JPH06225624A - 刈取収穫機 - Google Patents
刈取収穫機Info
- Publication number
- JPH06225624A JPH06225624A JP1512993A JP1512993A JPH06225624A JP H06225624 A JPH06225624 A JP H06225624A JP 1512993 A JP1512993 A JP 1512993A JP 1512993 A JP1512993 A JP 1512993A JP H06225624 A JPH06225624 A JP H06225624A
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- JP
- Japan
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- divider
- tip
- reaper
- harvester
- machine
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- Pending
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンバイン等の刈取収穫機において、刈取部
の前端下部のデバイダが地面に突入した場合に、機体を
そのまま進行させてデバイダ付近を破損させてしまう状
態を未然に防止する。 【構成】 デバイダ5が地面に突入したことを検出する
突入センサーを備えて、この突入センサーの検出に基づ
き機体の走行速度を自動的に減速操作すると同時に、刈
取部2を自動的に上昇操作する。
の前端下部のデバイダが地面に突入した場合に、機体を
そのまま進行させてデバイダ付近を破損させてしまう状
態を未然に防止する。 【構成】 デバイダ5が地面に突入したことを検出する
突入センサーを備えて、この突入センサーの検出に基づ
き機体の走行速度を自動的に減速操作すると同時に、刈
取部2を自動的に上昇操作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンバインや乗用型バイ
ンダー、藺草ハーベスタ等のように、圃場に植え付けら
れている作物を、走行しながら機体前部の刈取部で刈り
取って収穫していく刈取収穫機に関する。
ンダー、藺草ハーベスタ等のように、圃場に植え付けら
れている作物を、走行しながら機体前部の刈取部で刈り
取って収穫していく刈取収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のような刈取収穫機においては、刈
取部の前端下部に先細り状のデバイダを備えて、機体の
進行に伴い各作物列の間にデバイダを入り込ませ、この
デバイダにより作物の株元付近を左右に分けていきなが
ら、刈取部で作物を刈り取っていくように構成している
ものがある。
取部の前端下部に先細り状のデバイダを備えて、機体の
進行に伴い各作物列の間にデバイダを入り込ませ、この
デバイダにより作物の株元付近を左右に分けていきなが
ら、刈取部で作物を刈り取っていくように構成している
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のデバイダは、機
体の進行に伴い圃場面(地面)に沿うように進行してい
く。これによって、圃場面に部分的に盛り上がり部分が
在ったり、機体が一時的に前下がり気味になると、デバ
イダの先端部が圃場面に突入してしまう場合がある。従
って、デバイダの先端部が圃場面に突入した状態で作業
者が気付かずに機体をそのまま進行させてしまうと、デ
バイダ自身やこれを支持する部分を破損してしまうおそ
れがある。本発明は、前述のようにデバイダが圃場面
(地面)に突入した場合の破損を防止することを目的と
している。
体の進行に伴い圃場面(地面)に沿うように進行してい
く。これによって、圃場面に部分的に盛り上がり部分が
在ったり、機体が一時的に前下がり気味になると、デバ
イダの先端部が圃場面に突入してしまう場合がある。従
って、デバイダの先端部が圃場面に突入した状態で作業
者が気付かずに機体をそのまま進行させてしまうと、デ
バイダ自身やこれを支持する部分を破損してしまうおそ
れがある。本発明は、前述のようにデバイダが圃場面
(地面)に突入した場合の破損を防止することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな刈取収穫機において、次のように構成することにあ
