JPS5852450Y2 - 暖房器 - Google Patents
暖房器Info
- Publication number
- JPS5852450Y2 JPS5852450Y2 JP4094778U JP4094778U JPS5852450Y2 JP S5852450 Y2 JPS5852450 Y2 JP S5852450Y2 JP 4094778 U JP4094778 U JP 4094778U JP 4094778 U JP4094778 U JP 4094778U JP S5852450 Y2 JPS5852450 Y2 JP S5852450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- exhaust pipe
- storage tank
- water storage
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、室内暖房等に用いる暖房器に関する。
従来、この種暖房器として、暖房器本体内に内部のバー
ナを有する熱交換器と、該熱交換器を介して室内空気を
該本体内の通風路に循環させる循環ファンとを収容して
室内の温風暖房を行う式のものは知られるが、該熱交換
器からの燃焼排気はこれに連る排気管を介して高温のま
ま屋外に排出するを一般とし、今だ排気熱の充分な利用
は図られていない。
ナを有する熱交換器と、該熱交換器を介して室内空気を
該本体内の通風路に循環させる循環ファンとを収容して
室内の温風暖房を行う式のものは知られるが、該熱交換
器からの燃焼排気はこれに連る排気管を介して高温のま
ま屋外に排出するを一般とし、今だ排気熱の充分な利用
は図られていない。
即ち第２図に示し、実開昭５１−１１２９５２号公報に
開示されているごとく熱交換器ａに引続く排気筒すの接
続的にバッフルＣを設け、室内を走る排気筒すが短い場
合バッフルＣで排気筒すへの排気の抜けを悪くして熱交
換器ａでの放熱効率を高めるようにしている程度である
。
開示されているごとく熱交換器ａに引続く排気筒すの接
続的にバッフルＣを設け、室内を走る排気筒すが短い場
合バッフルＣで排気筒すへの排気の抜けを悪くして熱交
換器ａでの放熱効率を高めるようにしている程度である
。
ただこの場合、熱交換器に連る側熱交換器を設けて室内
空気との熱交換効率を向上させることが考えられ、更に
排気熱を最近普及し始めた床暖房等に用いる温水放熱器
の熱源として利用すべく、暖房器本体内に温水放熱器に
連る貯水タンクを収容し、該タンクに排気管を挿通して
、排気熱により該タンク内の水を加熱するようにするこ
とも考えられ、更に両者を組合わせて暖房器本体内に側
熱交換器と貯水タンクとの両者を収容し、側熱交換器を
通過した後の残余の排気熱で貯水タンク内の水を加熱す
るようにすることも考えられるが、これでは排気熱が不
足して貯水タンク内の水の充分な加熱が得られない。
空気との熱交換効率を向上させることが考えられ、更に
排気熱を最近普及し始めた床暖房等に用いる温水放熱器
の熱源として利用すべく、暖房器本体内に温水放熱器に
連る貯水タンクを収容し、該タンクに排気管を挿通して
、排気熱により該タンク内の水を加熱するようにするこ
とも考えられ、更に両者を組合わせて暖房器本体内に側
熱交換器と貯水タンクとの両者を収容し、側熱交換器を
通過した後の残余の排気熱で貯水タンク内の水を加熱す
るようにすることも考えられるが、これでは排気熱が不
足して貯水タンク内の水の充分な加熱が得られない。
そこで本考案は、暖房器本体内に上記の如く側熱交換器
と貯水タンクとを収容し、温風暖房時は副交換器に排気
を流して室内空気との熱交換効率を向上させ、且つ温水
暖房を併せて行うときは側熱交換器を通さない高温の排
気を貯水タンク内の排気管に導いて該タンク内の水の加
熱を促進し得るようにした暖房器を提供することをその
目的とするもので、その構成は図示の如く、暖房器本体
１内に、内部のバーナ２を有する熱交換器３と、該熱交
換器３を介して室内空気を該本体１内の通風路４に循環
させる循環ファン５とを収容する式のものにおいて、該
本体１内に外部の温水放熱器６に連る貯水タンク７を収
容し、該貯水タンク７内に前記熱交換器３に連る排気管
８を挿通すると共に、該熱交換器３に連る側熱交換器９
を設けて、該側熱交換器９をこれに連る副排気管９ａに
おいて前記排気管８に接続し、且つ該熱交換器３の該排
気管８と該側熱交換器９との各接続口３ ａ 、３ ｂ
を切換自在に開閉する切換弁１０を設けて戊る。
と貯水タンクとを収容し、温風暖房時は副交換器に排気
を流して室内空気との熱交換効率を向上させ、且つ温水
暖房を併せて行うときは側熱交換器を通さない高温の排
気を貯水タンク内の排気管に導いて該タンク内の水の加
