JP5359620B2 - 車載用容器のロック構造およびロック方法 - Google Patents
車載用容器のロック構造およびロック方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5359620B2 JP5359620B2 JP2009159064A JP2009159064A JP5359620B2 JP 5359620 B2 JP5359620 B2 JP 5359620B2 JP 2009159064 A JP2009159064 A JP 2009159064A JP 2009159064 A JP2009159064 A JP 2009159064A JP 5359620 B2 JP5359620 B2 JP 5359620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- container
- jig
- pushing
- side walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
さらに、ロック爪とロック枠との係止力を強くすると、強い力で押し込む必要があるため、係止力を余り強くできず、その結果、ロック箇所の個数を増やす必要もあり、この点からも改良の余地がある。
本体120および蓋121とも、重量軽減およびコスト低下を図るために、肉厚を薄くする傾向にある。前記プロテクタ130では、蓋121の上壁121aの両側壁121b、121cの下部に外側へ段状に突出させた下側部121b1、121c1を設け、該下側部121b1、121c1の下端に前記ロック爪125、126を設けている。
前記下部容器の両側壁の上部外面にロック枠を設ける一方、
前記上部容器の上壁の幅方向両側端から下向きに突設している側壁の長さ方向の両側の下端から係止片を突設し、該係止片に外向きに突出する水平段部を設け、該水平段部の外端から下側部にロック爪を突設し、
前記水平段部の上面に押込用治具の挿入溝を設け、または該水平段部の上面にガイド壁を突設し、該ガイド壁で囲まれた凹部を押込用治具を挿入する凹部とし、前記挿入溝または前記凹部に押込用治具を挿入して前記ロック爪を前記ロック枠に押し込める構成としている車載用容器のロック構造を提供している。
前記押込用治具を押し下げて、前記ロック爪をロック枠に挿入係止していることを特徴とする。
このように、上部容器の肉厚を薄くして重量低減を図ると共にコスト低下を図っても、剛性を有する押込用治具を上部容器に被せて押し込むため、押し込み時に上部容器が撓むのを防止できる。
図1乃至図4に第一実施形態を示す。
第一実施形態の車載用容器は、自動車に配索するワイヤハーネスを挿通するプロテクタ1からなる。
前記係止片12の水平段部12aの上面に、押込用治具20の先端押込部20aを挿入できる大きさの挿入溝15を設けている。
本体2に蓋3を被せて、本体2の上面開口を閉鎖する時、本体2のロック枠4に蓋3のロック爪5を挿入係止した状態で、本体2の両側壁7の上端面に蓋3の両側壁11の下端面と当接する寸法設定としている。
この状態で、蓋3にはロック爪5を設けた位置に押込用治具20を被せ、蓋3の上壁10に押込用治具20の上板部20bを当接させ、両側壁11の外面に両側板部20cを当接させる。この状態で、図4に示すように、両側板部20cの先端の押込部20aは前記挿入溝15に差し込まれる。
かつ、押込用治具20を用いてロック爪5をロック枠4に挿入係止するため、ロック爪5とロック枠4との係止力を強くすることができ、その結果、前記のように、長さ方向の両側で幅方向に対向する位置の4カ所のロック結合で本体2に蓋3を固定することができる。
一方、従来の作業員がロック爪をロック枠に挿入係止する場合は、係止力を高めると、大きな挿入力を必要とするため、係止力を余り大きくできない。よって、同様な形状のプロテクタでは、長さ方向の両側と長さ方向の中央部の合計6箇所でのロック結合が必要となるが、前記のように押込用治具を用いることで係止力を増大できるため、ロック位置は長さ方向の両側の4カ所でよくなり、プロテクタの形状を簡単にすることができる。
第二実施形態では、蓋3に設けた係止片12の水平段部12aの上部に縦方向の押込治具用のガイドリブ12dを設けている。
他の構成は第一実施形態と同一であるため、同一符号を付して説明を省略する。
第三実施形態では、係止片12の水平段部12aに前記押込用治具の挿入溝を設ける代わりに、水平段部12aの上面の外端縁および両側縁の3辺のガイド壁12fを突設し、水平段部12aの上側部12eと前記ガイド壁12fで4方を囲んだ凹部30を設け、該凹部30を押込用治具の先端の押込部の挿入部としている。
この場合、水平段部12aの肉厚を薄くしても、所要の差込深さを有する凹部30とすることができ、押込用治具の先端の押込部を安定保持できる。
2 本体(下部容器)
3 蓋(上部容器)
4 ロック枠
5 ロック爪
12 係止片
12a 水平段部
20 押込用治具
20a 押込部
15 挿入溝
30 凹部
Claims (3)
- 底壁と両側壁を備えた上面開口の下部容器と、上壁と両側壁を備えると共に前記下部容器に被せて前記上面開口を閉鎖する上部容器とを備えた車載用容器のロック構造であって、
前記下部容器の両側壁の上部外面にロック枠を設ける一方、
前記上部容器の上壁の幅方向両側端から下向きに突設している側壁の長さ方向の両側の下端から係止片を突設し、該係止片に外向きに突出する水平段部を設け、該水平段部の外端から下側部にロック爪を突設し、
前記水平段部の上面に押込用治具の挿入溝を設け、または該水平段部の上面にガイド壁を突設し、該ガイド壁で囲まれた凹部を押込用治具を挿入する凹部とし、前記挿入溝または前記凹部に押込用治具を挿入して前記ロック爪を前記ロック枠に押し込める構成としている車載用容器のロック構造。 - 前記押込用治具を差し込む前記挿入溝または凹部の上部に当たる係止片に押込用治具用のガイドリブを設けている請求項1に記載の車載用容器のロック構造。
