JPS5858260B2 - ジドウシヤヨヨウセイドウエキアツセイギヨバルブ - Google Patents

ジドウシヤヨヨウセイドウエキアツセイギヨバルブ

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JPS5858260B2
JPS5858260B2 JP15955175A JP15955175A JPS5858260B2 JP S5858260 B2 JPS5858260 B2 JP S5858260B2 JP 15955175 A JP15955175 A JP 15955175A JP 15955175 A JP15955175 A JP 15955175A JP S5858260 B2 JPS5858260 B2 JP S5858260B2
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JP
Japan
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valve
ball
seats
vehicle
fluid pressure
Prior art date
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JP15955175A
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JPS5284646A (en
Inventor
朝夫 小酒井
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の制動液圧制御装置に関する。
自動車の旋回走行中、あるいは方向変換時には車体の重
心がこれに加わる遠心力の影響を受けて旋回円の外側方
向に変位する。
その結果、旋回円の外側輪(こ対し荷重が移動し、反対
に内側荷重は減少する。
この状態でもし制動がなされると、旋回円の内側の車輪
、特に内側の後輪は他の車輪より先にロックし勝ちであ
る。
この内側後輪がロックすると操行が安定しなくなり、安
全な走行ができなくなる。
本発明は上記の問題を解決する制御弁装置を提供するも
0であって、車両旋回時の遠心力Oこ応答して、上記内
側輪への制動液圧の供給を遮断し、旋回時の制動におい
て内側輪のロックを防止し、安全な走行を確保し得るも
のである。
第1図においてブレーキのマスクシリンダMからの液圧
は実線の配管をもって、Gバルブ2を介し分岐されて自
動車車体の左側の前輪(FW/L)と後輪(RW/L)
、および右側の前輪(FW/R,)と後輪(RW/R)
に供給される。
Gバルブ2は、室14内に慣性体のボール15を遊動状
態に収容する。
室14は車両の進行方向に直交する方向において相対抗
する弁座15aと15bを有する。
ボール15をこの両弁座間に遊転可能に介在させて、ボ
ールが何れか一方の弁座に着座すると他の弁座から離座
するように設定する。
両弁座とボールとで作る2個の遮断弁機構と出口16及
び17を介し室14は左側の前後輪及び右側の前後輪に
それぞれ連通ずる。
また室14はマスクシリンダMcこも図の実線のように
連通ずる。
自動車が直線経路に沿い直進中は、室14内のボール1
5は中立位置を占めていて、両側の弁座15a及び15
bの何れからも離れている。
従って室14内に供給された液圧は左右の出口16及び
17を介し左右の前後輪のブレーキホイールシリンダに
均等に供給される。
その結果左右前後輪(こは左右相等しいブレーキ力が発
生する。
そこで、車両が左に旋回し走行したとすれば、ボール1
5は一定の遠心力によって横方向の慣性運動をなし、図
の右方に転動し右の弁座15bに着座する。
従ってもし、このように旋回中にブレーキペダルを踏み
制動を始めても、出口1γから左側の前後輪ブレーキF
W/L 、RW/Lには制動液圧が供給されないが、出
口16から外側前後輪ブレーキFW/L、RW/Hには
マスクシリンダMからの制動液圧が供給される。
自動車が旋回走行するときは、車体重心の偏位のためそ
の旋回の円の内側の車輪は路面から浮上る傾向Eこあり
、反対に外側の車輪は直進時に比し、加わる荷重がより
増加する。
