JPS5939656B2 - 熱風発生機 - Google Patents

熱風発生機

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Publication number
JPS5939656B2
JPS5939656B2 JP5320279A JP5320279A JPS5939656B2 JP S5939656 B2 JPS5939656 B2 JP S5939656B2 JP 5320279 A JP5320279 A JP 5320279A JP 5320279 A JP5320279 A JP 5320279A JP S5939656 B2 JPS5939656 B2 JP S5939656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
heat transfer
outside air
convection heat
casing
Prior art date
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Expired
Application number
JP5320279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55146350A (en
Inventor
一昭 古屋「しき」
敏郎 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANSHU SANGYO KK
Original Assignee
SANSHU SANGYO KK
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Publication date
Application filed by SANSHU SANGYO KK filed Critical SANSHU SANGYO KK
Priority to JP5320279A priority Critical patent/JPS5939656B2/ja
Publication of JPS55146350A publication Critical patent/JPS55146350A/ja
Publication of JPS5939656B2 publication Critical patent/JPS5939656B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は葉タバコ、イ草などの乾燥機若しくは養蚕、養
豚、養鶏、園芸、育苗などに使用する暖房機・・・等の
熱風発生機に関するものである。
在来の熱風発生機は第1図に示す如(、バーナー燃焼に
よシ火炉20で輻射の伝熱を行ない、そして燃焼ガスは
その後段に設けた煙管群21で対流の伝熱を行なうよう
に燃焼ガス側に往路の回路を設けてあり、この伝熱過程
を終えた燃焼ガスは排ガスとなって煙突22へ導かれ排
出される。
一方被加熱の流体(空気)は煙管群21及び火炉20の
外周部に送風機23て僧職され、対流、接触しながら熱
交換され所定の温度に制御された熱風が乾燥室などへ乾
燥用熱源として送風される。
斯様にこの熱風発生機はバーナーで燃焼した燃焼ガス側
を多回路で構成し、被加熱流体側は通りいっぺんの1p
ass方式である。
従って熱風発生機の本体構造が複雑で大型となり製作コ
スト高となり、しかも縦が複雑であるため該加熱流体(
空気)の抵抗損失が大きくなり送風機の駆動動力が太き
(なるなどの欠点がある。
然るに、本発明は斯る従来品の欠陥を除去し、且つ火炉
の一部分における過熱を防止し、火炉の輻射伝熱面から
被加熱流体である空気に効率よく、且つ均一に熱伝達さ
れ得る熱風発生機を提供せんとするものである。
そこで、本発明者は種々の実験を重ねた結果本発明に到
った。
即ち、本発明は、筒状ケーシング内にその外気吸入口側
に凹窪状対流伝熱部を有する火炉を配設すると共に火炉
とケーシング内壁面との間に突出口に連通ずる輻射加熱
用流路を設け、この火炉の対流伝熱部に整流ノズルで外
気を当て、対流伝熱によシこの外気を加熱し、次にこの
加熱した外気火輻射加熱用流路を流通せしめることによ
り輻射加熱せしめて温風にする構造であり、従来の1p
ass方式に比べ加熱効率が極めて良(なるし、また、
火炉における最も過熱しオーバーヒートし易い対流伝熱
部に整流ノズルで外気を当て、火炉のオーバーヒートを
防止し得るよう忙したものである。
しかも火炉が円筒状で最も加熱温度が高い対流伝熱部に
整流ノズルで外気を集中的に当て、輻射加熱用流路で拡
散する構造であるため、突出口よシ突出される温風は均
一になシ、従来のごとき外気が火炉における加熱温度が
高い部分と低い部分とに対流、接触し加熱温度が区区に
なシ、その加熱温度が区区になった外気がそのまま乾燥
室等に送風されることもない。
