JP2010072812A - 取引処理装置、取引システム、および取引処理方法 - Google Patents

取引処理装置、取引システム、および取引処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入金処理、出金処理、または補充処理中にエラーが発生したときの貨幣の取扱を容易化することができる取引処理装置、当該取引処理装置を含む取引システム、および当該取引処理装置を使用して行われる取引処理方法を提供する。
【解決手段】収納部13を含む機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データと収納部13に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを記憶する記憶部101と、入金処理または出金処理にて、計数部12の計数結果に基づいて第1および第2在高データを更新し、操作部103によって貨幣戻し処理が指定された場合には、第1在高データと第2在高データとが等しくなるまでは、計数部12の計数結果に基づいて第1在高データおよび第2在高データの何れか一方のみを更新し、第1在高データと第2在高データとが等しくなった後は、計数部12の計数結果に基づいて第1および第2在高データを更新する制御部102を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品等の購入の際に行われる貨幣の取引処理に使用される取引処理装置、取引処理システム、取引処理方法に関する。
店舗などで使用される一般的な取引システムは、顧客が購入する商品の金額(以下、「売上額」という)を確定するPOS(Point−Of−Sales)レジスタと、顧客が支払った金額(以下、「入金額」という)を確定して、売上額と入金額との差額を釣銭として出金する取引処理装置と、から構成されている。このような取引システムを構成する取引処理装置には、入金処理および出金処理において、変動する機内の貨幣の在高(以下、「機内在高」という)を管理することが求められている(たとえば、特許文献1を参照)。
従来、このような取引処理装置においては、機内在高の管理方法として何種類かの考え方があった。すなわち、従来の取引処理装置の入金処理では、入金口に投入された後、直ぐに識別計数されて入金額が仮確定され、その後、その貨幣が搬送されて金種別の収納部に正常に収納されたことが確認された時点で入金額が正式確定されていた。また、出金処理では、金種別の収納部から出金された時点で出金額が確定される場合と、金種別の収納部から出金された貨幣が搬送されて出金口に正常に投出されたことが確認された時点で出金額が確定される場合とがあった。したがって、従来の取引処理装置では、金種別の収納部から出金された時点で機内在高を更新するか、金種別の収納部から出金された貨幣が搬送されて出金口に正常に投出されたことが確認された時点で機内在高を更新するかによって、機内在高の管理方法が異なっていた。
また、入金処理と出金処理とで確定のタイミングを変える場合もある。すなわち、これらのタイミングの組合せとして、4種類の機内在高の管理方法が考えられていた。これらの管理方法は、(1)金種別の収納部に入金された時点および金種別の収納部から出金された時点で機内在高を更新する管理方法、(2)機内に受け入れられ識別計数された時点および金種別の収納部から出金され機外から取り出し可能なように出金口に正常に投出された時点で機内在高を更新する管理方法、(3)金種別の収納部に入金された時点および金種別の収納部から出金され機外から取り出し可能なように出金口に正常に投出された時点で機内在高を更新する管理方法、(4)機内に受け入れられ識別計数された時点および金種別の収納部から出金された時点で機内在高を更新する管理方法である。そして、どの管理方法を採用するかは、取引処理装置の使用環境や使用者の要望によって決められていた。また、このような管理方法を採用するためには、機内在高とは別に収納部に存在する貨幣の在高(以下、「収納部在高」という)を管理する必要があった。
また、従来の取引処理装置は、入金処理または出金処理中にエラーが発生したときに収納部以外(搬送路等)に残留する貨幣(以下、「エラー貨幣」という)を手作業またはエラー復旧処理によって一旦取り出した後に、エラー発生前の元の状態に戻すための貨幣戻し処理を行う必要がある。この貨幣戻し処理においては、エラー貨幣がどの状態の貨幣であるかによって処理が異なってくる。たとえば、出金処理において既に機内在高が更新された貨幣であれば、機内に戻す必要は無いし、機内在高が更新されていない貨幣であれば、機内在高を更新することなく機内に戻す必要がある。したがって、オペレータは、出金処理中にエラーが発生する以前に出金された貨幣(以下、「正常出金貨幣」という)とエラー貨幣とを区別して取り扱い、エラー貨幣のみを貨幣戻し処理で戻す必要がある。また、入金処理において既に機内在高が更新された貨幣であれば、機内在高を更新することなく機内に戻す必要があるし、機内在高が更新されていない貨幣であれば、貨幣戻し処理は行わず、再度入金処理を行う必要がある。したがって、オペレータは、入金処理中にエラーが発生する以前に入金された貨幣(以下、「正常入金貨幣」という)とエラー貨幣とを区別して取り扱い、正常入金貨幣のみを貨幣戻し処理で戻す必要がある。
しかしながら、従来の取引処理装置では、正常入金貨幣および正常出金貨幣とエラー貨幣とをオペレータが区別して取り扱うことは困難である。その結果、釣銭用の貨幣を補充する補充処理および取引処理時の預かり金を入金する預かり金入金処理などの入金処理、または取引処理装置の貨幣を回収する回収処理および取引処理時の釣銭出金処理などの出金処理中にエラーが発生したときに違算が発生する可能性がある。
また、従来の取引処理装置では、釣銭用の貨幣を補充する補充処理を行う場合もある。この補充処理中にエラーが発生したときにも、上記入金処理または出金処理中にエラーが発生したときと同様に、違算が発生する可能性がある。
特開2005−149064号公報
すなわち、従来技術では、入金処理、出金処理、または補充処理中にエラーが発生したときの貨幣の取扱が困難であり、このことが、違算の発生要因となるという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、入金処理、出金処理、または補充処理中にエラーが発生したときの貨幣の取扱を容易化することができる取引処理装置、当該取引処理装置を含む取引システム、および当該取引処理装置を使用して行われる取引処理方法を提供することを目的とする。
本発明の取引処理装置は、
入金処理において貨幣を受け入れる受入部と、
出金処理において貨幣を機外から取り出せるように放出する放出部と、
前記入金処理または前記出金処理に関わる貨幣の枚数を金種別に計数する計数部と、
前記計数部によって計数された貨幣を金種別に収納する収納部と、
前記収納部を含む機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データおよび前記収納部に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを記憶する記憶部と、
前記入金処理または前記出金処理中にエラーが発生したときに前記収納部以外に存在する残留貨幣を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻し処理を指定する貨幣戻し処理指定部と、
