JPS5853608Y2 - 操作レバ−の中立位置復帰装置 - Google Patents

操作レバ−の中立位置復帰装置

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Publication number
JPS5853608Y2
JPS5853608Y2 JP8398778U JP8398778U JPS5853608Y2 JP S5853608 Y2 JPS5853608 Y2 JP S5853608Y2 JP 8398778 U JP8398778 U JP 8398778U JP 8398778 U JP8398778 U JP 8398778U JP S5853608 Y2 JPS5853608 Y2 JP S5853608Y2
Authority
JP
Japan
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neutral position
torsion spring
operating lever
lever
operating
Prior art date
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Expired
Application number
JP8398778U
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English (en)
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JPS553305U (ja
Inventor
隆光 数藤
Original Assignee
三菱農機株式会社
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Publication date
Application filed by 三菱農機株式会社 filed Critical 三菱農機株式会社
Priority to JP8398778U priority Critical patent/JPS5853608Y2/ja
Publication of JPS553305U publication Critical patent/JPS553305U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、手をはなす等により操作力を除去すると中立
位置に自動復帰するようにした操作レバーの中立位置復
帰装置に関する。
従来、この種操作レバー1は、第5図に示すように、回
転自在に支持されているレバーシャフト2にV字状の切
欠き2aを設け、該切欠き2aにスプリング3により押
圧されているボール5を接合していた。
しかし、該操作レバー1を大きく回動すると、切欠き2
がボール5より外れてしまうので、大きな操作回動角度
を取ることができなかった。
また、第6図に示すように、操作レバー1′のレバーシ
ャフト2′に、フック6を固定し、該フック6と固定ピ
ン7との間に引張りバネ8を張設したものもある。
しかし、該操作レバー1′は操作回動角度を比較的大き
く取ることができるが、中立位置での操作レバー1′の
保持力がないか、或いは極めて小さく、操作レバー1′
が中立位置で不安定になっていた。
そこで、本考案は、レバーシャフトにその両端に直線部
を有するねじりばねを1個嵌挿し、操作レバーを回動操
作することにより、ねじりばねの一端直線部を機枠に設
けたばね受けに当接し、他端直線部をレバーシャフトに
設けた押え板により共に回動して、ねじりばねに弾発力
を蓄えるように構成し、もって前述欠点を解消した操作
レバーの中立位置復帰装置を提供することを目的とする
ものである。
以下、第1図ないし第4図に基づき、本考案を詳細に説
明する。
操作レバー10は、第1図に示すように、L字状の棒部
材により構成されており、そのレバーシャフト11はコ
字状の機枠12に回転自在に支持されている。
シャフト11の先端はアーム13が固定されており、ア
ーム13はロッド15を介して切換えバルブ16に連結
している。
切換えバルブ16は4ポ一ト3位置切換えよりなり、シ
゛リンダー装置17を伸縮操作し得る。
また、レバーシャフト11のコ字状の機枠12の中間の
両壁12at12b付近にはネジ孔が設けられており、
ネジ孔にポルN8at18bが螺合することにより押え
板20が取付けられている。
また、レバーシャフト11にはその両端に直線部21a
21bを有するねじりばね21が1個嵌挿されており、
ばね21は両端直線部21 a 、 21 bが押え板
20に接合するように保持されている。
一方、機枠12の壁12at12bにはばね受はピン2
2及びばね受はセットボルト23が取付けられており、
ピン22及びボルト23には適度の圧縮状態でねじりば
ね21の両底線部21 a 、2 l bがそれぞれ接
している。
本考案は以上のような構成を有するので、操作レバー1
0を、第3図に示すように中立位置Nから右方向Rに回
動すると、レバーシャフト11に固定されている押え板
20も回動し、押え板20によりねじりばね21の一端
直線部21bも一体に回動する。
この際、ねじりばね21の他端直線部21aはばね受は
ピン22に当接しており、その回動は阻止されているの
で、操作レバー10の回動に伴い、ねじりばね21は巻
かれて弾発力を蓄える。
これにより、アーム13及びロッド15を介して切換え
バルブ16が操作され、シリンダー装置17が縮少する
手を離す等により操作レバー10から操作力を除去する
と、ねじりばね21に蓄えられた弾発力により、一端直
線部21bは前述とは逆方向に回動し、これにより押え
板20及びレバーシャフト11も回動し、操作レバー1
0は中立位置Nに復帰される。
これにより、切換えバルブ16も中立位置になり、シリ
ンダー装置17はその状態に保持される。
反対に、第4図に示すように操作レバー10を中立位置
Nから左方向りに回動すると、前述肉様にレバーシャフ
ト11及び押え板20を介してねじりばね21の一端直
線部21aを回動し、ねじりばね21はセットボルト1
0により回動が阻止されている他端直線部21bとの間
で弾発力を蓄える。
これにより、切換えバルブ16が切換えられ、シリンダ
ー装置17を伸長する。
