JPS5853941Y2 - 刈取機 - Google Patents

刈取機

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Publication number
JPS5853941Y2
JPS5853941Y2 JP6765478U JP6765478U JPS5853941Y2 JP S5853941 Y2 JPS5853941 Y2 JP S5853941Y2 JP 6765478 U JP6765478 U JP 6765478U JP 6765478 U JP6765478 U JP 6765478U JP S5853941 Y2 JPS5853941 Y2 JP S5853941Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaping
stem culm
height
control circuit
section
Prior art date
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Expired
Application number
JP6765478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54168335U (ja
Inventor
健一 小川
雅朗 千葉
満 竹中
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP6765478U priority Critical patent/JPS5853941Y2/ja
Publication of JPS54168335U publication Critical patent/JPS54168335U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、所定の条列茎稈を刈終えたことの検出結果に
基いて刈取部を自動的に上昇させる刈取機に関するもの
である。
このような刈取機、例えば特開昭5047807号公報
に示されている従来の刈取機は、殻稈搬送装置の途中部
に装備したスイッチで前記所定の条列を刈終えたことを
検出し、この検出結果に基いて刈取部が自動的に上昇す
るように構成してあったので、圃場端部等での機体旋回
のときに、刈取部をいちいち上昇操作することなしに機
体の旋回を行え、機体操縦を容易化できる利点がある。
しかし従来の技術は、その反面において刈取部の上昇量
に関する認識に欠けていたので、上昇しすぎた刈取部を
設定位置に復帰させるのに手間どったり、上昇しすぎた
刈取部が旋回時に釦いて操縦者の前方視界を遮る等の欠
点があった。
本考案はこのような従来欠点を解消しようとしたもので
、その技術的な特徴は、刈取部昇降機構の駆動に伴って
刈取部の対機体高さを変更自在に構成した刈取機であっ
て、前記刈取部への導入茎稈が無くなった事を検出する
茎稈存否検出装置と、前記刈取部昇降機構の駆動を制御
する制御機構とを設け、この制御機構には、操作具の操
作に基いて前記刈取部を任意の高さに設定するように前
記刈取部昇降機構に対して制御信号を入力する第1制御
回路と、前記第1制御回路による制御信号に加えて前記
刈取部昇降機構に対して所定量だけ上昇信号を入力する
第2匍脚回路とを組込むと共に、前記第1匍脚回路と第
2制御回路とを、前記茎稈存否検出装置が茎稈存在検出
状態であるときには前記第1制御回路の制御信号によっ
て前記刈取部昇降機構を制御し、かつ、前記茎稈存否検
出装置が茎稈の不存在検出状態であるときには前記第2
匍脚回路の制御信号によって所定刈高さにあった刈取部
をその刈取部の最大上昇高さ位置よりも低い位置で、か
つ、圃場内での機体旋回時に前記刈取部が他物に接触し
ない程度の比較的低い所要高さに1で自動上昇させるよ
うに、前記茎稈存否検出装置に連繋させた点にある。
従って本考案によると、所定の条列茎稈を刈終えたこと
、つ1り茎稈の不存在検出に基いて刈取部を上昇させる
のに、刈取部を他物に接触しない程度の比較的低い所要
高さ昔でしか上昇させないので、条列茎稈を刈終えて機
体を旋回させるときにおける操縦者の前方視界を著しく
悪化させることもなく、旋回終了後に刈取部をもとの設
定位置に復帰させるのも簡単で、刈取条に対する条合せ
等を迅速に行え、刈取作業全体の能率を向上できる効果
がある。
しかも、設定した刈高さを起点として、その刈高さから
一定量だけ上昇させるものであるから、湿田や乾田等で
機体の沈下度合が変化している場合であっても常に同じ
量だけ刈取部を地面から離すことができ、旋回時に釦い
て刈取部が地面と衝突することを確実に回避することが
できる。
更に、一定量だけ上昇する制御信号を入力するものであ
るから、スイッチ等によってその上昇作動を止める必要
もなく、構成が簡略である。
以下、上記本考案の実施例を図面に基いて説明する。
圃場の植立茎稈を引起し装置1、引起された茎稈を刈取
る刈取装置2、及び、刈取茎稈を機体後方上方へ搬送し
ながら立姿勢から横倒れ姿勢に姿勢変更してフィードチ
ェーン3に受渡す搬送装置4からなる刈取部5を、クロ
ーラ走行装置6を装備すると共に操縦部Iを配設してな
る走行車体の前部に設けると共に、走行車体に、刈取茎
稈をフィードチェーン3で挾持搬送しながら脱穀処理す
る脱穀装置8を搭載してあり、もって、走行に伴い、圃
場の植立茎稈を連続的に収穫処理していくように、刈取
機の一例としてのコンバインを構成しである。
前記刈取部5は、刈取フレーム9vc一体的に支承され
ると共に、その後部を走行車体に横軸芯2周りで揺動自
在に枢支連結し、かつ、刈取フレーム9と走行車体間に
油圧シリンダ10を介装してあり、シリンダ10の作動
により刈取部5を駆動昇降し、刈高さ調節あるいは畦起
えや旋回等の非作業時における安全走行を行えるように
構成しである。
前記油圧シリンダ10に対する制御弁Vを電磁弁で構成
し、電磁弁VのソレノイドS1.S2の励磁に伴って刈
取部5が昇降操作されるべく構成すると共に、操作レバ
ー11の揺動及び固定により刈取部5の高さを設定し、
その設定高さ位置に刈取部5を維持させ、かつ、茎稈列
終端での旋回時に、直前設定位置よりも設定レバー12
により設定される設之量だけ自動上昇するべく構成して
あり、次に、その制御機構13について説明する。
即ち、搬送装置4の茎稈搬送径路始端側に、刈取部5へ
の導入茎稈の存否を検出するセンサー14を設け、そし
て、前記操作レバー11の枢支部及び刈取フレーム9の
枢支部に、夫々、刈取部5の設定高さ及び変位高さを電
