JPS5858387B2 - アルケンノコツカクイセイカホウ - Google Patents

アルケンノコツカクイセイカホウ

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JPS5858387B2
JPS5858387B2 JP50093247A JP9324775A JPS5858387B2 JP S5858387 B2 JPS5858387 B2 JP S5858387B2 JP 50093247 A JP50093247 A JP 50093247A JP 9324775 A JP9324775 A JP 9324775A JP S5858387 B2 JPS5858387 B2 JP S5858387B2
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alumina
catalyst
isomerization
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butene
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SnamProgetti SpA
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    • C07C5/22Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing the same number of carbon atoms by isomerisation
    • C07C5/2206Catalytic processes not covered by C07C5/23 - C07C5/31
    • C07C5/2213Catalytic processes not covered by C07C5/23 - C07C5/31 with metal oxides
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特殊な触媒を使用するアルケンの異性化法に係
わる。
特定なオイル留分を処理するサイクルにおいては、直線
状オレフィンを分枝状オレフィンにあるいはこれとは逆
に変化させることは必要である。
たとえばC4およびC5留分の場合では、これらの留分
からイソブチンおよびイソアミレンを分離したのち、残
った直線状オレフィンを重合反応、アルキル化反応、不
均化反応等の原料として使用される前記生成物に変えら
れている。
これに対して、直線状オレフィンが望まれる場合には、
インオレフィンを直線状オレフィンに変質することは興
味深い。
上記目的のために各種の触媒が開発されているが、中で
も、エータおよびガンマ−アルミナの如き活性アルミン
、ハロゲン化アルミン、ボーキサイト、ホウ素、ジルコ
ニウムまたはバリウム化合物で処理したアルミン、各種
のシリカ−アルミン酸塩、またはリン酸塩、などが挙げ
られる。
上記のすべての触媒は、たとえば同時にあるいは続いて
クランキングおよび重合等の反応が行なわれるので所望
の反応における選択率が低いこと、触媒特性が急速に低
下すること、再生が困難であること、該物質のコストが
高いこと、等の欠点を有する。
本発明者等は、いかなる時でも安定でありしかも容易に
再生できる活性度の高い触媒により簡単にしかも経済的
にアルケンの骨格異性化を実施できることを見出した。
本発明の目的は、本出願人に係わる他の特許出願(%開
昭50−78610号)の明細書に記載されたケイ酸の
エステルと活性アルミナ、好ましくはガンマ−あるいは
エータ−アルミナとを反応させることにより得られた触
媒とアルケンとを接触させることよりなるアルケンの骨
格異性化法を提供することにある。
上記特許出願によれば、金属酸化物でなる物質をケイ素
化合物と処理し、得られた生成物を乾燥しついで制御さ
れた状態で酸化することにより該物質の機械的特性を改
良しうる。
使用できるケイ素化合物は、一般式 (式中X、Y、ZおよびWは、−R,−OR,−Cff
l。
Br 、−8iH3,−COOR,−8iHnClmで
あり、Rは水素あるいはたとえばメチル基、エチル基、
イソプロピル基、ノルマル−プロピル基、ノルマル−ブ
チル基、イソブチル基、シクロヘキシル基、シクロペン
チル基、フェニル基、フェニルシクロヘキシル基あるい
はアルキルフェニル基等の如き炭素数1ないし30のア