る。つまり、機体前部に昇降自在に刈取部を備えて、機
体の進行に伴い各作物列の間に入り込んで作物の株元付
近を左右に分けていくデバイダを、刈取部の前端下部に
備えると共に、デバイダが地面に突入したことを検出す
る突入センサーと、突入センサーの検出に基づいて機体
の走行速度を減速操作する減速手段と、突入センサーの
検出に基づいて刈取部を上昇操作する上昇手段とを備え
てある。
うな刈取収穫機において、次のように構成することにあ
る。つまり、機体前部に昇降自在に刈取部を備えて、機
体の進行に伴い各作物列の間に入り込んで作物の株元付
近を左右に分けていくデバイダを、刈取部の前端下部に
備えると共に、デバイダが地面に突入したことを検出す
る突入センサーと、突入センサーの検出に基づいて機体
の走行速度を減速操作する減速手段と、突入センサーの
検出に基づいて刈取部を上昇操作する上昇手段とを備え
てある。
【0005】
【作用】本発明のように構成すると、地面に盛り上がり
部分が在ったり機体が前下がり気味になったりして、デ
バイダの先端部が地面に突入すると、機体の走行速度が
自動的に減速操作されると同時に、刈取部が自動的に上
昇操作される。これにより、デバイダの先端が地面に突
入したままで機体を進行させて、デバイダ付近を破損さ
せてしまうことを回避できる。
部分が在ったり機体が前下がり気味になったりして、デ
バイダの先端部が地面に突入すると、機体の走行速度が
自動的に減速操作されると同時に、刈取部が自動的に上
昇操作される。これにより、デバイダの先端が地面に突
入したままで機体を進行させて、デバイダ付近を破損さ
せてしまうことを回避できる。
【0006】この場合、機体を減速させずに刈取部のみ
を上昇操作させることも考えられるが、これでは機体を
そのままの速度で進行させながら刈取部を上昇させるこ
とになるので、デバイダの先端部が地面の土を大きく掻
き上げるような状態となり、デバイダの先端部を破損さ
せてしまうおそれがある。これに対し、本発明では機体
を減速させながら刈取部を上昇させているので、デバイ
ダの先端部が地面の土を掻き上げる度合いが小さくな
り、デバイダの先端部を破損させてしまうおそれがな
い。
を上昇操作させることも考えられるが、これでは機体を
そのままの速度で進行させながら刈取部を上昇させるこ
とになるので、デバイダの先端部が地面の土を大きく掻
き上げるような状態となり、デバイダの先端部を破損さ
せてしまうおそれがある。これに対し、本発明では機体
を減速させながら刈取部を上昇させているので、デバイ
ダの先端部が地面の土を掻き上げる度合いが小さくな
り、デバイダの先端部を破損させてしまうおそれがな
い。
【0007】
【発明の効果】以上のように、デバイダの先端部が地面
に突入した場合に自動的に機体を減速させながら刈取部
を上昇させることにより、デバイダ付近の破損を未然に
防止することができるようになり、刈取収穫機の耐久性
を向上させることができた。
に突入した場合に自動的に機体を減速させながら刈取部
を上昇させることにより、デバイダ付近の破損を未然に
防止することができるようになり、刈取収穫機の耐久性
を向上させることができた。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5は刈取収穫機の一例である稲用のコンバイン
の前半部を示しており、左右一対のクローラ式の走行装
置1で支持された機体の前部に刈取部2を備え、機体の
後部に脱穀装置7を備えてコンバインが構成されてい
る。機体前部の横軸芯P1周りに支持フレーム4が上下
揺動自在に支持され、この支持フレーム4に刈取部2に
支持されており、支持フレーム4及び刈取部2を上下に
揺動駆動する油圧シリンダ3が備えられている。これに
より、機体の進行に伴い圃場(地面)の穀稈(作物に相
当)が刈取部2により刈り取られていき、刈り取られた
穀稈が搬送装置11を介してフィードチェーン9に渡さ
れて、脱穀装置7内に送り込まれていく。
する。図5は刈取収穫機の一例である稲用のコンバイン
の前半部を示しており、左右一対のクローラ式の走行装
置1で支持された機体の前部に刈取部2を備え、機体の
後部に脱穀装置7を備えてコンバインが構成されてい
る。機体前部の横軸芯P1周りに支持フレーム4が上下
揺動自在に支持され、この支持フレーム4に刈取部2に
支持されており、支持フレーム4及び刈取部2を上下に
揺動駆動する油圧シリンダ3が備えられている。これに
より、機体の進行に伴い圃場(地面)の穀稈(作物に相
当)が刈取部2により刈り取られていき、刈り取られた
穀稈が搬送装置11を介してフィードチェーン9に渡さ