前記入金処理または前記出金処理においては、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新し、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データおよび前記第2在高データの何れか一方のみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新する制御部と、を備えている。
本発明の取引処理装置において、
前記計数部は、前記受入部によって受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する第1入金計数部と、前記収納部に収納される貨幣の枚数を金種別に計数する第2入金計数部と、を含み、
前記制御部は、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記第2入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記第1入金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新し、前記第2入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新することが好ましい。
本発明の取引処理装置において、
前記制御部は、入金処理中において、前記第1入金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新し、前記第2入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新することが好ましい。
本発明の取引処理装置において、
前記計数部は、前記受入部によって受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する入金計数部と、前記収納部から出金された貨幣の枚数を金種別に計数する第1出金計数部と、前記放出部から放出された貨幣の枚数を金種別に計数する第2出金計数部と、をさらに含み、
前記制御部は、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記入金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データと前記第2在高データを更新することが好ましい。
本発明の取引処理装置において、
前記制御部は、出金処理中において、前記第1出金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新し、前記第2出金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新することが好ましい。
本発明の取引処理装置において、前記第1および第2在高データを出力する出力部をさらに備えることが好ましい。
本発明の取引処理装置において、
前記出力部は、前記第1および第2在高データをネットワーク経由で送信する通信部を含むことが好ましい。
本発明の取引処理装置において、
前記出力部は、前記第1および第2在高データを表示する第1表示部を含むことが好ましい。
本発明の取引システムは、
取引処理装置およびPOSレジスタを含む取引システムであって、
前記取引処理装置は、
入金処理において貨幣を受け入れる受入部と、
出金処理において貨幣を機外から取り出せるように放出する放出部と、
前記入金処理または前記出金処理に関わる貨幣の枚数を金種別に計数する計数部と、
前記計数部によって計数された貨幣を金種別に収納する収納部と、
前記収納部を含む機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データおよび前記収納部に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを記憶する記憶部と、
前記入金処理または前記出金処理中にエラーが発生したときに前記収納部以外に存在する残留貨幣を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻し処理を指定する貨幣戻し処理指定部と、
前記入金処理または前記出金処理においては、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新し、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データおよび前記第2在高データの何れか一方のみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新する制御部と、
前記第1および第2在高データをネットワーク経由で前記POSレジスタに送信する第1通信部と、を備え、
前記POSレジスタは、
前記取引処理装置の第1通信部から送信された第1および第2在高データをネットワーク経由で受信する第2通信部を備えている。
本発明の取引処理システムにおいて、
前記POSレジスタは、前記第2通信部によって受信された第1および第2在高データを表示する第2表示部をさらに備えることが好ましい。
本発明の取引処理システムにおいて、
前記POSレジスタは、前記第2通信部によって受信された第1および第2在高データを印字する印字部をさらに備えることが好ましい。
本発明の取引処理方法は、
貨幣を金種別に収納部へ収納する収納する入金処理および貨幣を機外から取り出せるように放出部から放出する出金処理を行う取引処理装置を使用して行われる取引処理方法であって、
入金処理または出金処理に関わる貨幣の枚数を金種別に計数する計数工程と、
前記計数工程において計数された貨幣を前記収納部に金種別に収納する収納工程と、
前記入金処理または前記出金処理中にエラーが発生したときに前記取引処理装置の前記収納部以外に存在する残留貨幣を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻し処理を指定する貨幣戻し処理指定工程と、
前記入金処理または前記出金処理においては、前記計数工程の計数結果に基づいて前記収納部を含む前記取引処理装置の機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データおよび前記収納部に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを更新し、前記貨幣戻し処理指定工程において貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記計数工程の計数結果に基づいて前記第1在高データおよび前記第2在高データの何れか一方のみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記計数工程の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新する制御工程と、を含んでいる。
本発明の取引処理方法において、
前記計数工程は、前記入金処理において、前記取引処理装置の機内に受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する第1入金計数工程と、前記収納工程において収納された貨幣の枚数を金種別に計数する第2入金計数工程と、を含み、