ルキル基、シクロアルキル基芳香族基、アルキル芳香族
基、アルキルシクロアルキル基であり、nおよびmは1
ないし3の整数である)を有する。
上記化合物の中でも、たとえばテトラ−メチル、エチル
、−プロピル、−イソプロピル、−イソブチルおよび−
ノルマルーブチルシリケートの如きオルトケイ酸のエス
テルが好ましい。
上記方法に従って処理されうる物質としてはすべての酸
化物であるが、特に酸化アルミニウム、酸化チタン、酸
化マグネシウム、シリカ、酸化クロム、酸化ジルコニウ
ム、酸化鉄、これらの混合物あるいは該化合物と他の化
合物との混合物の使用が好ましい。
特にアルミナの場合には、上記処理は該化合物をアルケ
ンの骨格異性化用としてより活性にしかも選択的なもの
とする。
このようにして得られた触媒は空気による再生の際に生
ずる熱水条件に対して高い抵抗性を示す。
これは、アルミナの表面の一〇H基とケイ酸エステルと
の反応により生成するシリコン表面層が(ガンマおよび
エータ)アルミナの台底に対する抵抗性を改良するため
である。
これにより従来のものに比べてこのような触媒の寿命は
長くなり、プラントの経済性を高める。
クラッキングおよび重合などの二次反応はゆるやかであ
り、再生前と後との触媒の活性度の損失は現在まで異性
化反応において使用されていた触媒のものよりはゆるや
かである。
触媒は、触媒の総重量に対してシリカ0.5%ないし1
2%(重量)、好ましくは1%ないし7%がアルミナ表
面に付着するように調製される。
前記の本出願人の他の特許出願に記載されたように各種
の製法を使用できる。
本発明による骨格異性化法は、好ましくはアルケンまた
は窒素またはCO2の如き他の不活性ガスの存在下にお
いて前記触媒とアルケンまたはアルケンの混合物とを、
温度300℃ないし600℃、好ましくは4000ない
し550℃で接触させることにより実施される。
反応圧力は、アルケンあるいは処理した炭化水素混合物
に応じて適当に選択できるが、一般には大気圧ないし1
0気圧の範囲である。
W、 H,S、 V、で表わされる自由空間速度は0.
1ないし20、好ましくは0.2ないし10である。
実施例 1 該実施例は前述の本出願人の他の特許出願の開示すると
ころに従っての触媒の生成に係わる。
アルミナillを(C2H50)48 t 20 gと
ともにオートクレーブ中に入れた。
オートクレーブを脱気し、02を全く除去するためにN
2ガスで数回洗浄し、最後にN2で圧力を5kg/cr
Itとした。
オートクレーブを200℃に加熱し、この温度に4時間
維持した。
最後に冷却し、圧力を低下し、アルミナを回収した。
ついで窒素の存在下200℃で2時間熱処理し、さらに
5000Cで4時間空気中で燥焼した。
このように処理した球状のガンマ−A1203を分析し
たところ、そのS i02含量は5.6重量%であった
上記の如く処理したアルミナをアルケンの骨格異性化に
おける触媒活性試験に使用した。
これについて以下の実施例で詳述する。
実施例 2 第1表に示す特性を有する、直径3ないし4關の球状の
市販のガンマ−アルミナAを窒素雰囲気中450’Cで
乾燥した。
比較のため、このアルミナの1部をそのままで使用し、
他方を実施例1に示した方法でテトラエチルオルトシリ
ケートで処理した。
アルミナに対するシリカの含量は5.6%であった。
この触媒を、ケイ化処理していないアルミナと同様に、
第2表に示す組成(重量)を有するC4留分の骨格異性
化に使用した。
第 2 表 C4オレフイン留分の組成 C2−C5炭化水素 0.37%イソブタン
3.23%ノルマル−ブタン
16.51%C4オレフイン留分の組成 トランス−ブテン−214,03% イソブチン 1.50%ブテン−16
4,36% 2つの触媒をそれぞれ容積20cnLの固定床形管状反
応器に入れた。
492°C1大気圧、空間速度的1.70 (9,Q)
においてC4留分を触媒床上を通過させた。
室温でC5生戒物を凝縮したのち反応器からの流体をガ
スクロマトグラフィーで分析した。
流出流体の分析では第3表に示す組成(重量)を示した
前記のデータは、テトラエチルオルトシリケートでの処
理により触媒反応器から出るイソブチンの量が2倍以上
になったことを示している。
有効に比較するため、次の限定式を使用した。
変化率% イソブチンへの選択率% 上記式において; ΣBL−Σ直線状ブ直線状ブテンストランス−2+ブテ
ン−1+シス−ブテン−2 ΣBT−Σ総ブテンニブテンニドランス−ブテンテン−
