JPS5851654Y2 - 動力一輪車の車輪 - Google Patents
動力一輪車の車輪Info
- Publication number
- JPS5851654Y2 JPS5851654Y2 JP12911981U JP12911981U JPS5851654Y2 JP S5851654 Y2 JPS5851654 Y2 JP S5851654Y2 JP 12911981 U JP12911981 U JP 12911981U JP 12911981 U JP12911981 U JP 12911981U JP S5851654 Y2 JPS5851654 Y2 JP S5851654Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- wheel
- transmission
- wheeled vehicle
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は動力−輪車が重心の偏りにより直進性を害さ
れるのを防ぐための動力−輪車の車輪に関する。
れるのを防ぐための動力−輪車の車輪に関する。
周知のように、動力−輪車1は、一般にはエンジン3の
駆動力を一輪の車輪2の一側方に設けた変速機6によっ
て車軸7に伝達している。
駆動力を一輪の車輪2の一側方に設けた変速機6によっ
て車軸7に伝達している。
このため、動力−輪車1の重心Gは変速機6の重さによ
り車輪2の変速機6を設けた側に偏っていて、車輪20
両側方に突出し車台に枢支される車軸7に均等に荷重が
川からす、変速機6側に突出した車軸7の方に多くの荷
重が捌かつている。
り車輪2の変速機6を設けた側に偏っていて、車輪20
両側方に突出し車台に枢支される車軸7に均等に荷重が
川からす、変速機6側に突出した車軸7の方に多くの荷
重が捌かつている。
このような動力−輪車1を走行させると、第1図に示す
ように、回転する車輪2は変速機6側へ曲ろうとするの
で、従来の動力−輪車1の操従者は、常に変速機6の反
対側に曲るような操作をかじ取−・ンドル5に少しずつ
加えながら操縦しなければ直進することができず、操従
者にとってわずられしいのみならず作業の疲労を増す原
因にもなっていた。
ように、回転する車輪2は変速機6側へ曲ろうとするの
で、従来の動力−輪車1の操従者は、常に変速機6の反
対側に曲るような操作をかじ取−・ンドル5に少しずつ
加えながら操縦しなければ直進することができず、操従
者にとってわずられしいのみならず作業の疲労を増す原
因にもなっていた。
この考案はこのような事情に鑑みなされたものであって
、車輪2を鉛直線に対して一方に傾くように取り付けた
動力−輪車1を走行させると、第2図に示すように、回
転する車輪2は傾げた方へ曲ろうとする性質があるとい
うことを利用して、動力−輪車1の車輪2を変速機6の
反対側に傾くように取り付けることにより重心Gの偏り
による変速機6側に曲ろうとする力を車輪2の傾きによ
る反対側に曲ろうとする力で相殺し、重心Gの偏りによ
り直進性が害されるのを防ぎ得る動力−輪車1を提供す
ることを目的とする。
、車輪2を鉛直線に対して一方に傾くように取り付けた
動力−輪車1を走行させると、第2図に示すように、回
転する車輪2は傾げた方へ曲ろうとする性質があるとい
うことを利用して、動力−輪車1の車輪2を変速機6の
反対側に傾くように取り付けることにより重心Gの偏り
による変速機6側に曲ろうとする力を車輪2の傾きによ
る反対側に曲ろうとする力で相殺し、重心Gの偏りによ
り直進性が害されるのを防ぎ得る動力−輪車1を提供す
ることを目的とする。
この考案の実施例を図面の記載に基づいて説明する。
動力−輪車1は、第3〜4図に示すように、一般には、
一輪の車輪2の後方にエンジン3を設置しこれらの上方
に荷台4を設けこの荷台4の後方にかじ取−・ンドル5
を設けた歩行用の運搬車であるが、軽作業用の動力車や
トレーラを連結し乗用とするもの等、動力を有する一輪
車であれば何れの形式であってもこの考案を実施するこ
とが可能である。
一輪の車輪2の後方にエンジン3を設置しこれらの上方
に荷台4を設けこの荷台4の後方にかじ取−・ンドル5
を設けた歩行用の運搬車であるが、軽作業用の動力車や
トレーラを連結し乗用とするもの等、動力を有する一輪
車であれば何れの形式であってもこの考案を実施するこ
とが可能である。
