JPS5852497B2 - ケシヨウバン - Google Patents
ケシヨウバンInfo
- Publication number
- JPS5852497B2 JPS5852497B2 JP49110610A JP11061074A JPS5852497B2 JP S5852497 B2 JPS5852497 B2 JP S5852497B2 JP 49110610 A JP49110610 A JP 49110610A JP 11061074 A JP11061074 A JP 11061074A JP S5852497 B2 JPS5852497 B2 JP S5852497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin layer
- aluminum sheet
- steel plate
- adhesive
- melamine resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐クラツク性が優れ、温湿度変化に対し反りの
安定した鋼板基板のメラミン樹脂化粧板である。
安定した鋼板基板のメラミン樹脂化粧板である。
本発明は基板が鋼板１およびアルミニウムシート２から
なり、アルミニウムシートは表面側、即ちメラミン樹脂
層３側に配置されており、アルミニウムシートの表面側
にはメラミン樹脂層および熱硬化性樹脂層４からなり両
者が熱圧により一体化された表面樹脂層を付し、鋼板の
裏面側には裏面樹脂層５を付し、表面樹脂層アルミニウ
ムシート、鋼板および裏面樹脂層は接着層６ 、６’、
６’により強固に一体化された構造である。
なり、アルミニウムシートは表面側、即ちメラミン樹脂
層３側に配置されており、アルミニウムシートの表面側
にはメラミン樹脂層および熱硬化性樹脂層４からなり両
者が熱圧により一体化された表面樹脂層を付し、鋼板の
裏面側には裏面樹脂層５を付し、表面樹脂層アルミニウ
ムシート、鋼板および裏面樹脂層は接着層６ 、６’、
６’により強固に一体化された構造である。
鋼板基板のメラミン樹脂化粧板では表面となるメラミン
樹脂層は加熱時に脱湿による寸法収縮が太きいという性
質に起因し、脱湿時にメラミン樹脂層にクラックを生じ
たり、化粧板の表面側を凹とする反りを生じたりあるい
は表面樹脂層が基板より剥離するという欠点を生じ易い
。
樹脂層は加熱時に脱湿による寸法収縮が太きいという性
質に起因し、脱湿時にメラミン樹脂層にクラックを生じ
たり、化粧板の表面側を凹とする反りを生じたりあるい
は表面樹脂層が基板より剥離するという欠点を生じ易い
。
本発明は表面樹脂層とアルミニウムシートを強固に一体
化することによりこれらの欠点を改良したものである。
化することによりこれらの欠点を改良したものである。
表面樹脂層は例えば７０℃２４時間加熱すると約０．４
％、収縮するが、アルミニウムシートは熱膨張率的２３
．６Ｘ １０−６／’Ｃであり、加熱時に膨張する性質
を有する。
％、収縮するが、アルミニウムシートは熱膨張率的２３
．６Ｘ １０−６／’Ｃであり、加熱時に膨張する性質
を有する。
この性質を有する表面樹脂層とアルミニウムシートを強
固に一体化することにより表面樹脂層の加熱時収縮を減
少させることが本発明の特徴である。
固に一体化することにより表面樹脂層の加熱時収縮を減
少させることが本発明の特徴である。
この際アルミニウムシートの厚さは表面樹脂層の３分の
２乃至４分の１の厚さのシートで好結果が得られる。
２乃至４分の１の厚さのシートで好結果が得られる。
本発明の化粧板を製造するに当っては、メラミン樹脂化
粧含浸紙１乃至２枚およびフェノール樹脂含浸紙数枚を
重ねて熱圧成型し、硬化した表面樹脂層とし、フェノー
ル樹脂含浸紙を必要枚数重ねて熱圧成形し、硬化した裏
面樹脂層とし、表面樹脂層、アルミニウムシート、鋼板
および裏面樹脂層をエポキシ樹脂接着剤あるいは合成ゴ
ム接着剤で接着する２段積層法あるいは必要枚数のフェ
ノール樹脂含浸紙、接着剤、鋼板、接着剤、アルミニウ
ムシート、接着剤、フェノール樹脂含浸紙数枚およびメ
ラミン樹脂化粧含浸紙１乃至２枚を順次載置し、熱圧成
型する１段積層法のいずれの方法も可能である。
粧含浸紙１乃至２枚およびフェノール樹脂含浸紙数枚を
重ねて熱圧成型し、硬化した表面樹脂層とし、フェノー
ル樹脂含浸紙を必要枚数重ねて熱圧成形し、硬化した裏
面樹脂層とし、表面樹脂層、アルミニウムシート、鋼板
および裏面樹脂層をエポキシ樹脂接着剤あるいは合成ゴ
ム接着剤で接着する２段積層法あるいは必要枚数のフェ
ノール樹脂含浸紙、接着剤、鋼板、接着剤、アルミニウ
ムシート、接着剤、フェノール樹脂含浸紙数枚およびメ
ラミン樹脂化粧含浸紙１乃至２枚を順次載置し、熱圧成
型する１段積層法のいずれの方法も可能である。
鋼板およびアルミニウムシートは強固な接着が必要なた
め電解クロム酸処理あるいは化成処理被膜を有する鋼板
かまた、コンディングなどにより表面を荒したアルミニ
ウムシートが本発明の化粧板を得るのに適している。
め電解クロム酸処理あるいは化成処理被膜を有する鋼板
かまた、コンディングなどにより表面を荒したアルミニ
ウムシートが本発明の化粧板を得るのに適している。
本発明の化粧板は耐クラツク性がすぐれ、加熱時の反り
が小さく化粧板各層の接着性が向上したメラミン樹脂化
粧鋼板であり、車両、船舶の天井あるいは壁面の内装材
に用いられる。
が小さく化粧板各層の接着性が向上したメラミン樹脂化
粧鋼板であり、車両、船舶の天井あるいは壁面の内装材
に用いられる。
図は本発明の化粧板の断面構成模式図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 表面樹脂層がメラミン樹脂層３および熱硬化性樹脂
層４よりなり、裏面樹脂層５が熱硬化性樹脂層からなり
、基板が鋼板１および表面樹脂層の３分の２乃至４分の
１の厚さのアルミニウムシート２よりなり、表面樹脂層
とアルミニウムシートが接着層６により強固に接着一体
化され、アルミニウムシート鋼板および裏面樹脂層が接
着層６′。 ６”により強固に接着一体化された構造を有するメラミ
ン樹脂化粧板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49110610A JPS5852497B2 (ja) | 1974-09-27 | 1974-09-27 | ケシヨウバン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP49110610A JPS5852497B2 (ja) | 1974-09-27 | 1974-09-27 | ケシヨウバン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5137972A JPS5137972A (ja) | 1976-03-30 |
| JPS5852497B2 true JPS5852497B2 (ja) | 1983-11-22 |
Family
ID=14540179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49110610A Expired JPS5852497B2 (ja) | 1974-09-27 | 1974-09-27 | ケシヨウバン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852497B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3632837B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2005-03-23 | 住友ベークライト株式会社 | 金属ベースメラミン樹脂化粧板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929382A (ja) * | 1972-07-19 | 1974-03-15 |
-
1974
- 1974-09-27 JP JP49110610A patent/JPS5852497B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4929382A (ja) * | 1972-07-19 | 1974-03-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5137972A (ja) | 1976-03-30 |
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