1+シス−ブテン2+イソブチン <C4+飽和炭化水素=C1,C2およびC3炭化水素
+イソブタン+ノルマルブタン C6千二炭素数5ないしそれ以上の生成物47 in“
および“out″′=それぞれ反応器への供給および反
応器からの排出を意味する。
上記限定式を使用することにより、シリカによる処理前
後の触媒としての挙動を第4表に示す。
ケイ素誘導体による処理が直線状ブテンの変化率を2倍
以上に高めしかも同時に選択率を増大させていることは
明白である。
処理していないアルミナではイソブチンの収率は11,
4%であるが、ケイ化したアルミナでは26%に増加し
ている。
さらに劣化による活性の低下はよりゆるやかであった。
実施例 3 第5表に示す特性を有する市販の球状ガンマ−アルミナ
BIOIを、実施例1に記載した方法に従ってテトラエ
チルオルトシリケート20gと処理したところ、最終生
成物中のシリカ含量は5%であった。
第 5 表 球状ガンマ−アルミナBの特性 圧縮かさ密度 −0,7797cd 表面積 = 360 m7g 孔の総容積−0,50CriL7g Na20二0.6 % 比較のため、シリカ5%を含む上記アルミナと処理して
いない同じアルミナを第2表に示した留分および実施例
2で記載した装置を使用することにより異性化反応につ
いて試験を行なった。
同様の計算式を使用しかつ大気圧、492℃、空間速度
的0.77jj/9・hにおいて20ccの触媒床での
反応により、第6表に示した結果が得られた。
ケイ素誘導体での処理により変化率が非常に増加し、イ
ソブチンの収率は1.5時間後では12.3%から21
.1%にまた3、5時間後では8.5%から17.4に
増加していることがわかる。
これらのデータはケイ化がいかなる時でもプラスの効果
を維持しており、触媒活性の増大および寿命の増大をも
たらしている。
実施例 4 第7表に示す特性を有する市販のガンマ−アルミナを使
用し、比較するため、一方はそのままで、他方は各種の
量のテトラエチルオキシシリケ−1で処理した。
上記アルミナ10(Bi’をテトラエチルオルトシリケ
ート5gで処理したところシリカ1.6%わ含有する触
媒が得られ、同じアルミナ100gをテトラエチルオル
トシリケート10gで処理したところシリカ2.9%を
含有する触媒が得られた。
第 7 表 ガンマ−アルミナCの特性 圧縮カサ密度 = 0.55 El/crA表面
積 =169 rri’/9 * Na2O〈20ppIn 上記の如くして得られた3種類の触媒を、固定床50c
fiLを有する加熱した反応器中における大気圧、46
5°Cで操作することにより、第2表に示した組成を有
するC4留分の骨格異性化反応に使用した。
この3種類に関する得られた資料を第8表に示す。
ガンマ−アルミナCのケイ化がいかに触媒活性を増加さ
せているかは明白であるが、ケイ化処理していないアル
ミナの2.5倍の空間速度においても同じ程度の変化率
に達している。
さらに選択率に対してプラスの効果があり(約10ない
し15%程度増加している)、触媒の寿命についてもプ
ラスの効果がある。
事実、5in22.9%を含有する物質は、4時間後、
2.5倍の空間速度においても、ケイ化処理していない
触媒が2時間後に示すよりも高い活性度を維持していた
実施例 5 Sin21.6%を含有する実施例4と同じアルミナと
、これと比較するためケイ化処理していない同じアルミ
ナとを、触媒床50i、485℃、大気圧条件下におけ
る純粋なトランス−ブテン2の異性化反応に使用した。
異性化の結果を第9表に示す。
ケイ化した触媒を使用した反応の空間速度は約3倍であ
ったにもかかわらず変化率および選択率はより高いもの
であった。
同じ触媒についてトランス−ブテン2の異性化**を触
媒床50Cr?Lにおいて515℃、大気圧で実施した
該異性化において得られた試料を第10表に示す。
該温度ではそのままのアルミナでは選択率が13%程度
低下しているが、5in21.6%を含有するアルミナ
では選択率の低下は約2%にすぎないことがわかる。
これはケイ化した触媒は広い温度範囲で使用することが
でき、しかも異性化反応速度に関する利点があり、した
がって所望の生成物を減少することなくプラントの規模
を小さくできる利点があることを示している。
ケイ化したアルミナでの空間速度は未処理のアルミナに
ついての空間速度の4倍である。
実施例 6 第11表に示す特性を有する市販のアルミナD100.
9を実施例1で記載した方法に従ってテトラエチルオル
トシリケート20gで処理したところ、シリカ含量4.