変速機6は、この車輪2の一側方に設けられ、車輪2の
同じ一側方側に突出させた車軸Iにエンジン3の駆動力
を伝えるものであり、変速機構や減速機構、クラッチ等
を含む動力伝達装置である。
同じ一側方側に突出させた車軸Iにエンジン3の駆動力
を伝えるものであり、変速機構や減速機構、クラッチ等
を含む動力伝達装置である。
車輪2は、動力−輪車1が正しく支持された状態で正面
から見て、鉛直線に対して変速機6を設けた側と反対側
に傾くように取り付けられている。
から見て、鉛直線に対して変速機6を設けた側と反対側
に傾くように取り付けられている。
尚、この車輪2ば、通常の操縦性を確保するために動力
−輪車1の車体の形の上での左右対称面である見損けの
中心線A上で地面と接するように取り付けるので、第5
図に示すように、進行方向の鉛直面であるこの見担げの
中心線Aに対して接地点を中心に上方が角度θで変速機
60反対側に傾くことになるが、動力−輪車1の重心G
はまだ見摺けの中心線Aよりも変速機6側に在り、この
車輪2を傾けることによって動力−輪車1の重心Gの位
置を見損けの中心線A上に移動させることを目的とする
訳ではない。
−輪車1の車体の形の上での左右対称面である見損けの
中心線A上で地面と接するように取り付けるので、第5
図に示すように、進行方向の鉛直面であるこの見担げの
中心線Aに対して接地点を中心に上方が角度θで変速機
60反対側に傾くことになるが、動力−輪車1の重心G
はまだ見摺けの中心線Aよりも変速機6側に在り、この
車輪2を傾けることによって動力−輪車1の重心Gの位
置を見損けの中心線A上に移動させることを目的とする
訳ではない。
また、この車輪2を傾げることにより車軸7も、動力−
輪車1の進行方向に対しては直角のままであるが、水平
方向に対して変速機6側が斜め上方を向き反対側が斜め
下方を向いて傾くことになり、この車軸7をこのように
傾げて動力−輪車1の車台に枢支することにより車輪2
を傾げて取り付けることになる。
輪車1の進行方向に対しては直角のままであるが、水平
方向に対して変速機6側が斜め上方を向き反対側が斜め
下方を向いて傾くことになり、この車軸7をこのように
傾げて動力−輪車1の車台に枢支することにより車輪2
を傾げて取り付けることになる。
車軸7をこのように傾げて動力−輪車1の車台に枢支す
るためには、エンジン3及び変速機6も一体として車台
に傾げて取り付けることもできるが、車輪2の傾きの角
度θは僅かなので変速機6内のチェーン又はベルト伝動
機構等で吸収するようにしてもよい。
るためには、エンジン3及び変速機6も一体として車台
に傾げて取り付けることもできるが、車輪2の傾きの角
度θは僅かなので変速機6内のチェーン又はベルト伝動
機構等で吸収するようにしてもよい。
尚、車輪2の傾きの角度θは、動力−輪車1の重量や重
心Gの偏りの程度等により異なるが、第5図では説明の
ために実際よりも大きな角度に表わしている。
心Gの偏りの程度等により異なるが、第5図では説明の
ために実際よりも大きな角度に表わしている。
上記のように構成されたこの考案によると、動力−輪車
1を前方に走行させる際に車輪2には、第1図に示すよ
うな重心Gの偏りによる変速機6側に曲ろうとする力と
第2図に示すような車輪2の傾きによる反対側に曲ろう
とする力が働き、これらの力が互いに相殺することによ
り動力−輪車1の直進性が保たれる。
1を前方に走行させる際に車輪2には、第1図に示すよ
うな重心Gの偏りによる変速機6側に曲ろうとする力と
第2図に示すような車輪2の傾きによる反対側に曲ろう
とする力が働き、これらの力が互いに相殺することによ
り動力−輪車1の直進性が保たれる。
そして、この動力−輪車1の走行中は、重心Gの偏りに
より動力−輪車1を変速機6側に倒そうとする力が進路
を曲げようとする力に変わり相殺されることになるので
、かじ取・・ンドル5の変速機6側が重くなり操縦し難
いということもない。
より動力−輪車1を変速機6側に倒そうとする力が進路
を曲げようとする力に変わり相殺されることになるので
、かじ取・・ンドル5の変速機6側が重くなり操縦し難
いということもない。
尚、重心Gの偏りにより直進性が害されることは真っ直
ぐ取り付けた車輪2を車軸7方向の変速機6側に平行移
動し重心Gを車輪2の接地点を通る進行方向の鉛直面と
一致させることによっても防止し得るが、この場合は車
輪2の接地点が動力−輪車1の見捌けの中心線Aからず