- 請求項1または請求項2に記載のロック構造の形成方法であって、
前記押込用治具は前記上部容器の上壁から両側壁にかけて被せる形状としたコ字形状とすると共に剛性を有するものとし、該治具の両側部を前記上部容器の両側壁の外面に沿わせると共に、押込先端部を前記挿入溝または凹部に挿入し、
前記押込用治具を押し下げて、前記ロック爪をロック枠に挿入係止しているロック構造の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009159064A JP5359620B2 (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 車載用容器のロック構造およびロック方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009159064A JP5359620B2 (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 車載用容器のロック構造およびロック方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011015577A JP2011015577A (ja) | 2011-01-20 |
JP5359620B2 true JP5359620B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43593892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009159064A Expired - Fee Related JP5359620B2 (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 車載用容器のロック構造およびロック方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5359620B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3094144B2 (ja) * | 1995-07-12 | 2000-10-03 | 矢崎総業株式会社 | ロック構造及びロック解除用治具及びロック解除方法 |
JP3791780B2 (ja) * | 2002-04-23 | 2006-06-28 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ |
JP2008289206A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Yazaki Corp | プロテクタ、プロテクタへのハーネス組み付け方法、及びハーネス押し込み治具 |
-
2009
- 2009-07-03 JP JP2009159064A patent/JP5359620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011015577A (ja) | 2011-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8245367B2 (en) | Fastener | |
JP5831827B1 (ja) | 電線収容プロテクタ | |
JP2012095434A (ja) | バンドクリップ | |
JP2007005701A (ja) | リモコンケース | |
JP4494939B2 (ja) | ホルダークリップ | |
JP5454486B2 (ja) | ロック構造 | |
JP6274155B2 (ja) | ヒューズプラーの保持構造 | |
JP4733620B2 (ja) | 光ケーブル固定構造 | |
JP6162385B2 (ja) | 収納容器及び電子装置 | |
JP5359620B2 (ja) | 車載用容器のロック構造およびロック方法 | |
JPH07245839A (ja) | プロテクタ | |
JP3066714B2 (ja) | ロック機構 | |
JP5096895B2 (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ | |
JP3678546B2 (ja) | 蓄電池の把手接続構造 | |
JP5412997B2 (ja) | 電気接続箱 | |
US7458841B2 (en) | Wire cover and a locking construction therefor | |
JP2005080434A (ja) | プロテクタのロック構造 | |
JP5885134B1 (ja) | 電線収容プロテクタ | |
JP4865215B2 (ja) | トラフ用蓋固定部材とトラフの固定構造及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法 | |
JP5109519B2 (ja) | ロック構造およびロック構造を備えたワイヤハーネス用のプロテクタ | |
JP2007185032A (ja) | 電気接続箱 | |
JP3798157B2 (ja) | ヒューズ引き抜き治具の係止構造 | |
JP6162935B2 (ja) | クランプ | |
KR200422974Y1 (ko) | 고정 클립 | |
JP4232904B2 (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |