力制御手段、
１０は印字部、１１は表示部、１２は装置の一連の動作
を制御するマイクロプログラムを記憶するリードオンリ
メモリ　（ＲＯＭ）、１３は装置の動作モードを設定モ
ードに設定するモード選択手段、１４はアンドゲート、
１５は設定モード時に後述する貨幣払出装置が一回の払
出動作において払出可能な貨幣の枚数（または金額）情
報が設定記憶される投出可能量記憶手段、１６は比較手
段、１７は各種登録データを記憶する二次メモリである
。

また１８はデータ転送手段であり、ラインＬを介して貨
幣払出装置■側に払出すべき貨幣の金種別情報が送出さ
れるように構成されている。

また貨幣払出装置■において、１９は金銭出納装置Ｉ側
から送られて来る金種別払出し情報を受けるデータ送受
信制御手段、２０は貨幣投出制御手段、２．１は該貨幣
投出制御手段２０の信号を受けて、金種別に収納された
貨幣収納部２２の貨幣投出機構を動作させる駆動手段、
２３は貨幣の投出枚数を計数し、指定された枚数になれ
ば投出動作を停止させるための計数手段、２４は指定さ
れた総ての貨幣の投出動作の完了を判定し、投出完了信
号をデータ送受信、制御手段１９を介して金銭出納シス
テムに送出する投出完了判定手段、２５は投出された貨
幣を受ける受皿である。

上述の如き構成において、今仮にこの金銭出納システム
を用いて例えば普通預金より２３０万円（万券で１２０
ＭＵ、５千券で１１０万円）を払出す金銭払出業務を行
う場合、第２図の動作フロー図に示すように、オペレー
タはまずファンクションキ一群１の所定の科目キーを押
圧し、キー判別手段２を介してＣＰＵ３に以後の登録処
理が普通預金に関するものであることを指示する（第２
図ステップｎｌ）。次にオペレータはその取引金額情報
（２３０万円）を数値情報入力手段４よりキーエンコー
ダ５を介してＣＰＵ３に入力する（ステップｎ２）。続
いてオペレータはその金額情報が出金に関する情報であ
ることを指示するためにファンクションキ一群１の出金
キーａを押圧し、キー判別手段２を介してＣＰＵ３に出
金指示を行う（ステップｎ３）。更にオペレータはその
出金金額の内訳（１２０万の万券、１１０万の５千券）
を上記数値情報入力手段４及び金種キー６を利用してＣ
ＰＵ３に入力する（ステップｎ４）。この様にして入力
された金額情報はアドレスカウンタ７で指定されるメモ
リ８の所定の金種メモリエリアｂ及び取引合計メモリエ
リアＣに入出力制御手段９を介して入力記憶されると共
に印字部１０で伝票あるいはジャーナル紙に印字され表
示部１１で表示される。

またこの時この出金金種の指定された各金種別の枚数情
報は貨幣払出装置■の一回の投出動作において投出可能
な枚数であるか否かを判定するための比較手段１６の一
方の入力端に入力され、該比較手段１゛６によシ投出可
能量記憶手段１５に記憶されている各金種の枚数情報と
金入力された投出枚数と途比較され（ス＼テップｎ５）
、もしその投出枚数が所定枚数ビあればエラー表示が表
され、投出は禁止される（ステップｎ６）。一方もし所
定枚数以内であればその投出は許可されるＯなお上記投
出可能量記憶手段１５にはその金銭出納装置■に接続さ
れた貨幣払出装置■の一回の投出動作において投出可能
な枚数がこのシステムの使用前にモード選択手段１゛３
によって設定された設定モードの状態においてアンドゲ
ート１４を介して設定されているものとする。（通常各
金種について９９枚が記憶されている。） 従って、この例の場合万券、５千券金種とも１００枚を
越えるため、その投出動作が禁止され、システムがエラ
ー状態となり、その取引登録が行なえなくなり、オペレ
ータは例えば１回の投出動作が１００枚以内になるよう
複数回に分けて登録する等、その登録操作をやり直す必
要がある。