前記制御工程は、前記貨幣戻し処理指定工程において貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記第2入金計数工程の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記第1入金計数工程の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新し、前記第2入金計数工程の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新する請求項12に記載の取引処理方法。
本発明の取引処理方法において、
前記計数工程は、前記受入工程において受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する入金計数工程と、前記収納部から出金された貨幣の枚数を金種別に計数する第1出金計数工程と、前記放出部から放出された貨幣の枚数を金種別に計数する第2出金計数工程と、をさらに含み、
前記制御部は、前記貨幣戻し処理指定工程において貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記入金計数工程の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記入金計数工程の計数結果に基づいて前記第1在高データと前記第2在高データを更新することが好ましい。
本発明によれば、入金処理、出金処理、または補充処理中にエラーが発生したときの貨幣の取扱を容易化することができ、ひいては、違算の発生要因を解消することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例は、本発明の実施の一形態であって、本発明の範囲を限定するものではない。
はじめに、本発明の実施例に係る取引システムについて図1乃至図4を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る取引システムの構成を示す概略図であり、図2は、本発明の実施例に係る硬貨用釣銭機10の内部構成を示す概略図であり、図3は、本発明の実施例に係る硬貨用釣銭機10およびPOSレジスタ30の機能ブロックを示すブロック図であり、図4は、本発明の実施例に係る紙幣用釣銭機20の内部構成を示す概略図である。
図1に示すように、取引システムは、売上額が入力されるとともに、紙幣または硬貨からなる預かり金が入金され、且つ、釣銭としての紙幣または硬貨が出金される硬貨用釣銭機10および紙幣用釣銭機20から構成される取引処理装置と、この取引処理装置にネットワーク40を介して接続されて通信可能となっているPOSレジスタ30と、このPOSレジスタ30に接続されているカスタマーディスプレイ50と、を備えている。
図2に示すように、硬貨用釣銭機10は、預かり金としての硬貨を機内に受け入れる硬貨受入部11と、硬貨の枚数を金種別に計数する硬貨計数部12(第1および第2硬貨入金計数部12A,12B、並びに第1および第2硬貨出金計数部12Cおよび12D)と、第1硬貨入金計数部12Aによって計数された硬貨(以下、「入金正常硬貨」という)を金種別に収納する硬貨収納部13と、第1硬貨入金計数部12Aによって計数されなかった硬貨(以下、「入金リジェクト硬貨」という)または第2硬貨出金計数部12Dによって計数された硬貨(以下、「出金正常硬貨」という)などの出金硬貨を機外から取り出せるように放出する硬貨放出部15と、第1硬貨入金計数部12Aを通過した硬貨を硬貨収納部13または硬貨放出部15に分岐する硬貨分岐部14と、硬貨を搬送する硬貨搬送路16と、を備えている。硬貨受入部11、硬貨計数部12、硬貨収納部13、硬貨分岐部14、および硬貨放出部15は、それぞれ硬貨搬送路16に沿って設けられている。
また、図2に示すように、硬貨受入部11は、オペレータが入金する硬貨を投入できるように構成されている。また、硬貨受入部11は、オペレータによって投入された硬貨を硬貨用釣銭機10の機内に繰り入れる繰入機構を備えている。硬貨受入部11によって受け入れられた硬貨は、硬貨搬送路16を通って第1硬貨入金計数部12Aへ搬送される。
また、図2に示すように、硬貨計数部12は、硬貨受入部11の下流側に設けられた第1硬貨入金計数部12Aと、硬貨分岐部14と硬貨収納部13との間に設けられた第2硬貨入金計数部12Bと、硬貨収納部13と硬貨放出部15との間に設けられた第1硬貨出金計数部12Cと、第1硬貨出金計数部12Cと硬貨放出部15との間に設けられた第2硬貨出金計数部12Dと、を備えている。第1硬貨入金計数部12Aは、硬貨受入部11によって受け入れられた硬貨の金種を識別するセンサ(図示せず)と、その枚数を計数するカウンタ(図示せず)と、を備えている。第2硬貨入金計数部12Bは、硬貨収納部13の各収納庫13A乃至13Fに対応して設けられ、各収納庫13A乃至13Fに収納される硬貨の枚数を金種別に計数する複数のカウンタ(図示せず)を備えている。第1硬貨出金計数部12Cは、硬貨収納部13の各収納庫13A乃至13Fに対応して設けられ、各収納庫13A乃至13Fから繰り出される硬貨の枚数を金種別に計数する複数のカウンタ(図示せず)を備えている。第2硬貨出金計数部12Dは、硬貨放出部15から出金される硬貨の金種を識別するセンサ(図示せず)と、その枚数を計数するカウンタ(図示せず)と、を備えている。第1および第2硬貨入金計数部12A,12B、ならびに第1および第2硬貨出金計数部12C,12Dは、金種別の計数結果を後述する硬貨制御部102に送るようになっている。なお、本発明の実施例では、第2硬貨入金計数部12Bおよび第1硬貨出金計数部12Cは、それぞれ、硬貨収納部13の上流側および下流側に1個ずつ設けられても良い。その場合には、第2硬貨入金計数部12Bおよび第1硬貨出金計数部12Cは、それぞれ、第1硬貨入金計数部12Aおよび第2硬貨出金計数部12Dと同様の構成を備える。
また、図2に示すように、硬貨分岐部14は、第1硬貨入金計数部12Aの下流側に設けられている。また、硬貨分岐部14は、通過する硬貨を所定の行き先に分岐する分岐爪(図示せず)を備えている。また、硬貨分岐部14は、第1硬貨入金計数部12Aの識別結果に基づいて硬貨収納部13方向または硬貨放出部15方向へ硬貨を分岐するようになっている。硬貨分岐部14を通過した硬貨のうち、入金正常硬貨は、硬貨分岐部14を経由して硬貨収納部13方向へ搬送され、入金リジェクト硬貨は、硬貨分岐部14を経由して硬貨放出部15方向へ搬送される。
また、図2に示すように、硬貨収納部13は、第2硬貨入金計数部12Bの下流側に設けられている。また、硬貨収納部13は、金種別に硬貨を収納する収納庫13A乃至13Fを含んでいる。収納庫13A乃至13Fは、硬貨搬送路16に沿って並んで配置されている。収納庫13Aは、硬貨搬送路16の中で第1硬貨入金計数部12Aに最も近い位置(上流側)に配置されており、収納庫13Fは、硬貨搬送路16の中で第1硬貨入金計数部12Aに最も遠い位置(下流側)に配置されている。最も上流側に設けられた収納庫13Aには、最も高額な硬貨(たとえば、500円硬貨)が収納され、最も下流側に設けられた収納庫13Fには、最も低額な硬貨(たとえば、1円硬貨)が収納される。また、各収納庫13A乃至13Fは、出金すべき硬貨を硬貨搬送路16へ繰り出す繰出機構(図示せず)を備えている。
また、図2に示すように、硬貨放出部15は、第2硬貨出金計数部12Dの下流側に設けられている。また、硬貨放出部15は、硬貨収納部13から出金された硬貨を硬貨用釣銭機10の機外から取り出せるように放出するようになっている。また、硬貨放出部15は、オペレータが放出された硬貨を外部から取り出せるように構成されている。
図3に示すように、硬貨用釣銭機10は、硬貨受入部11、硬貨計数部12、硬貨収納部13、硬貨分岐部14、硬貨放出部15、および硬貨搬送路16に加えて、所定のデータを記憶する記憶部101と、硬貨用釣銭機10を制御する硬貨制御部102と、オペレータの指示を受け付ける操作部103と、所定のデータを出力する出力部104と、を備えている。
また、図3に示すように、記憶部101は、硬貨制御部102によって実行される制御プログラム101Aと、機内に存在する硬貨の在高を示す第1在高データ101Bと、硬貨収納部13の各収納庫13A乃至13Fに存在する硬貨の在高を示す第2在高データ101Cと、確定された入金額を示す入金確定データ101Dと、を記憶するようになっている。
また、図3に示すように、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶された制御プログラム101Aを起動して、硬貨受入部11、硬貨計数部12、硬貨収納部13、硬貨分岐部14、硬貨放出部15、硬貨搬送路16、および硬貨放出部15、ならびに記憶部101、操作部103、および出力部104を制御するようになっている。また、硬貨制御部102は、後述する第1通信部104Aを介して後述するPOSレジスタ30のPOS制御部31や紙幣用釣銭機20の紙幣制御部(図示せず)と通信を行うようになっている。
また、図3に示すように、操作部103は、入金処理または出金処理中にエラーが発生したときに硬貨収納部13以外に存在する残留硬貨を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻しモード、および釣銭用の硬貨を補充する補充モードを受け付けるためのモードキーと、入金された硬貨の入金額の確定を承認するための承認キーと、を備えている。また、操作部103は、貨幣戻しモードの指示を受け付けるときには、貨幣戻し処理指定部として動作する。なお、硬貨収納部13から出金されて硬貨放出部15まで搬送される途中で異常が検知された硬貨(以下、「出金リジェクト硬貨」という)を収納する硬貨出金リジェクト部(図示せず)が設けられている場合には、操作部103によって貨幣戻しモードの指示が受け付けられた場合であっても、硬貨出金リジェクト部に収納された硬貨は、再び機内に戻されないものとする。
また、図3に示すように、出力部104は、ネットワーク40経由でPOSレジスタ30に所定の情報を出力する第1通信部104Aと、所定の情報を表示する第1表示部104Bと、を含んでいる。
また、図3に示すように、POSレジスタ30は、POSレジスタ30を制御するPOS制御部31と、硬貨用釣銭機10との間の通信インタフェースである第2通信部32と、所定の情報を表示する第2表示部33と、所定の情報を印字する印字部34と、オペレータの指示を受け付けるPOS操作部35と、を備えている。
また、図3に示すように、POS制御部31は、オペレータによってPOS操作部35から売上額などが入力され、且つ、硬貨用釣銭機10に預かり金が入金される度に、売上額と預かり金との差額を算出し、その差額を過不足金額として第2表示部33に表示するようになっている。また、POS制御部31は、硬貨用釣銭機10から出力されたデータが第2通信部32に入力されると、そのデータを第2表示部33に表示するようになっている。また、POS制御部31は、第2表示部33に表示されるデータと同じデータをカスタマーディスプレイ50にも表示するようになっている。また、POS制御部31は、第2通信部32を介して硬貨用釣銭機10の硬貨制御部102と通信を行うようになっている。なお、POS制御部31は、操作部103と同様の構成を備え、貨幣戻しモードの指示を受け付ける貨幣戻し処理指定部として動作しても良い。
図4に示すように、紙幣用釣銭機20は、紙幣が挿入される紙幣入金口21と、紙幣入金口21によって受け入れられた紙幣を機内に繰り込む紙幣繰込ユニット22と、紙幣繰込ユニット22に連結され、紙幣繰込ユニット22によって繰り込まれた紙幣を搬送する接続搬送路23bと、接続搬送路23bに連結され、接続搬送路23bから搬送された紙幣を搬送する周回搬送路23aと、を有している。なお、この周回搬送路23aは、紙幣繰込ユニット22によって繰り込まれた紙幣を搬送する場合には反時計回りに当該紙幣を搬送し、後述する紙幣収納部26内から紙幣を繰り出す場合には時計回りに当該紙幣を搬送する。
また、図4に示すように、周回搬送路23aには、紙幣の金種などを識別し、その枚数を金種別に計数する紙幣計数部24aが設けられ、紙幣出金口25、紙幣収納部26、回収カセット27、放出ユニット28、および紙幣出金リジェクト部29の下流側には、紙幣計数部24b乃至24gが設けられている。これらの紙幣計数部24a乃至24gには、紙幣制御部(図示せず)が接続され、紙幣計数部24a乃至24gによって識別された紙幣の金種および金種別の枚数などが、当該紙幣制御部に送られる。また、周回搬送路23aには、接続搬送路23bを介して紙幣収納部26が連結されており、この紙幣収納部26には、紙幣計数部24aによる識別結果に基づいて、所定の金種が収納される。
また、図4に示すように、周回搬送路23aには、例えば、紙幣収納部26内の紙幣を全て、または、売上金相当額だけ回収したい場合などに、紙幣収納部26から繰り出された紙幣を収納する回収カセット27が、接続搬送路23bを介して連結されている。なお、紙幣計数部24aで識別された金種の紙幣収納部26が満杯である場合には、この紙幣は「オーバーフロー紙幣」として、回収カセット27に収納される。
また、図4に示すように、周回搬送路23aには、出金時に紙幣収納部26から繰り出された紙幣が放出される放出ユニット28が、接続搬送路23bを介して連結されている。また、この放出ユニット28には、紙幣を機外へ放出する紙幣出金口25が設けられている。なお、放出ユニット28は、汚損などにより紙幣計数部24aによって金種を識別することができない紙幣(入金リジェクト紙幣)が放出されるようにもなっている。
また、図4に示すように、周回搬送路23aには、紙幣収納部26から繰り出された紙幣が、斜行などにより紙幣計数部24aによって金種を識別できない場合に、当該紙幣(出金リジェクト紙幣)を収納する紙幣出金リジェクト部29が連結されている。
なお、本発明の実施例では、硬貨用釣銭機10が、紙幣用釣銭機20と異なる構成を備えている例について説明したが、紙幣用釣銭機20と同様の構成を備えていても良い。この場合には、硬貨用釣銭機10の第1通信部104AおよびPOSレジスタ30の第2通信部32が紙幣用釣銭機20と接続されることによって、取引処理システムが構成される。
次に、本発明の実施例に係る取引システムの取引処理について図5乃至図10を参照して説明する。図5は、本発明の実施例に係るモード設定処理の処理手順を示すフローチャートであり、図6は、本発明の実施例に係るモード設定画面を示す概略図であり、図7は、本発明の実施例に係る取引処理の処理手順を示すフローチャートであり、図8は、本発明の実施例に係る取引画面を示す概略図であり、図9は、本発明の実施例に係る入金処理の処理手順を示すフローチャートであり、図10は、本発明の実施例に係る出金処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、硬貨用釣銭機10が関わる処理の例について説明するが、紙幣用釣銭機20が関わる処理も同様に行われても良い。