更に、整流ノズル、対流伝熱部の形態及び両者の関係を
所定の数直にすることによシ、ケーシング内忙おける被
加熱流体の流通性が良く熱交換の効率が良(なシ、更に
加熱体の加熱温度を一定以下に制御できる。
以下、本発明の実施例を図面にもとすいて説明すると、
第2図は第1発明を葉タバコ乾燥に使用した場合を示し
、図中aは筒状ケーシングで、このケーシングaは葉タ
バコ乾燥室に連設する基礎に設置固定するものであシ、
そのケーシングaの頂部にはダンパー10によって開閉
する外気吸入口1を、また底部には葉タバコ乾燥室に連
通ずる吐出口9を夫々開穿する。
そしてこのケーシングa内の下部に円筒状火炉2を起立
する。
火炉2は、その頂部、即ち外気吸入口1側の側端面に、
凹座状の対流伝熱部2aを設けると共にこの対流伝熱部
2aの上部にケーシングa外に突出せる煙突3を取付け
、且つ火炉2の下部にはバーナー4を装着する。
従って斯る構成にした火炉2は頂部である対流伝熱部2
aの底面に熱負荷がかかり、過熱し易くなる。
また、この火炉2外周壁と、前記ケーシングa内面との
間に防熱製の整流板8を張設して、稀射加熱用流路7を
形成する。
図中5は整流ノズル、6は外気吸入用の送風機を夫々示
し。
整流ノズル5はそのノズル口を前記過熱し易い火炉2内
に向けて配設する。
そして前記火炉2の凹窪状対流伝熱部2aの形状、及び
整流ノズル5のノズル口5b口径、整流ノズル5の対流
伝熱部2a内への挿し込み長さを以下の如くする。
即ち、対流伝熱部2aの深さIf i/対対流熱熱部2
a内径dfi=1.3及至1.7 ノズル口5b口径d u t d n/対対流熱熱部2
a内径dfi二05及至0.7 整流ノズル50対流伝熱部2a内への挿入長さl n/
対対流熱熱部2a内径dfi=03及至0.6にする。
そして、整流ノズル5の挿入長さinと対流伝熱部2a
底而の温度twとの関係は第9図に示す如くである(d
fi=370朋の場合)。
依って、この表から整流ノズル5の挿入長さは150m
mが適当であることがわかる。
従って、凹窪状対流伝熱部2aの形状等を叙上の如(す
ることによシ、整流ノズル5のノズル口5bより吐出さ
れた外気は、縮流後回復して(この回復部が対流伝熱部
2a内径difの75係)、対流伝熱部2a底面に突き
当り、該部2a内側面に沿って反転して輻射加熱用流路
7に流入する。
つまシ、対流伝熱部2a内に送風された外気は対流伝熱
部2a底面に突き当り反転した際、対流伝熱部2a内に
送風された外気と衝突することなく整然と流通し、熱交
換が行なわれる。
また所定量の外気が所定圧で対流伝熱部2aの底面に接
触するため、該底面の温度は350°C以下に制御され
る。
而して凹座状の対流伝熱部2a形状等を上記数置以外に
すると、ノズル口5bよシ吐出された外気が対流伝熱部
2a底面に突き当シ異常音(騒音)が発生し、乱流が起
る。
また、外気が対流伝熱部2a底面に突き当らない場合に
は、対流伝熱部2a底面の冷却効果が悪(、核部が過熱
し、また伝熱効率が悪(なる。
斯して、送風機6の駆動によシ外気吸入口1からケーシ
ングa内に吸入れされた外気は整流ノズル5によって矢
印の如(対流伝熱部2a内に送風されて加熱され、更に
輻射加熱用流路7を通過することにヨシ火炉2の輻射熱
で加温されて温風となり乾燥室内に送風される。
図中11は乾燥室の循環口で、この循環口11よシ乾燥
終了後の空気をケーシングa内に吸入し加熱して再度加
熱用熱源に供されるものである。
第3図及至第7図は第2発明に係る熱風発生機を葉タバ
コ乾燥に利用したものを示す。
即ち前記第1実施例における整流ノズル50基部に整流
通気口5aを開口したものであり、この整流通気口5a
から全送風量の60%〜80%程度が通風できるように
し、残りをノズル口5bから吐出されるようにする。
またこの整流通気口5aから0通風が直接輻射加熱用流
路7へ送風されるような位置に整流通気口5aを開口す
る。
そしてノズル口5bからの通過風量と対流伝熱部2a底
面の温度との関係は第10図に示す如くである。
(d n=250mm* d f i =370mmの
場合)依って、この表よりノズル口5bよりの最適風量
は20%〜40%であることが判明する。
従って、ノズル口5bよりの通風量を小にすることによ
り、ノズルによる抵抗損失を減少せしめて送風機の出力
低下及び騒音の発生を防止する。
斯してノズル口5bから送風された外気は対流伝熱部2
aに突き当り加熱された後、整流通気口5aからの送風
と合流して輻射加熱用流路7内に送風される。
そしてこの流路7を通過する際、火炉2の輻射熱で加熱
されて温風となって吐出口9から葉タバコ乾燥室A内に
送風される。
一方、バーナー4の燃焼によシ、火炉2外周壁で輻射伝
熱を行い、対流伝熱部2aで対流伝熱7行い、この伝熱
過程を終了した燃焼ガスは排ガスとなって煙突3へ導入
されて排出される。
そして第7図は葉タバコ蟻状態を示すものである。