一方もし投出指示枚数が所定枚数以下であればオペレー
タは指定金種の金額を投出すべく、ファンクションキ一
群１の投出指示キーＴを押圧する（ステップｎ７）゛。

この投出指示はキー判別手段２を介してＣＰＵ３に与え
られる。この投出指示を受けたＣＰＵ３はメモリ８のエ
リアｂの金種データと共に投出指示信号を貨幣投出指示
データとしてデータ転送手段１８を介して貨幣払出装置
■側のデータ送受信制御手段１９に転送される。この投
出指示及び金種データを受けた貨幣払出装置■は（ステ
ップｎ８）投出制御手段２０の制御のもとに各貨幣収納
手段２２から駆動手段２１により指定された枚数を受皿
２５に投出する（ステップｎ９）０この時との投出枚数
は計−数手段２３により計数され、指定された枚数にな
れば投出動作を停止する。この様にして全ての指定金種
の投出が完了すれば投出完了判定手段２４が動作しくス
テップｎ１０）、データ送信制御手段１９より金銭出納
装置Ｉに投出完了指示が送られる（ステップｎ１１）。

一方、金銭出納装置■はこの投出完了指示信号をデータ
転送手段１８を介して受信しくステップｎ１２）、この
完了指示を受けたＣＰＵ３は先に入力されメモリ８のエ
リアＣに記憶されている出金合計とメモリエリアｂに記
憶されたその金種内訳の合計が一致しているか否か判定
するゼロ・プルーフ処理を実行しくステップｎ１３）、
この結果一致しておれば前記メモリ８の記憶データを入
出力制御手段９を介して二次メモリＩｗに記憶すると共
にメモリ８のエリアｂ＋ｃの記憶データをクリアする（
ステップｎ１４．ｎ１５）。

なお上記一連の動作はＲＯＭ１２に記憶されているマイ
クロプログラムで制御される。

上述の如〈従来の金銭出納システムにおいては、各取引
における各金種の投出指示枚数が、そのシステムにおけ
る貨幣投出装置の一回の投出可能な枚数を上回る指示を
行なえば、その投出動作が禁止され、システムがエラー
状態となり、その取引登録は行なえなくなり、登録操作
が繁雑になる等の問題点があった。

本発明は上記した問題点を除去した金銭出納システムを
提供することを目的として成されたものであり、この目
的を達成するため、本発明は各種金銭取引情報を登録処
理する金銭出納装置と、各取引登録で発生した織出し金
額に対応する紙幣。

硬貨等の貨幣を払出す貨幣払出装置とを電気的に接続し
た金銭出納システムにおいて、金銭出納装置に所定数量
単位毎に貨幣を払出す貨幣束量様を電気的に接続すると
共に、上記の払出し金額に対応する各金種別払出し情報
が予め設定された所定数量以上か否かを判定する判定手
段を設け、この判定手段の判定出力にもとづき上記の所
定数量以下の貨幣量を上記貨幣払出装置より投出すると
共に、所定数量の整数倍の貨幣を上記貨幣束量様より投
出するように構成されており、このような構成により、
投出指示がなされた場合、その指示枚数と投出許容枚数
との大小を比較し、その比較結果が小の場合にはそのま
ま貨幣払出装置によりその指定金種金額を投出し、一方
大と判定された場合はその指定金額の内に束出し金額（
１００枚単位）がいくら含まれているかを判定すると共
にその判定結果で束出し金額以、下であると判定された
金額については上記同様貨幣払出装置によってその金額
を投出し、その他の金額については束出し機より貨幣を
投出する様にした金銭出納システムが提供される。