圧で読み取る第1設定器15及び測定器16を設けると
共に、操縦部7に自動上昇量を設定する第2設定器17
を設けである。
前記センサー14の茎稈存在検出で接点を閉じるリミッ
トスイッチLをタイマーTを介してリレー回路Rに接続
すると共に、□このリレー回路Rの接点を、自動制御回
路の第1設定器15及び第1発信器18を組込んだ第1
回路C1と、前記第1設定器15に加えて第2設定器1
7及び第2発信器19を組込んだ第2回路C2夫々に、
茎稈存在検出で第1回路C1を閉じ、他方、茎稈不存在
検出で第2回路C2を閉じるように接続しである。
前記第1及び第2発信器18.19並びに測定器16か
らの信号を比較機構20に入力すると共に、比較機構2
0から電磁弁VのソレノイドS1゜S2に択一的に信号
を発信し、設定高さに刈取部5を自動的に昇降するべく
構成しである。
もって、刈取部5への導入茎稈が無くなった事を検出す
ると、タイマーTで、茎稈が搬送装置4から脱穀装置8
に供給されてし1うに相当する時間遅らせた後に、第2
発信器19から比較機構20に信号を入力し、その結果
、第1設定器15で設定された直前設定位置よりも、第
2設定器17で設定された高さだけ、刈取部5を自動上
昇するように構成しである。
尚、上述設定高さとしては、例えば数m程度のものであ
る。
前記タイマーTは、その設定時間を変更可能に構成して
あり、刈取部5の駆動速度変更等に伴い、メ1取部5へ
の導入茎稈不存在状態の継続時間を変更し、搬送装置4
での茎稈搬送途中に刈取部5を上昇させてし1う事の無
いように構成しである。
前記第1及び第2設定器15.17夫々は、設定刈取高
さ及び刈取部上昇竜を圃場の状況に応じて変更可能に構
成されており、そして人為的な刈取部5に対する昇降操
作を、前記第1設定器15の設定量の変更により制御機
構13を通じて行うように構成しである。
前記シリンダ10には、そのシリンダロッド21の上昇
側でのストロークエンド近くに達した事を検出するリミ
ットスイッチL1を設けると共に、リミットスイッチL
1と電磁弁■の上昇操作側ソレノイドS1を連係してあ
り、ストロークエンドに達する前にシリンダ10を停止
し、ピストンがストロークエンドで衝突し、シリンダ1
0の耐久性が低下するのを抑制するべく構成しである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る刈取機の実施例を示し、第1図はコ
ンバインの一部省略側面図、第2図は制御機構を示す回
路図、第3図は制御機構を示すブロック図である。 5・・・・・・刈取部、13・・・・・・制御機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 刈取部昇降機構10の駆動に伴って刈取部5の対機
    体高さを変更自在に構成した刈取機であって、前記刈取
    部5への導入茎稈が無くなった事を検出する茎稈存否検
    出装置14と、前記刈取部昇降機構10の駆動を制御す
    る制御機構13とを設け、この制御機構13には、操作
    具11の操作に基いて前記刈取部5を任意の高さに設定
    するように前記刈取部昇降機構10に対して制御信号を
    入力する第1制御回路C1と、前記第1制御回路C1に
    よる制御信号に加えて前記刈取部昇降機構10に対して
    所定量だけ上昇信号を入力する第2制御回路C2・とを
    組込むと共に、前記第1制御回路C1と第2制御回路C
    2とを、前記茎稈存否検出装置14が茎稈存在検出状態
    であるときには前記第1制御回路C1の制御信号によっ
    て前記刈取部昇降機構10を制御し、かつ、前記茎稈存
    否検出装置14が茎稈の不存在検出状態であるときには
    前記第2制御回路C2の制御信号によって、所定刈高さ
    にあった刈取部5をその刈取部5の最大上昇高さ位置よ
    りも低い位置で、かつ、圃場内での機体旋回時に前記刈
    取部5が他物に接触しない程度の比較的低い所要高さに
    1で自動上昇させるように、前記茎稈存否検出装置14
    に連繋させであることを特徴とする刈取機。 2 前記制御機構13中には、前記茎稈存否検出装置1
    4からの検出信号が伝達されている間だけタイマー作動
    用の制御回路を閉成するスイッチLと、前記スイッチL
    によって起動されるタイマーTとにより構成される遅延
    機構を介装して、前記導入茎稈の無くなった事の検出後
    に設定時間だけ導入茎稈不存在状態が継続すると、前記
    制御機構13による刈取部5上昇が行われるべく構成し
    である事を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の刈取機。
JP6765478U 1978-05-17 1978-05-17 刈取機 Expired JPS5853941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6765478U JPS5853941Y2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 刈取機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6765478U JPS5853941Y2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 刈取機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54168335U JPS54168335U (ja) 1979-11-27
JPS5853941Y2 true JPS5853941Y2 (ja) 1983-12-08

Family

ID=28974806

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6765478U Expired JPS5853941Y2 (ja) 1978-05-17 1978-05-17 刈取機

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JP (1) JPS5853941Y2 (ja)

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JPS54168335U (ja) 1979-11-27

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