れて、脱穀装置7内に送り込まれていく。
【0009】次に、機体の進行に伴い各穀稈列の間に入
り込んで穀稈の株元付近を左右に分けていくデバイダ5
の支持構造について説明する。図3及び図4に示すよう
に、刈取部2の前端下部のフレーム6に固定されたブラ
ケット8に支持板10がボルト25で連結されており、
支持板10の横軸芯P2周りに平板状の支持フレーム1
2の後部が上下揺動自在に支持されて、支持フレーム1
2にデバイダ5が固定されている。これにより、デバイ
ダ5の後部が上下揺動自在に支持され、デバイダ5の先
端部が前方斜め下方に延出された状態となっている。
又、後側のボルト25が挿入されるブラケット8の長孔
8bの範囲において、前側のボルト25を支点として支
持板10の角度を上下に変更調節できる。
り込んで穀稈の株元付近を左右に分けていくデバイダ5
の支持構造について説明する。図3及び図4に示すよう
に、刈取部2の前端下部のフレーム6に固定されたブラ
ケット8に支持板10がボルト25で連結されており、
支持板10の横軸芯P2周りに平板状の支持フレーム1
2の後部が上下揺動自在に支持されて、支持フレーム1
2にデバイダ5が固定されている。これにより、デバイ
ダ5の後部が上下揺動自在に支持され、デバイダ5の先
端部が前方斜め下方に延出された状態となっている。
又、後側のボルト25が挿入されるブラケット8の長孔
8bの範囲において、前側のボルト25を支点として支
持板10の角度を上下に変更調節できる。
【0010】横軸芯P2を中心とした円弧に沿う長孔1
0aが支持板10に設けられ、デバイダ5の支持フレー
ム12のピン12aが長孔10aに挿入されており、デ
バイダ5の上下揺動範囲を長孔10aの所定角度内に規
制している。支持板10につる巻きバネ13を支持し
て、その先端を支持フレーム12の下部に当て付けて、
このつる巻きバネ13によりデバイダ5及び支持フレー
ム12を所定角度内の上揺動端側に付勢するように構成
している。そして、支持板10に接触式のリミットスイ
ッチ14(突入センサーに相当)を固定して、デバイダ
5及び支持フレーム12が下方に揺動すると、支持フレ
ーム12の下面がリミットスイッチ14に接触して、デ
バイダ5及び支持フレーム12の下方への揺動を検出す
るように構成している。
0aが支持板10に設けられ、デバイダ5の支持フレー
ム12のピン12aが長孔10aに挿入されており、デ
バイダ5の上下揺動範囲を長孔10aの所定角度内に規
制している。支持板10につる巻きバネ13を支持し
て、その先端を支持フレーム12の下部に当て付けて、
このつる巻きバネ13によりデバイダ5及び支持フレー
ム12を所定角度内の上揺動端側に付勢するように構成
している。そして、支持板10に接触式のリミットスイ
ッチ14(突入センサーに相当)を固定して、デバイダ
5及び支持フレーム12が下方に揺動すると、支持フレ
ーム12の下面がリミットスイッチ14に接触して、デ
バイダ5及び支持フレーム12の下方への揺動を検出す
るように構成している。
【0011】次に、刈取走行中にデバイダ5の先端部が
圃場面に突入した場合の制御について説明する。図1に
示すように走行変速用として静油圧式無段変速装置15
を備えており、機体の操縦部に備えられた変速レバー1
6と静油圧式無段変速装置15の変速操作部15aと
が、連係ロッド17により機械的に連係されている。変
速レバー16の基部に扇型のギヤ18が摩擦板(図示せ
ず)を介して押圧されており、このギヤ18を回転駆動
するモータ19が備えられている。これにより、通常の
走行時において作業者が変速レバー16を操作して変速
操作しようとした場合、これに伴いモータ19が駆動さ
れてギヤ18を介し変速レバー16の操作を助けるよう
にして、変速レバー16を軽く操作できるように構成し
ている。
圃場面に突入した場合の制御について説明する。図1に
示すように走行変速用として静油圧式無段変速装置15
を備えており、機体の操縦部に備えられた変速レバー1
6と静油圧式無段変速装置15の変速操作部15aと
が、連係ロッド17により機械的に連係されている。変
速レバー16の基部に扇型のギヤ18が摩擦板(図示せ
ず)を介して押圧されており、このギヤ18を回転駆動
するモータ19が備えられている。これにより、通常の
走行時において作業者が変速レバー16を操作して変速
操作しようとした場合、これに伴いモータ19が駆動さ
れてギヤ18を介し変速レバー16の操作を助けるよう
にして、変速レバー16を軽く操作できるように構成し
ている。
【0012】図2に示すように刈取走行中においてデバ