以下本発明の一実施例について図面を参照して詳細に説
明する０ 第３図は本発明を実施した金銭出納システムの構成を示
すブロック図である。

第３図において、■は金銭出納装置、■は貨幣払出装置
であり、両者はラインＬ１を介して電気的に接続されて
いる。また■は所定数量単位毎の貨幣の束を払出す貨幣
束量様でありラインＬ２を（ 出金キーａ、払出指示キーＴを含んでいる。３２は該フ
ァンクションキ一群３１のキー判別手段、３３は中央演
算処理装置（ＣＰＵ）　、３４は数値情報入力手段、３
５はキーエンコーダ、３６は金種キー、３７はアドレス
カウンタ、３８は各種データを記憶する一次メモリであ
り、払出金種メモリエリアｂ（第１の記憶手段）及び取
引合計メモリエリアＣを有している。３９は上記メモリ
３８の入出力制御手段、４０は印字部、４１は表示部、
４２は装置の一連の動作を制御するマイクロプログラム
を記憶するリードオンリメモリ（ＲＯＭ）、４３は装置
の動作モードを設定モードに設定するモード選択手段、
４４はアンドゲート、４５は後述する貨幣払出装置■が
一回の払出動作において払出可能な貨幣の枚数（または
金額）情報が設定記憶される投出許容量記憶手段、４６
は第１の判定出力をＣＰＵ３３に、第２の判定出力を入
力された金種別払出し情報÷束出し量単位（例えば１０
０枚）の演算を実行して各金種の投出すべき束数と端数
量を演算する演算手段４７にそれぞれ供給する比較判定
手段、４８は束出しデータを記憶する束数メモリ（第２
の記憶手段）、４９は各種登録データを記憶する二次メ
モリである。また５０はデータ転送手段でありラインＬ
１を介して貨幣払出装置■に払出すべき貨幣の金種別情
報が送出されるように構成されている。更に５１はデー
タ送信制御手段であり、ラインＬ２を介して貨幣投出機
構側に払出すべき貨幣の金種別束数情報が送出されるよ
うに構成されている。

また貨幣払出装置■において、５２は金銭出納装置Ｉ側
から送られて来る金種別払出し情報を受けるデータ送受
信制御手段、５３は貨幣投出制御手段、５４は該貨幣投
出制御手段５３の信号を受けて、金種別に収納された貨
幣収納部５５の貨幣投出機構を動作させる駆動手段、５
６は貨幣の投出枚数を計数し、指定された枚数になれば
投出動作を停止させるための計数手段、５７は指定され
た総ての金種の貨幣の投出動作の完了を判定し、投出完
了信号をデータ送受信制御手段５２を介して金銭出納装
置Ｉ側に送出する投出完了判定手段、５８は投出された
貨幣を受ける受皿である。

更に貨幣束量機■において、５９は金銭出納装置■側か
ら送られて来る金種別束出し情報を受けるデータ受信制
御手段、６０は貨幣束量制御手段、６１は該貨幣束量制
御手段の信号を受けて、金種別に所定数量（例えば１０
０枚）の束単位で収納された貨幣収納部６２の貨幣投出
機構を駆動させる駆動手段、６３は貨幣の投出束数を計
数し、指定された束数になれば投出動作を停止させる計
数手段、６４は指定された総ての金種の貨幣束数の投出
動作の完了を判定し、投出完了信号をデータ受信制御手
段５９を介して金銭出納装置Ｉ側に送出する投出完了判
定手段、６５は投出された貨幣の束を受ける受皿である
・。

次に上記金銭出納システムの動作を第４図に示す動作フ
ロー図を参照して説明する０なお第４図において、（ａ
）は設定モードの動作を示すフロー図、（ｂ）は登録払
出モードの動作を示すフｉ−図である。

この金銭出納システムを使用する場合、オペレータはま
ず金銭出御装置Ｉの機能を規定するための各種情報をプ
リセットするために装置のモード選択手段４３を操作し
て装置Ｉを設定モードにする。この時第４図（ａ）のフ
ローチャートに従って投出許容量記憶メモリ４５に貨幣
払出装置■の一回の投出動作による投出許容枚数を数値
入力手段３４及び金種キー３６を使用して記憶させる。

表おこの実施例において払出装置■の許容枚数が９９枚
に設定されたものとする。

この様にして各種情報のプリセットが完了すればオペレ
ータは次に通常の登録処理を行う。（ここでは普通預金
２６０万円を万円券１２０枚と５千券２８０枚で払出す
場合について説明する０）まずオペレータはファンクシ
ランキ一群３１の所定の科目キーを押圧することにより
キー判別手段３２を介して以後に入力されてくるデータ
が普通預金に関するものであることをＣＰＵ３３に指示
する（ステップｎ２１）。次にオペレータはその取引金
額２６０万円を数値入力手段３４よりキーエンコーダ３
５を介してＣＰＵ３３に入力し、この操作により入力さ
れたデータはアドレスカウンタ３７より指定されるメモ
リ３８のエリアＣに入出力制御手段３９を介して入力記
憶される（ステップｎ２２）。続いてこの操作が出金に
関するものであることを指示するためにオペレータはフ
ァンクションキ一群３１の出金キーａを押圧し、キー判
別手段３２を介してＣＰＵ３３に出金指示を与える（ス
テップｎ２３）。更にオペレータはこの２６０万円の出
、金の内訳を指示するためにまず数値入力手段３４より
キーエンコーダ３５を介して万円券の枚数情報１２０枚
をＣＰＵ３３に入力し次にこの情報が万円券の指示であ
ることを知らせるために金種キー３６の万券キーを押圧
しＣＰＵ３３に万券指示を与える（ステップｎ２４）。