8%の触媒が得られた。
第 11 表 ガンマ−アルミナDの特性 圧縮カサ密度 0.95 g/crt表面積
210 m7g 孔の総容積 0.40 ctit7iNa20
0.8 %処理しでいないアルミナ
および5in24.8%を含有するアルミナを、容積2
0−の固定床反応器において大気圧、492℃で操作し
た、第2表に示した組成を有するC4オレフイン留分の
異性化に使用した。
触媒反応の結果を第12表に示す。
同様の空間速度では、シリカを含有する触媒に関しての
変化率は27〜28%であるのに対して、シリカを含ま
ない触媒では5゜7〜5.8%であり、イソブチンの収
率については17%であるのに対して4%であることが
わかる。
そのままのアルミナでは異性化活性を示さないが、テト
ラエチルオルトシリケートによる処理によって有効な異
性化触媒とすることができる。
実施例 7 直径1.5間に押出し成型された市販のガンマ−アルミ
ナを使用した(アルミナE)。
その特性を第13表に示した。
ガンマ−アルミナEの特性 表面積 349 rri’/9 孔の総容積 0,60 澹/g Na2040ppI[l 上記アルミナを100gづつ4つに分け、実施例1に従
ってそれぞれテトラエチルオルトシリケート5LtoL
t:lおよび18gで処理したところ、それぞれSiO
2含量が1.5%、2.4%。
3.5%および8.2%である4種類の触媒が得られた
この4種類の触媒を、容積50Cr7Lの固定床反応器
中において大気圧条件下での、実施例2に記載した組成
を有するC4留分の異性化に使用した。
456ないし492℃の温度中で行なった触媒反応の結
果を第14表に示す。
異なる4種の触媒について高い選択率が得られたが、シ
リカ8.2%を含有する触媒では非常に高い活性を示す
が、選択率では他の3種と比較した場合には最も低い値
である。
これは、触媒中に導入されたシリカの量が1%ないし7
%の場合にはC4留分の異性化において最も良好な結果
が得られ、8ないし12%の量では高い活性を示すが、
選択率は中程度である。
実施例 8 実施例7に記載した5in21.5%を含有するガンマ
−アルミナEを使用し、触媒20ccの固定床において
第2表に示したC4留分を温度460°Cで反応時間を
変えて異性化した。
第15表に示す結果は、長時間であっても収率が30%
以上に維持されることを表わしており、定期的に行なう
再生に関しては、公知の触媒では反応時間3ないし5時
間後には必要とされるが、該触媒では15ないし20時
間の間隔で行なうことができる。
実施例 9 第7表に示した特性を有する市販のガンマ−アルミナC
l0nを実施例1の方法に従ってエトラエチルオルトシ
リケート5gで処理した。
このようにして得られた触媒はシリカ1.6%を含有し
ており、該触媒を直線状ブテンへのイソブチン骨格異性
化反応に使用した。
純粋なイソブチンでなる留分を温度465℃において空
間速度1および0.6(g/g−h)で触媒床20i上
に供給することにより、反応時間1時間後に第16表に
示す結果を得た。
得られた直線状ブテンはトランスーツテン245〜46
%、ブテン27〜28%およびシスン2 10〜12%
で横取されていた。
結果は次式により求めた。
変化率%100−(イソブチン%) outブテン 直線状ブテン (ΣBL%)outXlooへの選択
率% 1oo−(イソブチン%)out直線状フケ′
変化率%′選択率% (、、BL%)。
。1の収率 % 100 <C,十飽和 炭イ、水素。
収率(<0・十飽和炭化水素%)°“C5の収率= (
C,) out 該反応において高い変化率および高い選択率が得られ、
これは、本発明の目的でなる触媒はイソブチンの直線状
ブテンへの異性化反応を非常に高い収率で行いうろこと
を示している。
実施例 10 純粋なトランス−ブテン2を、アルミナAおよび実施例
2で記述したS i025.6%を含有する同じアルミ
ナ上に492°Cにおいて24時間供給した。
この時間後では、触媒上に炭素系生成物が付着したため
異性化活性は実質的にゼロとなった。
多量の空気を供給して炭素系生成物の燃焼を非常に短時
間で行なうことにより2つの触媒を再生した。
この条件において触媒と接触したガスの温度は900℃
に達した。