はじめに、本発明の実施例に係るモード設定処理について説明する。モード設定処理は、顧客が購入する商品の取引を行う取引モード、取引処理装置に釣銭を補充する補充モード、取引処理装置から貨幣を回収する回収モード、所定の時間の取引を集計する締め精算モード、または入金処理もしくは出金処理中にエラーが発生したときに硬貨収納部13以外に存在する残留硬貨を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻しモードを設定するときに行われる。なお、前述のとおり、硬貨出金リジェクト部が設けられている場合には、操作部103によって貨幣戻しモードの指示が受け付けられた場合であっても、硬貨出金リジェクト部に収納された硬貨は再び機内に戻されないものとする。
はじめに、図5に示すように、操作工程(S501)が行われる。操作工程(S501)では、オペレータが、図6に示すようなモード設定画面を見ながら、操作部103のモードキーを操作することによって、取引モード、補充モード、回収モード、締め精算モード、または貨幣戻しモードの設定を行う。このとき、操作部103は、オペレータの操作に基づいて、取引モード、補充モード、回収モード、締め精算モード、または貨幣戻しモードの指示を受け付ける。
次に、図5に示すように、モード設定工程(S502)が行われる。モード設定工程(S502)では、操作部103が、操作工程(S501)において受け付けられた指示に基づいて、取引モード、補充モード、回収モード、締め精算モード、または貨幣戻しモードを設定する。このとき、硬貨制御部102は、操作部103によって設定されたモードに基づいて、後述する取引処理、補充処理(図示せず)、回収処理(図示せず)、締め精算処理(図示せず)、または後述する貨幣戻し処理を行う。なお、モード設定工程(S502)は、貨幣戻しモードの指示が受け付けられるときには、貨幣戻し処理指定工程となる。
図5に示すように、本発明の実施例に係るモード設定処理は、モード設定工程(S502)の後に終了する。
なお、操作工程(S501)において、オペレータが、POS操作部35を操作し、POS操作部35が、オペレータの操作に基づいて、取引モード、補充モード、回収モード、締め精算モード、または貨幣戻しモードの指示を受け付け、モード設定工程(S502)において、POS操作部35によって受け付けられた指示がPOS制御部31から硬貨制御部102へ送られることによってモード設定が行われても良い。
次に、本発明の実施例に係る取引処理について説明する。取引処理は、モード設定工程(図5のS502)において取引モードが設定されたときに行われる処理である。
はじめに、図7に示すように、商品登録工程(S701)が行われる。商品登録工程(S701)では、オペレータが、POS操作部35を操作することによって、顧客が購入する商品をPOSレジスタ30に登録する。
次に、図7に示すように、売上額確定工程(S702)が行われる。売上額確定工程(S702)では、オペレータが、POS操作部35を操作することによって、顧客が購入する商品の売上額を確定する。このとき、POS制御部31は、図8に示すような取引画面を第2表示部33およびカスタマーディスプレイ50に表示する。図8は、確定された売上額が5450円であることを示している。
次に、図7に示すように、入金処理(S703)が行われる。入金処理(S703)では、はじめに、図9に示すように、受入工程(S901)が行われる。受入工程(S901)では、オペレータが、顧客から受け取った硬貨(預かり金)を硬貨受入部11に投入する。このとき、硬貨受入部11は、オペレータによって投入された硬貨を硬貨用釣銭機10の機内に受け入れる。
次に、図9に示すように、第1入金計数工程(S902)が行われる。第1入金計数工程(S902)では、第1硬貨入金計数部12Aが、受入工程(S901)において受け入れられた硬貨の金種を識別し、金種別の枚数を計数し、識別結果および計数結果を硬貨制御部102に送る。このとき、硬貨制御部102は、第1硬貨入金計数部12Aによって計数された硬貨については、「入金正常硬貨」と判定し、第1硬貨入金計数部12Aによって計数されなかった硬貨については、「入金リジェクト硬貨」と判定する。
次に、図9に示すように、第1入金計数工程(S902)において「入金正常硬貨」と判定された場合には(S903−YES)、硬貨制御部102が、第1入金計数工程(S902)の計数結果に基づいて記憶部101に記憶された第1在高データ101Bを更新する(S904)。具体的には、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶されている第1在高データ101Bに第1入金計数工程(S902)の計数結果を加算する。
次に、第2入金計数工程(S905)が行われる。第2入金計数工程(S905)では、第2硬貨入金計数部12Bが、入金正常硬貨の枚数を金種別に計数し、計数結果を硬貨制御部102に送る。
次に、図9に示すように、収納工程(S906)が行われる。収納工程(S906)では、硬貨収納部13が、第1入金計数工程(S902)において「入金正常硬貨」と判定された硬貨を収納庫13A乃至13Fに金種別に収納する。
次に、図9に示すように、硬貨制御部102が、第2入金計数工程(S905)の計数結果に基づいて記憶部101に記憶された第2在高データ101Cを更新する(S907)。具体的には、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶されている第2在高データ101Cに第2入金計数工程(S905)の計数結果を加算する。
一方、図9に示すように、第1入金計数工程(S902)において「入金リジェクト硬貨」と判定された場合には(S903−NO)、入金リジェクト工程(S908)が行われる。入金リジェクト工程(S908)では、硬貨放出部15が、「入金リジェクト硬貨」と判定された硬貨を機外から取り出せるように放出する。
図9に示すように、S901乃至S908は、硬貨受入部11に投入された硬貨がなくなるまで繰り返し行われる(S909−YES)。本発明の実施例に係る入金処理は、硬貨受入部11に投入された硬貨がなくなった後に終了する(S909−NO)。
また、図7に示すように、入金処理(S703)は、入金確定が行われるまで繰り返し行われる(S704−NO)。入金確定は、入金額が売上額確定工程(S702)において確定された売上額以上となったときに、硬貨制御部102によって第1表示部104Bに入金確定(操作部103の承認キーの押下)を促すメッセージが表示され、オペレータによって操作部103の承認キーが押下されたときに行われる。このとき、硬貨制御部102は、第1硬貨入金計数部12Aの計数結果に基づいて入金確定データ101Dを記憶部101に書き込む。なお、入金確定は、POS制御部31によって第2表示部33に入金確定(POS操作部35の承認キーの押下)を促すメッセージが表示され、オペレータによってPOS操作部35の承認キーが押下されたときに行われても良い。
一方、図7に示すように、入金額が売上額確定工程(S702)において確定された売上額以上となったときに承認キーが押下されたことによって入金確定が行われた場合であって(S704−YES)、且つ、入金額と売上額が等しくない(すなわち、入金額が売上額より多い)場合には(S705−NO)、出金処理(S706)が行われる。出金処理(S706)では、はじめに、図10に示すように、繰出工程(S1001)が行われる。繰出工程(S1001)では、硬貨収納部13が、入金額と売上額との差額に相当する硬貨を各収納庫13A乃至13Fから繰り出す。