イダ5の先端部が圃場面に突入すると、圃場面からの抵
抗により図3に示すデバイダ5及び支持フレーム12が
下方に揺動する。そして、この動作がリミットスイッチ
14により検出されてその検出信号が制御装置20に入
力されると(ステップS1)、制御装置20からの操作
信号によりモータ19が作動して、変速レバー16及び
静油圧式無段変速装置15が中立停止位置Nにまで操作
される(ステップS2)(減速手段に相当)。これと同
時に、刈取部2の油圧シリンダ3に作動油を給排操作す
る制御弁21(図1参照)が制御装置20により操作さ
れて、刈取部2が所定量だけ上昇操作されて停止する
(ステップS3)(上昇手段に相当)。この後、図1に
示すように操縦部の操作パネルに備えられた警報ランプ
22が点灯し、警報ブザー23が鳴る(ステップS
4)。これにより、刈取部2のデバイダ5の先端部が圃
場面に突入して機体が停止操作されて、刈取部2が上昇
操作されたことを、作業者が認識することができる。
イダ5の先端部が圃場面に突入すると、圃場面からの抵
抗により図3に示すデバイダ5及び支持フレーム12が
下方に揺動する。そして、この動作がリミットスイッチ
14により検出されてその検出信号が制御装置20に入
力されると(ステップS1)、制御装置20からの操作
信号によりモータ19が作動して、変速レバー16及び
静油圧式無段変速装置15が中立停止位置Nにまで操作
される(ステップS2)(減速手段に相当)。これと同
時に、刈取部2の油圧シリンダ3に作動油を給排操作す
る制御弁21(図1参照)が制御装置20により操作さ
れて、刈取部2が所定量だけ上昇操作されて停止する
(ステップS3)(上昇手段に相当)。この後、図1に
示すように操縦部の操作パネルに備えられた警報ランプ
22が点灯し、警報ブザー23が鳴る(ステップS
4)。これにより、刈取部2のデバイダ5の先端部が圃
場面に突入して機体が停止操作されて、刈取部2が上昇
操作されたことを、作業者が認識することができる。
【0013】〔別実施例〕前述の実施例ではデバイダ5
が圃場面に突入した場合、変速レバー16を中立停止位
置Nにまで操作して機体を停止させているが、デバイダ
5が圃場面に突入した場合に変速レバー16を所定の低
速位置にまで戻し操作して、機体を停止させないように
しても良い。又、デバイダ5の上下揺動により圃場面へ
の突入を検出するのではなく、デバイダ5を前後スライ
ド自在に支持して、デバイダ5の先端部が圃場面に突入
するのに伴い、デバイダ5が後方へ移動するのを検出す
るように構成してもよい。
が圃場面に突入した場合、変速レバー16を中立停止位
置Nにまで操作して機体を停止させているが、デバイダ
5が圃場面に突入した場合に変速レバー16を所定の低
速位置にまで戻し操作して、機体を停止させないように
しても良い。又、デバイダ5の上下揺動により圃場面へ
の突入を検出するのではなく、デバイダ5を前後スライ
ド自在に支持して、デバイダ5の先端部が圃場面に突入
するのに伴い、デバイダ5が後方へ移動するのを検出す
るように構成してもよい。
【0014】デバイダ5が圃場面に突入した場合の刈取
部2の上昇操作を、次のように構成しても良い。図6に
示すように刈取部2のフレーム6に、発信器及び受信器
により圃場面から刈取部2までの高さを検出する超音波
センサー24を備えて、この超音波センサー24の検出
に基づき刈取部2が圃場面から所定高さに維持されるよ
うに、刈取部2を自動的に昇降操作する昇降制御手段を
備えているものがある。この場合に、超音波センサー2
4による高さ検出は所定時間毎に行われており、この高
さ検出が行われる毎に、刈取部2の昇降操作が行われる
ように構成している。図6に示すように圃場面に部分的
に溝等が在る場合、この溝の上方に刈取部2が達して、
超音波センサー24による高さ検出が行われると、高さ
検出に基づき刈取部2が下降操作されて、デバイダ5の
先端部が溝の前の壁部に突入してしまう。このような状
態になると、デバイダ5が下方に揺動してリミットスイ
ッチ14から検出信号が出力され、図1の変速レバー1
6が所定の低速位置にまで戻し操作され、これと同時に
刈取部2を上昇側に操作する操作信号が、図1の制御装
置20から昇降制御手段に連続的に入力される。これに
より、超音波センサー24の高さ検出に関係なく刈取部
2が上昇操作されるのであり、デバイダ5の先端部が溝
の前の壁部から上方に抜けて、リミットスイッチ14か
らの検出信号が停止すると、超音波センサー24及び昇
降制御手段による刈取部2の自動的な昇降操作が再開さ
