JPS586127Y2 - ヒュ−ズケ−ス用保持器 - Google Patents

ヒュ−ズケ−ス用保持器

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Publication number
JPS586127Y2
JPS586127Y2 JP11867577U JP11867577U JPS586127Y2 JP S586127 Y2 JPS586127 Y2 JP S586127Y2 JP 11867577 U JP11867577 U JP 11867577U JP 11867577 U JP11867577 U JP 11867577U JP S586127 Y2 JPS586127 Y2 JP S586127Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuse
case
fuse case
wall portion
retainer
Prior art date
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Expired
Application number
JP11867577U
Other languages
English (en)
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JPS5444950U (ja
Inventor
西川泰雄
Original Assignee
東海電線株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東海電線株式会社 filed Critical 東海電線株式会社
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Publication of JPS5444950U publication Critical patent/JPS5444950U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用電気配線の途中に介挿させるヒユーズ
ケースを安定的に保持させるヒユーズケース用保持器の
構造に関する。
自動車用電気配線は車体の内壁面に沿わせて所要数の電
線を配設するのが一般的であり、例えば前部の配電面か
らリヤ部の尾灯、制動灯に送る配線の途中にはヒユーズ
ケースと称されるヒユーズ箱を介挿して機器や電線の保
護をはかるようにした配線方式がひろく用いられている
このヒユーズケースは印判ケースに似た開閉可能なケー
ス内にヒユーズ受用圧着端子と、この圧着端子間に介挿
させたガラス管ヒユーズ等を収納させた構造であって、
前記ヒユーズ受用圧着端子に固着した電線を適宜の止め
具によって車体内壁面に固定させて、前記ヒユーズケー
スを所謂宙吊りの状態で車体内壁に添わせるように配線
するのが普通であった。
しかし、かよる配線方式では自動車の振動によってヒユ
ーズケースが揺れ動き甚だ不安定であるし、場合によっ
てはヒユーズケースのケースが開放してヒユーズが離脱
し不点事故を招く問題があり、さらには電線と圧着端子
の接合部分で断線事故を起すなどの問題があった。
かへる問題を解消させる手段として、ヒユーズケースを
ハンドによって車体に固定することが屡屡行なわれてい
るが、これではヒユーズが溶断し予備ヒユーズと取替え
る場合にバンドを一々外さねばならなくて不便さは免れ
なかったし、操縦席部のダツシュボード内等に収納して
いる予備ヒュズ箱から所望の予備ヒユーズを取り出して
交換する作業もまた面倒なものであった。
本考案はかかる事実に対処して周囲の振動が直接ヒユー
ズケースに伝播しないように固定保持することができ、
しかもヒユーズの取替え時に際してヒユーズケースの係
脱操作が非常に楽であり、また、適正規格の予備ヒユー
ズを手元に常備させて交換作業を容易ならしめる新規な
構造のヒユーズケース用保持器を提供しようとするもの
であって、これを添付図面に示す実施例を参照しつつ以
下詳細に説明する。
図において1は本考案に係るヒユーズケース用保持器で
あり、硬質ゴム等の弾性体によって一体成型させていて
、立壁部2と、頂壁部3と、底壁部4との三部から構成
される。
立壁部2は背面が自動車等のフレームに添着される略々
平坦な固定面をなした厚内層に形成させて、例えば背面
に近い層に、図示しない舌片を介挿し得る細溝10を横
方向に貫設してフレーム側に設けた前記舌片を利用して
フレームに添着し、固定し得るようになっている。
頂壁部3および底壁部4は、前記立壁部2の上下両端か
ら前方に適当長突設させて上下に対向しているが、両壁
部3,4はさらに前端から下向きと上向きで屈曲させた
前壁5,6を夫々有している。
このヒユーズケース保持器1は立壁部2に直交する縦断
面が略々C形をなしていて、頂壁部3、底壁部4および
立壁部2によって前方が開口する懐郷を有し、該懐郷に
印判ケース状をなすヒユーズケース12を弾力的に抱持
し得る如くなっている(第2図参照)。
なお、頂壁部3および底壁部4の内面側には溝7および
8を連設させて、頂壁部3の溝7がヒユーズケース12
の係合片13を受は容れ、一方底壁部4の溝8がヒユー
ズケース12のヒンジ部を受は容れるようになっている
か匁る構成となしたことによって、ヒユーズケース12