もしGバルブ2を備えないとすれば、左右前後輪には均
等な制動液圧が発生するから、上記浮上る方の内側車輪
は反対側の車輪より、制動により早期にロックされ易い
結局この浮上る方の車輪のブレーキは車両の直進時より
も低い制動液圧によりロックされることになる。
旋回時にこのように一方の車輪(こブレーキロック現象
が発生すると操向が乱れ、結局安全な走行が不可能にな
る。
上記G2.゛ホブ2は、一定の遠心力が発生するとその
ボール15が浮上る方の内側車輪ブレーキへの制動液圧
の供給を遮断するから、旋回中たとえ制動がなされても
、この内側車輪をロックから防ぎ得る。
このよう(こ本発明の制御バルブは車両が旋回走行時の
制動に当り、旋回円の内側の車輪のロックを防止できる
ものである。
次に他の実施例について説明する。
第2図において、マスクシリンダMからの液圧は前輪の
ブレーキホイールシリンダFW/L及びFW/R1こは
直接供給され、後輪ブレーキのホイールシリンダRW/
L及びRW/Rには制御弁1とGバルブ2を介し供給さ
れる。
液圧制御弁1は周知の油圧制御弁であってマスクシリン
ダからの入力液圧の所定値に応答して、制御作動を開始
し、出力液圧の上昇割合を入力液圧(こ対し所定の比に
制限する。
以下液圧制御弁1をPバルブと略称する。
つぎにPバルブ1はバランスピストン3を有する。
バランスピストン3は上下両端部を本体内(こ滑動可能
(こ支え、その弁部4とフランジ5との間<ci状のり
ツブシール6が液の流通を許すように緩くはまる。
フランジ5は圧縮はね8の一端を受け、ばね8の他端は
プラグ7が受ける。
9はリテーナ、10はシールをそれぞれ示す。
弁部4とシール6とは励同して周知のように弁機構を構
成する。
その弁機構を境として上方に入力液圧用の室11、下方
に出力液圧用の室12を区画する。
室11は入口19を介し実線にて示すようにマスクシリ
ンダMに連通ずる。
下方の室12は以下説明するGバルブ2を介し分岐回路
を経て両後輪ブレーキFiW/LとFIW/F?に通ず
る。
Gバルブ2′は第1図の実施例と同じであるから、第1
図と同じ数字符号にダッシュを付して図示し、重複した
説明を省略する。
つぎに作動について説明する。
Pバルブ1は休止中、ピストン3が図示の状態にある。
すなわちばね8(こより下方に押されてその下方弁部の
背面をボデーの肩20(こ当接して静止し、シール6と
弁部4とは図のよう(こ離れて開弁している。
制動が始まりマスクシリンダMから入口19を介し入力
液圧が供給されると、室11に入った液圧は、上記開弁
中の弁部4を通過し、通孔18を経て室14′内Gこ入
る。
室11への入力液圧が所定値に達するとピストン3は周
知の通り振動的往復動を反覆し、室12内の出力液圧の
上昇を制御しこれを同じく室14′に伝える。
自動車が直線経路に沿い直進中は、室14′内のボール
15′は中立位置を占めていて、両側の弁座15′a及
び15′bの伺れからも離れている。
従って室14′内(こ供給された液圧は左右の出口16
′及び17′を介し左右の両後輪のブレーキホイールシ
リンダRW/L、)(W/Hに均等(こ供給される。
その結果、左右両後輪には両輪に相等しいブレーキ力が
発生する。
そこで、車両が左に旋回し走行したとすれば、ボール1
5′は一定の遠心力(こよる横方向のGが作用し、図の
右方に転動して右の弁座15’blこ着座する。
従ってもし、このように旋回中【こブレーキペダルを踏
み制動を始めても、出口11′から左の後輪ブレーキR
,W/Lには制動液圧が供給されないが、出口16′か
ら外側後輪ブレーキRW/RにはPバルブ1【こより減
圧された制動液圧が供給される。
自動車が旋回走行するときは、車体重心の偏位のためそ
の旋回の円の内側の後輪は路面から浮上る傾向(こあり
、反対に外側の後輪は、直進時に比し、加わる荷重がよ
り増加する。
もしGバルブ2を備えないとすれば、左右側後輪(こは
均等な制動液圧が発生するから、上記浮上る方の内側後
輪は、反対側の後輪より、制動により早期にロックされ
易い。
結局この浮上る方の車輪のブレーキは車両の直進時より
も低い制動液圧によりロックされることになる。
旋回時にこのように一方の車輪にブレーキロック現象が
発生すると操向が乱れ、結局安全な走行が不可能になる