次に、図10に示すように、第1出金計数工程(S1002)が行われる。第1出金計数工程(S1002)では、第1硬貨出金計数部12Cが、繰出工程(S1001)において各収納庫13A乃至13Fから繰り出された硬貨を金種別に計数し、計数結果を硬貨制御部102に送る。
次に、図10に示すように、硬貨制御部102が、第1出金計数工程(S1002)の計数結果に基づいて記憶部101に記憶された第2在高データ101Cを更新する(S1003)。具体的には、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶された第2在高データ101Cから第1出金計数工程(S1002)の計数結果を減算する。
次に、図10に示すように、第2出金計数工程(S1004)が行われる。第2出金計数工程(S1004)では、第2硬貨出金計数部12Dが、第1硬貨出金計数部12Cを通過した硬貨の枚数を金種別に計数し、計数結果を硬貨制御部102に送る。このとき、硬貨制御部102は、第2硬貨出金計数部12Dによって計数された硬貨については、「出金正常硬貨」と判定し、第2硬貨出金計数部12Dによって計数されなかった硬貨については、「出金リジェクト硬貨」と判定する。
次に、図10に示すように、第2出金計数工程(S1004)において「出金正常硬貨」と判定された場合には(S1005−YES)、出金工程(S1006)が行われる。出金工程(S1006)では、硬貨放出部15が、第2硬貨出金計数部12Dを通過した硬貨を硬貨用釣銭機10の機外から取り出せるように放出する。
次に、図10に示すように、硬貨制御部102が、第2出金計数工程(S1004)の計数結果に基づいて記憶部101に記憶された第1在高データ101Bを更新する(S1007)。具体的には、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶された第1在高データ101Bから第2出金計数工程(S1004)の計数結果を減算する。
一方、図10に示すように、第2出金計数工程(S1004)において「出金リジェクト硬貨」と判定された場合には(S1005−NO)、出金リジェクト工程(S1008)が行われる。出金リジェクト工程(S1008)では、硬貨制御部102が、繰出工程(S1001)において各収納庫13A乃至13Fから繰り出された硬貨に異常があったことを第1表示部104Bに表示する。なお、出金リジェクト工程(S1008)では、硬貨出金リジェクト部が設けられている場合には、「出金リジェクト硬貨」と判定された硬貨は硬貨出金リジェクト部に収納される。
図10に示すように、S1001乃至S1008は、出金確定が行われるまで繰り返し行われる(S1009−NO)。出金確定は、入金額と売上額との差額に相当する硬貨(所定の金種および枚数)が硬貨放出部15によって機外から取り出せるように放出されたときに行われる。本発明の実施例に係る出金処理は、出金確定が行われた後に終了する(S1009−NO)。
また、図7に示すように、出金処理(S706)の後に、出力工程(S707)が行われる。出力工程(S707)では、出力部104が、記憶部101に記憶された第1および第2在高データ101B,101C、ならびに入金確定データ101Dを出力する。たとえば、第1通信部104Aは、ネットワーク40を介して第2通信部32へこれらのデータを出力する。このとき、POS制御部31は、第1通信部104Aから出力されたデータに基づいて、所定の画面を第2表示部33およびカスタマーディスプレイ50に表示する。また、POS制御部31は、第1通信部104Aから出力されたデータに基づいて、所定の情報をレシートに印字するように印字部34を制御する。
図7に示すように、本発明の実施例に係る取引処理は、出力工程(S707)の後に終了する。
次に、本発明の実施例に係る貨幣戻し処理について図11を参照して説明する。図11は、本発明の実施例に係る入金処理(図7のS703)中または出金処理(図7のS706)中にエラーが発生したときに行われる貨幣戻し処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、硬貨用釣銭機10が関わる処理の例について説明するが、紙幣用釣銭機20が関わる処理も同様に行われても良い。また、貨幣戻し処理は、入金処理(図7のS703)または出金処理(図7のS706)中にエラーが発生したときに硬貨制御部102が硬貨釣銭機10を一時停止させ、オペレータが残留硬貨を取り除いて、エラーを解除した後に行われる。
はじめに、入金処理(図7のS703)中にエラーが発生したときの貨幣戻し処理について説明する。なお、入金処理(図7のS703)中にエラーが発生したときには、第1硬貨入金計数部12Aと第2硬貨入金計数部12Bとの間に残留硬貨が存在するので、第1在高データ101Bが示す在高より第2在高データ101Cが示す在高の方が小さい。
はじめに、図11に示すように、受入工程(S1101)が行われる。受入工程(S1101)では、オペレータが、貨幣戻し処理の対象となる硬貨(残留貨幣)を硬貨受入部11に投入する。このとき、硬貨受入部11は、オペレータによって投入された硬貨を硬貨用釣銭機10の機内に受け入れる。
次に、図11に示すように、第1入金計数工程(S1102)が行われる。第1入金計数工程(S1102)では、第1硬貨入金計数部12Aが、受入工程(S1101)において受け入れられた硬貨の金種を識別し、金種別の枚数を計数し、識別結果および計数結果を硬貨制御部102に送る。このとき、硬貨制御部102は、第1硬貨入金計数部12Aによって計数された硬貨については、「入金正常硬貨」と判定し、第1硬貨入金計数部12Aによって計数されなかった硬貨については、「入金リジェクト硬貨」と判定する。
次に、図11に示すように、第1入金計数工程(S1102)において「入金正常硬貨」と判定された場合には(S1103−YES)、第2入金計数工程(S1104)が行われる。第2入金計数工程(S1104)では、第2硬貨入金計数部12Bが、受入工程(S1101)において受け入れられた硬貨の金種を識別し、金種別の枚数を計数し、識別結果および計数結果を硬貨制御部102に送る。
次に、図11に示すように、収納工程(S1105)が行われる。収納工程(S1105)では、硬貨収納部13が、第2硬貨入金計数部12Bを通過した硬貨を収納庫13A乃至13Fに金種別に収納する。
一方、図11に示すように、第1入金計数工程(S1102)において「入金リジェクト硬貨」と判定された場合には(S1103−NO)、入金リジェクト工程(S1106)が行われる。入金リジェクト工程(S1106)では、硬貨放出部15が、「入金リジェクト硬貨」と判定された硬貨を機外から取り出せるように放出する。
図11に示すように、収納工程(S1105)または入金リジェクト工程(S1106)の後に、第1在高データ101Bと第2在高データ101Cとが異なる在高を示す場合には(S1108−NO)、硬貨制御部102が、第2入金計数工程(S1104)の計数結果に基づいて記憶部101に記憶された第2在高データ101Cのみを更新する(S1108)。具体的には、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶されている第2在高データ101Cのみに第2入金計数工程(S1104)の計数結果を加算する。S1101乃至S1108は、第1在高データ101Bと第2在高データ101Cとが等しい在高を示すようになるまでか、または、硬貨受入部11に投入された硬貨がなくなるまで繰り返し行われる(S1107−NO、且つ、S1109−YES)。
