JPS5856633Y2 - ミシンの押え金 - Google Patents
ミシンの押え金Info
- Publication number
- JPS5856633Y2 JPS5856633Y2 JP11857679U JP11857679U JPS5856633Y2 JP S5856633 Y2 JPS5856633 Y2 JP S5856633Y2 JP 11857679 U JP11857679 U JP 11857679U JP 11857679 U JP11857679 U JP 11857679U JP S5856633 Y2 JPS5856633 Y2 JP S5856633Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser foot
- spring
- recess
- sewing machine
- presser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はミシンの押え金に関し、特に本縫いミシンの
アタッチメントとして好適な押え金に関するものである
。
アタッチメントとして好適な押え金に関するものである
。
ミシンの押え金は、縫合すべき布に適当な押圧力を及ぼ
し、布をを安定させると共に、送り歯との間で布を前進
又ハ後退させる作用を行うものである。
し、布をを安定させると共に、送り歯との間で布を前進
又ハ後退させる作用を行うものである。
ところで、正しい縫い目を得るためには、縫合すべき上
下二枚の布が、同時に一体となって移動することが必要
であるが、従来のミシンにおいては、押え金に数ｋｇの
荷重が押え棒の押えばねによって加えられているため、
押え金と上部布間の摩擦抵抗が二枚の布間の摩擦抵抗よ
り大きくなり、上部布の送りが遅れる傾向がある。
下二枚の布が、同時に一体となって移動することが必要
であるが、従来のミシンにおいては、押え金に数ｋｇの
荷重が押え棒の押えばねによって加えられているため、
押え金と上部布間の摩擦抵抗が二枚の布間の摩擦抵抗よ
り大きくなり、上部布の送りが遅れる傾向がある。
その結果、布生地の材質にもよるが、１０ｃｍの縫いに
対して２〜３ｍｍ程度の縫いずれを生じることがあり、
縫目部分を割ると（即ち、二枚の布を縫い目を中心に両
側へ展開すると）下布側が波を打った状態（いわゆるパ
ッカリング）となり、甚だ見苦しくなる。
対して２〜３ｍｍ程度の縫いずれを生じることがあり、
縫目部分を割ると（即ち、二枚の布を縫い目を中心に両
側へ展開すると）下布側が波を打った状態（いわゆるパ
ッカリング）となり、甚だ見苦しくなる。
この考案は、上記の如き問題を解決し、縫い上がりの良
好なミシンの押え金を提供することを目的としている。
好なミシンの押え金を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、この考案は、押え全本体
に下向き凹所を設けると共に、その凹所の一側部に本体
と一体のばね荷重受部を設け、上記凹所の他側部をばね
荷重受部より短く形威し、上記凹所にばねを介して布押
え部材を上下動自在に取付け、上記布押え部材の下面を
通常状態においてばね荷重受部の下面から突出せしめ、
かつ布押え時にばね荷重受部がミシンベッドに当接する
と共に布押え部材が上記ばねを圧縮して凹所内に後退し
うる間隙を布押え部材と凹所間に形成した構成としたも
のである。
に下向き凹所を設けると共に、その凹所の一側部に本体
と一体のばね荷重受部を設け、上記凹所の他側部をばね
荷重受部より短く形威し、上記凹所にばねを介して布押
え部材を上下動自在に取付け、上記布押え部材の下面を
通常状態においてばね荷重受部の下面から突出せしめ、
かつ布押え時にばね荷重受部がミシンベッドに当接する
と共に布押え部材が上記ばねを圧縮して凹所内に後退し
うる間隙を布押え部材と凹所間に形成した構成としたも
のである。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
図に示すようにこの考案の押え金は押え全本体１に下向
きコ字形の凹所３を設け、その凹所３の一側部に本体１
と一体のばね荷重受部２を設けている。
きコ字形の凹所３を設け、その凹所３の一側部に本体１
と一体のばね荷重受部２を設けている。
このばね荷重受部２はミシンベッドに当接し布押え棒の
押えばねの荷重を受けるものである。
押えばねの荷重を受けるものである。
また、上記凹所３の他側部８をばね荷重受部２より短く
形成しである。
形成しである。
上記の凹所３にはばね４を介して布押え部材５が挿入さ
れている。
れている。
布押え部材５は、上下方向に長い長孔６を有し、その長
孔６に押え全本体１の側部からピン７を挿通し、布押え
部材５を上下動自在に支持している。
孔６に押え全本体１の側部からピン７を挿通し、布押え
部材５を上下動自在に支持している。
布押え部材５は通常状態において、ばね荷重受部２の下
面より若干（突出量ｈ）突出している。
面より若干（突出量ｈ）突出している。
また、布押え時にばね荷重受部２がミシンベッドに当接