上記Gバルブ2は、一定の横Gが発生するとそのボール
15が、上記の浮上る方の内側車輪ブレーキへの制動液
圧の供給を遮断するから、旋回中たとえ制動がなされて
も、この内側車輪をロックから防ぎ得る。
なお、反対側の車輪への制動液圧の供給はPバルブ1c
こより制御を受けるから、この車輪もロックを防止され
る。
換するlこ車両の直進中(こは、上方のPバルブ1のみ
をもって両後輪RW/LおよびRW/Rともロックを防
ぎ得るめであるが、旋回走行中の制動では、浮上る方の
車輪が上記Pバルブの制御作動のみによりロックを防止
するよう求むることは設計上望み得ないことである。
本実施例のGバルブはこのPバルブの不足とするところ
を補なって、旋回走行時の制動に当り、旋回円の内側の
車輪のロックを防止し操向の安全を確保し得るものであ
る。
制動作動が始まってから後(こ車両が旋回走行に入った
ときは、旋回内側の車輪はたとえGバルブ2により入力
液圧から遮断されてもブレーキにすでに働いている制動
液圧をもってロックされる可能性もあるが、ブレーキペ
ダルを断続的に踏み込むことによりそのおそれはなくな
る。
以上説明のように本発明の制御バルブは、自動車の前輪
後輪への制動液圧の配分を行ない直進時後輪のロックを
防止し得るとともに車両の方向変換時、旋回走行時(こ
、その内側輪の早期ロックを防ぎ安全な制動がなし得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明制御バルブの縦断面図、第2図は他の実
施例の縦断面図である。 1・・・・・・Pバルブ、2・・・・・・Gバルブ、M
・・・・・・マスクシリンダ、FW/L・・・・・・左
方前車ブレーキ、RW/L・・・・・・左方後輪ブレー
キホイールシリンダ、);’W/R・・・・・・左方後
輪ブレーキ、RW/R・・・・・・右方後輪ブレーキホ
イールシリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両進行方向(こ直交しかつ水平な線上において、
    互いに向い合う一対の弁座と両弁座間に遊転可能に支持
    されたボールと、これら弁座及びボールを収容する室と
    を有してなるGバルブ(慣性応動遮断弁)2を備え、上
    記両弁座とボールとで構成する両弁機構を介し、Gバル
    ブの上記室を車両の左右輪に夫々連通させると共にマス
    クシリンダ吐出圧にも連通させ、自動車の旋回走行時、
    一定の横Gが発生する事によりボールが中立位置から一
    方の弁座に着座し、これ【こよって旋回走行の円の内側
    に当る車輪ブレーキへの制動液圧の供給を遮断するよう
    に構成してなる自動車用制動液圧制御バルブ0 2 車両進行方向Gこ直交しかつ水平な線上Oこおいて
    、互いに向い合う一対の弁座と両弁座間に遊転可能に支
    持されたボールと、これら弁座及びボールを収容する室
    とを有してなるGバルブ(慣性応動遮断弁)2を備え、
    上記両弁座とボールとで構成する両弁機構を介し、Gバ
    ルブの上記室を車両の左右輪に夫々連通させると共にマ
    スクシリンダ吐出圧にも連通させ、自動車の旋回走行時
    、一定の横Gが発生する事によりボールが中立位置から
    一方の弁座に着座し、これによって旋回走行の円の内側
    Oこ当る車輪ブレーキへ0制動液圧の供給を遮断するよ
    うに構成してなる制御バルブにおいて、上記弁座とボー
    ルとを収容する室とマスクシリンダ吐出圧との連通は、
    入力側出力側(こ各受圧面を有し、受圧面積比に応じて
    出力側液圧を減圧し伝達する弁機構を介せしめてなる自
    動車用制動液圧制御バルブ。
JP15955175A 1975-12-30 1975-12-30 ジドウシヤヨヨウセイドウエキアツセイギヨバルブ Expired JPS5858260B2 (ja)

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JPS5284646A JPS5284646A (en) 1977-07-14
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