一方、図11に示すように、第1在高データ101Bと第2在高データ101Cとが等しい在高を示すようになった後は(S1107−YES)、硬貨制御部102が、第1および第2入金計数工程(S1102,S1104)の計数結果に基づいて記憶部101に記憶された第1および第2在高データ101B,101Cを更新する(S1110)。具体的には、硬貨制御部102は、記憶部101に記憶されている第1在高データ101Bに第1入金計数工程(S1102)の計数結果を加算し、第2在高データ101Cに第2入金計数工程(S1104)の計数結果を加算する。
次に、図11に示すように、出力工程(S1111)が行われる。なお、硬貨受入部11に投入された硬貨がなくなった場合にも(S1109−NO)、出力工程(S1111)が行われる。出力工程(S1111)では、出力部104が、貨幣戻し処理の結果を出力する。たとえば、第1通信部104Aは、ネットワーク40を介して第2通信部32へ貨幣戻し処理の結果を出力する。このとき、POS制御部31は、第1通信部104Aから出力された貨幣戻し処理の結果を示す画面を第2表示部33およびカスタマーディスプレイ50に表示する。また、POS制御部31は、第1通信部104Aから出力された貨幣戻し処理の結果を示す情報をレシートに印字するように印字部34を制御する。また、硬貨制御部102は、第2表示部33およびカスタマーディスプレイ50に表示される画面と同様の画面を第1表示部104Bに表示する。
図11に示すように、入金処理(図7のS703)中にエラーが発生したときの貨幣戻し処理は、出力工程(S1111)の後に終了する。
なお、本発明の実施例では、貨幣戻し処理は、モード設定工程(図5のS502)において補充モードが設定されたときに行われる補充処理中にエラーが発生したときに硬貨収納部13以外に存在する残留硬貨を取り除いてエラー発生前の状態に戻す場合にも、図11と同様に行われる。
また、本発明の実施例では、印字部34が、エラーが発生したときにそれまでの取引内容および貨幣戻しモードを設定するためのバーコードをレシートに印字しても良い。この場合には、操作部103は、所定のバーコードが印字されたレシートを読み取るバーコードリーダを備え、このバーコードリーダがレシートに印字されたバーコードを読み取ったときに貨幣戻しモードを設定する。
また、本発明の実施例に係る取引システムの構成としては、オペレータと顧客とが対面するタイプのレジシステムであっても良いし、顧客自らが操作するセルタイプのレジシステムであっても良いことは言うまでもない。
本発明の実施例によれば、図11に示すように、貨幣戻し処理において、硬貨収納部13を含む機内に存在する硬貨の在高を示す第1在高データ101Bと硬貨収納部13に存在する硬貨の在高を示す第2在高データ101Cとが異なる在高を示す場合には、第1在高データ101Bおよび第2在高データ101Cの何れか一方のみを更新し、両者が等しい在高を示すようになった後は、第1および第2在高データ101B,101Cを更新するので、入金処理、出金処理、または補充処理中にエラーが発生したときの硬貨の取扱を容易化することができ、ひいては、違算の発生を防ぐことができる。
本発明の実施例に係る取引システムの構成を示す概略図である。 本発明の実施例に係る硬貨用釣銭機10の内部構成を示す概略図である。 本発明の実施例に係る硬貨用釣銭機10およびPOSレジスタ30の機能ブロックを示すブロック図である。 本発明の実施例に係る紙幣用釣銭機20の内部構成を示す概略図である。 本発明の実施例に係るモード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係るモード設定画面を示す概略図である。 本発明の実施例に係る取引処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る取引画面を示す概略図である。 本発明の実施例に係る入金処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る出金処理の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る入金処理(図7のS703)中にエラーが発生したときに行われる貨幣戻し処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 硬貨用釣銭機
11 硬貨受入部
12 硬貨計数部
13 硬貨収納部
14 硬貨分岐部
15 硬貨放出部
16 硬貨搬送路
101 記憶部
102 硬貨制御部
103 操作部
104 出力部
104A 第1通信部
104B 第1表示部
20 紙幣用釣銭機
21 紙幣入金口
22 紙幣繰込ユニット
23a 周回搬送路
23b 接続搬送路
24 紙幣識別部
25 紙幣出金口
26 紙幣収納部
27 回収カセット
28 放出ユニット
29 紙幣出金リジェクト部
30 POSレジスタ
31 POS制御部
32 第2通信部
33 第2表示部
34 印字部
35 POS操作部
40 ネットワーク
50 カスタマーディスプレイ

Claims (14)

  1. 入金処理において貨幣を受け入れる受入部と、
    出金処理において貨幣を機外から取り出せるように放出する放出部と、
    前記入金処理または前記出金処理に関わる貨幣の枚数を金種別に計数する計数部と、
    前記計数部によって計数された貨幣を金種別に収納する収納部と、
    前記収納部を含む機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データおよび前記収納部に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを記憶する記憶部と、
    前記入金処理または前記出金処理中にエラーが発生したときに前記収納部以外に存在する残留貨幣を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻し処理を指定する貨幣戻し処理指定部と、
    前記入金処理または前記出金処理においては、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新し、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データおよび前記第2在高データの何れか一方のみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新する制御部と、を備えることを特徴とする取引処理装置。
  2. 前記計数部は、前記受入部によって受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する第1入金計数部と、前記収納部に収納される貨幣の枚数を金種別に計数する第2入金計数部と、を含み、
    前記制御部は、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記第2入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記第1入金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新し、前記第2入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新する請求項1に記載の取引処理装置。
