JP2594610Y2 - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱Info
- Publication number
- JP2594610Y2 JP2594610Y2 JP1992032197U JP3219792U JP2594610Y2 JP 2594610 Y2 JP2594610 Y2 JP 2594610Y2 JP 1992032197 U JP1992032197 U JP 1992032197U JP 3219792 U JP3219792 U JP 3219792U JP 2594610 Y2 JP2594610 Y2 JP 2594610Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection box
- connector
- main body
- junction box
- box main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、接続箱本体内にコネク
タをスライド式に組付可能とした電気接続箱に関するも
のである。
タをスライド式に組付可能とした電気接続箱に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は、車両に使用される従来の電気接
続箱を示すものである。該電気接続箱31は、各種コネ
クタハウジング32を一体に成形した合成樹脂製の接続
箱本体33と、該接続箱本体33に対する上カバー34
と下カバー35とにより構成される。
続箱を示すものである。該電気接続箱31は、各種コネ
クタハウジング32を一体に成形した合成樹脂製の接続
箱本体33と、該接続箱本体33に対する上カバー34
と下カバー35とにより構成される。
【0003】該コネクタハウジング32には、電線36
に接続した端子37を下方から挿入収容させ、該電線3
6を下カバー35の切欠部38から外部に導出させると
共に、上方から図示しないリレーやヒューズ等を接続さ
せ、それらの電線(図示せず)を接続箱本体33の外側
壁の凹部39から下カバー35の凹部40に沿って導出
させる。
に接続した端子37を下方から挿入収容させ、該電線3
6を下カバー35の切欠部38から外部に導出させると
共に、上方から図示しないリレーやヒューズ等を接続さ
せ、それらの電線(図示せず)を接続箱本体33の外側
壁の凹部39から下カバー35の凹部40に沿って導出
させる。
【0004】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、コネクタハウジング32が接続箱本体33と一体に
形成されているために、車両毎の汎用性がなく、車両グ
レード別に電気接続箱31を新設しなければならないと
いう煩わしさがあった。また、接続箱本体33内の各種
コネクタハウジング32に対して色々な種類の端子37
を装着する作業を必要とするため、端子37の誤装着を
起こし易いという問題があった。
は、コネクタハウジング32が接続箱本体33と一体に
形成されているために、車両毎の汎用性がなく、車両グ
レード別に電気接続箱31を新設しなければならないと
いう煩わしさがあった。また、接続箱本体33内の各種
コネクタハウジング32に対して色々な種類の端子37
を装着する作業を必要とするため、端子37の誤装着を
起こし易いという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記した点
に鑑み、各種車両グレード等に対応できる汎用性を有
し、しかも端子の誤装着を防止し得る電気接続箱を提供
することを目的とする。
に鑑み、各種車両グレード等に対応できる汎用性を有
し、しかも端子の誤装着を防止し得る電気接続箱を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、接続箱本体の一側にコネクタ組付用の開
口を設けると共に、該開口から該接続箱本体の相対向す
る内側壁に、該接続箱本体の底壁と平行な一対のスライ
ドガイドを設け、複数の各コネクタの外周に、該スライ
ドガイドと係合可能なフランジ板を突設し、該フランジ
板を相互に突き合わせた状態に各コネクタを該接続箱本
体内にスライド式に組み付けることを特徴とする。
に、本考案は、接続箱本体の一側にコネクタ組付用の開
口を設けると共に、該開口から該接続箱本体の相対向す
る内側壁に、該接続箱本体の底壁と平行な一対のスライ
ドガイドを設け、複数の各コネクタの外周に、該スライ
ドガイドと係合可能なフランジ板を突設し、該フランジ
板を相互に突き合わせた状態に各コネクタを該接続箱本
体内にスライド式に組み付けることを特徴とする。
【0007】
【作用】車両グレード等によって適宜コネクタを選択
し、フランジ板をスライドガイドに沿わせて接続箱本体
内の適宜位置にスライド式に組み付ける。該コネクタ内
には予め端子を個別に装着させておく。
し、フランジ板をスライドガイドに沿わせて接続箱本体
内の適宜位置にスライド式に組み付ける。該コネクタ内
には予め端子を個別に装着させておく。
【0008】
【実施例】図1は、本考案に係る電気接続箱の一実施例
を示すものである。該電気接続箱1は、底壁2を有して
且つ一側にコネクタ組付用の開口3を設けた合成樹脂製
の接続箱本体4と、該開口3から組み付られる各種コネ
クタ51 ,52 と、該接続箱本体4の上部開口7を覆う