また、操作レバー10から操作力を除去すると、前述同
様にねじりばね21に蓄えられた弾発力により、操作レ
バー10は中立位置Nに復帰され、これにより切換えバ
ルブ16も中立位置になる。
なお、第2図に示すようにレバーシャフト11に螺合し
ているポルN8a。
18bを両方締込むと、ねじりばね21の直線部21a
、21bとばね受はピン22及びセットボルト23との
間に隙間を設けることができ、これにより操作レバー1
0に遊びを形成し、またその遊び量を調節することがで
きる。
更に、一方のポルN8aを締込み、他方のボルト18b
を緩めると、ピン22とねじりばね21の直線部21a
との間に隙間が生じ、かつその分セットボルト23と直
線部21bとの間で吸収され、従って操作レバー10は
その中立位置をNからN′方向に調節することができる
逆に、一方のポルN8aを緩め、他方のポルN 8bを
締込むと、操作レバー10はその中立位置をNからN′
方向に調節される。
以上説明したように、本考案による操作レバー10によ
れば、1個のねじりばね21の作用反作用により中立位
置に復帰するので、大きな操作回動角度を取ることがで
きると共に、中立位置での保持力を充分に確保すること
ができる。
即ち、第7図に示すように、第5図に示す実施例のもの
を2点鎖線aで示し、また第6図に示す実施例のものを
破線すで示すと、本考案の操作レバー10は実線Cに示
すように、2点鎖線aに比して大きな操作回動角度を得
るととができ、また破線すに比して中立位置で大きな保
持力を得ることができる。
更に、ボルト18at18b等による押え板20の調節
より、操作レバー10の中立位置での遊び量及び中立位
置Nを自由に調節することができる。
また、レバーシャフト11に嵌挿した1個のねじりはね
21で足りるので、簡単な構造でコンパクトに構成する
ことができる。
1個のねじりばね21の弾発力に抗して、操作レバー1
0は中立位置Nから左右位置り、Hに回動するので、操
作レバー10の左右方向への回動操作力は同一になり、
操作レバー10の操作フィーリングが良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を油圧切換え弁に適用した斜視図、第2
図は第1図■−■線による断面図、第3図は操作レバー
を右方向に回動した状態を示す断面図、第4図は操作レ
バーを左方向に回動した状態を示す断面図、第5図及び
第6図は従来の操作レバーを示すそれぞれ異なった例の
断面図、第7図は2個の従来例及び本考案による操作角
とレバー戻し力の関係を示す図である。 10・・・・・・操作レバー 11・・・・・・レバー
シャフト、12・・・・・・機枠、20・・・・・・押
え板、18 a > 18 b・・・・・・ボルト、2
1・・・・・・ねじりばね、21 a 、2 l b・
・・・・・直線部、22,23・・・・・・ばね受け。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)機枠に回動自在に支持されている操作レバーのレ
    バーシャフトに押え板を固定し、また該レバーシャフト
    にその両端に直線部を有するねじりばねを1個嵌挿し、
    更に前記機枠にねじりばねの直線部に当接し得るばね受
    けを設け、前記操作レバーを回動操作することにより、
    前記ねじりばねの一端直線部をばね受けに当接し、他端
    直線部を押え板により共に回動して、前記ねじりばね!
    こ弾発力を蓄えるように構成した操作レバーの中立位置
    復帰装置。
  2. (2)押え板をねじりばねの周外側でボルトにより調節
    自在に固定した前記実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の操作レバーの中立位置復帰装置。
JP8398778U 1978-06-21 1978-06-21 操作レバ−の中立位置復帰装置 Expired JPS5853608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8398778U JPS5853608Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21 操作レバ−の中立位置復帰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8398778U JPS5853608Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21 操作レバ−の中立位置復帰装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS553305U JPS553305U (ja) 1980-01-10
JPS5853608Y2 true JPS5853608Y2 (ja) 1983-12-06

Family

ID=29006264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8398778U Expired JPS5853608Y2 (ja) 1978-06-21 1978-06-21 操作レバ−の中立位置復帰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5853608Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151273A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Chikusui Canycom Inc 無断変速装置の中立保持機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151273A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Chikusui Canycom Inc 無断変速装置の中立保持機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS553305U (ja) 1980-01-10

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