この指示を受けたＣＰＵ３３は比較判定手段４６を動作
させ先にメモリ４５に記憶させていた万円券の取出許容
枚数情報と比較させる（ステップｎ２５）。もしメモリ
４５０枚数情報より今回入力した枚数情報の方が１等し
い１か、あるいは１小１であれば、比較判定手段４６の
第１の判定結果信号に応答して、今回入力された枚数情
報はそのままメモリ３８のエリアｂに記憶されるが、こ
の実施例の如く今回の入力枚数情報の方が１大″であれ
ば比較判定手段４６の第２の判定結果出力に応答して演
算手段４７を動作させ指定金額÷゛（単位金種Ｘ１００
）あるいは（指定枚数）÷（１００枚）の演算°を行な
わせて投出すべき束数（１００枚単位の数）及び端数金
額を求め、その束数情報を束出しデータを記憶する束数
メモリ４８に記憶させると共にその端数（２０枚）をＣ
ＰＵ３３を介してメモリ３８の第１の記憶手段を構成し
ている所定のエリアｂに記憶させる（ステップｎ２６〜
ｎ２９）。

また同様にしてオペレータは５千円券での払出し枚数２
８０枚をＣＰＵ３３に入力すると束出しデータを艷憶す
る束数メモリ４８に束出し量単位（１００枚）の整数倍
の情報であＡが記憶され、又メモリ３８の所定のエリア
ｂには端数枚数８０枚が記憶される。

以上の様にして万円券、５千円券、千円券及び５百円券
の各金種別の払出し内訳の登録が完了すると（ステップ
ｎ３０）オペレータはファンクシ鶴ンキ一群３１の投出
指示キーＴを押圧し、キー判別手峻３２を介してＣＰＵ
３３に貨幣の投出指示を与える（ステップｎ３１）。こ
の投出指示を受けたＣＰＵ３３はまず先に入力した払出
総合計金額とその内訳金種の金額合計が一致しているか
を判定する照合動作を実行しくステップｎ３２）、一致
しておれば（ステップｎ３３）ＣＰＵ３３はメモリ３８
のエリアｂに記憶された払出金種データと共に貨幣投出
指示をデータ転送手段５０を介して貨幣払出装置■側の
データ送受信制御手段５２に転送さ゛れる（ステップｎ
３４）。

との投出指示及び金種データを受けた貨幣払出投出金額
が自動的に算出され、投出指示にもとづき指定した金額
が貨幣払出装置及び貨幣束量機より自動的に投出される
ため、多額の払出業務における操作時間が短縮されると
共に操作ミスが防止され、非常に実用的で有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の金銭出納システムの構成を示すブロック
図、第２図はその動作を説明するための動作フロー図、
第３図は本発明の金銭出納システムの構成を示すブロッ
ク図、第４図はその動作説明に供する動作フロー図であ
る。 ■・・・金銭出納装置、■・・・貨幣払出装置、■・・
・貨幣束量機、４５・・・投出許容量記憶手段、４６・
・・比較判定手段、４７・・・束数演算手段、４８・・
・束数メモリ、ｂ・・・払出端数金種メモリエリア。 代理人　弁理士　福　士　愛　彦

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各種金銭取引情報を登録処理する金銭出納装置と、
   各取引登録で発生した払出し金額に対応する紙幣、硬貨
   等の貨幣を払出す貨幣払出装置とを電気的に接続した金
   銭出納システムにおいて、 上記金銭出納装置に所定数量単位毎に貨幣を０払出す貨
   幣束出機を電気的に接続すると共に、上記払出し金額に
   対応する各金種別払出し情報が予め設定された所定数量
   以上か否かを判定する判定手段を設け、該判定手段の判
   定用カドもとづき上記所定数量以下の貨幣量を上記貨幣
   払出装置より投出すると共に、所定数量の整数倍の貨幣
   を上記貨幣束出機より投出するように成したことを特徴
   とする金銭出納システム０