れるのである。本発明はコンバインばかりでなく、乗用
型バインダーや藺草ハーベスタ等のような刈取収穫機に
も適用できる。
部2の上昇操作を、次のように構成しても良い。図6に
示すように刈取部2のフレーム6に、発信器及び受信器
により圃場面から刈取部2までの高さを検出する超音波
センサー24を備えて、この超音波センサー24の検出
に基づき刈取部2が圃場面から所定高さに維持されるよ
うに、刈取部2を自動的に昇降操作する昇降制御手段を
備えているものがある。この場合に、超音波センサー2
4による高さ検出は所定時間毎に行われており、この高
さ検出が行われる毎に、刈取部2の昇降操作が行われる
ように構成している。図6に示すように圃場面に部分的
に溝等が在る場合、この溝の上方に刈取部2が達して、
超音波センサー24による高さ検出が行われると、高さ
検出に基づき刈取部2が下降操作されて、デバイダ5の
先端部が溝の前の壁部に突入してしまう。このような状
態になると、デバイダ5が下方に揺動してリミットスイ
ッチ14から検出信号が出力され、図1の変速レバー1
6が所定の低速位置にまで戻し操作され、これと同時に
刈取部2を上昇側に操作する操作信号が、図1の制御装
置20から昇降制御手段に連続的に入力される。これに
より、超音波センサー24の高さ検出に関係なく刈取部
2が上昇操作されるのであり、デバイダ5の先端部が溝
の前の壁部から上方に抜けて、リミットスイッチ14か
らの検出信号が停止すると、超音波センサー24及び昇
降制御手段による刈取部2の自動的な昇降操作が再開さ
れるのである。本発明はコンバインばかりでなく、乗用
型バインダーや藺草ハーベスタ等のような刈取収穫機に
も適用できる。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】走行用の変速レバー、刈取部及び油圧シリン
ダ、警報ランプ及び警報ブザー等の連係状態を示す図
ダ、警報ランプ及び警報ブザー等の連係状態を示す図
【図2】デバイダが圃場面に突入した際の制御の流れを
示す図
示す図
【図3】デバイダの支持構造を示す側面図
【図4】デバイダの支持構造を示す背面図
【図5】コンバインの前半部の側面図
【図6】別実施例におけるデバイダ付近の側面図
2 刈取部 5 デバイダ 14 突入センサー
Claims (1)
- 【請求項1】 機体前部に昇降自在に刈取部(2)を備
えて、機体の進行に伴い各作物列の間に入り込んで作物
の株元付近を左右に分けていくデバイダ(5)を、前記
刈取部(2)の前端下部に備えると共に、前記デバイダ
(5)が地面に突入したことを検出する突入センサー
(14)と、前記突入センサー(14)の検出に基づい
て機体の走行速度を減速操作する減速手段と、前記突入
センサー(14)の検出に基づいて前記刈取部(2)を
上昇操作する上昇手段とを備えてある刈取収穫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1512993A JPH06225624A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 刈取収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1512993A JPH06225624A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 刈取収穫機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225624A true JPH06225624A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11880215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1512993A Pending JPH06225624A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 刈取収穫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06225624A (ja) |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1512993A patent/JPH06225624A/ja active Pending
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