  3. 前記制御部は、入金処理中において、前記第1入金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新し、前記第2入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新する請求項2に記載の取引処理装置。
  4. 前記計数部は、前記受入部によって受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する入金計数部と、前記収納部から出金された貨幣の枚数を金種別に計数する第1出金計数部と、前記放出部から放出された貨幣の枚数を金種別に計数する第2出金計数部と、をさらに含み、
    前記制御部は、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記入金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記入金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データと前記第2在高データを更新する請求項1に記載の取引処理装置。
  5. 前記制御部は、出金処理中において、前記第1出金計数部の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新し、前記第2出金計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新する請求項4に記載の取引処理装置。
  6. 前記第1および第2在高データを出力する出力部をさらに備える請求項1乃至5の何れか1項に記載の取引処理装置。
  7. 前記出力部は、前記第1および第2在高データをネットワーク経由で送信する通信部を含む請求項6に記載の取引処理装置。
  8. 前記出力部は、前記第1および第2在高データを表示する第1表示部を含む請求項6または7に記載の取引処理装置。
  9. 取引処理装置およびPOSレジスタを含む取引システムであって、
    前記取引処理装置は、
    入金処理において貨幣を受け入れる受入部と、
    出金処理において貨幣を機外から取り出せるように放出する放出部と、
    前記入金処理または前記出金処理に関わる貨幣の枚数を金種別に計数する計数部と、
    前記計数部によって計数された貨幣を金種別に収納する収納部と、
    前記収納部を含む機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データおよび前記収納部に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを記憶する記憶部と、
    前記入金処理または前記出金処理中にエラーが発生したときに前記収納部以外に存在する残留貨幣を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻し処理を指定する貨幣戻し処理指定部と、
    前記入金処理または前記出金処理においては、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新し、前記貨幣戻し処理指定部によって貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1在高データおよび前記第2在高データの何れか一方のみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記計数部の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新する制御部と、
    前記第1および第2在高データをネットワーク経由で前記POSレジスタに送信する第1通信部と、を備え、
    前記POSレジスタは、
    前記取引処理装置の第1通信部から送信された第1および第2在高データをネットワーク経由で受信する第2通信部を備えることを特徴とする取引システム。
  10. 前記POSレジスタは、前記第2通信部によって受信された第1および第2在高データを表示する第2表示部をさらに備える請求項9に記載の取引システム。
  11. 前記POSレジスタは、前記第2通信部によって受信された第1および第2在高データを印字する印字部をさらに備える請求項9または10に記載の取引システム。
  12. 貨幣を金種別に収納部へ収納する入金処理および貨幣を機外から取り出せるように放出部から放出する出金処理を行う取引処理装置を使用して行われる取引処理方法であって、
    入金処理または出金処理に関わる貨幣の枚数を金種別に計数する計数工程と、
    前記計数工程において計数された貨幣を前記収納部に金種別に収納する収納工程と、
    前記入金処理または前記出金処理中にエラーが発生したときに前記取引処理装置の前記収納部以外に存在する残留貨幣を取り除いて当該残留貨幣を機内に戻す貨幣戻し処理を指定する貨幣戻し処理指定工程と、
    前記入金処理または前記出金処理においては、前記計数工程の計数結果に基づいて前記収納部を含む前記取引処理装置の機内に存在する貨幣の在高を示す第1在高データおよび前記収納部に存在する貨幣の在高を示す第2在高データを更新し、前記貨幣戻し処理指定工程において貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記計数工程の計数結果に基づいて前記第1在高データおよび前記第2在高データの何れか一方のみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記計数工程の計数結果に基づいて前記第1および第2在高データを更新する制御工程と、を含むことを特徴とする取引処理方法。
  13. 前記計数工程は、前記入金処理において、前記取引処理装置の機内に受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する第1入金計数工程と、前記収納工程において収納された貨幣の枚数を金種別に計数する第2入金計数工程と、を含み、
    前記制御工程は、前記貨幣戻し処理指定工程において貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記第2入金計数工程の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記第1入金計数工程の計数結果に基づいて前記第1在高データを更新し、前記第2入金計数工程の計数結果に基づいて前記第2在高データを更新する請求項12に記載の取引処理方法。
  14. 前記計数工程は、前記受入工程において受け入れられた貨幣の枚数を金種別に計数する入金計数工程と、前記収納部から出金された貨幣の枚数を金種別に計数する第1出金計数工程と、前記放出部から放出された貨幣の枚数を金種別に計数する第2出金計数工程と、をさらに含み、
    前記制御部は、前記貨幣戻し処理指定工程において貨幣戻し処理が指定された場合には、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなるまでは、前記入金計数工程の計数結果に基づいて前記第2在高データのみを更新し、前記第1在高データと前記第2在高データとが等しくなった後は、前記入金計数工程の計数結果に基づいて前記第1在高データと前記第2在高データを更新する請求項12に記載の取引処理方法。
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