カバー8とにより構成される。
を示すものである。該電気接続箱1は、底壁2を有して
且つ一側にコネクタ組付用の開口3を設けた合成樹脂製
の接続箱本体4と、該開口3から組み付られる各種コネ
クタ51 ,52 と、該接続箱本体4の上部開口7を覆う
カバー8とにより構成される。
【0009】該接続箱本体4には、側部開口3に続く相
対向した両内側壁9,9に、底壁2と平行にコネクタ組
付用の一対のスライドガイド10を設けてあり、また該
開口3の外側にはヒンジ開閉式の蓋部11を一体的に設
けてある。該スライドガイド10は、上下に一対のガイ
ド板10a,10bを近接して対向させ、その間にガイ
ド溝10cを形成させたものである。
対向した両内側壁9,9に、底壁2と平行にコネクタ組
付用の一対のスライドガイド10を設けてあり、また該
開口3の外側にはヒンジ開閉式の蓋部11を一体的に設
けてある。該スライドガイド10は、上下に一対のガイ
ド板10a,10bを近接して対向させ、その間にガイ
ド溝10cを形成させたものである。
【0010】前記コネクタ51 ,52 には、合成樹脂製
のコネクタハウジング121 ,122 の外周に、該スラ
イドガイド10に対するスライド係合用のフランジ板1
31,132 を突出して設けてある。該フランジ板13
1 ,132 には、一端に係合凸部141 ,142 、他端
に係合凹部151 ,152 をそれぞれ設けてあり、フラ
ンジ板131 の係合凹部151 には、隣接するフランジ
板132 の係合凸部142 が嵌め合わされ、各コネクタ
51 ,52 は相互にフランジ板131 ,132を突き合
わせて位置決めされる。
のコネクタハウジング121 ,122 の外周に、該スラ
イドガイド10に対するスライド係合用のフランジ板1
31,132 を突出して設けてある。該フランジ板13
1 ,132 には、一端に係合凸部141 ,142 、他端
に係合凹部151 ,152 をそれぞれ設けてあり、フラ
ンジ板131 の係合凹部151 には、隣接するフランジ
板132 の係合凸部142 が嵌め合わされ、各コネクタ
51 ,52 は相互にフランジ板131 ,132を突き合
わせて位置決めされる。
【0011】各フランジ板131 ,132 の両側には、
係止突起16aを有する可撓片16を切り起こして形成
してあり、前記スライドガイド10の上側ガイド板10
aに、該係止突起16aに対する係合孔17を設けてい
る。該可撓係止片16は、上部開口7から該係止突起1
6aを押圧することにより離脱が可能である。
係止突起16aを有する可撓片16を切り起こして形成
してあり、前記スライドガイド10の上側ガイド板10
aに、該係止突起16aに対する係合孔17を設けてい
る。該可撓係止片16は、上部開口7から該係止突起1
6aを押圧することにより離脱が可能である。
【0012】前記蓋部11には、内壁面に、後部側コネ
クタ52 のフランジ係合凹部152に対する係合凸部1
8を一体に設けると共に、外側に接続箱本体外壁の係止
突起19に対する係合枠部20を設けて、該蓋部11の
閉止によって各コネクタ51,52 の装着完了を検知可
能である。なお、接続箱本体4の前壁21内面に、係合
凸部141 に対する係合凹部(図示せず)を設けてもよ
い。
クタ52 のフランジ係合凹部152に対する係合凸部1
8を一体に設けると共に、外側に接続箱本体外壁の係止
突起19に対する係合枠部20を設けて、該蓋部11の
閉止によって各コネクタ51,52 の装着完了を検知可
能である。なお、接続箱本体4の前壁21内面に、係合
凸部141 に対する係合凹部(図示せず)を設けてもよ
い。
【0013】各コネクタ51 ,52 内には、電線22に
接続した端子(図示せず)を予め個別に挿着しておく。
そのため、端子を各コネクタ51 ,52 に間違えること
なく確実に挿着できる。そして電線22を導出させた状
態でコネクタ51 ,52 を接続箱本体4内に順次スライ
ド装着させる。電線22は、底壁2に設けた切欠孔23
から外部に導出される。次いでリレー24等の部品とカ
バー8とを装着する。
接続した端子(図示せず)を予め個別に挿着しておく。
そのため、端子を各コネクタ51 ,52 に間違えること
なく確実に挿着できる。そして電線22を導出させた状
態でコネクタ51 ,52 を接続箱本体4内に順次スライ
ド装着させる。電線22は、底壁2に設けた切欠孔23
から外部に導出される。次いでリレー24等の部品とカ
バー8とを装着する。
【0014】各コネクタの組み合わせにおいては、図2
に示す如く、フランジ板のみのスペーサ25を介して接
続箱本体4内の不要スペースを埋めることもできる。コ
ネクタ53 ,54 にはヒューズ26やヒュージブルリン
ク27の接続も可能である。
に示す如く、フランジ板のみのスペーサ25を介して接
続箱本体4内の不要スペースを埋めることもできる。コ
ネクタ53 ,54 にはヒューズ26やヒュージブルリン
ク27の接続も可能である。
【0015】また、図3に示す如く、カバー8を廃止し
て上壁28を一体的に設けた接続箱本体29を用いるこ
ともできる。この場合は前記コネクタ51 ,52 にリレ
ー24等を予め装着して、スライドガイド10′に沿っ
て収納させる。本例は防水性の必要な箇所に最適であ
る。
て上壁28を一体的に設けた接続箱本体29を用いるこ
ともできる。この場合は前記コネクタ51 ,52 にリレ
ー24等を予め装着して、スライドガイド10′に沿っ