熱を促進し得るようにした暖房器を提供することをその
目的とするもので、その構成は図示の如く、暖房器本体
１内に、内部のバーナ２を有する熱交換器３と、該熱交
換器３を介して室内空気を該本体１内の通風路４に循環
させる循環ファン５とを収容する式のものにおいて、該
本体１内に外部の温水放熱器６に連る貯水タンク７を収
容し、該貯水タンク７内に前記熱交換器３に連る排気管
８を挿通すると共に、該熱交換器３に連る側熱交換器９
を設けて、該側熱交換器９をこれに連る副排気管９ａに
おいて前記排気管８に接続し、且つ該熱交換器３の該排
気管８と該側熱交換器９との各接続口３ ａ 、３ ｂ
を切換自在に開閉する切換弁１０を設けて戊る。
図面で暖房器本体１は、上面の吸気口１ａから前面下側
の送気口１ｂに至る内部の通風路４を備えた枠筐状に形
成するもので、これに収容した循環ファン５の作動によ
れば室内空気が該通風路４に循環送風されて、該通風路
４内に介在させた前記熱交換器３による加温が与えられ
るようにした。
の送気口１ｂに至る内部の通風路４を備えた枠筐状に形
成するもので、これに収容した循環ファン５の作動によ
れば室内空気が該通風路４に循環送風されて、該通風路
４内に介在させた前記熱交換器３による加温が与えられ
るようにした。
該熱交換器３は、下端に給気管１１を接続してこれに介
在させた燃焼用ファン１２の作動に伴う強制給排気が与
えられるものとし、その上端の排気管８と側熱交換器９
とに切換弁１０により各接続口３ ａ 、３ ｂを介し
て切換自在に燃焼排気が流されるようにした。
在させた燃焼用ファン１２の作動に伴う強制給排気が与
えられるものとし、その上端の排気管８と側熱交換器９
とに切換弁１０により各接続口３ ａ 、３ ｂを介し
て切換自在に燃焼排気が流されるようにした。
前記貯水タンク７は、送水管１３と帰水管１４とを介し
て床面等に配設する温水放熱器６に接続するもので、該
帰水管１４に循環ポンプ１５を介在させて、その作動に
より温水放熱器６への循環通水が与えられるようにした
。
て床面等に配設する温水放熱器６に接続するもので、該
帰水管１４に循環ポンプ１５を介在させて、その作動に
より温水放熱器６への循環通水が与えられるようにした
。
尚、該貯水タンク７は熱交換器３の上側において通風路
４の上流側に配設するものとしたが、この場合循環ファ
ン５を逆転し得るようにして、その逆転によれば送気口
１ｂからの室内空気が熱交換器３により加温されて該貯
水タンク７を介して吸気口１ａに送風させるようにした
。
４の上流側に配設するものとしたが、この場合循環ファ
ン５を逆転し得るようにして、その逆転によれば送気口
１ｂからの室内空気が熱交換器３により加温されて該貯
水タンク７を介して吸気口１ａに送風させるようにした
。
次いでその作動を説明するに、主として温風暖房を望む
場合は切換弁１０により排気管８の接続口３ａを閉じて
バーナ２の燃焼を行う。
場合は切換弁１０により排気管８の接続口３ａを閉じて
バーナ２の燃焼を行う。
かくするときは、燃焼排気が熱交換器３から側熱交換器
９に流れ、両者３，９において通風路４に送風される室
内空気との熱交換が与えられ、熱効率の良い温風暖房が
行われる。
９に流れ、両者３，９において通風路４に送風される室
内空気との熱交換が与えられ、熱効率の良い温風暖房が
行われる。
又、切換弁１０の切換えにより排気管８の接続口３ａを
開くと、燃焼排気が側熱交換器９での放熱を受けずに高
温のまま排気管８に流れ、その排気熱により貯水タンク
７内の水の加熱が促進されて、循環ポンプ１５の作動に
よれば温水放熱器６での効果的な床暖房が行われる。
開くと、燃焼排気が側熱交換器９での放熱を受けずに高
温のまま排気管８に流れ、その排気熱により貯水タンク
７内の水の加熱が促進されて、循環ポンプ１５の作動に
よれば温水放熱器６での効果的な床暖房が行われる。
この場合、循環ファン５の逆転によれば、熱交換器３に
より加温された温風が貯水タンク７に作用され、該タン
ク７内の水を一層効率良く加熱出来る。
より加温された温風が貯水タンク７に作用され、該タン
ク７内の水を一層効率良く加熱出来る。
尚、図示のものでは側熱交換器９に連る副排気管１０を
貯水タンク７内において排気管８に接続し、該側熱交換
器９への排気の通気時に該副排き管９ａ及び排気管８に
おいて貯水タンク７内の水の加熱が行われるようにした
が、副排気管９ａを貯水タンク７の下流の排気管８に接
続して側熱交換器９への通気時には該貯水タンク７内の
水の加熱を行わないようにしても良い。
貯水タンク７内において排気管８に接続し、該側熱交換
器９への排気の通気時に該副排き管９ａ及び排気管８に
おいて貯水タンク７内の水の加熱が行われるようにした
が、副排気管９ａを貯水タンク７の下流の排気管８に接
続して側熱交換器９への通気時には該貯水タンク７内の