一般に炭素系付着物による不活性化された触媒の再生は
、触媒と接触するガスの温度が600ないし650°C
を越えないようにして行なわれる。
しかしながら、このような方法では非常に遅く、プラン
トの使用時間を低下する。
これに対して迅速な方法はプラントの稼動に関する利点
を示す。
いかなる場合でもこの激しい処理は、低温での再生処理
を繰返し行なった場合の物質の挙動と同じことになる。
上記のように再生された触媒について492°Cにおい
てトランス−ブテン2の異性化を行なった。
その結果を第17表に示す。
アルミナAについて変化率を表示していないのは、イソ
ブチン、クランキング生成物あるいはアルキル化生成物
が全く生成されなかったことを示しているが(実施例2
で示した式による)、直線状ブテン、ブテン1およびシ
ス−ブテン2は土族された。
シリカ5.6%を含有するアルミナの活性は、激しい条
件下で行なった再生後でも非常に良好な結果を表わした
実施例 11 触媒20criLを包蔵する管状反応器中で大気圧、温
度4200Cおよび450℃で操作することにより実施
例7で記述し、たシリカ3.5%を含有するガンマ−ア
ルミナE触媒上に純粋なペンテンを供給した。
反応器からの流出物は、直線状ペンテン以外にも、有用
な反応生成物であるイソペンテンと少量のクランキング
生成物(<C5)およびアルキル化生成物(C6+)と
を含有している。
この結果をさらに明確に表わすために、以下の式を使用
した。
変化率 =100−(ΣPL%) outイソペンテン
への選択率% (ΣIP%)outXloo 100−(ΣPL%)out イソペンテンへの収率 変化率%8選択率%=(ア□2%)。
。100 <C5の収率=(〈C5%)out C6+の収率”−(co十%)out 上記式において; ΣPL=Σ直線状ペンテンニペンテン1+シスペンテン
2+トランス−ペンテン2 ΣIP=、r分枝されたイソペンテン−2−メチルブテ
ン1+3−メチルブテン1+2−メチルブテン2 <C,二C1+C2+C3+C4飽和および飽和炭化水
素 C6十二炭素数6およびそれ以上の生成物out =
“反応器の出口における“の意味上記の反応結果を第1
8表に示す。
第 18 表 ペンテン1の異性化 温 度 (’C) 420 450空
間速度(g/g−h) 4 10変化率 (
重量%) 40.8 37.8ペンテン1の異性化 選択率 (重量%)74.7 72.9インペンテン
の収率(tt ) 30.5 27.6<C5の
収率 (//) 3.5 2.4C6+
の収率 ・ (tt) 6,8 7.8ケ
イ化したアルミナは直線状ペンテンのインペンテンへの
異性化反応用の有効な触媒であることがわかる。
実施例 12 沸騰範囲75ないし150’Cであり炭素数5以上のア
ルケンを含有ししかもアルキル化鉛なしでの生成物につ
いてのリサーチオクタン価(RON)86.5であるク
ラッキングにより得られたガソリン留分を、410℃に
おいて実施例5で記述したガンマ−A1203(アルミ
ナC)−1−1,6%シリカでなる触媒上に供給した。
液状生成物の収率は96%であり、コークス0.3%お
よび軽質生成物3.7%が主族した。
アルキル化鉛なしでの反応生成物のリサーチオクタン価
(RON)は90.1であり、したがってRON3.6
が改善された。
この改善は、異性化された生成物中に含まれる炭素数5
以上のアルケンの骨格異性化によるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルケンの骨格異性化法において、 あるいはアルケンの混合物を、一般式 (式中X、Y、ZおよびWは−R,−OR,−CLBr
    、 −8iH3、−COOR、−8iHnclmであ
    り、ここでRは水素あるいは炭素数1ないし30のアル
    キル基、アリール基、シクロアルキル基、芳香族基、ア
    ルキル芳香族基、アルキルシクロアルキル基であり、n
    およびmは工ないし3の整数である)を有するケイ素化
    合物で前処理した活性アルミナによってなる触媒と接触
    させることを特徴とするアルケンの骨格異性化法。
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