て収納させる。本例は防水性の必要な箇所に最適であ
る。
【0016】
【考案の効果】以上の如くに、本考案によれば、車両の
グレード等によって適宜コネクタの組み合わせを変える
ことができるから、汎用性があり、設変等においても迅
速な対応が可能である。また、コネクタ単体の状態で端
子を挿着できるから、端子の誤挿着が防止され、製品品
質が安定する。さらに、スライド式にコネクタ装着でき
るから、自動組付により生産性の向上を図ることができ
る。
グレード等によって適宜コネクタの組み合わせを変える
ことができるから、汎用性があり、設変等においても迅
速な対応が可能である。また、コネクタ単体の状態で端
子を挿着できるから、端子の誤挿着が防止され、製品品
質が安定する。さらに、スライド式にコネクタ装着でき
るから、自動組付により生産性の向上を図ることができ
る。
【図1】本考案に係る電気接続箱の一実施例を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同じくコネクタの組み合せの一例を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図3】接続箱本体の他の実施例を示す斜視図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
2 底壁 3 開口 4,29 接続箱本体 51 〜54 コネクタ 9 内側壁 10,10′ スライドガイド 131 ,132 フランジ板
Claims (1)
- 【請求項1】 接続箱本体の一側にコネクタ組付用の開
口を設けると共に、該開口から該接続箱本体の相対向す
る内側壁に、該接続箱本体の底壁と平行な一対のスライ
ドガイドを設け、複数の各コネクタの外周に、該スライ
ドガイドと係合可能なフランジ板を突設し、該フランジ
板を相互に突き合わせた状態に各コネクタを該接続箱本
体内にスライド式に組み付けることを特徴とする電気接
続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992032197U JP2594610Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992032197U JP2594610Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 電気接続箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591120U JPH0591120U (ja) | 1993-12-10 |
JP2594610Y2 true JP2594610Y2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=12352185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992032197U Expired - Fee Related JP2594610Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594610Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016096602A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002084620A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-22 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP3963780B2 (ja) * | 2002-05-30 | 2007-08-22 | シャープ株式会社 | 端末網制御装置 |
JP5859268B2 (ja) * | 2011-10-12 | 2016-02-10 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
JP5836810B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2015-12-24 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱のねじ締めブロック組付構造 |
JP6527896B2 (ja) * | 2017-02-14 | 2019-06-05 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、及び、ワイヤハーネス |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP1992032197U patent/JP2594610Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016096602A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0591120U (ja) | 1993-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981201 |
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