第8図は第2発明に係る熱風発生機を・・ウス園芸に使
用した場合を示すものである。
即ち機体を横倒して外気吸入口1をケーシングaの一側
面に設け、他側面にバーナー4を装着し、更に吐出口9
を上方に向けたものである。
斯様にバーナー4の火炎を対流伝熱部2aに向けたもの
においては該伝熱W2aのオーバーヒートな防止するた
めノズル口5bよりの通風針を前記実施例よシ大にせし
める。
第1発明は斜上の如(構成であるから、整流ノズルによ
って外気が火炉の凹窪状対流伝熱部に整然とリバースタ
ーンして加熱され、更に火炉外周壁の輻射熱によって加
熱されるため、従来の1pass方式に較べ熱交換率が
極めて良い。
更に凹窪状対流伝熱部に牧人外気は適圧で突き当るため
騒音が発生する虞れがない。
しかも、高温燃焼ガスが滞留する火炉の対流伝熱部に外
気が整流ノズルによって、送風されるため、この対流伝
熱部の異常昇温を防止し核部の加熱、焼損を防止し火炉
の耐久性を向上し得ると共に、核部に・牧人外気が送風
されるため、核部の熱が効率良く且つ均一に熱伝達され
る。
更に火炉は円筒体でその一側面に凹窪状対流伝熱部を設
けた構造であるから、構造が極めて簡単で低原価で提供
できる。
更に第2発明は、第1発明の効果に加えて外気の大部分
は整流ノズルの通気口よシ、火炉の外周i壁に沿って設
けた輻射加熱用流路に直接送風され、他はノズル口が対
流伝熱部に送風されて、通気口から送風される通風と合
流するため、外気の摩擦抵抗が小になる。
斯して外気吸入用の送風機の駆動動力が小ですむし、そ
の出力の低下を防止でき。
且つ所定の静圧が得られる。
また、外気は整然と送風されるため、外気吸入に際して
発生する異常騒音も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の熱風発生機を示し、第2図及至第8図
は本発明の実施例を示し、第2図は第1発明の一部を切
欠して示す縦断面図、第3図及至第8図は第2発明を示
し、第3図は一部切欠縦断面図、第4図はX−X線に沿
える断面図、第5図はyy線に沿える断面図、第6図は
葉タバコ乾燥室Aに設置した場合を一部切欠して示す平
面図、第7図はその一部切欠して示す正面図、第8図は
他の実施例の一部切欠縦断面図、第9図は整流ノズルの
挿入長、さと対流伝熱部底面の温度との関係を示すグラ
フ、第10図は整流ノズルからの通過風量と対流伝熱部
底面の温度との関係を示すグラフである。 図中、1は外気吸入口、2は火炉、2aは火炉の対流伝
熱部、3は煙突、4はバーナー、5は整流ノズル、5a
は整流通風口、6は送風機を夫々示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長手方向の一側面に外気吸入口を、その外気吸入口
    の反対側面に吐出口を有する筒状ケーシングと、このケ
    ーシング内に配設する両開放端が閉口されている円筒状
    火炉と、この火炉と外気吸入口との間に設ける送風機及
    び吐出口が断面円形状の整流ノズルとから構成し、前記
    火炉はその整流ノズル側に平面円形状の凹窪状対流伝熱
    部を設けると共に該対流伝熱部側の外周壁にケーシング
    外より煙突を連接し且つその反対側の火炉にバーナを挿
    込み、更にこの火炉とケーシング内壁面との間に吐出口
    に連通ずる輻射加熱用流路を設け、前記整流ノズルは前
    記火炉の対流伝熱部の内径(dfi)に対して0.3及
    至0.6対流伝熱部内に挿し込んでなることを特徴とす
    る熱風発生機。
JP5320279A 1979-04-28 1979-04-28 熱風発生機 Expired JPS5939656B2 (ja)

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JP5320279A JPS5939656B2 (ja) 1979-04-28 1979-04-28 熱風発生機

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JPS55146350A JPS55146350A (en) 1980-11-14
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4557249A (en) * 1985-01-25 1985-12-10 Sundstrand Heat Transfer, Inc. Compact high efficiency furnace
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CN102266114B (zh) * 2011-07-13 2013-03-20 江西省烟叶科学研究所 一种砖混结构气流下降式密集烤房

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