れて取り付けられることになるので操作性が却って悪く
なり不適当である。
ぐ取り付けた車輪2を車軸7方向の変速機6側に平行移
動し重心Gを車輪2の接地点を通る進行方向の鉛直面と
一致させることによっても防止し得るが、この場合は車
輪2の接地点が動力−輪車1の見捌けの中心線Aからず
れて取り付けられることになるので操作性が却って悪く
なり不適当である。
以上説明したようにこの考案は、動力−輪車1の停止中
は重心Gが偏っているので変速機6側のかじ取バンドル
5が多少重くなるが、この動力−輪車1が一旦走行を始
めれば重心Gの偏りによる力が相殺され直進性が害され
ることなく重心Gに偏りのない一輪車と同様の操縦性を
得ることができるので、動力−輪車1の操縦が楽になる
。
は重心Gが偏っているので変速機6側のかじ取バンドル
5が多少重くなるが、この動力−輪車1が一旦走行を始
めれば重心Gの偏りによる力が相殺され直進性が害され
ることなく重心Gに偏りのない一輪車と同様の操縦性を
得ることができるので、動力−輪車1の操縦が楽になる
。
第1図は重心が偏った動力−輪車の走行性を説明するた
めの説明平面図、第2図は車輪が傾いた動力−輪車の走
行性を説明するための説明平面図、第3図はこの考案の
動力−輪車の側面図、第4図は同じく正面図、第5図は
この考案を説明するための説明正面図をそれぞれ示す。 1・・・動力−輪車、2・・・車輪、3・・・エンジン
、6・・・変速機、7・・・車軸、A・・・見損げの中
心線、G・・・重心、θ・・・傾きの角度。
めの説明平面図、第2図は車輪が傾いた動力−輪車の走
行性を説明するための説明平面図、第3図はこの考案の
動力−輪車の側面図、第4図は同じく正面図、第5図は
この考案を説明するための説明正面図をそれぞれ示す。 1・・・動力−輪車、2・・・車輪、3・・・エンジン
、6・・・変速機、7・・・車軸、A・・・見損げの中
心線、G・・・重心、θ・・・傾きの角度。
Claims (1)
- エンジンの駆動力を一輪の車輪の一側方に設けた変速機
によって車軸に伝える動力−輪車において、この車輪を
鉛直線に対して変速機を設けた側と反対側に傾くように
取り付けたことを特徴とする動力−輪車の車輪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12911981U JPS5851654Y2 (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 動力一輪車の車輪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12911981U JPS5851654Y2 (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 動力一輪車の車輪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5833365U JPS5833365U (ja) | 1983-03-04 |
JPS5851654Y2 true JPS5851654Y2 (ja) | 1983-11-24 |
Family
ID=29922794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12911981U Expired JPS5851654Y2 (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 動力一輪車の車輪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851654Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2551899Y2 (ja) * | 1990-05-30 | 1997-10-27 | 株式会社共立 | 単輪駆動作業機械 |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP12911981U patent/JPS5851654Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5833365U (ja) | 1983-03-04 |
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