した際布押え部材５が凹所３内に後退しうる間隙が、布
押え部材５と凹所３との間に形成されている。
した際布押え部材５が凹所３内に後退しうる間隙が、布
押え部材５と凹所３との間に形成されている。
上記の押え金を押え棒の下端に取付けて縫製を行う際、
布ａはばね荷重受部２と反対側の他側部８から入れられ
、その端縁が布押え部材５の下面に位置するよう置かれ
る。
布ａはばね荷重受部２と反対側の他側部８から入れられ
、その端縁が布押え部材５の下面に位置するよう置かれ
る。
その状態で押え棒を下ろすと、荷重受部２はミシンベッ
ドに当接し、布押え部材５は布ａを押さえた状態でばね
４を圧縮して凹所３内に後退する。
ドに当接し、布押え部材５は布ａを押さえた状態でばね
４を圧縮して凹所３内に後退する。
このとき他側部８は布ａ上に載らない。
上記の状態で縫製が行なわれるが、押え棒を下へ付勢す
る押えばねのばね力はミシンベッドに当接した荷重部２
によって受けられるから、そのばね力は布押え部材５に
作用することはない。
る押えばねのばね力はミシンベッドに当接した荷重部２
によって受けられるから、そのばね力は布押え部材５に
作用することはない。
したがって、この考案の押え金によると、布押え部材５
はばね４のばね力のみによって布ａを押圧することがで
きるからばね４のばね定数を適当に選定することにより
、布ａと押え部材５間の摩擦抵抗を好ましい大きさに設
定することができ、その結果上部布−と下部布が一体に
送くられ、縫いずれのない縫製ができる。
はばね４のばね力のみによって布ａを押圧することがで
きるからばね４のばね定数を適当に選定することにより
、布ａと押え部材５間の摩擦抵抗を好ましい大きさに設
定することができ、その結果上部布−と下部布が一体に
送くられ、縫いずれのない縫製ができる。
なお、布の厚さが変わっても、布押え部材５か１由に上
下動して適当な押圧力を及ぼすから、布の厚さが変わる
たびに、押え金を取替える必要がなく、汎用的に使用で
きる効果もある。
下動して適当な押圧力を及ぼすから、布の厚さが変わる
たびに、押え金を取替える必要がなく、汎用的に使用で
きる効果もある。
第１図は斜視図、第２図は一部縦断側面図、第３図は正
面図である。 １・・・・・・押え全本体、２・・・・・・ばね荷重受
部、３・・・・・・凹所、４・・・・・・ばね、５・・
・・・・布押え部材、ａ・・・・・・布、８・・・・・
・他側部。
面図である。 １・・・・・・押え全本体、２・・・・・・ばね荷重受
部、３・・・・・・凹所、４・・・・・・ばね、５・・
・・・・布押え部材、ａ・・・・・・布、８・・・・・
・他側部。
Claims (1)
- 押え全本体に下向き凹所を設けると共に、その凹所の一
側部に本体と一体のばね荷重受部を設け、上記凹所の他
側部をばね荷重受部より短く形威し、上記凹所にばねを
介して布押え部材を上下動自在に取付け、上記布押え部
材の下面を通常状態においてばね荷重受部の下面から突
出せしめ、かつ布押え時にばね荷重受部がミシンベッド
に当接すると共に布押え部材が上記ばねを圧縮して凹所
内に後退しうる間隙を布押え部材と凹所間に形成してな
るミシンの押え金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11857679U JPS5856633Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | ミシンの押え金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11857679U JPS5856633Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | ミシンの押え金 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5635379U JPS5635379U (ja) | 1981-04-06 |
| JPS5856633Y2 true JPS5856633Y2 (ja) | 1983-12-27 |
Family
ID=29350786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11857679U Expired JPS5856633Y2 (ja) | 1979-08-28 | 1979-08-28 | ミシンの押え金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5856633Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-28 JP JP11857679U patent/JPS5856633Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5635379U (ja) | 1981-04-06 |
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