は弾力的に安定保持されて簡単には離脱し得す、さらに
弾性体で形成したヒユーズケース用保持器1が緩衝機能
を発揮するので、外部からの振動が直接ヒユーズケース
12に伝播することも防止される。
しかして、上記保持器1はさらに立壁部2の適当個所に
ヒユーズ挿入用丸孔9を凹設させていて、前記とユーズ
ケース12の交換用として用いられる予備ヒユーズ14
を前記丸孔9内に収容可能をなしている。
図示例においては前記丸孔9を立壁部2の上部に巾方向
に貫通させて設けると共に、この丸孔9に対し軸方向に
連らるスリ割11を上面側から切設させている。
かく形成することによって頂壁部3を第1図2点鎖線に
示す如く下方に強力的に層側させることができるので、
ガラス管予備ヒユーズ14の挿脱が極めて容易に行なえ
るし、ヒユーズケース12を抱持した状態では前記予備
ヒユーズ14を弾力的に抱持させることができる。
なお、ヒユーズケース用保持器1の巾方向寸法は予備ヒ
ユーズ14の全長に比して若干短く形成させており、従
って前記丸孔9に収容した予備ヒユーズ14は一端部が
外側に露出しているので、確認し易く、また、取り出す
場合も簡単に取扱える。
勿論、ヒユーズ挿入用丸孔9は上述の形態に限るもので
はな(、位置の変更が可能であるし、上下方向の有底丸
孔に形成してヒユーズ14の一端部が外方に露出するよ
う収容させることも可能である。
本考案は叙上の如く、弾性体によって形成させているの
で、ヒユーズケース12を適度の弾力で抱持することが
可能であり、振動が緩和される点と相俟ってヒユーズケ
ース12に振動が伝わり難く、かつヒユーズケース12
が開放したり離脱することもなくて安定的にヒユーズケ
ース12を保持し得る。
さらに、電線Wに余分の荷重が加わらないので断線等の
事故を確実に防止し得る。
また、ヒユーズケース12内のヒユーズが万一断線した
場合には、その場において前記丸孔9に収容していた予
備ヒユーズ14と直ぐ様交換すればよいので、取換作業
は簡単であり、従来の如く別の場所から多種のヒユーズ
の中から不適合のヒユーズを選んできて取換えるなどの
面倒な作業手順は解消できる。
しかも、ヒユーズ交換時にはヒユーズケース12の係脱
操作も極めて楽に行なえる便利さをも有しており、本考
案は構造の簡単なことと、上述せる種々のすぐれた利点
を有することと相俟って、実用価値の頗る大なるヒユー
ズケース用保持器である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案ヒューズクース用保持具の
1例に係る斜視図であり、第1図はヒユーズケースを離
脱させた状態。 第2図は保持させた状態を夫々示す。 2・・・・・・立壁部、3・・・・・・頂壁部、4・・
・・・・底壁部、5.6・・・・・・前壁、9・・・・
・・ヒユーズ挿入用丸孔、12・・・・・・ヒユーズケ
ース、14・・・・・・予備ヒユーズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 硬質ゴム等の弾性体により一体成型されてなり、背面が
    自動車等のフレームに添着される略々平坦な固定面をな
    して厚肉層に形成した立壁部2の上下両端から、頂壁部
    3と底壁部4とを前方に突設させて、それ等頂壁部3と
    底壁部4とに、前端から下向きと上向きで屈曲させた前
    壁5,6を夫々設けて、頂壁部3、底壁部4および立壁
    部2によってヒユーズケース12を弾力的に抱持し得る
    如く成し、さらに立壁部2の適当個所にヒユーズ挿入用
    丸孔9を凹設させて、前記ヒユーズケース12に用いる
    予備ヒユーズ14を、その一端部が露出するよう前記ヒ
    ユーズ挿入用丸孔9に収容可能となしていることを特徴
    とするヒユーズケース用保持器。
JP11867577U 1977-09-02 1977-09-02 ヒュ−ズケ−ス用保持器 Expired JPS586127Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11867577U JPS586127Y2 (ja) 1977-09-02 1977-09-02 ヒュ−ズケ−ス用保持器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11867577U JPS586127Y2 (ja) 1977-09-02 1977-09-02 ヒュ−ズケ−ス用保持器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5444950U JPS5444950U (ja) 1979-03-28
JPS586127Y2 true JPS586127Y2 (ja) 1983-02-02

Family

ID=29073229

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11867577U Expired JPS586127Y2 (ja) 1977-09-02 1977-09-02 ヒュ−ズケ−ス用保持器

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JPS5444950U (ja) 1979-03-28

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