水の加熱を行わないようにしても良い。
この様に本考案によるときは、温水放熱器６に連る貯水
タンク７に熱交換器３に連る排気管８を挿通すると共に
、該熱交換器３に連る側熱交換器９を設けて、該排気管
８と該側熱交換器９とに切換自在に燃焼排気を流すよう
にしたもので、該排気管８への通気によれば貯水タンク
７内の水の加熱により温水放熱器６における床暖房その
他の暖房を自在に行い得られ、又側熱交換器９への通気
によれば室内空気の加温が促進されて熱効率の良い温風
暖房が行われ、排気熱を充分に利用して多様の暖房を効
率良く行い得られる効果を有する。
タンク７に熱交換器３に連る排気管８を挿通すると共に
、該熱交換器３に連る側熱交換器９を設けて、該排気管
８と該側熱交換器９とに切換自在に燃焼排気を流すよう
にしたもので、該排気管８への通気によれば貯水タンク
７内の水の加熱により温水放熱器６における床暖房その
他の暖房を自在に行い得られ、又側熱交換器９への通気
によれば室内空気の加温が促進されて熱効率の良い温風
暖房が行われ、排気熱を充分に利用して多様の暖房を効
率良く行い得られる効果を有する。
図面第１図は本考案暖房器の１例の截断側面図、第２図
は従来例の截断側面図である。 １・・・・・・暖房器本体、２・・・・・・バーナ、３
・・・・・・熱交換器、３ ａ 、３ ｂ・・・・・・
接続り、４・・・・・・通風路、５・・・・・・循環フ
ァン、６・・・・・・温水放熱器、７・・・・・・貯水
タンク、８・・・・・・排気管、９・・・・・・側熱交
換器、１０・・・・・・切換弁。
は従来例の截断側面図である。 １・・・・・・暖房器本体、２・・・・・・バーナ、３
・・・・・・熱交換器、３ ａ 、３ ｂ・・・・・・
接続り、４・・・・・・通風路、５・・・・・・循環フ
ァン、６・・・・・・温水放熱器、７・・・・・・貯水
タンク、８・・・・・・排気管、９・・・・・・側熱交
換器、１０・・・・・・切換弁。
Claims (2)
- （１）暖房器本体１内に、内部のバーナ２を有する熱交
換器３と、該熱交換器３を介して室内空気を該本体１内
の通風路４に循環させる循環ファン５とを収容する式の
ものにおいて、該本体１内に外部の温水放熱器６に連る
貯水タンク７を収容し、該貯水タンク７に前記熱交換器
３に連る排気管８を挿通すると共に、該熱交換器３に連
る側熱交換器９を設けて、該側熱交換器９をこれに連る
副排気管９ａにおいて前記排気管８に接続し、且つ該熱
交換器３の該排気管８と該側熱交換器９との各接続口３
ａ 、３ ｂを切換自在に開閉する切換弁１０を設け
て戊る暖房器。 - （２）前記貯水タンク７を、前記熱交換器３の上流側の
前記通風路４に配設する式のものにおいて、前記循環フ
ァン５を正転と逆転とに切換自在に回転されるものに構
成して成る実用新案登録請求の範囲第１項記載の暖房器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4094778U JPS5852450Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 暖房器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4094778U JPS5852450Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 暖房器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54144852U JPS54144852U (ja) | 1979-10-08 |
| JPS5852450Y2 true JPS5852450Y2 (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=28910616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4094778U Expired JPS5852450Y2 (ja) | 1978-03-31 | 1978-03-31 | 暖房器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852450Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-31 JP JP4094778U patent/JPS5852450Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54144852U (ja) | 1979-10-08 |
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